犯罪と罰則
当然スカイリムにも法があり、違法な行為が発覚すれば衛兵に追われ、捕まれば罰を受ける。
逮捕された場合、基本的には賞金額と同額の罰金を支払うか、監獄で服役することで懸賞金が清算され、自由の身となる。
スカイリムの特徴として、犯した罪や懸賞金の額は要塞ごとに記録され、情報は共有されない。
例えばリフトで高額な懸賞金をかけられていても、イーストマーチでは自由に行動できる。
犯罪の種類
主人公が容疑をかけられる罪状の一覧。
賞金額は一度の発覚でかけられる額であり、罪を犯すごとに加算されていく。
初犯か再犯かは問われない。
基本的に人目のない場所、あるいは完全な隠密状態で行った犯罪は露見しない。
また、善良なNPCに犯行現場を見られた場合でも、ただちに目撃者を全員始末すれば発覚しない場合がある。
- 窃盗
- 賞金額:不定
- 他人の所持品(赤表示)を盗む行為。発覚した際の盗品の価値の半額が懸賞金として設定される模様。
- 複数の盗品を所持していた場合にも、盗む場面を見られた品のみで計算される。
- 証拠品の隠匿
- 賞金額:1G
- 盗品を他人の所有権が設定されている収納に入れる行為。盗賊ギルドの任務で濡れ衣を着せる行為も該当する。
- 商売台帳の数字をいじる
- 賞金額:1G
- 店内の商売台帳を改ざんする行為。通常、盗賊ギルドのクエスト中でのみ改ざんできる。
- 実際は台帳に触れているのを発見される段階で犯罪となる為、改ざんできない状態でも発見されるとその場で賞金額が加算される。
- 一度改ざん行為を発見され、注意を受けても改ざん行為をやめない場合は、さらに5Gずつ賞金が加算される。
- 動物の傷害・殺害
- 賞金額:5G
- NPCが所有する家畜やペット(鶏、犬、牛など)を攻撃、または殺害する行為。
- 攻撃した回数毎に5Gの懸賞金が付く為、殺さずに何度も攻撃を加えるとそれなりの賞金額になる。
- 野生動物や、所有者が山賊などの場合は該当しない。
- 違法解錠
- 賞金額:5G
- 他人の収納や家の鍵をロックピックで解錠する行為。鍵を使って開けた場合は該当しない。
- マルカルスの博物館をサブクエストで鍵を入手して開けた場合、何故か不法侵入に加算されてしまうバグを発見。しかも衛兵が問答無用で襲い掛かってくる。PSVR版で確認。
- 不法侵入
- 賞金額:5G
- 他人の家に押し入り、家主の警告を無視して居座る行為。
- 成立するのは警告した場合のみで、家主が問答無用で殺そうとしてくる家は該当しない。
- 武器の不法投棄
- 賞金額:10G
- NPCの付近で武器を捨てる行為。
- 衛兵の忠告に従えば犯罪にならないが、反抗的な選択肢を選んだ場合は迷惑料として10G追加される。
- スリ
- 賞金額:25G
- 隠密状態で他人のポケットから所持品を抜き取る行為。本人に発覚すると失敗するので、多くの場合(未遂)。
- ダウン状態からの起きあがりモーション中は該当しない。
- 傷害
- 賞金額:40G
- 武器や拳、魔法などでNPCを傷つける行為。ダメージはなくとも、恐怖魔法などでNPCを混乱させる行為も該当する。
- 無抵抗の相手に攻撃を当てた場合の罪なので、一度攻撃を当てて敵対表示になった相手には
- どんなに追撃を加えても死なない限り賞金額は変わらない。
- 食人
- 賞金額:40G
- ナミラの指輪を使用して遺体を食する行為。
- 吸血
- 賞金額:40G
- 主人公が吸血鬼の場合にNPCを吸血する行為。対象が寝ている場合と魔法で誘惑した場合は同じ扱い。
- 反逆行為
- 賞金額:40G
- 内戦クエスト開始から終結までの間のみ可能な犯罪。主人公が所属する勢力に対して反逆的な振る舞いをする行為。
