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  • 4. 進化 -evolution-

創作女児小学生ズ@wiki

4. 進化 -evolution-

最終更新:2024年12月29日 09:44

hamohamo90

- view
だれでも歓迎! 編集
忍者との戦いをなんとか切り抜けたわたし達は、
城の偵察を切り上げ、集合住宅に戻る事にした。
頑なにその場を去ろうとするござる鼬ちゃんを
押し留めながら、疲れた身体を引きずり街を歩いていく。

……今のところ、夢で見たような
忍者による大量殺戮は起きていないようだった。
とはいえ街のど真ん中に突然巨大な城が出現するという、
とんでもない超常現象を目の当たりにしているので、
街中は大騒ぎになっていた。
逃げ惑っているというよりは、あの城への対応を
どうするべきか困っている、という感じだ。
まだ向こうから何かの攻撃を
して来ているわけじゃないから、
それが自然なのかも知れない。

一応、警察には「城に近づくと忍者みたいな人が
襲ってくるかも知れないからみんなに伝えて」
と教えておいた。
……すごく変な人を見る目で
見られた気がするけど、忠告はした。
これ以上はわたし達の仕事じゃないのかも知れない。
城に近付きさえしなければ襲われないのなら、
少なくとも今は大きな脅威にはならないと思う。
とはいえ、『未知夢』の件もあるし、
忍者が危険な存在である事には変わりない。
何かしらの対策を考える必要がありそうだ。

「あっ、はもはもちゃん、良かった!!
帰りが遅いから、みんなで
城の方に行こうかと思ってたんだ」
「私は全員が闇雲に動くのは危険だから
こちらに留まる事にしようと言ったんだけどね。
みんな、キミが心配だと聞かなくて」
しおんちゃんは相変わらずクールな振る舞いだけど、
ライジングちゃんに「しおんちゃんだって
『やっぱり様子を見に行こう』って言ってたくせに〜」
とツッコまれて、顔を赤くしている。

「……あっ!はもはもちゃん、よく見たら
ケガしてるの!?大丈夫!?」
「うん、帰る途中でござる鼬ちゃんが
手当てしてくれたから、とりあえず大丈夫だよ」
「あれはあくまで応急手当てでござるよ。
傷が化膿するやも知れぬゆえ、
後できちんと病院に行って診てもらうでござる」
「……えぇと、この人は……?」
「申し遅れたでござる、拙者は…………」



……………………

………………………………

…………………………………………




「ござるロリ鼬ちゃん、だね。
要約すると…のじゃ猫ちゃんの友達って事でいいのかな」
「まっっったく違うでござる。
拙者とアレはいわば宿命の敵。
今はあくまで一時的に休戦しているだけでござる。
もし拙者の目の前にアレが現れたならば、
其方らは全力で逃げるが吉でござるよ。
休戦中とはいえ、己を抑えられる自信はござらん」
「え、えーと、とにかく今はわたし達の味方を
してくれるって事で良い……んだよね?」
「その点については安心召されよ。
拙者とて一度請けた依頼を投げ出すのは主義に反する故、
この一件が片付くまでは其方らを見捨てるような事はせぬ」
「じゃあ、もうわたし達はお友達だねっ!
よろしく、ござる鼬ちゃん!」
ぴょこ、とライジングちゃんは無邪気に手を差し出す。
一瞬困ったような顔を見せたござる鼬ちゃんだったけれど、
すぐにその手を取り、握手する。
「……うむ。よろしくお願いするでござる。
天涯孤独だと思っていた拙者に、友達とは。
其方らはつくづく不思議な人間であるな」



……………………

………………………………

…………………………………………




「……改めて、状況を整理しよう。
南大空町に突然現れたお城は、
今のところ大きな動きはないけど、
忍者によって守られているらしい……
って事で良いんだよね?」
「多分、忍者が襲ってきたのはわたし達が
城に近付いたからだと思うんだ。
だから近づかない限りは、
向こうも攻撃はしてこないんじゃないかなって」
「そうなると、相手の目的が分からないね。
どうしていきなり街のど真ん中に出てきたんだろう」
「うーん……情報が少なすぎるね。
せめてもうちょっと何かあれば……」

