◆◇◆
時刻は5時に差し掛かる頃。
幻夢コーポレーションに入ったギラ・ハスティー達は4人揃って息を切らせ、階段を駆け上がっていた。
彼らを追うように蟲と人を掛け合わせたような怪人や人の頭を巨大なベルに挿げ替えたような怪人がひしめき合い、階段を埋め尽くさんばかりに4人を追い回す。
幻夢コーポレーションに入ったギラ・ハスティー達は4人揃って息を切らせ、階段を駆け上がっていた。
彼らを追うように蟲と人を掛け合わせたような怪人や人の頭を巨大なベルに挿げ替えたような怪人がひしめき合い、階段を埋め尽くさんばかりに4人を追い回す。
「今何階だ?」
「そ……そろそろ20階くらい」
「社長室も多分そのあたりだ!一気に進めるぞ!!」
「そ……そろそろ20階くらい」
「社長室も多分そのあたりだ!一気に進めるぞ!!」
殿を務めるパラドが目の前の怪人を殴り飛ばし、階段をゴロゴロと転がり落ちる様に追いかける者たちの動きが止まる。
追いかける雑魚どもが怯んだ瞬間に、戦闘を走っていたユフィリアが開いた非常扉に、4人は一気に駆け込んだ。
追いかける雑魚どもが怯んだ瞬間に、戦闘を走っていたユフィリアが開いた非常扉に、4人は一気に駆け込んだ。
しっかりと占めて鍵までかけた非常扉を叩く無数のノックをよそに、4人は変身を解いて顔を見合わせる。
そろって汗でぐっしょりに濡れ髪が張り付いていた。
道中ドロップしたスポーツドリンクを一気に飲み干すと、ギラは生き返ったように大きく息を吐いた。
そろって汗でぐっしょりに濡れ髪が張り付いていた。
道中ドロップしたスポーツドリンクを一気に飲み干すと、ギラは生き返ったように大きく息を吐いた。
「まさか幻夢コーポレーションがモンスターの巣窟だとはな。
元々こんな施設ってわけじゃないんだろ?」
「俺が知ってる限りじゃ普通のデカい会社だよ。
入り口の奴ら以外に妨害くらいあるとは思ったが、まさか幻夢コーポレーションそのものがダンジョンになっちまってるとは想定外だ。」
元々こんな施設ってわけじゃないんだろ?」
「俺が知ってる限りじゃ普通のデカい会社だよ。
入り口の奴ら以外に妨害くらいあるとは思ったが、まさか幻夢コーポレーションそのものがダンジョンになっちまってるとは想定外だ。」
2時間前、幻夢コーポレーションに突撃した時が遠い昔のように4人には思えてくる。
会社の番人ともいうべきコラボスバグスター並びに仮面ライダーゲンムが召喚したライダーは、徘徊してる連中よりはAIの性能は高かったが、ギラやユフィリアを要するこのPT相手ではさして苦戦する敵ではなかった。
戦い自体は存外あっさりと決着し、意気揚々と乗り込んだ4人を待っていたのは、幻夢コーポレーション1階エントランスを埋め尽くす戦闘員や雑魚モンスターの群れだった。
1階だけではない、2階にも3階にもその上にも大量の怪人が陣取っているうえに、エレベーターはどれだけボタンを押してもうんともすんとも動かない。
結果として2時間ほど、無限湧きする雑魚どもを狩りながら階段を駆け上がる耐久ゲーを強いられていたのが今の彼らである。
倒した数で言えば4人合わせて100に届くかもしれない。1体1体は取るに足らないもののそれだけの長時間戦闘(プレイ)は全員未経験だ。
ついでに言えば内部構造が弄られているのかフロアを通過しないと上り階段がない部屋も多かった。社長室や開発室など重要そうな部屋は上階に隔離されているのかパラドの知る場所には1つもなかった。
逆に言えば幻夢コーポレーションに何かあるとにらんだパラドの推測がどんどん信憑性を増しているという事でもある。
そうでもないとモンスターハウスに二時間閉じ込められるモチベーションは誰一人として維持できなかっただろうという言葉を、流石のパラドも口にはしなかった。
会社の番人ともいうべきコラボスバグスター並びに仮面ライダーゲンムが召喚したライダーは、徘徊してる連中よりはAIの性能は高かったが、ギラやユフィリアを要するこのPT相手ではさして苦戦する敵ではなかった。
戦い自体は存外あっさりと決着し、意気揚々と乗り込んだ4人を待っていたのは、幻夢コーポレーション1階エントランスを埋め尽くす戦闘員や雑魚モンスターの群れだった。
1階だけではない、2階にも3階にもその上にも大量の怪人が陣取っているうえに、エレベーターはどれだけボタンを押してもうんともすんとも動かない。
結果として2時間ほど、無限湧きする雑魚どもを狩りながら階段を駆け上がる耐久ゲーを強いられていたのが今の彼らである。
倒した数で言えば4人合わせて100に届くかもしれない。1体1体は取るに足らないもののそれだけの長時間戦闘(プレイ)は全員未経験だ。
ついでに言えば内部構造が弄られているのかフロアを通過しないと上り階段がない部屋も多かった。社長室や開発室など重要そうな部屋は上階に隔離されているのかパラドの知る場所には1つもなかった。
逆に言えば幻夢コーポレーションに何かあるとにらんだパラドの推測がどんどん信憑性を増しているという事でもある。
そうでもないとモンスターハウスに二時間閉じ込められるモチベーションは誰一人として維持できなかっただろうという言葉を、流石のパラドも口にはしなかった。
「つ……疲れたぁ。」
「時折こういう敵のいないフロアがあるのが救いですね。」
「休憩しろってことだろ。
羂索もヒースクリフも、参加者のスタミナが無限だと考えるほど雑なバランス調整はしてねえらしい。」
「まあ、その休憩エリアも10分もしたらNPCモンスターが出てくるんですけどね……」
「10分休めりゃ上等だ。」
「時折こういう敵のいないフロアがあるのが救いですね。」
「休憩しろってことだろ。
羂索もヒースクリフも、参加者のスタミナが無限だと考えるほど雑なバランス調整はしてねえらしい。」
「まあ、その休憩エリアも10分もしたらNPCモンスターが出てくるんですけどね……」
「10分休めりゃ上等だ。」
ひと際体力に乏しいまふゆがぜーぜーと息を切らせ、ユフィリアが空けたペットボトルの中身を勢いよく飲み干していく。
ちなみにギラやまふゆが呑んでいるペットボトルは、幻夢コーポレーションに出てきた戦闘員からのドロップ品だ。
ご丁寧に中の雑魚どもからは水やエネルギー補給食、あるいは使い切りの回復アイテムくらいしかドロップせず。やたらと削られた体力のわりにドロップ品としての成果はないに等しい。
ちなみにギラやまふゆが呑んでいるペットボトルは、幻夢コーポレーションに出てきた戦闘員からのドロップ品だ。
ご丁寧に中の雑魚どもからは水やエネルギー補給食、あるいは使い切りの回復アイテムくらいしかドロップせず。やたらと削られた体力のわりにドロップ品としての成果はないに等しい。
とはいえそのドロップ内容は、今の彼らのように雑魚どもを叩きのめして駆け上がるという状況が、”正規ルート”であることと同義であり。
走って、倒して、休んで、また走ってを繰り返した彼らが目的の場所に辿り着いていることに、幻夢コーポレーションの内部を知るパラドが真っ先に気づいた。
走って、倒して、休んで、また走ってを繰り返した彼らが目的の場所に辿り着いていることに、幻夢コーポレーションの内部を知るパラドが真っ先に気づいた。
「それに、多分このフロアにNPCモンスターは出てこねえ。」
ニヤリと人懐っこい笑みを浮かべ、親指で背後を指し示す。
ガラス張りの巨大な部屋。幻夢コーポレーションのロゴマークが貼られた部屋をパラドはよく知っている。
ガラス張りの巨大な部屋。幻夢コーポレーションのロゴマークが貼られた部屋をパラドはよく知っている。
「幻夢コーポレーションの社長室だ。
ちょっと休んだら乗り込むぞ。こんだけ苦労しといてなんも無し、ってことはないだろうしな。」
ちょっと休んだら乗り込むぞ。こんだけ苦労しといてなんも無し、ってことはないだろうしな。」
◆
初めの違和感はガラス張りの社長室の中身が全く見えないことだった。
曇りガラスにすげかわっているというわけでもない。まるでゲームの設定エリアを隠しているように、社長室の壁から奥を見ようとしても靄のようなものが視界を埋め尽くしているのだ。
まるで自分たちにはその奥を覗き見る権限がないのだと、そう言われたように思える薄い違和感は、社長室の入り口前に置き去りされているモノを見て確信に変わった。
まるで自分たちにはその奥を覗き見る権限がないのだと、そう言われたように思える薄い違和感は、社長室の入り口前に置き去りされているモノを見て確信に変わった。
仮面ライダーゲンム……おそらく入り口に姿を見せ、ガシャットを巧みに操ったNPCが、袈裟切りになって死んでいた。
これには流石のパラドも、怪訝な顔を浮かべずにはいられなかった。
これには流石のパラドも、怪訝な顔を浮かべずにはいられなかった。
「なんだと……?」
パラドの推測では、この殺し合いにはどういう形であれ檀黎斗が関わっている。バグスターウイルスがシステムの根幹をなしている以上、パラドにしてみればいないほうが不自然だ。
だからNPCの仮面ライダーゲンムを見かけたとき、パラドは自分の推測が間違っていない証明のように思っていた。幻夢コーポレーションにいる仮面ライダーゲンムなど、パラドにしてはできすぎなくらいしっくるくる。
