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獣人」を以下のとおり復元します。
*獣人

#CONTENTS

**カジート
エルスウェ-ア地方に住む猫型の獣人。麻薬効果のあるムーンシュガーやそれを精製したスクーマに対して先天的な耐性を持ち、嗜好品として好む。
過去にモロウウィンドで奴隷として扱われていた。
生まれた時の月齢によって姿が決まるという奇妙な特徴を持っており、十数種類がいて二足歩行の種もいれば四足歩行でイエネコや虎に似ている種もいる。
その生態もあり、彼らは二つの月と自分たちに密接な関係があると信じており、それに基づいた思想や文化を多く育み保ってきた。
その起源については、タムリエルの原住生物から進化した説とエルフがエルスウェーアの環境に適応して進化して生まれたという二つの説がある。
カジートの一種オームスはボズマーそっくりであったり、彼らの創世神話でも元々ボズマーとは同じ種族であったと語られている。
今作の舞台スカイリムでは群を抜いて被差別の酷い種族であり、行商人ですら麻薬売人呼ばわりされ町にも入れない程。
しかし実際に麻薬の類を売買、日常的に使用しているところを見るに、彼らの麻薬への認識は他の種族のそれとは異なるようである。

**アルゴニアン
ブラックマーシュ地方に住むトカゲ型の獣人。ブラックマーシュの沼地の環境に適応しているため疾病に対する耐性を持っている。
また、エラがあるため水中で呼吸が出来る。過去にカジートと共にモロウウィンドでは奴隷階級にあった。
今作では積年の恨みを晴らすように火山噴火で混乱したモロウウィンドに武力侵攻を展開、完全に制圧している。
アルゴニアンいう種族名はブラックマーシュのエルフ語での名前「アルゴニア」から取られている。
シャドウスケイルと呼ばれる影座生まれのアルゴニアンを、暗殺者として育てる習わしがある。彼らは皆ブラックマーシュの王に仕えている。
暗殺者故か闇の一党とも関わりがあるようで、一党が彼らの養成所へ支援を送る計画を立てていたりとある程度の協力関係にある模様。
しかし本編の時点において彼らは既に何らかの理由でほぼ全滅し、僅かな生き残りも大陸各地に散っているらしい事が判明する。
スカイリムにおいては勢力を拡大した割に軒並み普通に暮らしており、大抵が尊大でも卑屈でもない素朴な住民達である。

**スロード
タムリエル大陸の南西にあるスラス島に住むナメクジの獣人。幼生時は完全な水中生活をおくるが、成人になると両生類のように陸上で行動できるようになる。
しかし成熟するに従って体の巨大化と肥満が進行し陸上での行動が困難になるため、陸上生活では転移魔法と死霊術を活用している。
そういったこともあって、死霊術師である蟲の王マニマルコを英雄としている。

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