- 主人公が所属する勢力の兵士がいる野営地等で敵対する勢力の鎧を着ると、同勢力の兵士に注意され、話かけると選択肢が発生する。
- 謝って誤解を解けば賞金は懸けられないが、敵勢力に忠誠を誓う選択肢を選ぶと、敵勢力の密偵と見なされ賞金が懸けられる。
- この犯罪のみ特殊で、賞金が懸けられた時にいた要塞ではなく、所属する勢力の主要となる要塞(ハーフィンガル、またはイーストマーチ)に賞金が懸けられる。
- また、この賞金が懸けられた時点で周囲の同勢力の兵士全員が敵対状態になる。
- 馬泥棒
- 賞金額:50G
- 他人の馬を勝手に乗り回す行為。商品としては高額な部類であるが、懸賞金は一律50G。
- 脱獄
- 賞金額:100G
- 服役中の監獄から脱走する行為。監獄から脱出後、エリア移動をした瞬間に賞金が加算される。
- ちなみに、脱獄を成功させると実績「賞金首」解除。
- 殺人
- 賞金額:1000G
- NPCを殺害する行為。
- 基本的にこちらから手を出した場合のみで、正当防衛であれば該当しない。
- 山賊や海賊などは該当しないが、正体を隠して潜伏している吸血鬼などは該当する場合がある。
- 被害者が一名の場合は傷害とセットで1040Gになることが多いが、持続ダメージや一撃死などで
- 殺人の容疑がかからない場合もある。
- ウェアウルフへの変身
- 賞金額:1000G
- 主人公がウェアウルフの場合に野獣形態に変身する行為。野獣形態から人に戻る瞬間も該当する。
- 扱いとしてはバケモノとしての存在ではなく“変身という行為”が犯罪になるようで、
- 変身の瞬間を町中の人間に見られて完全に正体がばれたとしても、後日1000G払えば今まで通りに生活できる。
- 吸血鬼の王への変身
- 賞金額:1000G
- DLC第一弾Dawnguard導入後、主人公が吸血鬼の王に変身する行為。条件などは上記のウェアウルフと同じ。
- 皇帝暗殺未遂
- 賞金額:1500G
- タムリエルの皇帝タイタス・ミード二世の暗殺を試みる行為。某クエスト中のみ該当する。
- 本番は目撃者がいないため、完遂した場合の懸賞金は不明。
法の執行
罪が発覚した場合、賞金額によって対応は異なるものの最終的には衛兵に逮捕されることになる。
選択肢はいくつかあるが、賞金を精算するにはいずれにしろ逮捕されるしかない。
衛兵は基本的に、懸賞金が少額であれば呼び止め、中額であれば敵対するが降参に応じ、高額であれば問答無用で殺そうとしてくる。
高額賞金首や殺人の現行犯だと戦闘と逃走の二択になりがちだが、鎮静系の幻惑魔法を使用すれば逮捕に持ち込むことができる。
例外として、衛兵が敵対している場合でもランダムイベントで現れる賞金稼ぎに罰金を支払えば代理で手続きをしてくれる。
逮捕
ヘマをして逮捕されることになったとしても、衛兵への受け答え次第である程度有利に立ち回れる場合がある。
特定のクエスト(主に盗賊ギルド)をクリアすることで選択肢が増え、罰則を回避することも不可能ではない。
- 「分かった、監獄に連れて行け」
- 大人しく服従する選択肢。基本的にどんな場合でも選択することができる。
- 要塞の首都に連行され、監獄で服役することになる。
- 刑期を勤め上げた時点で賞金が清算されるが、スキルアップに必要な熟練度が複数リセットされるデメリットがある。
- 所持品は全て没収され、出所時に返して貰える。当然盗品は押収されて戻ってこない。
- ロックピックを一つだけ隠し持つことができる。というか、プレイヤーが何もしなくてもドヴァキンさんは勝手に隠し持っている。
- ※「不壊のピック」を所持している状態で投獄されると、所持品欄になくても勝手に不壊のピックが使用される。(PS3版で確認)
- 「降参だ、罰金を払おう」
- こちらも大人しく服従する選択肢。罰金を払えるだけの持ち合わせがあれば選択できる。