あの仮面ライダーゲンム……あるいはそれを操る檀黎斗が残した”何か”こそ、幻夢コーポレーションにあるだろう報酬を手に入れるまでの最後の関門だろうと確信さえしていたし、休憩中に他の3人にもそうはっきりと伝えていた。
だからNPCの仮面ライダーゲンムを見かけたとき、パラドは自分の推測が間違っていない証明のように思っていた。幻夢コーポレーションにいる仮面ライダーゲンムなど、パラドにしてはできすぎなくらいしっくるくる。
あの仮面ライダーゲンム……あるいはそれを操る檀黎斗が残した”何か”こそ、幻夢コーポレーションにあるだろう報酬を手に入れるまでの最後の関門だろうと確信さえしていたし、休憩中に他の3人にもそうはっきりと伝えていた。
「……悪いみんな、もしかしたら俺の推測は、間違っていたかもしれねえ。」
だがだとしたらこの死体は異様だ。
あの高慢ちきで自尊心の塊のような男が、己の分身たる仮面ライダーゲンムをNPCとはいえこんなモブ同然に始末するだろうか? ありえない。
全部が全部予想の裏とまでは言わないが、檀黎斗が居るとしたら起こらないだろう事態に、パラドの顔から笑顔が消えた。
あの高慢ちきで自尊心の塊のような男が、己の分身たる仮面ライダーゲンムをNPCとはいえこんなモブ同然に始末するだろうか? ありえない。
全部が全部予想の裏とまでは言わないが、檀黎斗が居るとしたら起こらないだろう事態に、パラドの顔から笑顔が消えた。
「檀黎斗が関与してるってとこまで疑ってはいないけど、奴が全ての黒幕みたいな分かりやすい話じゃなくなりそうだ。」
「どちらにしても、この奥に入らないと始まらないだろうし。僕が開けようか?」
「いや俺がやる。
何かしらの罠や不意打ちがある可能性もあるし、そうなるとバグスターである俺が一番生存率が高いだろうしな。」
「どちらにしても、この奥に入らないと始まらないだろうし。僕が開けようか?」
「いや俺がやる。
何かしらの罠や不意打ちがある可能性もあるし、そうなるとバグスターである俺が一番生存率が高いだろうしな。」
死の恐怖を忘れられない中、そんならしくない提案をしたのは自分の中に芽生えた違和感を拭うためか。
深呼吸の後社長室の扉を開けたパラドだが、思っていたような罠や攻撃の類はまるでなかった。
肉体的には無傷。部屋の内装もパラドのよく知る幻夢コーポレーション社長室。
唯一予想と外れていたのは、その中心にある社長席に座っていたのは、やはりというか檀黎斗ではなかった。
深呼吸の後社長室の扉を開けたパラドだが、思っていたような罠や攻撃の類はまるでなかった。
肉体的には無傷。部屋の内装もパラドのよく知る幻夢コーポレーション社長室。
唯一予想と外れていたのは、その中心にある社長席に座っていたのは、やはりというか檀黎斗ではなかった。
「来るならば君かグラファイトだとは思っていたが。……想定していたよりずいぶんと多いし早い。
この建物のNPCの数は生存している五道化の数で決定されるからね。正面突破するとなれば五道化を3人は倒さないと攻略できない想定だったんだが。
羂索とクルーゼのせいで参加者の戦力アベレージが私の想定を超えてしまっているらしい。嘆かわしいことだ。」
この建物のNPCの数は生存している五道化の数で決定されるからね。正面突破するとなれば五道化を3人は倒さないと攻略できない想定だったんだが。
羂索とクルーゼのせいで参加者の戦力アベレージが私の想定を超えてしまっているらしい。嘆かわしいことだ。」
社長席に座する男がくたびれた目を4人に向けた。
研究者然としたその顔を4人はよく知っている。2回目の放送にその姿を晒した、3人の元凶が1人。
研究者然としたその顔を4人はよく知っている。2回目の放送にその姿を晒した、3人の元凶が1人。
「……茅場晶彦。」
まさかこんなところで出くわすとは想定外だと、パラドは声を震わせる。
警戒心を露にするその様子に茅場は満足そうに頷いて、改めて来訪者たちを一人ずつじっと見つめていく。
人を見るというよりは、作った製品を検品するような無機質な目つき。まるで自分たちなど眼中にないかのような様子に、4人は背筋に冷たいものが走るのを感じ取った。嫌な感覚だ。
警戒心を露にするその様子に茅場は満足そうに頷いて、改めて来訪者たちを一人ずつじっと見つめていく。
人を見るというよりは、作った製品を検品するような無機質な目つき。まるで自分たちなど眼中にないかのような様子に、4人は背筋に冷たいものが走るのを感じ取った。嫌な感覚だ。
「シュゴッダムの王に精霊契約者。
朝比奈まふゆが戦えるようになっていることも含め、随分粒を揃えたなバグスター。
大方、檀黎斗か檀正宗が私たちの裏に居ると考えて焦ったか。」
「……その勝ち誇ったようなツラから考えるに、俺の推測は外れたらしいな。」
「当たらずも遠からず、と言ったところだ。
檀黎斗たちは我々とは無関係だが、この殺し合いには『仮面ライダークロニクル』を初め彼らの巻き起こした事象は大いに参考にさせてもらった。
意図的に檀黎斗の影が見えるように仕込んだミスリードと言ってもいい。事実、君や彼らが行った仮面ライダークロニクルはよくできたゲームだとも。
一クリエイターとしてのささやかな敬意だと思ってくれ。」
「どういったところで。俺がテメエの掌の上でまんまと踊らされただけじゃねえか。」
朝比奈まふゆが戦えるようになっていることも含め、随分粒を揃えたなバグスター。
大方、檀黎斗か檀正宗が私たちの裏に居ると考えて焦ったか。」
「……その勝ち誇ったようなツラから考えるに、俺の推測は外れたらしいな。」
「当たらずも遠からず、と言ったところだ。
檀黎斗たちは我々とは無関係だが、この殺し合いには『仮面ライダークロニクル』を初め彼らの巻き起こした事象は大いに参考にさせてもらった。
意図的に檀黎斗の影が見えるように仕込んだミスリードと言ってもいい。事実、君や彼らが行った仮面ライダークロニクルはよくできたゲームだとも。
一クリエイターとしてのささやかな敬意だと思ってくれ。」
「どういったところで。俺がテメエの掌の上でまんまと踊らされただけじゃねえか。」
あまりにもあっけなく目算が外れたことにパラドは忌々し気に口を歪める。そんな様子がおかしかったのか茅場はわずかに満足げな笑みを浮かべて話を続けた。
「そう悲観するものじゃない。
この場所に攻め込んだ君たちは、実のところ正解なんだよ。
本来ならここでもう1つ試練をこなして貰えば、君たちが喉から手が出るほど欲しい報酬が手に入る算段だったさ。
私はこれでもゲームクリエイターだ。攻略不可能なゲームを作るつもりもなければ、攻略者には正当な報酬を手渡す義務がある。」
「よく言うぜ。宇蟲王ギラのようなバグキャラまで参加させておいて。」
「その文句はクルーゼに言ってくれ。
最も、今の起きている事態を含めれば宇蟲王ギラただ一人など些事ではあるがね。」
「……なんだと?」
この場所に攻め込んだ君たちは、実のところ正解なんだよ。
本来ならここでもう1つ試練をこなして貰えば、君たちが喉から手が出るほど欲しい報酬が手に入る算段だったさ。
私はこれでもゲームクリエイターだ。攻略不可能なゲームを作るつもりもなければ、攻略者には正当な報酬を手渡す義務がある。」
「よく言うぜ。宇蟲王ギラのようなバグキャラまで参加させておいて。」
「その文句はクルーゼに言ってくれ。
最も、今の起きている事態を含めれば宇蟲王ギラただ一人など些事ではあるがね。」
「……なんだと?」
今度はギラが眉を顰めた。2つの戦隊が総がかりになってようやく倒せた宇蟲王ギラが些事になる事態などありうるのか。
宇蟲王ギラが既に誰かの手で倒されているといる可能性を一瞬だけ期待したが、憤慨と使命感が交じり合ったような茅場の態度から見ると、どうもそうでないようだった。
宇蟲王ギラが既に誰かの手で倒されているといる可能性を一瞬だけ期待したが、憤慨と使命感が交じり合ったような茅場の態度から見ると、どうもそうでないようだった。
「恥ずかしい話だが、トラブルの真っ最中でね。
このゲームのラスボスたる私が出てこなければとても片付かないだろう厄介ごとに対処せねばならない。
私がここに来たのも、その厄介ごとに対する備えと……あとは、万が一に備えての仕込みのためだ。」
このゲームのラスボスたる私が出てこなければとても片付かないだろう厄介ごとに対処せねばならない。
私がここに来たのも、その厄介ごとに対する備えと……あとは、万が一に備えての仕込みのためだ。」
そう言って立ち上がると、机の奥に横たわっていた何かを茅場は無雑作に蹴り飛ばした。
紅い液体を撒き散らしながらゴロゴロと転がるそれに、まふゆは「ひっ」と心底怯えた声を上げ、まふゆの眼を塞ぐユフィリアもその正体に気づくと忌まわし気に顔をしかめる。
それは男の死体だった。高級そうなスーツに身を包んだ壮年の男。その正体を唯一知るパラドは信じられないと言わんばかりに目を見開いた。
紅い液体を撒き散らしながらゴロゴロと転がるそれに、まふゆは「ひっ」と心底怯えた声を上げ、まふゆの眼を塞ぐユフィリアもその正体に気づくと忌まわし気に顔をしかめる。
それは男の死体だった。高級そうなスーツに身を包んだ壮年の男。その正体を唯一知るパラドは信じられないと言わんばかりに目を見開いた。
「檀正宗……。」
「そうだ、またの名を仮面ライダークロノス。
ここにいる彼は無論NPCだが一度は五道化に推したほどの傑作でね。幻夢コーポレーションを駆け上がった君たちには彼と戦ってもらうつもりだった。」
