ワンモア世界の国と人々(とあるおっさんのVRMMO活動記)

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&font(#6495ED){登録日}:2018/03/23 Fri 22:34:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 30 分で読めます(未書籍化部分を含めると 50 分) ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(hotpink){&sizex(5){私は道具なんかじゃない!}}} #center(){&color(hotpink){&sizex(5){貴方にとってこの世界は&ruby(あそび){幻影}なのかも知れないけれど}}} #center(){&color(hotpink){&sizex(5){私にとっては&ruby(しんじつ){現実}なのよ!}}} ワンモア世界の国と人々とは、なろう系小説『[[とあるおっさんのVRMMO活動記]]』の舞台となる[[ゲーム]]、 『ワンモア・フリーライフ・オンライン』に登場する国と、それを形成しているNPC達である。 &sizex(3){※当項目に使用されている画像の著作権につきましてはこちら→((当項目にて使用されている画像は、著作権侵害及び販売妨害を目的としたものではなく、よりキャラクターの魅力をダイレクトに伝えるための限定的な使用である事をここに明記致します。))を御覧ください} 便宜上『NPC』となるが、上記の作品のリンク先を見ていただければ分かる通り、 主要人物から通りすがりのモブに至るまで一人ひとりが、現実の人間と何ら遜色の無いレベルの自我(AI)を持っている。 とはいえ、ゲームサービス開始当初はそこまでのレベルではなく、プレイヤー達から一般的なゲームのNPCとして扱われてしまう事も多々有ったが、 現在は上記の通り現実の人間レベルの自我を持つようになった事が周知され、『単なるNPCのようにぞんざいな扱いはせず、リアルの人間同様接するべし』がプレイヤー達の了解となっている。 リアルが社会人な故、がっつりプレイ出来ずに他プレイヤーと深く関わるプレイを避けソロプレイを基本とする主人公・アースにとって、 冒険を盛り立ててくれる欠かせない人物達である。 #center(){&color(red){&sizex(5){【※以下、ネタバレを含みます。】}}} #center(){&color(red){&sizex(5){未書籍化の箇所は折りたたみ形式で記載(クリックにて表示されます)し、重要なネタバレ部分と思われる箇所については書籍化済みであっても反転形式で記載(ドラッグにて表示されます)しておりますので、}}} #center(){&color(red){&sizex(5){該当部分は自己責任にて閲覧をお願い致します。}}} &b(){&sizex(6){&color(pink){【妖精国】}}} プレイヤーに最初に解放された他種族の国。 妖精族で構成され、基本的に平和かつ他種族への偏見も薄いが、 数百年前、21代目の妖精王が多種族へ戦争を仕掛けた歴史も有り、特に龍族とは未だにわだかまりが少々ながら残っている様子。 &b(){&sizex(4){・フェアリークィーン}} その名の通り、妖精国の女王。狐耳が特徴のドレスを着た美女。&b(){ちなみに巨乳(バスト96cm)}。 元々はトッププレイヤー・グラッドの契約妖精であった闇の狐妖精であったが、その目的は単に力の強い彼と戦闘経験を積み、『強い妖精王』と成る為に同伴していたに過ぎず、 女王へと進化を遂げた直後に彼から離反(尤もこれはこの頃グラッドが荒れていた事が原因)。項目冒頭のセリフは、その時言い放った彼女のセリフである。 傍で彼の戦闘パターンを観察し己の知識としていた事もあり、怒るグラッドに対し完封勝ちを収める。 その直後アースへの報奨授与の建前として彼とも戦うが、当時どマイナーであった弓と未知のアイテム(強化オイル)の等の組み合わせ戦法には対応出来ず、逆にほぼ完封負けを喫する事に。 その後彼に報酬として指輪を授与したのだが、何故か強引に『左手の薬指』に嵌めただけでなく二度と外れない呪いも付与して授与し、 更にその指輪をテレポートポイントとして、女王でありながら政務をほっぽり出して度々アースの元に遊びに来る等、女王としてかなり困ったちゃんな振る舞いをし始める。 その後グリーンドラゴンの長老の暴走を発端としたトラブルを経て一度アースと距離を置く事となり、一応は女王としての落ち着きを得て、 ゲヘナクロス皇国との戦争時には各種族の義勇軍を纏め上げ、自らも高度な支援魔法で場を支援する等、女王の威厳を見せ始めているが、 登場の際にはほぼ必ずアースへの深い深い愛を表す事を躊躇しないくらいにはアースにべた惚れしているキャラとして描かれている。 が、そのつもりの無いアースにはその色ボケおバカな振る舞いからぞんざいに扱われる事も多く(ハリセンで突っ込みを入れられるのはしょっちゅう)、 更に作者曰く『ラブコメなんかにはなりません』との事であり、彼女の想いが報われるセンは薄そうである。合掌。 妖精族を誘拐し売り飛ばす外道共の検挙に全力を挙げ、アースのトドメにより遂にその一団を壊滅させる等、女王としての任務をしっかり果たす一方で、 魔王城内での魔王との会談にて、政治的意図(?)でアースを狙っている魔王に対し勢いで『アース様は私の伴侶』と勝手にとんでもない啖呵を切っている所を本人に目撃されただけでなく、 実はアースに同行させているアクアを通じて、密かにアースの行動をプライベートな部分まで詳らかに報告させていた事が発言からうっかり露見してしまい、 アースからハリセンや関節技(ダメージは0)でお仕置きを受ける等、相変わらずの色ボケおバカっぷりを見せている。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ワンモアの開発者や六英雄曰く、彼女はワンモア世界の人々のリーダー的存在に位置するAIであるようで、コードネーム『EA』として呼称されている。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){現に、彼女が女王へと進化を遂げたのを契機として、それまでただの『NPC』でしかなかったワンモア世界の人々が高度な意志を持ち始めている。}} &b(){&sizex(4){・フェアリークィーンの分身体}} フェアリークィーンがアースに贈った指輪から生まれた彼女の分身体。 常にアースの左薬指にある指輪として、彼があまりに多くの不幸や困難に陥っているのを見てきた結果、 彼を守らんが為に指輪が変質してしまって生まれた存在。 姿かたちは本人と同じだが、本体からは独立した自我を持っており、普段は指輪からシルエットがボウっと湧き立つ事でアースと会話が出来る。 また、本人もしくはアースの意志で実体化する事も出来、その実力は[[ダンジョン]]のボスを文字通り一人で張り倒してしまう程強力だが、 実体化してしまうと次に実体化出来るまで二週間の時間を要するデメリットが有る。 外見は白髪でティアラを被っていないフェアリークィーン((第12巻でのミリー談))だが、挿絵等では初登場時の第2巻を除いて、王冠を被っている物で描かれている。 本人と同じくアースに猛烈に惚れており、本人と対面した時はアースの冒険に付きっきりである事を本人に自慢し煽る等、本人に似て困ったちゃん。 『シルエット』が語源の『ルエット』という名前を付けられている。 そしてそれがきっかけとなったのか、遂に本体とは完全に別の存在へと進化し、姿も鎧を纏った魔法剣士のようないでたちへと変貌している。 ここまでの存在へと進化するのは指輪を渡したクィーンも完全に想定外だったようで、アースに害をなす存在とはならなかった事に胸をなでおろしている。 また、魔力のコントロールの技術がアースより遥かに上であるということで、 魔剣・円花の操作や、アースが『偶像の魔王』変身の[[必殺技]]として身に着けた『デモンズ・ジャッジ』の魔力集積を担当したりと、活躍の場が増えつつある。 特に、『デモンズ・ジャッジ』は彼女の魔力操作が無いと完全な力を発揮出来ない。 &b(){&sizex(4){・ピカーシャ(アクア)}} 妖精国のシンボルたる神鳥。『チョ◯ボを大型化した感じ(byアース)』((小説版の挿絵や漫画版では『デカいひよこ』といった外見))の容姿で、とってももっふもふの青い毛玉。 性別は♀であり、高い知能を持つ。が、『ぴゅい~』としか喋れない(鳴けない)。ぴゅい~。 妖精国がプレイヤーに解放された際にアースを妖精城に連れる為登場して以来、彼を気に入り同行する事に。 本来妖精を連れて歩くには契約が必要で、アースは妖精国のある事情から契約は結べなくなっているが、彼女の場合、家出中で同行しているというスタイルなので問題無い……らしい((なろう掲載時は死亡扱いで同行していた))。 そんな事情で、ブルーカラー等他のプレイヤー達やワンモア世界の人々には『同行している妖精』とだけ伝えており正体は明かしていない。 その愛らしい見た目とは裏腹に、一般プレイヤーなど歯牙にもかけない程の高い実力を有しており、 突進するだけでフィールドに跋扈しているようなザコモンスターはたとえ集団でも蹴散らせ、仮に生き残っても高度な氷魔法でトドメを刺せる恐怖の青い毛玉なのである。 もちろん大きな鳥だけあって[[飛行能力]]もバッチリで、移動手段としても貢献出来るし、水魔法で回復もこなせる万能のデカひよこ。アースの冒険に多大な貢献を果たしている。 更に身体の大きさを変える事も可能で、普段は手のひらサイズ程のひよこ程の大きさになってアースの頭の上に鎮座している事が多い。 なお、とても食いしん坊(嬢?)でありよくアースの手料理や街に並ぶ料理を大喰らいしているシーンも。 ある戦いを契機に重い後遺症が残る程の重症を負ってしまい、アースとの同行を辞める事となるが、 アースがエルフの聖樹に頼んだことにより自然治癒力を取り戻し、獣人連合編で復帰。と同時に、それまで明かしていなかった自らの名前(アクア)を明かした((『ピカーシャ』とはあくまで9匹居る妖精国の神鳥達の総称である))。 また復帰前に猛トレーニングを積んだ事により、更に実力が上昇している。 魔王領でのとある戦いでは、氷で出来た4本の腕を動かし敵をねじ切る等の更なる魔法の上達っぷりを披露。鳥頭とは無縁のひよこである。 ただ、実は密かにフェアリークィーンにアースの行動を詳らかに報告していた事がクィーンのうっかりから露見してしまい、クィーン共々アースからお仕置きを受ける事となった。 また、突然の猛吹雪によりアース以外のブルーカラーの同行者が窮地に立たされた事で止む無く正体を明かし、ブルーカラーのメンバーにはその存在を知られる事となった(アースとの付き合いが深いメンツなので問題は無い)。 &b(){&sizex(4){・ゼタン}} 妖精国に住む熊の放浪妖精((妖精の冒険者のようなもの))で、戦う時になると体毛という体毛が逆立ち一回り大きく見える程の事から『荒髪のゼタン』という異名を持ち、妖精族の中では高名な戦士として名が知れ渡っている。 聡明かつ落ち着いた性格で、南の砦町での騒動以来アースとは良好な関係を築き、その後も幾度かアースは彼のもとを訪ねることになる。 また、アースの半ば仕返しのようなとりなしがきっかけで貴族の娘であるミーナとの付き合いが深くなり、後に婿入りのような形で結婚している。 ゲヘナクロスとの戦争にも参加し、決死隊として戦地に赴き、敵兵士を1473人も葬る((これでも最終日のみのカウントなので、戦争全体では更に加算されると予想される))という大活躍を為すも、 瀕死の他の仲間の救命を優先させた結果片目を失い、全身にも二度と戦場に出られなくなる程の重傷を負い、戦場からは引退を余儀なくされた。 現在はその経験を活かし、戦争終結後に頂いた報酬を元手に、一人前の放浪妖精を育成する為の学校を開設。校長として後進の指導にまい進する日々を送っている。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 本人が校長として多忙である事をアースも把握しており、また冒険の舞台が広がっている事も有り本人の出番は少ないのだが、 アースが暴走魔力の最後の対抗策として魔王の魔力を流し込まれた際には、戦争でボロボロになりながらも戦い抜いた彼の姿を思い出しつつ発狂する程の苦しさに耐える等、 決死隊として壮絶な戦場を戦い抜いた彼の姿は、アースの中で大きなウェイトを占める存在となっている事がうかがえる。 また、学校から卒業生が出て学校の名が知れ渡る事により入学希望者が激増したのだが、 いわゆる『モンペ』共への対応に四苦八苦している等の新たな苦労も発生している様子。 } &b(){&sizex(4){・ミーク}} 妖精国にあるとあるダンジョンに居る三姉妹の長女。 妖艶な20代後半の[[黒髪ロング]]の女性といった雰囲気だが、つい度が過ぎてしまった部下の女浪人に対し罰として下着を紐パンにして楽しんだり、 アースとの会談では自分の箱の中(一見すると金持ちの別荘のようで分からない)に招き入れる((つまり、その気になればいつでもどうとでも料理出来てしまう完全に彼女のフィールドである))等、猫被りの怖い美人な辺りがミリーに似ている。 その正体は、RPGのワナ宝箱としておなじみのあの[[ミミック]]。 ダンジョンを訪れる人々が鬼畜なワナに嵌って死ぬ事を愉悦とする外道なダンジョンマスターに嫌気が差し、他のモンスターと融合してなんと下剋上を果たし、ダンジョンマスターの座を奪取。 ダンジョンマスターとしての力でおどろおどろしいダンジョンを秀麗にし、更にHPがゼロになっても死なないという特例措置を設ける((プレイヤーはともかく、ワンモア世界の人々が死なない措置があるのはこのダンジョンだけ))。 実はワンモア世界のダンジョンは訪れる人が居ないと勝手に消滅するという、まるで出来高制のようなシステムであり、 力を得て人型になってもミミックであるが故に外に出られない退屈を紛らわす為、上記のような『人が来てくれやすい措置』を積極的に講じた有能マスターである。 急に特殊なダンジョン(特に『絶対に死なない』等は異例と言える)が出来た事により妖精族の高官からは不信感を持たれていたが、 アースからの報告により、クィーンが認可する特殊ダンジョンとして認められ、日々挑戦者が後を絶たない人気スポットと化しているようだ。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ダンジョンマスターとしての力が更に増し、ありとあらゆる特殊条件を付与する事が可能になった事で多種多様なダンジョンを精製出来るようになっただけでなく、 ダンジョンの周囲にも力を及ばす事が可能になり、ダンジョンの需要を求めて集まった人々が快適に暮らせるよう町を作る事にまで手を貸し、 各種必要な施設が揃っているわ、犯罪を犯した瞬間に拘束&下着以外の身ぐるみを全て剥ぐ&大砲の弾にして追放するという断固たる防犯システムまで確立し、 町の周囲に防壁と見張りを付け、もはや一つの小国家を形成しているような状態にまでダンジョンを盛り立ててしまった。 更には妹の頼みで設置した宝箱から送られる(提供される)料理を参考に、自ら食べ物やドリンクを精製する力まで身につけ、ダンジョン入場の待機時間が退屈にならぬようにと1階をカフェと化す等、 便利かつ快適なのだが、ダンジョンとしてはよく分からない方向へと突っ走っている様子。 また、&font(l){作者が忘れたためか}名前が変更されたのか「ミミ」になっている。 } &b(){&sizex(4){・ミーツ}} 妖精国にあるとあるダンジョンに居る三姉妹の次女。 好奇心旺盛な女子高生程の年齢の女性で、黄色の髪と瞳を持つ。 妹から連絡を受け、アースに特別な試練を課し彼を[[テスト]]し、アースが姉と会わせても問題無い人物かどうかを見定めた。 人型になったとはいえあくまでもモンスターであり、人型になったからとはいえ姉のように強くなったワケではない事からアースとの対話も内心怯えていたが、 それでも『自分が呼び出したからには』と、すぐ逃げられる宝箱に入らず誠意を以て対話に望んだ良い子。 またその好奇心からアースの料理をリクエストし、結果どハマり。姉にダンジョンの入り口に『料理を置いて送って貰える宝箱』を設置するよう頼み込む程ハマった様子。 &b(){&sizex(4){・クク}} 妖精国にあるとあるダンジョンに居る三姉妹の三女。 ミーツと同じく黄色い髪と瞳を持つ、10歳くらいの可愛らしい幼女。三姉妹の中でアースと最初に遭遇したミミックである。 彼女達が支配するダンジョンでは、彼女達が人目のない時間帯を見計らってせっせと手動で宝箱の中身を補充しているのだが、気を抜いていた所にやってきたアース達にその姿を見られてしまった。 あくまでモンスターである事には変わりはなく、姉から警告を受けていた為当初はアース達を警戒していたが、徐々に心を開き姉達に会うのを取り次いでくれた。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ミークが更にダンジョンを作り変え、もはや彼女たち姉妹が手動で宝箱を補充する必要が無くなった事で、 彼女は1Fのカフェエリアでウェイトレス兼案内役をやっている。 } &b(){&sizex(6){&color(red){【ドラゴンの里】}}} 強大すぎる力の制御を諦め、他種族との交流を控えているドラゴンの一族が住まう国。 プレイヤーには存在も知られておらず開放もされていないが、里自体は上空に存在している。 また、他種族との交流は控えているとはいえ一切行わないのは無理がある為、『人化の術』で人型に変身出来るグリーンドラゴン達が使者となり最低限の交流はしている。 正直な所、その気になれば他種族など圧倒的に征服してしまえそうな力を持っているが、過去にそれをやろうとしたレッドドラゴンが他種族達に意地を以て討たれた事により、 自らの力に驕らず、出来るだけ対話を以て解決するよう自分たちを律し、力の奮い方を間違えた者はたとえ同族であろうとも容赦無く処罰する方針を取っている。 漏れなくみんな食いしん坊であり、よく顔を合わすアースの料理には胃袋をスレイヤーされてしまっている。 ちなみに、各々に固有の名はあるものの、基本的には互いを『グリーンドラゴン』『ブルードラゴン』といった種族名で呼び合っている。&font(l){&sizex(2){名を考えるのが面倒になったのだろうか}} &b(){&sizex(4){・レッドドラゴンの王}} ドラゴン族を統べるレッドドラゴンの王。8階建てのビル程の巨躯を持つが、『人化の術』にて見事な紅の髪を持つ人型に変身する事も可能。 孵化寸前の娘が何者かに奪われた事により、妻と共に妖精国に赴くが、 たまたま王女を見つけ保護していたアースと出会い、自分の元に帰された王女の記憶からアースが彼女を保護していた事を知り、その場は和解して帰還。 後にグリーンドラゴンの長老の暴走に対する詫び(本来は長老を罰する為に来たのだが)に現れ、礼の品としてドラゴンスケイルの防具一式と、願いの弓をアースに渡した。 その後もゲヘナクロスとの戦争時にはグリーンドラゴンと共に人型に変身して参戦((本来の姿で戦うと、味方にも多大な犠牲が出る))したり、 王女のプチ家出騒動の際には自ら迎えに行く等、何かと顔を合わせる機会が多い王様である。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 八岐の弓を完成させる為、竜の天鱗を欲するアースに面接のようなものを課す為に里に招待する。 各長老が揃う場で、過去にある種族の侵略に激しく抵抗し退けた歴史を明かし、 再び侵攻を開始しようとしているその種族と戦う決意を固めたアースを支援する方針を表明した。 } &b(){&sizex(4){・レッドドラゴンの王女}} レッドドラゴンの王の娘。アースがドラゴン族達と関わる切っ掛けとなったドラゴン。 何者かによって孵化寸前のタマゴの状態で拐われてしまったが、 盗んだ者達も瀕死の状態だったからか逃走先で死亡し、孵化直後の彼女だけが取り残されていた所をアースに発見される。 そして彼に保護され、無事に探しに来た両親の元に帰れる事となった。 しばらく後、保護されていた時にごちそうになったアースの料理が忘れられず、『人化の術』を用いて、両親に黙ってこっそりと人族の町に来訪。 ドレスを着用し、親と同じく見事な紅の髪の幼女の姿になったが故に多くの[[紳士>ロリータ・コンプレックス]]から注目されていたが、 もし彼女の身に何か有ったとしたら、両親+彼女を猛烈に可愛がっているブラックドラゴンの長老によって町は滅ぼされていただろう。