全て英語です。しかし使い方はこの窓にドラッグするだけなので特に問題は起きないでしょう。どんどん mp3 のファイルをドラッグしていくだけで、基本情報(正確には
ID3v2タグ)のBPMに測定値を書き込みます。
上のオレンジ色の部分は広告なのでクリックすると飛ばされます。
ダウンロードする時にメールアドレスと名前を書かなければなりませんが、ちゃんとしたメーカーなので心配は要らないと思います。
Mix Masterという会社が作ったものを無料で配布しています。ダウンロードは下のリンクから行ってください。
BPM Analyzer
エクスプローラーで見てみても"ビート数/分"(こんなダサい呼び方をするのはMSだけだろう)の項目にしっかり数値が入っています。
半角で始まる長い曲名の時に、半角と全角が混在していると半角30文字目でカットされてしまうことがあります。再現性がほとんど無いので、どこが悪いのかまだ分かりません。今までそのような状況になったのが2曲だけなので‥‥。
BPM AnalyzerでBPMを取得してから、
Winampの自動タグを使っても、BPMは消されたりしていませんから、30文字目でカットされる問題はそれで対応するしかなさそうです。ID3v2のBPMの項目に書きこんでいるのですから、ID3v2の項目を更新しているのでしょう。そうすると"基本情報"まで反映してしまうという
BPM Analyzerと
Winampの双方に問題があるのだと思います。
フォルダをドラッグした時に
BPM Analyzerで表示されるものが文字化けしていたので、おかしいな?と思ったんですけどね。後で見てみたらやっぱり文字化けしていました。文字化けというか 30文字目でカットされていました。Inport して大量の mp3 にBPMを書きこむことができるようですが、こんな事があると少し恐いですね。
表示されているリストをクリアしたい時には DEL キーで消せるようです。全て選択する機能は持ちあわせていないので少し不便ですけどね。
ID3v2 のフレームに書かれている文字が Shift-JIS だったりするとかなりの高確率で文字化けします。一度 Winamp に読み込ませてからファイル情報を操作するか、あるいは Unicode への変換をすれば文字化けは解消します。文字化けした状態で絶対に編集はしないでください。(情報としては失われてしまったわけでは無いので、文字化けした状態で編集すると完全にフレームの情報は失われてしまいます。)
一度 Winamp に読み込ませたにもかかわらず、
BPM Analyzerにファイルを入れると文字化けするというのであれば、一度
メインウィンドウメニュー-オプション(O)-設定(P)...-プラグイン-入力の項目から Nullsoft MPEG オーディオデコーダ v4.94 [in_mp3.dll」を選択して下の設定(C)のボタンを押してみてください。
小さな窓が開き、いくつかタブがあると思いますけど、その中から ID3タグというのを選択して、ID3v2タグを読込むが、システム言語になっているか、ID3タグ書き込みが Unicode(UTF-16)になっているか調べてください。基本的に Winamp でタグを編集すると Unicode に書き換わるのですが、この設定が変わっていると Unicode になってくれません。
そうそう大切な事を書くのを忘れていました。BPMをファイル情報に書き加えたところでメディアライブラリの一覧で BPM が表示されない時にはトラックの一覧の所で全選択 Ctrl + A を押してから右クリックして"選択した項目のメタデータを読み取る"を選べば上のような更新状況を示す窓が開かれて BPM は表示されるようになります。
あと、
BPM Analyzerは小数点以下2桁まで算出しますが、Winamp に表示されるのは小数点以下を切り捨てた数字になります。これも仕方ないって言えば仕方ないのですけどね‥‥ファイル情報としては小数点2桁まで残っています。それに Winamp の一部の処理も小数点以下まで見て行われるようです。( BPM順で並べ直したりした場合です。本来 BPM は整数の数値をテキスト形式で入力することになっているので、Winamp が正しいと言えば正しいのです。
BPM Analyzerには BPM の数値を整数で書き込むオプションらしきものはありませんでした。)
m4a などの形式の場合、BPMは自分の耳で計測して書きこむか、あるいはファイル変換するかですね。
BPM Analyzerよりも自分の耳で測定した方が正確な数値が出る可能性もありますし、なんとも言えません。
BPM Analyzerが吐き出すテキストファイルを使って m3u のプレイリストを作ることができますという事になっていますが、実際にはかなり面倒なのでテキストファイルからプレイリストを作るのは止めておいた方がいいです。もっと楽に作れるなら紹介しますけど、あまりに面倒です。
プレイリストエディタに読み込んでそれをプレイリストとして保存した方が遥かに簡単に間違いなくできます。
BPM Analyzerは ID3v2.3 の TBPMフレーム(BPMの項目)に対して Unicode(UTF-16)で書き込みを行うので、その時点で ID3v2 タグは Unicode(UTF-16) になってしまいます。ID3v2.4のタグを使っているメディアプレーヤーでは読み込むとエラーになって埋め込まれたアルバムアートを破損させると報告があります。
最終更新:2011年02月04日 19:41