「そうだ、またの名を仮面ライダークロノス。
ここにいる彼は無論NPCだが一度は五道化に推したほどの傑作でね。幻夢コーポレーションを駆け上がった君たちには彼と戦ってもらうつもりだった。」
檀黎斗の父にして幻夢コーポレーション初代社長。
パラドに”死”の恐怖を刻み込んだ元凶足る男もまた、取るに足らないモブのようにその骸を晒している。
過去のトラウマ思い出し体を震わせるパラドに対し、そんな男などどうでもいいと立ち上がった茅場が机の上のコンソールを操作すると、ひときわ大きなガシャットが茅場の手に握られた。
パラドに”死”の恐怖を刻み込んだ元凶足る男もまた、取るに足らないモブのようにその骸を晒している。
過去のトラウマ思い出し体を震わせるパラドに対し、そんな男などどうでもいいと立ち上がった茅場が机の上のコンソールを操作すると、ひときわ大きなガシャットが茅場の手に握られた。
「無論並大抵の参加者ではこの男には勝てないだろう。ましてやここまでの登頂で疲弊していることだしね。
だがその最高難易度のイベントを見事クリアした暁には、このガシャットを手渡す算段だった。」
「......マキシマムマイティXか。
成程、確かにクロノスを倒してでも手に入れたいアイテムだ。」
だがその最高難易度のイベントを見事クリアした暁には、このガシャットを手渡す算段だった。」
「......マキシマムマイティXか。
成程、確かにクロノスを倒してでも手に入れたいアイテムだ。」
忌々し気に。しかしこの場においては何より大きな救済措置だと、感慨深そうに呟く。
「……パラド。あのガシャットは。」
「バグスターの性質を書き換える。リプログラミングの機能を持ったアイテムだ。
平たく言えば、お前たちに宿ったバグスターウイルスを無害化できる。
さしずめ、ドクターが居なくともウイルスの無力化ができるお助けアイテムってところか。」
「クルーゼの奴が『試練の1つも無しにバグスターを除去されては意味がない』などと、CRのドクターたちを残らず名簿から外したからね。フェアな運営のためにはこの程度の保険は必要だろう。」
「バグスターの性質を書き換える。リプログラミングの機能を持ったアイテムだ。
平たく言えば、お前たちに宿ったバグスターウイルスを無害化できる。
さしずめ、ドクターが居なくともウイルスの無力化ができるお助けアイテムってところか。」
「クルーゼの奴が『試練の1つも無しにバグスターを除去されては意味がない』などと、CRのドクターたちを残らず名簿から外したからね。フェアな運営のためにはこの程度の保険は必要だろう。」
自分の正当性を示すように、堂々とした声で茅場が言い放つ。
パラドにとってもマキシマムマイティXのガシャットが現存するとは思ってはいなかった。
バグスターウイルスの除去には医療従事者か卓越したプログラマーと相応の設備が必要だろうが、このガシャットがあればあらゆる手間を省いてウイルスを除去できる。
運営側が用意した手段という一点が、『運営の想定しないバグ技による勝利』を目論むパラドの意思とは食い違えど、バグスターウイルスに対する特効薬ともいうべきアイテムは流石に無視できるものではない。
パラドにとってもマキシマムマイティXのガシャットが現存するとは思ってはいなかった。
バグスターウイルスの除去には医療従事者か卓越したプログラマーと相応の設備が必要だろうが、このガシャットがあればあらゆる手間を省いてウイルスを除去できる。
運営側が用意した手段という一点が、『運営の想定しないバグ技による勝利』を目論むパラドの意思とは食い違えど、バグスターウイルスに対する特効薬ともいうべきアイテムは流石に無視できるものではない。
だが問題は、そのガシャットがヒースクリフに手にあることだ。パラドはガシャットギアデュアルを構え、目の前の自称ラスボスにありったけの敵意を向けた。
「それで?番人のクロノスに入り口ではゲンムもやられてる。
お前を倒せばマキシマムマイティXが手に入るのか?」
お前を倒せばマキシマムマイティXが手に入るのか?」
パラドの言葉にギラもユフィリアもまふゆも各々武器を構え、臨戦態勢に入る。
変身して前線を張れる武闘派参加者4名。特にまふゆ以外は熟練の経験や天賦の才を持つ一流の戦闘者。
彼らから向けられる敵意は『ラスボス』としてのヒースクリフにとってこの上ない充足感を与えるものであり、クリエイター冥利に尽きるとさえ思わせるものだったが。
変身して前線を張れる武闘派参加者4名。特にまふゆ以外は熟練の経験や天賦の才を持つ一流の戦闘者。
彼らから向けられる敵意は『ラスボス』としてのヒースクリフにとってこの上ない充足感を与えるものであり、クリエイター冥利に尽きるとさえ思わせるものだったが。
「そうしたかったのは山々なのだがね。
あの忌々しいイレギュラーが現れた以上、マキシマムマイティXガシャットの存在は利益よりリスクが上回る。」
あの忌々しいイレギュラーが現れた以上、マキシマムマイティXガシャットの存在は利益よりリスクが上回る。」
苦々し気に吐き捨てると……手に持っていたマキシマムマイティXガシャットを、ヒースクリフは握りつぶした。
金属が砕け散る耳障りな音と共に、虹色の粒子のようなものが砕けたガシャットから溢れ出し、空気に溶けて消え去った。
残骸となった希望のガシャットを前に、まふゆは動揺しパラドが憤る中、その反応を意に介さずにヒースクリフは安堵を浮かべる。
金属が砕け散る耳障りな音と共に、虹色の粒子のようなものが砕けたガシャットから溢れ出し、空気に溶けて消え去った。
残骸となった希望のガシャットを前に、まふゆは動揺しパラドが憤る中、その反応を意に介さずにヒースクリフは安堵を浮かべる。
「テメェ!!!」
「心苦しいよ。私としてもこんな展開は想定外だ。
だがメラを排除するにあたり万全を尽くさねばならない。それがこのゲームの管理者たる私の使命だ。」
「心苦しいよ。私としてもこんな展開は想定外だ。
だがメラを排除するにあたり万全を尽くさねばならない。それがこのゲームの管理者たる私の使命だ。」
メラが召喚するライダーではバグスターウイルスを除去できないようになっていることは設定済みだ。
彼がマキシマムゲーマーのエグゼイドに何画令呪を注ぎ込もうと、余命を数秒伸ばす以上のことはできないように改変している。
その確認と調整にずいぶん時間を要してしまったが、ヒースクリフにとっては必要な作業だった。
そしてメラや今後生まれうる似たようなイレギュラーが居る以上、一発でバグスターの枷を解き放つマキシマムマイティXを破壊しておくのも、必要な作業に他ならない。
彼がマキシマムゲーマーのエグゼイドに何画令呪を注ぎ込もうと、余命を数秒伸ばす以上のことはできないように改変している。
その確認と調整にずいぶん時間を要してしまったが、ヒースクリフにとっては必要な作業だった。
そしてメラや今後生まれうる似たようなイレギュラーが居る以上、一発でバグスターの枷を解き放つマキシマムマイティXを破壊しておくのも、必要な作業に他ならない。
降って沸いた希望が砕かれ茫然とする4人を前に、ヒースクリフは立ち上がりガシャコンバグヴァイザーを取り出した。
聖騎士然とした姿を我欲と流血で歪めたような怪物――ヒースクリフバグスターとなった彼は、立ち尽くす4人に向き直ると、傲慢さを隠さずに言い放つ。
聖騎士然とした姿を我欲と流血で歪めたような怪物――ヒースクリフバグスターとなった彼は、立ち尽くす4人に向き直ると、傲慢さを隠さずに言い放つ。
「さて、それで君たちについてだが。私の想定では参加者が運営の前に立つ時はバグスターウイルスの制約から解き放たれているつもりでね。
とはいえここに姿を見せたのは私のエゴだ。だから10秒だけ待ってやる。」
「……なんだと?」
「察しが悪いねパラド。今すぐ立ち去れば殺さないでおいてやると言ってるんだ。
キラ・ヤマトやアスラン・ザラがいるというのならクルーゼに免じて配慮の1つもするが、君たち程度にかかずらってる余裕は無くてね。
ここでの仕事が終わった以上、特大のバグを消去せねばならないんだ。
だから立ち去りたまえ。さもなくば違法な状態で、運営に立ちはだかるというイベントを進めたバグデータとして、健全な運営のために君たちを排除する。」
とはいえここに姿を見せたのは私のエゴだ。だから10秒だけ待ってやる。」
「……なんだと?」
「察しが悪いねパラド。今すぐ立ち去れば殺さないでおいてやると言ってるんだ。
キラ・ヤマトやアスラン・ザラがいるというのならクルーゼに免じて配慮の1つもするが、君たち程度にかかずらってる余裕は無くてね。
ここでの仕事が終わった以上、特大のバグを消去せねばならないんだ。
だから立ち去りたまえ。さもなくば違法な状態で、運営に立ちはだかるというイベントを進めたバグデータとして、健全な運営のために君たちを排除する。」
言葉の意味が理解できず、4人の頭が数瞬止まる。
やがてその言葉が身勝手極まる死刑宣告だと理解したパラドは、親指と中指をこれ見よがしに重ね合わせたヒースクリフを殴り飛ばさん勢いで思いっきり殴りかからんとして。
やがてその言葉が身勝手極まる死刑宣告だと理解したパラドは、親指と中指をこれ見よがしに重ね合わせたヒースクリフを殴り飛ばさん勢いで思いっきり殴りかからんとして。
