IT(作品)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/02/28 Sun 20:39:23 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&bold(){&font(#ff0000){“それ”} は27年ごとに戻ってくる。}} &sizex(6){&font(#ff0000,b){&ruby(イット){IT}}}} 1986年に発表されたスティーヴン・キングの長編ホラー小説。 また、それを原作とする1990年のTVドラマシリーズ、ならびに2017年/2019年公開の映画作品。 人間の弱さに付け込む不気味なピエロ「ペニーワイズ」に翻弄される人々を描くホラー作品。 時系列の前半部は少年達とペニーワイズとの戦いを、後半部は成長した主人公達が最終決戦に挑む構成になっている。 ただし原作では二つの時間軸は交互に描かれている。 キングお得意の陰鬱だがほのかな希望を感じさせる人間模様と青春時代の描写が特徴。 「50年代アメリカにおける少年達のひと夏の冒険」という点は[[スタンド・バイ・ミー>スタンド・バイ・ミー(映画)]]と共通している。 あとやっぱり最終的には観念的なぶつかり合いになる。 しかし分量もとんでもなく長い。 ハードカバー上下巻文庫全四巻で1000ページ以上 TVM版は約3時間 映画版は少年編・現在編別々でおそらく計4時間以上。 前述の構成と内容もあって&s(){すごく疲れる}腰を据えて味わえる。 2017年では、今作の映画版『[[IT/イット “それ”が見えたら、終わり。]]』が公開。 さらに、2019年に『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が公開 内容はいずれも原作の過去編およびTVドラマの少年編/成年編のリメイクとなっている。 *【はみだしクラブ/ラッキー7(The Losers' Club)】 メイン州デリーに住む7人の少し不幸な子供たち。 運命の導きのようにめぐり会い、やがて街を脅かす奇怪なピエロの存在を知る。 ペニーワイズ撃退後、もし復活した時には再び集まる約束をした。 27年後、年を重ねた彼らは子供時代の記憶を忘れかけていたが、 ペニーワイズ復活と共に交わした約束を思い出し、再び故郷に集結する。 &bold(){ビル・デンブロウ} 少年、大人の両時代においてリーダー格を担う。 弟のジョージィをペニーワイズに殺害されて以来、復讐を誓う。 大人になってからは作家として成功しており、女優の妻と二人暮らししている。 吃音癖があり、大人になってもペニーワイズのことを思い出すと再発する。 &bold(){ベン・ハンスコム} デブのいじめられっ子。 母と二人、母の姉の家に居候しており、[[いとこ]]との仲も良くない。 見かけによらず意外と気は強く、やる時はやるタイプ。 ベヴァリーにほのかな恋心を持っており、密かに俳句を送ったりもした。 大人時代は建築家として成功。しかも痩せた。 &bold(){ベヴァリー・マーシュ} 今でいうとオタサーの姫であり、本作のヒロイン。 [[ヨーヨー]]や[[パチンコ>スリングショット]]が得意だが、[[小学校]]の用務員として働く父親にDVされている。 大人時代はファッションデザイナーとして成功するが、今度は恋人にDVされており、男運は最悪。 &bold(){マイク・ハンロン} 黒人の少年で歴史を調べることが大好き。 大人時代は図書館司書として唯一故郷に残っていたが、子供の失踪や猟奇殺人の頻発からペニーワイズの復活を悟り、かつての仲間に召集をかける。 &bold(){リッチー・トージア} おしゃべりクソ眼鏡。コメディアンの物真似が得意。 大人時代は人気DJとしてテレビにも出演しており、眼鏡でもなくなった。 しかし子供時代の生意気で強気な性格はなりをひそめている。 &bold(){エディ・カスプブラク} 喘息のチビ。 毒ママ持ちで行動を縛られている。 大人時代はリムジン配車会社社長。でも心気症。 &bold(){スタンリー・ユリス} ユダヤ人のボーイスカウトの少年。 ペニーワイズとの決戦で、一人だけ彼に捕まり死にかけたためか彼への恐怖が強く刻まれる。 大人時代に会計士として成功し、愛する妻と暮らしていたが、ペニーワイズ復活の電話を聞きいた直後、恐怖にとらわれて集まることなく自殺してしまう。 &bold(){ヘンリー・バワーズ} 素行不良で何年も留年するほどの不良少年でベンやマイクに絡んでいる。 ラッキー7を憎み追跡した[[下水道]]で、ペニーワイズの光を直視したために白髪になり精神崩壊、 一連の事件の犯人として逮捕され精神病院に送られていた。 27年後にペニーワイズに操られて脱走しラッキー7を襲撃してマイクに重傷を負わせるが、抵抗を受けた際にナイフが刺さって死亡した。 *【IT(ペニーワイズ)】 古来よりデリーに三十年毎に復活するピエロの姿をした怪物。 正体不明で口にするのも恐ろしい存在であることから、作中では主にIT(それ、あいつ)と呼ばれる。 主に子供を標的とし、恐怖でおびえさせてから襲い掛かる。 標的を脅す際にさまざまな怪奇現象を引き起こすが、対象ではない相手には起こした霊障を含めて認識できない。 原作では子供の恐怖心に応じて様々な形態を取っており、ピエロだけでなく人狼や瘡かき男の姿で出現することも。 幼い子供や、ペニーワイズと関わったことがある一部の人間には見えるものの、通常は太刀打ちできる存在ではない。 しかし思い込みに左右されるためか、喘息用の薬(実はただの水)を酸と言われて吹きかけられると溶けてしまうなど、恐れる心を持たない相手には一気に弱体化する。 弱点は銀で、主人公達の少年時代に深手を負わせ撃退することが出来たが、完全に倒せたわけではなく30年後に復活(ペニーワイズが復活したことは、死んだ弟の写真から血が流れたことで発覚した)。 子供を標的にする、恐怖と強さが比例する、対象者以外には姿が見えないなどフレディ・クルーガーと似た特性を持つ[[殺人鬼]]である。 連続殺人鬼の「ジョン・ゲイシー」を基に書かれたといわれている。((パーティーでピエロに扮する姿が知られていたため「キラークラウン」の通称で呼ばれていた。また収監中に多数のピエロの絵を描いたことも有名だが、その作品の中にペニーワイズに酷似したものがある。)) この映画は非常に多くの者に[[トラウマ]]を植え付けたことで有名である。 実際にピエロ恐怖症([[道化師]]恐怖症)というものもあるので、気になる人は調べてみるのも一興。 ちなみに原作者のスティーブン・キングは、ピエロがそのようなイメージになっていることを嘆いており、ピエロは善良で人々を笑顔にしてくれる存在だと主張した。 %%(それに対し、世間では「誰のせいだと思っているんだ!」という意見が多く見られた)%% また、キングの『ダーク・タワー』シリーズとは関連性があり、並行世界と亀の関係性にそれが窺えるほか、『ダーク・タワー』シリーズにはペニーワイズがゲスト出演している。 なお、『ダーク・タワー』は2017年8月に実写映画化。日本では2018年1月に&font(l){遅れて}公開予定だが、ペニーワイズが出るかは不明。 ちなみに日本では、ペニーワイズの容姿から同じくピエロの教祖様[[ドナルド>ドナルド・マクドナルド]]のMADに使われたりもした。 他にはペニーワイズが排水口の中からジョージ%%ィ%%に微妙な映画や[[ゲーム]]を紹介%%(というか押し付ける)%%する嘘字幕動画『ペニーワイズがおすすめするシリーズ』などが制作されている。 ネタ動画の存在感に加え、元々日本ではピエロに対する恐怖はそれほど強くなかったこともあってか、恐怖の象徴としてのイメージは薄いようである。 というか最近はジョージィにボコボコにされる展開が増えている所為でクソ雑魚ピエロ扱いされるなど不遇な存在になりつつある。 ちなみに「恐怖と強さが比例する」という設定上、「ネタキャラ扱いされる=恐怖の対象でなくなる」という事になるので、&bold(){ペニーワイズへの対処法として正しい方法}である。 *【デリー】 物語の主舞台。 [[アメリカ合衆国]]メイン州の都市。 『骨の袋』『ドリームキャッチャー』『不眠症』などの舞台にもなった。 なんだ、また三十年後によぼよぼの爺さんになって追記・修正するのか? 冗談じゃない。俺達の代でこの項目の追記・修正を終わらせるんだ! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,20) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なんでNHKはこれとかランゴリアースとかグースパンプスとか、トラウマになりそうなモノを定期的に仕入れて放送するんだよ… -- 名無しさん (2013-11-12 15:54:07) - ソフト版にも日本語吹替が欲しい……。 &br()キングの安っぽい長編ホラーは国産アニメ的な感覚で見たいんだよ~。 -- 名無しさん (2013-11-20 02:05:06) - 虐待を受けた少年の物語じゃないんだ。子どもの頃そんなタイトルの映画があった気がするんだけど -- 名無しさん (2014-10-01 19:57:15) - ↑“It”と呼ばれた子かな 映画化されてたか知らんけど -- 名無しさん (2014-10-26 08:44:40) - 日本語吹き替えで二夜連続放送してたの昔見たことある。普通にいろんな奴に化けて出るから厄介この上ないんだよね、この虫。 -- 名無しさん (2016-11-02 17:55:07) - 映画のせいでペニーワイズの正体のショボさばかり語られるけど、原作じゃ正体はそこまで重要じゃないし、ぶっちゃけ風評被害もいいとこ。 -- 名無しさん (2016-11-15 17:42:04) - ペニーワイズのインパクトがでかいけどこの作品って青春物としても見ることができるよね -- 名無しさん (2017-04-12 23:28:21) - 内容が薄い…せめて登場人物や映画についても紹介してほしい… -- 名無しさん (2017-11-10 21:15:04) - なんでどっちの映像版も過去編ラストのアレをハブるんですかねえ… -- 名無しさん (2017-12-02 01:32:25) - 『道化死てるぜ!』ってホラー映画はITとは逆にピエロが被害者で子供は加害者 -- 名無しさん (2017-12-28 00:42:23) - 最近は人に好きなものを勧めて沼に引きずり込む存在にされている模様 -- 名無しさん (2018-06-24 11:59:42) - 尺、シーンの雰囲気、ペニーワイズの本来の意味等々から微妙なものニッチなものをサクッと紹介するにはちょうどいいんだよね -- 名無しさん (2018-07-01 20:04:14) - この雨だとペニーワイズ溺れてそう -- 名無しさん (2018-07-07 11:17:11) - ハァイ、ジョージィ(ねっとり) -- 名無しさん (2018-09-06 20:38:56) - ↑騙されんぞ -- 名無しさん (2018-09-12 13:28:40) - ペニーワイズのモデルは実在した -- 名無しさん (2018-09-16 07:27:49) - ↑ジョンゲイシーは普通に有名な殺人鬼だぞ。時々アンビリバボーとか仰天ニュースとかで出る位には -- 名無しさん (2019-11-11 00:45:59) - 作者がペニーワイズがセサミストリートに出演したラクールじゃない?みんな浮かび上がって子供は皆ハッピーさ的な事を呟いてた -- 名無しさん (2019-11-11 14:59:02) - 「三匹の山羊のがらがらどん」もベースになってるとか。 -- 名無し (2019-11-15 22:21:46) - ティム・カリー、フルター博士は色んな意味で神懸かってたのにペニーワイズの演技は妙にぎこちない気がする。わざとだったんかな -- 名無しさん (2020-01-23 20:12:03) - IT技術のことだと思って、インターネットをテーマにした作品だと思っていた俺 -- 名無しさん (2020-03-11 14:41:51) - 「ペニーワイズはTASをオススメしたいようです」が笑えた、ペニーワイズが出る間も無く終わるw -- 名無しさん (2020-03-11 16:22:48) - おすすめピエロ扱いが対処法として完璧なのが笑えてしまう -- 名無しさん (2021-05-26 02:01:09) - 過去編ラストのあれは少年たちの成長には欠かせないイベントだと思うんだが、なんで映像化でカットしちゃうかな -- 名無しさん (2022-02-05 14:52:09) - ジョージィどころか「調子いい?」って言わすことでジョージ扱いしてないことにもされたり… -- 名無しさん (2022-05-25 10:58:50) - いろいろMADはあったけど爆弾落とされる一発ネタ系のやつが一番笑った -- 名無しさん (2024-01-09 10:23:12) - 過去編のアレって下水道だか地下だかのファックの事? -- 名無しさん (2024-01-09 10:54:16) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/02/28 Sun 20:39:23 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&bold(){&font(#ff0000){“それ”} は27年ごとに戻ってくる。