日本誕生(映画)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/06/20(月) 00:13:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- この世の始めの事じゃ 天の一番高い所に 高天原(たかまがはら) と云う国があってな まだ天も地も固まりきらず この地上はただ油を浮かした様に と~ろと~ろと海月(くらげ)の様に 浮かんでいた……。 #Contents() *◆日本誕生◆ 公開 1959年 10月25日 上映時間 182分 昭和三十四年度 芸術祭参加作品 『日本誕生』は、東宝映画1000本製作記念作品として企画、撮影された歴史、特撮映画。 『古事記』に代表される日本神話に題材を求めた一大叙事詩作品である。 『日本誕生』をタイトルに謳い、映画は天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を祖とする神々の誕生と、末祖である伊邪那岐(いざなぎ)、伊邪那美(いざなみ)の夫婦神による国生みの場面から始まるが、物語の大筋は小椎命(倭建命)の熊曽討伐と東方遠征が主体となっており、神代の物語はその節々に挿話として語られると云うスタイルを執っている。 *【物語】 倭国(やまとのくに)の第二皇子・小椎命(おうすのみこと)は、勇猛さと快活な性格から多くの民に慕われていた。 しかし、ある日の事……兄である第一皇子・大椎命(おおうすのみこと)が父に仕える筈であった側女に手を出した事実を知り、それを処罰する。 ……しかし、兄の処罰に際し命までは取らなかったと云う事実を他者に語らなかった事が逆に疑念を呼んでしまい、小椎命の力を畏れ、与し易い者を世継ぎに据えようと画策する天皇命(すめらみこと)の側近である大伴氏の策に嵌まり、蛮勇を馳せる倭に与しない西方の熊曽建(くまそのたける)討伐を命じられるのだった。 兵も少なく、厳しい戦いを強いられた小椎命だったが、女装をして祝宴に潜り込むと云う奇策を聾して熊曽兄弟を討ち取り、倭建命(やまとたけるのみこと)の名を戴くのだった。 ……しかし、命の帰還を喜ばない大伴氏は天皇命を籠絡し、休む間も無く命は東方遠征を命じられてしまう……。 *【主要登場人物】 ・小椎命([[倭建命>ヤマトタケルノミコト]])/演:三船敏郎 本作の主人公。 勇気と力と人格を兼ね備えた倭の第二皇子で、民に慕われている。 熊曽討伐の際にはやや意固地になっていたりもしたが、本来は心優しい人物。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){[[&font(#ffffff){モチーフが同じ後年の東宝映画}>ヤマトタケル(東宝映画)]]と同様、[[&font(#ffffff){女装して潜入する場面}>女装]]を[[&font(#ffffff){男前の俳優が演じる}>実写化]]のはやや無理がある。}} ・弟橘姫(おとたちばなひめ)/演:司葉子 ヒロインその一。 倭姫の社に仕える神女(みこ)。 神に仕える身であり乍ら、命への道ならぬ恋に煩悶する事になる。 ・美夜受姫(みやづひめ)/演:香川京子 ヒロインその二。 天火明命から連なる尾張国の姫。 東方遠征の途上の倭建命と出会い、命を狙うも噂とは違う命の人柄に触れ、契りを結び彼の妻となる。 勅命に背き倭に戻る覚悟(死)をした命より草薙剣(くさなぎのつるぎ)を贈られる。 ・吉備武彦(きびのたけひこ)/演:平田昭彦 小椎命の片腕として、遠征を指揮する。 生物から酸素も奪わなければ、死ね死ね団も率いていない。 ・八雲/演:三島耕 小椎命(倭建命)の腹心。 イケメンの人格者。 戦を前に薊(演:水野久美)と云う恋人が出来、契りも結んだ[[リア充]]だが……。 ・久米八腹(くめのやはら)/演:上田吉二郎 野心に燃える小悪党で、出世を果たすべく命の遠征に付き従うが、最終的には命を裏切り彼を策に嵌めようとする……。 大椎命の秘密を漏らす等、実は倭建命の運命を狂わせた張本人だったりする。 ・熊曽建・兄/演:志村喬 西(九州)の蛮勇。 敵対する者を皆殺しにせねば気が済まない人物として描かれている。 ・熊曽建・弟/演:鶴田浩二 熊曽の弟で、無駄な戦になれば民に害が及ぶと考え命に和睦を申し入れるが、意固地になっていた命に断られ、已むなく戦いとなる。 命と手を結べなかった事を嘆きつつも、命の強さを讃えて「倭建命(倭で一番強い男)」の号を贈る。 ・大伴建日連(おおとものたてのむらじ)/演:東野英治郎 大伴氏の長で本作の黒幕。 