『DUAL UP!』
『Explosion Hit! KNOCK OUT FIGHTER!』
『Explosion Hit! KNOCK OUT FIGHTER!』
「ふざけんじゃ……!!」
「待て!パラド!!」
「待て!パラド!!」
仮面ライダーへと姿を変えたパラドの体は、意識の外から責められたギラはのタックルに思いっきり突き飛ばされた。
真っ赤な拳が空を切ったまま、その体は社長室の窓を割って廊下へと投げ出される。
変身しようとオージャカリバーを抜いたユフィリアもまた、まふゆごとギラに突き飛ばされて社長室のドアから外へと転がり出てきた。
真っ赤な拳が空を切ったまま、その体は社長室の窓を割って廊下へと投げ出される。
変身しようとオージャカリバーを抜いたユフィリアもまた、まふゆごとギラに突き飛ばされて社長室のドアから外へと転がり出てきた。
「ギラ。お前なんのつもり……」
詰め寄ろうとバチンという軽快な音が響き。その音に重なるようにジジジという不協和音が鳴り響く。
詰め寄ろうとバチンという軽快な音が響き。その音に重なるようにジジジという不協和音が鳴り響く。
「キルプロセス。」
ヒースクリフがそう言い放ち、軽い何かが地面とぶつかる音がフロア全体に小さく響いた。
その言葉の意味を知る者はこの会場には存在しない。
禁断の果実を巡る仮面ライダー同士の争いの最中、ライダーのシステムを作り上げた天才が自身以外のベルトを破壊するセーフティー。
だが、この会場において砕かれるのは、ベルトだけには収まらない。
禁断の果実を巡る仮面ライダー同士の争いの最中、ライダーのシステムを作り上げた天才が自身以外のベルトを破壊するセーフティー。
だが、この会場において砕かれるのは、ベルトだけには収まらない。
廊下に突き飛ばされた三人の眼は、困惑や憤慨から驚愕へ、そして恐怖へと色を変えていく。
社長室でなおもヒースクリフと向き直る邪悪の王。
社長室でなおもヒースクリフと向き直る邪悪の王。
――その男の腕にあったはずのレジスターは、あっけなく砕かれて足元でプスプスと煙をあげていた。
この瞬間。ギラ・ハスティーの死は確定した。
ヒースクリフに従わなかったという、たったそれだけの下らない理由で。
◇
運営が任意でレジスターを破壊できることは全参加者が知ることだ。
それでもヒースクリフがレジスターを破壊する可能性に行きついたのはギラにとって偶然の産物だったし。さらに言えば効果範囲が社長室の中だけだったというのもギラにとって幸運だった。
一定の距離なのか同じエリアなのか、ヤンマあたりが居れば詳しく気づいてくれるんだろうかと頭の片隅に思いながら、ギラは目の前の自称ラスボスへとオージャカリバーの切っ先を向けた。
それでもヒースクリフがレジスターを破壊する可能性に行きついたのはギラにとって偶然の産物だったし。さらに言えば効果範囲が社長室の中だけだったというのもギラにとって幸運だった。
一定の距離なのか同じエリアなのか、ヤンマあたりが居れば詳しく気づいてくれるんだろうかと頭の片隅に思いながら、ギラは目の前の自称ラスボスへとオージャカリバーの切っ先を向けた。
「これがお前の切り札か?ヒースクリフ。」
「ふむ……流石はシュゴッダムの王という訳か。確定した死を前にそこまで心が揺らがない……いや、邪悪の王としての振る舞いを崩さないか。
仲間の危機にとっさに反応できる君のような参加者を失うのは惜しいよ……心の底から残念だ。君がここで終わりだなんて。」
「ふむ……流石はシュゴッダムの王という訳か。確定した死を前にそこまで心が揺らがない……いや、邪悪の王としての振る舞いを崩さないか。
仲間の危機にとっさに反応できる君のような参加者を失うのは惜しいよ……心の底から残念だ。君がここで終わりだなんて。」
恐らく本心だろうとは思うが、その言葉はギラがこれまで聞いたどんな言葉より軽く聞こえた。
宇蟲王ギラさえも些事と言ってのける何かだ。
この男の意識は既にそちらか、あるいはキリトのような自分に縁ある参加者にだけ向けられている。その点を責める気もなければその余裕も今のギラには残っていない。
宇蟲王ギラさえも些事と言ってのける何かだ。
この男の意識は既にそちらか、あるいはキリトのような自分に縁ある参加者にだけ向けられている。その点を責める気もなければその余裕も今のギラには残っていない。
ギラ・ハスティーはレジスターを失った。その時点でヒースクリフにとって、目の前の男は終わった存在だ。
この会場で戦うための資格はなく、1分と経たずにその体は粒子の解けて消えていく。既に指先がノイズかっかったように揺らぎだしていた。
この会場で戦うための資格はなく、1分と経たずにその体は粒子の解けて消えていく。既に指先がノイズかっかったように揺らぎだしていた。
「ギラおにいちゃん!!!!!!!」
「ギラ様!!!!!」
「ギラ!!!!」
「ギラ様!!!!!」
「ギラ!!!!」
喉が裂けんばかりの悲鳴が背後から三人つ木霊した。
悲壮感と絶望に彩られた声だったが、今のギラには助けられたという安堵が勝る。
世界も考えも違うのに、ここまで行動を共にした仲間たち。
優しく、強く、正しい彼らが見ている前で、ギラが示すべきものなど1つしかないと。
悲壮感と絶望に彩られた声だったが、今のギラには助けられたという安堵が勝る。
世界も考えも違うのに、ここまで行動を共にした仲間たち。
優しく、強く、正しい彼らが見ている前で、ギラが示すべきものなど1つしかないと。
「ナーハッハッハッハッハッ!!!!!」
邪悪の王の高らかな哄笑が、フロア中に響き渡る。
死の恐怖はある。
こんなところでという後悔もある。
理不尽な死に嘆き叫びたい気持ちもある。
死の恐怖はある。
こんなところでという後悔もある。
理不尽な死に嘆き叫びたい気持ちもある。
『Qua God!』
「俺様は邪悪の王!
貴様の使命、理想なぞ!それこそ俺様には些事にすぎん!!」
「俺様は邪悪の王!
貴様の使命、理想なぞ!それこそ俺様には些事にすぎん!!」
それでも、邪悪の王は笑うのだ。
自分を奮い立たせるため。
そして何よりも、最高の仲間たちの前に、その生きざまを示すため。
自分を奮い立たせるため。
そして何よりも、最高の仲間たちの前に、その生きざまを示すため。
「王鎧武装!」
一歩ずつ、数十秒の人生を噛み締めるように一歩一歩と歩みだす。
令呪を1画使い、自身の存在を一瞬でもこの場に刻み付けんと進む。
それはまさしく王道であり覇道である。邪悪の王の切っ先が、世界の管理者に届きつつある。
令呪を1画使い、自身の存在を一瞬でもこの場に刻み付けんと進む。
それはまさしく王道であり覇道である。邪悪の王の切っ先が、世界の管理者に届きつつある。
『You are the KING You are the You are the KING!』
「この世界が貴様の箱庭というとなら!!
俺様が世界を支配し!その全てを喰らいつくす!!」
俺様が世界を支配し!その全てを喰らいつくす!!」
『クワガタオージャー!』
名乗りを上げた王の手が、2画目の令呪の赤い輝きを走らせる。
赤色の王鎧を纏ってもなお透けつつある体を強引につなぎ止めた王の刃は、令呪で増強した筋力で差し込まれたオージャカリバーの切っ先はヒースクリフの腹部を貫いていた。
赤色の王鎧を纏ってもなお透けつつある体を強引につなぎ止めた王の刃は、令呪で増強した筋力で差し込まれたオージャカリバーの切っ先はヒースクリフの腹部を貫いていた。
「……君を甘く見ていた。まさかここまでやるとはね。」
「ここまで?何を言っているヒースクリフ!!
俺様の戦いはここからだ!!!」
「ここまで?何を言っているヒースクリフ!!
俺様の戦いはここからだ!!!」
崩れ落ちそうな足に思いっきり力を込めて、3画目の令呪の輝きと共にギラはヒースクリフの体を思いっきり叩き出す。
令呪3画分。そして間違いなく心意によって増強されたギラの一撃に、ヒースクリフは体勢を崩し、窓ガラスを突き破ってビルの外へと突き飛ばされる。
同時に襲い来る、地上20階近くの重力加速度がヒースクリフの体を一気に引きずりおろす。凍てつくような風にその身を晒す中、流石のヒースクリフも怪物の姿のまま血相を変えて叫びをあげた。
令呪3画分。そして間違いなく心意によって増強されたギラの一撃に、ヒースクリフは体勢を崩し、窓ガラスを突き破ってビルの外へと突き飛ばされる。
同時に襲い来る、地上20階近くの重力加速度がヒースクリフの体を一気に引きずりおろす。凍てつくような風にその身を晒す中、流石のヒースクリフも怪物の姿のまま血相を変えて叫びをあげた。
「貴様ァ!!!!!!!!」
「その様子ではここからではパラドたちのレジスターは壊せないようだな!!
それとも落下で貴様の命も尽きるのか?
ハーカバーカへの見届け人はこの邪悪の王が務めてやる!!光栄に思え!!!」
「ふざけるな!
まだ何1つ終わっていない!何1つ私の目的は果たせていない!!それなのにこんなところで……宇蟲王のオマケでしかない王風情が!!!」
「その様子ではここからではパラドたちのレジスターは壊せないようだな!!
それとも落下で貴様の命も尽きるのか?
ハーカバーカへの見届け人はこの邪悪の王が務めてやる!!光栄に思え!!!」
「ふざけるな!
