「氷漬けにしてやる! ヒュルルー!!」
【詳細】
「スキーヤーの格好をした雪ダルマ」という見た目のナビ。
大元のコンセプトは本家から変わっておらず、水色とオレンジを軸にした配色もそのまま。
また、本家に元ネタがあるナビのほとんどはエグゼのリデザインに当たって頭身が上がっているのだが、ブリザードマンは珍しく逆に頭身が下がり本家以上にポップなデザインになっている。
他の
ダークロイドが軒並みどこか禍々しさや邪悪さを思わせるデザインなので、コミカルで親しみやすい外観のコイツが並ぶと少々違和感がある。
冷気を自在に操り、秋原エリアを占拠して自分が住みやすい極寒のエリアに改造しようと目論んだ。
氷や冷気を自在に操り、相手を凍らせたり雪だるまを発生させ障害物を取り込み攻撃を行う。
しかし、エリアを解放するため結成された
チームオブブルース(
チームオブカーネル)のメンバーの前に敗れ消滅する。
だが、後に闇の力を取り込んで復活。
オラン島の
パストビジョンにて、
ココロネットワーク構築のカギを握る
データを確保し逃走。
その後他のダークロイドと共に、
ファクトリーの電脳にてチームを迎え撃つ。
ロックマンとの再戦には敗北するものの、電子バリアを解除しようとする
マグネットマン(
ナイトマン)を暗黒星雲に取り込んだ。
最終決戦直前にも登場し、他のダークロイドと共に
雪だるまなのに怨みの炎を出現させロックマンを足止めするが、暗黒星雲に取り込んだはずのチームナビ達が復活し、自身以外と交戦。
自分だけでもロックマンを倒そうとしたところを、同じく復活した
ガッツマン、
ロール、
グライドに阻まれ、彼らと対決した。
ネビュラグレイ戦後に他のダークロイド共々姿を現さなかったため、そのままデリートされた模様。
更にクリア後にも復活。
コスモマンとともに
ネビュラホールエリアを占拠する。
…のだが、その時のエリアボスはコスモマンの方であり、ブリザードマンは
ガーディアンと同じ扱いなので、カーネル版なら彼を無視してコスモマンの元に向かうことも可能。
無論、コスモマンを撃破すれば、
ブリザードマンは全てのダークパネルと共に点滅しながら消えていく。哀れ。
ブルース版なら弱点を簡単に突けるマグネットマンの固有チップで大ダメージを食らって瞬殺される。
本当に哀れ
なお、専用の台詞が用意されていないためか、
コスモマンそっちのけでネビュラホールエリア5も極寒のエリアに改造しようとする発言をする。
リベレートを仕掛けても戦闘前の会話も無く、戦闘BGMも通常のウイルス戦と同じ。
次回作『6』ではブリザードマンの使用技の一つ「
ブリザードボール」がスタンダードチップとして登場。
雪とスキーをこよなく愛するブリザードマンだが、公式の設定によるとそのスキーの腕前は電脳世界でも1、2を争うレベルとのこと。
しかし最近はあまりスキーに行けていなくてフラストレーションがたまっているらしく、やたらとゲレンデを作りたがっているのはおそらくそれが理由だと思われる。
【アニメ版】
『Stream』より登場。
シェードマンがロックマンに植え付けたダークロイド因子から
Dr.リーガルによって生み出されたダークロイドの一体。
クラウドマンと共に綾小路邸に侵入するが、CFロックマンによって倒される。
『BEAST』では元の世界に侵攻してきたグレイガ軍の
ゾアノロイドとして既に獣化した状態で登場。
身体から羽毛が生えており、アイスホッケーマスクで素顔が隠れている。
コピーロイドにより実体化し
大山デカオを追い回していたが、
ダーク・ミヤビによる妨害を受ける。
その後の描写はなかったが、CFシャドーマンによりデリートされたと思われる。
【余談】
氷系ネットナビは
アイスマン(氷)、
フリーズマン(凍結)、
コールドマン(低温)と何体か登場。
吹雪を意味するブリザードという名前だが、「スノーマン(雪だるま)」という名前のネットナビは登場しなかった。本家ロックマンシリーズにも存在しない。さすがにひねりがなさ過ぎたのだろうか…?
氷系のロボットとしては、本家では他に「フロストマン」「チルドマン」「ツンドラマン」というワイリーナンバーズが登場している(チルドマンとツンドラマンはエグゼの後に登場)。
ちなみに、前作『4』のコールドマンイベントでは「電脳スノーマン」なるものが登場している。
最終更新:2025年09月27日 10:12