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ある日、自分を可愛がっているブラックドラゴンの長老に対し「なんか臭いです』という&font(l){全国のお父さんお爺ちゃんが涙を流しそうな}発言をしたのだが、 果たしてその臭さの実態は『死の直前まで全く痛みを感じぬ悪質な病』によるものだった。 結果的に長老の命を救うきっかけとなり、両親に褒められたのだそう。 } &b(){&sizex(4){・エメル}} 老齢のグリーンドラゴンで、グリーンドラゴンの長老。 部下の1人が持ち帰ったアースの料理を知り彼に再度料理を作るよう頼みに来たのだが、 先んじて来ていた部下に大量に料理を振る舞った際に全く報酬を払っていなかった事、そもそもレッドドラゴンの王と『2度と関わることの無いように』と約束しておいたのに反故にされた事、 更にフェアリークィーンを脅して指名手配してまで自分を捕まえようとした事でアースに激怒され、その傲慢さに釘を刺す為に勝負を挑まれる。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){当然、種族の違いからの圧倒的な実力差から勝負を優位に進めるも、愛用の武器を犠牲にする代わりに凄絶な威力を出すサクリファイス・ボウで腹に文字通り大穴を空けられ、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){トドメにその大穴に対し強化オイルを弱った自分ごと放り込む捨て身の特攻を受け爆死した(漫画版の描写では内側から爆発させられた為か、爆発で身体が真っ二つになっていた)。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){これだけ聞くと『殺される程ではなかったのではないか?』とも思えるが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){彼の強引な交渉のやり口はこれに始まった話ではなく、エルフ族やダークエルフ族、獣人族に対しても恐喝により財を巻き上げていた事実が有り、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){更にフェアリークィーンに対しては『指名手配せねば妖精国と人族の街にドラゴン族が攻め入る』と脅迫していたような輩である為、相応の結末を辿ったと言える。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ちなみにこれらの横暴はレッドドラゴンの王にも疑われており、それまでは王やブルードラゴンの千里眼をも誤魔化す術で誤魔化していたが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){フェアリークィーンを脅迫していた場面は術が乱ればっちり確認されていた為に、どの道レッドドラゴンの王に粛清される運命が待っていた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){死後もちょくちょく名前が挙がるが、ほぼ『あの愚かなエメルのように~』といった感じでロクな挙がり方ではない。}} &b(){&sizex(4){・ノワール}} 老齢のブラックドラゴンで、ブラックドラゴンの長老。 一応上記のように『ノワール』という固有名があるが、現状初期の頃にレッドドラゴンの王から一度だけ呼称されたきりで、専ら『ブラックドラゴン』『ブラックドラゴンの長老』と呼ばれている。 お爺ちゃんドラゴンらしいというか、新たに生まれたレッドドラゴンの王女をまるで自分の孫の事のように可愛がっている微笑ましいお爺ちゃんである。 その王女様がこっそりと人族の街に出かけ行方不明になった際は、普段の冷静さがどこかへ吹き飛び半狂乱で探しに行こうとしていた。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 『ドラゴンが街の近くに現れた』との噂を聞いたアースが発見する事で再会。 なんでも突然王女さまに『なんか臭いです』と言われて距離を置かれるという大変ショッキングな事件が発生し、涙をぽろぽろ零しながら解決を頼んだのだが、 その原因は翼の根に死に至る病の病巣が出来ていた事が原因で、危うく命を落としかける所であった。 幸い、ホワイトドラゴンの長老の秘薬と、アース&ブルーカラーのメンバーの協力手術により完全に回復。 可愛がっている王女様に恩返しされたといった所である。 また、治療の礼にとブラックドラゴン族の鱗を贈り、更に『行動に理がある場合に限り一度だけ一族が窮地に駆けつける』という約束も結んだ。この時アースはブル・フォルスの料理を作るよう依頼され、フォルステーキに加工して振る舞っている(何故かゲヘナクロス戦後にドラゴン達にトン汁として加工した時と食材としての特徴が異なっており、書籍版ではブル・フォルスの一番良い部位を持ってきたと変更された)。 余談ではあるが、初期の頃は『ブラックドラゴン族は治療が得意』という設定が有ったのだが(漫画版でもアースを蘇生させる薬を塗ったのは彼である)、 イメージに合わないからか、ゲヘナクロス殲滅時に『薬草収集が得意』なホワイトドラゴン族にその設定が吸収されている。 } &b(){&sizex(4){・ノエル}} ホワイトドラゴンの長老。ちなみに♀(おばあちゃんと言って差し支えない位の年齢だが)。ホワイトの長老は必ず♀であるという決まりであるらしい。 ノワールと同じく、固有名はあるのだが初期の頃にレッドドラゴンに呼称されたきりで、以降は『ホワイトドラゴン』『ホワイトドラゴンの長老』と呼ばれている。 エメルと相打ちになって死亡したアースを蘇生させる薬を運んできた。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 死に至る病に陥っていたブラックドラゴンの長老を治療すべく再登場。 元々は『薬草収集が得意』に過ぎなかったのだが、イメージがピッタリだからか、ゲヘナクロス殲滅時にブラックドラゴン族の設定が移り医者キャラと化していた。 アースやブルーカラーのメンバーと協力しブラックドラゴンの長老を治療し、仲間を救った礼としてホワイトドラゴン族の鱗を贈った。 } #openclose(show=未書籍化部分のドラゴン達(クリックで表示)){ &b(){&sizex(4){・スピード狂}} ドラゴンの里にアースを連れてくるために遣わされたグリーンドラゴンの♀。 速さを追い求める加速厨らしく、事前にミルタに釘を刺されていたにもかかわらずドラゴンの里にアースとアクアが気絶するほどの速度で連れてきたためアースが提案した某[[友情破壊ゲーム]]の嫌がらせの一つである強制改名によって本来の名前を取り上げられて&b(){スピード狂に改名させられた。} &b(){&sizex(4){・ミルタ}} アースによって滅せられたエメルの次のグリーンドラゴンの長老。ヘッドバッドを行ってまで釘を刺したにもかかわらずアースを気絶させたスピード狂に再度ヘッドバッドを行っている。 } &b(){&sizex(6){&color(blue){【龍の国】}}} プレイヤーに2番目に解放された多種族の国。 龍としての多大な力の制御に成功し、他種族と関わりを持つことを試み始めた龍人達で構成される国家。 『一が武』から『六が武』の6つの町で構成されており、どことなく江戸時代の日本のような趣の町並みである。 &b(){&sizex(4){・龍ちゃん(龍姫)}} アースのもとに突如現れたNPCの少女。『龍姫』の名は、掟により結婚するまでは本名は親以外に名乗ってはいけないという事情が故の仮名であり、本名は作中未出。 和装と角を持ち、古風な喋り方をするが、性格は子供っぽくわがまま。 種族設定が違うはずのフェアリークィーンをなぜか「姉」と呼ぶ(その割には呼び方が「バカ姉」と扱いはぞんざい)。 元々は鉄面皮であったクィーンの性格が変わった事からアースに興味を示し、顔を見せてからはアースのもとに偶に遊びに来る。以降アースに限り「龍ちゃん」と呼ばせている。 龍の国が実装となった時に公式に表に出て、その時に龍の国のお姫様であることを明かす。その後も何度かアースの前に現れる。 ちょっかいをかけ続けたことが母親にばれた時に仕置きの一環で、半年ほど給仕として扱われることになった。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ワンモアの開発者や六英雄曰く、クィーンの次に位置する特別なAIであるようで、コードネーム『EB』として呼称されている。種族の違うクィーンを姉と呼ぶのもその為。}} #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ある種族が他の国に対し侵攻を始めようとしている事が各国のトップに極秘に通達された為、 帰還出来る保証の無い戦地に赴く現龍王に代わって、龍の国のトップに成る事が決定しており、近日公に公開されるとの事。 また、髪を以前よりも長く伸ばし、父と同じく戦争に赴く予定のアースに必ず勝利して帰るよう涙を流す一幕も。 } &b(){&sizex(4){・龍王(龍稀)}} 龍の国で一番偉い人…のはずだが、その軽はずみ気味な言動が故に娘の龍姫に首を絞められたり、ボコボコにされて[[土下座]]したり、 素は結構コワい妻に&font(l){拷問}お仕置きされたりと、アースの前ではいまひとつ威厳がない。 一応、番外編では真面目に政務に取り組んでいる姿が見られる。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ある種族が他の国に対し侵攻を模索している事実を通達され、妻共々戦地に赴く事を決めている。 相手は強大で帰還出来る保証も無い為、前もって娘の龍姫に王位を譲ると対策も立てており、マジメに政治をしている面が見られる。 } &b(){&sizex(4){・奥方様}} 龍王の奥様で龍ちゃんの母親。名前は作中未出。綺麗な黒髪を腰まで伸ばした緑の瞳の[[大和撫子]]な美女。 その見た目とは裏腹に、ブラックドラゴン(※ドラゴンの中でも大型)を片腕で放り投げる等とんでもない逸話をいくつも持っており、間違いなく龍の国の[[裏ボス]]。 新たな龍の誕生に協力してくれたアースに謝礼もせず、迷惑ばかりかけていた龍王と龍姫にそれぞれお仕置き&font(l){(龍王に対しては拷問})をした。 火澄とにこやかに龍王へのお仕置きという名の拷問の内容を相談したりと、猫被りの怖い美人な辺りがミリーに(ry &b(){&sizex(4){・火澄}} 二が武の宿を経営する女将さん。 漆黒の髪を膝下まで伸ばした和服美人で、性格も落ち着いた物腰と、こちらも奥方様に負けず劣らずの大和撫子。小説版4巻の時点では「カスミ」と書かれており、7巻で龍城までの護衛依頼をした際に漢字名を明かしている。 &blankimg(kasumi2.jpg,width=254,height=266) ((出典:原作:椎名ほわほわ 漫画:六堂秀哉「とあるおっさんのVRMMO活動記」41話より)) 同じ和を趣とするカザミネは彼女の魅力にやられてしまっていた。 武も達者であり、薙刀の腕は一級品。アースらとの同行時に龍の国に住むレイドボスに急襲された際は、彼女のみほぼ無傷で済んだ程。 さて、ではここでそんな大和撫子な火澄様の評判を、妹である三が武の宿屋の女将から聞いてみよう。 &blankimg(kasumi.jpg,width=320,height=360) ((出典:原作:椎名ほわほわ 漫画:六堂秀哉「とあるおっさんのVRMMO活動記」42話より)) ……この世界のお淑やかロングヘア美人はみんな腹黒かつ強者である決まりでもあるのだろうか?&font(l){まあそこがまたたまらn(ry} &b(){&sizex(4){・ゴロウ}} 一が武で蕎麦屋の主人をする龍人。 かつては『無傷のゴロウ』と呼ばれる龍の国きっての暴れ者であったが、調子に乗って挑んだ『龍の儀式』に惨敗。 心が折れてからは細々と蕎麦屋をやっていたが、アースに発破をかけられたことで再び『龍の儀式』に挑む気概を取り戻す。 その後もアースと関わり続け、双竜と呼ばれる龍人から手ほどきを受け心技体を磨き、再び挑む『龍の儀式』ではアースと共に挑み見事に合格、『龍』へと昇格した。 &b(){&sizex(4){・蛇巫女}} 二が武の北の洞窟の最奥に住まう下半身が蛇で顔を包帯でぐるぐる巻きにした龍人。 かつては普通の龍人だったが、5歳頃急に歩くことができない難病になり足の感覚が戻った際に下半身が蛇になっている。巫女の家系 少なくとも二百歳以上とされており、前述の下半身が蛇になった後重度の苛めによって魔眼が覚醒しており、顔を包帯で覆っているのは封印のため。この時苛めに加担していた者は軒並み50年以内に死亡しており子孫も存在しない。この出来事は「蛇巫女の祟り」として二が岳の怪談と伝えられている。 後に黄龍の試練で『黄龍変身』を習得した際に先祖返りで[[中途半端]]に変身して解除できなくなった存在と明かされている。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 魔眼が暴走したため、龍の国で修行しているアースに手紙を送っている。 暴走した魔眼の影響で北の洞窟の生態系が変化しておりアースは奉行所の出した五人の護衛と共に攻略する。 彼女の言では嘗ての苛めに対する怒り、憎しみの感情が当事者達が居なくなった後も残って増大し右目を侵食したのが暴走の原因となっている。左右無いと効果を発揮しない物となっており、力が強く宿っている左目をアースに飲ませたことで暴走は消滅した。 その後は奉行所で監視の元寿命が尽きるまで静かに暮らすことになる。 この時本名である蒼杯をアースに教えている。 } &b(){&sizex(4){・雨龍}} 『双龍の試練』の番人の1人であり、高名な龍。人形態の時は時は長い黒髪、左目の[[泣きぼくろ]]、そして凶悪なほどに大きい胸(byアース)が特徴的な美女になる。 ゴロウと共に『双龍の試練』を突破したアースに興味を持ち、真龍の試練を突破するまでの一時的な同行者となり、アースに鍛錬を課した。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ゲヘナクロスとの戦争の終盤にて、かなりの形成不利と見たアースが一度きりしか使用出来ない彼女からの贈り物『雨龍の指輪』を使用した事で、本来の龍の姿で召喚され加勢。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){妖精側の連合軍が散々手こずったドラゴンを雷風のブレスの一撃で7匹纏めて消し飛ばし、更に強力な支援魔法を全員にかけ逆転勝利を呼び込んだ。}} #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ある種族が他の種族に対し侵攻を開始しようとしている事をアースから聞き、事態が収まるまで再び同行する事を決定。 砂龍と共に、強大な敵に対抗する為にアースに鍛錬を課している最中。 } &b(){&sizex(4){・砂龍}} 『双龍の試練』の番人の1人であり、高名な龍。人形態の時は時は口ひげをはやした壮年の男性になる。淡々とした話し方が特徴。 『双龍の試練』を突破したゴロウの慢心を諌めるために、これでもかと厳しい修業を課して、むしろ[[トラウマ]]を植え付けた。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 雨龍と同じく、ある種族の侵攻問題が収まるまでアースに同行する事を決定。 雨龍と共に、強大な敵に対抗する為にアースに鍛錬を課している最中。 } &b(){&sizex(4){・龍神の欠片}} 『龍の儀式』を担当する、龍神様の分身体。 儀式を受けるまでに龍の国の人たちと如何に関わったかで、幼女、美女、老婆のいずれかが担当者となり、試練の難易度も変わる。 幼女の姿……戦いより、龍の国の人々と関わりに重きを置いて儀式に到達した場合に彼女が担当となる。『攻撃を一定量与えれば全員が合格』であり、難易度としては一番容易。 美女の姿……戦いと人々との関わりを半々程度に経てきた場合に彼女が担当となる。『PT全員で協力し一定量のダメージを与えれば全員が合格』であり、難易度としては中くらい。 老婆の姿……戦いのみをこなし、人々との関わりをおざなりにしてきた場合に彼女が担当となる。 この姿のみ龍神の欠片は全力を以て挑戦者を迎え撃ち、且つ合格条件も『完全撃破・そして撃破しても戦闘不能者は不合格』と著しく厳しくなる。ゴロウが失敗したのもこのパターン。 なお、分身体とは言えど彼女らの意志は本体からは独立しており、書籍に非収録の番外編では3人集まってどのような挑戦者が訪れたかを話し合っていたりする。 &b(){&sizex(4){・神龍}} 『龍の儀式』における龍神様本人。 アースが儀式の場から去った後にゴロウと共に欠片の前に現れ、ゴロウ、欠片に対して『真龍の儀式』(本編でアースとゴロウが行った真の『龍の儀式』のこと)の目的等を語っている。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){八岐の弓を完成させる為、龍の鱗を欲したアースに対し黃龍と共に試練を行い、黄龍変身・覚醒に強化している。 アースの前では敢えて黄龍と仲が悪いように芝居を打っていたが、実際には真龍の試練に黄龍が乗っかるための物だったことが番外で明らかになっている。 } &b(){&sizex(4){・黄龍}} ピカピカのハ……スキンヘッドで、白いヒゲを長く伸ばした筋骨隆々のおじいさん龍人。 他国にも名前が知れ渡る程高位かつ相当の実力者であり、龍神の欠片曰く『寿命の概念がない化け物』とのこと。 アースに特殊な変身能力を授けるために登場。その際に『[[ロマン]]』や『一発逆転』等の心躍るワードを引き合いに出すなど、茶目っ気のある性格だが、 赤い鳥居を自分仕様にキンキラキンにしたり、老人らしく話が長くなりがちなのが玉にキズ。 そして彼の伝授した黄龍変身が、アースの後の冒険の大きな助けとなる。 その後エルフの里での暴走に関係する呼び出しを行い、アースに助言と軽い修行を行っている。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 八岐の弓を完成させる為、龍の鱗を欲したアースに対し真龍と共に試練を行い、黄龍変身・覚醒に強化した。また、本来の報酬である真龍の鱗に自らの鱗を合わせて強化している。 } #openclose(show=未書籍化部分の龍人達(クリックで表示)){ &b(){&sizex(4){・霜点}} アースが円花の中の世界で出会った、数百年前に龍の国に生きていた龍人の男性。 突然病に臥せった妹の為に各国から薬を集め旅に出ていたが、 帰路につく中で異様なまでの殺意と数の魔物に襲われている所を、アースによって助太刀される。 妹が待つ街までもう一息という所で、全てを仕組んだ『羽根持つ男』が現れ、攻撃が通用せずアース共々手詰まりに陥ったが、 アースに薬を届ける役目を任せ、自らは命がけの一度きりの奥義にて羽根持つ男を撤退させた。 しかし手傷を負わせた代償に返された傷は深く、妹が復調するのを見届ける事なく息絶えた。 過去の『円花』の使い手の一人であり、妹共々意識が円花の中に眠っていたようで、 後に円花が彼の命がけの奥義と同じ技を使用出来るようになっている。 &b(){&sizex(4){・皐月}} アースが円花の中の世界で出会った、数百年前に龍の国に生きていた龍人の女性。霜点の妹である。 ある日を境に突然謎の病に臥せり、兄が薬を集め届けてくれるのを信じ待つだけ、という状態に陥る。 アースが介入しなかった現実の史実では、兄が殺されただけでなく薬も奪われてしまった為、彼女もそのまま病に屈してしまう結果となったが、 円花の世界では、アースが薬を届けた事により病から復帰し、生還。当時の円花をアースに託し、兄の仇討ちを願った。 また、病に臥せる以前は槍の達人であり、 その腕前はアースの身体を半分操って動かす事で、レイドボスを一方的に倒せる程の実力。 兄同様、彼女の意識は円花の中に眠っていたようで、 後に円花が彼女の得意武器を模した槍形態への変化が可能となり、更に彼女の技『無名』も使用出来るようになった。 } &b(){&sizex(6){&color(midnightblue){【ゲヘナクロス教国】}}} プレイヤーには存在が知らされていなかったが、フェアリークィーンの戦争の通達によってその存在が明らかとなった教国。 