まだ何1つ終わっていない!何1つ私の目的は果たせていない!!それなのにこんなところで……宇蟲王のオマケでしかない王風情が!!!」
どれだけヒースクリフが叫んでも、どれだけその身が朽ちようとギラはヒースクリフに突き立てる刃に力を緩めない。
数秒後、どしんと隕石が振ったような音を立てて、ヒースクリフを貫いた剣が地面に突き立てられる。
落下による衝撃に息を耐えさせる管理者へと、その刃を握った男の姿は、もうこの会場のどこにも存在しなかった。
数秒後、どしんと隕石が振ったような音を立てて、ヒースクリフを貫いた剣が地面に突き立てられる。
落下による衝撃に息を耐えさせる管理者へと、その刃を握った男の姿は、もうこの会場のどこにも存在しなかった。
【ギラ・ハスティー@王様戦隊キングオージャ― 死亡】
◆
「ギラ……お前。」
残されたパラドは、目の前の光景に打ちひしがれ、膝をついたまま動けずにいた。
レジスターを破壊された時点でギラ・ハスティーは死んだも同然だ。
今までのパラドであればその消滅を単なるゲームオーバーだと冷たい眼……まさしく今しがたのヒースクリフのように終わったものと決めつけていただろう。
だが今は違う。パラドは”死”を知った。ゼインによって自我を失う恐怖を知った。
あの体が崩れ征くさまをまざまざと突き付けられるような思いの中、ギラ・ハスティーという王は何処までも雄大な背中で運営へと一矢報いたのだ。
今までのパラドであればその消滅を単なるゲームオーバーだと冷たい眼……まさしく今しがたのヒースクリフのように終わったものと決めつけていただろう。
だが今は違う。パラドは”死”を知った。ゼインによって自我を失う恐怖を知った。
あの体が崩れ征くさまをまざまざと突き付けられるような思いの中、ギラ・ハスティーという王は何処までも雄大な背中で運営へと一矢報いたのだ。
「怖くなかったのかよ。
ゲームオーバーになってまで、お前は……」
ゲームオーバーになってまで、お前は……」
邪悪の王で居続けられるのかよ。その言葉はパラドの中から溢れ出た嗚咽に呑まれ掻き消えた。
ギラ・ハスティーの語る身の上が事実ならば、彼にとって邪悪の王とは己を奮い立たせ、民のために立ち上がるという【仮面】だ。
その仮面を、ギラは最後まで被り続けた。
自分が同じ場所に居て、同じことができるとはパラドには思えない。
その仮面を、ギラは最後まで被り続けた。
自分が同じ場所に居て、同じことができるとはパラドには思えない。
死ぬのは怖い。消えるのは怖い。
バグスターとして数多の命を奪っておいて何をいまさらと自分でも言いたくなるが、怖いものは怖いのだ。
バグスターとして数多の命を奪っておいて何をいまさらと自分でも言いたくなるが、怖いものは怖いのだ。
立ち上がり方を忘れたように足に力が入らない。そんなパラドの耳に少女たちが立ち上がる音が鮮明に突き刺さる。
「お前ら……。」
「……ギラ様は、最後まで私達に強い姿を見せてくださいました。
怖かったはずなのに。悔しかったはずなのに。その姿をおくびにも出さずに最後まで王であり続けられました。」
「……うん。ギラおにいちゃんは、ずっとずっとかっこいいギラおにいちゃんのままだった。」
「……ギラ様は、最後まで私達に強い姿を見せてくださいました。
怖かったはずなのに。悔しかったはずなのに。その姿をおくびにも出さずに最後まで王であり続けられました。」
「……うん。ギラおにいちゃんは、ずっとずっとかっこいいギラおにいちゃんのままだった。」
見上げた先、目を赤くはらしたユフィリアとまふゆが各々の武器を構える。
何度も何度も涙を拭って、それでも動けないままじゃないのは、きっとギラが最後の最後まで戦い抜いた結果だろう。
その目に絶望も喪失も悲哀も宿るが。それ以上に輝かしいの決意が秘められていて、パラドはその強い眼に、一瞬見惚れた。
何度も何度も涙を拭って、それでも動けないままじゃないのは、きっとギラが最後の最後まで戦い抜いた結果だろう。
その目に絶望も喪失も悲哀も宿るが。それ以上に輝かしいの決意が秘められていて、パラドはその強い眼に、一瞬見惚れた。
「あいつは立派だよ。口先だけの俺と違って、最後の最後まで俺たちを救ってのけたんだ。
俺はああはなれねえ。まふゆの言葉を借りるなら、『わるい子』なんだよ。」
俺はああはなれねえ。まふゆの言葉を借りるなら、『わるい子』なんだよ。」
――「俺は…仮面ライダーパラドクス、どんなにクソゲーだろうと、このゲームの運命は…」
――「俺が変える」
――「俺が変える」
ギラに言ってのけた言葉がフラッシュバックして、情けねえなと自嘲気味にパラドは吐き捨てた。
笑われても仕方がない、口先だけで何も為せない不等号(パラドクス)。そんな男を前にして、ユフィリアもまふゆも笑わない。
笑われても仕方がない、口先だけで何も為せない不等号(パラドクス)。そんな男を前にして、ユフィリアもまふゆも笑わない。
しばしの沈黙の後、ユフィリアは体の震えを抑えるように自分の手首を握りしめ、ゆっくりと口を開いた。
「オージャカリバーは不死を斬る剣。
恐らくですがバグスターであるヒースクリフにも有効なダメージを与えているはず。」
「……なんだと?」
恐らくですがバグスターであるヒースクリフにも有効なダメージを与えているはず。」
「……なんだと?」
滲んだ声。気を抜いたら溢れ出そうな泣き言を飲み込みながら、ユフィリアは続ける。
「落下の衝撃もそうです。
この階層は下手な貴族の屋敷よりも高い。いかにあの男が運営とはいえ、何一つ消耗なく生きながらえる高さではないでしょう。」
「……だから何を」
「今なら。ギラ様の残した傷が深い今であれば。
……ヒースクリフを討てる。そう言っているのです。」
この階層は下手な貴族の屋敷よりも高い。いかにあの男が運営とはいえ、何一つ消耗なく生きながらえる高さではないでしょう。」
「……だから何を」
「今なら。ギラ様の残した傷が深い今であれば。
……ヒースクリフを討てる。そう言っているのです。」
こちらを見据えるユフィリアの眼差しには、迷いがない。パラドは思わずギラに向けた言葉と同じことをユフィリアに尋ねた。
「怖くはねえのか?」
「怖いです。
でもそれ以上に……ここで立ち止まっては、私に道を示してくださった方々に、顔向けできません。」
「怖いです。
でもそれ以上に……ここで立ち止まっては、私に道を示してくださった方々に、顔向けできません。」
それは誰に向けての言葉だったのか。
少なくともパラドには、そう答えるユフィリアに今は無き邪悪の王の姿がほんの一瞬重なった。
少なくともパラドには、そう答えるユフィリアに今は無き邪悪の王の姿がほんの一瞬重なった。
「……そうかよ。随分ギラに似ちまって。
まふゆも同じ意見か?」
「……ギラおにいちゃんのかたきをとりたいとか。そういうのじゃないんだ。でも。」
「でも?」
「パラドは『わるい子』じゃないから。」
「……まったく、どいつもこいつも。お前のせいだぞ邪悪の王。」
まふゆも同じ意見か?」
「……ギラおにいちゃんのかたきをとりたいとか。そういうのじゃないんだ。でも。」
「でも?」
「パラドは『わるい子』じゃないから。」
「……まったく、どいつもこいつも。お前のせいだぞ邪悪の王。」
そう言い切ることがどれだけの意味を持つのか。パラドには正直分からない。
それでも、まふゆがはっきりと言い切ってくれたことで、胸の中でつっかえていた何かが少しだけ取れた気がした。
少女たちの姿に、パラドは観念したようにくつくつと笑う。
さっきまで消えていたかのように立ち上がれなかった足が、いとも簡単に動いて、パラドの足が床を踏みしめる。
それでも、まふゆがはっきりと言い切ってくれたことで、胸の中でつっかえていた何かが少しだけ取れた気がした。
少女たちの姿に、パラドは観念したようにくつくつと笑う。
さっきまで消えていたかのように立ち上がれなかった足が、いとも簡単に動いて、パラドの足が床を踏みしめる。
「なら行くか。」
普段の揚々とした態度はどこへいったのか。自分でもこんなに重い言葉が出もの何だとパラド自身も驚いていた。
ゲームを攻略するという楽しさはない。心は全く踊らず。目前に口を開けた死を前に体が震える。
ゲームを攻略するという楽しさはない。心は全く踊らず。目前に口を開けた死を前に体が震える。
「俺たちの裏技……主催者をぶっ飛ばしに。」
方法は簡単だ。ヒースクリフが落ちた窓から飛び降りればいい。
ユフィリアの風魔法なら落下速度の調整も、落ちる時の衝撃を緩和することも可能だ。階段でいちいち下りるよりずっと速くて確実だ。
ユフィリアの風魔法なら落下速度の調整も、落ちる時の衝撃を緩和することも可能だ。階段でいちいち下りるよりずっと速くて確実だ。
そう分かってはいるものの、割れ広がった窓のに立つと、自然と足がすくむ。
人間であるまふゆやユフィリアなら、その竦みは高度が由来の本能的な物ですむが、バグスターであるパラドには別のものが見えている。
ここから進むと戻れない。コンテニューもリセットもない。取り返しのつかない一歩。
ギラ・ハスティーが迷わず歩んだ一歩が遠く、重く、苦しく、辛い。
人間であるまふゆやユフィリアなら、その竦みは高度が由来の本能的な物ですむが、バグスターであるパラドには別のものが見えている。
ここから進むと戻れない。コンテニューもリセットもない。取り返しのつかない一歩。
ギラ・ハスティーが迷わず歩んだ一歩が遠く、重く、苦しく、辛い。
それでもと。パラドは今度こそ決意する。
主催者殺しという最高の横紙破りを前に、ここにはいない天才ゲーマーに向けて誓うかの如く叫んだ。
主催者殺しという最高の横紙破りを前に、ここにはいない天才ゲーマーに向けて誓うかの如く叫んだ。
「俺たちの運命は、俺が変える!」
心を躍るではなく、心を奮いたたせるような。
ユフィリアとまふゆを抱きかかえて一気に飛び降りた時のパラドは、まさしくそんな気持ちだった。
ユフィリアとまふゆを抱きかかえて一気に飛び降りた時のパラドは、まさしくそんな気持ちだった。
◆◇◆
幻夢コーポレーションの窓が割れたのが南下していたキリトたちにもはっきり見えた。
小さな赤い点が落ちていく光景に、幻夢コーポレーションへと向かう三人の顔は顔を見合わせる。明らかな非常事態だ。
小さな赤い点が落ちていく光景に、幻夢コーポレーションへと向かう三人の顔は顔を見合わせる。明らかな非常事態だ。
「シロコ!もしかしてアレは……」
「何か異常(ヤベェ)事態(コト)が起きてんだろ!!
誰か落下(おち)ただけじゃ絶対にねえぞあれは!」
「不味い……もうヒースクリフはやってきてる!!
急がないと、どんな手を隠し持ってるのか分からない!!!」
「何か異常(ヤベェ)事態(コト)が起きてんだろ!!
誰か落下(おち)ただけじゃ絶対にねえぞあれは!」
「不味い……もうヒースクリフはやってきてる!!