- 要塞の首都に連行されるところまでは同じだが、懸賞金と同額の罰金を支払えばその場で賞金が清算されて釈放となる。
- 武器なども持ったままで大丈夫だが、やはり盗品は押収されて戻ってこない。
- 「監獄に行くくらいなら死ぬ!」
- 毎度お馴染み、説明不要の「逮捕に抵抗する」選択肢。基本的にどんな場合でも選択することができる。
- 選択肢を選ばずBボタンで会話画面を閉じる、または時間経過で勝手に会話が終了した場合でもこの選択肢を選んだ扱いになる。
- 当然、周囲の衛兵が全員敵対して主人公を殺そうとする。
- 序盤は衛兵がかなり手強い上に返り討ちにすると懸賞金が跳ね上がるので、これを選ぶなら逃げるのが得策。
- 「こんなことをしている暇があるのか?」
- 今のところはとりあえず見逃してもらう選択肢。スリや不法侵入など、非常に少額の懸賞金で手配されている場合に選択できる。
- これを選んでも懸賞金は消えないので、清算するにはいずれは捕まることになる。とりあえず盗品をどこかに隠したい場合に。
- その衛兵には見なかったことにしてもらえるが、別の衛兵には「待てよ、お前を知ってるぞ」と呼び止められる。
- 「どうにか見逃してはくれないか?」
- 話術で切り抜ける選択肢。話術スキルが75以上で、懸賞金もそれほど高くなく、さらに不法侵入中でない場合に選択できる。
- また、24時間以内前に他の衛兵に対して説得や賄賂を行っている場合は選択できない。
- 基本的には上記の「こんなことを~」と同じような選択肢。やはり懸賞金は消えないため、盗品処理の時間稼ぎ用。
- 「これで少しは気が変わるんじゃない?」
- 話術スキル「賄賂」を取得している場合の選択肢。衛兵に一定の額を賄賂を支払う事で見逃してもらえる。
- 傷害など大きな犯罪での現行犯で逮捕されたときや、24時間以内に他の衛兵に説得や賄賂を行っている場合は選択できない
- 説得で見逃してもらえない場合はこちらの選択肢を選ぶ事で一時的に解放される。
- 賞金額に関わらず一定の金額を支払う事になる為、低い賞金額の場合はそれだけ損をする事になる。
- 逆に大きな懸賞金が科せられている場合はこちらの選択肢が金銭的に有利になる。
- 渡した賄賂は衛兵の所持品に追加されるので、スリで払った金を取り返すことが可能。
- 「首長の従士だ。ただちに解放してもらおう」
- 各要塞の従士である場合に発生する選択肢。従士の特権で賞金額2000ゴールド以下の犯罪を清算できる。
- ただし、各要塞に一回限りの選択肢なので一度この選択肢を選んでしまうと、それ以降はこの選択肢が発生しなくなる。
- 「自分はギルドの者だ。それが賞金を清算する理由にならないか?」
- 盗賊ギルドに加入しており、なおかつ特殊任務を完了してギルドが活動している要塞でのみ発生する選択肢。
- 衛兵に賞金額の半額を支払う事で懸賞金が清算され、記録も抹消して貰える。
- この場合、要塞の首都まで連行されずにその場で支払って解放され、所持している盗品なども没収されない。
- 「ギルドの者だ。これで気が変わるんじゃないか?」
- 盗賊ギルドに加入している場合に発生する選択肢。衛兵に一定の額を賄賂を支払う事で見逃してもらえる。
- 話術スキル「賄賂」と同等の選択肢。話術が低い場合であっても盗賊ギルドに加入しているだけで選択できる点以外、話術スキルの賄賂と変わりはない。
- こちらも、渡した賄賂は衛兵の所持品に追加されるので、スリで払った金を取り返すことが出来る。
自治区/治外法権
基本的にスカイリムは全域が首長と上級王の、ソルスセイム島はモロウウィンド王室の支配下にあり、いずれも帝国法が適用される。
しかし少数ではあるがそれらの法に従わず、自分達で完全な自治を行っている集団も存在する。
