青空小・家庭科室にて
「さて、料理の基本と言えば『さ・し・す・せ・そ』だけど…」
「知ってるー!」
木乃が言い終わるより早く自信ありといった様子で手を挙げる旭。
「バカにしないでよね、木乃ちゃん?」
「(ホントかなぁ…)じゃあ『さ』から順番に言ってみて」
「えーっとね、
さ…最初は味噌
し…仕上げは味噌
す…全ては味噌
せ…世界は味噌
そ…それから味噌
でしょ??」
「知ってるー!」
木乃が言い終わるより早く自信ありといった様子で手を挙げる旭。
「バカにしないでよね、木乃ちゃん?」
「(ホントかなぁ…)じゃあ『さ』から順番に言ってみて」
「えーっとね、
さ…最初は味噌
し…仕上げは味噌
す…全ては味噌
せ…世界は味噌
そ…それから味噌
でしょ??」
スパーン!!
「いったーい!!」
「ゴメン、手が滑ったわ」
「ライジングちゃんったら…それくらい知っときなよ」
やれやれ といった仕草をとりながら、玲亜が2人の所にやって来た。
「うぅ…めっちゃ痛い…じゃあぐれあちゃんはもちろん言えるんだよね?」
「あったりまえでしょー!」
と自信満々な様子の玲亜。
「ゴメン、手が滑ったわ」
「ライジングちゃんったら…それくらい知っときなよ」
やれやれ といった仕草をとりながら、玲亜が2人の所にやって来た。
「うぅ…めっちゃ痛い…じゃあぐれあちゃんはもちろん言えるんだよね?」
「あったりまえでしょー!」
と自信満々な様子の玲亜。
「(ホントかなぁ…)じゃあぐれあちゃん、お願い」
「さ…砂糖醤油
し…島醤油
す…酢醤油
せ…セムピョ醤油
そ…sauce de soja (ソス ドゥ ソジャ)
の五種類だよね!」
「さ…砂糖醤油
し…島醤油
す…酢醤油
せ…セムピョ醤油
そ…sauce de soja (ソス ドゥ ソジャ)
の五種類だよね!」
スパーン!!!
「いったーい!!」
「ゴメン、また手が滑ったわ」
「ゴメン、また手が滑ったわ」
「ぬっふっふー…二人とも未熟じゃのう」
とどこからともなく、のじゃ猫ちゃんが現れ自信満々で言い放った。
「よし、ワシが料理の極意である『あ い う え お』を教えてやろう…」
(あいうえお…?)
とどこからともなく、のじゃ猫ちゃんが現れ自信満々で言い放った。
「よし、ワシが料理の極意である『あ い う え お』を教えてやろう…」
(あいうえお…?)
「しかと聞くがよい!!
あ…アレ?と思ったら調味料(味の素)
い…今だと思うタイミングで調味料(いりこ出汁)
う…う"ッと思ったらと調味料(ウスターソース)
え…えらく味が薄いなら調味料(えごま油)
お…おりゃあ~!と調味料(オイスターソース)
どうじゃ、わかっt…」
あ…アレ?と思ったら調味料(味の素)
い…今だと思うタイミングで調味料(いりこ出汁)
う…う"ッと思ったらと調味料(ウスターソース)
え…えらく味が薄いなら調味料(えごま油)
お…おりゃあ~!と調味料(オイスターソース)
どうじゃ、わかっt…」
シュッ! カッ!カッ!カッ!
目にも止まらぬ速さで飛んできた包丁で壁に磔になるのじゃ猫。
「のじゃあ…」
「おう、化け猫…ええ加減にせえよ?」
「ぬっふっふ…また腕をあげたのう木乃ちゃん」
磔にしたはず…の壁には包丁が刺さるのみでのじゃ猫の姿は影も形もなく、何食わぬ顔でまた3人のそばにヌルっと現れた。
「チッ…相変わらずしぶとい…とりあえずライジングちゃんとぐれあちゃんは正座ね?」
「のじゃあ…」
「おう、化け猫…ええ加減にせえよ?」
「ぬっふっふ…また腕をあげたのう木乃ちゃん」
磔にしたはず…の壁には包丁が刺さるのみでのじゃ猫の姿は影も形もなく、何食わぬ顔でまた3人のそばにヌルっと現れた。
「チッ…相変わらずしぶとい…とりあえずライジングちゃんとぐれあちゃんは正座ね?」
渋々といった様子で正座するライジングちゃん&ぐれあちゃん
「まずライジングちゃん、何で全部味噌なの?
そしてぐれあちゃん、何で全部醤油なの?
まったくもう…2人とも食べる人を高血圧にさせたいのかなー?」プンスカ
クラスの中でも(割と)温厚なグループである木乃ちゃんであるが、料理の事になるとどうにも暴走気味というか
手がつけられなくなる一面があり、以前給食センターに乗り込んで行った事を知ってる2人は戦々恐々とするのであった。
「まずライジングちゃん、何で全部味噌なの?
そしてぐれあちゃん、何で全部醤油なの?
まったくもう…2人とも食べる人を高血圧にさせたいのかなー?」プンスカ
クラスの中でも(割と)温厚なグループである木乃ちゃんであるが、料理の事になるとどうにも暴走気味というか
手がつけられなくなる一面があり、以前給食センターに乗り込んで行った事を知ってる2人は戦々恐々とするのであった。
続かない