種族
TESシリーズには様々な人種が存在する。選択可能な種族は全10種であり、本作に登場するNPCもほぼこの限りであるが、
設定上は他にもツァエシ、マオーマーといった種族が存在する。詳しくは
こちら。
各種族ごとに個別の
スキルボーナスや特殊能力が設定されている。ボーナスを得ているスキルを活用しないと損をする、
という事はなく、どの種族を選びどんな育成・ロールプレイをするかはプレイヤー次第。
身長は種族・性別ごとに倍率が定められており、背が高いほど移動速度が速くなる。体重はプレイヤーの手で設定できるが、
能力値に及ぼす影響は不明。
素手の基礎攻撃力は種族ごとに異なる。獣人(アルゴニアンとカジート)は10で、それ以外の種族は4。
アルゴニアン-Argonian-
- スキルボーナス
- 開錠 +10
- 変性 +5
- 軽装 +5
- スリ +5
- 回復 +5
- 隠密 +5
- 特殊能力
- 疾病耐性アップ +50%
- 水中呼吸
- ヒストスキン:60秒間、体力の回復速度が10倍になる(1日1回)
- 初期魔法
- 身長
- おすすめスタイル
- 総評
- 盗賊の才能に恵まれたトカゲ型の獣人。
- 水中呼吸、疾病耐性といった優秀な固有能力を持つため、フィールドを安心して探索できる。
- ヒストスキンは、いざというときの緊急回復に大いに役立つ。
- 攻撃に関するスキルボーナスを持たない反面、変性や回復を活かせば防御面をさらに強化可能。
- 育て方次第では、その打たれ強さを活かした戦士としての活躍も期待できる。
- 前作では毒に完全な免疫を持っていたが、本作ではゲームバランスのためか疾病耐性のみとなっている。
- 他種族と異なり顔の前面がせり出しているため、一部の防具を身に付けた時に違和感があるかもしれない。
- 隠密行動に高い適正を持つのでもちろん暗殺者になるのも良し。
インペリアル-Inperial-
- スキルボーナス
- 回復 +10
- 防御 +5
- 破壊 +5
- 付呪 +5
- 重装 +5
- 片手武器 +5
- 特殊能力
- 帝国軍ラック:常にゴールドを発見する可能性が高まり、発見するゴールドの量が増える(+1~9ゴールド)
- 皇帝の声:60秒間の間、周囲に沈静効果(1日1回)
- 初期魔法
- 身長
- おすすめスタイル
- 総評
- バランスのとれたスキルボーナスを持つ、国際色豊かなシロディールの民。
- 宝箱や死体から発見できるゴールドが他の種族よりも多いという特性がある。
- 皇帝の声は、周囲(75ft)にいるレベル99までのキャラクターの戦意を喪失させる効果があり、
- 複数の敵に囲まれた際の緊急回避手段として使い勝手が良い。
- 皇帝の声を使えば安全に不意打ちを仕掛けることも出来る。強敵との戦いを有利に進めることも可能であり非常に強力。
- ただし、人間やエルフや獣人などの人間系のNPCにしか効果がないということに留意したい。
- オーソドックスに片手武器+盾の重装戦士にするも良し、魔法戦士にするも良しの万能タイプ。
- 成長させるのが面倒な回復スキルにボーナスを持っている点も戦士としては嬉しい点。
- スキルボーナス的にはあまり向いていないが、ゴールドが多く手に入る帝国軍ラックや前述の皇帝の声を活かして盗賊や暗殺者を目指すのも悪くない。
ウッドエルフ(ボズマー)-Wood Elves(Bosmer)-
- スキルボーナス
- 弓術 +10
- 錬金術 +5
- 軽装 +5
- 開錠 +5
- スリ +5
- 隠密 +5
- 特殊能力
- 毒耐性アップ +50%
- 疾病耐性アップ +50%
- 動物操作(Command Animal):60秒間、動物を仲間にする(1日1回)
- 初期魔法
- 身長
- おすすめスタイル
