握る(技)

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&font(#6495ED){登録日}:2020/03/18 Wed 00:04:12 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 28 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(6){&bold(){&color(SPRINGGREEN){貴様が銀色の足ならば、俺は黄金の指!!}}}} #right(){&sizex(2){『[[機動武道伝Gガンダム]]』[[ドモン・カッシュ]]} &sizex(2){第1話「ガンダムファイト開始!地球に落ちたガンダム」より}} ここでは、腕力に物を言わせて相手を握り潰す技と、その使い手達を紹介する。 #contents *概要 &bold(){「握る」}という動作は数ある動物の中でも人間及び[[チンパンジー]]などの霊長類だけが可能な技術の一つである。 しかし、これ単独で相手に痛打を与えるのは凄まじい握力が要求されるためかなり困難。 大抵は相手の体の一部を握ったとしても[[投げ技>投げ(技)]]などに派生したり、相手の手指足指などを握りながら関節にかかる力を工夫=極めて(折って)ダメージを与える。 一応男性が相手の場合限定で&bold(){&color(RED){「股間を握り潰す」}}という使用者の腕力を問わずほぼ一撃で戦闘不能に陥れることができる技もあるが。 それだけに敢えて「握る」という一動作で相手に大ダメージを与える技を使うキャラクターは規格外の握力の持ち主であることが多く、全体に強キャラ扱いされ易いことが多いのが特徴。 また、&bold(){「巨大な手の持ち主」「巨人・巨大ロボット対普通の人間」}というシチュエーションでは&bold(){&color(RED){「握られる」}}という一動作で体全体を潰されるような事態も発生し、大抵は脱出困難な大ダメージ技として演出される((一方で、小が大を制するのもエンタメの王道ゆえに「○○が握り潰された!」と見せかけてから手そのものを破壊して余裕綽々に脱出するような展開もざらにある。))。 なお、以下のようなパターンについてはここでは取り上げない。 -1.握ることが能力の発動条件 『[[HUNTER×HUNTER]]』の[[ゲンスルー]]は「火薬に変えたオーラを手の平の内側で起爆する」という能力を持つが、手を平面に密着させるのではダメで対象物を掴んでいる必要がある((本人曰くバスケットボールくらいのサイズが限度。))ため、実質握ることが能力の発動条件になっている。 このような場合、純粋な腕力でダメージを与えているわけではないので、例外とする。 -2.握ってから他の技に派生する 『[[モンスターハンター]]』シリーズの[[ラージャン]]が使う拘束技を食らうと握り締められた上で投げ飛ばされるが、これはどちらかというと投げ技の前動作に近いのでここでは除外。 [[松永久秀(戦国BASARA)]]も、「相手を片手で握って持ち上げて火薬で爆破」という技を使用するが、握ることは単なる拘束でありメインのダメージは爆破である。 -3.握る違い [[寿司>SCP-571-JP]]や[[弱み>悪の女幹部(エロゲ)]]等の情報、[[麻雀]]のイカサマや金玉といったものも握るものではあるし情報や金玉に至っては握り潰したりもするが、意味が違うので基本的には取り上げない。((金玉を握るという言葉は基本的に自分のものを握っていてそのぐらい暇してるという意味である)) また、ネックハンギングツリーといった素手での[[首絞め]]技も握り技に近い動作になるが、これもここでは取り上げない。 *代表的な握り技及び握り技の使い手たち **握り技部門 -[[シャイニングフィンガー>シャイニングフィンガー/ゴッドフィンガー]] #center(){&sizex(4){&bold(){&color(SPRINGGREEN){俺のこの手が光って唸る!お前を倒せと輝き叫ぶ!}}}} #center(){&sizex(4){&bold(){&color(SPRINGGREEN){砕け!ひぃっさつ!!}}}} #center(){&sizex(4){&bold(){&color(SPRINGGREEN){シャァァァァイニング・フィンガァァァァァァッ!!}}}} 『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の主人公機、 ネオジャパン代表の[[モビルファイター]]・[[シャイニングガンダム]]の[[必殺技]]。 この項目のきっかけの一つ。 搭乗者であるガンダムファイター・[[ドモン・カッシュ]]を演じる [[関智一]]ボイスによる無駄に燃える熱い掛け声でおなじみ。 &bold(){&color(SPRINGGREEN){緑色に光輝く右手}}で相手の頭部を握り潰すというロボットアニメじゃなかったら絶対主人公の技として採用できない大技。 原理としては高エネルギーの液体金属を機体の指関節の隙間から放出することで接触した物体を粉砕している。作中でもシャイニングフィンガーを発動する際に指関節が伸びて隙間が開き、その隙間から緑色のオーラのようなものが放出され、技終了の際に指関節が縮んでいることが分かるシーンがある。 視覚的インパクトもデカく、 かつガンダムファイト国際条約第1条&bold(){&color(RED){『頭部を破壊されたものは失格となる』}}を体現しているのもポイントの一つで、予選の様々な勝負を飾った((とはいえそれは逆にレギュラー格のライバルたちには必殺技をクリーンヒットさせて快勝できないということにも繋がり、序盤のドモンは引き分けや物言いばかりというメタ的な批判が作中で論じられたこともある))。 ドモンの修めた武術&bold(){&color(RED){「流派東方不敗」}}のルーツがTVアニメとは異なる小説版では、古代インドの僧侶の使った三本の指で相手の頭部を衝いて戦闘不能にする技が原型という解釈になっている。 なお握り潰すだけでなく[[貫手>貫手(武道)]]のように突き刺すようなバリエーションもあり、後継機である[[ゴッドガンダム]]の&bold(){&color(ORANGERED){爆熱ゴッドフィンガー}}は主に相手の腹部に手を突き刺す貫手バージョンを多用している((決勝戦ではウォン・ユンファの介入によってルールが変更され、腹部にあるコックピットへの攻撃が解禁されたためと思われる))。 そして&bold(){&color(RED){石破天驚ゴッドフィンガー}}へと昇華された際は巨大な気の掌が[[マスターガンダム]]を握り潰す程の描写を見せた。 #center(){&sizex(4){&bold(){&color(#b6d7a8){なるほど、「シャイニングフィンガー」とはこういうモノか!}}}} 『[[∀ガンダム>∀ガンダム(アニメ)]]』のラスボスである[[ギム・ギンガナム]]は、乗機[[ターンX]]の右手に装備された&bold(){&color(DARKORANGE){「溶断破砕マニピュレーター」}}をこう呼んでいる。 [[シャイニングガンダム]]のそれとは原理が異なるが、握り潰して攻撃するという点は同じで、むしろ純粋な兵器としてはこちらの方が重武装。 余談ではあるが『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の後半主役機[[デスティニーガンダム]]の&bold(){&color(LIGHTGREEN){「パルマ・フィオキーナ」}}による攻撃も、 対象をマニュピレーターで掴む→「パルマ・フィオキーナ」によるビーム攻撃で破壊するという、シャイニングフィンガーに似た演出になっているが、 こちらは&bold(){「掌に装備されたビーム砲で[[接射]]している」}だけで、「握る」ことで対象を破壊する武装というわけではない。 ただ見た目は似ているため、『Gガンダム』でドモン役を演じ、『SEED』シリーズには[[イザーク>イザーク・ジュール]]役で出演している関氏は本機を&bold(){&color(RED){「他人の機体とは思えない」}}とコメントしている。 -アイアンクロー 現実の[[プロレス]]における技。相手の顔面を握り締めてダメージを与える。「ブレインクロー」とも。 派生した技としては相手の胃袋に当たる部分を狙った「ストマッククロー」というのも存在する。 フリッツ・フォン・エリックが得意としていた技であり、相手への屈辱性の高さからヒール系レスラーが愛用する技になっている。 [[バキの作者>板垣恵介]]曰く&bold(){「ものすごく痛いのに人体へのダメージは少ない」}とのこと(([[自衛隊]]時代に脳筋の先輩にかけられた記憶と怨みを作中で語ってたりする。))。 プロレスがテーマの『[[キン肉マン>キン肉マン(漫画)]]』では上記を元ネタとするゴッド・フォン・エリックの必殺技が&bold(){&color(RED){「アイアインクロー投げ」}}となっている。 [[ブロッケンJr.]]の鍛え続けた握力によるそれも強力であり、相手の顔面と片手を握って拘束したままコーナーポストに頭から叩き付ける「ゾーリンゲンの鈍色刃」なども持つ。更に[[サイコマン>グリムリパー(キン肉マン)]]の得意技&bold(){&color(BLACK){「巨握の掌」}}をはじめ[[完璧超人始祖>完璧超人始祖(キン肉マン)]]の規格外のスペックを示す描写として多用されている((完璧陸式ジャスティスマンが超人の頭を握り潰して殺害するシーンなど。彼の必殺技も掴んだ頭部を破壊しつつキャンバスに叩きつける荒業であり、食らった相手が誇張抜きで粉々にされたことも。))。 殴る蹴るといった直接的な暴力表現を避けつつ相手に大ダメージを与えられるため、ヒロインが主に躾で使うこともあり、フロムキッチン対面式で[[妹た>南夏奈]][[ち>南千秋]]二人同時に潰す[[春香姉さま>南春香]]、甘夏を潰してジュースが作れおしおき用の「自力金剛輪」も持つ[[モモカン>おおきく振りかぶって]]、専用の立ち絵までもらって弟・雄二を潰す[[タマ姉>向坂環]]などはこれを得意技としている。 特に後者は&font(l){本編でその調子なので格ゲー『[[AQUAPAZZA]]』に登場したときも、いわゆる「格ゲー補正」控えめの「素」に近いスタイルで戦えている。} 因みにポケモンのワザを思い出した人、そっちは「メタルクロー」である。 -骨外し 必殺シリーズの『[[必殺仕置人>必殺仕置人(時代劇)]]』にて登場した、山崎努演じる[[念仏の鉄]]の殺し技で、建前では接骨術を応用と言いつつも、相手の頚椎や手足の関節を怪力と強靭な指を利用して掴み折ってしまうという、文字通りの&b(){必殺技}であった。 腕を掴んだ後に関節を破壊するばかりか、滅茶苦茶に捻って放置というエグい仕置きを見せたこともある。 続編の『[[新必殺仕置人>新必殺仕置人(時代劇)]]』では、真正面から手首をぶち込み、背骨を外してしまうという豪快な技にアレンジされている。 仕置きシーンにて時代劇にも関わらずレントゲン映像が挿入されるという斬新さから、お茶の間に凄まじいインパクトを残し、以降の必殺シリーズにて坊主頭の怪力キャラクターを定着させるきっかけともなった。 『必殺仕事人V 激闘編』にて初登場した、柴俊夫演じる“壱”は、元々山崎に三度目となる鉄の登板を断られたことにより誕生したキャラクターである為、同じく握力を利用した殺し技を使う仕事人となっている。 -心臓掴み 必殺シリーズの『[[暗闇仕留人>暗闇仕留人(時代劇)]]』にて登場した、近藤洋介演じる村雨の大吉の殺し技。 &font(l){ぶっちゃけ鉄のマイナーチェンジ。} 数個の胡桃も簡単に割ってしまう握力を利用して、外側から相手の心臓を掴んで圧迫し、強引に鼓動を止めてしまうという、スタプラも真っ青の[[必殺技]]である。 こちらはレントゲンに加えて心電図が停止する映像も挿入される。 &font(l){さらなる}マイナーチェンジ版として必殺シリーズの映画『必殺!THE HISSATSU』にて登場した斎藤清六演じる胆臓潰しの石亀はカボチャを握り潰す握力を利用して、肝臓と胆嚢を潰す殺し技を持つ。 -喉笛砕き 必殺シリーズ『必殺からくり人血風編』にて登場した浜畑賢吉演じる玉転がしの直次郎の殺し技。 直次郎の殺し技は&b(){足の指で相手の喉笛を“掴んで”砕く}というもので、スタッフも如何に鉄の殺し技と区別するかを悩んでいたのかが窺える。 -ゴールドクラッシュ 『[[黄金戦士ゴールドライタン]]』の主役ロボ・ゴールドライタンの[[必殺技]]。動作的には貫手と握り技のグレーゾーンにあたる。 貫手の応用でイバルダ大王率いるメカ次元の侵略ロボの心臓部めがけて右手を突き出す。 そのまま抉り取り握り潰した後、侵略ロボが爆発する演出が渋い。 &bold(){貫き手で敵の身体を突き破り、脆弱な内臓を握ってクラッシュする}技動作は、後の『[[モータルコンバット]]』の加納さんの究極心臓えぐりや『[[Bloodborne]]』の内臓攻撃の原型でもある。 -魔のショーグン・クロー 『キン肉マン』の[[悪魔将軍]]が用いるクロー技。シンプルに見えるが威力は凄まじく、あの豪胆な[[バッファローマン]]がかけられてガチでビビり上がる程。 100キロを越す巨体を片手で軽々と持ち上げそのまま投げ捨てる&bold(){「地獄の超特急」}へと繋がる。 将軍様の&bold(){「どんなにおそろしいクローかは知っているな?」}という問いかけから 恐らくだが[[悪魔超人]]軍のスパーリングで頻繁に用いられ怖れられていた技のようである。 よく生き延びて来れたな… -零の悲劇/地獄の九所封じ その八 『キン肉(ry前者は[[ストロング・ザ・武道]]が、後者は悪魔将軍が使用した技である。握手を行うことにより発動する。 掌にある超人の思考能力を司るツボを刺激し、戦闘能力を奪う技…と、黄金のマスク編では説明されていたが 武道の場合、物理的に[[超人強度]]を吸い取っており、最終的にはすべて奪いつくし超人をただの人にさせてしまう。 前者の場合手で握らずとも接触していれば発動可能なため、厳密には握る行為そのものでダメージを与えているわけではない。 また、後者はあくまで&bold(){「手を握る」}というピンポイントな形でなければ成功せず、試合中にその形に持って行くのは意外に難しいため、「相手の健闘を讃える」など心理的な隙を衝く狡猾さが求められる。 -オメガハンド 『キ(ry[[オメガマン・ディクシア>ジ・オメガマン]]及びその実兄[[オメガマン・アリステラ>オメガ・ケンタウリの六鎗客]]の生家&bold(){&color(PURPLE){「オメガ宗家」}}に伝わる秘宝である巨大な掌を象った装具。 彼らのフェイバリットはこれを用いて相手を掴んで抑え込みつつ発動するのが主。 その代表が相手の両腕をキーロックに固めた状態から墓石落としの体勢で落下中に&bold(){&color(RED){さらに上から包み込んで握り潰すようにして逃げ道を塞ぎつつキャンバスに激突させる}&color(PURPLE){Ωカタストロフドロップ}}。 新章ではアリステラが&bold(){&color(PURPLE){Ωアポカリプスクラッシュ}}や&bold(){&color(PURPLE){ジャイガンテグローブカッター}}、&bold(){&color(PURPLE){Ωハルマゲドンアベンジャー}}といった新技を披露している -握撃 [[バキシリーズ]]に登場する侠客、[[花山薫]]の必殺……必殺?技である。 コミックスのアオリでは&bold(){&color(RED){危険な龍のアギト}}と称された。 技、というか彼自身特定の格闘技などは全く修めていない完全な実戦喧嘩主義の人物であるため、この&bold(){&color(RED){「握撃」}}も 特殊な動作など一切ない、&bold(){単純に相手の肉体を掴んで、力を込める}というだけの行為である。 作中でも&bold(){あれはもう技じゃない}と評されている。マスター国松いわく&bold(){「人体はそういう風にできとらん!」} だが、花山の先天的な規格外の握力にかかればこの「単に握る」という動作だけで&bold(){相手の肉体を完全に破壊する}レベルの威力になる。 特に離れた二か所を同時に掴むことで行き場を失った血液を集中させて&bold(){&color(RED){相手の肉体を破裂させる}}という凄絶な人体破壊は衝撃的。 