急がないと、どんな手を隠し持ってるのか分からない!!!」
マキシマムマイティXを壊すために幻夢コーポレーションに向かうことは予測できたが。ヒースクリフがその気になれば即座にメラの場所に転移(と)んでいく可能性だって考えられる。
焦りに歯を軋ませながら三人はさらに速度を上げる。
最高速度の彼女たちが幻夢コーポレーションの目の前に辿り着くと同時に、ユフィリアの風魔法でゆっくりと体を降下させたパラドたちもその男を見た。
焦りに歯を軋ませながら三人はさらに速度を上げる。
最高速度の彼女たちが幻夢コーポレーションの目の前に辿り着くと同時に、ユフィリアの風魔法でゆっくりと体を降下させたパラドたちもその男を見た。
「全く……難易度調整のため社長室を高層階に置いたのは失敗だったか。
私が運営でなければ生身どころかバグスターの肉体でも死んでいたぞ。」
私が運営でなければ生身どころかバグスターの肉体でも死んでいたぞ。」
アスファルトを深々とひび割れさせたど真ん中で、ヒースクリフにしては珍しいはっきりとした嫌悪を交えて口惜しみ、赤い鎧を身に着けた騎士のような怪物は体を起こす。
深々と突き刺さったオージャカリバーを手刀で砕き、土ぼこりごと払いのける。
そのまま立ち上がった怪物は周囲の参加者たちを一瞥すると、子供に手を焼いているかのようにわざとらしく肩を竦めた。
深々と突き刺さったオージャカリバーを手刀で砕き、土ぼこりごと払いのける。
そのまま立ち上がった怪物は周囲の参加者たちを一瞥すると、子供に手を焼いているかのようにわざとらしく肩を竦めた。
「随分と大所帯じゃないか。
パラドたちもだが、こんなところで君に会うとは思わなかったよ。キリト君。」
「ヒースクリフ……それにお前たち。」
パラドたちもだが、こんなところで君に会うとは思わなかったよ。キリト君。」
「ヒースクリフ……それにお前たち。」
パラド。ユフィリア。まふゆ。一度は分かれた仲間たちは揃って目を赤くさせていた。
ヒースクリフがへし折ったオージャカリバー。その意味が分からないほどキリトは愚かにはなれない。
ヒースクリフがへし折ったオージャカリバー。その意味が分からないほどキリトは愚かにはなれない。
「そうか……ギラは。」
「ああ、そこにいるヒースクリフのクソヤロウにレジスターを壊された。」
「……そうか。」
「ああ、そこにいるヒースクリフのクソヤロウにレジスターを壊された。」
「……そうか。」
パラドの言葉に唇を噛み締め、因縁ある男を睨みつける。
同時に、ずっと疑問だった点がこの瞬間に氷解していく。己の代名詞ともいえる漆黒の剣を構え、誰よりも早くキリトはその怪物に向き直った。
同時に、ずっと疑問だった点がこの瞬間に氷解していく。己の代名詞ともいえる漆黒の剣を構え、誰よりも早くキリトはその怪物に向き直った。
「安心してくれ。俺がいる限りこいつはレジスターを破壊できない。
そうだな?シロコがわざわざ俺を連れてきたのはそういう意味だろ?」
そうだな?シロコがわざわざ俺を連れてきたのはそういう意味だろ?」
シロコは頷き、図星をつかれたヒースクリフはわずかに眉間に皺を寄せる。
より正確には、その気になればキリトのレジスターだってヒースクリフは破壊できる。
ただ単純に。あの鉄の城で己に土をつけた黒の剣士と閃光だけはこの手で決着をつけたいと望んでいる。
クルーゼがキラ・ヤマトを2人も呼ぶほど執着するように、ヒースクリフにとってこの因縁は特権で簡単に消してしまっていいものではない。
より正確には、その気になればキリトのレジスターだってヒースクリフは破壊できる。
ただ単純に。あの鉄の城で己に土をつけた黒の剣士と閃光だけはこの手で決着をつけたいと望んでいる。
クルーゼがキラ・ヤマトを2人も呼ぶほど執着するように、ヒースクリフにとってこの因縁は特権で簡単に消してしまっていいものではない。
「……まったく。ギラと言い亡失鎮魂といい。誰一人として私の希望通りには進んでくれないね。
ルルーシュくらいか?私の思惑通りに振舞ってくれる優等生は。少しは彼を見習ってほしいものだ。」
ルルーシュくらいか?私の思惑通りに振舞ってくれる優等生は。少しは彼を見習ってほしいものだ。」
ヒースクリフが心の底から吐き出した言葉には、はっきりと失望の色が浮かんでいた。
「念のため聞くが、ここで私を見逃す気はないのか?
ゲームマスター権限でメラをどうにか処理することを約束する。無論、この場の皆には指一本触れないし、レジスターにも手を出さない。どうかな。」
「その上で神将使い放題のチートラスボスヒースクリフ様の誕生か。」
「……なるほど。その可能性まで既に聞き及んでいるのか。
お情けで存在しているキヴォトスの残響風情が、随分好き放題やってくれる。」
ゲームマスター権限でメラをどうにか処理することを約束する。無論、この場の皆には指一本触れないし、レジスターにも手を出さない。どうかな。」
「その上で神将使い放題のチートラスボスヒースクリフ様の誕生か。」
「……なるほど。その可能性まで既に聞き及んでいるのか。
お情けで存在しているキヴォトスの残響風情が、随分好き放題やってくれる。」
ヒースクリフの額に青筋が浮かぶ。
シロコはその男を前に、キズナブラックの姿のまま縁結ビームガンの銃口を突き付けた。
シロコはその男を前に、キズナブラックの姿のまま縁結ビームガンの銃口を突き付けた。
「私だって叶えたい願いがある。
そのために貴方達は邪魔。」
「キヴォトスの復活か。大それたことを言う。
参加者のために用意された栄冠を、NPCごときが奪おうと?」
「抵抗する権利くらい、私にもある。
そして参加者たちにだって。そうでしょ?」
そのために貴方達は邪魔。」
「キヴォトスの復活か。大それたことを言う。
参加者のために用意された栄冠を、NPCごときが奪おうと?」
「抵抗する権利くらい、私にもある。
そして参加者たちにだって。そうでしょ?」
誰かが言葉を放つたび、誰かが拳を握るたび。空気がどんどんとひりついていく。
誰知らずヒースクリフを中心に、参加者たちはその周囲を囲み、ただ一人を狩るための包囲網がこの場で出来上がっていた。
誰知らずヒースクリフを中心に、参加者たちはその周囲を囲み、ただ一人を狩るための包囲網がこの場で出来上がっていた。
「何が起きてるのか分からねえが、ようは今ならテメエをぶん殴れるってことだよな!ヒースクリフ!!」
「私達からギラ様を奪った痛み、その身で贖ってもらいます!」
「わたしは……戦うよ!ギラおにいちゃんの分まで!」
「帝都八忍 邪樹右龍! 大魔王(ラスボス)戦にしちゃあシケてるが!ここで早々に退場(リタイア)願うぜ支配者(ゲームマスター)!」
「私達からギラ様を奪った痛み、その身で贖ってもらいます!」
「わたしは……戦うよ!ギラおにいちゃんの分まで!」
「帝都八忍 邪樹右龍! 大魔王(ラスボス)戦にしちゃあシケてるが!ここで早々に退場(リタイア)願うぜ支配者(ゲームマスター)!」
めらめらと闘志を燃やす参加者たちを前に、ヒースクリフは自分の行動を悔いていた。
ラスボス戦とするには味気ない街並みで、因縁ある黒の剣士の周りには無駄に強い連中がおこぼれのようについてくる。
ラスボス戦とするには味気ない街並みで、因縁ある黒の剣士の周りには無駄に強い連中がおこぼれのようについてくる。
(やれやれ、どこで間違えたものかな。
色気を出して社長室にいた参加者を消そうとしたのは失敗だったな。
それとも、メラの排除にわざわざ乗り出した時点でか?
……いや、そもそも、砂狼シロコを五道化に据える時、羂索の意見に従ってオリジナルの人格を残しすぎたのがよくなかったか?)
色気を出して社長室にいた参加者を消そうとしたのは失敗だったな。
それとも、メラの排除にわざわざ乗り出した時点でか?
……いや、そもそも、砂狼シロコを五道化に据える時、羂索の意見に従ってオリジナルの人格を残しすぎたのがよくなかったか?)
「悲しいよキリト君。
君との決着は然るべきとき、然るべき場所でつけたかったがね。」
「言っとくが再生怪人はあっさりやられるって相場が決まってるんだぜ。」
「言うようになったじゃないか。
なら精々死なないように気を付けたまえ。
君が死ねば私は容赦なく全員のレジスターを破壊するし、亡失鎮魂の人格は二度と戻らないように念入りに手を加えさせてもらう。」
・・・・
キリトのおなさけで生かされている参加者たち、そして五道化のくせにあっさりと裏切った不良生徒を、ゴミを見るような冷たい目つきでじろりと睨む。
常々自分の思い通りにはいかないものだと乾いた笑いを浮かべるヒースクリフを、キリトははっきりと憐れみの顔を浮かべた。
君との決着は然るべきとき、然るべき場所でつけたかったがね。」
「言っとくが再生怪人はあっさりやられるって相場が決まってるんだぜ。」
「言うようになったじゃないか。
なら精々死なないように気を付けたまえ。
君が死ねば私は容赦なく全員のレジスターを破壊するし、亡失鎮魂の人格は二度と戻らないように念入りに手を加えさせてもらう。」
・・・・
キリトのおなさけで生かされている参加者たち、そして五道化のくせにあっさりと裏切った不良生徒を、ゴミを見るような冷たい目つきでじろりと睨む。
常々自分の思い通りにはいかないものだと乾いた笑いを浮かべるヒースクリフを、キリトははっきりと憐れみの顔を浮かべた。
「そこまで堕ちてやがったか。ヒースクリフ!」
「私は私の夢のためならどこまでも堕ちるとも!知っているだろう!」
「私は私の夢のためならどこまでも堕ちるとも!知っているだろう!」
黒の剣士が構え、バグスターも構える。
鉄の城。75層で起きた伝説の決闘の再演のようであって、しかし実態はまるで違う。
鉄の城。75層で起きた伝説の決闘の再演のようであって、しかし実態はまるで違う。
「突発的なラスボス戦だ。
万が一勝てば相応の報酬は約束するが、こちらも本気だ。
そのつもりでかかってくるがいい。参加者諸君、そして裏切り者!」
万が一勝てば相応の報酬は約束するが、こちらも本気だ。
そのつもりでかかってくるがいい。参加者諸君、そして裏切り者!」
その言葉の矛先は、二刀流を与えられた剣士だけではない。
天才令嬢。真夜中の調べ。矛盾を生きる電脳体。雷の忍者。滅亡を生き延びたかつての道化。
仲間だとは言い切れずとも同じ敵に刃を向ける者とともに、黒の剣士の戦いが幕を開けた。
天才令嬢。真夜中の調べ。矛盾を生きる電脳体。雷の忍者。滅亡を生き延びたかつての道化。
仲間だとは言い切れずとも同じ敵に刃を向ける者とともに、黒の剣士の戦いが幕を開けた。
【エリアI-7/現代都市、旧幻夢本社外部/9月2日午前17時15分】
【キリト@ソードアート・オンライン】
状態:ALOアバター、疲労(大)、ダメージ(大)、メラに対する恐怖(大)、
服装:いつもの服装
装備:マクアフィテル@SAOシリーズ
令呪:残り三画
道具:ホットライン、???