- 総評
- 毒耐性・疾病耐性の両方を兼ね備える、ヴァレンウッドの森の民。
- 盗賊としての優れた素養を持ち、弓術以外のスキルボーナスは全て隠術系。
- 今作は弓の使い勝手が良く、その弓を最初から高レベルで使いこなせる。
- 隠術を活かして盗賊や暗殺者になるのが王道だが、弓主体の軽装戦士に育てるのもあり。
- 動物操作はほぼ全ての動物を操ることが出来る。
- サーベルキャットやマンモスなど序盤で敵対すると苦しい相手に使用し、
- 逃走の時間を稼いだり、反撃の糸口をつかんだり、巨人と戦わせるなど、存外使える。
- 変な使い道としては逃げるシカを安全に狩ることもできる。
- 動物系の敵が現れるダンジョンで使えば意外な同士討ちが見られるかもしれない。
オーク(オーシマー)-Orc(Orsimer)-
- スキルボーナス
- 重装 +10
- 防御 +5
- 付呪 +5
- 片手武器 +5
- 鍛冶 +5
- 両手武器 +5
- 特殊能力
- 狂戦士の怒り:60秒間、受けるダメージを半分にし、近接武器で与えるダメージを2倍にする(1日1回)
- 初期魔法
- 身長
- おすすめスタイル
- 総評
- 近接戦闘能力に特化した、さながら鬼のような風貌の大柄なエルフ。
- 狂戦士の怒りは、まさに切り札と呼ぶにふさわしい強力な特殊能力である。
- 片手武器、両手武器を問わないのは勿論のこと、手数の増える二刀流との相性も抜群。
- 重装備でガチガチに固めた戦士や、二刀流使いとしての活躍が期待できる。
- ハイエルフに次いで二番目に背が高く、足が速い。
カジート-Khajiit-
- スキルボーナス
- 隠密 +10
- 錬金術 +5
- 弓術 +5
- 開錠 +5
- スリ +5
- 片手武器 +5
- 特殊能力
- 爪:素手攻撃力に15のボーナス
- 暗視:60秒間、暗視効果(※切り替え&使用回数無限)
- 初期魔法
- 身長
- おすすめスタイル
- 総評
- 鋭い爪を持った猫型の獣人。暗視の能力があるため、どんな暗所でも松明いらず。
- 格闘スキルがなくなった今作では、素手による攻撃を最大限に活かせる唯一の種族となった。
- 本格的に素手プレイをするには工夫が必要だが、そうでなくとも各地での殴りあいイベントを有利に進められる利点がある。
- 設定上は薬物に高い耐性をもっているが、ゲーム上では今作から毒耐性が無くなってしまったので注意。
ダークエルフ(ダンマー)-Dark Elves(Dummer)-
- スキルボーナス
- 破壊 +10
- 錬金術 +5
- 変性 +5
- 幻惑 +5
- 軽装 +5
- 隠密 +5
- 特殊能力
- 炎耐性アップ +50%
- 先人の憤怒:60秒間、毎秒炎10ダメージを周囲の敵に与える(1日1回)
- 初期魔法
- 身長
- おすすめスタイル
- 総評
- 今作では祖国が壊滅状態という憂き目にあった非業の種族。
- スカイリム内では肩身の狭い思いをしているという設定だが、これがプレイの支障になることはない。
- 炎耐性50%は対ドラゴン戦、対魔術師戦において非常に役立つ。
- スキルボーナスは魔法系と隠術系。魔術を極めるも良し、隠術を極めるも良し、またはその両方を鍛えるのも良い。
- 肌の色の関係上、絶望的に似合わない装備がチラホラあるのが難点。
ノルド-Nord-
- スキルボーナス
- 両手武器 +10
- 防御 +5
- 軽装 +5
- 片手武器 +5
- 鍛冶 +5
- 話術 +5
- 特殊能力
- 冷気耐性アップ +50%
- バトルクライ:30秒間、ターゲットが逃走する(1日1回)
- 初期魔法
- 身長
- おすすめスタイル
- 総評
- 生まれつき優れた戦士としての素質を持つ、色白で背の高い人間種。