}} &sizex(6){&font(#ff0000,b){&ruby(イット){IT}}}} 1986年に発表されたスティーヴン・キングの長編ホラー小説。 また、それを原作とする1990年のTVドラマシリーズ、ならびに2017年/2019年公開の映画作品。 人間の弱さに付け込む不気味なピエロ「ペニーワイズ」に翻弄される人々を描くホラー作品。 時系列の前半部は少年達とペニーワイズとの戦いを、後半部は成長した主人公達が最終決戦に挑む構成になっている。 ただし原作では二つの時間軸は交互に描かれている。 キングお得意の陰鬱だがほのかな希望を感じさせる人間模様と青春時代の描写が特徴。 「50年代アメリカにおける少年達のひと夏の冒険」という点は[[スタンド・バイ・ミー>スタンド・バイ・ミー(映画)]]と共通している。 あとやっぱり最終的には観念的なぶつかり合いになる。 しかし分量もとんでもなく長い。 ハードカバー上下巻文庫全四巻で1000ページ以上 TVM版は約3時間 映画版は少年編・現在編別々でおそらく計4時間以上。 前述の構成と内容もあって&s(){すごく疲れる}腰を据えて味わえる。 2017年では、今作の映画版『[[IT/イット “それ”が見えたら、終わり。]]』が公開。 さらに、2019年に『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が公開 内容はいずれも原作の過去編およびTVドラマの少年編/成年編のリメイクとなっている。 *【はみだしクラブ/ラッキー7(The Losers' Club)】 メイン州デリーに住む7人の少し不幸な子供たち。 運命の導きのようにめぐり会い、やがて街を脅かす奇怪なピエロの存在を知る。 ペニーワイズ撃退後、もし復活した時には再び集まる約束をした。 27年後、年を重ねた彼らは子供時代の記憶を忘れかけていたが、 ペニーワイズ復活と共に交わした約束を思い出し、再び故郷に集結する。 &bold(){ビル・デンブロウ} 少年、大人の両時代においてリーダー格を担う。 弟のジョージィをペニーワイズに殺害されて以来、復讐を誓う。 大人になってからは作家として成功しており、女優の妻と二人暮らししている。 吃音癖があり、大人になってもペニーワイズのことを思い出すと再発する。 &bold(){ベン・ハンスコム} デブのいじめられっ子。 母と二人、母の姉の家に居候しており、[[いとこ]]との仲も良くない。 見かけによらず意外と気は強く、やる時はやるタイプ。 ベヴァリーにほのかな恋心を持っており、密かに俳句を送ったりもした。 大人時代は建築家として成功。しかも痩せた。 &bold(){ベヴァリー・マーシュ} 今でいうとオタサーの姫であり、本作のヒロイン。 [[ヨーヨー]]や[[パチンコ>スリングショット]]が得意だが、[[小学校]]の用務員として働く父親にDVされている。 大人時代はファッションデザイナーとして成功するが、今度は恋人にDVされており、男運は最悪。 &bold(){マイク・ハンロン} 黒人の少年で歴史を調べることが大好き。 大人時代は図書館司書として唯一故郷に残っていたが、子供の失踪や猟奇殺人の頻発からペニーワイズの復活を悟り、かつての仲間に召集をかける。 &bold(){リッチー・トージア} おしゃべりクソ眼鏡。コメディアンの物真似が得意。 大人時代は人気DJとしてテレビにも出演しており、眼鏡でもなくなった。 しかし子供時代の生意気で強気な性格はなりをひそめている。 &bold(){エディ・カスプブラク} 喘息のチビ。 毒ママ持ちで行動を縛られている。 大人時代はリムジン配車会社社長。でも心気症。 &bold(){スタンリー・ユリス} ユダヤ人のボーイスカウトの少年。 ペニーワイズとの決戦で、一人だけ彼に捕まり死にかけたためか彼への恐怖が強く刻まれる。 大人時代に会計士として成功し、愛する妻と暮らしていたが、ペニーワイズ復活の電話を聞きいた直後、恐怖にとらわれて集まることなく自殺してしまう。 &bold(){ヘンリー・バワーズ} 素行不良で何年も留年するほどの不良少年でベンやマイクに絡んでいる。 ラッキー7を憎み追跡した[[下水道]]で、ペニーワイズの光を直視したために白髪になり精神崩壊、 一連の事件の犯人として逮捕され精神病院に送られていた。 27年後にペニーワイズに操られて脱走しラッキー7を襲撃してマイクに重傷を負わせるが、抵抗を受けた際にナイフが刺さって死亡した。 *【IT(ペニーワイズ)】 古来よりデリーに三十年毎に復活するピエロの姿をした怪物。 正体不明で口にするのも恐ろしい存在であることから、作中では主にIT(それ、あいつ)と呼ばれる。 主に子供を標的とし、恐怖でおびえさせてから襲い掛かる。 標的を脅す際にさまざまな怪奇現象を引き起こすが、対象ではない相手には起こした霊障を含めて認識できない。 原作では子供の恐怖心に応じて様々な形態を取っており、ピエロだけでなく人狼や瘡かき男の姿で出現することも。 幼い子供や、ペニーワイズと関わったことがある一部の人間には見えるものの、通常は太刀打ちできる存在ではない。 しかし思い込みに左右されるためか、喘息用の薬(実はただの水)を酸と言われて吹きかけられると溶けてしまうなど、恐れる心を持たない相手には一気に弱体化する。 弱点は銀で、主人公達の少年時代に深手を負わせ撃退することが出来たが、完全に倒せたわけではなく30年後に復活(ペニーワイズが復活したことは、死んだ弟の写真から血が流れたことで発覚した)。 子供を標的にする、恐怖と強さが比例する、対象者以外には姿が見えないなどフレディ・クルーガーと似た特性を持つ[[殺人鬼]]である。 連続殺人鬼の「ジョン・ゲイシー」を基に書かれたといわれている。((パーティーでピエロに扮する姿が知られていたため「キラークラウン」の通称で呼ばれていた。また収監中に多数のピエロの絵を描いたことも有名だが、その作品の中にペニーワイズに酷似したものがある。)) この映画は非常に多くの者に[[トラウマ]]を植え付けたことで有名である。 実際にピエロ恐怖症([[道化師]]恐怖症)というものもあるので、気になる人は調べてみるのも一興。 ちなみに原作者のスティーブン・キングは、ピエロがそのようなイメージになっていることを嘆いており、ピエロは善良で人々を笑顔にしてくれる存在だと主張した。 %%(それに対し、世間では「誰のせいだと思っているんだ!」という意見が多く見られた)%% また、キングの『ダーク・タワー』シリーズとは関連性があり、並行世界と亀の関係性にそれが窺えるほか、『ダーク・タワー』シリーズにはペニーワイズがゲスト出演している。 なお、『ダーク・タワー』は2017年8月に実写映画化。日本では2018年1月に&font(l){遅れて}公開予定だが、ペニーワイズが出るかは不明。 ちなみに日本では、ペニーワイズの容姿から同じくピエロの教祖様[[ドナルド>ドナルド・マクドナルド]]のMADに使われたりもした。 他にはペニーワイズが排水口の中からジョージ%%ィ%%に微妙な映画や[[ゲーム]]を紹介%%(というか押し付ける)%%する嘘字幕動画『ペニーワイズがおすすめするシリーズ』などが制作されている。 ネタ動画の存在感に加え、元々日本ではピエロに対する恐怖はそれほど強くなかったこともあってか、恐怖の象徴としてのイメージは薄いようである。 というか最近はジョージィにボコボコにされる展開が増えている所為でクソ雑魚ピエロ扱いされるなど不遇な存在になりつつある。 ちなみに「恐怖と強さが比例する」という設定上、「ネタキャラ扱いされる=恐怖の対象でなくなる」という事になるので、&bold(){ペニーワイズへの対処法として正しい方法}である。 *【デリー】 物語の主舞台。 [[アメリカ合衆国]]メイン州の都市。 『骨の袋』『ドリームキャッチャー』『不眠症』などの舞台にもなった。 なんだ、また三十年後によぼよぼの爺さんになって追記・修正するのか? 冗談じゃない。俺達の代でこの項目の追記・修正を終わらせるんだ! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なんでNHKはこれとかランゴリアースとかグースパンプスとか、トラウマになりそうなモノを定期的に仕入れて放送するんだよ… -- 名無しさん (2013-11-12 15:54:07) - ソフト版にも日本語吹替が欲しい……。 &br()キングの安っぽい長編ホラーは国産アニメ的な感覚で見たいんだよ~。 -- 名無しさん (2013-11-20 02:05:06) - 虐待を受けた少年の物語じゃないんだ。子どもの頃そんなタイトルの映画があった気がするんだけど -- 名無しさん (2014-10-01 19:57:15) - ↑“It”と呼ばれた子かな 映画化されてたか知らんけど -- 名無しさん (2014-10-26 08:44:40) - 日本語吹き替えで二夜連続放送してたの昔見たことある。普通にいろんな奴に化けて出るから厄介この上ないんだよね、この虫。 -- 名無しさん (2016-11-02 17:55:07) - 映画のせいでペニーワイズの正体のショボさばかり語られるけど、原作じゃ正体はそこまで重要じゃないし、ぶっちゃけ風評被害もいいとこ。 -- 名無しさん (2016-11-15 17:42:04) - ペニーワイズのインパクトがでかいけどこの作品って青春物としても見ることができるよね -- 名無しさん (2017-04-12 23:28:21) - 内容が薄い…せめて登場人物や映画についても紹介してほしい… -- 名無しさん (2017-11-10 21:15:04) - なんでどっちの映像版も過去編ラストのアレをハブるんですかねえ… -- 名無しさん (2017-12-02 01:32:25) - 『道化死てるぜ!』ってホラー映画はITとは逆にピエロが被害者で子供は加害者 -- 名無しさん (2017-12-28 00:42:23) - 最近は人に好きなものを勧めて沼に引きずり込む存在にされている模様 -- 名無しさん (2018-06-24 11:59:42) - 尺、シーンの雰囲気、ペニーワイズの本来の意味等々から微妙なものニッチなものをサクッと紹介するにはちょうどいいんだよね -- 名無しさん (2018-07-01 20:04:14) - この雨だとペニーワイズ溺れてそう -- 名無しさん (2018-07-07 11:17:11) - ハァイ、ジョージィ(ねっとり) -- 名無しさん (2018-09-06 20:38:56) - ↑騙されんぞ -- 名無しさん (2018-09-12 13:28:40) - ペニーワイズのモデルは実在した -- 名無しさん (2018-09-16 07:27:49) - ↑ジョンゲイシーは普通に有名な殺人鬼だぞ。時々アンビリバボーとか仰天ニュースとかで出る位には -- 名無しさん (2019-11-11 00:45:59) - 作者がペニーワイズがセサミストリートに出演したラクールじゃない?みんな浮かび上がって子供は皆ハッピーさ的な事を呟いてた -- 名無しさん (2019-11-11 14:59:02) - 「三匹の山羊のがらがらどん」もベースになってるとか。 -- 名無し (2019-11-15 22:21:46) - ティム・カリー、フルター博士は色んな意味で神懸かってたのにペニーワイズの演技は妙にぎこちない気がする。わざとだったんかな -- 名無しさん (2020-01-23 20:12:03) - IT技術のことだと思って、インターネットをテーマにした作品だと思っていた俺 -- 名無しさん (2020-03-11 14:41:51) - 「ペニーワイズはTASをオススメしたいようです」が笑えた、ペニーワイズが出る間も無く終わるw -- 名無しさん (2020-03-11 16:22:48) - おすすめピエロ扱いが対処法として完璧なのが笑えてしまう -- 名無しさん (2021-05-26 02:01:09) - 過去編ラストのあれは少年たちの成長には欠かせないイベントだと思うんだが、なんで映像化でカットしちゃうかな -- 名無しさん (2022-02-05 14:52:09) - ジョージィどころか「調子いい?」って言わすことでジョージ扱いしてないことにもされたり… -- 名無しさん (2022-05-25 10:58:50) - いろいろMADはあったけど爆弾落とされる一発ネタ系のやつが一番笑った -- 名無しさん (2024-01-09 10:23:12) - 過去編のアレって下水道だか地下だかのファックの事? -- 名無しさん (2024-01-09 10:54:16) #comment #areaedit(end) }

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