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シロディール」を以下のとおり復元します。
*シロディール
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**アレッシア
インペリアルがアイレイドに反乱を起こした際の中心人物。記録に残る最古のドラゴンボーンである。
キナレスからペリナルを召喚し、アカトシュに祈りを捧げてオブリビオンの門を閉じてもらうなど、神々から多くの寵愛を受けている。
当時唯一の人間の国スカイリムに協力を取り付けアイレイドが内乱で疲弊している隙に反乱を起こす等策略家としても優秀。
真偽はともかく彼女由来のアーティファクトも残っており、大切に扱われている。夫は半神半牛のモーリアウス。

**ペリナル・ホワイトストレーク
アレッシアの呼びかけに応じて召還された白髪の英雄。
モーリアウスと同じく神々に近い存在とされ、八大神の祝福を受けた聖戦士の装備はアイレイド達に対して無敵を誇った。
その恐ろしさはアイレイドをして悪魔と呼ばせるほどの凄まじいものであり、彼が通った後は死体だけが残ったとされる。
まるで人間達の憤怒を具現化したかのような男で、怒りに任せて敵味方の区別無く虐殺を行うことすらあり、
当の神々ですら彼をたしなめる必要があったという。
彼は決闘により各地のアイレイド王を次々と引き裂き、エルフの軍をハートランド方面へと追いつめていった。
白金の塔の戦いで魔術王ウマリルを破るが、調子に乗って神々を侮辱した為に残ったエルフの王達に四肢を引き千切られ、
絶命する直前にメリディアの加護を受けたウマリルがいずれ戻ってくるであろうと警告した。

**羽根を失いしウマリル(~第3紀433年)
第一紀初期に白金の塔に君臨したアイレイドの魔術王。
アイレイドの母から生まれたエルフであるが、父親はエイドラであり神とのハーフであると言われている。
アレッシアが反乱を起こし諸国の王が次々にペリナルの凶刃に倒れる中、彼はデイドラの王子メリディアと同盟を結び、
大量のオーロランを貸与されると同時に自らもデイドラの性質を持つ身となった。

**レマン・シロディール(~第1紀 2762年)
第一期に君臨したシロディールの英雄にして、第二帝国設立の立役者。
歴史上に数多存在したドラゴンボーンの一人である。
レマン朝の初代という意味でレマン一世と呼ばれる為によく誤解されるが、彼が正式に皇帝を名乗ったことはない。
東の大陸アカヴィルから侵攻を開始したツァエシの軍勢に対抗するべく、コロヴィアやニベンなどを支配する
各勢力を結集させシロディール統一軍を結成、ペイル峠にてアカヴィリ軍と戦い、勝利を収める。
その後はアカヴィリの敗残兵を積極的に徴用し、帝国の軍備増強や法整備などに役立てた。
ドラゴンガードと呼ばれるツァエシの一団は彼がドラゴンボーンであることを知るや自ら降伏し服従した。
これを新たに組織し、後にブレイズと呼ばれるようになる部隊の原型を作ったのもレマンである。
また、ドラゴンファイアを用いた戴冠式や帝国のドラゴンの紋章なども彼の代に作られている。
彼の死後、亡骸はサンクレ・トールの霊廟に安置され、以後レマン朝の皇帝達もここに埋葬されるようになった。

**ミシャーシ
1E2703年のタムリエル侵攻に参加したツァエシ軍司令官のうちの一人。
ペイル峠の戦いでレマン・シロディール率いる軍勢に破れ事実上の敗北が確実になった際、
雪深い山中に隠されたミシャーシの要塞だけはなんとか発覚を免れた。
ところが、戦況を知らせる伝令は現れず、補給物資も一向に届かず、身動きの取れなくなった彼は部下達と共に餓死し、
死後も亡霊となって砦を守り続けていた。
その後、彼の守る砦は3E433年にブルーマ伯爵ナリナ・カーヴェインが派遣した人物により発見され、
彼自身もようやく任務を全うし眠りについた。
彼のアカヴィリ刀は戦時中にドラゴンガードが所蔵していたのか、3E433年にはブレイズの遺体が所持していた。