手全体で掴むまでもなく、指で摘まむ…抓りでもそのまま相手の肉体を&bold(){&color(RED){スポンジケーキのようにむしり取ってしまう}}ため、仮に寝技の巧者であっても花山相手に密着しているのは危険極まりない。 [[スペック>スペック(バキ)]]戦では、これを使って[[裸絞め>首絞め]]から脱出した他、喉を潰して完全敗北させた。 [[スピンオフ]]で描かれた幼少時代においてすら、出入りに赴かんとする父親の腕をパンクさせており、その破壊力は現在も順調に進化しているが、 一方であまりにも強力な握力ゆえに本気で握り締めると&bold(){&color(RED){拳が自壊してしまう}}という危険性から、実は花山は生まれて以来一度も本気で拳を握ったことがない。 [[海王>海王(刃牙シリーズ)]]の一人、孫海王ははめている指輪を握って壊すほどの握力を持つ(台詞を見る限り打撃主体ではある)が、対峙した[[烈海王>烈海王(バキシリーズ)]]からは握力勝負で完敗した挙句、花山以下だと断じられている。 -にぎりつぶす |タイプ|[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]| |[[威力>威力(ポケモン)]]|120×相手の残りHP/相手の最大HP+1| |命中率|100| |PP|5| |分類|物理| |直接攻撃|○| |攻撃範囲|単体| [[ポケモンシリーズ>ポケットモンスター]]に登場する[[レジギガス]]の[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]。相手をその巨大な手で握り潰してダメージを与える。 全ポケモン中屈指の巨体を誇るレジギガスのイメージによくあった技であり、その最大威力も120と専用技に相応しい高さ。 ただし、相手のHPが減れば減るほど威力が下がる特性があり、最初の一発としては強力だが、相手が先手で反動技を使ったりすると威力がガタ落ちするなど癖が強い。 また性質上連打には向かないので[[こだわり系アイテム>こだわり系アイテム(ポケモン)]]との相性も悪い。 伝説級のポケモンの専用技なので、単独の性能としては悪くない……が、使い手が[[レジギガス]]というのが最大の問題。 詳しくはレジギガスの項目を参照して欲しいが、ぶっちゃけ&bold(){コイツに先行撃ち逃げ系技は相性最悪、特性とにぎりつぶすが対立している使い勝手}である。&s(){他の技も大して相性良くないけどさ} とはいえ、腐っても先手で撃てればタイプ一致威力120というのは間違いなく、一応使わせれば最低限の威力は出るので、たまに採用されることも無いわけではない。 ちなみに、「しぼりとる」という一般技とほぼ同じ性能。違いは物理か特殊かの差のみで、「にぎりつぶす」は物理、「しぼりとる」は特殊((ちなみにどちらも直接技(相手に接触する技)である。特殊直接技はかなり珍しい。))。 「にぎりつぶす」は[[レジギガス]]がタイプ一致で使えるのに対し、「しぼりとる」を覚える殆どのポケモンは不一致。 他に「ハードプレス」という一般技が[[はがねタイプ>はがねタイプ(ポケモン)]]の物理技に登場しているが、最大威力は100となっている。 -クロー [[初代『モンスターファーム』>モンスターファーム(初代)]]でのみ[[ゴーレム種>ゴーレム(モンスターファーム)]]が使える技。その巨体に見合った巨大な掌で相手を掴んで、大ダメージを与える。 この[[ゲーム]]における[[ゴーレム]]の技は、どれもこれも並のモンスターのそれと比べてヤバい破壊力ばかりなのだが、このクローはその中でも特に当たりやすい「命中重視技」であることが脅威。 プレイヤーが使う分にはとても頼もしいが、敵が使う分には「外してくれ!」と祈りたくなるような、そんな位置づけである。決まると何か砕けたような音がするのもポイント…。 他にはエビシャコザリガニみたいな[[アローヘッド>アローヘッド(モンスターファーム)]]も「クロー」名義の技を使うが、こっちはハサミでやるのでこの項目の定義的には怪しい。 -ゴッドハンド 『[[ロマンシング サガ -ミンストレルソング-]]』に登場する[[サルーイン]]が誇る凶悪技の一つ。 味方一人を吸い寄せ、そのまま握り潰して大ダメージを与えるのだが、基礎威力・成長度・防御無視率・[[サルーイン]]の腕力の高さの全てが合わさって即死級の破壊力を生み出している。 ダメージだけでなく[[即死>即死系(ゲーム)]]効果があるため、「リヴァイヴァで復活してワンチャン」と安心したプレイヤーをも絶望させた。 -北斗鋼裂把 『[[北斗の拳]]』に通常する[[北斗神拳]]の奥義の一つ。 秘孔を突いての内部破壊ではなく、それを可能とするほど強靭に鍛え抜かれた指の力を純粋に用いて対象を引き裂き、握り潰すという技。 カサンドラでの[[ウイグル獄長]]との戦いにて[[ケンシロウ>ケンシロウ(北斗の拳)]]が使用。 必殺のショルダーアタック・蒙古覇極道を僅か6本の指で受け止めたのち 鋼鉄をも引き裂くその指力で獄長の肩を握り、筋を全て破壊して技を封じ勝利への布石としている。 派生[[ゲーム]]では『[[北斗無双]]』『北斗が如く』などで使用可能で、こちらでは相手の顔面を掴んで握り潰すという殺傷力のありそうな使われ方をしている。 -華山獄握爪 同じく『[[北斗の拳]]』より、天帝軍の郡司令バスクの技。 掴んだまま[[高速回転>きりもみ回転(技)]]して抉り取る凶悪な技だが、ケンシロウの胸板を掴んだはいいが回転できず、逆にケンシロウによって腕を回転させられぐしゃぐしゃにされた。 -バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノン 『[[バオー来訪者]]』の主人公・橋沢育郎が、体内に寄生した生物兵器・バオーによって発現させる&ruby(アームド・フェノメノン){武装現象}の一つ。 筋肉・骨格・腱といった肉体を組成する単位を根本レベルで強化したことで爆発的に増大した身体能力に加え、 掌の表面から有機物・無機物を問わず瞬時に溶解させてしまう&bold(){&color(Yellowgreen){強酸性の体液}}を分泌することで &bold(){&color(RED){捕捉した相手をドロドロに溶かしながら圧倒的な力で握り潰す}}という戦慄の必殺技が誕生した。 いわば&bold(){&color(BLUE){強制的な防御無視攻撃。}}バイオニック[[シャイニングフィンガー>シャイニングフィンガー/ゴッドフィンガー]]である。 ・&bold(){&color(RED){握っていた拳銃を手とごちゃまぜにされたうえに溶かされる}} ・&bold(){&color(RED){首から上を油粘土みたくグチャグチャに捏ね回されて絶命する}} など絵的なエグさが半端ない。 ちなみに&bold(){&color(BLUE){「酸を分泌するバオー(育郎)の肉体が何故溶けないのか?」}} という疑問に対する回答を作中で行っており、この時のロジックは 次回作『[[ジョジョの奇妙な冒険]]』でも[[形を変えて再利用されている。>カーズ(ジョジョの奇妙な冒険) ]] -&ruby(ドスフルール){二輪咲き}「グラップ」 『[[ONE PIECE]]』のW7編終盤で[[ニコ・ロビン]]が使用。 W7からの出発を拒む[[フランキー>フランキー(ONE PIECE)]]&bold(){(この時は下半身裸だった)}を仲間に加えるべく、 彼の大腿部から腕を二本生やし&bold(){&color(red){彼の股間を力の限り握り締めた}}。 その威力たるや、フランキーが&bold(){凄まじい悲鳴を上げて泣き叫ぶ}程であった。 &bold(){&color(#00ffff){「ホデュアーーーーーーーーっ!!!!」「ァァァァァァァァ」}} &bold(){「もげるわいなー!!!」「もぎりとれるわいなー!!! みかんの様に!!」} &bold(){[[「おいロビン! 男のまま仲間にしたいんだよ! 取んなよっ!」>モンキー・D・ルフィ]]} &bold(){「加減してくれ頼むから!! 女になっちまう!!」} ……と、その威力と、股間を全力で握りしめるという恐ろしい技を繰り出した事に周囲の人々は戦慄した。 