「ね、ねぇっ!!みんな、テレビを見て!」
猫丸ちゃんが慌てた様子でテレビを指差している。
映し出されているのは……。
「あれって……あのお城!?」
『ご覧いただけますでしょうか。
あれが、閑静な住宅街の真ん中に突如出現した
巨大な城の形をした建造物です!』
ヘリコプターからの映像で、城の外観が映し出されている。
下から見た時には全体像は分からなかったけど、
予想以上に立派で大きな城だ。

『一体誰が、何の目的で、そして
どうやってこんな物を出現させたのか。
これらの情報は現状まるで不明です。
あっ!ご覧ください!!建造物に近付く人影があります!
あれは…………国軍でしょうか?!どうやら、
国軍が建造物の様子を見るために派遣されたようです!!』
「こ…………国軍!?自衛隊じゃなくて!?」
「おや、知らなかったのかい?この世界では
日本にも軍隊があるようなんだ。しかもかなり強力な、ね。
私としてはなかなか興味深い事実だから
調べていたんだけどこの」
「見て!忍者が出てきたよっ!!」

しおんちゃんがしょぼーんとしているのは置いておいて、
テレビの映像では何人もの忍者が
素早い動きで軍隊の周りを飛び回っているのが確認できた。
警察の人には近付くなって伝えたのに……!
軍隊なんて呼んでしまったら、
忍者を刺激してしまうに決まってる!!
どうしよう……このままじゃ……!!
『あぁっ!発砲音です!!
国軍が建造物から現れた忍者のような不審者に
発砲したようです!!っ……カメラ!カメラ止めろ!!』

「…………………………」
一瞬だけカメラに映ってしまった映像には、
軍隊の人々の首が斬り落とされる瞬間が、
鮮明に映し出されていた。

……また、あの『夢の世界』と同じ、
地獄が始まってしまう。
命が、まるでゴミのように無残に消えていく世界から、
ようやく脱出できたと思ったのに……。

「どうやら、少々まずい事態になったようでござるな」
「ござる鼬ちゃん!そんなレベルの話じゃ……」
「落ち着くでござるよ。国軍がこの段階で
やられたというのは、むしろ良い事でござる。
これでまともな人間なら
『あの城に近付くのは危険だ』と理解できたはず。
今後あの城に寄り付く者はほとんどいなくなる。
最小の犠牲で済んだというのは、喜ばしい事でござろう?」
「それはっ……そうかも知れないけど……!
でも……!!」
「…人の死は、数の大小で見る物ではない。
その通りでござる。しかし、今其方らが嘆いても
状況は変わらぬ。それよりも、今できる事を
するべきでござるよ」
「わたし達が、できる事って…………?」
すると、ござる鼬ちゃんはマスクの下で
ニヤリと笑った……ような気がした。
「新しい力の、修行でござる」

「新しい、力……?」
「左様。はもはも殿は先程忍者と戦った時に実感したはず。
武器を持った相手に、素手での戦闘は
あまりにも危険であると」
「うん……『女児力』は防御には使えないから、
刃物で攻撃されるとどうしても防戦一方に
なっちゃうんだよね」
「じゃあ、その新しい力を使えば、
相手が刃物を持っていても対抗できるってこと?」
「その通りでござる。その力の名は
『 女児纏(じょじまとい) 』。
女児力や符号に使っている女児としての
イノセントエネルギーを、手に持った武器に
纏わせる方法でござる。これを使えば、
ただの棒切れでも強靭な鉄の棒に早変わり。
そして重い武器でも、
まるで手足のように振り回す事が
できるようになるでござるよ」

