冥界へ、響けよ我らの死想恋歌

S i l v e r i o V e n d e t t a


「エウリュディケ‐No.β ─────いざ、神託を告げましょう(a w a k i n g o r a c l e)


Status

基準値(AVERAGE): E
発動値(DRIVE): D
集束性:E
拡散性:E
操縦性:E
付属性:E
維持性:E
干渉性:EX


それは、地の底から這い出た女神。
この世のものとは思えない美醜を振りまき、悲恋の歌を奏でる死の乙女。
妖しく優しく艶やかに、生者を黄泉路の果てへと誘う。

星の粒子が蠢きながら、その体躯に集束しつつ彼女の下僕へと変わっていく。
異常な感応は通常あり得ないはずの発光へと至り、やがて星屑のように世界を彩り始めた。
幽魂のように、人魂のように、鬼火のように、ゆらゆらと。
そう、出力など死の女神には関係ない。備えた特性だけを頼り、星の力を掌握して無尽蔵に干渉しながら輝くのだ。

煌めく度に吹き荒ぶ死者の燐光、生の悲鳴――――闇の讃美歌。
すなわち、少女もまたいと呪わしき人造惑星(プラネテス)
英雄の光を滅する奈落の使徒、死した伴侶(エウリュディケ)
されど今は、ああ今は―――たった一人、あなたに向けて。



星辰体感応能力。
干渉性一点特化に極まったヴェンデッタ星辰光(アステリズム)
星辰体(アストラル)そのものへと感応し、他者の星光へさえ直接干渉を行えるという驚異の異能。星殺し。

ヴァルゼライドは、チトセに問い質された際、星辰体を用いる強大な兵器へのカウンターとして準備したものだと説明している。
だが、彼とその背後の共謀者の本心では、本来干渉不可能な第二太陽(アマテラス)を通常空間まで接近させ、
自分達の決戦を発動させるための、唯一にして最大の鍵として完全なる発動を待ち望まれている能力である。

自らの星でありながら彼女は単独でこれを使用できない状態に陥っているのは、
ヴェンデッタを構成している因子が「ゼファー」、「マイナ」、「二人の受精卵」という三つの要素が複雑に絡み合ったその結果である。


ゼファーは、ヴェンデッタと同調する事によって能力(特に速度、出力面)が強化されるほか、
本来は不可視であるはずの星辰体、およびその動きを視認可能となる。
それによって、敵の星光発動の兆候をより早く読み取り、予測・対応速度が向上する。さらには魔星級の星光であっても、
構成する粒子の振動数を読んだ上で、振動操作による出力強化版の逆位相波をぶつけ、打ち消すことが可能となった。
(周囲からは、あたかも星光が“切り裂かれて”いるように見える)

しかし、同調時には人造惑星と同じく膨大な星辰体との感応が行われるためか、彼の肉体は、《狂い哭け、罪深き銀の人狼よ》の発動時以上の絶大な反動に曝される。
事実、最初の発動後、ゼファーは余りの苦痛に地に倒れ発狂寸前に追い込まれ、頭蓋の中身まで抉る寸前にまで至っていた。
そのため、ゼファーは元来の臆病な性格も合わさって、能力の使用を非常に躊躇している。
さらにヴェンデッタ√において、長時間同調状態を維持したこと(+彼女と深く近づいた事)で、
  • 放射光を喰らっても、休息をおけば活動可能に。
 (※ただし放射能の毒性は消えたわけでなく、星と近づき過ぎたという事も加わり……同調を解けば即座に死亡、解かなくとも死期は近いとされた)
  • 発動値(ドライブ)でなくとも常時星辰体が視える。
  • ↑に関連して、軽く意識を向けるだけで、星辰奏者級であれば周囲どころか体内の星辰体まで取り払い(・・・・)行動を封じることができる。
といった、星辰奏者の枠を逸脱した危険な状態にまで至っている。


ミリィ√では、ヴェンデッタが自ら機能停止を選んだことで、本能力自体は失われた。
しかし、事前に彼女が協力し、魔星製造に携わった技術者の知識及び神鉄の義手を使用し、
最後にミリィが関連情報を総合、再構築し直した事により、ゼファーは星光への干渉面を残した残影の力を得た。

そして、ヴェンデッタとの黄泉下りの物語を経て……
死想恋歌(エウリュディケ)の覆せない(別れ)を受け止めた吟遊詩人(オルフェウス)は、
冥府の底から干渉性を極めた果ての猛毒を操る怪物として再臨、驚愕する英雄達の前に立ちはだかる。




詠唱



あなたが迎えに来ない日に、私は醜く穢れてしまった
ああ、悲しい。蒼褪めて血の通わぬ死人(しびと)(からだ)よ、あなたに抱きしめられたとしても二度と熱は灯らぬでしょう