しかし、彼女の目的は「(他人に泣いている姿を見られるのを嫌う)フランキーを泣き叫ばせる」ことにあり、 &bold(){「部下達の思いを受けて感極まったフランキーに、涙を流す口実を与える」}事にあった。 事前に本人も言ってはいたが、&bold(){手荒にも程がある}。 また以上の様に、銃も剣も効かないフランキーを悶絶させる程の威力があるが、戦闘シーンで使用した事は一度もない。&s(){あってたまるか! ……『[[海賊無双>ONE PIECE 海賊無双シリーズ]]』で使ってたけどね。} -&aname(轟盲牌,option=nolink){轟盲牌} 『[[ムダヅモ無き改革]]』に登場する技。 作中では主人公である小泉ジュンイチローが度々見せているほか、「獅子の血族」編以降の主人公である真田又次郎も使用可能。 握力で麻雀牌の表面を削り取り、何も書かれていない柄の牌である[[白>パイパン]]へと作り変えてしまう。 応用として削り取った部分を他の牌に移植して二つの牌を作り替えるという芸当もできる。 &bold(){麻雀におけるイカサマは基本的に取り上げないと言ったが、轟盲牌は指で握ることで成立する技なのでここに該当する。} ちなみに他のイカサマがすり替えを行うのに対し、轟盲牌は牌を作っているという点でかなり異質。無論現実では不可能だろうが……。 なお、作中の麻雀ルールでは「&b(){偶然白が多い不良品だった}」だけと判定されるのでイカサマ扱いはされない。 加えてイカサマは現場を押さえなければならないので、牌を握るだけで完遂してしまうこれを摘発するのは至難の業。 対策としては、削ると凄まじい熱と光を伴って激しく燃焼しダメージを与える&b(){劣化ウラン牌}を使う((ただしこれも「轟盲牌をするとダメージを食らうぞ」という脅しでしかなく、牌が燃焼しても「ちょっと強く握っただけ」「指が擦れただけ」などと言われればそれ以上の追求はできない可能性が高い。実際、作中で劣化ウラン牌に轟盲牌を使って摘発されたシーンは無い。))、「白」や「□」と書かれた牌を使う(=削られた牌は白としてカウントされない)などがある。 ただし劣化ウラン牌に対してもジュンイチローはダメージを覚悟で轟盲牌を敢行し、[[麻雀史に残る超大技>麻雀における最高打点]]を繰り出している。&font(l){なんなんだアンタ。} また、ヒトラーは敢えて劣化ウラン牌に轟盲牌を行うことで相手の服を燃やし、変装を見破るという使用法を披露している。 他にはデーモン木ぐr……もとい悪魔医師メンゲレがゾーリンゲン轟盲牌という技を見せたことがあるが、これは白になるよう牌の柄がある方を切り落としているだけであり握ってはいない。 -&ruby(レイザーズ・エッジ){こそぎ落とす十指} 『[[ケンガンアシュラ]]』に登場する格闘家「理人(本名:田中一郎)」の技。 天性の格闘センスと小学生の時点で500円玉を引きちぎる程の人間離れしたピンチ力((指先のつまむ力))の持ち主であり、その人間離れしたピンチ力によって指先だけで相手の肉を剃刀のように削り取る技。 動脈に命中すれば大量出血は免れず、皮膚を攻撃対象にする以上、防御すれば防御した部位の皮膚を切り裂かれダメージを負うことになる凶悪技。 ただし切り裂くためには勢いが必要なため、密着する、あるいは手の甲を抑えるなどして距離を殺してしまえば使用できない欠点を抱えておりそこを狙われ敗北した。 しかし敗北の後に弱点を克服しており、密着した状態から相手を切り裂いてみせる成長を遂げた。 -&ruby(スネークバイト){蛇咬} 『[[GetBackers-奪還屋-]]』の主人公の片割れ[[美堂蛮]]の[[必殺技]] 200キロを越える握力によって相手を握り潰す。発動の瞬間に蛇のような幻影が現れる。 この数字が推定とはいえ[[ゴリラ>ゴリラ(動物)]]やチンパンジー以下なことがたまにネタにされるが、よく考えたら片手で樹木にぶら下がるそんなのと比べられる時点でいろいろおかしい。 また、アスクレピオスの力を発動して威力強化することも多いので、奪還屋のインフレの中でも問題なく通用している&font(l){と思う}。 -&ruby(オールオアナッシング){俺たちに明日はない} 『ハマトラ』の主人公の片割れムラサキが持つ「偉力」のミニマム。 要するに握力強化である。 &font(l){漫画版開始時点の話であって、その後普通の身体強化系になってるのは内緒。} -&ruby(フィストファッカー){拳骨魔} 『マルドゥック・ヴェロシティ』に登場する元ボクサーの人間兵器ジョーイ・クラムの異名であり技。最大4トンに達する握力で何もかも砕く。 ていうかフィストファックて…… -デスグラップル 『[[重機人間ユンボル]]』に登場するバイス・バーベンダーがユンボル特有のテツグンテ「D2GR5:デスクロー」で繰り出す技。 物を掴む大型グラップル形状ゆえの圧搾技。 **使い手部門 -羽死夢 『[[ブラックエンジェルズ]]』の登場人物。読みは&bold(){「はしむ」} 法で裁けぬ外道を地獄に落とす闇の住人[[ブラックエンジェルズ]]の1人で、主人公・雪藤洋二の過去篇に登場する彼の仲間の1人。 外見は闇を感じさせない陽気な小太りの青年で、普段は[[ブラックエンジェルズ]]の創始者・鷹沢神父に仕えているが、 外道に対しては&bold(){&color(RED){「聞け 地獄の響きを~!」}}のキメ台詞と共に&bold(){&color(RED){背後から股間を握り潰し}}極限の苦痛を味わわせながら死に追いやる殺し技を容赦なく見舞う。 …彼は男性専門の殺し屋ということなのだろうか? -マミー 『[[世紀末リーダー伝たけし!]]』の登場人物。 この物語の大部分のキャラクターに言えることだが見た目は青年でも&bold(){&color(RED){実年齢は11歳(小学5年生)}}((プロフィールで好物に堂々と「酒」と書いてあったりするが))。 ギャングチーム「マミーファミリー」を率いる男。当人も超人的な握力を用いて相手の肉を引き千切るというえげつないスタイルで戦う。 当初は卑劣で残忍な悪役で[[毒]]や闇討ち、人質作戦など非道な手段を平然と用いていたが 物語が進むとバトル要員として味方に駆り出される機会も増え、多少は丸くなった。 -ジョネス 『[[HUNTER×HUNTER]]』に登場する凶悪囚人。「&ruby(バラシや){解体屋}」の異名を持ち、少なくとも146人を殺害した大量殺人犯。 恐るべきことにその犯行の全てが&bold(){素手で}行われており、被害者はいずれも50以上の部品に分けられていた。 それを可能にしたのは、石壁すら握り潰す彼の驚異的な握力。 作中の描写を見る限り、殺人を犯したことに何かしら深い理由は一切無く、単に&bold(){生きた肉を素手でえぐり取る}こと自体を楽しんでいる猟奇殺人鬼。 更に手錠をかけられ後部座席に乗った状態で、エンジンキーを回そうとした警官の腕の肉をいつの間にか抉り取る程の素早さも持つ。 作中では、[[ハンター試験>ハンター試験(HUNTER×HUNTER)]]の「トリックタワー」において受験者を足止めするために登場。 他の囚人は「受験者を足止めしただけ刑期が短くなる」という恩赦を求めてのことだったが、彼だけは純粋に&bold(){久々にシャバの肉をつかめる}という理由だけでの参加(なお「シャバの肉」というセリフからすると刑務所内でも……)。 彼のヤバさを知っていたため、後に引けない状況でもレオリオは「負けでいいから戦うな」と迷わず断言した。 ……が、化物が多いこのハンター世界において本物の暗殺者になるための訓練を積み続けていたキルアには「アマチュア」と断じられ、&bold(){戦闘開始と同時に一瞬にして心臓を盗み取られた}。 そしてそのまま「か…返し…」と言いながら心臓を握り潰され絶命した。 要するに&bold(){[[噛ませ犬>かませ犬]]}である。 ただ、単純な破壊力は凄まじいことや、後のハンターの平均レベル及び言動([[ウボォーギン]]を見た念能力者が「人間を紙のように引き裂く」姿に絶望している)等を考えると、この世界でもかなり強い人間であることは確か。 [[ゴン>ゴン=フリークス]]が初対面時に怖気を感じたことからも、相手が悪かっただけで十分実力者であり、自然と強化系の[[念>念能力(HUNTER×HUNTER)]]の素質に目覚めていた可能性は十分にある。 -[[グリップ>グリップ(暗殺教室)]] 『[[暗殺教室]]』に登場する暗殺者。 「武器の持ち込みが規制された場所にも潜り込める」ために素手で殺す主義の暗殺者。状況によってはその主義を曲げて武器は使うこともある。 殺害方法はその驚異的な握力に任せてすれ違いざまに相手の頭蓋骨や首の骨をへし折るというもの。 しかし、握力は高くても基本的な戦闘力自体は中学生である[[赤羽業]]にさばき切られる程度とそこまでずば抜けているわけではない((これについては作中でも業が「勝てたのは不意打ちが仕事の暗殺者であるグリップに正面切って挑んだからだ、お前も不意打ちされたら確実に殺られていた」と注意指摘されている))。 -[[サボ>サボ(ONE PIECE)]] 『[[ONE PIECE]]』に登場する[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]の幹部。 戦闘スタイルは[[鉄パイプ]]を使っての[[棒術>棒術(武術)]]も用いるが、真の武器は人差し指と中指、薬指と小指を密着させた「竜の爪」という独自の型から放たれる技。 この状態で掴みかかる「竜の鉤爪」は、バズーカ砲や刀剣類を砕くほどの威力を発揮する。 また、作中で[[義兄弟>ポートガス・D・エース]]の形見である「メラメラの実」の能力を手にしたことで、炎を組み合わせてこれらの技を使用できるようになった。 -[[マスターハンド/クレイジーハンド]] [[『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ>大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]に登場するボスキャラ。巨大な手だけの姿をしており、『[[DX>大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』からは掴んで握って拘束する技を使ってくる。 ダメージはそこそこ大きいが、レバガチャで脱出可能。逆に無抵抗だと何度も握られて結構な大ダメージを食らう。 左手・クレイジーハンドのものは、アイテムのリップステッキと同様に頭に花を咲かせる効果があり、脱出後も追加で継続ダメージを受けてしまう。これもレバガチャで効果時間を短縮できる。 -[[喧嘩商売/稼業>喧嘩商売(漫画)]] 主人公、[[佐藤十兵衛]]の宿敵である喧嘩師・&bold(){工藤優作}は生来&bold(){&color(RED){脳内物質を自由に分泌できる}}という特技を利用した規格外の膂力を武器にしており、&bold(){&color(DARKRED){「掴まれたらその部位が即座に破壊される」}}という驚異的な握力を警戒されている。 また、十兵衛の師匠に当たる武術家・&bold(){入江文学}は自身より才能・経験共に遥かに上の怪物・&bold(){櫻井裕章}を相手に左腕の開放性骨折という重傷を負いながらも寝技の攻防に持ち込み、&bold(){&color(RED){渾身の力で櫻井の睾丸を一個ずつ握り潰す}}という忍耐不可能な痛みを与えることで隙を作り出し、逆転勝利を収めた。 十兵衛と文学の習得した古武術・富田流には担ぎ上げた相手の睾丸を握り潰し、激痛による反射で硬直した瞬間をすかさず頭から投げ落とすことで受け身を取らせずに脳天から地面に激突させる凶悪な殺人技&bold(){「高山」}が存在する。 -北枕 漫画『力王』に登場する、JP国分刑務所の管理のために囚人たちから選抜された四天王の一人で東部管区を仕切る。 元力士で、片手で人間の頭を握り潰す程の凄まじい握力の持ち主。 -ジャイアント・パンサー 『[[プロレス(任天堂)]]』のプレイヤーキャラクターの一人。 アイアンクローが得意技。 -[[キャリーアーマー>キャリーアーマー(FF7)]] [[ゲーム]]『[[FINAL FANTASY Ⅶ]]』の終盤で戦うボス敵。 [[神羅カンパニー]]が開発した作業用[[ロボット]]なのだが、後に戦うガチの戦闘用[[ロボット]]よりも強いと満場一致で言われてる強ボス。 特徴的な二つのクレーンアームによる「アームキャッチ」は超性能の拘束技であり、 まず、回避手段がないので使われた時点で捕獲が確定。そして捕まれば当然行動は封じられ、仮に捕獲されたキャラと戦闘不能キャラだけになればGAME OVERまっしぐら。 更に捕まったキャラを助けようと腕を攻撃するとその際のダメージに応じて捕まったキャラが掴まれ締め上げられるというオマケつき。 -[[ゴジュラス>ゴジュラス(ゾイド)]] 『[[ゾイド -ZOIDS-]]』シリーズに登場するへリック共和国を代表する大型金属生命体〈ゾイド〉。 新たな大型ゾイドが増えるにつれ噛ませ役のイメージが強くなってしまったゴジュラスだが圧倒的な格闘能力は未だ全ゾイドの中でも上位のパワーを誇る。 代表的な格闘攻撃としてその『クラッシャークロー』と呼ばれる腕の力の強さが知られている。 しかしゴジュラスの腕はその見た目通り機体全体からみたら控えめでありパンチや引っ掻き攻撃は出来ないものの、その握力の破壊力は非常に高い。 小型ゾイドなら掴んでそのまま握り潰したり、それより大きいゾイドなら装甲ごと引き裂くなどワイルドさ溢れる戦闘スタイルで敵ゾイドをスクラップにする。 こいつをオーガノイドシステムで強化した[[ゴジュラス・ジ・オーガ]]に至っては、同サイズの大型ゾイドである[[アイアンコング>アイアンコング(ゾイド)]]のゴジュラスより長く太い腕をそのまま力任せに引き千切るという規格外のパワーを見せた。 そのほかにも天敵にして電磁クロウを携えた[[デスザウラー>デスザウラー(中央大陸)]]や、ハイパープレスマニピュレーターを備えた後継の[[ゴジュラスギガ]]など、 特に直立二足歩行のゾイドは凄まじい握力に物を言わせたパワフルな攻撃を行う機体が多い。 -&ruby(グランド){G}・&ruby(マスター){M} 『バキ外伝 疵面』のキャラクターの一人で、本名ナットー・L・ネルーニョ。 一見するとチビのオカマだが、実は生まれつきの異常な筋肉の発達の影響であり、その結果片手で人間の頭を握りつぶすほどの握力を持つ。 -グレート巽 『餓狼伝』のキーキャラクターのプロレスラー。 板垣恵介版では付き人時代に&font(l){[[力道山]]}力王山の金玉を羽死夢のごとく握り潰して再起不能にした。 その後作中時点に至るまで身体能力は言うまでもなく更に鍛えられており、&font(l){原作より弱い}梶原を手四つで圧倒するほど。 弟子の鞍馬とはいい勝負だったのは内緒。 -テティ・グットニーギル 『[[魔法少女育成計画黒(ブラック)]]』『魔法少女育成計画「白」』『[[魔法少女育成計画「赤」]]』に登場する魔法少女の一人。 「魔法のミトンでなんでもつかめるよ」という魔法を持ち、コスチュームに付属しているミトンで掴んだところを千切ったり握りつぶすというまさに名前の通りの戦闘スタイルで戦う。 なんでも掴めるというよりは掴んだものをなんでも破壊できる魔法で、接近戦において非常に強力な魔法となっている。 #region(そして…) 「赤」最終決戦で彼女自身は戦死するも、その後魔法のミトンを咄嗟に装備した魔法少女スノーホワイトが、ちょうど不意打ちの連発で動きが止まっていた最強の敵ピティ・フレデリカの首を&bold(){ミトンの掴みで粉砕}。 その直前に飲み込もうとして精密狙撃による物理的阻止で喉につっかえていた強大なる力持つ「種」ごと首を破壊された結果、ピティ・フレデリカは&bold(){どんな思いゆえかすら分からないたった二文字の感嘆句しか脳裏に遺言を思う暇なく種ごと爆死した}。 #endregion -子守ユカリ 『[[群れなせ!シートン学園]]』に登場するコアラの女の子。 「コアラには握力が1tある」という(あくまでも)俗説から怪力の設定持ち。 [[カボチャ]]やスイカくらいなら平然と割れる。 -[[ディキトゥス>ディキトゥス(MS)]] 『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]』に登場するMSだが、MAへの変形も可能。 その形状はまさに手のひらそのものであり、Iフィールドを発生させながらであれば敵機体をその形で握りつぶす攻撃法も持つ。 -荒篠獅子也 『[[無限の住人]]』の六鬼団に属するオランダ人の剣士。