「すごい!!そんな力があるなんて……!
それがあれば、忍者だってちょちょいのちょいだね!」
「……うーん、でも、武器を使うとなれば、
みんな自分に合ったものを使いたいと思うんだよね。
このご時世に、そんな簡単に色んな種類の武器を
調達できるとは思えないけど」
確かに、古代ちゃんの言う通りだ。
ゲームなら街には武器屋があって
自由に買う事ができるけれど、
この世界にそんなものはないし、
そもそも武器なんて持ち歩いていたら捕まってしまう。

「ふむ……武器を持っていたら犯罪になる世界でござるか。
生きづらい世の中でござるなぁ……」
どうやらござる鼬ちゃんもそこまでは
考えていなかったらしい。
女児纏そのものは是非習得したい力だけど、
武器の問題を解決しない限りは……。

「話は聞かせてもらったよ。
その問題を両方一挙に解決する方法、
私に任せてくれないかな?」
ガチャリと食堂の扉が開き、Dr.マッドが入って来た。
彼女は時々こうしてやって来るけど、
どうもタイミングが良すぎる気がする……。
「どういう事ですか、Dr.?武器を手に入れる方法と、
それを持ち歩いていても問題にならない手段がある、と?」
「そうとも。君たちに、国軍所属の
遊撃隊になってもらえば
全て解決さ!武器の方も私が用意しよう。
全て君たちの要望に応えるよ。
刀だろうが銃だろうがモーニングスターだろうが、
どんな物でもOKだと約束するとも」
…………なんでこの人はこんなにノリノリなんだろうか。
いや、それよりも。

「遊撃隊……って、わたし達が、
軍隊に入るって事ですか!?
いくらなんでもそんな…」
「軍隊と共に行動しろ、という話じゃないよ。
君たちはあくまで自分たちの意思で、
自分たちの必要な時に戦ってくれれば良い。
遊撃隊だからね。住む場所も、ここのままで構わない。
つまりは、今までと何も変わらないって事さ。
……さっきの映像、見ただろう?今はまさしく非常時だ。
国軍がやられた現状ではしばらく様子見になるだろうけど、
いずれはあの城と全面戦争の構図になるだろう。
そうなった時、必ず君たちの力が必要になると、
私は確信しているんだよ」
全面、戦争。
……あの映像を見て、いつかはそうなるだろうという
予感はしていた。
誰かのために戦うという事実は変わらない。
だけど、わたし達が軍人になるだなんて…。

「難しいかも知れないけど、重く考えすぎないで欲しい。
これはあくまで君たちを犯罪者に
しないための措置だからね。
この世界では例え相手が危険な忍者でも、
街中で武器を持って戦えば法に触れてしまう。
だけど軍人なら、それは正当な仕事になる。
君たちほどの実力があれば、
必要以上の血が流れる事もないと信じている。
……どうか、前向きに検討して欲しい。
私は何かあった時のために準備を進める。
じっくり話し合ってからで良いから、
答えを聞かせておくれ」
バタン。
怒涛の勢いで話を進めるだけ進めて、
さっさと帰ってしまった。
だけど、Dr.の提案は決して悪いものではないとは思う。
軍人になるなんて、と一瞬戸惑ったけれど…
武器も調達できて、それを使っても犯罪にならない。
つまりは合法的にみんなを守る事ができる。

残るは、気持ちの問題だ。
軍人になってしまえば、今までの日常には
戻れない。この3ヶ月、自分たちに合った仕事ができて
とても楽しかったからこそ、
それを失うのが辛い。
もちろん、危険な忍者が現れた今となっては
普通に働いている場合ではないのは分かっている。
だけど、『夢の世界』にいた頃から願ってやまなかった
日常がようやく手に入ったのに、
またそれを失ってしまうのは……
あまりにも悲しかった。

「……どうする?みんな……。
軍人になる。簡単な事じゃないと思う。
今ならまだ、断る事もできるけど……」
「だけど……断ったって、もう普通の日常が
戻ってくるわけじゃない。戦うしかないんなら、
覚悟を決めた方が良いんじゃないかな」
「どうして戦うしかない、って話になるの?
別に私達が命がけで忍者と戦う
理由なんてないと思うけど」
「戦う力があるのに、それを使わずに
人々が傷つけられるのを黙って見ていろって?
そんなの絶対ダメだよ!!」
「……わたし、怖いです…………
また、戦わなくちゃいけないなんて……」
「戦わずに済む世界を守るために戦うんだ。
誰だって、最初から戦いたいわけじゃないさ」
ざわざわざわ…………。