人族(勿論プレイヤーは除く)のみで構成されており、『我らこそが神の子。他の種族は我らに従うべし』という信念を掲げる狂信集団。 各国から動物の子やタマゴを盗み、自分達の兵力になるよう調教し、特に32匹ものドラゴンという恐るべき戦力を有して妖精国へ侵略を開始した。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){死んでもしばらく後に復帰出来るプレイヤー達や、人型にて参戦したドラゴン族の奮闘に押され互角の戦いを広げる。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){最終日に、残った21匹のドラゴンを全て投入し一気呵成の決着を狙ったが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){アースが召喚した本来の姿の雨龍に戦況をひっくり返され、ドラゴンを全滅させられ敗北。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){自国に逃げ遂せた兵はブルードラゴンの監視によって自国の在り処を暴露してしまう事となり、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){子を奪われ洗脳された怒りから、ドラゴン族の全力を以てありとあらゆる全てを破壊され、一人の生き残りも無く壊滅の道を辿った。}} &b(){&sizex(6){&color(lime){【エルフの森】}}} プレイヤーに3番目に解放された他種族の国。 大体のイメージ通り、森や緑に囲まれ、聖なる大樹の加護を賜り自然と共に暮らす、といったお約束を満たしている。 『プライドが高く、他種族に対して排他的・閉鎖的』と言った負のお約束ポイントは、彼らではなくハイエルフが満たしている。 &b(){&sizex(4){・エル}} 金髪ロングが特徴の美人の女性エルフ。本名は『エルティル』だが、堅苦しいとの理由で親しい人には専ら『エル』と呼ばせている。 快活な性格だが、年齢には触れられたくないらしく、[[永遠の17歳を自称>17歳教]]している。&font(l){実際の年齢はななひゃく……うわ突然矢が} ある理由っでエルフの国へ里帰りをする途中アースと出会い、半ば押しかけの形で同行者となる。 アースと共に、様々な冒険を経験するのだが…… &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){森での大討伐の後にPTでのんびりした時間を過ごしていた所に、ハイエルフのガージャが襲来。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){『ハイエルフには手を出すな』という警告に従いそのままトドメを刺されそうになっていたアースを庇い死亡し、一度は蘇生薬によって蘇生するも、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){蘇生の効かない『浄化の槍』からアースを逃がす為にその身を呈し、遂には完全消滅してしまう。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){結果的にガージャは激怒したアースに抹殺され、ガージャのような過激派のハイエルフ一派はハイエルフの聖樹の実質死刑宣告により全滅の道を辿ったが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){彼女はアースへの遺言として、彼が作成してくれた弓の中に『ハイエルフを憎まず、復讐の感情に囚われないで』とのメッセージを残し、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){復讐の為に凶悪な武器『チグルイ』と化してしまった『願いの弓』を、彼女の魂が宿った『護魂の弓』へと変貌させた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){また、獣人連合での闘技大会の表彰式でのトラブル時、突如現れてアースの緊張を解した『手』は、明言こそされていないが、弓に魂の宿る彼女のものだと推測される。}} #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 状態が状態なだけに本人の出番は無いが、 彼女の悲劇を二度と起こさない為にも、ワンモア世界の住人達と協力して強大な敵と戦う際には、状況が悪化すると取り返しがつかなくなる前に早めに変身を解禁したりするようになる等、 同行出来なくなっても尚、アースの冒険に影響を与えている存在と言える。 } &b(){&sizex(4){・ルイ}} 身長150センチの、パっと見ロリっ娘な銀髪女性エルフ。本名は『ルーナ・フォレスティ』だが、常に愛称の『ルイ』で呼ばれており、今のところ本名で呼ばれたシーンは無し。 短弓の扱いに非常に長けている強者で、久々に里帰りしたエルフの里の魔物が想像以上に強くなっていた事を受けPTに加わるようエルが要請し、PTに加入。 アースやエルが苦戦した森のモンスターを難なく倒せるほどの腕を持つが、反面家事はからっきしでよくエルに面倒を見てもらっていた。 物語が進むにつれ、短弓より蹴り使いの側面が目立ち始め、今ではすっかりアースの蹴り技の師匠と化している。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 引き続きアースの蹴りの師匠として所々で登場。 蹴りの訓練を繰り返したアースに、エルフ流蹴術の奥義『風華蹴』と『風結蹴』を伝授し、『エルフ流蹴術・限定師範代』と認めた。 } &b(){&sizex(4){・トイ}} フードをすっぽり被ったクールな女性エルフであり、エルフの里の長老の娘。 エルフの里の開放よりかなり早くから登場しており、アースとは妖精国で出会って個人クエストのような依頼をふっかけて満足して去っていった。 種族の違うダークエルフのライナが義理の妹であるらしいが…… その後、エルフの里が開放された時期に里を訪れたアースと再会……したのだが、 かなり間が空いていた為に全く覚えていなかったアースに対しフグのように膨れに膨れまくった。&font(l){かわいい} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その正体は、六英雄の一人『ジェントルマン』が抱える研究チームが開発しているAIの片割れ。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){完成率8割頃から研究が滞った所で、『EA』と『EB』がアースに関わって豊かな自我を持った事を知り、学習の好機として送り込まれた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){唐突にアースの前に現れたのも、『紅一点』の発案で、『EA』や『EB』と同じくアースにぶつけてみて変化を図るという思惑で行われたものである。}} &b(){&sizex(4){・とらちゃん}} 迷いの霧が立ち込めるエルフの森の案内役となる、キーン族の生き物。大人しい♀の子。 元々名は無かったが、案内役としての契約の際にアースに名付けられた。 巨大なもふもふの[[ハムスター]]といった感じの外見だが、森の中でのみ一般的なハムスターと同じような小ささになれ、案内役としてひと安心な能力を持っている。 本来キーン族はあまり他者に懐かないらしいのだが、ワンモア世界の動物たらしたるアースにはこの子も例外ではなくよく懐いている。 人族の基準では分かりにくいが、エルフ族の基準(色のバランス・目の大きさ・毛の柔らかさ)ではとびきりの美人である様子。 &b(){&sizex(6){&color(chocolate){【ダークエルフの谷】}}} エルフの森と同時に、プレイヤーに開放された他種族の国。 他のRPGなどでは『ダーク』の名から邪悪な妖精として描かれる事もあるが、こちらの世界ではただ肌が褐色なだけで別段そんな面は無く友好的。 イタリアのヴェネツィアのような建物が立ち並ぶ、人工物と芸術性に重きを置いた街並みである。 男女共にスタイルが良く、また他種族がそのような目で見てくる事にも理解が有り、投げキッスをしてくる余裕のある女性も居たりする。 &b(){&sizex(4){・ライナ}} お色気溢れるダークエルフのお姉さん。&b(){ちなみにバストは102cm。}ダークエルフのエルフの長老の娘。 義理の姉であるトイ同様、ダークエルフの里の開放よりかなり早くから登場し、トイが現れた翌日にアースの前に現れた。 自らお色気ネタを連発しアースにツッコまれる等他愛もない会話をして行き、また会おうと去っていった。 その後、ダークエルフの里が開放された時期に里を訪れたアースと再会。 しばらくは長老の娘としての責務をこなしていたが、終えた後はアースの冒険に同行。 モンスターを掴んでぶん回して武器のように使用出来るようになる特殊なガントレットを用いて豪快に戦うスタイルを披露した。 それ以降お色気要素は鳴りを潜め『モンスターをぶん回して豪快に戦う人』な点が強調され、その特異な戦法はプレイヤーの掲示板で話題となり、 一時的にPTを組んだグラッドからもその戦法について質問されたりしている。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その正体は、トイと同じく六英雄の一人『ジェントルマン』が抱える研究チームが開発しているAIの片割れ。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){これまたトイと同じ理由でワンモアの世界へと学習の好機として送り込まれ、最初にアースと接触した。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){種族の違うトイを姉と呼ぶのも生みの親を同じとするAI同士だからである。}} &b(){&sizex(4){・ゼイ}} ダークエルフの長老の息子であり、ライナの兄。 異様に分厚く大きい大剣を振り回すアタッカー。 長老の息子という立場でありながら、縛られるのを嫌い気ままにモンスターを張り倒す生活を送るが、 その性格のズボラさが災いしてPTの足を引っ張ってしまう事も。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ その落ち着きのない性格を直そうとする親の意向で、 同じく戦士であり似たような性格のダークエルフの娘と勝手に縁談を組まれ結婚する事に(本人もその意図は知っていて納得している)。 また、ザウには及ばないが意外と読書家である事も明かされている。 } &b(){&sizex(4){・ザウ}} ダークエルフの長老の息子であり、ライナの兄。槍と魔法で攻めるアタッカー。 ゼイと違い落ち着きが有りしっかりした性格。 &b(){&sizex(4){・当主様}} 本名は作中未出。その名の通り、ダークエルフの里の当主である。 大きな大きな屋敷と多方面に優秀なダークエルフの[[メイド]]を何人も抱えるお方で、 あるプレイヤーの『メイドはロマン』という言葉を耳にしただけで『ダークエルフのメイド喫茶』を作ってしまった。 &b(){&sizex(4){・サーナ・シーニャ・スー}} 当主様がアースに『冒険者と組ませて実践経験を積ませたい』と託してきたメイド3人組。 忠実な使用人キャラ集団のテンプレらしく、戦闘中以外は大体セリフが→「「「了解しました」」」←こんな感じでハモる。 妙に辛辣な罵倒で挑発スキルを使うタンカーのサーナ、 弓や魔法による後ろからの支援を得意とし、小説版冒頭の人物紹介ページにてシー&b(){シ}ャと誤植されてたりするシーニャ、 [[全属性]]の魔法が使える魔法特化のスーで構成されている。 3人とも既に実力は高く、またメイドらしく料理の腕も達者。 &b(){&sizex(4){・闇食い}} 地下深くの洞窟に住む、ワームのような龍のような巨大な存在。配下にアラクネー(上半身が人で下半身が蜘蛛)を従えている。 その正体は、ダークエルフに力と加護を与えている守護者のような存在であり、その名の通り闇を食うだけでなく、闇を生み出す力も持っている。 ダークエルフの谷にて戦闘後に洞窟に落下したアースに、脱出の為に魔剣のスネークソード『惑』を渡した。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ アースの『闇への親和性』を見抜き、魔王領にて暴走の気配がある魔力溜まりを鎮静化する為の闇の宝珠を渡し、事態の収拾を依頼した。 本来なら魔族が何百何千人がかりで戦い無理やり落ち着かせる魔力の暴走を、 いとも簡単に鎮静化させる闇の力を生み出す辺り、相当な実力を有していると思われる。 また、円花の記憶の世界を巡るアースに対し、最後の記憶の世界の扉を開いた。 } &b(){&sizex(6){&color(steelblue){【ハイエルフの里】}}} エルフの森と同時に、プレイヤーに開放……されたのだが、 『プライドが高く、他種族に対して排他的・閉鎖的』と[[ファンタジー]]におけるエルフの負の面を一手に引き受けたような存在であり、 アース含め、作中でプレイヤーが訪れたという話は出ておらず、現状『ゲームシステム上として開放されている』だけに留まる。 エルフやダークエルフとは比べ物にならない強力な力を有している。 とはいえ、ルイが『ハイエルフに稽古を付けてもらった過去がある』と述べている辺り、少数ながらエルフやダークエルフと交流のある存在も居るようだ。 &b(){&sizex(4){・ガージャ}} プラチナブロンドの髪を持つ女性ハイエルフ。 ハイエルフの中でも最も過激派かつ実力者であり、『他種族と関わるような者は積極的に打って出て皆殺しにすべし』という思想を抱いている。 勿論いくらハイエルフ達とは言えどこんな輩を放っておくわけではなく、特殊な技術で彼女の力を封印し監視していたが、その枷から逃れた彼女と、森を散歩していたアース達は遭遇してしまう。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){偶然遭遇しただけのアース達を殺そうとし、アースを庇ったエルを蘇生の効かぬ『浄化の槍』で殺害。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){旅を共にしてきた友を奪われ激怒し黄龍変身したアースと戦い、互角の勝負を繰り広げるが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){黄龍変身の力+復讐の為に凶悪な性能を得た弓・チグルイの力に奥の手の障壁を破られ敗北、『完全に消滅するまで殴り殺される』という、凄惨だが自業自得の最期を迎えた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){また、この行為にはハイエルフの聖樹も激怒し、ハイエルフ全体に『問題を解決出来ねば加護を与えぬ』(=病気や食糧難に陥り、遠くない内に死を迎える)と最後通告を出した事で、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ハイエルフの全体の1割ほど居た、彼女と思想を同一とする過激派は他の全てを敵に回し、止む無く斬首刑を受け入れ((たとえ抵抗して勝利しても加護が無ければ遠くない内に死ぬ為))全滅の一途を辿った。また彼女を里から出した門番も同様に斬首刑を執行されている。}} &b(){&sizex(4){・ハイエルフの長老}} その名の通り、ハイエルフ族の長老。 ハイエルフの中では穏健な方だと思われるが、ガージャを監視下から逃してしまったり、 ガージャの被害に遭ったアース達に、『謝るからハイエルフの里に来てくれ』(←要約。普通はハイエルフ側が謝りに訪れるのがスジである)と手紙を寄越すなど、 取り返しのつかない失態をするわ、ハイエルフ故の傲慢さが根底に見えるわとイマイチ良い所が無く、アース達は彼の申請を断り、ハイエルフとは実質断絶中。 &b(){&sizex(6){&color(cyan){【人魚の里】}}} あるアップデートを境に、プレイヤーに無告知で開放されていた他種族の国。 文字通り人魚の住まう場所であり、全員女性。 また、全員力が強く、無礼な行為を働いた者をパンチで文字通り星になるまで吹っ飛ばす事が可能なので、可憐だからといってやらしい事をしてはイケナイ。 &b(){&sizex(4){・ロリ人魚}} あんまりな項名だが、本名が作中未出なので便宜上作中での呼称を引用させていただく。 金髪のセミロングにマリンブルーの鱗を持つロリ人魚。 釣りに初挑戦したアースが1時間もかけて釣った初釣果がなんと彼女。 それにより、人魚という種族の存在がプレイヤー達に明らかになった。 また末っ子であり、姉の1人に青髪巨乳であらあらうふふ系の20代程のお姉さんが居るのだが、 暴走したおバカプレイヤーに不意に抱き着かれた((なお、暴走したおバカはパンチで文字通り星になり、その後名前を晒された上にPvPを吹っ掛けられまくるという目に遭っている))事が原因で二度と人間の前には姿を現さないとお怒りの様子。 &b(){&sizex(4){・人魚さん}} こちらもあんまりな項名だが、本名が作中未出なので便宜上作中での呼称を引用させていただく。 緑髪のショートヘアにマリンブルーの鱗を持つ、一人称が「ボク」の人魚。 上述のロリ人魚やお姉さんの人魚は妹になる。 彼女がサーズに現れた理由は、目印になる真珠を川底に埋め込むためだったが、アースに対してスパルタ式の泳ぎの訓練を積ませている((この時のアースは水泳を習得していなかったが、川の中に投げ込まれた際に習得して一日で水泳→上級水泳→人魚泳法まで習得している))。 人魚の町が赤鯨により危機に陥った際に久々に登場しており、アースの事を覚えていたため彼がクエストに参加する切っ掛けになっている。 &b(){&sizex(4){・アリーン}} 人魚族の戦士の長である人魚。 金髪のロングヘアーで、胸とお腹にさらしを巻き、男勝りな口調で話す『姉御』的な存在。 サハギン族を襲う鮫達のボスと戦闘中にアースに遭遇、そのまま鮫のボスを撃破し鮫の殲滅作戦の成功に大きな貢献を果たした。 人魚の町が赤鯨により危機に陥った際にも戦ったが、自慢のトライデントも異様な強化を遂げている赤鯨の皮膚には通用せず敗北してしまう。 だが、アースの発見した武器の融合法により槍が生まれ変わり、彼女の長年の愛用の情が反映された、著しく強力な槍へと進化。 赤鯨の皮膚も貫けるようになり、討伐作戦でも他の人魚の戦士を率い活躍を果たした。 &b(){&sizex(4){・ニテララ}} 鍛冶屋の人魚。 アースがアリーンに水中でも使える弓を作れる人物として紹介されるも、彼の鍛冶の経験を理由に蒼海鋼の扱いのみを教えている。その後アースが見つけた蒼海鋼の新たな特性を見て認識を変えている。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ その後八俣の弓を完成させるために蒼海鋼を求めて来たアースにその発掘現場に案内している。 } &b(){&sizex(6){&color(brown){【獣人連合】}}} プレイヤーに4番目に開放された他種族の国。 その名の通り、人と獣半々の見た目である『獣人』達で構成される。 基本的に肉体派が多いが、南町だけは戦闘が得意でないのんびり屋が集まっている。 ドラゴン族程ではないが大食らいが多い。 また、女性は&b(){胸が非常におっきい人}多数。&font(l){&sizex(2){ゴクリ……}} &b(){&sizex(4){・カリーネ}} 狐の獣人女性。北町にて秘密裏に仕事をこなす隠蔽兵の兵長を務める。 美人なのだが、いわゆる裏の仕事をこなす役とあってか、『触れただけで猛毒に犯され死に至る美しい花(byアース)』のようなキケンな香りを放つお姉様。 義賊としていち早く議員・ラウガの悪しき企みを知り情報を流したアースに手紙を送り、協力を要請。共にラウガ討伐の為に戦った その後も獣人連合での闘技大会の警備等でアースに依頼を要請して来たりと、義賊頭としてちょくちょく関わる事が多い。 また、そのシリアスでキケンな雰囲気とは裏腹に、彼女も獣人達のご多分に漏れず大食らいであり、 義賊としての仕事をアースに依頼をした後に、かつて彼が販売し獣人連合のカレーブームの火付け役となったカレーを指し&color(hotpink){『カレーが食べたいの!!』}と妙にかわいい声で絶叫。 