タカラトミー
ロゴ | ![]() |
国籍 | 日本 |
創立年 | トミー1924年・タカラ1953年(タカラトミーとしては2006年) |
本社所在地 | 東京都葛飾区立石7-9-10 |
目次
概要
バンダイと並んで日本を代表する玩具メーカー。本wikiで扱っているトミカの他に、プラレールやリカちゃんといった男女向けの商品や、人生ゲームや黒ひげ危機一発などファミリー向けの商品を手掛けているのが特徴。元々はトミー、タカラという別々の会社であったが、タカラの経営不振を受け、2006年にトミーがタカラを吸収する形でタカラトミーが誕生した。それに伴い、2社の代表製品のほとんどが新会社になっても受け継がれている。
特徴
前述の通り、歴史ある玩具ブランドを多数保有している。以下にその一例を示す。なお、ポケモンなどキャラクターものは含まない。●はトミー、○はタカラから引き継がれたもの。
男児向けおもちゃ
- トミカ●
- もはや説明不要なぐらい知名度が高い、日本を代表するミニカーのブランド。詳しくはトミカを参照。
- プラレール●
- 1959年から発売されている鉄道模型のブランド。トミカと組み合わせた商品が発売されることが多い。詳しくはプラレール※未作成を参照。
- チョロQ○
- 1980年から発売されているプルバック式のミニカー。タカラトミー誕生後の2009年に通常品の販売は終了したものの、それ以降も電動化などマイナーチェンジを繰り返しながら販売が続けられている。2022年にモーター駆動の新シリーズが発売された。詳しくはチョロQ※未作成を参照。
- ベイブレード○
- 1999年から発売されている現代版のベーゴマ。タカラトミー誕生後は、『メタルファイトベイブレード』、『ベイブレードバースト』、『ベイブレードX』と3回リニューアルされている。
- デュエル・マスターズ○
- アメリカのカードゲーム『マジック・ザ・ギャザリング』を改良したもの。2002年から発売されている。遊戯王やポケモンカードと並んで人気が高い。なお、タカラトミーはこれ以外にも『WIXOSS』や『マジカパーティ』といったカードゲームも展開している。
- トランスフォーマー〇
- 海外で大きな知名度を誇る変形ロボット。自動車や動物からロボットに変形することが特徴。過去にアニメ化や実写映画化が何度か行われている。
- ゾイド●
- 1982年から発売されている、動物をモチーフにした機械のプラモデル。2018年から『ゾイドワイルド』シリーズが展開されている。
女児向けおもちゃ
- リカちゃん○
- 1966年から発売されている着せ替え人形。同カテゴリーの中では圧倒的な知名度を誇り、限定商品も多数販売されている。
- こえだちゃん○
- 1977年から発売されている。木のおうちと呼ばれる建物でごっこ遊びをするのが特徴。
ファミリー向け
- 人生ゲーム○
- 1968年から発売されているボードゲーム。クリアにはルーレットによる進行だけでなく、金銭面や職業といった要素が絡んでくることが特徴。これを題材にしたテレビゲームも多数発売されている。
- 黒ひげ危機一発●
- 1975年から発売されている。海賊の人形が入った樽の中に短剣を刺し、刺した後に海賊が飛び出してしまった人が負けというルールになっている。こちらも派生商品が多数発売されている。
沿革
1924年
- 冨山栄市郎氏がトミーの前身となる冨山玩具製作所(以下トミー)を設立する。
1955年
- 佐藤安太氏がタカラの前身となる佐藤ビニール工業所(以下タカラ)を設立する。
1967年
- タカラからリカちゃんが発売される。
1970年
- トミーからトミカが発売される。
1972年
- トミーがシンガポールに子会社を設立する。
1980年
- タカラからチョロQが発売される。
1984年
- タカラがジャスダックに株式公開する。
1997年
- トミーが日本証券業協会に株式公開する。
2000年
- トミーがウォルトディズニーインターナショナル・ジャパンとライセンス契約を結ぶ。
- この頃からトミカでもディズニーとコラボした商品が展開されるようになる。
2006年
- 3月1日にタカラとトミーが合併し、新会社タカラトミーが誕生する。
2011年
- アメリカの玩具メーカーRC2を買収する。
関連項目
- タカラトミーアーツ※未作成 - 子会社。主にガチャ向けの商品やアーケードゲームを手掛ける。旧称はユージン。
- トミーテック※未作成 - 同じく子会社。トミカリミテッドヴィンテージなど、大人向けの商品を手掛ける。
- キデイランド - 同じく子会社。同名の玩具店を展開している。
外部リンク
参考文献
- 社史・商品史|会社情報|タカラトミー (2023年7月5日閲覧)
添付ファイル