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*The Elder Scrolls IV: Oblivion #CONTENTS **メエルーンズ・デイゴン -オブリビオンに棲むデイドラロード、メエルーンズ・デイゴンは喜んでいた。 -モロウウィンドの『予言』が成就したことにより、彼の地に座していた現人神『トリビュナル』が喪われたからだ。 -彼は以前から幾度と無く、様々な形でタムリエルに侵攻していたが、その事如くが勇者たちの抵抗により失敗していた。 -特にトルビュナルに対しては、自身が不意打ちを仕掛けておきながら敗北を喫すると言う失態を演じていた。 -彼らは、アカトシュの加護を受けた『龍の血脈』セプティム王家が灯す『ドラゴンファイア』と共にデイゴンの侵略に対する抑止力となっていたのだ。 -デイゴンはその脅威が消失したことを確信すると、すぐさま行動に出る。最後の障壁である『ドラゴンファイア』を突破するために。 -その足掛かりとして目をつけたのは、『深遠の暁』と名乗る、異質な教義を掲げるデイドラの信者達だった。 **マンカー・キャモランと深遠の暁 -学者であり、デイドラの信奉者であったマンカー・キャモランは、とある情報を入手し驚愕する。 -その情報とは、創造主と呼ばれるロルカーンの心臓が、このタムリエルに存在し、今なお脈動を続けているということだった。 -この事実に直面したキャモランは、狂喜と共に幾つかの疑問を抱き、仮説を立てていく。 -その仮説とは、『心臓だけで生きているロルカーンは、限りあるエイドラではなく不死のデイドラである』 -それだけではなく、『このタムリエルそのものがデイドラであるロルカーンの領域なのだ』というものだった。 -この『事実』に基づいて、しかし自身の推測を交えて打ち建てた『仮説』に彼は呑み込まれて行く。 -そして彼は憤怒した。ロルカーンを追放し、我が物顔で世界に君臨する『九大神』に。 -この『過ち』を正すべく、彼はデイドラ信者たちを集めて『深遠の暁』を結成するに至る。 -彼は知らなかった。ロルカーンの心臓が、既にとある英雄によって砕かれていたことを。 -キャモランの立てた証明しようの無い『仮説』は、いまや『願望』と成り果てて、彼自身を狂気へと走らせていた。 **皇帝と囚人 -皇帝ユリエル・セプティムⅦ世は、親衛隊である『ブレイズ』と共に監獄へやってきていた。『深遠の暁』の暗殺から逃れるためだ。 -そこで彼らは、牢獄の部屋に入れられていた囚人と出会う。この部屋は逃走経路である下水道に繋がっており、常に開けられている手筈だった。 -皇帝は囚人の顔を見て何かを確信すると、自身の持つ『王者のアミュレット』を託す。直後に彼は暗殺者の手にかかってしまう。 -囚人は何とか生き延び、ブレイズから『ウェイノン修道院』に赴き、アミュレットを届けて欲しいと頼まれる。 -修道院に身を寄せていたかつてのブレイズの長、ジョフリーは、事情を聞いた後アミュレットを受け取ると、囚人に驚きの情報を明かす。 -皇帝には、彼と同時に暗殺された3人の息子のほかに隠し子がおり、彼は大都市クヴァッチのアカトシュ聖堂で僧侶をしているということだった。 -『ドラゴンファイア』を再び灯し、オブリビオンの襲撃からこの世界を守れるのは『龍の血脈』たる彼一人。ジョフリーは囚人に彼を保護するよう依頼する。 -囚人はまだら馬に跨ると、クヴァッチへと向かう。しかしそこで見たものは、火の手を上げ崩れ落ちる、かつてのクヴァッチであった。 **クヴァッチの英雄 -クヴァッチに『オブリビオンの門』が開いたのは、恐らく皇帝が暗殺され、ドラゴンファイアが消えた直後だった。 -衛兵は門から湧き出るデイドラを果敢に迎え撃ったが、強靭にして不死のデイドラには敵わず、抗戦空しくクヴァッチは焦土と化してしまう。 -兵も住人も生き延びたのは僅かであり、残存戦力もクヴァッチから出ようとするデイドラを食い止めるので精一杯だった。 -そこで現れた彼の囚人は、なんと『オブリビオンの門』に飛び込み、門を維持する装置を破壊して閉じることに成功する。 -勢いに乗った囚人と衛兵達は、そのまま街に残るデイドラたちを掃討し、修道院に残っていた人々を救出する。 -その場所で囚人…ではなく、今やクヴァッチを救った『英雄』は、セプティム王朝最後の一人、マーティンと邂逅を果たす。 -マーティンは突然の真実に戸惑いつつも、自身の運命に従い『英雄』と共にウェイノン修道院へと向かう。 -しかし2人が辿り着いたとき、ウェイノン修道院もまた『深遠の暁』の手に掛かり、火の手を上げていたのだった。 **暁への道しるべ -信者を討ち払い、ジョフリーと合流した2人は、『王者のアミュレット』を信者に奪われてしまったことを知る。 -『王者のアミュレット』は、主神アカトシュの力を宿した契約の証であり、これが無ければドラゴンファイアを灯せないのだ。 -時を同じくして、帝都周辺のみならず、タムリエルの各地に『オブリビオンの門』が出現。大陸中が大混乱に陥ってしまう。 -3人はブレイズの拠点である『曇王の神殿』に身を寄せると、『深遠の暁』を探るために行動を開始する。 -勇気ある者達は各地の門を閉じて回るが、その数は余りに多かった。根本的な解決には、再びドラゴンファイアを灯すしか方法が無かったのだ。 -英雄とブレイズによる必死の調査・密偵の末、彼らはデイゴンの祠を発見。信者に紛れてキャモランの持つアミュレットを奪還する計画を立てる。 -潜入した英雄はキャモランに肉薄するものの、彼はアミュレットを持ったまま異次元である『楽園』へ逃走してしまう。 -英雄は『楽園』への道を記した、デイゴンの自身の著作『ザルクセスの書』をなんとか奪取し信者の包囲を突破し帰還した。 -マーティンが本を解析した結果、『楽園』に辿りつく為の方法が判明。英雄は必要な品物や儀式の準備に奔走する。 -しかしその最中に、北の都市ブルーマがデイドラによって包囲されているという情報が入る。 **ブルーマの戦い -クヴァッチの悲劇を繰り返す訳には行かない。英雄はそう決断すると、シロディール中から援軍を集め、迎撃準備を整える。 -そしてブルーマの近郊に『大いなる門』が開き、ブルーマの命運を掛けた決戦の火蓋が切って落とされる。 -勝利条件はただ一つ。門から出現した攻城兵器が、ブルーマの城壁を破壊する前に『大いなる門』を消滅させること。 -ブレイズと兵士達は英雄を信じ、不死身の怪物を相手取り、必死の応戦を繰り広げた。そうさせるだけの力が、英雄にはあったのだ。 -その期待通りに、英雄は『大いなる門』を消し去り攻城兵器を破壊。多くの犠牲を出しながらもブルーマの防衛に成功する。 -英雄の名声はシロディール中に轟き、後にブルーマには、英雄の姿を模した像が建てられる程であった。 **楽園 -ブルーマの安全が確保されると、ついにマーティンは『楽園』への道を開くことを決定する。 -門に突入した英雄が目にしたものは、名の通りの平穏な場所と、その裏にある凄惨な拷問場であった。 -望みどおり不死者となった信者達は、それゆえドレモラたちに永遠の拷問を受け続けていたのだ。 -英雄は、甘言に惑わされた哀れな信者と強靭なドレモラたちを薙ぎ倒し、ついにキャモランと対峙する。 -キャモランは、胸にアミュレットを下げたまま、自身の正当性を強調し、英雄を罵倒し、殺しに掛かった。 -英雄は耳を貸さず、キャモランとその家族を死闘の末打ち倒し、アミュレットを奪還した。 -術者であり寄り代であった主を喪った『楽園』は、キャモランの理想と共にゆっくりと崩壊していく。 **降臨 -ついにアミュレットは正当な持ち主の手に戻った。マーティンが帝都に凱旋し、ドラゴンファイアを灯す時が来たのだ。 -タムリエルの新たな皇帝は、護衛のブレイズ、そして無二の親友となった英雄と共に、帝都へと歩を進める。 -帝国は皇帝の帰還に歓喜し、皇帝不在の帝国を切り盛りしていた書記官オカートは彼らを歓迎し、早速儀式を始めようとする。 -しかしデイゴンは、未だ自身の敗北を認めていなかった。なんと彼は帝都に直接門を開き、自身も手勢を引き連れ攻め込んだのだ。 -幾つもの門が開いた帝都は、空が紅く染まり、人々が逃げ惑い、怪物が跋扈する地獄絵図と化してしまう。 -英雄と皇帝に率いる兵士達は激闘を繰り広げ、デイゴンとすら刃を交えるものの、余りに強大な力と不死の命に成す術が無かった。 -そこでマーティンは自身を呼ぶ『声』を聞き、己の運命を理解する。彼は英雄に感謝を述べ、タムリエルの未来を託すと最高神の神殿へ赴く -デイゴンが神殿を破壊し、最後の障害であるマーティンを手に掛けようとしたその時、マーティンの体が光り輝き、金色の龍が降臨する。 -マーティンは己の命とアミュレットを引き換えに、帝都の神殿という神の影響が最も強い儀式場を使い、主神アカトシュを召喚したのだ。 -デイゴンはアカトシュに抵抗するものの、龍神の放つ金色の炎にその身を焼かれ、タムリエルから消滅していく。 -それを見届けた龍は一際大きな咆哮を上げると、自身を石化させ神像と化した。同時に大陸中のオブリビオンの門は消失し、永遠に閉じられた。 -こうして、タムリエルの第三紀は『龍の血脈』と共に終わりを告げ、星霜の書に記された第四の物語はこうして完結したのだった。
*The Elder Scrolls IV: Oblivion #CONTENTS **メエルーンズ・デイゴン -オブリビオンに棲むデイドラロード、メエルーンズ・デイゴンは喜んでいた。 -モロウウィンドの『予言』が成就したことにより、彼の地に座していた現人神『トリビュナル』が喪われたからだ。 -彼は以前から幾度と無く、様々な形でタムリエルに侵攻していたが、その事如くが勇者たちの抵抗により失敗していた。 -特にトルビュナルに対しては、自身が不意打ちを仕掛けておきながら敗北を喫すると言う失態を演じていた。 -彼らは、アカトシュの加護を受けた『龍の血脈』セプティム王家が灯す『ドラゴンファイア』と共にデイゴンの侵略に対する抑止力となっていたのだ。 -デイゴンはその脅威が消失したことを確信すると、すぐさま行動に出る。最後の障壁である『ドラゴンファイア』を突破するために。 -その足掛かりとして目をつけたのは、『深遠の暁』と名乗る、異質な教義を掲げるデイドラの信者達だった。 **マンカー・キャモランと深遠の暁 -学者であり、デイドラの信奉者であったマンカー・キャモランは、とある情報を入手し驚愕する。 -その情報とは、創造主と呼ばれるロルカーンの心臓が、このタムリエルに存在し、今なお脈動を続けているということだった。 -この事実に直面したキャモランは、狂喜と共に幾つかの疑問を抱き、仮説を立てていく。 -その仮説とは、『心臓だけで生きているロルカーンは、限りあるエイドラではなく不死のデイドラである』 -それだけではなく、『このタムリエルそのものがデイドラであるロルカーンの領域なのだ』というものだった。 -この『事実』に基づいて、しかし自身の推測を交えて打ち建てた『仮説』に彼は呑み込まれて行く。 -そして彼は憤怒した。ロルカーンを追放し、我が物顔で世界に君臨する『九大神』に。 -この『過ち』を正すべく、彼はデイドラ信者たちを集めて『深遠の暁』を結成するに至る。 -彼は知らなかった。ロルカーンの心臓が、既にとある英雄によって砕かれていたことを。 -キャモランの立てた証明しようの無い『仮説』は、いまや『願望』と成り果てて、彼自身を狂気へと走らせていた。 **皇帝と囚人 -皇帝ユリエル・セプティムⅦ世は、親衛隊である『ブレイズ』と共に監獄へやってきていた。『深遠の暁』の暗殺から逃れるためだ。 -そこで彼らは、牢獄の部屋に入れられていた囚人と出会う。この部屋は逃走経路である下水道に繋がっており、常に開けられている手筈だった。 -皇帝は囚人の顔を見て何かを確信すると、自身の持つ『王者のアミュレット』を託す。直後に彼は暗殺者の手にかかってしまう。 -囚人は何とか生き延び、ブレイズから『ウェイノン修道院』に赴き、アミュレットを届けて欲しいと頼まれる。 -修道院に身を寄せていたかつてのブレイズの長、ジョフリーは、事情を聞いた後アミュレットを受け取ると、囚人に驚きの情報を明かす。 -皇帝には、彼と同時に暗殺された3人の息子のほかに隠し子がおり、彼は大都市クヴァッチのアカトシュ聖堂で僧侶をしているということだった。 -『ドラゴンファイア』を再び灯し、オブリビオンの襲撃からこの世界を守れるのは『龍の血脈』たる彼一人。ジョフリーは囚人に彼を保護するよう依頼する。 -囚人はまだら馬に跨ると、クヴァッチへと向かう。しかしそこで見たものは、火の手を上げ崩れ落ちる、かつてのクヴァッチであった。 **クヴァッチの英雄 -クヴァッチに『オブリビオンの門』が開いたのは、恐らく皇帝が暗殺され、ドラゴンファイアが消えた直後だった。 -衛兵は門から湧き出るデイドラを果敢に迎え撃ったが、強靭にして不死のデイドラには敵わず、抗戦空しくクヴァッチは焦土と化してしまう。 -兵も住人も生き延びたのは僅かであり、残存戦力もクヴァッチから出ようとするデイドラを食い止めるので精一杯だった。 -そこで現れた彼の囚人は、なんと『オブリビオンの門』に飛び込み、門を維持する装置を破壊して閉じることに成功する。 -勢いに乗った囚人と衛兵達は、そのまま街に残るデイドラたちを掃討し、修道院に残っていた人々を救出する。 -その場所で囚人…ではなく、今やクヴァッチを救った『英雄』は、セプティム王朝最後の一人、マーティンと邂逅を果たす。 -マーティンは突然の真実に戸惑いつつも、自身の運命に従い『英雄』と共にウェイノン修道院へと向かう。 -しかし2人が辿り着いたとき、ウェイノン修道院もまた『深遠の暁』の手に掛かり、火の手を上げていたのだった。 **暁への道しるべ -信者を討ち払い、ジョフリーと合流した2人は、『王者のアミュレット』を信者に奪われてしまったことを知る。 -『王者のアミュレット』は、主神アカトシュの力を宿した契約の証であり、これが無ければドラゴンファイアを灯せないのだ。 -時を同じくして、帝都周辺のみならず、タムリエルの各地に『オブリビオンの門』が出現。大陸中が大混乱に陥ってしまう。 -3人はブレイズの拠点である『曇王の神殿』に身を寄せると、『深遠の暁』を探るために行動を開始する。 -勇気ある者達は各地の門を閉じて回るが、その数は余りに多かった。根本的な解決には、再びドラゴンファイアを灯すしか方法が無かったのだ。 -英雄とブレイズによる必死の調査・密偵の末、彼らはデイゴンの祠を発見。信者に紛れてキャモランの持つアミュレットを奪還する計画を立てる。 -潜入した英雄はキャモランに肉薄するものの、彼はアミュレットを持ったまま異次元である『楽園』へ逃走してしまう。 -英雄は『楽園』への道を記した、デイゴンの自身の著作『ザルクセスの書』をなんとか奪取し信者の包囲を突破し帰還した。 -マーティンが本を解析した結果、『楽園』に辿りつく為の方法が判明。英雄は必要な品物や儀式の準備に奔走する。 -しかしその最中に、北の都市ブルーマがデイドラによって包囲されているという情報が入る。 **ブルーマの戦い -クヴァッチの悲劇を繰り返す訳には行かない。英雄はそう決断すると、シロディール中から援軍を集め、迎撃準備を整える。 -そしてブルーマの近郊に『大いなる門』が開き、ブルーマの命運を掛けた決戦の火蓋が切って落とされる。 -勝利条件はただ一つ。門から出現した攻城兵器が、ブルーマの城壁を破壊する前に『大いなる門』を消滅させること。 -ブレイズと兵士達は英雄を信じ、不死身の怪物を相手取り、必死の応戦を繰り広げた。そうさせるだけの力が、英雄にはあったのだ。 -その期待通りに、英雄は『大いなる門』を消し去り攻城兵器を破壊。多くの犠牲を出しながらもブルーマの防衛に成功する。 -英雄の名声はシロディール中に轟き、後にブルーマには、英雄の姿を模した像が建てられる程であった。 **楽園という名の地獄 -ブルーマの安全が確保されると、ついにマーティンは『楽園』への道を開くことを決定する。 -門に突入した英雄が目にしたものは、名の通りの平穏な場所と、その裏にある凄惨な拷問場であった。 -望みどおり不死者となった信者達は、それゆえドレモラたちに永遠の拷問を受け続けていたのだ。 -英雄は、甘言に惑わされた哀れな信者と強靭なドレモラたちを薙ぎ倒し、ついにキャモランと対峙する。 -キャモランは、胸にアミュレットを下げたまま、自身の正当性を強調し、英雄を罵倒し、殺しに掛かった。 -英雄は耳を貸さず、キャモランとその家族を死闘の末打ち倒し、アミュレットを奪還した。 -術者であり寄り代であった主を喪った『楽園』は、キャモランの理想と共にゆっくりと崩壊していく。 **降臨 -ついにアミュレットは正当な持ち主の手に戻った。マーティンが帝都に凱旋し、ドラゴンファイアを灯す時が来たのだ。 -タムリエルの新たな皇帝は、護衛のブレイズ、そして無二の親友となった英雄と共に、帝都へと歩を進める。 -帝国は皇帝の帰還に歓喜し、皇帝不在の帝国を切り盛りしていた書記官オカートは彼らを歓迎し、早速儀式を始めようとする。 -しかしデイゴンは、未だ自身の敗北を認めていなかった。なんと彼は帝都に直接門を開き、自身も手勢を引き連れ攻め込んだのだ。 -幾つもの門が開いた帝都は、空が紅く染まり、人々が逃げ惑い、怪物が跋扈する地獄絵図と化してしまう。 -英雄と皇帝に率いる兵士達は激闘を繰り広げ、デイゴンとすら刃を交えるものの、余りに強大な力と不死の命に成す術が無かった。 -そこでマーティンは自身を呼ぶ『声』を聞き、己の運命を理解する。彼は英雄に感謝を述べ、タムリエルの未来を託すと最高神の神殿へ赴く -デイゴンが神殿を破壊し、最後の障害であるマーティンを手に掛けようとしたその時、マーティンの体が光り輝き、金色の龍が降臨する。 -マーティンは己の命とアミュレットを引き換えに、帝都の神殿という神の影響が最も強い儀式場を使い、主神アカトシュを召喚したのだ。 -デイゴンはアカトシュに抵抗するものの、龍神の放つ金色の炎にその身を焼かれ、タムリエルから消滅していく。 -それを見届けた龍は一際大きな咆哮を上げると、自身を石化させ神像と化した。同時に大陸中のオブリビオンの門は消失し、永遠に閉じられた。 -こうして、タムリエルの第三紀は『龍の血脈』と共に終わりを告げ、星霜の書に記された第四の物語はこうして完結したのだった。

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