*DLC第二弾 ハースファイア Hearthfire ---- #contents(fromhere=true) ---- **建築条件 DLC導入後は元々家が買えなかったドーンスター、モーサル、ファルクリースの各要塞で、土地を買って家を建てる事ができる。 その際、従士になる必要は無いが、以下の特定クエストクリアが条件となっている。 -ドーンスター:デイドラクエスト「[[目覚めの悪夢>http://www38.atwiki.jp/tes5/pages/88.html#id_64d093e1]]」と、その他クエスト「[[巨人退治>http://www38.atwiki.jp/tes5/pages/147.html#id_b707e20d]]」(Lv22以上で受注可能) -モーサル:サイドクエスト「[[埋葬>http://www38.atwiki.jp/tes5/pages/127.html#id_4ed400dd]]」 -ファルクリース:その他クエスト「[[山賊退治>http://www38.atwiki.jp/tes5/pages/148.html#id_7ac3797b]]」 首長・執政から土地を購入後にそこへ行くと建設用の作業場があり、設計図で図面を選択した後建築に必要な物を集めつつ家屋を作っていく。 家は自分で選択した様々な種類の棟を建築できるほか、各家ごとに固有施設が存在する。 家は時折巨人やドラゴンといったモンスターに襲われるので警戒を怠らないように。 同居人や執政が外に出ていると戦おうとする為ある程度鍛えた装備を渡しておいた方が生存率が高くなる。 ---- **建築の仕方 ***建築資材 全施設を揃える場合、建設に必要なものは概ね以下の通り。 特に鉄のインゴットは100個以上必要になるため、意識して収集しておくと建設の際多少楽になるかもしれない。 |材木||各伐採場から20本200Gで購入可能。場主と仲良くなれば無料で自作も可能。| |採石した石、粘土||近場から採掘可能。家の大枠以外にも地下室、剥製の土台等に使用。| |各種インゴット||鉄のインゴットの他、少量だが金、水銀、月長石等も使用。&br()特に鉄のインゴットは、建設部品に加工する以外にもそのまま材料として使うなど大量に必要。| |釘、鉄の部品、ヒンジ、錠前||鉄・鋼玉のインゴットから加工。家の大枠以外にも、小物の製作にも大量に必要。| |ガラス、ヤギの角、麦わら||展示箱、照明、ベッド等に使用。各地の雑貨屋からまとめ買いできる。| |動物の皮、革、革ひも、材料||主に装飾品に使用。ヤギの皮、オオカミの皮、サーベルキャットの牙、マッドクラブの殻等。| |九大神の各種アミュレット||地下に祭壇を作る際に必要。ソリチュードのレディアント装具店に並びやすい。| |その他||極大魂石、宝石等。| 材木等の購入や内観の作製は後述の執政に金を払って依頼する事でも可能。 最初の家を建て終えると次はメインホールの建設が始まる。 メインホールまで一気に作るつもりなら内装は作らず直ぐに改装してしまっても良い。 ***オプション施設 -作物・錬金素材を育てられる肥沃な土(11個) --一度の回収で1か所から数個の素材を収穫できる。錬金スキル「緑の指」を取得しているとさらに+1多く収穫できる。 --栽培可能な野菜:キャベツ、ニンジン、ウリ、ジャガイモ、リーキ --栽培可能な錬金素材:ブリスターワート、ジャズベイブドウ、カニスの根、出血の冠キノコ、小麦、黄色以外の山の花、グラス・ポッド、デスベル、リュウノシタ、ベニテングダケ、巨大地衣類、光るキノコ、木椅子キノコ、ジュニパーベリー、ラベンダー、モラ・タピネラ、ナミラキノコ、ベラドンナ、スギタケ、スノーベリー、沼の群生キノコ、シッスルの枝、ツンドラの綿、白かさキノコ、クリープ・クラスター -地下室 --ロード扉が挟むほか、鍛冶屋の鋳造器具、溶鉱炉など既存のものと被る施設が多いため、作るメリットはそこまで大きくは無い。 ---とはいえ九大神の祠全てを設置できたり、ハチミツ酒の樽で雰囲気作りができたりするため、作って損する事もないだろう。 ---ちなみに一定確率で地下室にスキーヴァーが出現し、伴侶や養子が不気味がるミニクエストが存在する。 -牛・鶏 --後述する執政に依頼することで購入可能。 --牛は雰囲気作りのみ。鶏は鶏の巣から鶏の卵が採取できる。 --山賊や巨人の定期的な襲撃で死ぬ確率が非常に高い。せっかく購入しても直後に殺されることも。 -馬車 --家の入口近辺に無料の馬車と御者が配置される。 --通常の物と異なり、リバーウッド、ストーンヒルズなどの小規模な村や集落にも移動してくれる。 ***オプション棟 メインホール建設後は付属する3つの棟を新たに建設できる。方角によって建設可能な棟が決められており、それぞれ3種類の中から選ぶことになる。 一度建設すると建て直しできないので、雰囲気、実用性、景観、屋上の有無などを考慮して選択しよう。 また、各棟にはメインホール(及び地下室)の設備と被る施設もあるので、その点も考慮すると無駄なく施設を配置できる。 -&bold(){西棟} --寝室(テラスが付属) ---メインホール以上の居住空間を求める人向け。これがあれば家族も大満足。&br()メインホールにも自分と配偶者用のダブルベッドの他にシングルベッド×2を置けるので、2人目の養子と執政のどちらかを諦めるのであれば無くても良い。 ---2階はテラスになり、北棟が保管室であればテラス同士が連結される。 --温室 ---錬金素材や野菜等を大量に育てる事が可能になる便利な施設。庭にも同様の肥沃な土が11個設置できるが、更に18個拡張される事になる。 ---天井や床にもにハチの巣・垂れ苔・キノコ等が配置され、ハチや蝶等の虫が温室内に現れる。 ---展示ケースの下に生えているキノコや梁の垂れ苔はリスポーンするが、ハチの巣の中身は収納扱いのためリスポンしない(要別エリア30日経過?) --付呪師の塔(見晴らし台が付属) ---アーティファクト置き場が追加される塔。武器保管棚とマネキンも追加可能。 ---肝心のアルケイン付呪器はメインホールにも設置できるので、建設する場合は眺望と利便性を天秤にかけよう。 -&bold(){北棟} --保管室(テラスが付属) ---大量の保管スペースが追加される。収納面では十分すぎるほどの拡張が望めるが、逆に無駄が増える危険性もある。 ---2階はテラスになり、東西の棟の2階がテラスであれば連結される。 --戦利品室 ---最大7体のモンスターの剥製を置けるスペース。来客者の印象はバッチリ。 ---完全に趣味としての部屋になるが、設置できる剥製の種類は意外と豊富で楽しめる。 --錬金術実験室(見晴らし台が付属) ---錬金術師用のスペースが追加される塔。多数の錬金素材も設置される。 ---肝心の錬金器具はメインホールにも設置できるので、建設する場合は眺望と利便性を天秤にかけよう。 -&bold(){東棟} --武器庫(テラスが付属) ---多数の展示箱と武器保管棚、そしてマネキンが設置でき、武器・防具のコレクションが展示しやすくなる。 ---皮なめし台、砥石、作業台も追加されるので、メインホールの金床と併せて使えばロードを挟まずに鍛冶・強化ができる。 ---2階はテラスになり、北棟が保管室であればテラス同士が連結される。 --台所 ---いつものお鍋の他、追加されたオーブンでここでしか作れない美味しそうなお菓子を作れる。 ---唯一性を持つものの、料理の効果を鑑みると実用性は高くない。それでも家族持ちのための雰囲気部屋としては優れる。 --図書室(見晴らし台が付属) ---大量の本棚(300冊分以上)を追加した塔。屋上に出て綺麗な景色を楽しみながら読書するのも乙だろう。 ***執政と養子 メインホール作成後はベッドの数に余裕があれば執政と養子を住まわせる事が出来るようになる。 執政は一部の従者を家に連れてくる事で雇える。 