*The Elder Scrolls V: Skyrim ストーリーのネタバレは極力排除しています。 #contents(fromhere=true) **時代設定 前作「TES4:Oblivion」- オブリビオンの動乱により第三世紀が終わり、第四世紀も200年が経ったCyrodiil(シロディール)の北方Skyrim(スカイリム)地方が舞台。 第三世紀が終わるきっかけとなった皇帝の暗殺と、その後継者の死亡で帝国は弱体化。 さらに、アルドメリ自治領([[サルモール]])と帝国との戦争により、スカイリムを含む各地で勢力が変化している。 スカイリム地方では大戦(上記のサルモールと帝国の戦争)後「白金協定」と呼ばれる、帝国に不利な不平等条約が結ばれ、 その中に「タロス崇拝を禁ずる」という項目があった事や、 (※タイバー・セプティムというノルド人英雄が死後八大神に「タロス」として追加され、九大神となった) 独立派のウルフリック・ストームクロークが、帝国派の上級王トリグを殺害した事で(帝国側はこれを暗殺と呼び、ストームクローク側は正式な決闘に拠るものとする)、 「帝国派(=現在の帝国の属国状況を享受する派)」と「独立派(=帝国から独立する事を目的とする派)」の間で一触即発の状況が続いている。 **主人公 TESシリーズのお決まりとして、看守すら罪を把握していない、名も無き謎の囚人として処刑されそうになっている。 死刑が執行されそうになった瞬間、ドラゴンが街に降り立ち、死刑があやふやになった所からストーリーが始まる。 **スカイリム地方について 詳しくは<<[[MAP]]>> <<[[街]]>>参照。 前作オブリビオンのフィールドであったシロディールより北方に位置している事もあり、 雪の印象が非常に強い。 NPCムアイクも「スカイリムには雪が多すぎる。ムアイクはうんざりだ」と言われる程。 エリアを大雑把に分けると以下のような特徴。 ・北部地方(ソリチュード・ドーンスター・ウィンターホールド近辺) 豪雪地帯。ほぼ積雪しており、MAP一番北には流氷と小島が点在している。 北部には山脈が連なっており、海に下りるために崖を下ると元の場所に上れない、などの場合もあり。 ・東部地方(ウィンドヘルム・リフテン近辺) 平野の広がるウィンドヘルム周辺~多少の山脈を越えてリフテン側に、というように、 北方に比べるとまだなだらかな土地が続く。 ・中部地方(ホワイトラン・モーサル近辺) ホワイトランから西はスカイリム内で一番の大きさの平野が広がっており、気候も比較的穏やか。 モーサル側へ北上していくと、山脈にぶつかる事になる。 ・西部地方(ホワイトラン西部~マルカルス周辺) 川や入り江が入り組み、高低差もある為、直進しようと思うと思わぬ迂回を強いられる事も。 また、迂回中に[[フォースウォーン]]が陣取っている事もあり、低レベル時には注意が必要。 ・南部地方(ファルクリース近辺) 南方中央部に大きな湖が存在し、その北部には山脈、そして東には「世界の喉」と、 一種隔離されてる感すらある土地。 山脈に登らない限りは雪が降ることはないが、どこか鬱蒼とした雰囲気が漂う。 全体的にアイレイド族の影響が強かったシロディール地方と異なり ドゥーマー(ドワーフ族)と戦争をしていた土地である為 遺跡が各地に散在しており街やクエストに絡む事が多い。 **スカイリムでの頻出単語 ・ドラゴンボーン 時の竜神アカトシュに選ばれし者の総称。いわゆる英雄。 過去作においては3作目主人公や4作目にて途絶えるセプティム家の名称にも使われていた。 本来習得に数十年以上の期間を要するシャウトを竜の魂から知識を吸収して即座に習得できる。 スカイリムにおいてはドヴァキンと言われ、伝説で語られるドラゴンスレイヤーとして知られている。 ・シャウト 詳しくは<<[[シャウト]]>>参照。 竜語の組み合わせにより様々な効果を自分 / 敵対者に与える。 声を使った魔法のような物で、過去にノルドはこれを使って戦争を行なっていた。 ・神々の名前に関して アカトシュ≒アルドゥインなどノルド神話に則った表記になっている神もおり、 また、その信仰方法に関しても前作の舞台だったシロディールと異なる場合がある。