そういった土地で犯罪を犯した場合、逮捕という段階がない分即座に殺そうとすることが多い。
- オーク要塞
- 血かゴールドで罪を清算する。
- オークを殴る、物を盗むなどした場合、マラキャスの掟によってオークの一族に対してのみ有効な懸賞金が発生し、罰金の支払を要求される。
- ゲーム内情報では支払わない場合はオークの気が済むまで血を流すとのことだが、実際は普通に殺される。
- この掟が適用されるのはダシュニク・ヤル、モル・カズグール、ナルズルブール、ラーガシュブールの四つの要塞。
- ノルドとは違って情報を共有しており、一つの要塞で掟を破った場合でも四つの要塞全てで手配される。
- 闇の一党聖域
- ナジルに500Gの罰金を支払う(聞こえし者なら300G)
- メンバーに危害が及ぶと「汝が家族を称えよ」というクエストが発生し、ナジルに罰金を支払うよう促される。
- 盗賊ギルドと違い司法側と仲良くする気はないらしい。クエストライン進行中はアストリッドが法という扱いだが、基本は五つの戒律に従っている。
- とは言えやはり信仰心は薄れたためか、シシスの憤怒は登場しない。金貨で解決というドライな制度に。
- ヴォルキハル城
- セラーナ以外のメンバー全員が敵対する。
- 一応主人公が所属できるとは言え、本質はバケモノの巣窟なので法もへったくれもあった物ではない。
- 罰金や投獄などの制度もなく、敵対した場合は遠方でほとぼりが冷めるまで待つしかない。
- ちなみに、同じくDLC第一弾で追加されたドーンガード砦はリフト要塞の法が適用される。独善性を鑑みればいいご身分である。
- スコール村
- メンバー全員が敵対する。
- 比較的穏和な集落とはいえ、調和を乱す者に厳しいのは相変わらず。
- 前々作で行われていた野蛮な風習はなくなったようだが、その分明確な贖罪の手段もなくなったので、同じく遠方に逃れてほとぼりが冷めるまで待つしかない。
- ハイ・フロスガー
- メンバー全員が敵対する。
- グレイビアードは外部との交わりを全て絶っているので、当然主人公の所行が司法側に漏れることもない。
- が、彼等一人一人がスゥームの達人であり、おまけに全員不死属性であるため下界の衛兵よりも遥かに手強い。
- やはり一度逃げてほとぼりが冷めるまで待つしかない。
- 同胞団
- メンバーに支払いを要求される。
- 同胞団に所属していない状態でジョルバスクルなど同胞団の私有地で盗みを発見された場合に懸賞金がかけられる。
- オーク要塞などと同じく各要塞とは別に同胞団内で盗んだアイテムの金額分の懸賞金が加算されるが、選択肢によって懸賞金を支払っても支払わなくても会話が終わると自動的に精算される。
- 主にサークルのメンバーに支払いを要求されるが、この時の台詞は原語版の音声になっている。
監獄
衛兵に逮捕された際に、服役する選択肢を選ぶと収監される監獄の一覧。
ほとんどの監獄はその要塞の首都にあり、内部に設置されているベッドで眠ることで刑期を勤め上げることができる。
その際、スキルアップに必要な経験値が複数リセットされるペナルティがあり、リセットされる経験値の数は期間が長いほど多くなる。
前作とは違い、主人公の課せられる刑期は一日~一週間の間でしか変動しない。
たとえ懸賞金1Gでも丸一日は服役することになり、逆に高額になれば1000Gだろうが10000Gだろうが最大は変わらず一週間である。
連行される段階で所持品は全て没収されており、主人公の私物は「囚人の所持品の箱」に、盗品類は「証拠保管庫」に入れられている。
これらの収納はいずれも監獄内にあり、「囚人の所持品の箱」に入っている私物だけは釈放時に返して貰える。
- 脱獄
