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全怪獣怪人大百科

本項ではケイブンシャの大百科シリーズとして発売されたものについて取り上げます。
後年のマニア向けのシリーズタイトルに関しては『全怪獣怪人』をご参照ください。

ジャンル 混載
出版社 ケイブンシャ
シリーズレーベル ケイブンシャの大百科シリーズ
通巻No. 1*1
サイズ A6
発売年月 1974~84年
ポイント 初期は単なる怪獣・怪人図鑑
アニメとの混載を経て、80年代から特撮オンリー
年を重ねるごとに密度の上がった構成
ケイブンシャの大百科シリーズ


概要

記念すべきケイブンシャの大百科の1発目として発売されたもので、当時までの特撮テレビ番組のほぼ全般に登場した怪獣・怪人を、メジャー、マイナーを問わず、可能な限り網羅したシリーズ。
基本的に毎年12月付近で発売されており、各作品とも、その時点*2までの怪獣・怪人が紹介されている*3
1971〜73年まで展開され、A3判の両面に印刷した用紙を八つ折りにし、それを数十枚、ケースに収めた無綴じの『原色怪獣怪人大百科』の後身として展開が開始され、毎年のように内容を更新したが、ナンバリングは一貫して、不変となる「1」であった。
年度表記は「(昭和)○○年度版」表記であり、『プロ野球大百科』や『全アニメ大百科』が、1983年末刊行の『'84年版』以降、西暦表記へと切り替わったのに対し、こちらは最後まで和暦表記を使用していた。
51年度版~56年度版までは、SFヒーローおよび、ロボットアニメ系を中心に、少年向けアニメも多数取り上げられていた*4
やがて1981年には『全アニメ大百科』の展開が開始されたこともあり、同年発売の57年度版以降は特撮オンリーの構成へと変更され、その代わりとして『ウルトラQ』以前の特撮テレビ番組および、なぜか過去版には掲載されなかった作品群*5も紹介されるようになった。
また、この時期からは簡易ながら、作品の放送データや代表的なスタッフ・キャストの名前も記載されるようになり、よりマニアック路線を強調することになった。
しかし、グッズ紹介やキャストインタビューなど、あまりにもマニアックな方向に進んだ結果*6、正統派の怪獣図鑑を望んでいた往年の年長ファンからは違和感を感じる意見も多く、84年刊行の60年度版をもって、およそ10年の歴史に幕を閉じることとなった。
後身として、87~88年にベスト形式の『怪人怪獣ベスト600大百科』を発売後、90年には本書のノウハウをマニア向けとしてブラッシュアップした『全怪獣怪人』が上下巻で発売された。
以下、年度ごとの簡素なリストを表記する。
書名 発売時期 略称 備考
保存版 全怪獣怪人大百科 1974/12 50年度版*7
51年度版 全怪獣怪人大百科 1975/12 51年度版 本書からアニメ作品も紹介
52年度版 全怪獣怪人大百科 1976/12 52年度版
53年度版 全怪獣怪人大百科 1977/12 53年度版 本書からナンバリング表記*8
54年度版 全怪獣怪人大百科 1978/12 54年度版
55年度版 全怪獣怪人大百科 1979/12 55年度版
56年度版 全怪獣怪人大百科 1980/12 56年度版 アニメとの混載はここまで
57年度版 全怪獣怪人大百科 1981/12 57年度版 本書から特撮オンリー
1966年以前の作品も追加
58年度版 全怪獣怪人大百科 1982/12 58年度版 バラエティ系の作品も紹介
59年度版 全怪獣怪人大百科 1983/12 59年度版 作品掲載順が新作→旧作から旧作→新作へと変更
同時に一部ウルトラ・ライダー作品の扱いも変更*9
60年度版 全怪獣怪人大百科 1984/11 60年度版 旧作パートはほぼ59年度版から流用

各巻の概要

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最終更新:2026年05月16日 16:16

*1 52年版まではナンバーなし

*2 基本的に10~11月前後の放送分。

*3 スチール写真および、本編映像が間に合わなかったキャラ・怪獣・怪人については、イラスト扱いで処理されることが多く、後発の『全怪獣怪人』でも同様の措置を取っていた場合がある。

*4 それ以前には『原色怪獣怪人大百科 第2巻』でもアニメ作品が紹介されていた。

*5 58年度版以降は、正式な実写テレビ映画に限らず、いわゆるバラエティ番組のオリジナルヒーローたちも紹介されていた。

*6 もっとも、これは80年代中期~90年代初期のケイブンシャの大百科シリーズ全般にいえる点でもある。

*7 正確には年数表記はないが、便宜上、この表記とする。

*8 ナンバリング表記のないものも存在。

*9 帰りマン~レオ、V3~ストロンガーの各4作品ずつ。既存の『ウルトラマン大百科』・『仮面ライダー大百科』両シリーズと重複するため。