変身ヒーロー大図鑑

ジャンル 混載
出版社 講談社
シリーズレーベル テレビマガジン カラースペシャルシリーズ
通巻No. 100
サイズ A4変形
発売年月 1990年1月
ポイント 歴代東映ヒーローの魅力をピックアップ
東映スパイダーマンも紹介あり
テレビマガジン カラースペシャルシリーズ


概要

古くは『仮面ライダー』、そして新しくは当時放送終了直前だった『機動刑事ジバン』、『高速戦隊ターボレンジャー』まで、20年近くにわたる東映制作の特撮ヒーロー作品全般*1を取り上げた1冊。
東映以外の作品を取り上げた前巻『巨大ヒーロー大図鑑』と対になる構成となっているが、紹介作品が多いためか、前巻とは若干、構成が異なっている。
変身前の素面のヒーローおよび、敵組織の紹介は一切なく、変身後のヒーローの代表的な戦力および、メカ・マシン・ロボのみを取り上げている*2
原則として、メインヒーローのみの紹介だが、一部作品はサブヒーロー・ヒロインについても取り上げられている(備考欄参照)。
最大2Pで各作品を取り上げていた前書とは違い、作品数の多さも関係してか、各作品とも平均が1/2P、最大で1P扱いのためか、全体的に軽めな扱いとなっている。
なお、同年4月にバンダイ メディア事業部(現:バンダイナムコアーツ)から発売された、本書と同じく東映特撮ヒーロー作品を取り上げた編集ビデオ作品『変身ヒーロー大図鑑』とは、タイトルこそ同名だが、まったくの無関係である。

紹介作品(登場ヒーロー)一覧

本書の構成は、ヒーローの属性ごとに分類されており、以下の構成となっている。
コーナー名 ヒーロー名 登場作品 備考
12大仮面ライダー*3 仮面ライダー1号 仮面ライダー
仮面ライダー2号
仮面ライダーV3 仮面ライダーV3
ライダーマン
仮面ライダーX 仮面ライダーX
仮面ライダーアマゾン 仮面ライダーアマゾン
仮面ライダーストロンガー 仮面ライダーストロンガー タックルも紹介
スカイライダー 仮面ライダー(スカイライダー)
仮面ライダースーパー1 仮面ライダースーパー1
仮面ライダーZX 仮面ライダーZX*4
仮面ライダーブラック 仮面ライダーBLACK
仮面ライダーブラックRX 仮面ライダーBLACK RX ロボ&バイオライダーは未紹介
ロボットヒーロー キカイダー 人造人間キカイダー
キカイダー01 キカイダー01
宇宙鉄人キョーダイン 宇宙鉄人キョーダイン
メタルダー 超人機メタルダー
機動刑事ジバン 機動刑事ジバン
ロボット刑事K ロボット刑事
大鉄人17 大鉄人17
超能力ヒーロー バロム1 超人バロム・1
イナズマン イナズマン
イナズマンF
アクマイザー3 アクマイザー3
ビビューン、バシャーン、ズシーン 超神ビビューン
カゲスター ザ・カゲスター ベルスターも紹介
コンドールマン 正義のシンボル コンドールマン
スペースヒーロー 星雲仮面マシンマン 星雲仮面マシンマン
まぼろし、流れ星 宇宙からのメッセージ 銀河大戦
兄弟拳バイクロッサー 兄弟拳バイクロッサー
コンバットヒーロー 宇宙刑事ギャバン 宇宙刑事ギャバン
宇宙刑事シャリバン 宇宙刑事シャリバン
宇宙刑事シャイダー 宇宙刑事シャイダー
ジャスピオン 巨獣特捜ジャスピオン
時空戦士スピルバン 時空戦士スピルバン ダイアナ&ヘレンも紹介
強化服ヒーロー 快傑ズバット 快傑ズバット
スパイダーマン スパイダーマン(東映)
忍者ヒーロー 変身忍者 嵐 変身忍者 嵐 月の輪も紹介
キャプター 忍者キャプター
磁雷矢 世界忍者戦ジライヤ
ひみつ戦隊 秘密戦隊ゴレンジャー 秘密戦隊ゴレンジャー
ジャッカー電撃隊 ジャッカー電撃隊
11大スーパー戦隊 バトルフィーバーJ バトルフィーバーJ
電子戦隊デンジマン 電子戦隊デンジマン
太陽戦隊サンバルカン 太陽戦隊サンバルカン
大戦隊ゴーグルV 大戦隊ゴーグルV
科学戦隊ダイナマン 科学戦隊ダイナマン
超電子バイオマン 超電子バイオマン
電撃戦隊チェンジマン 電撃戦隊チェンジマン
超新星フラッシュマン 超新星フラッシュマン
光戦隊マスクマン 光戦隊マスクマン
超獣戦隊ライブマン 超獣戦隊ライブマン
高速戦隊ターボレンジャー 高速戦隊ターボレンジャー
  • 書いてわかる通り、当時スーパー戦隊のカテゴリーにカウントされなかった石ノ森戦隊2作品は「ひみつ戦隊」扱いとなっている。
  • ライダー・スーパー戦隊の両シリーズは、すでに関連ムック本が多数発売されていたためか、比較的軽めな扱いとなっている。
    • ライダーの場合は1号のみ1P、隣ページの2号~ライダーマンは3人で1P、X~RXはそれぞれ4人ずつまとめての1P扱いである。
    • 一方、ひみつ戦隊2作品が各メンバーの個人名表記もあるのに対し、スーパー戦隊関係は個人名なしの表記である。
  • 『変身ヒーロー』のタイトル通り、掲載作品がほとんど等身大ヒーローのためか、巨大ロボの17が大きく浮いてしまった構成になっている。
最終更新:2025年06月01日 12:10

*1 1970年代以前制作の作品および、コメディ路線、美少女路線は含まず。

*2 ただし、宇宙刑事シリーズの巨大母艦および『巨獣特捜ジャスピオン』のダイレオンがロボ形態のスチールを掲載しているのに対し、『時空戦士スピルバン』のグランナスカは、なぜかロボ形態のコマンドフォーメーションではなく、大砲形態のカノンフォーメーションのスチールを掲載している。

*3 ブラックとRXを別カウントのため。

*4 登場年の記載も、雑誌展開版にならい、1982年8月と表記されている。