『Vermilion -Bind of blood-』の登場キャラクターを対象とした公式人気投票企画。
発売前と発売後の二回開催され、どちらも一日一票の投票が可能だった。
第一回:2011年03月04日~2011年03月18日18:00まで受付。03月24日結果発表。
第二回:2011年06月03日~2011年06月10日18:00まで受付。06月17日結果発表。
上位のキャラには、ライター陣からのコメント有り。
(※第二回投票の6位~10位は昏式氏のブログにて公開)
第一回結果
5位:
ルーシー・ミルドレッド
ジャパオタ給仕、ルーシー嬢が5位にランクイン。
よく働いてくれるし、一途だし、オタだし……となかなかの優良物件な彼女、
普通のラブコメなら正ヒロインになれる実力有?
しかしそこは血なまぐさい『Vermilion』の世界、もう少しバイオレンスになって出直しましょう。
4位:
アンヌ・ポートマン
尻尾ふりふり子犬っ子のザ・ピンク、安定の4位。……が、ここでシナリオ担当、コメントに窮するっ……!
そして出てきたのが「なんというか……ぶっちゃけ地味」の一言。
えっ。
なおその原因は「いやこれアンヌのせいじゃねえって。他が濃すぎるんだよ、他がよォッッッ!」との事。
3位:
ケイトリン・ワインハウス&
モーガン・クインシー
美女と野獣、もとい小悪魔っ娘とマッチョブル。まさかまさかの三位同着……
ってなんでだよッ!?
中間発表から謎のスパートを見せた
ヒゲ面警部補に「何その主人公補正」「その補正はお前のものじゃねーよ!」怒涛のツッコミ。
そして体験版時点で調子乗ってたケイトリンには、「もっと調子こいたあげく、
悲惨に散る未来とか待ってるから」と直々の宣告が下るのだった……
2位:
アルフライラ・ワ・ライラ
どけィ、木っ端ヒロイン共め、アマゾネスの出陣じゃあ!
叛徒共の長のこの結果にライターからは驚きの声。「戦えそうな女戦士キャラってのがおおきいのか。肌出てる部分も多いしね。露出の多さが人気に繋がる……ちくしょう、やっぱり行き着く先はそこかよ!」
1位:
アリヤ・タカジョウ
ぶっちぎり不動の一位、やはりお前は強かった。やったぜアリヤ!さすがは殺デレ狩人だ!
(序盤の台本見ての
中の人の一言「この子ってヤンデレさんですよね?」)
が、ツッコミもないわけではなかったようで……
「――しかし真面目に考えてみて、殺しにやってくる子を好きになるってどうなんだろうね?」oh……
血気盛んな犬を可愛がる感じ、血塗られた戦場を共に駆け抜ける相棒感、あとやっぱ腹刺されながら交尾されたい……なにこの万能属性。
ナニカ後々に響いてきそうな不穏なまとめに入りつつも、ヒロイン筆頭として物語での活躍を期待する言葉にて〆。
第二回結果
第10位:
美影おまえはもう死んでいる
とりあえず顔に似合わず
死に際が衝撃的だった真ヒロイントシローさんの元カノさん。
???『………』
そしてやっぱり原作者も指摘する
作中これでもかとフラッシュバックする回想シーン。
下手すりゃ生きてる人より故人を考えてる時間の方が長いんじゃないか、という我らが後ろ向き主人公の
駄目さ具合のバロメータのような一枚絵でした、とさ。
なお最終収録時の
中の人の裏話も明かされている……まさにヤンデレ祭り。
第9位:
ジョージ・ゴードン・バイロンどっちでもいける人
父離れできない藍血貴、九位にランクイン。
昏式氏のコメントでは史実の詩人バイロンがいわゆる現在の「貴族然、超越者然としたフィクションにおける吸血鬼像」の生みの親としての事績を有するという事へのリスペクトを籠め、
スーパー吸血鬼大戦的な意味で参戦させたとの事。
肖像画の本人に似てないっていうツッコミには……まぁブランド的にはよくあるって事で、ね?