だから朽ち果てぬ思い出に、せめて真実をくべるのです

私たちは、私たちに、言い残した未練があるから


振り向いて、振り向いて。冥府を抜け出すその前に

物言わぬ私の骸を連れ出して────眩い星の輝きへと

他ならぬ愛しいあなたの慟哭で、嘆きの琴に触れていたい


超新星(Metalnova)────冥界へ、響けよ我らの死想恋歌(Silverio Vendetta)




  • この世界ではかなり強能力の筈がゼファーさんの負け犬根性と副作用のデカさで全く強そうに見えない -- 名無しさん (2016-11-14 00:21:30)
  • 基本的にゼファーさんが魔星に勝つ際の決め手が大体クライの方の応用っていうのも影が薄い一因な気がする。これがあるから戦えてるはずではあるんだけれども.co. -- 名無しさん (2016-11-14 02:01:55)
  • ↑それは仕方ないだろ、この星辰光単体に攻撃力ないし -- 名無しさん (2016-11-19 19:13:41)
  • これ、ゼファーが代理で使っている時は面での無効化が使えないから使いづらい。チトセラストでは面でヴェンデッタが使ってたが。 -- 名無しさん (2016-11-19 19:59:44)
  • 本来の出力をもってすれば合体バージョンほどではないけど星の力に無双できるけど、無茶苦茶難易度のある使い方しているからナイフに塗る毒程度の利用方法しかできないという認識でおk? -- 名無しさん (2016-11-20 09:34:35)
  • 単純にゼファーが扱いきれないだけかと。ヴェンデッタルート序盤のヴァルぜライド戦で出力上げたら暴走してたし -- 名無しさん (2016-11-20 12:15:01)
  • まぁゼファーに無理なら大抵のやつには無理だろ -- 名無しさん (2016-11-20 12:59:06)
  • 実際作中で明確にゼファーさん寄り格上とされたエスペラントなんて総統とチトセという怪物二人位だからな。後はトリニティ入れたら多分ギルベルトもって位か -- 名無しさん (2016-11-20 15:55:18)
  • そもそも大半の能力持ちが星辰奏者じゃなくて人造惑星だったからな、前作。トリニティで普通の星辰奏者がどれほどのものか分かりそう。 -- 名無しさん (2016-11-20 16:15:27)
  • スフィアじゃないのにEXなヴェティ母さんの規格外っぷりが分かる。てかこんな尖ったどころじゃないステ他にないし -- 名無しさん (2017-02-02 09:36:06)
  • 逆や。EXになるのがスフィアに至る条件の一つなんやで -- 名無しさん (2017-02-04 16:18:04)
  • つまり合体した段階でスフィアになること確定してたのか。そう考えるとまじとんでもないなエウリュディケ -- 名無しさん (2017-02-04 17:41:10)
  • ↑確定ってよか半券じゃない? 極晃星になるには想いを同じくする誰か(この場合はゼファーさん)が必要なんだし -- 名無しさん (2017-02-04 17:48:14)
  • 何気にウラヌスちゃんの星辰光掌握してカグツチ&ウラヌスちゃんごと自身を氷結封印とか頭のおかしいことやってたよな -- 名無しさん (2017-02-19 09:48:10)
  • といっても操縦性がないから掌握というより無茶苦茶に暴走させてる感じ。これと強制的に星辰光を消し飛ばす位しかヴェティ単体じゃできないんだろうな。天孫降臨の際にオリハルコンに埋め込んだのも補助の側面もあったのかも -- 名無しさん (2017-02-19 10:21:45)
  • 「だから朽ち果てぬ思い出に、せめて真実をくべるのです 私たちは、私たちに、言い残した未練があるから」ってマイナがゼファーさんと分かりあえなかった未練の伏線だったんだな、これ -- 名無しさん (2017-06-12 01:19:40)
  • 朽ち果てぬ思い出→姉弟の幸せな日々 真実→姉のやせ我慢と弟の恐怖 -- 名無しさん (2017-07-30 08:11:11)
  • マイナ姉さんが奏者だったら干渉AAくらいで他がCBDDDDEなクライの干渉一段階上げる代わりに他を一段階下げた感じになるんだろうか? -- 名無しさん (2017-08-17 21:55:52)
  • プラネテスの項目見て魔星適性だけだろうって納得した -- ↑ (2017-08-18 08:52:18)
  • 普通なら相手の星辰自由にいじれるとかできそうだけど、ほかが低いからあくまでクロスギアにちかいところがあるんだろうな -- 名無しさん (2017-12-17 17:31:25)
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