5000系10次車導入('11年度)



解説

 2011年度は5000系10次車として、5050系の5175Fと4101F~4106Fが新造され、東横線に配置された。
 10次車では、サハ5550形がバラで4両新造され、5169F・5172F~5174Fに組み込まれた。この4編成では、それまでのサハ5550形をサハ5450形に改番して組み込み位置の変更を行い、サハ5450形として組み込まれていた車両を置き換えた。この4両は5000系の1M車として製造された車両であり、電装解除して組み込まれていたが、再電装化して4101F~4104Fに1両ずつ組み込まれた。東横線向けの車両はそれまで全て8両編成で導入されていたが、東京メトロ副都心線との相互直通運転を開始すると同時に10両編成の列車も運転されることになるため、2011年度以降は10両編成も用意することになった。5050系のうち4000番台に区分されるのはこの10両編成のみであるため、10次車として8両編成で登場した5175Fは4000番台ではなく、それまでに8両編成で登場した編成の続番となった。なお、4000番台の編成も、8両編成が不足する場合には8両編成に短縮される場合があるが、この場合は改番を実施せず、4000番台のまま運用される。
 2011年度導入分の8両編成は5175Fのみであったが、本来は10両編成の4101Fが8両編成に短縮されて運用入りしたため9000系は2本が撤退し、9011Fと9013Fが大井町線に転属した。なお、5050系の新造数に対して撤退した9000系が少ないのは、東京メトロ副都心線との相互直通運転開始の準備として、直通先各社での各種訓練実施や、東急側で他社車両を使用した訓練を実施する時の代車として、東京メトロ・東武鉄道・西武鉄道へ4000番台編成を中心に貸し出しを実施したためである。

8095F・8089Fが引退

 大井町線に東横線から9000系が転入したことに伴い、8090系の8095F・8089Fが引退した。
編成 ←大井町 溝の口→
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車
Tc2 M M2 M1 Tc1
8095F 8095 8493 8296 8196 8096
8089F 8089 8490 8290 8190 8090

まとめ

  • 登場した5000系:5175F・4101F~4106F(東横)
  • 引退した8000系:8095F(大井町)、8089F(大井町)


除籍された車両の車歴

形式 車号 竣工日 除籍日 除籍後の処遇
組込先編成(括弧内は所属路線。貸出等は含めない)
クハ8090形 8095 1982.03.31 2012.01.24 秩父鉄道へ譲渡(デハ7506)
8095F(東横→大井町)
8096 1982.03.31 2012.01.24 秩父鉄道へ譲渡(クハ7706)
8095F(東横→大井町)
8089 1985.11.15 2012.09.07 秩父鉄道へ譲渡(デハ7607)
8089F(東横→大井町)
8090 1985.11.15 2012.09.07 秩父鉄道へ譲渡(クハ7707)
8089F(東横→大井町)
デハ8190形 8196 1982.03.31 2012.01.24 秩父鉄道へ譲渡(デハ7606)
8095F(東横→大井町)
8190 1985.11.15 2012.09.07 秩父鉄道へ譲渡(デハ7607)
8089F(東横→大井町)
デハ8290形 8296 1982.03.31 2011.10.13 解体
8095F(東横→大井町)
8290 1985.11.15 2012.12.18 秩父鉄道へ譲渡(クハ7901)
8089F(東横→大井町)
デハ8490形 8493 1982.03.31 2011.10.13 解体
8095F(東横→大井町)
8490 1985.11.15 2012.12.18 秩父鉄道へ譲渡(デハ7801)
8089F(東横→大井町)

最終更新:2019年02月28日 22:25