テクニカルポイント

概要

通称「TP」。テイルズオブシリーズの多くの作品で採用されているパワーソース。術技を発動する際に消費する値のこと。
最大値を表す「最大TP」、現在値を表す「現在TP」、術技の使用時に消費する「消費TP」の三つの要素がある。
他のRPG作品で用いられるMPに相当するものといえば分かりやすい。
殆どの作品でプレイヤーキャラのTPの最大値は999までだが、敵の方にも設定されている作品では4~5桁のTPを持つ敵も存在する。
オレンジグミパイングミトリートスペシフィックを使うと回復する。
ミックスグミミラクルグミエリクシールを使うとHPと共に回復する。
戦闘に勝利することでも大抵は5%回復する。
Lvアップと共に上昇する他、セボリーレッドセボリーブルーセボリー(TOSラタトスクの騎士のみ)といった薬草を使うと最大TPが永続で上昇する。

このステータスに関わっている装飾品としては、

TP以外のポイントで術技を繰り出す作品では当然ながら登場しない。TPが登場しない作品はPS2版デスティニー、リバース、ハーツ、グレイセス、TOPなりきりダンジョンX、ゼスティリア、ベルセリアの7作品。

登場作品

+ 目次

ファンタジア


術技を使用することで消費する。
回復アイテムや料理(PS版以降)、宿屋の利用の他、戦闘に勝利することで少量回復する。
フルーツ系の食材の殆どに最大値の1%回復する効果がある。
エメラルドリングフェアリィリングと言った装飾品で消費量を減らすこともできる。
なお、技の存在しないSFC版のチェスターはTPが0固定となっている。
PS版以降は時間経過でクラースのTPが減少するトレントの森深部が存在する。
X版ではレベルアップするとHP・TPの両方が全回復する。


デスティニー(PS)


上限は999。
セボリーレッドセボリーでドーピングが、ムーンクリスタルで強化が可能。
また、エメラルドリングフェアリィリングでTP消費量を減らすことができる。

レベルアップごとの最大TP成長は以下の式で行われる。
上昇量 = 10 + A + 乱数(0~3)
A = B - C(最小値は0)
B = レベルアップ後のちりょく ÷ 4(小数点以下切り捨て)
C = レベルアップ前のレベル
全キャラで成長がほぼ均一となってしまっているHPと異なり、こちらはちゃんとちりょくが高いキャラほどTPが伸びる仕組みが機能している。
最もTP成長の早いキャラはフィリアリオンウッドロウジョニーで、前3人はLV65ほどでTP999に達するが、ジョニーのみレベルに対する初期TPが妙に低いため、前3人より成長がちょっと遅れる。
逆に遅いキャラはスタンマリーコングマンだが、どのキャラもLv86ほどあればTP999に達する。
他の仕様はPS版ファンタジア準拠。


エターニア


仕様はPS版ファンタジア準拠。
エターナルスロー発動後は60秒経過かTPが0になるまでTPが減少し続ける。


デスティニー2


本作のみ大きく仕様が異なる。
最大値は敵味方共に100(敵の背後に回ると50まで減少)に設定されている。
この値はレベルアップによって上昇することはない。
術技を使用すると減少するのは従来通りだが、時間経過で回復できる。
回復にかかる速度はそれぞれの「TP回復」の値に大きく依存する。
その他通常攻撃を当てることで、1ずつ回復するようになった。
また、術技の使用に必要なTPも「TP軽減」の値によって軽減できる。
エンチャントの効果でさらにTPを軽減できるほか、敵のTPを削ることもできる。
また、敵の晶術をマジックガードすることや、受け身を取ることでもTPを少量回復できる。
ナナリーは「TP転換」でSPを消費してTPを回復できる。
「TALES OF パペット」の第4話では、かつて「TPが高いと技の威力が上がる」と解説されていたが、これはミス(残りTPの量が多くても少なくても与えるダメージは変わらない)であり、現在では修正されて「TPが低い状態で放った蒼破刃を食らっても痛がらないノールとTPが高い状態の蒼破刃を食らって痛がるノール」のイラストから「単純に爆炎剣を食らって熱がっているウェアウルフ」のイラストに変更されている。