第8位:
モーガン・クインシー掲示画像が何か違うけど、まあだいたいあってるでしょう
第一回のコメントにて「筋肉を魅せて死ねいッ!」と宣告され、グランド√にてある意味
その通りに散っていったモーガン。
原作者的には、場面に登場するだけで雰囲気が思いきりアメリカンになるので、非常に重宝したキャラと語られる。
そして、破滅フラグバリバリの
コレや
アレと比べれば、普通にずっと生きていけそうなモーガンは一番まともな人間でしょう、とも。
第7位:
ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス妖怪丸太じじい&
ケイトリン・ワインハウス怪人コウモリビッチ
クラウス……とりあえずあの
巨大白木の杭は笑いを誘いますよね……と書いてる間は思ってたら、意外と普通にカッコいいという声にびっくり。
立ち位置的には、吸血鬼たちの物語という事で彼は思いきり
凶悪かつ脅威の存在として描くよう意識したとの事。
その危険性については、確実にあの弟子に受け継がれているでしょう。
……最後に振り返って、この名前を
フルネームで言わせるって、声優イジメじゃなかろうか、とも。
ケイトリン:キャラが強すぎて、ほぼ放任状態&結果としての出番増大。それと作中好き勝手やってたんだし、各ルートの面白死に方集みたいな最期はお約束……みたいなもの、だそうです。
昏式氏的には、「資格がなくったって生きてやる」と咆えて散っていく、そんな終わり方の方が気に入ってるとの事で、アンヌ√での終わりが個人的トゥルーとの事。
第6位:
アンヌ・ポートマンピンク色の何か
ヒロイン最下位はこの人。
敗因は何でしょうかねぇ……
物語の主人公であるトシローがアンヌに対しては、保護者目線というか完全にお父さんモードだったので恋愛ドラマとしては盛り上がりようがなかった……という評。
まあでも、それ以外の部分、(百合んな話も好きであるとして)ケイトリンとの一連の絡みは結構書いていて楽しかったとのこと。
……
一回死んだのもまあ、経験だ!
第5位:
トシロー・カシマ&
シェリル・マクレガー
トシロー:(文:高)主人公でありながら五位に上り詰めたか、凄いよトシローさん。「大人のしがらみ」を塗り固めたキャラの癖してここまで人気出るとは思わなかったとの談。
『未練だらけで葛藤大好き』『立場からキツい縛り受けてる上に重たい過去まで背負ってる』とかどんなSMプレイ……?
それで煩悶してる姿にヒロインはキュンと来ちゃうわけか……
高二病のくせしていいご身分よのう!
きっと夢は
「綺麗に死にたい」……うん、みんなはこんな面倒臭い男に引っかかっちゃ駄目だぞ!
もう色々と遅いんだよなぁ……
シェリル:(文:昏)見事、相棒との5位同時入賞。
いい女、と書いてシェリル・マクレガーと読ませたい。
『彼女の魅力に気づいた方は、お目が高い。都合のいい女とか万年セフレとか、そんな声など馬耳東風。
惚れた男に尽くしきる熱さ健気さに惚れない奴など存在しない!』と断言。
……おい聞いてるのか、そこのポン刀担いだ黒コート。
第4位:
ルーシー・ミルドレッド
(文:昏)ハードボイルドでゴシックでパンキッシュなヴァンパイア異能バトル世界に混入した青き暴走爆弾娘、厚かましくも4位入賞。
道化た笑顔は深いシリアス設定を隠す偽りの仮面……な訳もなく
どっかの腐れバーテンダーとは違い徹頭徹尾見たまんまのキャラを貫いた彼女――だがそれがいい!との支持を受けての結果か。
書き手としても、
出番があると肩の力を抜ける、
ザ・一服の清涼剤、だそうで。
第3位:
ニナ・オルロック
(文:昏)
おっぱい、オッパイ、OPPAI!……以上じゃ駄目ですか、そうですか。
反則変態ツートップに迫る人気は立派というほかになし。
――怪奇クモ幼女にいびられても、恐怖コウモリビッチに弄ばれても、妖怪朴念仁に冷たくされても
頑張りました……
おじょ……ニナ様の胸には僕たちの
夢と希望がいっぱい詰まっています!
第1位:
アリヤ・タカジョウ
(文:昏)
ヤンデレ祭りだヒャッホーイ!ご存じドス声通り魔ヒロインが首位獲得!
愛と憎などベクトルの相違に過ぎず……大事なものはどれだけ一途かの絶対量。
反転させてみれば、あら不思議。
どこまでも主人公ラヴなデレデレ娘がそこにはいます!ええ……
最終更新:2022年01月08日 21:24