アースは義賊として活動する時は素顔を隠しているため、本人が目の前に居るとも知らずに『あのカレーが食べたいからアースを探して』とおマヌケな依頼をしてしまう事となった。 確かにカレーという食べ物が美味である事は、概ね確かな事実であると同意を得られるものであるとは思うが、 &blankimg(カリーネ.jpg,width=260,height=390) ((出典:作者:椎名ほわほわ イラスト:ヤマーダ「とあるおっさんのVRMMO活動記」13巻より)) ↑これが &blankimg(curryネ.jpg,width=230,height=380) ((出典:作者:椎名ほわほわ イラスト:ヤマーダ「とあるおっさんのVRMMO活動記」15巻より)) ↑こうなってしまう程のカレー大好き大食い魔人であるという事実は、裏社会の人間である隠蔽兵のトップとして部下に知られてはいけないであろう。 &font(l){&sizex(2){あれ、ひょっとして『カリー』ネって『curry』ネ(ry}} &b(){&sizex(4){・ラウガ}} 獣人連合の議会にて議員を務める老齢の狐の獣人男性。 過去に[[ペスト]]さながらの流行り病『血華病』に妻と娘がかかったが、 その時に薬の詐欺に遭い、効かぬ薬では助からず妻と娘を失ってしまう。 その詐欺師達が未だ大手を振って暮らしている街の現状を激しく怨み、遂にはそんな街をまるごと壊滅させる為の計画を立て、実行しようとしてしまう。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その計画を知り、カリーネ達と協力して計画を阻止するべく動いたアース達と対立。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){自ら作った薬物を飲み、異形の化物となってアース達を異様なまでのパワーで追い詰めたが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){『サクリファイス・ボウ』によって頭を半分消し飛ばされた事で形成を逆転され、そのまま死亡した。}} &b(){&sizex(4){・ケティ}} 獣人連合の北町にて占い師をしている狐の獣人女性。 占いの腕にも優れ、更にちょっとした図書館のような数の書物を有しており非常に博識。 魔剣に関してアースやツヴァイにアドバイスを贈った。 同じように彼女の世話になっている人も、ワンモア世界の人・プレイヤー問わず多いようだ。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ アースがしばらく北町を訪れないでいる間に、なんと死亡してしまっている事が判明。 占いを受けた相手が突如発狂し彼女を刺すという理不尽な殺され方で、28という早すぎる死を迎える事となった。 後に犯人の犯行動機が一部のバカなプレイヤー&ワンモア世界の人物のグループの行動が発端と分かり、当然そのプレイヤーが総叩きになったのは言うまでもない。 様々なアドバイスを贈ってきた彼女の死を悼む者は多く、彼女の家を図書館として存続させる為に数十万単位の寄付金を渡す者も少なくない様子。 } &b(){&sizex(6){&color(purple){【魔王領】}}} プレイヤーに5番目に開放された他種族の国。北方に位置し、非常に寒冷。 魔族の人々で構成され、その名の通り魔王が治めている。 『魔』と名の付くだけあって、ファンタジーやRPGでは[[世界征服]]を企む悪の集団扱いされる事も珍しくないが、 『ワンモア』の世界ではあくまで『そういうカテゴリの1つの種族』なだけで、別段悪役というワケではない。 『魔』の名の通り最も魔術に長けた種族であり、ゲヘナクロスとの戦争時にも援軍として駆けつけ強力な支援魔法を行使して支援した。 肌が青白く、男女共に美形が多い。 &b(){&sizex(4){・シュナン}} ゲヘナクロスの義勇兵として、前線に行く馬車に乗ったアースとは別に同乗したNPCの義勇兵の一人((他にも龍人のカグツチ、兎獣人のララナも同乗している))。 この時の会話で、アースが「魔王様と会ってみたい」と顔に出した事に「会いたいのなら、きちんと礼儀を守ること」を指摘している。 その後闇食いの依頼で魔王城にやって来たアースと、久々に相対。 アースが名乗ったことで、馬車内での会話を思い出しその時の同乗者の種族を質問し答えられたことで、謁見の試練を受けれるように取り繕って貰っている。 &b(){&sizex(4){・エミュー}} 弓も射れる特殊な竪琴・ハープボウを用いて『魔曲』を操る、魔族の女性。 その効果は『敵に同士討ちを発生させる』という非常に強力な効果であり、 たとえ敵の集団が現れても、残り1匹になるまでは全く労せず敵を減らす事が出来る。 ただ勿論万能の能力ではなく、物質である[[ゴーレム]]系統や死している[[アンデッド]]系統には効果が無く、また、奏でる行為自体も戦闘となんら変わりない程に体力・満腹度を共に大きく消費する。 妖精国のミミック3姉妹のダンジョンにてアースと遭遇し、ダンジョン攻略の供となった。 10Fにて遭遇したククの可愛らしさに密かに悶えており、『ミミック族がこんな可愛い子ばかりならお持ち帰りしたい』と考えてしまう等アレな一面も。 &b(){&sizex(4){・魔王}} 魔王領を治める女王。 赤い髪に黒を基調としたバトルドレスを着用した女性の魔王……という事で、容姿は未だ描かれていないが、大体は[[この人>魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」]]をイメージすると良いのかもしれない。 [[ラスボス]]の定番と言える魔王だが、魔族が悪役でなければ当然彼女も悪人ではなく、 むしろ書籍化済みの部分では『作業着を着て、小鳥達の為に巣箱を作る為の木工作業に精を出している』という大変微笑ましい一面が暴露されている。 普段は魔王らしく威厳のある口調で話し、多くの人に姿を見せる際は女性と分からぬようイカニモなフルフェイスの鎧姿になった上ぐぐもった声で話す等、立場を心得ているが、 最初のセリフが滑って転んでの&color(hotpink){「おはな打った、痛い……」}だったり、直後に鼻にティッシュを詰めたままアースと会話しせっかくの美人が台無しになっていたりと、 日頃の態度とは裏腹に、素はやや残念系美人といったお姉様である。 自国に迫る魔力の暴走を回避する為に、暴走を始めていた魔力の塊に対しアースと守護者と共に戦闘。 だが、魔力の塊であるが故に手応えの有るダメージを与えられず、見せた技を全てより高度なモノとして返されるという相手の悪さにより、遂に戦闘不能に。 自国の民に危機が迫るところであったが…… &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){アースに対し『化物と化す覚悟はあるか』と問い、甚大な被害を防がんが為即答したアースに自らの魔力を注入。擬似的に『魔王継承の儀』を行った。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){結果的にアースは新たな変身『偶像の魔王』を開花し、暴走魔力は彼の一撃によって霧散し、魔王領を守り切る事に成功した。}} その後も何かとアースと顔を合わせる機会が多く、アースが度々&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){『裏魔王』として}}魔王領を密かに救う事を繰り返している事により、 いつの間にか彼への口調が『アース様』と丁寧口調に変化し、『自分が嫁になっても良いから魔王領に定住してほしい』と宣言するまでになった。&font(l){頑張れフェアリークィーン} フェアリークィーンとの話し合いの際に現れたアースに対し、フェアリークィーンに対する意趣返しも兼ねて右手の薬指に「技能の指輪」を二度と外れない呪いを付加して嵌めている。 また、自身の『目』となる隠密部隊を有しており、アースが義賊として活動している事を主要人物の中で唯一知る者でもある。 &b(){&sizex(4){・マドリア}} 魔王の配下である四天王の一人で、エキドナ(下半身が蛇、上半身が羽根のある人間)の女性。 四天王の中で最も魔王に忠誠が厚い……というか、魔王の素晴らしさを語りながら頬が少し赤くなる等百合っ気もある程。 そんな素晴らしい魔王様を貶す言葉を吐こうものなら即座に殺しにかかる過激派。 とはいえ、そんな言葉を言わなければ普通に話し合いはしてくれる。 アースに対し謁見の為の面接を行った際には、『異形の姿をしている者でも受け入れるかどうか』を見定めていた。 &b(){&sizex(4){・ヘテラ}} 魔王の配下である四天王の一人で、[[サキュバス]]族のクィーンである女性。魔族の主要人物達の中では唯一、ゲヘナクロス戦後の各国首脳クラスの会談にて先んじて登場している。 『サキュバス』と言えば、ここに来ているアニヲタ民諸賢も知っての通り&color(hotpink){『アレな意味で』}非常に有名且つ『お世話になる』事も多いだろうが、 ここでその女王たる彼女の弁を聞こう。 『人族ではサキュバスと言うと大胆な姿で男性にぐいぐいと迫るイメージが強いようですが、私達はそんな事は致しません。 その様な形で迫るのは心に決めた伴侶だけであり、それ以外の男性の前ではご覧の様に肌を一切晒さないようにしております』 この事実を後で知ったプレイヤー達は&ruby(おおいなるきぼう){幻想}を木っ端みじんに砕いた運営に対し血涙を流しながら呪いの声をあげたとか。 とはいえ誘惑の能力は持っており、男性に通用するのは勿論女性にも効いてしまう強力さである。 アースに対し謁見の為の面接を行った際には、こっそり微弱な誘惑魔法を使用し、『色欲に簡単に流される薄弱な者でないか』を見定めていた。 &b(){&sizex(4){・デス}} 魔王の配下である四天王の一人で、死神を務める女性。 『死神』と言っても、髑髏の顔に黒いローブで鎌を持ち[[命を刈り奪り>護廷十三隊副隊長]]に来るようなタイプではなく、 死した命が正しく女神の下に導かれるよう手助けし、逆にまだ死ぬべきではない命に対しては治療も行えるという異色の死神である。 実際にアースが魔王領でのある戦いの後にぶっ倒れた際には、『はい、あーん』付きの付きっきりの看護をしてくれた。&font(l){そこを代われ} また、趣味で紅茶を嗜む一面も。 アースに対し謁見の為の面接を行った際には、『闇を一方的な悪として見ていないか』を見定めていた。 &b(){&sizex(4){・リビングアーマー}} 魔王の配下である四天王の一人で、魔王城内のメイド達を束ねるメイド長も兼任する女性の『生きる鎧』(さま〇う〇ろいを想像して頂ければ良い)。 四天王達の中では、見た目のインパクトさえあれど中身は一番クセが無いと言える総括役。 アースに対し謁見の為の面接を行った際には、他の四天王が面接を行っている間にアースの情報を集め、他の四天王からの報告を聞いて最終判断を下す役割を担った。 仕事に対して厳しく、その厳しさには部下のメイド(ちなみにメイド達も『リビングメイド』、生きるメイド服である)達も震え上がるほど。 とはいえ、アースの面接の結果発表の際にはどこのバラエティーだと言わんばかりにタメ&ドラムロール隊を用いてくる茶目っ気も有ったりする。 &b(){&sizex(4){・初代の魔王}} 歴代の魔王の魔力の中に眠り、魔王継承の儀が行われた際、後継者が本当に魔王として相応しいかどうかを見極めている。 姉と弟が居たらしいが、弟は典型的な『悪の魔王』的思想を持つ危険人物である。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){当代の魔王の賭けによって魔王の魔力を流し込まれたアースの意識の中に登場。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){『魔族であれば魔王になれた』とアースを評価し、暴走魔力を止める為、各々の魔王が必殺技とする『デモンズ・ジャッジ』を伝授した。}} #openclose(show=その他、未書籍化部分の国や人々(クリックで表示)){ &b(){&sizex(4){・過去の魔王}} 本名は作中未出なので、便宜上このような表記とする。 その名の通り数百年前に王座に就いていた数代前の魔王なのであるが、 何故か魔王の身でありながらある期を境に地底世界へと赴き、そのまま行方不明となっていた。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){彼が魔王の座に就けたのは、『ある種族』から貰った腕輪の力によるものであったが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その『ある種族』の狙いは、腕輪に宿った洗脳の力で魔王を自らの傀儡とし、他種族の国に攻撃させそれを見て楽しむ事だった。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){継承の儀の際にそれを見抜いていた初代魔王に叱責され、洗脳に抵抗する『デモンズ・ジャッジ』を伝授され、後継となる魔王を育てていたが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){それでもじきに正気を保てなくなると察した彼は、捨て身で単身(部下を連れて行っても洗脳されるだけなので)『ある種族』の元へ攻め入り半壊させるも、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){敵の長には何も通じぬ完敗を喫し、嬲られ大穴へと捨てられた。つまり、地底世界には『行った』というより『落ちていった』というのが真相。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){死の直前、最後の意地で自らの身を『洗脳に対抗出来る金属』へと変え、更に敵種族がもう一度侵攻を開始する際に上記の内容を記した手紙が見つかるよう仕掛けを施し、息絶えた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その後、地底世界の果てにてその身をアースに発見され、魂の状態で彼と対話し、動かぬ身体ではあるが魔王領へと帰還。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){彼の働きにより、現在地上ではある種族の侵略に対抗する為の準備が進んでいる。}} &b(){&sizex(6){&color(darkgreen){【ドワーフの街】}}} プレイヤーに地底世界と共に6番目に開放された他種族の国。全体的に寒冷な気候(魔王領と違い当然雪は無いが)。 『背が小さくてひげもじゃで鍛冶が得意で酒が大好き』という、珍しくお約束のカタマリのようなドワーフ族達で構成されている。 アイアン・ミスリル・オリハルコンの名を冠する三大都が三角形のような配置で存在しており、周囲に小さな村や町も点在している。 昔は現在の三大都の中心に位置する場所に王都も存在していたが、ある原因で滅びている。 &b(){&sizex(4){・クラネス}} オリハルコンの街の裏手に店を構える女性ドワーフ。 アースのドラゴンスケイルメイルを造った伝説の名工の子孫であり、ムチャな事が大好きでマッドサイエンティスト的一面も持つ。 『最強鍛冶屋』を自称しており、他のドワーフ達が断ったドラゴンスケイルの修理や新弓の制作を『必ず作れる』と断言する等、腕は確か。 アースの鍛冶の腕を短期間で限界まで引き上げ、ドワーフ達の秘伝である『素材のなりたい武器を聞ける能力』を伝授した。 &b(){&sizex(6){&color(darkslateblue){【有翼人族】}}} 殆どのプレイヤーには存在を知らされていない、天空に住まう種族。 見た目はまさに『天使』と言うべき一族だが、その内面はこの世界でも&bold(){とびっきりの悪魔}である。 賭け事を好むようで、よく賭場を開いている様子がうかがえるが、その対象はなんと他種族の命。 他種族の一部になんらかのトラブルを引き起こし、対象となる種族が生き残れるかどうか、を日々賭け合っているという救いようのない種族である。 霜点・皐月兄妹を弄んで殺したのも、数代前の魔王を洗脳しようとして失敗したら嬲り殺したのも、ドワーフの王都を滅ぼしたのも全てコイツらの仕業である。 当然、稀にその企みを見抜かれ抵抗される事もあるが、そんな相手を見えないバリアと見えない攻撃で軽くあしらう強さを持つ上、『肉体が全盛期から衰えず老衰もしない』という特性を持つ。 作中で判明しているだけでも、龍人族・エルフ族・ドラゴン族・魔族・ドワーフ族に手を出している事が分かっており、特にドラゴン族とは激しく争った過去を持つ。 強靭なドラゴン族には、科学力で造り出した『マシーン』と呼ばれる強靭な戦闘兵器を用いて戦った。 流石にドラゴン族&龍の姿をとった龍人族の連合軍には分が悪く、更には彼らの中にも良識を持った一派が居てドラゴン達に寝返った事により敗北を喫したが、 現在は地底のドワーフ族相手に『命を収穫する者』なる低質なマネキン兵士((とはいえ、このマネキン達によりドワーフの王都は滅ぼされている。が、当時の賢王の政策によりドワーフ達が三大都を作り各地に散っていた為、ドワーフの全滅は回避している))を送り込み戦闘データを集め、いずれ来る再度の侵略の際に『本命』を送り込む画策をしている。 現在は、数代前の魔王が最期に遺した手紙が発見された事により、再びヤツらが魔王領始め地上に侵攻を開始する事が判明((手紙自体がそのようなタイミングにしか見つからないよう仕掛けが施してあった為))し、 現在は地上の全種族が結集し、彼らに対抗する手段を構じている最中であり、『最後に倒すべき敵』のような雰囲気を漂わせている。 &b(){&sizex(4){・羽根持つ男}} 固有名は作中未出なので、作中の呼称をそのまま項名とする。 アースが円花の中の世界にて出会った有翼人であり、霜点・皐月兄妹の悲劇を引き起こした人物である。 アースと、剣の達人である霜点を軽くあしらう実力を有しており、遂にはアースは彼にひと傷も付ける事が出来なかった。 有翼人らしく傲慢な態度を持つが、予想以上に粘るアースと霜点に対し評価を改める等、100%の油断はしない抜け目の無さも持ち併せる。 アースに薬を届ける役割を任せ、文字通り命を賭けて放った霜点の防御無視の必殺奥義にはダメージを受け、仕返しに彼を死の一歩手前まで痛めつけた後に撤退した。 上記の通り、有翼人は老衰では死なない特性を持つ為、 この悲劇から幾年も経った今でも生存しているであろう事が推測されており、アースが円花の無念を晴らす為、討伐目標としている人物である。 } 追記・修正はワンモアプレイヤー達のように女性NPC達にがっつきながらお願い致します。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ここまで作りこまれていてびっくりした -- 名無しさん (2018-03-23 23:32:30) - 完全に同意。感心した。作った人ありがとう。 -- 名無しさん (2018-03-24 08:43:10) - エルフの森に『とらちゃん』の項目がない -- 名無しさん (2018-03-24 09:40:49) - ↑ほんとだ、とらちゃん忘れてました……加筆しておきました! -- 名無しさん (2018-03-24 12:31:27) - ここまで説明していると関係者の宣伝目的と疑いたくなるな とりあえずネタバレし過ぎると逆に読む気なくすから削ったほうがいいのでは -- 名無しさん (2018-03-24 13:27:10) - ↑実は近々アニメ化とかするのでその宣伝でした!……ってなら個人的にはそっちの方が嬉しいですが……(笑) あと、確かに『既に知ってる人向け』である事は傾向として否めませんが、一応核心部分は任意でないと見れないようにしてあるので、とりあえずはこのままで良いかなあと…… -- 名無しさん (2018-03-25 21:34:31) - ネタばれ注意とありますし、個人的にはこれくらいでも悪くはないです。 -- 名無しさん (2018-03-25 21:56:58) - これ書いた人マジ感謝。 -- 名無しさん (2020-02-24 10:44:58) - もう既にいくつかの情報書籍化されてるけど、直さなくていいのかな......,......,..自分はできないから無理だけど。 -- 名無しさん (2020-02-24 10:49:46) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2018/03/23 Fri 22:34:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 30 分で読めます(未書籍化部分を含めると 50 分) ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(hotpink){&sizex(5){私は道具なんかじゃない!}}} #center(){&color(hotpink){&sizex(5){貴方にとってこの世界は&ruby(あそび){幻影}なのかも知れないけれど}}} #center(){&color(hotpink){&sizex(5){私にとっては&ruby(しんじつ){現実}なのよ!}}} ワンモア世界の国と人々とは、なろう系小説『[[とあるおっさんのVRMMO活動記]]』の舞台となる[[ゲーム]]、 『ワンモア・フリーライフ・オンライン』に登場する国と、それを形成しているNPC達である。 &sizex(3){※当項目に使用されている画像の著作権につきましてはこちら→((当項目にて使用されている画像は、著作権侵害及び販売妨害を目的としたものではなく、よりキャラクターの魅力をダイレクトに伝えるための限定的な使用である事をここに明記致します。))を御覧ください} 便宜上『NPC』となるが、上記の作品のリンク先を見ていただければ分かる通り、 主要人物から通りすがりのモブに至るまで一人ひとりが、現実の人間と何ら遜色の無いレベルの自我(AI)を持っている。 とはいえ、ゲームサービス開始当初はそこまでのレベルではなく、プレイヤー達から一般的なゲームのNPCとして扱われてしまう事も多々有ったが、 現在は上記の通り現実の人間レベルの自我を持つようになった事が周知され、『単なるNPCのようにぞんざいな扱いはせず、リアルの人間同様接するべし』がプレイヤー達の了解となっている。 リアルが社会人な故、がっつりプレイ出来ずに他プレイヤーと深く関わるプレイを避けソロプレイを基本とする主人公・アースにとって、 冒険を盛り立ててくれる欠かせない人物達である。 #center(){&color(red){&sizex(5){【※以下、ネタバレを含みます。】}}} #center(){&color(red){&sizex(5){未書籍化の箇所は折りたたみ形式で記載(クリックにて表示されます)し、重要なネタバレ部分と思われる箇所については書籍化済みであっても反転形式で記載(ドラッグにて表示されます)しておりますので、}}} #center(){&color(red){&sizex(5){該当部分は自己責任にて閲覧をお願い致します。}}} &b(){&sizex(6){&color(pink){【妖精国】}}} プレイヤーに最初に解放された他種族の国。 妖精族で構成され、基本的に平和かつ他種族への偏見も薄いが、 数百年前、21代目の妖精王が多種族へ戦争を仕掛けた歴史も有り、特に龍族とは未だにわだかまりが少々ながら残っている様子。 &b(){&sizex(4){・フェアリークィーン}} その名の通り、妖精国の女王。狐耳が特徴のドレスを着た美女。&b(){ちなみに巨乳(バスト96cm)}。 元々はトッププレイヤー・グラッドの契約妖精であった闇の狐妖精であったが、その目的は単に力の強い彼と戦闘経験を積み、『強い妖精王』と成る為に同伴していたに過ぎず、 女王へと進化を遂げた直後に彼から離反(尤もこれはこの頃グラッドが荒れていた事が原因)。項目冒頭のセリフは、その時言い放った彼女のセリフである。 傍で彼の戦闘パターンを観察し己の知識としていた事もあり、怒るグラッドに対し完封勝ちを収める。 その直後アースへの報奨授与の建前として彼とも戦うが、当時どマイナーであった弓と未知のアイテム(強化オイル)の等の組み合わせ戦法には対応出来ず、逆にほぼ完封負けを喫する事に。 その後彼に報酬として指輪を授与したのだが、何故か強引に『左手の薬指』に嵌めただけでなく二度と外れない呪いも付与して授与し、 更にその指輪をテレポートポイントとして、女王でありながら政務をほっぽり出して度々アースの元に遊びに来る等、女王としてかなり困ったちゃんな振る舞いをし始める。 その後グリーンドラゴンの長老の暴走を発端としたトラブルを経て一度アースと距離を置く事となり、一応は女王としての落ち着きを得て、 ゲヘナクロス皇国との戦争時には各種族の義勇軍を纏め上げ、自らも高度な支援魔法で場を支援する等、女王の威厳を見せ始めているが、 登場の際にはほぼ必ずアースへの深い深い愛を表す事を躊躇しないくらいにはアースにべた惚れしているキャラとして描かれている。 が、そのつもりの無いアースにはその色ボケおバカな振る舞いからぞんざいに扱われる事も多く(ハリセンで突っ込みを入れられるのはしょっちゅう)、 更に作者曰く『ラブコメなんかにはなりません』との事であり、彼女の想いが報われるセンは薄そうである。合掌。 妖精族を誘拐し売り飛ばす外道共の検挙に全力を挙げ、アースのトドメにより遂にその一団を壊滅させる等、女王としての任務をしっかり果たす一方で、 魔王城内での魔王との会談にて、政治的意図(?)でアースを狙っている魔王に対し勢いで『アース様は私の伴侶』と勝手にとんでもない啖呵を切っている所を本人に目撃されただけでなく、 実はアースに同行させているアクアを通じて、密かにアースの行動をプライベートな部分まで詳らかに報告させていた事が発言からうっかり露見してしまい、 アースからハリセンや関節技(ダメージは0)でお仕置きを受ける等、相変わらずの色ボケおバカっぷりを見せている。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ワンモアの開発者や六英雄曰く、彼女はワンモア世界の人々のリーダー的存在に位置するAIであるようで、コードネーム『EA』として呼称されている。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){現に、彼女が女王へと進化を遂げたのを契機として、それまでただの『NPC』でしかなかったワンモア世界の人々が高度な意志を持ち始めている。}} &b(){&sizex(4){・フェアリークィーンの分身体}} フェアリークィーンがアースに贈った指輪から生まれた彼女の分身体。 常にアースの左薬指にある指輪として、彼があまりに多くの不幸や困難に陥っているのを見てきた結果、 彼を守らんが為に指輪が変質してしまって生まれた存在。 姿かたちは本人と同じだが、本体からは独立した自我を持っており、普段は指輪からシルエットがボウっと湧き立つ事でアースと会話が出来る。 また、本人もしくはアースの意志で実体化する事も出来、その実力は[[ダンジョン]]のボスを文字通り一人で張り倒してしまう程強力だが、 実体化してしまうと次に実体化出来るまで二週間の時間を要するデメリットが有る。 外見は白髪でティアラを被っていないフェアリークィーン((第12巻でのミリー談))だが、挿絵等では初登場時の第2巻を除いて、王冠を被っている物で描かれている。 本人と同じくアースに猛烈に惚れており、本人と対面した時はアースの冒険に付きっきりである事を本人に自慢し煽る等、本人に似て困ったちゃん。 『シルエット』が語源の『ルエット』という名前を付けられている。 そしてそれがきっかけとなったのか、遂に本体とは完全に別の存在へと進化し、姿も鎧を纏った魔法剣士のようないでたちへと変貌している。 ここまでの存在へと進化するのは指輪を渡したクィーンも完全に想定外だったようで、アースに害をなす存在とはならなかった事に胸をなでおろしている。 また、魔力のコントロールの技術がアースより遥かに上であるということで、 魔剣・円花の操作や、アースが『偶像の魔王』変身の[[必殺技]]として身に着けた『デモンズ・ジャッジ』の魔力集積を担当したりと、活躍の場が増えつつある。 特に、『デモンズ・ジャッジ』は彼女の魔力操作が無いと完全な力を発揮出来ない。 &b(){&sizex(4){・ピカーシャ(アクア)}} 妖精国のシンボルたる神鳥。『チョ◯ボを大型化した感じ(byアース)』((小説版の挿絵や漫画版では『デカいひよこ』といった外見))の容姿で、とってももっふもふの青い毛玉。 性別は♀であり、高い知能を持つ。が、『ぴゅい~』としか喋れない(鳴けない)。ぴゅい~。 妖精国がプレイヤーに解放された際にアースを妖精城に連れる為登場して以来、彼を気に入り同行する事に。 本来妖精を連れて歩くには契約が必要で、アースは妖精国のある事情から契約は結べなくなっているが、彼女の場合、家出中で同行しているというスタイルなので問題無い……らしい((なろう掲載時は死亡扱いで同行していた))。 そんな事情で、ブルーカラー等他のプレイヤー達やワンモア世界の人々には『同行している妖精』とだけ伝えており正体は明かしていない。 その愛らしい見た目とは裏腹に、一般プレイヤーなど歯牙にもかけない程の高い実力を有しており、 突進するだけでフィールドに跋扈しているようなザコモンスターはたとえ集団でも蹴散らせ、仮に生き残っても高度な氷魔法でトドメを刺せる恐怖の青い毛玉なのである。 もちろん大きな鳥だけあって[[飛行能力]]もバッチリで、移動手段としても貢献出来るし、水魔法で回復もこなせる万能のデカひよこ。アースの冒険に多大な貢献を果たしている。 更に身体の大きさを変える事も可能で、普段は手のひらサイズ程のひよこ程の大きさになってアースの頭の上に鎮座している事が多い。 なお、とても食いしん坊(嬢?)でありよくアースの手料理や街に並ぶ料理を大喰らいしているシーンも。 ある戦いを契機に重い後遺症が残る程の重症を負ってしまい、アースとの同行を辞める事となるが、 アースがエルフの聖樹に頼んだことにより自然治癒力を取り戻し、獣人連合編で復帰。と同時に、それまで明かしていなかった自らの名前(アクア)を明かした((『ピカーシャ』とはあくまで9匹居る妖精国の神鳥達の総称である))。 また復帰前に猛トレーニングを積んだ事により、更に実力が上昇している。 魔王領でのとある戦いでは、氷で出来た4本の腕を動かし敵をねじ切る等の更なる魔法の上達っぷりを披露。鳥頭とは無縁のひよこである。 ただ、実は密かにフェアリークィーンにアースの行動を詳らかに報告していた事がクィーンのうっかりから露見してしまい、クィーン共々アースからお仕置きを受ける事となった。 また、突然の猛吹雪によりアース以外のブルーカラーの同行者が窮地に立たされた事で止む無く正体を明かし、ブルーカラーのメンバーにはその存在を知られる事となった(アースとの付き合いが深いメンツなので問題は無い)。 &b(){&sizex(4){・ゼタン}} 妖精国に住む熊の放浪妖精((妖精の冒険者のようなもの))で、戦う時になると体毛という体毛が逆立ち一回り大きく見える程の事から『荒髪のゼタン』という異名を持ち、妖精族の中では高名な戦士として名が知れ渡っている。 聡明かつ落ち着いた性格で、南の砦町での騒動以来アースとは良好な関係を築き、その後も幾度かアースは彼のもとを訪ねることになる。 また、アースの半ば仕返しのようなとりなしがきっかけで貴族の娘であるミーナとの付き合いが深くなり、後に婿入りのような形で結婚している。 ゲヘナクロスとの戦争にも参加し、決死隊として戦地に赴き、敵兵士を1473人も葬る((これでも最終日のみのカウントなので、戦争全体では更に加算されると予想される))という大活躍を為すも、 瀕死の他の仲間の救命を優先させた結果片目を失い、全身にも二度と戦場に出られなくなる程の重傷を負い、戦場からは引退を余儀なくされた。 現在はその経験を活かし、戦争終結後に頂いた報酬を元手に、一人前の放浪妖精を育成する為の学校を開設。校長として後進の指導にまい進する日々を送っている。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 本人が校長として多忙である事をアースも把握しており、また冒険の舞台が広がっている事も有り本人の出番は少ないのだが、 アースが暴走魔力の最後の対抗策として魔王の魔力を流し込まれた際には、戦争でボロボロになりながらも戦い抜いた彼の姿を思い出しつつ発狂する程の苦しさに耐える等、 決死隊として壮絶な戦場を戦い抜いた彼の姿は、アースの中で大きなウェイトを占める存在となっている事がうかがえる。 また、学校から卒業生が出て学校の名が知れ渡る事により入学希望者が激増したのだが、 いわゆる『モンペ』共への対応に四苦八苦している等の新たな苦労も発生している様子。 } &b(){&sizex(4){・ミーク}} 妖精国にあるとあるダンジョンに居る三姉妹の長女。 妖艶な20代後半の[[黒髪ロング]]の女性といった雰囲気だが、つい度が過ぎてしまった部下の女浪人に対し罰として下着を紐パンにして楽しんだり、 アースとの会談では自分の箱の中(一見すると金持ちの別荘のようで分からない)に招き入れる((つまり、その気になればいつでもどうとでも料理出来てしまう完全に彼女のフィールドである))等、猫被りの怖い美人な辺りがミリーに似ている。 その正体は、RPGのワナ宝箱としておなじみのあの[[ミミック]]。 ダンジョンを訪れる人々が鬼畜なワナに嵌って死ぬ事を愉悦とする外道なダンジョンマスターに嫌気が差し、他のモンスターと融合してなんと下剋上を果たし、ダンジョンマスターの座を奪取。 ダンジョンマスターとしての力でおどろおどろしいダンジョンを秀麗にし、更にHPがゼロになっても死なないという特例措置を設ける((プレイヤーはともかく、ワンモア世界の人々が死なない措置があるのはこのダンジョンだけ))。 実はワンモア世界のダンジョンは訪れる人が居ないと勝手に消滅するという、まるで出来高制のようなシステムであり、 力を得て人型になってもミミックであるが故に外に出られない退屈を紛らわす為、上記のような『人が来てくれやすい措置』を積極的に講じた有能マスターである。 急に特殊なダンジョン(特に『絶対に死なない』等は異例と言える)が出来た事により妖精族の高官からは不信感を持たれていたが、 アースからの報告により、クィーンが認可する特殊ダンジョンとして認められ、日々挑戦者が後を絶たない人気スポットと化しているようだ。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ダンジョンマスターとしての力が更に増し、ありとあらゆる特殊条件を付与する事が可能になった事で多種多様なダンジョンを精製出来るようになっただけでなく、 ダンジョンの周囲にも力を及ばす事が可能になり、ダンジョンの需要を求めて集まった人々が快適に暮らせるよう町を作る事にまで手を貸し、 各種必要な施設が揃っているわ、犯罪を犯した瞬間に拘束&下着以外の身ぐるみを全て剥ぐ&大砲の弾にして追放するという断固たる防犯システムまで確立し、 町の周囲に防壁と見張りを付け、もはや一つの小国家を形成しているような状態にまでダンジョンを盛り立ててしまった。 更には妹の頼みで設置した宝箱から送られる(提供される)料理を参考に、自ら食べ物やドリンクを精製する力まで身につけ、ダンジョン入場の待機時間が退屈にならぬようにと1階をカフェと化す等、 便利かつ快適なのだが、ダンジョンとしてはよく分からない方向へと突っ走っている様子。 また、&font(l){作者が忘れたためか}名前が変更されたのか「ミミ」になっている。 } &b(){&sizex(4){・ミーツ}} 妖精国にあるとあるダンジョンに居る三姉妹の次女。 好奇心旺盛な女子高生程の年齢の女性で、黄色の髪と瞳を持つ。 妹から連絡を受け、アースに特別な試練を課し彼を[[テスト]]し、アースが姉と会わせても問題無い人物かどうかを見定めた。 人型になったとはいえあくまでもモンスターであり、人型になったからとはいえ姉のように強くなったワケではない事からアースとの対話も内心怯えていたが、 それでも『自分が呼び出したからには』と、すぐ逃げられる宝箱に入らず誠意を以て対話に望んだ良い子。 またその好奇心からアースの料理をリクエストし、結果どハマり。姉にダンジョンの入り口に『料理を置いて送って貰える宝箱』を設置するよう頼み込む程ハマった様子。 &b(){&sizex(4){・クク}} 妖精国にあるとあるダンジョンに居る三姉妹の三女。 ミーツと同じく黄色い髪と瞳を持つ、10歳くらいの可愛らしい幼女。三姉妹の中でアースと最初に遭遇したミミックである。 彼女達が支配するダンジョンでは、彼女達が人目のない時間帯を見計らってせっせと手動で宝箱の中身を補充しているのだが、気を抜いていた所にやってきたアース達にその姿を見られてしまった。 あくまでモンスターである事には変わりはなく、姉から警告を受けていた為当初はアース達を警戒していたが、徐々に心を開き姉達に会うのを取り次いでくれた。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ミークが更にダンジョンを作り変え、もはや彼女たち姉妹が手動で宝箱を補充する必要が無くなった事で、 彼女は1Fのカフェエリアでウェイトレス兼案内役をやっている。 } &b(){&sizex(6){&color(red){【ドラゴンの里】}}} 強大すぎる力の制御を諦め、他種族との交流を控えているドラゴンの一族が住まう国。 プレイヤーには存在も知られておらず開放もされていないが、里自体は上空に存在している。 また、他種族との交流は控えているとはいえ一切行わないのは無理がある為、『人化の術』で人型に変身出来るグリーンドラゴン達が使者となり最低限の交流はしている。 正直な所、その気になれば他種族など圧倒的に征服してしまえそうな力を持っているが、過去にそれをやろうとしたレッドドラゴンが他種族達に意地を以て討たれた事により、 自らの力に驕らず、出来るだけ対話を以て解決するよう自分たちを律し、力の奮い方を間違えた者はたとえ同族であろうとも容赦無く処罰する方針を取っている。 漏れなくみんな食いしん坊であり、よく顔を合わすアースの料理には胃袋をスレイヤーされてしまっている。 ちなみに、各々に固有の名はあるものの、基本的には互いを『グリーンドラゴン』『ブルードラゴン』といった種族名で呼び合っている。&font(l){&sizex(2){名を考えるのが面倒になったのだろうか}} &b(){&sizex(4){・レッドドラゴンの王}} ドラゴン族を統べるレッドドラゴンの王。8階建てのビル程の巨躯を持つが、『人化の術』にて見事な紅の髪を持つ人型に変身する事も可能。 孵化寸前の娘が何者かに奪われた事により、妻と共に妖精国に赴くが、 たまたま王女を見つけ保護していたアースと出会い、自分の元に帰された王女の記憶からアースが彼女を保護していた事を知り、その場は和解して帰還。 後にグリーンドラゴンの長老の暴走に対する詫び(本来は長老を罰する為に来たのだが)に現れ、礼の品としてドラゴンスケイルの防具一式と、願いの弓をアースに渡した。 その後もゲヘナクロスとの戦争時にはグリーンドラゴンと共に人型に変身して参戦((本来の姿で戦うと、味方にも多大な犠牲が出る))したり、 王女のプチ家出騒動の際には自ら迎えに行く等、何かと顔を合わせる機会が多い王様である。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 八岐の弓を完成させる為、竜の天鱗を欲するアースに面接のようなものを課す為に里に招待する。 各長老が揃う場で、過去にある種族の侵略に激しく抵抗し退けた歴史を明かし、 再び侵攻を開始しようとしているその種族と戦う決意を固めたアースを支援する方針を表明した。 } &b(){&sizex(4){・レッドドラゴンの王女}} レッドドラゴンの王の娘。アースがドラゴン族達と関わる切っ掛けとなったドラゴン。 何者かによって孵化寸前のタマゴの状態で拐われてしまったが、 盗んだ者達も瀕死の状態だったからか逃走先で死亡し、孵化直後の彼女だけが取り残されていた所をアースに発見される。 そして彼に保護され、無事に探しに来た両親の元に帰れる事となった。 しばらく後、保護されていた時にごちそうになったアースの料理が忘れられず、『人化の術』を用いて、両親に黙ってこっそりと人族の町に来訪。 ドレスを着用し、親と同じく見事な紅の髪の幼女の姿になったが故に多くの[[紳士>ロリータ・コンプレックス]]から注目されていたが、 もし彼女の身に何か有ったとしたら、両親+彼女を猛烈に可愛がっているブラックドラゴンの長老によって町は滅ぼされていただろう。