シンフォニア


デスティニー2同様通常攻撃で敵を攻撃するごとに1ずつ回復する。
その他仕様はエターニア以前のものと同様、装飾品なしで時間経過では回復しない。
TPの最大値が固定されていないため、高レベルとなると通常攻撃での回復は心もとない。
粋護陣等のマジックガード発動時はTPを最大値の10%分消費する。
複合EXスキルの効果で消費TPを軽減したりTPを回復することも可能。
敵にも設定されており、使い切らせれば一応TPを使う術技は撃てなくなる。ただし相当特殊なプレイでもなければ見ることは無いだろう。


レジェンディア


再び戦闘中の時間経過でも回復するようになった。
また、戦闘不能になるとTPが0になる。


アビス


一部のADスキルでTPを回復・軽減できるほか、FSチャンバーグラスチャンバーで消費TPを軽減できる。
その他仕様はシンフォニア準拠。
敵にも設定されているが、ジェイドドレイン・マジックで吸える量以外の意味が全くない事実上の死にステ。


イノセンス


「[[吸魂>スキル:吸魂」付き武器での通常攻撃でないと、TP回復はできない。
スタイル・武器アビリティでTPの消費量を軽減することが可能。
なお征服者の証の個数によって戦闘終了後のTP回復量が増加する。


イノセンスR


通常攻撃でTPが回復する仕様になった。
また、レイヴアビリティによってその回復量を上昇できる。
今作でもアビリティでTPの消費量を軽減・回復できる。
アビリティの効果でオーバーリミッツ中にTPを消費させないことも可能。
ヴェスペリア同様「リスキーリング」装備で物防・術防が激減するが消費TPを1にできる。


ヴェスペリア

通常攻撃でTPが回復できる。
多様なスキルによってTPを回復・消費TPを軽減できる。
スキルによっては消費を肩代わりしたり、消費量を増加して効果を増幅するものもある。
オーバーリミッツLv3以上ではTPを消費しなくなる。
また、「リスキーリング」を装備すると物防・術防が激減する代わりに消費TPが1になる。

ハーツR

レイヴシステム以外はイノセンスR準拠。
スキルで消費TPを減らしたり、回復することが可能。
スキル効果でチェイスリンク中のTPの消費をなくすこともできる。
また、スピルドライブLv2以上でもTPの消費がなくなる。

エクシリア

通常攻撃でTPが回復する。
スキル効果でTPを回復・軽減可能。
スキル「リミッツフィーバー」装備でOVL中の消費TPを0にすることができる。
「リスキーリング」装備で被ダメージ2倍になる代わりに消費TPを1にできる。

エクシリア2

エクシリアとほぼ同じ仕様となっている。
「リミッツフィーバー」が廃止され、OVL中は無条件で消費TPが0になる。

テンペスト

通常攻撃では回復せず、獣人化発動後は0まで減少するようになる。

TOPなりきりダンジョン

敵も特技を使う時にTPを消費する仕様となっており、戦死になった仲間を復活させることもできる。

TOSラタトスクの騎士

アビス準拠だが、全体的に消費TPは多く、CPUは術技をやたら使うため、グミ共々すぐ枯渇する。
スキル「テクニカル」で消費TPを減らしたり、1にすることができる。
カンスト値は999なので、魔物の育成の場合完全に切り捨てて後からドーピングするやり方も有効。
TP1桁からドーピングでカンスト狙いでもブルーセボリーはたった50個でOKなので、他の能力とは重みが違いすぎる。
今作では敵にも普通にTPが設定されており、上限値は999だがよほど特殊な闘い方をしない限り枯渇しないので意識することは無いだろう。

バーサス

通常攻撃を当てたり攻撃を喰らったりすることで回復する。
術技を使用すると消費するほか、エターナルスロー発動時に0になるまで減り続ける。
スキルでTPの回復量を増やしたり、消費してキャンセル等の特殊な効果を発動することもできる。
また回復アイテム・料理で回復できるほか、オーバーリミッツ発動で全快し、
オーバーリミッツクロスを発動するとTPの消費が0になる。
カスタムルールで「TP減らない」をセットしている場合もTPの消費は0。


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最終更新:2024年11月30日 03:43