ダークロックマン

「一番 最初にオレのバスターの餌食になるのは誰だ? ククク」

【名前】 ダークロックマン
【読み方】 だーくろっくまん
【オペレーター】 なし
【属性】 無属性、悪
【所属】 ネビュラ
【登場作品】 ゲーム:『5』
アニメ:『Stream』
【基本装備】 ロックバスター
【アニメ版のCV】 木村亜希子

【詳細】

ロックマンダークチップによる闇の力に支配された姿。
口調も荒っぽくなっており、一人称は「オレ」に変化している。

コスモマンの配下になり、エンドエリアを占領した。

最後は、体が完全に闇に支配されそうになるが、熱斗の思いが通じ、元の姿に戻る。
ブルース(カーネル)が熱斗に語った最悪の可能性=ロックマンデリートは回避された。
元に戻っても闇の力が残っている(?)のか、ユーモアセンスを使用すると時々この顔に戻る。

戦闘ではオートバトルデータが反映され、プレイヤーがよく使ったチップを使用してくる。この点はロックマンDSと共通している。
ただし、キャノンアースクエイクはプレイヤーが使っていなくても使用してくる。(ちなみにアースクエイクは本来覚えない)
また、当然ロックバスターも使ってくるが、その威力はたったの「1」。
この威力で「ククク…オレのロックバスターの餌食になるのは誰だ?」と言っていたのである
しかし相手フェーズ時に攻撃範囲に入っていると放ってくるロックバスターはなんと範囲内全員に150(50×3)ものダメージを与えてくる。
ゲーム上は倒すと他の敵ナビやダークロイドと同じく、断末魔の叫びと共に爆発してマップから消滅してしまうが、前述した通り物語が終わるのでロックマンが実際にデリートされる事はなく、物語は進行していく。
あの派手な爆発は一体なんなのだろうか

ロックマンDSとの違いは、ダークロックマンは悪の力に染まったロックマン本人であるのに対し、ロックマンDSはロックマンから分離した悪の心そのものであるという点。
また戦闘面ではHPが固定になっている(N:800・SP:2000)・キャノンやアースクエイクなどが基本技扱いになっており、使用していなくても使ってくるという点。
DSと異なり体力面こそは基本的にはこちらを上回っている事は多いもの、SPでも攻撃パターンは大振りで公式攻略本ですら『闇の力によって弱くなった』と酷い紹介をされている。

後述のアニメではさらに設定が異なっており、アニメを知っていると紛らわしいこともある。

『6』では改造カードとして登場。当時、トイザらスの先着購入特典としてソフトに封入されていた。
メリット:バスターの威力+3・バスターヒットで敵の足元が毒沼パネルになる・チャージショットがダークソードになる
デメリット:バトル中HPバグ発生・ココロウィンドウバグ発生

ここで注目したいのは、チャージショットがダークソードになるという物。
このダークソードはグレイガ版のダークチップもどきと違い、威力が「400」。
これはホーリーパネルの上のドリームオーラすらも割る事が出来る威力。こんなのがチャージショットで無限に飛んでくるというのだから、恐ろしいったらありゃしない。
当然ながらソード系統を持つ為、テングクロスにとっては天敵。弱点で2倍なので、ダメージは「800」に跳ね上がる。
通信対戦で相手がファルザー版の時、溜め撃ちダークソードを見せつけた上でドリームオーラを使用すれば、非常に相手を葛藤させる事が出来るだろう。大体フウジンラケットが飛んでくるけど

ただしこの改造カードの容量は80MBであり、他の改造カードとの併用が一切不可能。
チップ強化に使えるココロバグはともかく、バグシュウセイ以外にバトル中HP減少バグを治せないのは少しキツい。
またエアシューズ・フロートシューズスーパーアーマーステータスガードなどの対戦必須系能力も改造カードで補えない。特に、長いチャージが必要なダークソードを使う上で、スーパーアーマーが無いのは痛い。
サイトバッチを使ったり、ナビカスでスーパーアーマーを組み込んだりしてダークソードを十分に活かせるようにしたい。
このカードを生かすなら改造カード構築を深く考えなくていいのもメリットの一つ

【アドバンスドコレクション】

「ダークチップを使え…なんてね!」

ロックマンエグゼ アドバンスドコレクションVol2の追加コンテンツ、「カスタムPETパック」を購入することでロックマンの姿をダークロックマンに変えることができる。
あくまでロックマンの見た目を変えるだけなので、口調自体はロックマンそのまま。
後述のアニメ版だと「ボク」口調なので、それを踏まえてアニメのifとして見るのもありかも知れない。