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ある日、自分を可愛がっているブラックドラゴンの長老に対し「なんか臭いです』という&font(l){全国のお父さんお爺ちゃんが涙を流しそうな}発言をしたのだが、 果たしてその臭さの実態は『死の直前まで全く痛みを感じぬ悪質な病』によるものだった。 結果的に長老の命を救うきっかけとなり、両親に褒められたのだそう。 } &b(){&sizex(4){・エメル}} 老齢のグリーンドラゴンで、グリーンドラゴンの長老。 部下の1人が持ち帰ったアースの料理を知り彼に再度料理を作るよう頼みに来たのだが、 先んじて来ていた部下に大量に料理を振る舞った際に全く報酬を払っていなかった事、そもそもレッドドラゴンの王と『2度と関わることの無いように』と約束しておいたのに反故にされた事、 更にフェアリークィーンを脅して指名手配してまで自分を捕まえようとした事でアースに激怒され、その傲慢さに釘を刺す為に勝負を挑まれる。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){当然、種族の違いからの圧倒的な実力差から勝負を優位に進めるも、愛用の武器を犠牲にする代わりに凄絶な威力を出すサクリファイス・ボウで腹に文字通り大穴を空けられ、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){トドメにその大穴に対し強化オイルを弱った自分ごと放り込む捨て身の特攻を受け爆死した(漫画版の描写では内側から爆発させられた為か、爆発で身体が真っ二つになっていた)。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){これだけ聞くと『殺される程ではなかったのではないか?』とも思えるが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){彼の強引な交渉のやり口はこれに始まった話ではなく、エルフ族やダークエルフ族、獣人族に対しても恐喝により財を巻き上げていた事実が有り、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){更にフェアリークィーンに対しては『指名手配せねば妖精国と人族の街にドラゴン族が攻め入る』と脅迫していたような輩である為、相応の結末を辿ったと言える。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ちなみにこれらの横暴はレッドドラゴンの王にも疑われており、それまでは王やブルードラゴンの千里眼をも誤魔化す術で誤魔化していたが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){フェアリークィーンを脅迫していた場面は術が乱ればっちり確認されていた為に、どの道レッドドラゴンの王に粛清される運命が待っていた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){死後もちょくちょく名前が挙がるが、ほぼ『あの愚かなエメルのように~』といった感じでロクな挙がり方ではない。}} &b(){&sizex(4){・ノワール}} 老齢のブラックドラゴンで、ブラックドラゴンの長老。 一応上記のように『ノワール』という固有名があるが、現状初期の頃にレッドドラゴンの王から一度だけ呼称されたきりで、専ら『ブラックドラゴン』『ブラックドラゴンの長老』と呼ばれている。 お爺ちゃんドラゴンらしいというか、新たに生まれたレッドドラゴンの王女をまるで自分の孫の事のように可愛がっている微笑ましいお爺ちゃんである。 その王女様がこっそりと人族の街に出かけ行方不明になった際は、普段の冷静さがどこかへ吹き飛び半狂乱で探しに行こうとしていた。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 『ドラゴンが街の近くに現れた』との噂を聞いたアースが発見する事で再会。 なんでも突然王女さまに『なんか臭いです』と言われて距離を置かれるという大変ショッキングな事件が発生し、涙をぽろぽろ零しながら解決を頼んだのだが、 その原因は翼の根に死に至る病の病巣が出来ていた事が原因で、危うく命を落としかける所であった。 幸い、ホワイトドラゴンの長老の秘薬と、アース&ブルーカラーのメンバーの協力手術により完全に回復。 可愛がっている王女様に恩返しされたといった所である。 また、治療の礼にとブラックドラゴン族の鱗を贈り、更に『行動に理がある場合に限り一度だけ一族が窮地に駆けつける』という約束も結んだ。この時アースはブル・フォルスの料理を作るよう依頼され、フォルステーキに加工して振る舞っている(何故かゲヘナクロス戦後にドラゴン達にトン汁として加工した時と食材としての特徴が異なっており、書籍版ではブル・フォルスの一番良い部位を持ってきたと変更された)。 余談ではあるが、初期の頃は『ブラックドラゴン族は治療が得意』という設定が有ったのだが(漫画版でもアースを蘇生させる薬を塗ったのは彼である)、 イメージに合わないからか、ゲヘナクロス殲滅時に『薬草収集が得意』なホワイトドラゴン族にその設定が吸収されている。 } &b(){&sizex(4){・ノエル}} ホワイトドラゴンの長老。ちなみに♀(おばあちゃんと言って差し支えない位の年齢だが)。ホワイトの長老は必ず♀であるという決まりであるらしい。 ノワールと同じく、固有名はあるのだが初期の頃にレッドドラゴンに呼称されたきりで、以降は『ホワイトドラゴン』『ホワイトドラゴンの長老』と呼ばれている。 エメルと相打ちになって死亡したアースを蘇生させる薬を運んできた。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 死に至る病に陥っていたブラックドラゴンの長老を治療すべく再登場。 元々は『薬草収集が得意』に過ぎなかったのだが、イメージがピッタリだからか、ゲヘナクロス殲滅時にブラックドラゴン族の設定が移り医者キャラと化していた。 アースやブルーカラーのメンバーと協力しブラックドラゴンの長老を治療し、仲間を救った礼としてホワイトドラゴン族の鱗を贈った。 } #openclose(show=未書籍化部分のドラゴン達(クリックで表示)){ &b(){&sizex(4){・スピード狂}} ドラゴンの里にアースを連れてくるために遣わされたグリーンドラゴンの♀。 速さを追い求める加速厨らしく、事前にミルタに釘を刺されていたにもかかわらずドラゴンの里にアースとアクアが気絶するほどの速度で連れてきたためアースが提案した某[[友情破壊ゲーム]]の嫌がらせの一つである強制改名によって本来の名前を取り上げられて&b(){スピード狂に改名させられた。} &b(){&sizex(4){・ミルタ}} アースによって滅せられたエメルの次のグリーンドラゴンの長老。ヘッドバッドを行ってまで釘を刺したにもかかわらずアースを気絶させたスピード狂に再度ヘッドバッドを行っている。 } &b(){&sizex(6){&color(blue){【龍の国】}}} プレイヤーに2番目に解放された多種族の国。 龍としての多大な力の制御に成功し、他種族と関わりを持つことを試み始めた龍人達で構成される国家。 『一が武』から『六が武』の6つの町で構成されており、どことなく江戸時代の日本のような趣の町並みである。 &b(){&sizex(4){・龍ちゃん(龍姫)}} アースのもとに突如現れたNPCの少女。『龍姫』の名は、掟により結婚するまでは本名は親以外に名乗ってはいけないという事情が故の仮名であり、本名は作中未出。 和装と角を持ち、古風な喋り方をするが、性格は子供っぽくわがまま。 種族設定が違うはずのフェアリークィーンをなぜか「姉」と呼ぶ(その割には呼び方が「バカ姉」と扱いはぞんざい)。 元々は鉄面皮であったクィーンの性格が変わった事からアースに興味を示し、顔を見せてからはアースのもとに偶に遊びに来る。以降アースに限り「龍ちゃん」と呼ばせている。 龍の国が実装となった時に公式に表に出て、その時に龍の国のお姫様であることを明かす。その後も何度かアースの前に現れる。 ちょっかいをかけ続けたことが母親にばれた時に仕置きの一環で、半年ほど給仕として扱われることになった。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ワンモアの開発者や六英雄曰く、クィーンの次に位置する特別なAIであるようで、コードネーム『EB』として呼称されている。種族の違うクィーンを姉と呼ぶのもその為。}} #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ある種族が他の国に対し侵攻を始めようとしている事が各国のトップに極秘に通達された為、 帰還出来る保証の無い戦地に赴く現龍王に代わって、龍の国のトップに成る事が決定しており、近日公に公開されるとの事。 また、髪を以前よりも長く伸ばし、父と同じく戦争に赴く予定のアースに必ず勝利して帰るよう涙を流す一幕も。 } &b(){&sizex(4){・龍王(龍稀)}} 龍の国で一番偉い人…のはずだが、その軽はずみ気味な言動が故に娘の龍姫に首を絞められたり、ボコボコにされて[[土下座]]したり、 素は結構コワい妻に&font(l){拷問}お仕置きされたりと、アースの前ではいまひとつ威厳がない。 一応、番外編では真面目に政務に取り組んでいる姿が見られる。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ある種族が他の国に対し侵攻を模索している事実を通達され、妻共々戦地に赴く事を決めている。 相手は強大で帰還出来る保証も無い為、前もって娘の龍姫に王位を譲ると対策も立てており、マジメに政治をしている面が見られる。 } &b(){&sizex(4){・奥方様}} 龍王の奥様で龍ちゃんの母親。名前は作中未出。綺麗な黒髪を腰まで伸ばした緑の瞳の[[大和撫子]]な美女。 その見た目とは裏腹に、ブラックドラゴン(※ドラゴンの中でも大型)を片腕で放り投げる等とんでもない逸話をいくつも持っており、間違いなく龍の国の[[裏ボス]]。 新たな龍の誕生に協力してくれたアースに謝礼もせず、迷惑ばかりかけていた龍王と龍姫にそれぞれお仕置き&font(l){(龍王に対しては拷問})をした。 火澄とにこやかに龍王へのお仕置きという名の拷問の内容を相談したりと、猫被りの怖い美人な辺りがミリーに(ry &b(){&sizex(4){・火澄}} 二が武の宿を経営する女将さん。 漆黒の髪を膝下まで伸ばした和服美人で、性格も落ち着いた物腰と、こちらも奥方様に負けず劣らずの大和撫子。小説版4巻の時点では「カスミ」と書かれており、7巻で龍城までの護衛依頼をした際に漢字名を明かしている。 &blankimg(kasumi2.jpg,width=254,height=266) ((出典:原作:椎名ほわほわ 漫画:六堂秀哉「とあるおっさんのVRMMO活動記」41話より)) 同じ和を趣とするカザミネは彼女の魅力にやられてしまっていた。 武も達者であり、薙刀の腕は一級品。アースらとの同行時に龍の国に住むレイドボスに急襲された際は、彼女のみほぼ無傷で済んだ程。 さて、ではここでそんな大和撫子な火澄様の評判を、妹である三が武の宿屋の女将から聞いてみよう。 &blankimg(kasumi.jpg,width=320,height=360) ((出典:原作:椎名ほわほわ 漫画:六堂秀哉「とあるおっさんのVRMMO活動記」42話より)) ……この世界のお淑やかロングヘア美人はみんな腹黒かつ強者である決まりでもあるのだろうか?&font(l){まあそこがまたたまらn(ry} &b(){&sizex(4){・ゴロウ}} 一が武で蕎麦屋の主人をする龍人。 かつては『無傷のゴロウ』と呼ばれる龍の国きっての暴れ者であったが、調子に乗って挑んだ『龍の儀式』に惨敗。 心が折れてからは細々と蕎麦屋をやっていたが、アースに発破をかけられたことで再び『龍の儀式』に挑む気概を取り戻す。 その後もアースと関わり続け、双竜と呼ばれる龍人から手ほどきを受け心技体を磨き、再び挑む『龍の儀式』ではアースと共に挑み見事に合格、『龍』へと昇格した。 &b(){&sizex(4){・蛇巫女}} 二が武の北の洞窟の最奥に住まう下半身が蛇で顔を包帯でぐるぐる巻きにした龍人。 かつては普通の龍人だったが、5歳頃急に歩くことができない難病になり足の感覚が戻った際に下半身が蛇になっている。巫女の家系 少なくとも二百歳以上とされており、前述の下半身が蛇になった後重度の苛めによって魔眼が覚醒しており、顔を包帯で覆っているのは封印のため。この時苛めに加担していた者は軒並み50年以内に死亡しており子孫も存在しない。この出来事は「蛇巫女の祟り」として二が岳の怪談と伝えられている。 後に黄龍の試練で『黄龍変身』を習得した際に先祖返りで[[中途半端]]に変身して解除できなくなった存在と明かされている。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 魔眼が暴走したため、龍の国で修行しているアースに手紙を送っている。 暴走した魔眼の影響で北の洞窟の生態系が変化しておりアースは奉行所の出した五人の護衛と共に攻略する。 彼女の言では嘗ての苛めに対する怒り、憎しみの感情が当事者達が居なくなった後も残って増大し右目を侵食したのが暴走の原因となっている。左右無いと効果を発揮しない物となっており、力が強く宿っている左目をアースに飲ませたことで暴走は消滅した。 その後は奉行所で監視の元寿命が尽きるまで静かに暮らすことになる。 この時本名である蒼杯をアースに教えている。 } &b(){&sizex(4){・雨龍}} 『双龍の試練』の番人の1人であり、高名な龍。人形態の時は時は長い黒髪、左目の[[泣きぼくろ]]、そして凶悪なほどに大きい胸(byアース)が特徴的な美女になる。 ゴロウと共に『双龍の試練』を突破したアースに興味を持ち、真龍の試練を突破するまでの一時的な同行者となり、アースに鍛錬を課した。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ゲヘナクロスとの戦争の終盤にて、かなりの形成不利と見たアースが一度きりしか使用出来ない彼女からの贈り物『雨龍の指輪』を使用した事で、本来の龍の姿で召喚され加勢。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){妖精側の連合軍が散々手こずったドラゴンを雷風のブレスの一撃で7匹纏めて消し飛ばし、更に強力な支援魔法を全員にかけ逆転勝利を呼び込んだ。}} #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ ある種族が他の種族に対し侵攻を開始しようとしている事をアースから聞き、事態が収まるまで再び同行する事を決定。 砂龍と共に、強大な敵に対抗する為にアースに鍛錬を課している最中。 } &b(){&sizex(4){・砂龍}} 『双龍の試練』の番人の1人であり、高名な龍。人形態の時は時は口ひげをはやした壮年の男性になる。淡々とした話し方が特徴。 『双龍の試練』を突破したゴロウの慢心を諌めるために、これでもかと厳しい修業を課して、むしろ[[トラウマ]]を植え付けた。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 雨龍と同じく、ある種族の侵攻問題が収まるまでアースに同行する事を決定。 雨龍と共に、強大な敵に対抗する為にアースに鍛錬を課している最中。 } &b(){&sizex(4){・龍神の欠片}} 『龍の儀式』を担当する、龍神様の分身体。 儀式を受けるまでに龍の国の人たちと如何に関わったかで、幼女、美女、老婆のいずれかが担当者となり、試練の難易度も変わる。 幼女の姿……戦いより、龍の国の人々と関わりに重きを置いて儀式に到達した場合に彼女が担当となる。『攻撃を一定量与えれば全員が合格』であり、難易度としては一番容易。 美女の姿……戦いと人々との関わりを半々程度に経てきた場合に彼女が担当となる。『PT全員で協力し一定量のダメージを与えれば全員が合格』であり、難易度としては中くらい。 老婆の姿……戦いのみをこなし、人々との関わりをおざなりにしてきた場合に彼女が担当となる。 この姿のみ龍神の欠片は全力を以て挑戦者を迎え撃ち、且つ合格条件も『完全撃破・そして撃破しても戦闘不能者は不合格』と著しく厳しくなる。ゴロウが失敗したのもこのパターン。 なお、分身体とは言えど彼女らの意志は本体からは独立しており、書籍に非収録の番外編では3人集まってどのような挑戦者が訪れたかを話し合っていたりする。 &b(){&sizex(4){・神龍}} 『龍の儀式』における龍神様本人。 アースが儀式の場から去った後にゴロウと共に欠片の前に現れ、ゴロウ、欠片に対して『真龍の儀式』(本編でアースとゴロウが行った真の『龍の儀式』のこと)の目的等を語っている。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){八岐の弓を完成させる為、龍の鱗を欲したアースに対し黃龍と共に試練を行い、黄龍変身・覚醒に強化している。 アースの前では敢えて黄龍と仲が悪いように芝居を打っていたが、実際には真龍の試練に黄龍が乗っかるための物だったことが番外で明らかになっている。 } &b(){&sizex(4){・黄龍}} ピカピカのハ……スキンヘッドで、白いヒゲを長く伸ばした筋骨隆々のおじいさん龍人。 他国にも名前が知れ渡る程高位かつ相当の実力者であり、龍神の欠片曰く『寿命の概念がない化け物』とのこと。 アースに特殊な変身能力を授けるために登場。その際に『[[ロマン]]』や『一発逆転』等の心躍るワードを引き合いに出すなど、茶目っ気のある性格だが、 赤い鳥居を自分仕様にキンキラキンにしたり、老人らしく話が長くなりがちなのが玉にキズ。 そして彼の伝授した黄龍変身が、アースの後の冒険の大きな助けとなる。 その後エルフの里での暴走に関係する呼び出しを行い、アースに助言と軽い修行を行っている。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 八岐の弓を完成させる為、龍の鱗を欲したアースに対し真龍と共に試練を行い、黄龍変身・覚醒に強化した。また、本来の報酬である真龍の鱗に自らの鱗を合わせて強化している。 } #openclose(show=未書籍化部分の龍人達(クリックで表示)){ &b(){&sizex(4){・霜点}} アースが円花の中の世界で出会った、数百年前に龍の国に生きていた龍人の男性。 突然病に臥せった妹の為に各国から薬を集め旅に出ていたが、 帰路につく中で異様なまでの殺意と数の魔物に襲われている所を、アースによって助太刀される。 妹が待つ街までもう一息という所で、全てを仕組んだ『羽根持つ男』が現れ、攻撃が通用せずアース共々手詰まりに陥ったが、 アースに薬を届ける役目を任せ、自らは命がけの一度きりの奥義にて羽根持つ男を撤退させた。 しかし手傷を負わせた代償に返された傷は深く、妹が復調するのを見届ける事なく息絶えた。 過去の『円花』の使い手の一人であり、妹共々意識が円花の中に眠っていたようで、 後に円花が彼の命がけの奥義と同じ技を使用出来るようになっている。 &b(){&sizex(4){・皐月}} アースが円花の中の世界で出会った、数百年前に龍の国に生きていた龍人の女性。霜点の妹である。 ある日を境に突然謎の病に臥せり、兄が薬を集め届けてくれるのを信じ待つだけ、という状態に陥る。 アースが介入しなかった現実の史実では、兄が殺されただけでなく薬も奪われてしまった為、彼女もそのまま病に屈してしまう結果となったが、 円花の世界では、アースが薬を届けた事により病から復帰し、生還。当時の円花をアースに託し、兄の仇討ちを願った。 また、病に臥せる以前は槍の達人であり、 その腕前はアースの身体を半分操って動かす事で、レイドボスを一方的に倒せる程の実力。 兄同様、彼女の意識は円花の中に眠っていたようで、 後に円花が彼女の得意武器を模した槍形態への変化が可能となり、更に彼女の技『無名』も使用出来るようになった。 } &b(){&sizex(6){&color(midnightblue){【ゲヘナクロス教国】}}} プレイヤーには存在が知らされていなかったが、フェアリークィーンの戦争の通達によってその存在が明らかとなった教国。 人族(勿論プレイヤーは除く)のみで構成されており、『我らこそが神の子。他の種族は我らに従うべし』という信念を掲げる狂信集団。 