シャドーセイバー(短)@仮面ライダーBKACK RX
思考
基本:このゲームを終わらせる
00:ヒースクリフを倒す。
01:サチを助ける。そのためにはもっと強く……
02:シロコにはシロコなりの目的がある。それでも、助けてもらったことは事実だ。
参戦時期:少なくともマザーズロザリオ編終了後
備考
状態:ALOアバター、疲労(大)、ダメージ(大)、メラに対する恐怖(大)、
服装:いつもの服装
装備:マクアフィテル@SAOシリーズ
令呪:残り三画
道具:ホットライン、???
シャドーセイバー(短)@仮面ライダーBKACK RX
思考
基本:このゲームを終わらせる
00:ヒースクリフを倒す。
01:サチを助ける。そのためにはもっと強く……
02:シロコにはシロコなりの目的がある。それでも、助けてもらったことは事実だ。
参戦時期:少なくともマザーズロザリオ編終了後
備考
【邪樹右龍@忍者と極道】
状態:疲労(中)ダメージ(中)セレブロへの警戒(中)
服装:私服
装備:なし
令呪:残り二画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:殺し合いを終わらせる デカブツ=セレブロは倒す
01:孔富より先に病院へ向かい、制圧しておく。
お兄ちゃんが先にいるといいけどな。
02:薫子っちたちには殺しはやらせねー。
それは忍者の仕事だ。
忍っちの好きなプリンセスみてーな嬢ちゃんだが 見た目以上に気骨(ガッツ)があるな!
03:ルルーシュ・怪獣(デカブツ)対策に洗脳や転移を特攻(メタ)れるもんを探す。
04:女の子が怪獣みてーになっちまうとは。
05:宝太郎っちに蘭子っち。やるじゃねえか。
06:思ったよりこの殺し合いは危機(やべ)えことになってるな
07:歌姫(レディ)たちの護衛はカヨコたちに任せる。俺はここでヒースクリフを討つ
参戦時期:幼狂死亡友戯終了後から極契大壊嘯までの間 原作82話~87話のいずれか
備考
状態:疲労(中)ダメージ(中)セレブロへの警戒(中)
服装:私服
装備:なし
令呪:残り二画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:殺し合いを終わらせる デカブツ=セレブロは倒す
01:孔富より先に病院へ向かい、制圧しておく。
お兄ちゃんが先にいるといいけどな。
02:薫子っちたちには殺しはやらせねー。
それは忍者の仕事だ。
忍っちの好きなプリンセスみてーな嬢ちゃんだが 見た目以上に気骨(ガッツ)があるな!
03:ルルーシュ・怪獣(デカブツ)対策に洗脳や転移を特攻(メタ)れるもんを探す。
04:女の子が怪獣みてーになっちまうとは。
05:宝太郎っちに蘭子っち。やるじゃねえか。
06:思ったよりこの殺し合いは危機(やべ)えことになってるな
07:歌姫(レディ)たちの護衛はカヨコたちに任せる。俺はここでヒースクリフを討つ
参戦時期:幼狂死亡友戯終了後から極契大壊嘯までの間 原作82話~87話のいずれか
備考
【ユフィリア・マゼンタ@転生王女と天才令嬢の魔法革命】
状態:疲労(大)、喪失(大) ヒースクリフへの敵意(大)
服装:いつもの服装
装備:太陽の石@仮面ライダーBLACK、ドンブラスター+アバタロウギア×7@王様戦隊キングオージャ―VSドンブラザーズ
令呪:残り三画
道具:ライドチップ×3枚(仮面ライダーマッハ、仮面ライダードライブ タイプテクニック、仮面ライダードライブ タイプワイルド)@仮面ライダー サモンライド!、日輪刀@鬼滅の刃、ホットライン、サタンサーベル@仮面ライダーBLACK、
思考
基本:このゲームに反逆する
01:ヒースクリフを必ず倒す。
02:民は守る。まふゆが共に戦う以上は彼女のことも
03:ケンジャクたちに反逆する仲間を集める。
04:ケンジャク、ルルーシュ、綾小路、ケンジャクの言っていたクルーゼ、カヤバ、クチナシ、カモ、ルルーシュが言っていたマリアンヌ・ランペルージ、ゼア、シュナイゼルについて知る者や医者を探す。
05:リボンズ・アルマーク、やみのせんし、グリオン、ノワル、宇蟲王、仮面ライダーゼイン、豊臣秀吉、アルジュナ・オルタ、ドゴルド、覇王十代、アスラン・ザラ?を警戒、他にも強いマーダーがいる可能性が高いので積極的に同士を集めなければいけませんね
06:参加者が異世界から集められているとは…勘違いをしてしまっていました
07:周りは見たことがないものばかりです…この世界の文明器具について詳しく知っている人に教えてもらいたいですね
08:パラド、貴方の事も信用出来そうです
09:まふゆ…本当に立ち直ってくれて嬉しかったです。これからも共に頑張りましょう
10:呼吸の感覚を掴めて良かったですが…どういう仕組みで使う感覚を私は感じ取れたのでしょうか、刀を持っただけで…
11:この戦士の姿ならなにも違和感を感じずに戦えそうです!!
12:ギラ様の雄姿に恥じないように、このゲームに抗う
参戦時期:少なくともまだナチュラルな人間だったころ
備考
※制限の詳細は後の書き手様にお任せします。
※シュゴッタム王国をパレッティア王国が認知してない程遠方の王国であると当たらずとも遠からずな勘違いをしていましたが、誤解は解けました。
※全集中の呼吸を常時使えるようになりました。但しユフィリア・マゼンタの肉体を維持していない限り使えません。
※アバターチェンジ中は肉体が変質しているため、魔法を使う事が出来ません。
状態:疲労(大)、喪失(大) ヒースクリフへの敵意(大)
服装:いつもの服装
装備:太陽の石@仮面ライダーBLACK、ドンブラスター+アバタロウギア×7@王様戦隊キングオージャ―VSドンブラザーズ
令呪:残り三画
道具:ライドチップ×3枚(仮面ライダーマッハ、仮面ライダードライブ タイプテクニック、仮面ライダードライブ タイプワイルド)@仮面ライダー サモンライド!、日輪刀@鬼滅の刃、ホットライン、サタンサーベル@仮面ライダーBLACK、
思考
基本:このゲームに反逆する
01:ヒースクリフを必ず倒す。
02:民は守る。まふゆが共に戦う以上は彼女のことも
03:ケンジャクたちに反逆する仲間を集める。
04:ケンジャク、ルルーシュ、綾小路、ケンジャクの言っていたクルーゼ、カヤバ、クチナシ、カモ、ルルーシュが言っていたマリアンヌ・ランペルージ、ゼア、シュナイゼルについて知る者や医者を探す。
05:リボンズ・アルマーク、やみのせんし、グリオン、ノワル、宇蟲王、仮面ライダーゼイン、豊臣秀吉、アルジュナ・オルタ、ドゴルド、覇王十代、アスラン・ザラ?を警戒、他にも強いマーダーがいる可能性が高いので積極的に同士を集めなければいけませんね
06:参加者が異世界から集められているとは…勘違いをしてしまっていました
07:周りは見たことがないものばかりです…この世界の文明器具について詳しく知っている人に教えてもらいたいですね
08:パラド、貴方の事も信用出来そうです
09:まふゆ…本当に立ち直ってくれて嬉しかったです。これからも共に頑張りましょう
10:呼吸の感覚を掴めて良かったですが…どういう仕組みで使う感覚を私は感じ取れたのでしょうか、刀を持っただけで…
11:この戦士の姿ならなにも違和感を感じずに戦えそうです!!
12:ギラ様の雄姿に恥じないように、このゲームに抗う
参戦時期:少なくともまだナチュラルな人間だったころ
備考
※制限の詳細は後の書き手様にお任せします。
※シュゴッタム王国をパレッティア王国が認知してない程遠方の王国であると当たらずとも遠からずな勘違いをしていましたが、誤解は解けました。
※全集中の呼吸を常時使えるようになりました。但しユフィリア・マゼンタの肉体を維持していない限り使えません。
※アバターチェンジ中は肉体が変質しているため、魔法を使う事が出来ません。
【朝比奈まふゆ@プロジェクトセカイ】
状態:疲労(大)、精神的疲労(大)、罪悪感(小)、喪失(大)
服装:私服
装備:ミニティラ@獣電戦隊キョウリュウジャー、マハタルカオート@ペルソナ4
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン、ガブリボルバー+獣電池×6@獣電戦隊キョウリュウジャー
思考
基本:おうちにかえりたい
01:ヒースクリフに勝つ
02:おかあさん、おとうさん……
03:わたし、おにいちゃん達にあえてよかった。だいすきだよっ
04:わたしもおにいちゃんたちのお手伝いをがんばる
05:ユフィリアおねえちゃんはちょっとこわいけど、やさしくてあったかい
06:だれもしってる人がいない…こわいよう。でも、それだけじゃない。
07:パラドおにいちゃんとももっとなかよくなりたいな
08:よかった…これでユフィリアおねぇちゃんもきずつきにくくなるよね!!
09:つよくなる。もっと
参戦時期:幼少期
備考
※元の戦闘力がほぼ無いので特に制限はされていません。
※マハタルカオートを使えることに気付いていません。
※どのような獣電池が支給されているかは後続の書き手にお任せしますが、3つはキョウリュウジャーの何れかの戦士に変身する為の物のようです
状態:疲労(大)、精神的疲労(大)、罪悪感(小)、喪失(大)
服装:私服
装備:ミニティラ@獣電戦隊キョウリュウジャー、マハタルカオート@ペルソナ4
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン、ガブリボルバー+獣電池×6@獣電戦隊キョウリュウジャー
思考
基本:おうちにかえりたい
01:ヒースクリフに勝つ
02:おかあさん、おとうさん……
03:わたし、おにいちゃん達にあえてよかった。だいすきだよっ
04:わたしもおにいちゃんたちのお手伝いをがんばる
05:ユフィリアおねえちゃんはちょっとこわいけど、やさしくてあったかい
06:だれもしってる人がいない…こわいよう。でも、それだけじゃない。
07:パラドおにいちゃんとももっとなかよくなりたいな
08:よかった…これでユフィリアおねぇちゃんもきずつきにくくなるよね!!