初代水戸黄門は悪役として有名だったのです。 ・大伴小建/演:伊藤久哉 建日連の腹心。 ・大伴久呂比古/演:田崎潤 相模国を治めていた大伴氏の一人。 元々は命に悪感情は持っていなかったが、倭からやって来た一族の使者と八腹に絆されて、倭建命を猪老いに見せかけて殺そうとする。 ・語り部の媼/演:杉村春子 ナレーションと神話語りを務めるイカした婆さん。 ・倭姫(やまとひめ)/演:田中絹代 伊勢神宮の社を護る神女。 小椎命(倭建命)の叔母に当たり、彼を息子の様に愛している。 父にすら見捨てられた命の境遇を嘆き、彼に天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)/草薙剣を贈る。 ・景行天皇(けいこうてんのう)/二代目中村雁治郎 倭国を治める天皇命で、大椎命、小椎命、若帯日子命、五百木之入日命の父。 当初は大椎命を討った小椎命を後継ぎにしようとしていたが、側近の大伴氏……更には熊曽建を倒し倭建命を名乗る様になった息子の力を畏れ、彼を死地に送る事も躊躇わなくなる。 ・大椎命/演:伊豆肇 倭の第一皇子。 第一皇位継承者であったが、好色で思慮も浅い。 小椎命に命を救われるが、隠遁生活に耐え兼ね、のこのこと帰って来た所を小椎命を陥れようとする大伴氏に殺害される。 ・若帯日子命/演:宝田明 倭の第三皇子。 ・五百木之入日命/演:久保明 倭の第四皇子。 *【八百万の神々】 ・須佐之男命(すさのおのみこと)/演:世界のミフネ(二役) 神話編の主人公。 天照大神の弟。 海を治める事を拒絶し高天原に上がった後に、狼藉を働き地に下ろされる。 更に[[八岐大蛇]](やまたのおろち)を退治した後に根の国の王となった英雄神。 ・奇稲田姫(くしなだひめ)/演:上原美佐 神話編のヒロイン。 手名椎と足名椎の末娘で、八岐大蛇の生贄にされそうになっていた所を須佐之男命に救われ、彼の妻となる。 ・天宇愛女命(あめのうずめのみこと)/演:乙羽信子 ・天津麻羅(あまつまおら)/演:小林桂樹 ・布刀玉命(ふてだまのみこと)/演:加東大介 ・天児屋命(あめのこやね)/演:三木のり平 ・八意思金神(やごころおもいかねのかみ)/演:柳家金語楼 ・伊欺許理度亮命(いしこりどめのみこと)/演:有島一郎 ・玉祖神(たまのやのみこと)/演:榎本健一 ・手刀男神(たぢからおのかみ)/演:朝汐太郎(横綱) ・[[伊邪那岐神>イザナギ]]/演:脇田博行 ・[[伊邪那美神>イザナミ]]/演:村松恵子 ・[[天照大御神]](あまてらすおおみかみ)/演:原節子 ・天御中主神/演:左卜全 *【スタッフ】 監督 稲垣浩 特技監督 円谷英二 脚本 八住利雄 菊島隆三 音楽 伊福部昭 撮影 山田一夫 製作 藤本真澄 田中友幸 *【余談】 前述の様に東宝による映画製作1000作記念作品であり、戦前から戦後にかけての名だたる映画スターが、会社の枠すら越えて出演している他、当時を代表する各界の著名人が多数出演している。 円谷英二が担当した本作の特撮でも特に有名な八岐大蛇(やまたのおろち)は、日本で初めての完全に着ぐるみでは無い、外部からの操演による怪獣であり、この八岐大蛇のアイディアから後に[[キングギドラ]]が生まれたとされる。 クライマックスの地割れシーンは、リアリティを出す為に多数の大型トラックを用意して引っ張る事により、実際に地面を割って撮影したとの事……大蛇と共に、これが半世紀以上も昔の映画とは思えない程の迫力を生み出している。 神楽から、民達の歌まで、本作の伊福部サウンドは非常に聞き応えがある。 182分もの大作である為か、実際の公開の際には映画を第一部と第二部に分けて、間に休憩を挟んで上映された。 追記、修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=コメント欄){ - 八岐大蛇と素戔嗚の対決シーンで両者の動きがまるでシンクロしていないのが残念。その部分にさえ目をつぶれば超重量級の快作といえます(円谷英二の自信作の一つ。残りは「世界大戦争」「太平洋の嵐」「太平洋の翼」)。 -- 昼太郎 (2019-03-29 15:44:57) - 里中満智子が『まんがギリシャ神話』のおまけページで三船敏郎の女装の酷さとそれを美しいと称賛されるシーンに「あんまりだ…」 と思ったそうな -- 名無しさん (2023-09-24 08:59:59) - 天照大神ほんの少ししか出番ないのに圧倒的な存在感よ。さすが原節子 -- 名無しさん (2024-02-20 04:21:01) #comment }