……このままじゃ、意見がまとまりそうにない。
みんな、いつかは戦わなくちゃいけない事は
理解していると思う。
だけど、それに納得したくないんだ。
「どうして自分なのか」と、つい考えてしまう。
『夢の世界』では現実の世界を守るために、
暴走したDr.マッドと戦った。
この世界ではこれまで出会った人々や、
何よりも大切な仲間、
そしてみんなと過ごす日常を守るために戦う。
……再び、覚悟を決める時だ。

「みんな、聞いて!」
ガタン!と音を立てて立ち上がる。
全員の視線が、こちらに向けられる。
「戦おう。わたし達の命をかける事になるとしても。
このままじっとしてても、日常は戻ってこない。
それどころか、状況はどんどん悪くなる一方だと思う。
一刻も早く、わたし達の日常を取り戻すためにも……
全力で戦おうよ!!」
みんなの目が、表情が変わる。
自分が厳しい事を言っているのは理解している。
だけど、今はこれしか道がない。
Dr.の提案を受け入れ、軍人として、
忍者と戦う。今はこれが、わたし達にとって
最良の方法だと思いたい。

「話はまとまったようでござるな」
ザッ!とござる鼬ちゃんが再び現れる。
そういえばいつの間にかいなくなっていたけど、
どこに行っていたんだろう……?
「あの人間と顔を合わせたくなかった故、
しばし席を外させていただいた。
……今のうちに忠告しておくでござる。
Dr.マッドを信用してはならぬ。
目的のために利用するのならまだしも、
全幅の信頼を寄せるのは危険すぎる。良いでござるな」

「うーん……確かにDr.の事はまだ信用できないけど、
前の世界にいたDr.を思えば
まだまともに見えちゃうってのはあるよね……」
「見かけだけで他人を信用してはならぬ。
外面など、いくらでも取り繕う事ができる。
あの人間の内面までは分からぬが、
そういう事が得意なように見えるでござるよ」
「そっか……ござる鼬ちゃんがそこまで言うなら、
Dr.には気をつけるようにしなきゃね。
だけど、提案を受け入れるって事だけはきちっと伝えよう。
武器も用意してもらわないとだしね」



……………………

………………………………

…………………………………………




「そうかそうか!決意を固めてくれたんだね、嬉しいよ。
なに、これと言って何かが変わるわけでもないよ。
有事に備えて家に待機してもらう時間が多少増えるけれど、
常に家にいろと言うわけでもない。
休暇もあるし、非番の日は自由にしてくれて良い。
働きに応じて給料も出る。
絶対に悪い待遇にはさせないと誓うとも。
君たちの人々を守りたいという気持ちを、
本当に嬉しく思う。ありがとう」

軍隊に所属するという意思を話すと、
Dr.は嬉しそうに笑った。
作り笑顔には見えないけれど……
とにかく本心が見えない人だ。
警戒は怠らないようにしよう。
「さて、そうなると本格的に君たち専用の
武器を用意しなくてはいけないね。
申し訳ないけど、それぞれの希望の武器の種類を
まとめて教えてくれるかい?
そうだね、なるべく早いと助かるよ」

「……という事で、わたし達の希望を伝える事になったから、
みんなが使いたい武器を教えてくれる?」
「刀!」「メリケンサック」「二丁拳銃!
」「ガントレット!」「バズーカ!」「ハンマー!」
「スラッシュアックス!」「操虫棍」

「紙 に 書 い て!!!」

「「「はい……」」」

ざわざわ……。
みんな、思い思いの武器を書いているようだ。
何人かは既に自分の武器を持っていたりするけれど、
武器を初めて使う子がほとんどだから
悩んでしまうのも分かる。
かく言うわたしも、自分が使いやすい武器というのが
どういうものなのか分からない。
自分に合うものがあるかどうか、試してみたいな……。