- 前作とは異なり、比較的“美形”のキャラクターを作りやすい。
- スカイリムの多数派であるゆえか、ノルドのプレイヤーに対するNPCの態度は比較的寛容。
- 冷気耐性50%は対ドラゴン、対魔術師戦でかなり活躍してくれる。
- またドラウグル系が使う魔法は冷気系のため、古代ノルドの遺跡を探索する時にも便利。
- スキルは近接特化。バトルクライはピンチに陥ったときの緊急回避手段として有効。
ハイエルフ(アルトマー)-High Elves(Altmer)-
- スキルボーナス
- 幻惑 +10
- 変性 +5
- 召喚 +5
- 破壊 +5
- 付呪 +5
- 回復 +5
- 特殊能力
- 高貴な生まれ:60秒間、マジカの回復速度が10倍になる(1日1回)
- マジカ上昇 +50
- 初期魔法
- 身長
- おすすめスタイル
- 総評
- 魔術師としての素養に恵まれたエルフ。初期ボーナスは全て魔法系。
- 魔法に対する親和性が高いという設定は変わらないが、今回は前作までのようなペナルティはない。
- 最初からマジカに+50のボーナスをもつ(レベルアップ5回ぶんのアドバンテージ)。
- 豊富なマジカをさらに増やして魔術を極めるも良し、体力やスタミナを増やして魔法戦士を目指すも良し。
- 全種族中もっとも足が速いので、プレイスタイルを問わずフットワークを活かした立ち回りが可能。
- 背が高いため、あまり体重を増やしすぎる(筋肉質にしすぎる)と「ウドの大木」のような見てくれになるので注意。
- ハイエルフ特有のスマートさを残したいなら体重は標準並にしておくといいだろう。
ブレトン-Breton-
- スキルボーナス
- 召喚 +10
- 錬金術 +5
- 変性 +5
- 幻惑 +5
- 回復 +5
- 話術 +5
- 特殊能力
- 魔法耐性アップ +25%
- ドラゴンスキン:60秒間、敵から受けた魔法の50%を吸収する(1日1回)
- 初期魔法
- 身長
- おすすめスタイル
- 総評
- 魔術の素質に恵まれた人間種。初期ボーナスの殆どが魔法系スキル。
- 特殊能力のドラゴンスキンと魔法耐性+25%は非常に優秀な能力。
- 変性スキルの能力や石碑ボーナスで魔法耐性を更に強化すれば、魔法攻撃に対してほぼ無敵になる。
- 魔法使いを目指すのが王道だが、他のプレイスタイルで防御面の優秀さを活かすのも悪くない。
- 女性ブレトンの場合、足の遅さが目立つ。
- 序盤のイベントでリバーウッドに派遣されるホワイトラン衛兵と走り比べてみればよくわかる。
- とは言っても、前作や前々作ほど足の速さがゲームバランスに与える影響はないので、不利になる要素ではない。
- ブレトンを戦士系のキャラにするつもりなら、序盤の戦闘系スキルの低さはある程度覚悟しておく必要がある。
レッドガード-Redguard-
- スキルボーナス
- 片手武器 +10
- 変性 +5
- 弓術 +5
- 防御 +5
- 破壊 +5
- 鍛冶 +5
- 特殊能力
- 毒耐性アップ +50%
- 魂の昂揚:60秒間、スタミナの回復速度が10倍になる(1日1回)
- 初期魔法
- 身長
- おすすめスタイル
- 総評
- 褐色の肌と頑健な肉体をもつハンマーフェルの民。
- 前作ではノルド・オークと並ぶ脳筋種族だったが、今作ではインペリアルのような万能種族になった。
- インペリアルが防御型バランスタイプなら、こちらは攻撃型のバランスタイプ。
- 魂の昂揚を使うことで、一定時間スタミナの消耗を気にせず豪快に戦うことができる。
- 手数の多い二刀流や、シールドバッシュや強攻撃重視の戦士、魔法戦士などがオススメ。
- 今作では疾病耐性がなくなり、毒耐性のみとなっている。
最終更新:2017年03月26日 10:10