09:つよくなる。もっと
参戦時期:幼少期
備考
※元の戦闘力がほぼ無いので特に制限はされていません。
※マハタルカオートを使えることに気付いていません。
※どのような獣電池が支給されているかは後続の書き手にお任せしますが、3つはキョウリュウジャーの何れかの戦士に変身する為の物のようです
【パラド@仮面ライダーエグゼイド】
状態:死の恐怖(大)、主催者への怒り(極大)、ダメージ(小)、疲労(大)、無自覚の罪悪感(大)
服装:人間体での服装
装備:ガシャットギアデュアル@仮面ライダーエグゼイド
マシントルネイダー@仮面ライダーアギト、エナジーアイテム×4(高速化、挑発、???、???)@仮面ライダーエグゼイド、この殺し合いの真の攻略法が載っているノート、少しだけ文字が書かれているノート×2
令呪:残り二画
道具:
思考
基本:主催者打倒。同胞やウイルスを奪われているなら取り戻す
01:ヒースクリフは絶対にぶっ飛ばす。
02:いずれグラファイトと合流…していいのか?こいつ等を敵として攻撃するかもしれないのに?
03:他にも協力プレイできる奴を積極的に探す、規格外のマーダーを倒す為にも必要だな
04:俺も下手したらあんな死体のようになるのか…?
05:永夢達はいないのか…この場なら協力出来ただろうから少し残念かもな
06:レジスターも旧幻夢会社で調べるつもりだったが、取られちまった
07:人間って案外良い奴の方が多かったのか…?
08:あのゲンムのゲーマドライバー、奪ってみるか?
09:どのように攻略するのかは考えすぎるのは辞めたほうがいいかもな、キリがない
10:ギラ。お前はすげえな。
参戦時期:33話あたり
備考
※バグスターの特殊能力である瞬間移動は制限されています。
※主催者が自分たちバグスターを捕らえているか、あるいはバグスターの肉体をウイルスから分離して、自分がウイルス感染しているのは後者により人間に近い身体にされたからではと考えています。
上記考察が事実でなかったとしても、どっちみちこんなことに巻き込んだ主催陣を許す気はありません。
※ゼインカードから4つのアイテムを生成しました。
※パラドなりに考えたこの殺し合いの攻略法を書き記したノートを作りました。
状態:死の恐怖(大)、主催者への怒り(極大)、ダメージ(小)、疲労(大)、無自覚の罪悪感(大)
服装:人間体での服装
装備:ガシャットギアデュアル@仮面ライダーエグゼイド
マシントルネイダー@仮面ライダーアギト、エナジーアイテム×4(高速化、挑発、???、???)@仮面ライダーエグゼイド、この殺し合いの真の攻略法が載っているノート、少しだけ文字が書かれているノート×2
令呪:残り二画
道具:
思考
基本:主催者打倒。同胞やウイルスを奪われているなら取り戻す
01:ヒースクリフは絶対にぶっ飛ばす。
02:いずれグラファイトと合流…していいのか?こいつ等を敵として攻撃するかもしれないのに?
03:他にも協力プレイできる奴を積極的に探す、規格外のマーダーを倒す為にも必要だな
04:俺も下手したらあんな死体のようになるのか…?
05:永夢達はいないのか…この場なら協力出来ただろうから少し残念かもな
06:レジスターも旧幻夢会社で調べるつもりだったが、取られちまった
07:人間って案外良い奴の方が多かったのか…?
08:あのゲンムのゲーマドライバー、奪ってみるか?
09:どのように攻略するのかは考えすぎるのは辞めたほうがいいかもな、キリがない
10:ギラ。お前はすげえな。
参戦時期:33話あたり
備考
※バグスターの特殊能力である瞬間移動は制限されています。
※主催者が自分たちバグスターを捕らえているか、あるいはバグスターの肉体をウイルスから分離して、自分がウイルス感染しているのは後者により人間に近い身体にされたからではと考えています。
上記考察が事実でなかったとしても、どっちみちこんなことに巻き込んだ主催陣を許す気はありません。
※ゼインカードから4つのアイテムを生成しました。
※パラドなりに考えたこの殺し合いの攻略法を書き記したノートを作りました。
【亡失鎮魂の????→砂狼シロコ】
状態:健康
肉体:シロコ*テラー@ブルーアーカイブ
装備:ノ夜@終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅
キズナブレス@戦隊レッド 異世界で冒険者になる、ブラック絆装甲@戦隊レッド 異世界で冒険者になる
令呪:NPCモンスター扱いの為無し
ドロップアイテム:????@????
道具:
基本:私は私のキヴォトスを取り戻す。
01:運営は全員殺す。
02:必要なら参加者にも容赦しない。私はもう戻れないから。でも……
状態:健康
肉体:シロコ*テラー@ブルーアーカイブ
装備:ノ夜@終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅
キズナブレス@戦隊レッド 異世界で冒険者になる、ブラック絆装甲@戦隊レッド 異世界で冒険者になる
令呪:NPCモンスター扱いの為無し
ドロップアイテム:????@????
道具:
基本:私は私のキヴォトスを取り戻す。
01:運営は全員殺す。
02:必要なら参加者にも容赦しない。私はもう戻れないから。でも……
参戦時期:不明(少なくともキヴォトスがクルーゼたちの手で崩壊した後)
備考
※NPCモンスター扱いの為、令呪無し、名簿に記載無し、支給品無しです。
※桐藤ナギサ同様「クルーゼの手で崩壊したキヴォトス」の存在であると考えられています
※キズナブレスの力で肉体を再構築しました。シロコ本人は運営側が仕掛けた罠や仕込みは防いだと考えています
防ぎきれなかった仕掛けが残ってるのかについては後続の書き手様にお任せします。少なくともヒースクリフがすぐに干渉できるものではないようです
※運営から離反しました
備考
※NPCモンスター扱いの為、令呪無し、名簿に記載無し、支給品無しです。
※桐藤ナギサ同様「クルーゼの手で崩壊したキヴォトス」の存在であると考えられています
※キズナブレスの力で肉体を再構築しました。シロコ本人は運営側が仕掛けた罠や仕込みは防いだと考えています
防ぎきれなかった仕掛けが残ってるのかについては後続の書き手様にお任せします。少なくともヒースクリフがすぐに干渉できるものではないようです
※運営から離反しました
【全体備考】
※鮮血@キルラキルと同様にキズナレッドのデイパックとホットラインは焼失しました。
※以下のアイテムをキリト、デク、小夜、シェフィ、ホシノ、薫、ジーク、学郎で分配しました。
誰にどのアイテムが行き渡ったかは後の書き手様にお任せします。
以下、分配したアイテム(未確定品)
※鮮血@キルラキルと同様にキズナレッドのデイパックとホットラインは焼失しました。
※以下のアイテムをキリト、デク、小夜、シェフィ、ホシノ、薫、ジーク、学郎で分配しました。
誰にどのアイテムが行き渡ったかは後の書き手様にお任せします。
以下、分配したアイテム(未確定品)
キズナブレス@戦隊レッド 異世界で冒険者になる
アナザーオーズウォッチ@仮面ライダージオウ
ころころダンジョくん@Toloveるダークネス
イドラのランダムアイテム×0~1
イドラのホットライン
ジャンプ強化のエナジーアイテム×2
アルカイザーのランダムアイテム×0~1
アルカイザーのホットライン
アナザーオーズウォッチ@仮面ライダージオウ
ころころダンジョくん@Toloveるダークネス
イドラのランダムアイテム×0~1
イドラのホットライン
ジャンプ強化のエナジーアイテム×2
アルカイザーのランダムアイテム×0~1
アルカイザーのホットライン
以下確定品
ライドベンダー@仮面ライダーオーズ/OOO:キリト→ラクス・クライン
セルメダル数枚@仮面ライダーオーズ/OOO:キリト→ラクス・クライン
イドラのランダムアイテム→T2ファングメモリ@仮面ライダーW:キリト→鬼方カヨコ
セルメダル数枚@仮面ライダーオーズ/OOO:キリト→ラクス・クライン
イドラのランダムアイテム→T2ファングメモリ@仮面ライダーW:キリト→鬼方カヨコ
【支給品紹介】
爆走バイクガシャット@仮面ライダーエグゼイド
邪樹右龍に支給
爆走バイクのゲームが入ったガシャット 使用するとバイクゲーマを呼び出せる
ゲーマドライバーがあれば仮面ライダーレーザーに変身できる
邪樹右龍に支給
爆走バイクのゲームが入ったガシャット 使用するとバイクゲーマを呼び出せる
ゲーマドライバーがあれば仮面ライダーレーザーに変身できる
| 152:私命Ⅲ:限界まで足掻いた人生は | 投下順 | 153:神将討伐LIVE! |
| 時系列 | 154:そして、邂逅 | |
| 花菱はるか | 173:最悪ノシュウライ | |
| キリト | 185:死命Ⅴ:虚空朽鉄遊城 アインクラッド | |
| 水神小夜 | 176:マジアアズール:アナザーライジング | |
| 小鳥遊ホシノ | 170:Outsidersを結成せよ! | |
| メラ | 168:いざ、約束の地へ | |
| サチ | ||
| 邪樹右龍 | 185:死命Ⅴ:虚空朽鉄遊城 アインクラッド | |
| 鬼方カヨコ | 176:マジアアズール:アナザーライジング | |
| 東ゆう | 173:最悪ノシュウライ | |
| ラクス・クライン | ||
| ディーヴァ | ||
| 鬼龍院羅暁 | 176:マジアアズール:アナザーライジング | |
| ギラ・ハスティー | GAME OVER | |
| ユフィリア・マゼンタ | 185:死命Ⅴ:虚空朽鉄遊城 アインクラッド | |
| 朝比奈まふゆ | ||
| パラド | ||
| ヒースクリフ | ||
| 激怒戦騎のドゴルド | 170:Outsidersを結成せよ! | |
| 柊真昼 | ||
| 亡失鎮魂の??? | 185:死命Ⅴ:虚空朽鉄遊城 アインクラッド |