「ふむふむ。希望はある程度揃ってきているけど、
未提出の子も結構いるんだね。
自分に合った武器を見つけるために、
いくつかの種類を試してみたい……か。なるほどね。
よし、それじゃ私特製のVRを試してみたらどうかな?
現実そっくりの空間で、
好きなだけ武器を振るう事ができるよ」
「VR……!!」
思わず、目を輝かせてしまう。
存在は聞いた事があったけど、実際に試すのは初めてだ。
武器の種類について悩んでいるみんなにも、
教えてあげよう!

VRでの体験は、まさしく衝撃だった。
本当に現実にしか見えない空間で、
好きに武器を使って敵を倒す事ができる。
正直なところ、これをずっと続けていたら倫理観とか
そういうものが破綻してしまうんじゃないかって
心配まで出てくるくらい、リアルなのだ。
わたしはつい夢中になってしまい、
気が付いたら朝から夕方までプレイしていた……
なんて事も何度かあった。
でもそのおかげで、自分に合う武器が
なんとなく分かった気がする。
手足の延長のように扱う事ができ、
なおかつ人を過度に傷付ける事なく制圧できる、
『トンファー』。これが自分の戦闘スタイルに
一番合っていると思う。

他のみんなも、VRのおかげで各々に合った武器を
見つけられたようだ。
実際に使うのとほぼ同じ感覚で試せたおかげで、
取り回しや立ち回りもなんとなく
掴む事ができたのは大きかった。

「各々使う武器が決まったようでござるな。結構結構。
ではいよいよ『女児纏』の修行に進むでござる」
「修行…………かぁ…………」
『女児力』を身につけるために、のじゃ猫ちゃんと行った
地獄の修行が思い出される。
あれよりはハードじゃないと良いんだけど……。
「心配無用。修行の第1段階は肉体を使うものではござらん。
まず己の武器を、身体の延長であると思い込む事から
始めるでござるよ。つまりは瞑想。己の精神との戦い、
という事でござるな」
「瞑想かぁ。それなら出来るかも!」

「喝ッ!!!
瞑想はただ黙って座っているだけのものではござらん。
精神を研ぎ澄まし、己の内に潜む真なる己と戦い
打ち勝つ事が必要。それが今回の修行でござる。
この修行を終える頃には、武器に女児エネルギーを
纏わせる事ができるようになっているはずでござる。
ここが最も重要な第一歩になりまするぞ。
さぁ各々方、瞑想を始めるでござる!!」



「……………………………………」
ピクッ。
「かぁ────つッ!!!」
バシーン!!!
「あい"た"ぁ!!!ひっ酷いよござる鼬ちゃん!!
いきなり叩くなんて!!」
「これも修行のうちでござる。
邪念があるがゆえに身体が動いてしまうのでござるよ。
精神を研ぎ澄まし、集中しておれば肉体はピクリとも
反応などせぬ。良いか、
坐禅とは単なるポーズではござらん。
瞑想するための準備段階、精神統一、自我の確立。
そういったもののために必要な過程でござる。
まだ修行は瞑想にすら入ってはおらぬ。
この段階で投げ出すようでは、
到底女児纏など習得できぬぞ!」
…………ござる鼬ちゃん、のじゃ猫ちゃん以上に
スパルタな気がしてきた……。


……………………

………………………………

…………………………………………



「うぅぅ……足が…………痺れて…………」
「ふむ。流石は話に聞く『夢の世界』の修羅場を
潜り抜けて来た猛者たちでござる。
始めこそ集中力が足りておらなんだが、
すぐにコツを掴んだでござるな。
この調子なら『女児纏』を習得できる日も、
そう遠くないでござるよ」

ござる鼬ちゃんが珍しく優しい笑みを浮かべる。
しかし、肉体ではなく精神を鍛える
修行は想像以上に難しく、
わたし達全員が女児纏を習得するまでには、
1ヶ月の日々を要したのだった……。



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