雇った後はいくつかの資材購入や馬・鶏・牛の購入の他、馬車や吟遊詩人を呼び出して家やその周りを賑やかにできる。 家の内装も揃えてもらえるようになる。依頼してからいくつかのクエストをこなすと揃う。 馬車は通常の物と異なりリバーウッド等の小規模な村や集落にも無料で移動してくれる。 ちなみに自分がその土地が属する要塞の従士に任命済みの状態でメインホールまで完成させると 既存の壁あり要塞の自宅と同様に私兵が自宅警備員としてその家に住みつくようになる。 そこで私兵に話しかけて助力を求めれば喜んで執政の役を買って出てくれる。 養子はグレロッド殺処理後のオナーホール孤児院から預かったり、各砦(ホワイトラン、ソリチュード、ウィンドヘルム、ドーンスター)に追加された孤児に「うちの子になるか?」と聞く事で二人まで迎えられる。 なお、養子は自作の家でなくとも各砦内に元からある家でも迎えられ、砦毎に異なる反応を示す((リフテンではブリニョルフに遊んでもらった等))。一部の家では養子のためのベッドを追加するために特定の施設が使えなくなる((例えばホワイトランの場合は錬金術用の小部屋が子供用の寝室になる))。 また、養子用に贈り物アイテムが追加されており、衣服(男女別)や木製の剣((剣として装備可能))、人形等が与えられる。 -養子を迎えるのに最低限必要な設備(下記のいずれか) --メインホール:人数分の一人用ベッドと化粧棚(子供二人の場合でも共用) --西棟の寝室:人数分の子供用ベッドとそれぞれの子供用の宝箱 --既製の家:子供部屋 ***注意すべきバグ・仕様 -最初の小さな家をメインホールのための玄関に改装際に、一部の収納が消失し、内外装もいくつか作り直しになるので注意。 -作業台で内外装を作る際、&color(red){既に作成済みのものが選択肢に表示される場合が多々ある}。それを選択すると材料は減るが、(既に作成済みなので)何も追加されない。 --幾度か作業台をアクティベートし直すと戻る場合があるが、何度アクティベートしても戻らない場合もある。 --対策としては、できるだけ一度アクティベートした際に全ての装飾品を作製し、必要無くなった作業台をさっさと撤去してしまうといい。 --それ以外にも作ったものが配置されない場合があるので内外装作製前にはセーブ推奨。 ***その他のバグ・仕様等 -建設条件であるドーンスターの巨人退治が発生しない、または発生しても対象が存在しないバグが確認されている。 -本DLCで追加された3つの家の展示箱(ガラスケース)はアイテム欄から直接アイテムをやり取りするような収納ではなく、単に蓋が開閉するだけの箱である。 --したがって、中に物を収める場合はアイテムを捨てた後で、それを掴んで配置する必要がある。 --この際、一度捨てた場合その捨てた場所でアイテム位置が固定されるため、せっかく配置してもロードを挟むと捨てた場所に戻ってしまう。 --よって、『配置したいものを近くに捨てる→触れずにそのままにしてロード扉を挟む→その後戻って配置→再びロード扉を挟む』の手順を踏むことで望みの位置に配置可能。 --ただし、入れておいても中身が消失するかもしれない(未検証)。 -屋内にむき出しで置かれた(収納に入れていない)アイテムはリスポンする場合がある。この際、屋敷に元々あったもの以外(自分で外から持ち込んだもの)は消滅するかもしれない。(未検証) -自身が吸血鬼なら棺も設置できる。家族に胡散臭く思われそうなものだが… -温室を追加すると温室内に蝶やハチが出現するが、それらが温室の外に出現する事があるため羽音が少しうるさく感じることがあるかもしれない。 -温室内のハチの巣はバグで近づくと透明化して見えなくなる。中身が入っていても空でも景観は損ねないので特に気にするほどでもない -NPC(主に子供)が服を着ないでうろつく場合がある。 -長時間プレイしていると子供が姿を消す場合がある。さらに時間が経過することで復活する。 -マネキンの人形が動いたり、瞬間移動したり、透明になったりする。 -寝ている伴侶に話しかけられなくなったり、伴侶が地形にはまって延々と足踏みをし続ける事がある。 -執政に牛や鶏などの追加を命じる際、吟遊詩人を最後に残すと選択肢が出なくなる場合がある。鶏を一羽殺せば選択肢が復活する模様。 -地下に溶鉱炉はツッコミ所だが、恐らく見えない位置に排熱・排気ダクトが外へ通じているのだろう。 ---- **各家の特徴 ***ドーンスター:ヘリヤーケン・ホール -立地・景観 --ペイルとホワイトランの国境、ロレイウス農園の少し北の小高い丘の上に位置する。周囲には巨人の住処が点在する。 --草原と雪原の境目にも当たり、どこまでも広がる原野と遠くそびゆる山々が美しいが、天候的に吹雪いていることが多い。 --全体マップ上ではほぼ中心に位置するため、各地へのアクセスが良好。 -固有施設:グラインダー --小麦3つで小麦粉の袋1個作成可能。料理を楽しみたいプレイヤーには嬉しいが、実用性は低い。 -その他特徴 --家の購入条件の1つである巨人退治クエストの受注がLv22以降で無いとできないため、他2つの家に比べると購入が遅くなりやすい。 ***モーサル:ウィンドスタッド邸 -立地・景観 --ソリチュード方向を臨めば自然のアーチと入江が一望でき、特に晴れていれば昼間だけでなく、夜間の景観も美しい。 --周囲には人の住む住居が無く、怪しい廃屋とノルドの遺跡が点在。一方で植生は豊富で、デスベルや沼の群生キノコ等の錬金素材が多数収集できる。 --全体マップ上では北西寄りに位置し、ソリチュードを主要拠点としたプレイに向いている。 -固有施設:魚の養殖場 --魚系材料(またはスローターフィッシュの卵、イクラ)を入れることで、入れた魚と同種の魚が数日ごとに複数リスポンするようになる。 --肥沃土と違い一度に複数の魚(卵)を養殖出来るが、魚(卵)の種類によってリスポンの周期が異なる模様。 --魚のリスポンに合わせて、水面にトンボ系の材料も湧く。 -その他特徴 --周囲の環境や固有施設の実用性を鑑みるに、材料の収集にかけては特筆物の物件。錬金術師プレイにはうってつけ。温室との相性もいい。 --外の溶鉱炉、防具強化のための通常の作業台、採石場が家のメイン玄関、ひいてはFTした際の初期位置から遠く、やや不便。 --目の前が沼地であるために、伴侶や養子がここを危険に思う発言をする事がある。 ***ファルクリース:レイクビュー邸 -立地・景観 --パインウォッチの裏手、イリナルタ湖南岸に位置し、晴れ間が広がれば素晴らしい眺望が望める。 --他の2つの家と違い比較的南方に位置するため、雪景色とは無縁の緑豊かな景観が望める。 --全体マップ上ではやや南方に位置するものの、ウィンドスタッド邸ほどの偏りは無い。 -固有施設:養蜂場 --家の裏手、やや目立たない場所に蜂の巣箱が1つ設置され、ハチ・ハチの巣・ハチの巣の殻が入手できる。 --通常の宝箱などと同じ程度のリスポン(&color(red){同じエリアに入らずに}30日過ごす)しかしない模様。安定した材料供給源としては利用しにくい。 -その他特徴 --塔やテラス付きの棟を増築するとそこからの景色は絶景…なのだが、同じく湖南に配置された死霊術師の祭壇が丸見えである。 --ファルクリース自体墓場の街として名を知られているが、湖周辺には野生のスケルトンがうろついている。 --固有施設は使いにくいが、周辺は実はハチの産地で、ヘルゲン方面に歩いてゆくと晴天の昼間なら数十匹のハチを一度に捕まえられる場所がある。 ---- **その他追加要素 ***[[追加武器>http://www38.atwiki.jp/tes5/pages/66.html#id_eda4da17]] ***[[追加防具]] ***[[追加書籍]] ***[[追加アイテム>http://www38.atwiki.jp/tes5/pages/96.html#id_e8063f37]]