- 収監された場合、大人しく服役することもできるが、脱獄して盗品を取り戻すことも可能。
- 監獄内の主人公はロックピックを一つだけ隠し持っており、一発勝負で開錠にチャレンジできる。
- ただし所持品などを全て回収するには上記の二つの収納を開ける必要があるため、開錠のマスターperkでもない限りピック一本では非常に厳しい。
- 監獄内のマスターキーは看守の衛兵が持っているほか、机の上などに放置されている場合もある。これを奪うのが手っ取り早い。
- 衛兵から鍵をスるなり殺害して強奪するなり方法は様々。監獄内から魔法で攻撃して応戦しに来た衛兵に開けさせるという荒技も可能。
- ホワイトラン、ソリチュード、レイヴンロックの三つの監獄は別の脱獄路が用意されており、外に出るだけなら簡単に出られる。
- ただし鍵の入手機会がなくなったり、盗品を回収できなかったりするので、結局は正面から抜けるのが得策である場合が多い。
- 脱獄を成功させると実績「賞金首」解除。ただし、元の賞金額に100Gの懸賞金が上乗せされ再び指名手配されることになる。
ホワイトラン
- ドラゴンズリーチのダンジョン
- ホワイトランの監獄。広々としたスペースで、寝床の傍に盗賊の死体がある。
- 死体の下に緩んだ格子があり、そこから脱獄する事も可能。
- 格子は一度開錠すると自由に開け閉め可能になり、以降は時間経過で鍵がかけられる事もない。
- 脱獄の難易度としては低く、脱出経路も安易で抜け出しやすい。
- が、抜けた先は何と兵舎。時間帯によっては衛兵の団体を相手にする羽目になる。
イーストマーチ
- ウィンドヘルム兵舎
- ウィンドヘルムの監獄。衛兵隊における通称は「ブラッドワークス」。非常に狭い独房で、兵舎の下にある。
- 寝床以外に何も無く、見張りの衛兵からは部屋全体が見える程で、見つからずに開錠するのは困難。
- 投獄された場合は刑期をつとめるという手段が最善策。
- 隠密にかなり自信があり、見つからずに開錠できるというなら腕試しとして脱獄するのもアリ。
- 脱獄する場合、見張りが後ろを向いた隙などに開錠し、一旦部屋の隅などに隠れて逃げるのが安全。
- 幻惑魔法、「消音」「透明化」などが大いに役に立つ。ただし、「無音の唱え」などを習得していない場合は魔法音で発見される可能性がある。
- 見つかった場合、監獄が兵舎と繋がっている為、凄まじい数の衛兵に囲まれる事になる。脱出経路も狭い為、衛兵が道を塞いで通れないというパターンも。
- 脱獄の難易度としては他の要塞と比べるとダントツで高い。無理はしないでおこう。
リーチ
- シドナ鉱山
- マルカルスの監獄。リーチの資源、銀の採掘場でもあり、採掘には囚人を使っている。
- 鉱山内の銀を採掘する事によって刑を務められる。
- 正面の鉄格子は「鍵が必要」と表示されるが、ゲーム内に存在するどの鍵でも開錠不可。なので正攻法での脱獄は事実上不可能。
- サイドクエスト「フォースウォーンの陰謀」を完了させていると、サイドクエスト「誰も逃げられない」が発生する。
リフト
- リフテン監獄
- リフテンの監獄。他の要塞より比較的広い監獄。
- 盗賊の多い街の為か、投獄されている囚人が多い。シビの部屋に限っては並の家より豪華。
- 独房内は外から丸見えになっているが、監獄が広い為に見張りの衛兵が行き届いておらず、開錠しやすい。
- 部屋が多く、二階建てになっていて衛兵と出くわす事も少ない。周囲に警戒しながら所持品や盗品を回収しながら素早く脱出しよう。
- 本来なら盗賊ギルドメンバー用の脱獄経路が用意されており、監獄内部からホンリッヒ湖に面した下水に出られるはずであったが、バグで作動しない。
- ただし判定自体は残っており、壁の拘束具表示に向かってAボタンを押してしまうと脱獄を試みたと判断されて衛兵が敵対するので注意。