ちなみに、Vol1でカスタムPETパックを購入した際に切り替えられる見た目はサイトスタイル
フルシンクロにより光り輝いた姿であり、絆を断ち切る闇の力を持つこちらとは対照的なチョイスとなっている。

【アニメ版】

「偽物じゃない、ボクとロックマンは完全なる同一体。もっとも、友情については彼とは意見が違うようだな」

Stream31話にて、過去に飛ぼうと時空タワーに乱入してきたシェードマンを阻止しようとしたロックマンが首を噛まれダークロイド因子を注入され、Stream32話「時空戦争」にて20年前のサイバーワールドにてシェードマンとの対決で一時的にダークロイド因子に操られカーネルと同士討ちさせられるものの、ワクチンチップにより意識を取り戻す。
その後シェードマンのダークロイド因子を搭載したミサイルを破壊し現在の時代へ戻る最中、パストトンネル内にてDr.リーガルによりダークロイド因子を取り除かれる。

その後、リーガルの手でそのダークロイド因子から1体のダークロイドとして生み出され、Stream第36話「もう一人のロックマン」にてロックマンと入れ替わりロックマンを消し去ろうと暗躍。
「熱斗くんのためだから」と言って本物に成りすまし様々な悪事を働き、嫌疑が向けられた時には熱斗に「せめて君の手でボクをデリートして」と泣き寝入りするが、その際にイタズラでそのままにしていたはずのお尻に貼られた絆創膏がない事に気付いた熱斗に正体を見破られ、決別した。
それ以降はディメンショナルコンバーターを用いて第40話「ネオWWW壊滅!」で現実世界のネオWWW基地を奪って拠点とし、典型的な「主人公の偽者」ポジとして暗躍した。
つまり、原作のような「心の闇」ではなく、サブタイトル通り完全な「もう一人のロックマン」として存在している。
ちなみに、一人称は原作と違い「ボク」。口調もロックマンと似たものになっているが、どこか狂気的である。

バトルにおいてはロックマンと違い、オペレーター無しでもバトルチップを自由自在に使えるよう設定されている。
さらにロックマンの記憶を持っているため光熱斗のオペレートスタイルも把握しており、本人とのバトルでは、ギガキャノンに対してギガキャノンを、カスタムボルトを出される前にヒライシンを張るなど、基本的に互角ないし有利に戦っている。(リーガルいわく、「1体で光熱斗とロックマンの能力を併せ持つ」)

リーガルには同じくダークロイド因子から作られたブリザードマンクラウドマンスワローマンコスモマンを部下として与えられている。
ダークロックマン自身は彼らを「手駒」として見ているのだが、自分と全く同じ姿と記憶を持つロックマンに「光熱斗」という存在があって自分にはないという違いから、心の孤独を抱えている。

Stream第49話「では、この疑問に関してリーガルに問うが、「人間は力がないから孤独に対し仲間を求め、群れたがる」とそそのかされたことで、言葉通りにデューオの彗星を制御できる最強のナビとなって孤独という恐怖を消し去ろうと彗星へ向かおうとする。
彗星の制御権をめぐってロックマン達との対決では、最初は前述の光熱斗のオペレートを先読みして有利に戦うもドリルアーム+エリアスチール+ホーリードリームのトリプルスロットインはさすがに読めず敗北、そしてロックマンから「一人ではなく熱斗がいて絆の力があるから強い」と告げられる。
それでも納得のいかないダークロックマンは「絆が無限大の力を生むか…だったら、ボクは一人で無限大の存在になってやる…。」とその場から逃れ、デューオの彗星のコントロールエリアに到達して制御権を得て最強ナビになったと思った矢先、

残念でしたね…ゴールを目の前にして…。ここはお前などが来る所ではない。

背後からスラーに貫かれて致命傷を負う。

その後、ロックマン達までも始末しようとするスラーを見て、熱斗の下からロックマンが消えてしまうことを望まないダークロックマンはロックマンをかばい、スラーをサラマンダーで自爆に巻き込んだ際に見た目は消滅した。
しかし、ロックマンの脱出時の台詞から、ダークロックマンがロックマンの元へ戻った、とされている。この時、ロックマンは「ボクの中にいれば熱斗と一緒にいられる」と言葉を残した。

その後は登場していないが、BEAST+に登場した偽者のロックマンは彼のように目にハイライトがなく、性格もダークロックマンそのもの。
相方の偽ブルースもダークブルース似の性格をしており、擬似的ながらダークロックマンとダークブルースの悪夢のコンビが結成されていた。

【他言語版での名称】

言語 名前 補足
英語 DarkMega (Dark MegaMan) MegaMan=ロックマン
中国語 簡体字 黑暗洛克人 洛克人=ロックマン
繁体字 黑暗洛克人 洛克人=ロックマン

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最終更新:2025年03月07日 07:40