【詳細】
キャパシティ以上のデータを取り込んだことで理性はほとんど吹き飛び、力押しで攻撃してくる。
ブルース、
ガッツマン、
ジャミングマンの強力なキャッシュデータを呼び出す他、追尾性能を持つ光輪、両手から放つ極太のビームなど戦闘力は格段に向上している。
キャッシュサーバーと結合した巨体を持ち、エリア後ろ半分を占める。
前一列以外のエリアスチールを無効化し、キャッシュデータも含めて凄まじい強さを持つ。
倒された後はキャッシュに戻り爆発した。
あまりに膨大なデータを取り込んだため、身体のあちこちが裂けてデータが見えるという異形の姿を持つ。
アニメ版
先の第24話「キャッシュ」、第25話「明日を探して」では
科学省サイバーワールド深部にて第1形態が登場しロックマン、ブルース、
サーチマンと交戦していたが、電脳世界はおろか現実世界をもデータ変換し自らのものとして吸収した結果、この第2形態に変貌し現実世界に
ディメンショナルエリア無しで実体化した。
熱斗とロックマンを含む地球上の全てのデータを吸収したが、キャッシュサーバーの中に保存されていた前シリーズ『BEAST』の
ビヨンダードのシンクロナイザー「
トリル」が熱斗とロックマンを救出し、キャッシュの封印を撃ち破ってしまった。
さらにディメンショナルエリア無しで
クロスフュージョンを果たしたCFロックマンの前に劣勢に陥るが、メイル達のキャッシュデータをけしかけ、戦意を喪失したスキにそのまま
ジャミングマンの大群で抑え込み、CFロックマンを
デリートしようとする。
しかし、吸収された仲間たちの熱斗への声援によって肉体が崩壊&維持できなくなり、CFロックマンの
チャージショットでデリートされた。
その後、ロックマンは「熱斗君や皆の気持ちはデータなんかに変換出来ないよ」と語っていたが、まさにこれがキャッシュの大きな敗因であった。
ちなみに、トリルが登場するシーンでは『Stream』の
スラーの神々しいBGMが流れ、CFロックマン復活~キャッシュ2nd戦では同じく『Stream』のバレル大佐の勇猛なBGMが流れており、シリーズ最終決戦にふさわしい演出がなされていた。
しかし、
キャッシュ自体これまでのストーリーの本筋に全く絡んで来なかったぽっと出のキャラクターであり、地球上の全てをデータ化するという大規模な事象を引き起こしたにもかかわらず、同話で獣化すらしていないCFロックマンのチャージショットにあっさりやられたため、シリーズの最終ボスにしては印象が薄い。
様々なデータをどん欲に吸収していく様は、アニメ化しなかった原作『3』ラスボスの
プロトのようなものか。
また、アニメ版の最終回ということからか
…と、直接戦闘のない
デューオを除いたこれまでのボスを想起させるような行動や現象を起こしている。
キャッシュデータから生まれただけあり、正に今までのボスの集大成とも見れる。
最終更新:2023年09月12日 22:57