&font(#6495ED){登録日}:2011/06/20(月) 00:13:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- この世の始めの事じゃ 天の一番高い所に 高天原(たかまがはら) と云う国があってな まだ天も地も固まりきらず この地上はただ油を浮かした様に と~ろと~ろと海月(くらげ)の様に 浮かんでいた……。 #Contents() *◆日本誕生◆ 公開 1959年 10月25日 上映時間 182分 昭和三十四年度 芸術祭参加作品 『日本誕生』は、東宝映画1000本製作記念作品として企画、撮影された歴史、特撮映画。 『[[古事記]]』に代表される[[日本神話]]に題材を求めた一大叙事詩作品である。 『日本誕生』をタイトルに謳い、映画は天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を祖とする神々の誕生と、末祖である伊邪那岐(いざなぎ)、伊邪那美(いざなみ)の夫婦神による国生みの場面から始まるが、物語の大筋は小椎命(倭建命)の熊曽討伐と東方遠征が主体となっており、神代の物語はその節々に挿話として語られると云うスタイルを執っている。 *【物語】 倭国(やまとのくに)の第二皇子・小椎命(おうすのみこと)は、勇猛さと快活な性格から多くの民に慕われていた。 しかし、ある日の事……兄である第一皇子・大椎命(おおうすのみこと)が父に仕える筈であった側女に手を出した事実を知り、それを処罰する。 ……しかし、兄の処罰に際し命までは取らなかったと云う事実を他者に語らなかった事が逆に疑念を呼んでしまい、小椎命の力を畏れ、与し易い者を世継ぎに据えようと画策する天皇命(すめらみこと)の側近である大伴氏の策に嵌まり、蛮勇を馳せる倭に与しない西方の熊曽建(くまそのたける)討伐を命じられるのだった。 兵も少なく、厳しい戦いを強いられた小椎命だったが、女装をして祝宴に潜り込むと云う奇策を聾して熊曽兄弟を討ち取り、倭建命(やまとたけるのみこと)の名を戴くのだった。 ……しかし、命の帰還を喜ばない大伴氏は天皇命を籠絡し、休む間も無く命は東方遠征を命じられてしまう……。 *【主要登場人物】 ・小椎命([[倭建命>ヤマトタケルノミコト]])/演:三船敏郎 本作の主人公。 勇気と力と人格を兼ね備えた倭の第二皇子で、民に慕われている。 熊曽討伐の際にはやや意固地になっていたりもしたが、本来は心優しい人物。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){[[&font(#ffffff){モチーフが同じ後年の東宝映画}>ヤマトタケル(東宝映画)]]と同様、[[&font(#ffffff){女装して潜入する場面}>女装]]を[[&font(#ffffff){男前の俳優が演じる}>実写化]]のはやや無理がある。}} ・弟橘姫(おとたちばなひめ)/演:司葉子 ヒロインその一。 倭姫の社に仕える神女(みこ)。 神に仕える身であり乍ら、命への道ならぬ恋に煩悶する事になる。 ・美夜受姫(みやづひめ)/演:香川京子 ヒロインその二。 天火明命から連なる尾張国の姫。 東方遠征の途上の倭建命と出会い、命を狙うも噂とは違う命の人柄に触れ、契りを結び彼の妻となる。 勅命に背き倭に戻る覚悟(死)をした命より草薙剣(くさなぎのつるぎ)を贈られる。 ・吉備武彦(きびのたけひこ)/演:平田昭彦 小椎命の片腕として、遠征を指揮する。 生物から酸素も奪わなければ、死ね死ね団も率いていない。 ・八雲/演:三島耕 小椎命(倭建命)の腹心。 [[イケメン]]の人格者。 戦を前に薊(演:水野久美)と云う恋人が出来、契りも結んだ[[リア充]]だが……。 ・久米八腹(くめのやはら)/演:上田吉二郎 野心に燃える小悪党で、出世を果たすべく命の遠征に付き従うが、最終的には命を裏切り彼を策に嵌めようとする……。 大椎命の秘密を漏らす等、実は倭建命の運命を狂わせた張本人だったりする。 ・熊曽建・兄/演:志村喬 西(九州)の蛮勇。 敵対する者を皆殺しにせねば気が済まない人物として描かれている。 ・熊曽建・弟/演:鶴田浩二 熊曽の弟で、無駄な戦になれば民に害が及ぶと考え命に和睦を申し入れるが、意固地になっていた命に断られ、已むなく戦いとなる。 命と手を結べなかった事を嘆きつつも、命の強さを讃えて「倭建命(倭で一番強い男)」の号を贈る。 ・大伴建日連(おおとものたてのむらじ)/演:東野英治郎 大伴氏の長で本作の黒幕。 初代[[水戸黄門]]は悪役として有名だったのです。 ・大伴小建/演:伊藤久哉 建日連の腹心。 ・大伴久呂比古/演:田崎潤 相模国を治めていた大伴氏の一人。 元々は命に悪感情は持っていなかったが、倭からやって来た一族の使者と八腹に絆されて、倭建命を猪老いに見せかけて殺そうとする。 ・語り部の媼/演:杉村春子 ナレーションと神話語りを務めるイカした婆さん。 ・倭姫(やまとひめ)/演:田中絹代 伊勢神宮の社を護る神女。 小椎命(倭建命)の叔母に当たり、彼を息子の様に愛している。 父にすら見捨てられた命の境遇を嘆き、彼に天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)/草薙剣を贈る。 ・景行天皇(けいこうてんのう)/二代目中村雁治郎 倭国を治める天皇命で、大椎命、小椎命、若帯日子命、五百木之入日命の父。 当初は大椎命を討った小椎命を後継ぎにしようとしていたが、側近の大伴氏……更には熊曽建を倒し倭建命を名乗る様になった息子の力を畏れ、彼を死地に送る事も躊躇わなくなる。 ・大椎命/演:伊豆肇 倭の第一皇子。 第一皇位継承者であったが、好色で思慮も浅い。 小椎命に命を救われるが、隠遁生活に耐え兼ね、のこのこと帰って来た所を小椎命を陥れようとする大伴氏に殺害される。 ・若帯日子命/演:宝田明 倭の第三皇子。 ・五百木之入日命/演:久保明 倭の第四皇子。 *【八百万の神々】 ・須佐之男命(すさのおのみこと)/演:世界のミフネ(二役) 神話編の主人公。 天照大神の弟。 海を治める事を拒絶し高天原に上がった後に、狼藉を働き地に下ろされる。 更に[[八岐大蛇]](やまたのおろち)を退治した後に根の国の王となった英雄神。 ・奇稲田姫(くしなだひめ)/演:上原美佐 神話編のヒロイン。 手名椎と足名椎の末娘で、八岐大蛇の生贄にされそうになっていた所を須佐之男命に救われ、彼の妻となる。 ・天宇愛女命(あめのうずめのみこと)/演:乙羽信子 ・天津麻羅(あまつまおら)/演:小林桂樹 ・布刀玉命(ふてだまのみこと)/演:加東大介 ・天児屋命(あめのこやね)/演:[[三木のり平]] ・八意思金神(やごころおもいかねのかみ)/演:柳家金語楼 ・伊欺許理度亮命(いしこりどめのみこと)/演:有島一郎 ・玉祖神(たまのやのみこと)/演:榎本健一 ・手刀男神(たぢからおのかみ)/演:朝汐太郎(横綱) ・[[伊邪那岐神>イザナギ]]/演:脇田博行 ・[[伊邪那美神>イザナミ]]/演:村松恵子 ・[[天照大御神]](あまてらすおおみかみ)/演:原節子 ・天御中主神/演:左卜全 *【スタッフ】 監督 稲垣浩 [[特技監督]] [[円谷英二]] 脚本 八住利雄 菊島隆三 音楽 伊福部昭 撮影 山田一夫 製作 藤本真澄 田中友幸 *【余談】 前述の様に東宝による映画製作1000作記念作品であり、戦前から戦後にかけての名だたる映画スターが、会社の枠すら越えて出演している他、当時を代表する各界の著名人が多数出演している。 円谷英二が担当した本作の特撮でも特に有名な八岐大蛇(やまたのおろち)は、日本で初めての完全に着ぐるみでは無い、外部からの操演による怪獣であり、この八岐大蛇のアイディアから後に[[キングギドラ]]が生まれたとされる。 クライマックスの地割れシーンは、リアリティを出す為に多数の大型トラックを用意して引っ張る事により、実際に地面を割って撮影したとの事……大蛇と共に、これが半世紀以上も昔の映画とは思えない程の迫力を生み出している。 神楽から、民達の歌まで、本作の伊福部サウンドは非常に聞き応えがある。 182分もの大作である為か、実際の公開の際には映画を第一部と第二部に分けて、間に休憩を挟んで上映された。 追記、修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=コメント欄){ - 八岐大蛇と素戔嗚の対決シーンで両者の動きがまるでシンクロしていないのが残念。その部分にさえ目をつぶれば超重量級の快作といえます(円谷英二の自信作の一つ。残りは「世界大戦争」「太平洋の嵐」「太平洋の翼」)。 -- 昼太郎 (2019-03-29 15:44:57) - 里中満智子が『まんがギリシャ神話』のおまけページで三船敏郎の女装の酷さとそれを美しいと称賛されるシーンに「あんまりだ…」 と思ったそうな -- 名無しさん (2023-09-24 08:59:59) - 天照大神ほんの少ししか出番ないのに圧倒的な存在感よ。さすが原節子 -- 名無しさん (2024-02-20 04:21:01) #comment }

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