Ⅳ(ふぉー)
極東デュエルチャンピオン。17歳。
右手の甲に紫色の紋章がある。
同話にてシャークの全国大会決勝戦の相手だった事が判明(*2)。
最初は敬語で冷静に話していたが最後のほうになるといきなり性格の変わったように喋り始めるなどまるで二重人格。
宣戦布告の際、決勝でシャークをハメていた事を暴露、さらに自らの計略を確実なものとするため、
決勝戦前にシャークの大切な人に重傷を負わせるなど、非常に周到かつ悪質である。
…が、後に妹を傷つけたのはトロンの命令であり策略だったことが明かされた。
- 「フォトンチェンジ!」とは言わなかったが左目を突然変異させ、
- なんかどこかで見たようなモチーフのデッキを使い、
- デュエルで負かした相手自体を墓地へ送る
こんなんでも表向きは「誰もが惹かれる最も紳士的なデュエリスト」として通っているらしい。よくもまぁ本性を隠し通せている…というかむしろ外道紳士である。
カイトと遊馬との戦いでは、遊馬によるファンサービス妨害を受け続けた結果突如ブチ切れ、
「俺のサービスをことごとく拒否りやがって!なんで俺に気持ちよくデュエルさせねぇんだ、俺はお前たちが苦しむ姿を見ていたいんだよ!」
と、理不尽際まわりない事を言い出した。
これには小鳥も「何なのあの人…」と、苦言を呈している。
50話でもⅢのことを本気で心配してトロンにも詰め寄っていた。
後述でもあるように、ファザコンと見間違うほどに父親に対して「力になりたい」という気持ちが強い。
「トロン…俺は問題児って訳かよ」という台詞には自分より信頼されてる(と思っていた)兄弟へのコンプレックスがあったのだろう。
しかし最後に台詞を残そうとした瞬間、開いた空間に強制的に移送されてしまった。
- Ⅳ「覚えておけ、俺達が受けた苦痛の倍をお前に返して...な、なんだ!?くぅ・・・」
Ⅲが昏睡し、トロンから失望された上神代凌牙を換わりに使うと言われ余裕が無くなったせいか、
50話では女の子達に「ファンサービスは僕のモットーですから」と営業スマイルでサインをしていたが、
シャークさんの姿を窓から見た瞬間に「どけ!邪魔なんだよ!!」と、本性丸出しでその場から立ち去った。
シャークさんとの対話でも、冷静さを取り戻したシャークさんに完全に言い包めされて彼は激昂したまま立ちすくむしかなく、すっかり立場が逆転していた。
凌牙のマジックコンボによってマグマフィールドへ連れ込んだ意味が皆無となってしまったが、互角の戦いを繰り広げる。
またこの回で、Ⅲがシャークさんにナンバーズを渡す、という作戦が一家の内でⅣだけ知らされていない事が発覚。
その理由は「君は口が軽いからね」(トロン談)。実際直後に「凌牙の妹を傷付けたのはトロンの命令だったからだ」と、早速暴露している(*3)。
さらに8回連続攻撃(*4)によってシャークさんのライフを500まで削った。
- ト「冷静で慎重なⅤやⅢと違って、直情的ですぐにかっと熱くなる」
- Ⅳ「それでも俺を!俺を信じられないのか!」→ト「信じないよ」
- Ⅳ「そんなに俺に勝たせたくないのか!」→ト「別にいいよ。勝たなくて」
一方Ⅳの方は「父親の役に立ちたい」という一心で動いているのでトロンの外道さが際立っている。
因みにその父親(仮)は、二話後の口頭にてさも自身の力及ばず全てが不可抗力であったかのように
「残念だけど、仕方ないよね。でも彼らは良くやってくれた。流石は僕の息子達だ」などとのたまっている。
三兄弟中、明らかに一番尽力しているにもかかわらずこの扱い……。
精神的に追い詰められたⅣは《No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ》を召喚し王手をかけるが、
返しのターンでカオスナンバーズを手に入れた凌牙に敗北した。
シャークの妹とのデュエルで、トロンに渡されたカード《炎獄の祝福》を使用した結果、
リアル火災が発生し大怪我を負わせてしまったのだった。
本人はそこまでするつもりはなかったらしく、その後の火災から妹を助けて出している(*5)。
ちなみに、この事件や孤児院での出来事(*6)が契機で性格が歪み、ファンサービス魔になったという見方が強い。(*7)
「恨むなら俺を恨め」と言うあたりやはり彼にも家族愛というものがあったのだろう。
むしろ、兄弟たちが皆ただの駒にすぎなかったと言われてもこの台詞なので、家族への愛は相当根強い。(*8)
そしてシャークにトロンのことを任せ、紋章の力で姿を消した。
なお、この時ⅢやⅤのようにナンバーズは置いて行かず、姿を消した後の映像もないので意外と早く再登場するのではという望みを持った人が多かった…。
が、その僅か2話後にⅤやⅢと共に
希望を与えられ、それを奪われる…その瞬間こそ(ry
その際にⅣの本名が「トーマス」と判明した。
Ⅲの本名である「ミハエル」以上に普通な
その結果、機関車のトーマスとのコラをさせられたりした結果「
出番がなくなっても新たなネタを放出する……これが彼の最後のファンサービスだろうか?