ハーフィンガル
- ドール城のダンジョン
- ソリチュードの監獄。少し狭いが食べ物や皿、ジョッキなどのアイテムがある。
- 扉の反対側に崩れそうなモルタル(壁)があり、作動で破壊できる。
- 脱出通路へと繋がっており、進んでいくとソリチュードの街に出る。
- 一度壁を破壊すると、以降壁は修理されて脱出経路への侵入は不可能になる。
- 監獄内で木の皿バグを用いれば、脱出経路へ侵入する事も可能。
- 下の階に見張りの衛兵が周ってくる事はないので、開錠して脱獄する場合は特に気をつける事はない。
- 何故か看守長のアハタルはいないことが多いので、所持品の回収も苦労しない。
- ただし、監獄から出れば大人数の衛兵がいるので、脱獄してからが本番。
- ドール城から出てから発見されると、ウィンドヘルム並の衛兵の数を相手にしなくてはならない。出来る限り慎重に進もう。
ハイヤルマーチ
- モーサル監獄
- モーサルの監獄。果物や野菜の入った籠や袋、桶とほうきなどがある。
- 奥に衛兵がいるが、基本的に座って居眠りをしており、難無く開錠できる。
- 脱獄する際、居眠り中の衛兵を片付けておくのもアリ。隠密で不意を付いて倒そう。
ペイル
- ドーンスター監獄
- ドーンスターの監獄。部屋の端に本「狼の女王 第一巻」がある。
- 脱獄する場合は見張りの衛兵の鍵をスリ取るか、自力で開錠するかしかない。
- 開錠した後、すぐ目の前に衛兵がいるので、隠密スキルが低い場合は見つかりやすい。衛兵の数も少ないので、倒してしまってもいいだろう。
- 後ろを向いている際に開錠し、不意打ちをかければ戦いやすい。
ファルクリース
- ファルクリース監獄
- ファルクリースの監獄。パンやジョッキなどがあり、袋には塩やキャベツが入っている。
- 見張りの衛兵がいないので人に発見されず開錠できる。
- 脱獄の難易度としては低く、追っ手の衛兵の数も少ない為、逃げ切りやすい。
ウィンターホールド
- 悪寒
- ウィンターホールドの監獄。なんと、極寒の洞窟の中にある檻に閉じ込められる。
- ウィンターホールドの監獄は特殊で、監獄内であっても持ち物が没収されない為、ロックピックを持っていればすぐに脱獄できる。
- 檻の外には衛兵の代わりに氷の精霊が徘徊しており、檻を開けると襲い掛かってくる。
- 人間ではないので当然ながら説得など話し合いの余地はなく、倒してしまっても何ら問題ない。
- 監獄を出ると氷の精霊が三体待ち構えているので、腕に自信が無い場合は監獄から出る前に戦いの準備をしておくといい。
- ウィンターホールドからは遠く離れた(マップ上ではセプティマス・シグナスの隠れ家より北)場所にあり、衛兵に見つかるという事は無い。
- まさに凍えて息絶えろと言わんばかりの監獄である。刑期を務めた場合はウィンターホールドまで送られる。
ソルスセイム島
- ブルワーク
- レイヴンロックの監獄。レッドマウンテン側の防壁の内部にある。
- 比較的広い監獄に暖炉まで用意されており、居心地は良さそうに見える。
- 衛兵が一人配置されており正面から出る場合はすぐそばを通り抜ける必要があるため、難易度は高め。
- ただし後ろ向きに座っていることが多いので、隠密スキルが高いなら意外と楽に抜けられる。
- 暖炉の灰捨て穴を開錠すれば洞窟に抜ける穴があり、しばらく進むとコールドシンダー洞窟と呼ばれるノルドのカタコンベに繋がっている。
- ここを通ればレイヴンロックの外に出られるほか、ハートストーンの大鉱脈やボスチェストまで置かれているのでダンジョンとしても美味しい。
- 水辺に生える光るキノコやネッチの群れなどDB有数の幻想的なダンジョンなので、一度は探索しておくのも悪くない。
最終更新:2020年02月24日 22:18