フルシンクロ

【名前】 フルシンクロ
【読み方】 ふるしんくろ
【分類】 用語
【登場作品】 1』~

【詳細】

ネットナビオペレーターの心が一つとなった状態。
所謂、一心同体のような状態となり、オペレートに無駄がなくなり、ナビの潜在能力を十二分に引き出すことが出来るようになる。

設定上では『1』から存在し、『3』まではストーリー上の要所で光熱斗ロックマンの危機を救うためなどに発揮され、『4』以降はPETの新機能・ココロウィンドウの効果の1つとして、正式にシステムに組み込まれる。

元々は、ほぼ同じ遺伝子構造を持つ熱斗とロックマンだからこそ出来る芸当だったが、『3』ではWWWが開発したパルストランスミッションシステムでオペレーターの精神を電脳世界に送り込むことで、WWWの団員とナビもフルシンクロを行ってみせる。

『4』以降はココロウィンドウによってナビの精神状態が把握出来るようになり、フルシンクロが他のナビとオペレーターの間でも行い易くなった。

ゲームシステムとして

ココロウィンドウのシステムとしては、それぞれのウイルスやナビに存在するカウンタータイミングで攻撃を当てることによりこの状態となる。
また、『4』のみ連続でチップ攻撃を当て続ける(暗転や召喚系は除く)ことでもフルシンクロ状態になる。
この状態ではバトルチップの攻撃力が2倍となる。またカウンタータイミングが視認できるようになり、連続してフルシンクロ状態を維持しやすくなる。
瞬間的ながら圧倒的な戦闘力を手に入れられるが、攻撃を受けると集中力が途切れるためフルシンクロは解除されてしまう。
また、ココロウィンドウが「平常」「獣化」以外の状態だと、条件を満たしてもフルシンクロになることはできなくなる。
ソウルユニゾンなどの変身状態でもフルシンクロにはならなくなるが、変身中でカウンターを取ると次の戦闘がフルシンクロ状態で始まる。

なお、フルシンクロのまま戦闘を終わらせた場合は、プラグアウトするまでフルシンクロが持続し、次の戦いがフルシンクロ状態で始まる。が、イベント戦やデリートタイムに関わるからか、ナビSPのランダムエンカウントでは強制で平常に戻される。

プラグアウトするとフルシンクロが切れるので、現実世界にいるときにフルシンクロしていることはまずない。
ただし、現実世界にいながらフルシンクロできる状況が実は一つだけ存在している。
それは『4』で、フルシンクロしているときにセーブし、その状態で次の周の初めからスタートした時。物語冒頭で机の上のPETをゲットするとフルシンクロしている。

余談だが、『4』においてはフルシンクロ中にカウンターヒットが発生すると威力が1.5倍になる仕様が存在する(要検証)。*1
「フルシンクロ中」という条件は普通は狙えない仕様だが、エアホッケー系バルカン系などを使うと狙う事が出来る。

【漫画版】

漫画家の鷹岬 諒氏が描いた漫画版では若干設定が異なっており、オペレーターの任意で発動する事ができる他、ナビが受けたダメージがオペレーターにも反映される等、ゲームでの設定が「所謂一心同体」なのに対し、漫画版は「文字通り一心同体」といった形で描写されている。

実際、互いにフルシンクロ状態のロックマンとブルースの戦いでは、激しい応酬によって互いに受けた擦り傷が次々と熱斗と炎山にも伝播していった。

また、漫画版のみ更にこの上を行き、サイトスタイルへ変身する切っ掛けにもなっている「パーフェクトシンクロ」なる状態も存在。
ゲットアビリティプログラムでサイトスタイルすらコピーしたフォルテに圧倒され、ダメージ過多で強制解除となった直後、熱斗自身も全身傷だらけ、自力で立つ事すらできない満身創痍の状態になってしまっており、全体的にサイトバッチと設定を混ぜたようになっている。

【アニメ版】

『ロックマンエグゼ AXESS』の最終回にて、クロスフュージョン中の熱斗とロックマンのとある状態について、フルシンクロ状態であると言及されている。

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最終更新:2024年05月27日 16:29