全身に帷子を着込んだまま2本の大斧・ワスボールドを振り回す怪力。 [[万次]]さんに左腕を斬り落とされ帷子をはがされながらも右腕で頭を握りつぶそうと試みる。 しかし、[[再生能力>自動回復]]を利用して荒篠の左腕を右腕に&font(l){パクリ}移植した万次さんから怪力を流用されその右腕を握りちぎられるのだった。 -[[ゲッターエンペラー]] [[ゲッターロボ・サーガ]]に登場する惑星以上の超巨大[[ロボット]]。 ただ合体するだけでビッグバン以上のエネルギーを叩き出して敵を全滅させる化け物だが、その存在はもはやあらゆる法則を超越しており、タイムワープの亜空間を握り潰すという無茶苦茶が可能。 なおこの時、地球を吹き飛ばすほどのエネルギーを持った宇宙戦艦も一緒に握り潰しているが無傷だった(内部に真ゲッターがいたので手加減した可能性すらある)。 -[[仮面ライダースーパー1>沖一也/仮面ライダースーパー1]] 『仮面ライダースーパー1』の主役ヒーロー。5対の腕「ファイブハンド」を状況に応じて換装できる。 その中でもパワーに秀でた赤い腕&color(red){「パワーハンド」}のパンチ力は歴代ライダートップの500tに達する。 が、この腕は本来[[重力操作]]と併せて大質量の物体を動かす為の腕であり、作中でも頭上から落ちてきた50tの鉄球を軽く受け止めている。それだけに握力も凄まじく、[[戦闘員>戦闘員(仮面ライダー)]]ジンファイターの&bold(){頭部を軽く握り潰してみせた}。 -"筋肉的六神教"武田優心 漫画『ROPPEN -六篇-』に登場。その握力は400kg超。 **その他部門 技というよりはパフォーマンスということで…? -リンゴジュース作成 &bold(){自らの握力だけで[[リンゴ>リンゴ(果物)]]を握り潰して果汁を搾り取る}。 シリアス・ギャグ問わず、握力の強さを表現するために多用される手法。 特にギャグ作品では女性キャラが&bold(){&color(pink){「自家製ジュースを作るのが趣味なんですよ~」}}などと家庭的アピールした後に行い、 [[&bold(){&color(red){女子力(物理)}}>(物理)]]の高さを見せつけるまでがテンプレである。 &font(l){CMでは和田アキ子がやってたりしていた} 『[[キン肉マンⅡ世]]』では[[スカーフェイス>スカーフェイス(キン肉マンⅡ世)]]がパーティーの余興で リンゴだけでなく[[メロン>メロン(植物)]]やら[[パイナップル>パイナップル(果物)]]やら種々雑多な果物を片手でまとめて 握り潰してフレッシュジュースを作って見せていたが一部の読者には &bold(){&color(red){「握力よりそれだけの果物を片手で全部掴める器用さがスゴい」}}と妙な感心をされていた。 なお単なるパフォーマンスでなく、彼は普通にこのジュースが好物らしい((アニメ版の最終話でも自室の隅にジュースが映っていたりする。))。 [[ゲームの性能上でも怪力無双なおなご>エルフィ(FE)]]がコレやったりもするし、[[新しい秘孔でパワーアップした輩>アミバ(北斗の拳)]]だと鉄の玉を粉末にしてしまうことがある。 なお、豆知識として凍らせたリンゴを湯煎で解凍すると形はそのままを保ちつつ、子どもでも握り潰せるほどふにゃふにゃになる。 これの上級編は生の[[じゃがいも>ジャガイモ]]を握り潰すことらしい。 [[ボンボン版『餓狼伝説』>餓狼伝説(ボンボン餓狼)]]ではチン・シンザンが登場と同時にこれをやり、対抗した[[テリー・ボガード]]が何故か[[バナナ>バナナ(果物)]]を握り潰してベタベタになった手をチンの服で拭いていた。 番外的なものとして、セスタスシリーズのザファルはリンゴを砕くどころではない握力を瞬間的に発揮し、リンゴを砕かずに水分を飛ばして干からびさせ霧散した果汁の芳香が宙に舞うという芸当をしてみせた。元・拳闘士である彼はその瞬発力で密着状態からでも打撃の破壊力を発揮するのを旨としており、固定していないため衝撃が[[逃げる]]はずの角材を座ったままの姿勢で拳を密着させた状態から片腕の筋肉を膨張させるだけの動きで粉砕した。 -[[トランプ]]ちぎり 握力ネタでりんごジュースと並んで有名な技。 『バキ』の花山がやっていたのが有名だが、実は握力100kgを超えるとリアルに可能らしい。 [[テレビ朝日]]の番組『激レアさんを連れてきた』で、握力日本一の男が実演したこともある。 ちなみにバキでは強い握力の指針として他にも &bold(){&color(red){「握力計がいかれる」}} &bold(){&color(red){「コインを四つ折りにする」}} &bold(){&color(red){「線路用の大釘をへし曲げる」}} などのパフォーマンスが描かれた。 -クルミ割り 握力を鍛えるために硬いクルミを手のひらで転がすという行為は実際にあるが、そのクルミを握り潰すことで握力を誇示する事もできる。 フィクション上で初めて行った(と思われる)のが[[用心棒]]キャラだったというのもあり、フィクションではアウトローな[[用心棒]]キャラ御用達のパフォーマンスとして度々行われる。 ただ、不思議と割った後でちゃんと中身を食べる人は少ない。クルミ美味しいのに。 映画『[[酔拳>ドランクモンキー 酔拳]]』では、修行の一貫として[[ジャッキー・チェン]]演じる主人公が胡桃を使った握力強化に挑み、最終決戦での勝利の決め手(喉笛砕き)に使用されている。 上記の様に、日本のフィクションで胡桃を使った握力パフォーマンスが定着させるきっかけとなった。 -ギャンザ=レジック 『[[BLACK CAT>BLACK CAT(漫画)]]』に登場。 元ボクサー志望だが、幼い頃から小動物を楽しみながら殺す残虐な一面を持っていた。 大人になり、更に[[黒幕>星の使徒(BLACK CAT)]]によって「自らの筋肉を肥大化させる」能力を与えられ、それにより女子供を中心に虐殺を繰り広げていた。 その情報を得た[[イヴ>イヴ(BLACK CAT)]]が、「子供かつ女性だが、一般人の数倍は頑丈」ということで自分の意志で囮となるも、地面から現れたギャンザに不意打ちされ巨大な手により掴まれてしまう。 おそらく今までの獲物もそうやって殺害してきたと推測される。 その後イヴをデコピンで気絶させ人質にし暴れるも能力の使いすぎで死亡した。 とまぁ「道」という特殊能力の説明のために登場したような[[かませ犬]]ではあるが、彼によってイヴが恐怖の感情を覚えたのは事実である。 -[[ヤクト・ドーガ]] 『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』に登場する、[[ネオ・ジオン]]のモビルスーツ(MS)。 実はガンダム作品で明確に「握り潰す」行為をしたMSである。 尤も、技というより結果的にそうなっただけだが。 また握りつぶす対象も相手MSではなく生身の人間である。 [[ネオ・ジオン]]所属の[[ギュネイ・ガス]]が脱出したロンド・ベル兵「ケーラ・スゥ」を握り、それを人質に相手の高性能MSを手に入れようとするが、相手がした武装解除を「パーツを取り外しただけ」と勘違い。 更にその武装がパイロットの怒りを感じ攻撃する素振りをみせた為、ギュネイはケーラを握り殺してしまった。 ケーラの遺体はその後回収されるも、彼の恋人だったメカニックがそれを見て激しく狼狽し、彼女を救えなかった救えなかった[[アムロ・レイ]]にも命に換えてでも敵を討つ「覚悟を言わせる」事となった。 -[[ジェンティルドンナ>ジェンティルドンナ(ウマ娘 プリティーダービー)]] 『[[ウマ娘 プリティーダービー]]』の登場人物。 気品ある振る舞いとは裏腹に作中最強格の超絶パワーを持つ人物であり、本人のキャラストーリーでは&bold(){「ディス地球」}((元々は[[シーキングザパール>シーキングザパール(ウマ娘 プリティーダービー)]]が世界の広さを語る為に出した小道具だったが、いつの間にか複数のウマ娘が手にする事となった。ただしジェンティルのストーリーに出てくるのは彼女の姉が特注で作った物らしいのでオリジナルのディス地球の素材は不明))と呼ばれる&bold(){バレーボールほどの大きさの鋼球をビー玉ほどのサイズにまで圧縮してのけた。