ちなみに、トーマスは「トム」という愛称で呼ばれることもある。(*9)
クラゲ先輩の毒に苦しむ凌牙の前に、かつて凌牙に言われた台詞をそのまま返すというファンサービスと共に颯爽と現れる。
かつての凌牙とのデュエル終了直後は綺麗なⅣさんとまで呼ばれるほどに憑き物が落ちていた様子だったが、キャラはそれより以前のものに戻っている。
相変わらず凌牙との折り合いは悪いようだが、璃緒の事に関しては今も責任を感じているようで、『璃緒がまた苦しんでいるのは寝覚めが悪い』という理由で凌牙に協力する。
また、この回で自身のコードネームである4という数字に並々ならぬこだわりがあることが分かり、クラゲ先輩の召喚した《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》がクラゲだったことに激怒していた。
続く124話、バリアン七皇のリーダーであるナッシュとしての記憶を取り戻し、遊馬達と敵対する覚悟を決めた凌牙と通算3度目のデュエルを繰り広げる。
ナッシュの新たな切り札《No.101 S・H・Ark Knight》や《RUM-七皇の剣》に圧倒されるも、Vから託された対バリアン用の切り札《RUM-アージェント・カオス・フォース》を使い、自身のナンバーズを次々とカオスナンバーズにランクアップさせ、決死の攻防を繰り広げるがナッシュのバリアンとして生きる覚悟の前の敗北。
「一足先に地獄で待ってるぜ・・・」とナッシュに遺し消滅した。
遊馬とアストラルの最終決戦をIII、Vと共に見届けた。
最終回のCパートではアストラル世界の危機を知り、仲間と共にアストラル世界へ突入した。
なお、復活後もプロデュエリストとして活躍しているようだ。
ファンサービスへのこだわりも相変わらずである。
Asia Duelist Championship
Victory
WIN:9 LOSS:0 POINT:4892.9
T.F.E. Tournament
Victory
WIN:6 LOSS:0 POINT:949.1
別にダークシンクロは使わないし、オワタ \(^o^)/もしない。
シャークの声優である増田俊樹とはラジオ番組で共演している。
最近はユニットを組んで歌手デビューした。曲名は「大切なもの」。
使用デッキ・カード
その後の本編では、ホラーや呪いの人形がモチーフの「ギミック・パペット」と名のついたモンスターを基軸とする機械族デッキを使用。
レベルは1・4・8に分かれており、特にランク8ナンバーズのエクシーズ召喚に特化している。
フィールド魔法《エクシーズ・コロッセオ》のオカルトさもあいまって、凄まじいバクラ臭を放っていた。
ちなみに、57話のファンの発言によると、普段はギミック・パペットデッキは使用していない模様。スキドレ墓守でファンサービスしているのだろうか。
《ギミック・パペット-ネクロ・ドール》、《ギミック・パペット-マグネ・ドール》、《ジャンク・パペット》の3枚以外、一切OCG化していなかった。
しかし米国で2013年7月12日発売予定の「Number Hunters」では、《ギミック・パペット-ボム・エッグ》、
《ギミック・パペット-ギア・チェンジャー》、《ギミック・パペット-ナイト・ジョーカー》、《ギミック・パペット-シザー・アーム》、
《ギミック・パペット-ナイトメア》の収録が決定し、一気に増加。テーマデッキを組めるレベルに一歩近づいた。
彼が使うナンバーズは全てのモンスターが「ギミック・パペット」に属するモンスターである。
偶然にもⅣのデッキと同じ「ギミック・パペット」のモンスターだったのか、Ⅳがこれらに合わせてスキドレ墓守を捨てて「ギミック・パペット」デッキを作ったのかは不明。
見た目は男性を模した、巨大な操り人形。裏で食い倒れ人形が糸を操っている。
無機質な表情のままに、相手のエクシーズモンスターを糸で内蔵破砕機に引きずり込み、解体する(*12)という、下っ端さんがトラウマになりそうな凄惨な方法で破壊効果を演出した(*13)。