**ヴェルシデュ・シャイエ(?~第2紀 324年)
皇帝に重用された、タムリエルに侵略したアカヴィリのツァエシの捕虜。
その後レマン3世を謀殺し、帝国の支配者にまで成り上がった。彼の即位から波乱の第二紀が始まる。
各地の領主の反乱を抑えるべく軍を解体させたが、その結果急激に治安が悪化したため、
貴族などが自由に雇えるツァエシの傭兵団を発足した(これが戦士ギルドの始まりである)。
モラグ・トングによって暗殺された。

**サヴィリエン・チョラック
ヴェルシデュ・シャイエの息子。父親と同じく暗殺される。
彼の親族も全員暗殺され、アカヴィリの支配と共に第二帝国も崩壊した。

**タイバー・セプティム
TESシリーズをプレイした人なら誰もが知るセプティム朝初代皇帝。
タロス、ヒャルティ・アーリービアード、イスミール、ドラゴンボーン、ストームクラウンなど多くの異名を持つ。
タムリエルを統一した翌年、第二紀の終わりと第三紀の始まりを宣言して自身を皇帝とした。
前記の出自から来る個人の武勇はもちろん、サンクレ・トール(Ⅳでメインクエの舞台になった遺跡)の戦いという本や、
バレンジア女王の伝記などからもわかるように将軍・統率者としても抜群に有能であった。
死後、偉大な功績を讃えられタロスとして祀り上げられ、九番目のエイドラとなったが、
そのことがⅤの時代にいたって故郷スカイリムを真っ二つに引き裂く原因となってしまった。
彼を英雄のみならず神の座にまで押し上げた数々の伝説は、現在も語り草になっている。
『声』でうっかり村を吹き飛ばしたり、大陸中から女性を集めて侍らせていたり、
兜の中身は実はハゲだったりと彼のエピソードは枚挙に暇が無い。
ドラゴンボーンとして『世界の喉』の隠者たちから『声』を学び、城塞すら破壊したという言い伝えもある。
Ⅴでは彼の末裔たるセプティム朝の子孫は既に途絶え、皇帝の座は別の家系に奪われてしまった。
タロスの神格化はサルモールによって否定されてはいるものの、ノルドたちが崇拝をやめることはなく、
依然として存在感の大きな人物であり続けている。
「タイバー」の名を冠する以前の戦友と思しき人物が、とあるクエストに登場する。

**ズーリン・アルクタス
タイバー・セプティム腹心の戦闘魔術師。元々はサイジックに所属していたが、乱世を平定しようとするタイバーに仕えた。
モロウウインドから献上された大型機械人形「ヌミディウム」を修復し、自身の命の力を用いて起動させることに成功。
戦争にのみ使用するという約束だったが、タイバーは誓いを破って中立国にも戦禍を広げたため、
ズーリンは単身ヌミディウムを止めるために攻撃を行い、その結果不死のリッチ「アンダーキング」となってしまった。
その後、自身の死を奪った報復としてサンクレ・トールの霊廟を荒らすなど、
セプティム家とは敵対関係となった末、「西の歪み」中に望み通り成仏した。
本来は穏健な人物であり、魔法を使って戦争に勝つのは簡単だが戦争をしないことが最も重要であると説いていた。

**ポテマ(第3紀 67年~137年)
セプティム家からソリチュードの王に嫁いだ女王。ソリチュードの狼の女王の異名で知られる。
自分の息子のユリエル3世を帝位につけるため、レッドダイアモンド戦争と呼ばれる帝位継承戦争を引き起こした。
一旦はユリエルを皇帝にすることが出来たものの、その後ユリエルは捕らえられ帝都に護送される途中に群衆に焼き殺された。
同盟者が次々に離反する中アンデッドとデイドラの軍勢を使って戦い続けたといわれている。

**ペラギウス・セプティム3世
狂王として有名な皇帝で、彼がいる間はほとんど妻が政治を行なっていた。
狂気繋がりでシェオゴラスと関わりが深く、オブリビオンではシェオゴラスの領域内に彼がいた施設を移しており、
今作では本人がシェオゴラスと会話をしていた。
ポテマの甥にあたり、ポテマの死後ソリチュード城主になったため城に残った彼女の狂気が乗り移ったという逸話まである。

