ファストボール・スペシャル - アメコミ@ wiki

ファストボール・スペシャル(Fastball Special)

(技名、作戦名、マーベル)

初登場：X-Men Vol.1#100(1976年10月)

概要

タッグ技、コンビネーション技の一つ。
クローを展開したウルヴァリンをコロッサスが敵に向かって投擲するのが元祖であり、
要は、飛行できないが優れた近接攻撃能力(または頑丈な肉体)を持つヒーローを
怪力を持つヒーローが放り投げるのが基本形である。
が、別に攻撃力が低くても、防御力が無くても、誰かが誰かを投げればそれで成立してしまうことが多い。
本来であればデンジャールームで特訓をしたウルヴァリンとコロッサスならではの技だったが、
ぶっつけ本番で成功させているヒーローもいる。

バリエーション

*左が投げられる者、右が投げる者

(ファストボール・スペシャルと明確には言っていないものも含む)

• ウルヴァリン＆コロッサス：元祖。ウルヴァリンはシング、ミズ・マーベル(キャロル)などにも投げられた。
• コロッサス＆ウルヴァリン：掟破りの逆ファストボール。低重力の月面で披露。
• コロッサス＆ローグ：捕まったナイトクロウラー救出のために使用。一度に多くの敵を薙ぎ払った。
• キティ・プライド＆スパイダーマン：対モーロックス戦にて。「これって楽しい！」とはキティの感想。
• キティ・プライド＆コロッサス：フェージングでセンチネルをすり抜け、機能を破壊。
• ウォーパス＆コロッサス：爪の代わりにナイフで攻撃。だが、もともとウォーパスは飛行可能(あまり速くないらしいが)。
• シャタースター＆ウォーパス：爪の代わりに剣で。第一期のX-Forceで使用。
• ナイトクロウラー＆ローグ：飛行しながら地上方向へ投げつけるローグ発案の「デススター・ドロップ」。
• ジュビリー＆ストロングガイ：AOA世界にて。ジュビリーが身軽さを生かし、変則的な軌道から「花火」で攻撃する。
• コロッサス＆マグニートー：磁力で投げつける「マグネティック・ファストボール・スペシャル」。
• X-23＆スパイダーマン：ローラはシーハルクに投げられたこともある。スパイディは技名が商標登録されているのか気にしていた。
• スパイダーマン＆シング：拘束されたキャプテンアメリカを助けるため。しかし結果は……。
• デッドプール＆ローグ：「オッド(変な)ボール・スペシャル」。アンキャニーアベンジャーズにて。
• ロア＆ライラ：ロアの能力を考えればかなり強力。ロア曰く「私の方がすごいでしょ、ウルヴァリン」。
• ティッピー・トー＆スクィレルガール：M.O.D.O.K.を倒した一撃（ティッピー・トーをM.O.D.O.K.の顔に投げつけ、手が短いのでティッピー・トーを剥がせないM.O.D.O.K.を、スクィレルガールが破壊した）。「ファズボール(毛玉)・スペシャル」。
• スクィレルガール＆カマラ・カーン：マーベル・ライジングで使用。A.I.M.の頭上を越えて、ドアの前にいたリスの群を部屋に入れるために使った。
• 警官から奪った拳銃＆デッドプール：技名叫べばいいってもんじゃないよ、デップー君！

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