しかも解体後、「苦しみ」と称したレーザー砲を相手プレイヤーにサービスする特別仕様。
57話までの時点で上記の被害にあったのは、鉄男の《ブリキの大公》、委員長の《ワクチンゲール》、遊馬の《No.39 希望皇ホープ》、凌牙の《潜航母艦エアロ・シャーク》。(*14)
ちなみにホープがバラバラにされた恨みか、遊馬が反撃した際はホープレイにめった切りにされている。
エクシーズ召喚される際には、様々なパーツが寄り固まった心臓のような物体から変形しイラストの姿となる。
無機質感も合わさって、不気味さに関しては《ネクロフェイス》などと並んで遊戯王シリーズの中でもトップクラスであると言える。ぜひアニメで見るべき。
また、召喚口上は「現れろ、No.15!地獄からの使者、運命の糸を操る人形…ギミック・パペット-ジャイアントキラー!」。
114話では「現れろ、No.15!運命を操る地獄からの使者、漆黒の闇の中より舞台の幕を開けろ!ギミック・パペット-ジャイアントキラー!」。
大剣を持った片翼の天使の姿をしており、「ヘブンズ・ストリングス」を直訳すると「天国の弦楽器」という意味合いになる。
"悪魔のヒーロー"の使役するモンスターが"天国"の名を冠し、さらにその後懺悔をすることになるとは皮肉なものである。
前述の通り片翼が生えた剣士といった風貌で、ジャイアントキラーよりはカッコよく見え…た。(一部では某小説版の機械仕掛けの神に見えるとか)
が、自身の身体から張り出した弦を大剣で奏でたり、天から降り注ぐ糸でモンスターを捕縛して、次のターンにぶっ壊す効果を持っていたり、やっぱり危ない奴だった。
自分以外のフィールド上のモンスターを次のエンドフェイズ時にぶっ壊す効果と、ぶっ壊したカードの攻撃力分のダメージを与える効果を持ち、一見強力に見える。
が、「次のターンに止めを刺す」という効果がこの上ない死亡フラグになってしまい、
カイトの《超銀河眼の光子竜》により効果が無効にされ、ナンバーズの耐性を発揮できずにあっけなく戦闘破壊されてしまった。
57話では8回連続攻撃を行うものの、後に《デステニー・ストリングス》の賭けに失敗、最終的にリリースされた。
125話にて《ギミック・パペット-シャドー・フィーラー》と《オーバーレイ・サテライト》を素材として再び召喚される。
ナッシュの《CNo.101 S・H・Dark Knight》にストリングスカウンターを置き、《RUM-アージェント・カオス・フォース》によって《CNo.40 ギミック・パペット-デビルズ・ストリングス》へランクアップした。
3200という高攻撃力に加え、1ターンに1度オーバーレイ・ユニットを1つ取り除き、ユニットが全て無くなった瞬間勝利するというトンデモカード。
ちなみにこのデステニー・レオ、キワモノだらけのギミック・パペットの一員でありながら無駄にかっこいい。
玉座に座り剣を携えた獅子の頭部をもつ鎧騎士な外見はギミック・パペットとは思えないかっこよさがあり、噛ませ扱いに悲しんだ人も多いようだ。
始終トロンの掌で踊らされるⅣにとっては皮肉もいい所である。
案外、最終的には家族と恋人と自分をエースカードに殺された人のような立ち位置になるのかもしれない。
TCG板に於いて
TCG板の遊戯王スレの本流である「遊戯王OCGデュエルモンスターズ」がPart4444に達した。
驚くべきは29分後、このスレにとんでもないカキコが誕生したことである。
444:名無しプレイヤー@手札いっぱい。2012/02/17(金) 04:44:44.44 ID:86R6ztpP0
コレが俺のファンサービスだ!
特に「午前4時44分44秒」までならまだしも、「コンマ44秒」まで狙って揃えることは常識的に考えても不可能に近く、
なおかつ444番目の書き込みでこれを実現することはもはや神の領域と言っても過言ではない。
極めつけにこの次のカキコは「午前4時44分44秒25」であり、時間を遡ってしまっている。