} しかもこのくだりはディス地球を握り潰す事に集中していたわけではなく、「最強とはなんぞや」を語る上でのパフォーマンスとしてやっていたに過ぎない。 しかも圧縮完了した後で「案外柔いのね」とこぼす始末。 追記・修正は、キーボードを握り潰さない程度にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/03/18 Wed 00:04:12 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 28 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(6){&bold(){&color(SPRINGGREEN){貴様が銀色の足ならば、俺は黄金の指!!}}}} #right(){&sizex(2){『[[機動武道伝Gガンダム]]』[[ドモン・カッシュ]]} &sizex(2){第1話「ガンダムファイト開始!地球に落ちたガンダム」より}} ここでは、握力に物を言わせて相手を握り潰す技と、その使い手達を紹介する。 #contents *概要 &bold(){「握る」}という動作は数ある動物の中でも人間及び[[チンパンジー]]などの霊長類だけが可能な技術の一つである。 しかし、これ単独で相手に痛打を与えるのは凄まじい握力が要求されるためかなり困難。 大抵は相手の体の一部を握ったとしても[[投げ技>投げ(技)]]などに派生したり、相手の手指足指などを握りながら関節にかかる力を工夫=極めて(折って)ダメージを与える。 一応男性が相手の場合限定で&bold(){&color(RED){「股間を握り潰す」}}という使用者の腕力を問わずほぼ一撃で戦闘不能に陥れることができる技もあるが。 それだけに敢えて「握る」という一動作で相手に大ダメージを与える技を使うキャラクターは規格外の握力の持ち主であることが多く、全体に強キャラ扱いされ易いことが多いのが特徴。 また、&bold(){「巨大な手の持ち主」「巨人・巨大ロボット対普通の人間」}というシチュエーションでは&bold(){&color(RED){「握られる」}}という一動作で体全体を潰されるような事態も発生し、大抵は脱出困難な大ダメージ技として演出される((一方で、小が大を制するのもエンタメの王道ゆえに「○○が握り潰された!」と見せかけてから手そのものを破壊して余裕綽々に脱出するような展開もざらにある。))。 なお、以下のようなパターンについてはここでは取り上げない。 -1.握ることが能力の発動条件 『[[HUNTER×HUNTER]]』の[[ゲンスルー]]は「火薬に変えたオーラを手の平の内側で起爆する」という能力を持つが、手を平面に密着させるのではダメで対象物を掴んでいる必要がある((本人曰くバスケットボールくらいのサイズが限度。))ため、実質握ることが能力の発動条件になっている。 このような場合、純粋な腕力でダメージを与えているわけではないので、例外とする。 -2.握ってから他の技に派生する 『[[モンスターハンター]]』シリーズの[[ラージャン]]が使う拘束技を食らうと握り締められた上で投げ飛ばされるが、これはどちらかというと投げ技の前動作に近いのでここでは除外。 [[松永久秀(戦国BASARA)]]も、「相手を片手で握って持ち上げて火薬で爆破」という技を使用するが、握ることは単なる拘束でありメインのダメージは爆破である。 -3.握る違い [[寿司>SCP-571-JP]]や[[弱み>悪の女幹部(エロゲ)]]等の情報、[[麻雀]]のイカサマや金玉といったものも握るものではあるし情報や金玉に至っては握り潰したりもするが、意味が違うので基本的には取り上げない。((金玉を握るという言葉は基本的に自分のものを握っていてそのぐらい暇してるという意味である)) また、ネックハンギングツリーといった素手での[[首絞め]]技も握り技に近い動作になるが、これもここでは取り上げない。 *代表的な握り技及び握り技の使い手たち **握り技部門 -[[シャイニングフィンガー>シャイニングフィンガー/ゴッドフィンガー]] #center(){&sizex(4){&bold(){&color(SPRINGGREEN){俺のこの手が光って唸る!お前を倒せと輝き叫ぶ!}}}} #center(){&sizex(4){&bold(){&color(SPRINGGREEN){砕け!ひぃっさつ!!}}}} #center(){&sizex(4){&bold(){&color(SPRINGGREEN){シャァァァァイニング・フィンガァァァァァァッ!!}}}} 『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の主人公機、 ネオジャパン代表の[[モビルファイター]]・[[シャイニングガンダム]]の[[必殺技]]。 この項目のきっかけの一つ。 搭乗者であるガンダムファイター・[[ドモン・カッシュ]]を演じる [[関智一]]ボイスによる無駄に燃える熱い掛け声でおなじみ。 &bold(){&color(SPRINGGREEN){緑色に光輝く右手}}で相手の頭部を握り潰すというロボットアニメじゃなかったら絶対主人公の技として採用できない大技。 原理としては高エネルギーの液体金属を機体の指関節の隙間から放出することで接触した物体を粉砕している。作中でもシャイニングフィンガーを発動する際に指関節が伸びて隙間が開き、その隙間から緑色のオーラのようなものが放出され、技終了の際に指関節が縮んでいることが分かるシーンがある。 視覚的インパクトもデカく、 かつガンダムファイト国際条約第1条&bold(){&color(RED){『頭部を破壊されたものは失格となる』}}を体現しているのもポイントの一つで、予選の様々な勝負を飾った((とはいえそれは逆にレギュラー格のライバルたちには必殺技をクリーンヒットさせて快勝できないということにも繋がり、序盤のドモンは引き分けや物言いばかりというメタ的な批判が作中で論じられたこともある))。 ドモンの修めた武術&bold(){&color(RED){「流派東方不敗」}}のルーツがTVアニメとは異なる小説版では、古代インドの僧侶の使った三本の指で相手の頭部を衝いて戦闘不能にする技が原型という解釈になっている。 なお握り潰すだけでなく[[貫手>貫手(武道)]]のように突き刺すようなバリエーションもあり、後継機である[[ゴッドガンダム]]の&bold(){&color(ORANGERED){爆熱ゴッドフィンガー}}は主に相手の腹部に手を突き刺す貫手バージョンを多用している((決勝戦ではウォン・ユンファの介入によってルールが変更され、腹部にあるコックピットへの攻撃が解禁されたためと思われる))。 そして&bold(){&color(RED){石破天驚ゴッドフィンガー}}へと昇華された際は巨大な気の掌が[[マスターガンダム]]を握り潰す程の描写を見せた。 #center(){&sizex(4){&bold(){&color(#b6d7a8){なるほど、「シャイニングフィンガー」とはこういうモノか!}}}} 『[[∀ガンダム>∀ガンダム(アニメ)]]』のラスボスである[[ギム・ギンガナム]]は、乗機[[ターンX]]の右手に装備された&bold(){&color(DARKORANGE){「溶断破砕マニピュレーター」}}をこう呼んでいる。 [[シャイニングガンダム]]のそれとは原理が異なるが、握り潰して攻撃するという点は同じで、むしろ純粋な兵器としてはこちらの方が重武装。 余談ではあるが『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の後半主役機[[デスティニーガンダム]]の&bold(){&color(LIGHTGREEN){「パルマ・フィオキーナ」}}による攻撃も、 対象をマニュピレーターで掴む→「パルマ・フィオキーナ」によるビーム攻撃で破壊するという、シャイニングフィンガーに似た演出になっているが、 こちらは&bold(){「掌に装備されたビーム砲で[[接射]]している」}だけで、「握る」ことで対象を破壊する武装というわけではない。 