**ユリエル・セプティム7世
TES一作目から前作Oblivionまで帝国の皇帝として君臨した男。マーティンの父親でもある。
Oblivionからのプレイヤーには比較的善良な人物に見えたかもしれないが、実際は非常に危険な人間だった。
ジャガル・サルンによってデイゴンの領域に幽閉される以前は放蕩者として知られていた。
幽閉から逃れた後は自身と帝国の権威を復活させるべく、
ヌミディウムで反抗的な国家を焼き払おうと、囚人に偽情報を掴ませてハイロックに行かせたり。
モロウウィンドの異端な伝説を信じてヴァーデンフェル島へ身寄りの無い囚人を送ったりと、
常軌を逸した行動を取ってきた。
特にモロウウィンドの件は、TES4におけるデイゴンのタムリエル侵攻を手助けする結果をもたらしており、
一部の旧作プレイヤーからは彼の暗殺は自業自得と評価されている。
元来、定命の世界は、歴代皇帝が継承するドラゴンファイアが生む障壁と、
モロウウィンドの現人神ヴィベクの作った結界によって、二重にオブリビンからの影響力を防いでいた。
ところが、皇帝が関与したモロウウィンドの政変によりヴィベクの結界は失われ、
さらに自身の死でドラゴンファイアが消滅したため、世界はオブリビオンに対して完全に無防備となってしまった…
…というのがTES4:Oblivionのあらましである。

**ジャガル・サルン
ユリエル・セプティム7世に仕えていた魔闘士。
モロウウインドの女王バレンジアをたぶらかして奪った混沌の杖を使って、ユリエル七世を異次元に幽閉。
自身は幻惑魔法を使い皇帝になりすまし、暴政を行ったとされる。
陰謀に参加しなかったがゆえに殺した部下の霊が解放したとある囚人により野望を打ち破られ、死亡したという。
このとある囚人こそ、TESⅠの主人公であることは言うまでもない。

**マーティン・セプティム
農民の子として育てられた皇帝の隠し子。
若いころはメイジギルドで修練を積む傍らデイドラの魔術に魅せられサングイン信者となるが、
友人を犠牲にしたことを境に心を入れ替え、アカトシュの信徒として聖堂に勤めるようになった。
最初は演説すら上手くこなせなかったものの、様々な苦難を乗り越え、徐々に新皇帝としての貫禄を持ちつつあった。
しかし突如帝都に降臨したデイゴンを倒すため、自身を依代にアカトシュを召喚した。
だがその代償に彼は死に、それをもってセプティム朝の血筋は途絶え、第四紀の幕開けとなった。
北米ではラストを全て持っていった野郎としてあまり人気が無い。

**クヴァッチの英雄
気がつくと帝都の牢屋に入れられていた前作TES4の主人公。
セプティム7世の遺言により、王者のアミュレットをマーティンの元へと届ける使命を帯びる。
クヴァッチの戦いやブルーマ防衛戦に加わり、デイドラ勢力の撃退に大きく貢献した。
紆余曲折を経てマーティンの友となり、帝国の転覆を企てた教団「深淵の暁」を打倒。
その後、帝都に現れたメエルーンズ・デイゴンとアカトシュの対決を見届けた。
虫の王を倒したり、熱狂的なファンがいたり、グレイフォックスや聞こえし者を襲名しているかもしれない。
Skyrimに登場するとあるデイドラロードの正体が、この人物である可能性が示唆されている。

**マンカー・キャモラン
前作TES4で皇帝を暗殺し、オブリビオンの動乱を引き起こした教団「深淵の暁」の教祖。
ニルンを創造したロルカーンはデイドラであり、現在九大神を名乗るエイドラ達はまやかしの存在に過ぎないとし、
デイゴンと契約して世界をオブリビオンと同化させようと企んだ。
クヴァッチの英雄によってデイドラアーティファクト「ザルクセスの神秘の書」内の楽園にて倒される。
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