各国から動物の子やタマゴを盗み、自分達の兵力になるよう調教し、特に32匹ものドラゴンという恐るべき戦力を有して妖精国へ侵略を開始した。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){死んでもしばらく後に復帰出来るプレイヤー達や、人型にて参戦したドラゴン族の奮闘に押され互角の戦いを広げる。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){最終日に、残った21匹のドラゴンを全て投入し一気呵成の決着を狙ったが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){アースが召喚した本来の姿の雨龍に戦況をひっくり返され、ドラゴンを全滅させられ敗北。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){自国に逃げ遂せた兵はブルードラゴンの監視によって自国の在り処を暴露してしまう事となり、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){子を奪われ洗脳された怒りから、ドラゴン族の全力を以てありとあらゆる全てを破壊され、一人の生き残りも無く壊滅の道を辿った。}} &b(){&sizex(6){&color(lime){【エルフの森】}}} プレイヤーに3番目に解放された他種族の国。 大体のイメージ通り、森や緑に囲まれ、聖なる大樹の加護を賜り自然と共に暮らす、といったお約束を満たしている。 『プライドが高く、他種族に対して排他的・閉鎖的』と言った負のお約束ポイントは、彼らではなくハイエルフが満たしている。 &b(){&sizex(4){・エル}} 金髪ロングが特徴の美人の女性エルフ。本名は『エルティル』だが、堅苦しいとの理由で親しい人には専ら『エル』と呼ばせている。 快活な性格だが、年齢には触れられたくないらしく、[[永遠の17歳を自称>17歳教]]している。&font(l){実際の年齢はななひゃく……うわ突然矢が} ある理由っでエルフの国へ里帰りをする途中アースと出会い、半ば押しかけの形で同行者となる。 アースと共に、様々な冒険を経験するのだが…… &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){森での大討伐の後にPTでのんびりした時間を過ごしていた所に、ハイエルフのガージャが襲来。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){『ハイエルフには手を出すな』という警告に従いそのままトドメを刺されそうになっていたアースを庇い死亡し、一度は蘇生薬によって蘇生するも、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){蘇生の効かない『浄化の槍』からアースを逃がす為にその身を呈し、遂には完全消滅してしまう。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){結果的にガージャは激怒したアースに抹殺され、ガージャのような過激派のハイエルフ一派はハイエルフの聖樹の実質死刑宣告により全滅の道を辿ったが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){彼女はアースへの遺言として、彼が作成してくれた弓の中に『ハイエルフを憎まず、復讐の感情に囚われないで』とのメッセージを残し、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){復讐の為に凶悪な武器『チグルイ』と化してしまった『願いの弓』を、彼女の魂が宿った『護魂の弓』へと変貌させた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){また、獣人連合での闘技大会の表彰式でのトラブル時、突如現れてアースの緊張を解した『手』は、明言こそされていないが、弓に魂の宿る彼女のものだと推測される。}} #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 状態が状態なだけに本人の出番は無いが、 彼女の悲劇を二度と起こさない為にも、ワンモア世界の住人達と協力して強大な敵と戦う際には、状況が悪化すると取り返しがつかなくなる前に早めに変身を解禁したりするようになる等、 同行出来なくなっても尚、アースの冒険に影響を与えている存在と言える。 } &b(){&sizex(4){・ルイ}} 身長150センチの、パっと見ロリっ娘な銀髪女性エルフ。本名は『ルーナ・フォレスティ』だが、常に愛称の『ルイ』で呼ばれており、今のところ本名で呼ばれたシーンは無し。 短弓の扱いに非常に長けている強者で、久々に里帰りしたエルフの里の魔物が想像以上に強くなっていた事を受けPTに加わるようエルが要請し、PTに加入。 アースやエルが苦戦した森のモンスターを難なく倒せるほどの腕を持つが、反面家事はからっきしでよくエルに面倒を見てもらっていた。 物語が進むにつれ、短弓より蹴り使いの側面が目立ち始め、今ではすっかりアースの蹴り技の師匠と化している。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ 引き続きアースの蹴りの師匠として所々で登場。 蹴りの訓練を繰り返したアースに、エルフ流蹴術の奥義『風華蹴』と『風結蹴』を伝授し、『エルフ流蹴術・限定師範代』と認めた。 } &b(){&sizex(4){・トイ}} フードをすっぽり被ったクールな女性エルフであり、エルフの里の長老の娘。 エルフの里の開放よりかなり早くから登場しており、アースとは妖精国で出会って個人クエストのような依頼をふっかけて満足して去っていった。 種族の違うダークエルフのライナが義理の妹であるらしいが…… その後、エルフの里が開放された時期に里を訪れたアースと再会……したのだが、 かなり間が空いていた為に全く覚えていなかったアースに対しフグのように膨れに膨れまくった。&font(l){かわいい} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その正体は、六英雄の一人『ジェントルマン』が抱える研究チームが開発しているAIの片割れ。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){完成率8割頃から研究が滞った所で、『EA』と『EB』がアースに関わって豊かな自我を持った事を知り、学習の好機として送り込まれた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){唐突にアースの前に現れたのも、『紅一点』の発案で、『EA』や『EB』と同じくアースにぶつけてみて変化を図るという思惑で行われたものである。}} &b(){&sizex(4){・とらちゃん}} 迷いの霧が立ち込めるエルフの森の案内役となる、キーン族の生き物。大人しい♀の子。 元々名は無かったが、案内役としての契約の際にアースに名付けられた。 巨大なもふもふの[[ハムスター]]といった感じの外見だが、森の中でのみ一般的なハムスターと同じような小ささになれ、案内役としてひと安心な能力を持っている。 本来キーン族はあまり他者に懐かないらしいのだが、ワンモア世界の動物たらしたるアースにはこの子も例外ではなくよく懐いている。 人族の基準では分かりにくいが、エルフ族の基準(色のバランス・目の大きさ・毛の柔らかさ)ではとびきりの美人である様子。 &b(){&sizex(6){&color(chocolate){【ダークエルフの谷】}}} エルフの森と同時に、プレイヤーに開放された他種族の国。 他のRPGなどでは『ダーク』の名から邪悪な妖精として描かれる事もあるが、こちらの世界ではただ肌が褐色なだけで別段そんな面は無く友好的。 イタリアのヴェネツィアのような建物が立ち並ぶ、人工物と芸術性に重きを置いた街並みである。 男女共にスタイルが良く、また他種族がそのような目で見てくる事にも理解が有り、投げキッスをしてくる余裕のある女性も居たりする。 &b(){&sizex(4){・ライナ}} お色気溢れるダークエルフのお姉さん。&b(){ちなみにバストは102cm。}ダークエルフのエルフの長老の娘。 義理の姉であるトイ同様、ダークエルフの里の開放よりかなり早くから登場し、トイが現れた翌日にアースの前に現れた。 自らお色気ネタを連発しアースにツッコまれる等他愛もない会話をして行き、また会おうと去っていった。 その後、ダークエルフの里が開放された時期に里を訪れたアースと再会。 しばらくは長老の娘としての責務をこなしていたが、終えた後はアースの冒険に同行。 モンスターを掴んでぶん回して武器のように使用出来るようになる特殊なガントレットを用いて豪快に戦うスタイルを披露した。 それ以降お色気要素は鳴りを潜め『モンスターをぶん回して豪快に戦う人』な点が強調され、その特異な戦法はプレイヤーの掲示板で話題となり、 一時的にPTを組んだグラッドからもその戦法について質問されたりしている。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その正体は、トイと同じく六英雄の一人『ジェントルマン』が抱える研究チームが開発しているAIの片割れ。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){これまたトイと同じ理由でワンモアの世界へと学習の好機として送り込まれ、最初にアースと接触した。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){種族の違うトイを姉と呼ぶのも生みの親を同じとするAI同士だからである。}} &b(){&sizex(4){・ゼイ}} ダークエルフの長老の息子であり、ライナの兄。 異様に分厚く大きい大剣を振り回すアタッカー。 長老の息子という立場でありながら、縛られるのを嫌い気ままにモンスターを張り倒す生活を送るが、 その性格のズボラさが災いしてPTの足を引っ張ってしまう事も。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ その落ち着きのない性格を直そうとする親の意向で、 同じく戦士であり似たような性格のダークエルフの娘と勝手に縁談を組まれ結婚する事に(本人もその意図は知っていて納得している)。 また、ザウには及ばないが意外と読書家である事も明かされている。 } &b(){&sizex(4){・ザウ}} ダークエルフの長老の息子であり、ライナの兄。槍と魔法で攻めるアタッカー。 ゼイと違い落ち着きが有りしっかりした性格。 &b(){&sizex(4){・当主様}} 本名は作中未出。その名の通り、ダークエルフの里の当主である。 大きな大きな屋敷と多方面に優秀なダークエルフの[[メイド]]を何人も抱えるお方で、 あるプレイヤーの『メイドはロマン』という言葉を耳にしただけで『ダークエルフのメイド喫茶』を作ってしまった。 &b(){&sizex(4){・サーナ・シーニャ・スー}} 当主様がアースに『冒険者と組ませて実践経験を積ませたい』と託してきたメイド3人組。 忠実な使用人キャラ集団のテンプレらしく、戦闘中以外は大体セリフが→「「「了解しました」」」←こんな感じでハモる。 妙に辛辣な罵倒で挑発スキルを使うタンカーのサーナ、 弓や魔法による後ろからの支援を得意とし、小説版冒頭の人物紹介ページにてシー&b(){シ}ャと誤植されてたりするシーニャ、 [[全属性]]の魔法が使える魔法特化のスーで構成されている。 3人とも既に実力は高く、またメイドらしく料理の腕も達者。 &b(){&sizex(4){・闇食い}} 地下深くの洞窟に住む、ワームのような龍のような巨大な存在。配下にアラクネー(上半身が人で下半身が蜘蛛)を従えている。 その正体は、ダークエルフに力と加護を与えている守護者のような存在であり、その名の通り闇を食うだけでなく、闇を生み出す力も持っている。 ダークエルフの谷にて戦闘後に洞窟に落下したアースに、脱出の為に魔剣のスネークソード『惑』を渡した。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ アースの『闇への親和性』を見抜き、魔王領にて暴走の気配がある魔力溜まりを鎮静化する為の闇の宝珠を渡し、事態の収拾を依頼した。 本来なら魔族が何百何千人がかりで戦い無理やり落ち着かせる魔力の暴走を、 いとも簡単に鎮静化させる闇の力を生み出す辺り、相当な実力を有していると思われる。 また、円花の記憶の世界を巡るアースに対し、最後の記憶の世界の扉を開いた。 } &b(){&sizex(6){&color(steelblue){【ハイエルフの里】}}} エルフの森と同時に、プレイヤーに開放……されたのだが、 『プライドが高く、他種族に対して排他的・閉鎖的』と[[ファンタジー]]におけるエルフの負の面を一手に引き受けたような存在であり、 アース含め、作中でプレイヤーが訪れたという話は出ておらず、現状『ゲームシステム上として開放されている』だけに留まる。 エルフやダークエルフとは比べ物にならない強力な力を有している。 とはいえ、ルイが『ハイエルフに稽古を付けてもらった過去がある』と述べている辺り、少数ながらエルフやダークエルフと交流のある存在も居るようだ。 &b(){&sizex(4){・ガージャ}} プラチナブロンドの髪を持つ女性ハイエルフ。 ハイエルフの中でも最も過激派かつ実力者であり、『他種族と関わるような者は積極的に打って出て皆殺しにすべし』という思想を抱いている。 勿論いくらハイエルフ達とは言えどこんな輩を放っておくわけではなく、特殊な技術で彼女の力を封印し監視していたが、その枷から逃れた彼女と、森を散歩していたアース達は遭遇してしまう。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){偶然遭遇しただけのアース達を殺そうとし、アースを庇ったエルを蘇生の効かぬ『浄化の槍』で殺害。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){旅を共にしてきた友を奪われ激怒し黄龍変身したアースと戦い、互角の勝負を繰り広げるが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){黄龍変身の力+復讐の為に凶悪な性能を得た弓・チグルイの力に奥の手の障壁を破られ敗北、『完全に消滅するまで殴り殺される』という、凄惨だが自業自得の最期を迎えた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){また、この行為にはハイエルフの聖樹も激怒し、ハイエルフ全体に『問題を解決出来ねば加護を与えぬ』(=病気や食糧難に陥り、遠くない内に死を迎える)と最後通告を出した事で、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ハイエルフの全体の1割ほど居た、彼女と思想を同一とする過激派は他の全てを敵に回し、止む無く斬首刑を受け入れ((たとえ抵抗して勝利しても加護が無ければ遠くない内に死ぬ為))全滅の一途を辿った。また彼女を里から出した門番も同様に斬首刑を執行されている。}} &b(){&sizex(4){・ハイエルフの長老}} その名の通り、ハイエルフ族の長老。 ハイエルフの中では穏健な方だと思われるが、ガージャを監視下から逃してしまったり、 ガージャの被害に遭ったアース達に、『謝るからハイエルフの里に来てくれ』(←要約。普通はハイエルフ側が謝りに訪れるのがスジである)と手紙を寄越すなど、 取り返しのつかない失態をするわ、ハイエルフ故の傲慢さが根底に見えるわとイマイチ良い所が無く、アース達は彼の申請を断り、ハイエルフとは実質断絶中。 &b(){&sizex(6){&color(cyan){【人魚の里】}}} あるアップデートを境に、プレイヤーに無告知で開放されていた他種族の国。 文字通り人魚の住まう場所であり、全員女性。 また、全員力が強く、無礼な行為を働いた者をパンチで文字通り星になるまで吹っ飛ばす事が可能なので、可憐だからといってやらしい事をしてはイケナイ。 &b(){&sizex(4){・ロリ人魚}} あんまりな項名だが、本名が作中未出なので便宜上作中での呼称を引用させていただく。 金髪のセミロングにマリンブルーの鱗を持つロリ人魚。 釣りに初挑戦したアースが1時間もかけて釣った初釣果がなんと彼女。 それにより、人魚という種族の存在がプレイヤー達に明らかになった。 また末っ子であり、姉の1人に青髪巨乳であらあらうふふ系の20代程のお姉さんが居るのだが、 暴走したおバカプレイヤーに不意に抱き着かれた((なお、暴走したおバカはパンチで文字通り星になり、その後名前を晒された上にPvPを吹っ掛けられまくるという目に遭っている))事が原因で二度と人間の前には姿を現さないとお怒りの様子。 &b(){&sizex(4){・人魚さん}} こちらもあんまりな項名だが、本名が作中未出なので便宜上作中での呼称を引用させていただく。 緑髪のショートヘアにマリンブルーの鱗を持つ、一人称が「ボク」の人魚。 上述のロリ人魚やお姉さんの人魚は妹になる。 彼女がサーズに現れた理由は、目印になる真珠を川底に埋め込むためだったが、アースに対してスパルタ式の泳ぎの訓練を積ませている((この時のアースは水泳を習得していなかったが、川の中に投げ込まれた際に習得して一日で水泳→上級水泳→人魚泳法まで習得している))。 人魚の町が赤鯨により危機に陥った際に久々に登場しており、アースの事を覚えていたため彼がクエストに参加する切っ掛けになっている。 &b(){&sizex(4){・アリーン}} 人魚族の戦士の長である人魚。 金髪のロングヘアーで、胸とお腹にさらしを巻き、男勝りな口調で話す『姉御』的な存在。 サハギン族を襲う鮫達のボスと戦闘中にアースに遭遇、そのまま鮫のボスを撃破し鮫の殲滅作戦の成功に大きな貢献を果たした。 人魚の町が赤鯨により危機に陥った際にも戦ったが、自慢のトライデントも異様な強化を遂げている赤鯨の皮膚には通用せず敗北してしまう。 だが、アースの発見した武器の融合法により槍が生まれ変わり、彼女の長年の愛用の情が反映された、著しく強力な槍へと進化。 赤鯨の皮膚も貫けるようになり、討伐作戦でも他の人魚の戦士を率い活躍を果たした。 &b(){&sizex(4){・ニテララ}} 鍛冶屋の人魚。 アースがアリーンに水中でも使える弓を作れる人物として紹介されるも、彼の鍛冶の経験を理由に蒼海鋼の扱いのみを教えている。その後アースが見つけた蒼海鋼の新たな特性を見て認識を変えている。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ その後八俣の弓を完成させるために蒼海鋼を求めて来たアースにその発掘現場に案内している。 } &b(){&sizex(6){&color(brown){【獣人連合】}}} プレイヤーに4番目に開放された他種族の国。 その名の通り、人と獣半々の見た目である『獣人』達で構成される。 基本的に肉体派が多いが、南町だけは戦闘が得意でないのんびり屋が集まっている。 ドラゴン族程ではないが大食らいが多い。 また、女性は&b(){胸が非常におっきい人}多数。&font(l){&sizex(2){ゴクリ……}} &b(){&sizex(4){・カリーネ}} 狐の獣人女性。北町にて秘密裏に仕事をこなす隠蔽兵の兵長を務める。 美人なのだが、いわゆる裏の仕事をこなす役とあってか、『触れただけで猛毒に犯され死に至る美しい花(byアース)』のようなキケンな香りを放つお姉様。 義賊としていち早く議員・ラウガの悪しき企みを知り情報を流したアースに手紙を送り、協力を要請。共にラウガ討伐の為に戦った その後も獣人連合での闘技大会の警備等でアースに依頼を要請して来たりと、義賊頭としてちょくちょく関わる事が多い。 また、そのシリアスでキケンな雰囲気とは裏腹に、彼女も獣人達のご多分に漏れず大食らいであり、 義賊としての仕事をアースに依頼をした後に、かつて彼が販売し獣人連合のカレーブームの火付け役となったカレーを指し&color(hotpink){『カレーが食べたいの!!』}と妙にかわいい声で絶叫。 アースは義賊として活動する時は素顔を隠しているため、本人が目の前に居るとも知らずに『あのカレーが食べたいからアースを探して』とおマヌケな依頼をしてしまう事となった。 