「光熱斗、お前は我が組織のブラックリストに登録されているのだ」
【詳細】
中国人風の装いをした男性。
光を操り、波長を操作することで相手に催眠をかけられる
フラッシュマンの
オペレーター。
かつてはフラッシュマンを使って相手に催眠術をかける売れっ子催眠術師だったのだが、同業者から「
ネットナビを使って相手に催眠術をかけるのは邪道だ」と糾弾され業界から追放された過去を持つ。
そのことを恨み、社会に対して復讐するために
WWWに入団した経歴の持ち主。
「3」における
プロト復活作戦の第一陣を切って夜中に
秋原小学校に侵入し、校長室のPCに侵入して
テトラコードを奪取。
しかし、学校に宿題の入ったフロッピーを忘れた
大山デカオが熱斗達と取りに戻ったことで発見されてしまう。それでもフラッシュマンに指示して熱斗以外の面々に催眠術をかけ、その隙に奪った
テトラコードと共に姿を消した。
その後、WWW本拠地の無人戦車の電脳にて、
パルストランスミッションシステムを使ってフラッシュマンと
フルシンクロ戦闘を行うも敗北する。
事件から4ヶ月後、プロトのジャンクデータから他のメンバーと共に彼の精神データが発見されて無事に保護される。しばらく入院した後、
オフィシャルに逮捕され、取り調べを受けた。
上述の通り、催眠術にナビを用いた事が業界を追われる原因となっているが、確かに自分ではなくネットナビに催眠をかけさせる時点で、自分一人の技術ではないこと、ぶっちゃけてしまえば彼は「
催眠術をかけられるネットナビの持ち主」でしかないため、同業者の主張も間違いではないと言えなくもない。
…と言いたいところではあるが、フラッシュマンを作りカスタマイズしたのが西古自身であるならば彼は「
遠隔で相手を催眠術にかける事ができるプログラムを組める」という事でもあり、これは中々にスゴい事ではなかろうか。
ただ話術等による催眠術ならいざしらず、
人間の心に直接的な影響を及ぼすプログラムによる催眠術が法で規制されないとは考えづらく、彼を認めなかった同業者の判断の是非については意見の分かれるところではあるが。
「
バトルチップGP」では選手として登場する度に対戦相手やスポンサーを操り楽して勝利や賞金を得ようとするも、毎回「
(あやつるスキがない…)」とその隙を見出せず敗北してしまうというネタキャラのような役回りを演じている。
アニメでは「ネオWWW」の一員として『Stream』第7話から登場。
こちらでは当初は自動車エンジニアという設定で、最初は
シャインマンというナビを所持していた。
彼が設計した新型レーシングカーはナビカーレース国際大会でお披露目されるのだが、ドライバーを務めるシャインマンの運転技術があまりに低いせいで予選を前にして幾つものレーシングカーが故障に陥ってしまっていた。
ナビカーレースでの優勝が絶望的な中、社長からもプレッシャーをかけられて思い悩む西古。そんな彼に
スラーが語りかけて、
アステロイドのフラッシュマンを授ける。
フラッシュマンをドライバーに抜擢したことでレースでは優位に立つものの、同じ競技に参加していた
ロックマンと
ブルースに勝利するのが困難と悟った西古は、ついに一線を越えた卑怯な手段にまで手を染めるようになる。
「私は一介の技術者で終わる人間ではない。勝ってもっと権限を手にする」と野心を滾らせた西古は、フラッシュマンを実体化させて邪魔者達を消し去ろうと企んだ。しかし、
クロスフュージョンした熱斗と炎山にフラッシュマンが敗れたことで逃走。
逃走中に通信でコンタクトを取ってきたテスラからスカウトされ、ネオWWWに加入することとなった。この時に服装はゲーム版と同じ物になる。
初登場時こそ精神的な余裕の無さ故か苛立ちをフラッシュマンにぶつける場面もあったが、その後は良き相棒として友情を育んだ様子。
軌道エレベーター・ユグドラシルの戦いでは、フラッシュマンは西古の名前を口にしながら重体を押して死闘を繰り広げており、CFロックマンにデリートされた際も断末魔には彼に呼びかけていた。
そして西古もまたフラッシュマンの名前を泣き叫びながら崩れ落ち、一切の抵抗無くネット警察に逮捕されたのであった。
その後獄中で失意に暮れていた時、口封じを目的とする
ダークロックマンの差し金によって、アステロイドを手に入れてからの記憶を全て消される。
ネオWWWのこともフラッシュマンのことも忘れてしまった彼は、設計士の仕事の納期が翌日だから出して欲しいと看守に訴えかけていた。
最終更新:2025年08月14日 21:09