確かにカレーという食べ物が美味である事は、概ね確かな事実であると同意を得られるものであるとは思うが、 &blankimg(カリーネ.jpg,width=260,height=390) ((出典:作者:椎名ほわほわ イラスト:ヤマーダ「とあるおっさんのVRMMO活動記」13巻より)) ↑これが &blankimg(curryネ.jpg,width=230,height=380) ((出典:作者:椎名ほわほわ イラスト:ヤマーダ「とあるおっさんのVRMMO活動記」15巻より)) ↑こうなってしまう程のカレー大好き大食い魔人であるという事実は、裏社会の人間である隠蔽兵のトップとして部下に知られてはいけないであろう。 &font(l){&sizex(2){あれ、ひょっとして『カリー』ネって『curry』ネ(ry}} &b(){&sizex(4){・ラウガ}} 獣人連合の議会にて議員を務める老齢の狐の獣人男性。 過去に[[ペスト]]さながらの流行り病『血華病』に妻と娘がかかったが、 その時に薬の詐欺に遭い、効かぬ薬では助からず妻と娘を失ってしまう。 その詐欺師達が未だ大手を振って暮らしている街の現状を激しく怨み、遂にはそんな街をまるごと壊滅させる為の計画を立て、実行しようとしてしまう。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その計画を知り、カリーネ達と協力して計画を阻止するべく動いたアース達と対立。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){自ら作った薬物を飲み、異形の化物となってアース達を異様なまでのパワーで追い詰めたが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){『サクリファイス・ボウ』によって頭を半分消し飛ばされた事で形成を逆転され、そのまま死亡した。}} &b(){&sizex(4){・ケティ}} 獣人連合の北町にて占い師をしている狐の獣人女性。 占いの腕にも優れ、更にちょっとした図書館のような数の書物を有しており非常に博識。 魔剣に関してアースやツヴァイにアドバイスを贈った。 同じように彼女の世話になっている人も、ワンモア世界の人・プレイヤー問わず多いようだ。 #openclose(show=未書籍化部分(クリックで表示)){ アースがしばらく北町を訪れないでいる間に、なんと死亡してしまっている事が判明。 占いを受けた相手が突如発狂し彼女を刺すという理不尽な殺され方で、28という早すぎる死を迎える事となった。 後に犯人の犯行動機が一部のバカなプレイヤー&ワンモア世界の人物のグループの行動が発端と分かり、当然そのプレイヤーが総叩きになったのは言うまでもない。 様々なアドバイスを贈ってきた彼女の死を悼む者は多く、彼女の家を図書館として存続させる為に数十万単位の寄付金を渡す者も少なくない様子。 } &b(){&sizex(6){&color(purple){【魔王領】}}} プレイヤーに5番目に開放された他種族の国。北方に位置し、非常に寒冷。 魔族の人々で構成され、その名の通り魔王が治めている。 『魔』と名の付くだけあって、ファンタジーやRPGでは[[世界征服]]を企む悪の集団扱いされる事も珍しくないが、 『ワンモア』の世界ではあくまで『そういうカテゴリの1つの種族』なだけで、別段悪役というワケではない。 『魔』の名の通り最も魔術に長けた種族であり、ゲヘナクロスとの戦争時にも援軍として駆けつけ強力な支援魔法を行使して支援した。 肌が青白く、男女共に美形が多い。 &b(){&sizex(4){・シュナン}} ゲヘナクロスの義勇兵として、前線に行く馬車に乗ったアースとは別に同乗したNPCの義勇兵の一人((他にも龍人のカグツチ、兎獣人のララナも同乗している))。 この時の会話で、アースが「魔王様と会ってみたい」と顔に出した事に「会いたいのなら、きちんと礼儀を守ること」を指摘している。 その後闇食いの依頼で魔王城にやって来たアースと、久々に相対。 アースが名乗ったことで、馬車内での会話を思い出しその時の同乗者の種族を質問し答えられたことで、謁見の試練を受けれるように取り繕って貰っている。 &b(){&sizex(4){・エミュー}} 弓も射れる特殊な竪琴・ハープボウを用いて『魔曲』を操る、魔族の女性。 その効果は『敵に同士討ちを発生させる』という非常に強力な効果であり、 たとえ敵の集団が現れても、残り1匹になるまでは全く労せず敵を減らす事が出来る。 ただ勿論万能の能力ではなく、物質である[[ゴーレム]]系統や死している[[アンデッド]]系統には効果が無く、また、奏でる行為自体も戦闘となんら変わりない程に体力・満腹度を共に大きく消費する。 妖精国のミミック3姉妹のダンジョンにてアースと遭遇し、ダンジョン攻略の供となった。 10Fにて遭遇したククの可愛らしさに密かに悶えており、『ミミック族がこんな可愛い子ばかりならお持ち帰りしたい』と考えてしまう等アレな一面も。 &b(){&sizex(4){・魔王}} 魔王領を治める女王。 赤い髪に黒を基調としたバトルドレスを着用した女性の魔王……という事で、容姿は未だ描かれていないが、大体は[[この人>魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」]]をイメージすると良いのかもしれない。 [[ラスボス]]の定番と言える魔王だが、魔族が悪役でなければ当然彼女も悪人ではなく、 むしろ書籍化済みの部分では『作業着を着て、小鳥達の為に巣箱を作る為の木工作業に精を出している』という大変微笑ましい一面が暴露されている。 普段は魔王らしく威厳のある口調で話し、多くの人に姿を見せる際は女性と分からぬようイカニモなフルフェイスの鎧姿になった上ぐぐもった声で話す等、立場を心得ているが、 最初のセリフが滑って転んでの&color(hotpink){「おはな打った、痛い……」}だったり、直後に鼻にティッシュを詰めたままアースと会話しせっかくの美人が台無しになっていたりと、 日頃の態度とは裏腹に、素はやや残念系美人といったお姉様である。 自国に迫る魔力の暴走を回避する為に、暴走を始めていた魔力の塊に対しアースと守護者と共に戦闘。 だが、魔力の塊であるが故に手応えの有るダメージを与えられず、見せた技を全てより高度なモノとして返されるという相手の悪さにより、遂に戦闘不能に。 自国の民に危機が迫るところであったが…… &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){アースに対し『化物と化す覚悟はあるか』と問い、甚大な被害を防がんが為即答したアースに自らの魔力を注入。擬似的に『魔王継承の儀』を行った。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){結果的にアースは新たな変身『偶像の魔王』を開花し、暴走魔力は彼の一撃によって霧散し、魔王領を守り切る事に成功した。}} その後も何かとアースと顔を合わせる機会が多く、アースが度々&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){『裏魔王』として}}魔王領を密かに救う事を繰り返している事により、 いつの間にか彼への口調が『アース様』と丁寧口調に変化し、『自分が嫁になっても良いから魔王領に定住してほしい』と宣言するまでになった。&font(l){頑張れフェアリークィーン} フェアリークィーンとの話し合いの際に現れたアースに対し、フェアリークィーンに対する意趣返しも兼ねて右手の薬指に「技能の指輪」を二度と外れない呪いを付加して嵌めている。 また、自身の『目』となる隠密部隊を有しており、アースが義賊として活動している事を主要人物の中で唯一知る者でもある。 &b(){&sizex(4){・マドリア}} 魔王の配下である四天王の一人で、エキドナ(下半身が蛇、上半身が羽根のある人間)の女性。 四天王の中で最も魔王に忠誠が厚い……というか、魔王の素晴らしさを語りながら頬が少し赤くなる等百合っ気もある程。 そんな素晴らしい魔王様を貶す言葉を吐こうものなら即座に殺しにかかる過激派。 とはいえ、そんな言葉を言わなければ普通に話し合いはしてくれる。 アースに対し謁見の為の面接を行った際には、『異形の姿をしている者でも受け入れるかどうか』を見定めていた。 &b(){&sizex(4){・ヘテラ}} 魔王の配下である四天王の一人で、[[サキュバス]]族のクィーンである女性。魔族の主要人物達の中では唯一、ゲヘナクロス戦後の各国首脳クラスの会談にて先んじて登場している。 『サキュバス』と言えば、ここに来ているアニヲタ民諸賢も知っての通り&color(hotpink){『アレな意味で』}非常に有名且つ『お世話になる』事も多いだろうが、 ここでその女王たる彼女の弁を聞こう。 『人族ではサキュバスと言うと大胆な姿で男性にぐいぐいと迫るイメージが強いようですが、私達はそんな事は致しません。 その様な形で迫るのは心に決めた伴侶だけであり、それ以外の男性の前ではご覧の様に肌を一切晒さないようにしております』 この事実を後で知ったプレイヤー達は&ruby(おおいなるきぼう){幻想}を木っ端みじんに砕いた運営に対し血涙を流しながら呪いの声をあげたとか。 とはいえ誘惑の能力は持っており、男性に通用するのは勿論女性にも効いてしまう強力さである。 アースに対し謁見の為の面接を行った際には、こっそり微弱な誘惑魔法を使用し、『色欲に簡単に流される薄弱な者でないか』を見定めていた。 &b(){&sizex(4){・デス}} 魔王の配下である四天王の一人で、死神を務める女性。 『死神』と言っても、髑髏の顔に黒いローブで鎌を持ち[[命を刈り奪り>護廷十三隊副隊長]]に来るようなタイプではなく、 死した命が正しく女神の下に導かれるよう手助けし、逆にまだ死ぬべきではない命に対しては治療も行えるという異色の死神である。 実際にアースが魔王領でのある戦いの後にぶっ倒れた際には、『はい、あーん』付きの付きっきりの看護をしてくれた。&font(l){そこを代われ} また、趣味で紅茶を嗜む一面も。 アースに対し謁見の為の面接を行った際には、『闇を一方的な悪として見ていないか』を見定めていた。 &b(){&sizex(4){・リビングアーマー}} 魔王の配下である四天王の一人で、魔王城内のメイド達を束ねるメイド長も兼任する女性の『生きる鎧』(さま〇う〇ろいを想像して頂ければ良い)。 四天王達の中では、見た目のインパクトさえあれど中身は一番クセが無いと言える総括役。 アースに対し謁見の為の面接を行った際には、他の四天王が面接を行っている間にアースの情報を集め、他の四天王からの報告を聞いて最終判断を下す役割を担った。 仕事に対して厳しく、その厳しさには部下のメイド(ちなみにメイド達も『リビングメイド』、生きるメイド服である)達も震え上がるほど。 とはいえ、アースの面接の結果発表の際にはどこのバラエティーだと言わんばかりにタメ&ドラムロール隊を用いてくる茶目っ気も有ったりする。 &b(){&sizex(4){・初代の魔王}} 歴代の魔王の魔力の中に眠り、魔王継承の儀が行われた際、後継者が本当に魔王として相応しいかどうかを見極めている。 姉と弟が居たらしいが、弟は典型的な『悪の魔王』的思想を持つ危険人物である。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){当代の魔王の賭けによって魔王の魔力を流し込まれたアースの意識の中に登場。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){『魔族であれば魔王になれた』とアースを評価し、暴走魔力を止める為、各々の魔王が必殺技とする『デモンズ・ジャッジ』を伝授した。}} #openclose(show=その他、未書籍化部分の国や人々(クリックで表示)){ &b(){&sizex(4){・過去の魔王}} 本名は作中未出なので、便宜上このような表記とする。 その名の通り数百年前に王座に就いていた数代前の魔王なのであるが、 何故か魔王の身でありながらある期を境に地底世界へと赴き、そのまま行方不明となっていた。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){彼が魔王の座に就けたのは、『ある種族』から貰った腕輪の力によるものであったが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その『ある種族』の狙いは、腕輪に宿った洗脳の力で魔王を自らの傀儡とし、他種族の国に攻撃させそれを見て楽しむ事だった。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){継承の儀の際にそれを見抜いていた初代魔王に叱責され、洗脳に抵抗する『デモンズ・ジャッジ』を伝授され、後継となる魔王を育てていたが、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){それでもじきに正気を保てなくなると察した彼は、捨て身で単身(部下を連れて行っても洗脳されるだけなので)『ある種族』の元へ攻め入り半壊させるも、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){敵の長には何も通じぬ完敗を喫し、嬲られ大穴へと捨てられた。つまり、地底世界には『行った』というより『落ちていった』というのが真相。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){死の直前、最後の意地で自らの身を『洗脳に対抗出来る金属』へと変え、更に敵種族がもう一度侵攻を開始する際に上記の内容を記した手紙が見つかるよう仕掛けを施し、息絶えた。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その後、地底世界の果てにてその身をアースに発見され、魂の状態で彼と対話し、動かぬ身体ではあるが魔王領へと帰還。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){彼の働きにより、現在地上ではある種族の侵略に対抗する為の準備が進んでいる。}} &b(){&sizex(6){&color(darkgreen){【ドワーフの街】}}} プレイヤーに地底世界と共に6番目に開放された他種族の国。全体的に寒冷な気候(魔王領と違い当然雪は無いが)。 『背が小さくてひげもじゃで鍛冶が得意で酒が大好き』という、珍しくお約束のカタマリのようなドワーフ族達で構成されている。 アイアン・ミスリル・オリハルコンの名を冠する三大都が三角形のような配置で存在しており、周囲に小さな村や町も点在している。 昔は現在の三大都の中心に位置する場所に王都も存在していたが、ある原因で滅びている。 &b(){&sizex(4){・クラネス}} オリハルコンの街の裏手に店を構える女性ドワーフ。 アースのドラゴンスケイルメイルを造った伝説の名工の子孫であり、ムチャな事が大好きでマッドサイエンティスト的一面も持つ。 『最強鍛冶屋』を自称しており、他のドワーフ達が断ったドラゴンスケイルの修理や新弓の制作を『必ず作れる』と断言する等、腕は確か。 アースの鍛冶の腕を短期間で限界まで引き上げ、ドワーフ達の秘伝である『素材のなりたい武器を聞ける能力』を伝授した。 &b(){&sizex(6){&color(darkslateblue){【有翼人族】}}} 殆どのプレイヤーには存在を知らされていない、天空に住まう種族。 見た目はまさに『天使』と言うべき一族だが、その内面はこの世界でも&bold(){とびっきりの悪魔}である。 賭け事を好むようで、よく賭場を開いている様子がうかがえるが、その対象はなんと他種族の命。 他種族の一部になんらかのトラブルを引き起こし、対象となる種族が生き残れるかどうか、を日々賭け合っているという救いようのない種族である。 霜点・皐月兄妹を弄んで殺したのも、数代前の魔王を洗脳しようとして失敗したら嬲り殺したのも、ドワーフの王都を滅ぼしたのも全てコイツらの仕業である。 当然、稀にその企みを見抜かれ抵抗される事もあるが、そんな相手を見えないバリアと見えない攻撃で軽くあしらう強さを持つ上、『肉体が全盛期から衰えず老衰もしない』という特性を持つ。 作中で判明しているだけでも、龍人族・エルフ族・ドラゴン族・魔族・ドワーフ族に手を出している事が分かっており、特にドラゴン族とは激しく争った過去を持つ。 強靭なドラゴン族には、科学力で造り出した『マシーン』と呼ばれる強靭な戦闘兵器を用いて戦った。 流石にドラゴン族&龍の姿をとった龍人族の連合軍には分が悪く、更には彼らの中にも良識を持った一派が居てドラゴン達に寝返った事により敗北を喫したが、 現在は地底のドワーフ族相手に『命を収穫する者』なる低質なマネキン兵士((とはいえ、このマネキン達によりドワーフの王都は滅ぼされている。が、当時の賢王の政策によりドワーフ達が三大都を作り各地に散っていた為、ドワーフの全滅は回避している))を送り込み戦闘データを集め、いずれ来る再度の侵略の際に『本命』を送り込む画策をしている。 現在は、数代前の魔王が最期に遺した手紙が発見された事により、再びヤツらが魔王領始め地上に侵攻を開始する事が判明((手紙自体がそのようなタイミングにしか見つからないよう仕掛けが施してあった為))し、 現在は地上の全種族が結集し、彼らに対抗する手段を構じている最中であり、『最後に倒すべき敵』のような雰囲気を漂わせている。 &b(){&sizex(4){・羽根持つ男}} 固有名は作中未出なので、作中の呼称をそのまま項名とする。 アースが円花の中の世界にて出会った有翼人であり、霜点・皐月兄妹の悲劇を引き起こした人物である。 アースと、剣の達人である霜点を軽くあしらう実力を有しており、遂にはアースは彼にひと傷も付ける事が出来なかった。 有翼人らしく傲慢な態度を持つが、予想以上に粘るアースと霜点に対し評価を改める等、100%の油断はしない抜け目の無さも持ち併せる。 アースに薬を届ける役割を任せ、文字通り命を賭けて放った霜点の防御無視の必殺奥義にはダメージを受け、仕返しに彼を死の一歩手前まで痛めつけた後に撤退した。 上記の通り、有翼人は老衰では死なない特性を持つ為、 この悲劇から幾年も経った今でも生存しているであろう事が推測されており、アースが円花の無念を晴らす為、討伐目標としている人物である。 } 追記・修正はワンモアプレイヤー達のように女性NPC達にがっつきながらお願い致します。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ここまで作りこまれていてびっくりした -- 名無しさん (2018-03-23 23:32:30) - 完全に同意。感心した。作った人ありがとう。 -- 名無しさん (2018-03-24 08:43:10) - エルフの森に『とらちゃん』の項目がない -- 名無しさん (2018-03-24 09:40:49) - ↑ほんとだ、とらちゃん忘れてました……加筆しておきました! -- 名無しさん (2018-03-24 12:31:27) - ここまで説明していると関係者の宣伝目的と疑いたくなるな とりあえずネタバレし過ぎると逆に読む気なくすから削ったほうがいいのでは -- 名無しさん (2018-03-24 13:27:10) - ↑実は近々アニメ化とかするのでその宣伝でした!……ってなら個人的にはそっちの方が嬉しいですが……(笑) あと、確かに『既に知ってる人向け』である事は傾向として否めませんが、一応核心部分は任意でないと見れないようにしてあるので、とりあえずはこのままで良いかなあと…… -- 名無しさん (2018-03-25 21:34:31) - ネタばれ注意とありますし、個人的にはこれくらいでも悪くはないです。 -- 名無しさん (2018-03-25 21:56:58) - これ書いた人マジ感謝。 -- 名無しさん (2020-02-24 10:44:58) - もう既にいくつかの情報書籍化されてるけど、直さなくていいのかな......,......,..自分はできないから無理だけど。 -- 名無しさん (2020-02-24 10:49:46) #comment #areaedit(end) }

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