ただ見た目は似ているため、『Gガンダム』でドモン役を演じ、『SEED』シリーズには[[イザーク>イザーク・ジュール]]役で出演している関氏は本機を&bold(){&color(RED){「他人の機体とは思えない」}}とコメントしている。 -アイアンクロー 現実の[[プロレス]]における技。相手の顔面を握り締めてダメージを与える。「ブレインクロー」とも。 派生した技としては相手の胃袋に当たる部分を狙った「ストマッククロー」というのも存在する。 フリッツ・フォン・エリックが得意としていた技であり、相手への屈辱性の高さからヒール系レスラーが愛用する技になっている。 [[バキの作者>板垣恵介]]曰く&bold(){「ものすごく痛いのに人体へのダメージは少ない」}とのこと(([[自衛隊]]時代に脳筋の先輩にかけられた記憶と怨みを作中で語ってたりする。))。 プロレスがテーマの『[[キン肉マン>キン肉マン(漫画)]]』では上記を元ネタとするゴッド・フォン・エリックの必殺技が&bold(){&color(RED){「アイアインクロー投げ」}}となっている。 [[ブロッケンJr.]]の鍛え続けた握力によるそれも強力であり、相手の顔面と片手を握って拘束したままコーナーポストに頭から叩き付ける「ゾーリンゲンの鈍色刃」なども持つ。更に[[サイコマン>グリムリパー(キン肉マン)]]の得意技&bold(){&color(BLACK){「巨握の掌」}}をはじめ[[完璧超人始祖>完璧超人始祖(キン肉マン)]]の規格外のスペックを示す描写として多用されている((完璧陸式ジャスティスマンが超人の頭を握り潰して殺害するシーンなど。彼の必殺技も掴んだ頭部を破壊しつつキャンバスに叩きつける荒業であり、食らった相手が誇張抜きで粉々にされたことも。))。 殴る蹴るといった直接的な暴力表現を避けつつ相手に大ダメージを与えられるため、ヒロインが主に躾で使うこともあり、フロムキッチン対面式で[[妹た>南夏奈]][[ち>南千秋]]二人同時に潰す[[春香姉さま>南春香]]、甘夏を潰してジュースが作れおしおき用の「自力金剛輪」も持つ[[モモカン>おおきく振りかぶって]]、専用の立ち絵までもらって弟・雄二を潰す[[タマ姉>向坂環]]などはこれを得意技としている。 特に後者は&font(l){本編でその調子なので格ゲー『[[AQUAPAZZA]]』に登場したときも、いわゆる「格ゲー補正」控えめの「素」に近いスタイルで戦えている。} 因みにポケモンのワザを思い出した人、そっちは「メタルクロー」である。 -骨外し 必殺シリーズの『[[必殺仕置人>必殺仕置人(時代劇)]]』にて登場した、山崎努演じる[[念仏の鉄]]の殺し技で、建前では接骨術を応用と言いつつも、相手の頚椎や手足の関節を怪力と強靭な指を利用して掴み折ってしまうという、文字通りの&b(){必殺技}であった。 腕を掴んだ後に関節を破壊するばかりか、滅茶苦茶に捻って放置というエグい仕置きを見せたこともある。 続編の『[[新必殺仕置人>新必殺仕置人(時代劇)]]』では、真正面から手首をぶち込み、背骨を外してしまうという豪快な技にアレンジされている。 仕置きシーンにて時代劇にも関わらずレントゲン映像が挿入されるという斬新さから、お茶の間に凄まじいインパクトを残し、以降の必殺シリーズにて坊主頭の怪力キャラクターを定着させるきっかけともなった。 『必殺仕事人V 激闘編』にて初登場した、柴俊夫演じる“壱”は、元々山崎に三度目となる鉄の登板を断られたことにより誕生したキャラクターである為、同じく握力を利用した殺し技を使う仕事人となっている。 -心臓掴み 必殺シリーズの『[[暗闇仕留人>暗闇仕留人(時代劇)]]』にて登場した、近藤洋介演じる村雨の大吉の殺し技。 &font(l){ぶっちゃけ鉄のマイナーチェンジ。} 数個の胡桃も簡単に割ってしまう握力を利用して、外側から相手の心臓を掴んで圧迫し、強引に鼓動を止めてしまうという、スタプラも真っ青の[[必殺技]]である。 こちらはレントゲンに加えて心電図が停止する映像も挿入される。 &font(l){さらなる}マイナーチェンジ版として必殺シリーズの映画『必殺!THE HISSATSU』にて登場した斎藤清六演じる胆臓潰しの石亀はカボチャを握り潰す握力を利用して、肝臓と胆嚢を潰す殺し技を持つ。 -喉笛砕き 必殺シリーズ『必殺からくり人血風編』にて登場した浜畑賢吉演じる玉転がしの直次郎の殺し技。 直次郎の殺し技は&b(){足の指で相手の喉笛を“掴んで”砕く}というもので、スタッフも如何に鉄の殺し技と区別するかを悩んでいたのかが窺える。 -ゴールドクラッシュ 『[[黄金戦士ゴールドライタン]]』の主役ロボ・ゴールドライタンの[[必殺技]]。動作的には貫手と握り技のグレーゾーンにあたる。 貫手の応用でイバルダ大王率いるメカ次元の侵略ロボの心臓部めがけて右手を突き出す。 そのまま抉り取り握り潰した後、侵略ロボが爆発する演出が渋い。 &bold(){貫き手で敵の身体を突き破り、脆弱な内臓を握ってクラッシュする}技動作は、後の『[[モータルコンバット]]』の加納さんの究極心臓えぐりや『[[Bloodborne]]』の内臓攻撃の原型でもある。 -魔のショーグン・クロー 『キン肉マン』の[[悪魔将軍]]が用いるクロー技。シンプルに見えるが威力は凄まじく、あの豪胆な[[バッファローマン]]がかけられてガチでビビり上がる程。 100キロを越す巨体を片手で軽々と持ち上げそのまま投げ捨てる&bold(){「地獄の超特急」}へと繋がる。 将軍様の&bold(){「どんなにおそろしいクローかは知っているな?」}という問いかけから 恐らくだが[[悪魔超人]]軍のスパーリングで頻繁に用いられ怖れられていた技のようである。 よく生き延びて来れたな… -零の悲劇/地獄の九所封じ その八 『キン肉(ry前者は[[ストロング・ザ・武道]]が、後者は悪魔将軍が使用した技である。握手を行うことにより発動する。 掌にある超人の思考能力を司るツボを刺激し、戦闘能力を奪う技…と、黄金のマスク編では説明されていたが 武道の場合、物理的に[[超人強度]]を吸い取っており、最終的にはすべて奪いつくし超人をただの人にさせてしまう。 前者の場合手で握らずとも接触していれば発動可能なため、厳密には握る行為そのものでダメージを与えているわけではない。 また、後者はあくまで&bold(){「手を握る」}というピンポイントな形でなければ成功せず、試合中にその形に持って行くのは意外に難しいため、「相手の健闘を讃える」など心理的な隙を衝く狡猾さが求められる。 -オメガハンド 『キ(ry[[オメガマン・ディクシア>ジ・オメガマン]]及びその実兄[[オメガマン・アリステラ>オメガ・ケンタウリの六鎗客]]の生家&bold(){&color(PURPLE){「オメガ宗家」}}に伝わる秘宝である巨大な掌を象った装具。 彼らのフェイバリットはこれを用いて相手を掴んで抑え込みつつ発動するのが主。 その代表が相手の両腕をキーロックに固めた状態から墓石落としの体勢で落下中に&bold(){&color(RED){さらに上から包み込んで握り潰すようにして逃げ道を塞ぎつつキャンバスに激突させる}&color(PURPLE){Ωカタストロフドロップ}}。 新章ではアリステラが&bold(){&color(PURPLE){Ωアポカリプスクラッシュ}}や&bold(){&color(PURPLE){ジャイガンテグローブカッター}}、&bold(){&color(PURPLE){Ωハルマゲドンアベンジャー}}といった新技を披露している -握撃 [[バキシリーズ]]に登場する侠客、[[花山薫]]の必殺……必殺?技である。 コミックスのアオリでは&bold(){&color(RED){危険な龍のアギト}}と称された。 技、というか彼自身特定の格闘技などは全く修めていない完全な実戦喧嘩主義の人物であるため、この&bold(){&color(RED){「握撃」}}も 特殊な動作など一切ない、&bold(){単純に相手の肉体を掴んで、力を込める}というだけの行為である。 作中でも&bold(){あれはもう技じゃない}と評されている。マスター国松いわく&bold(){「人体はそういう風にできとらん!」} だが、花山の先天的な規格外の握力にかかればこの「単に握る」という動作だけで&bold(){相手の肉体を完全に破壊する}レベルの威力になる。 特に離れた二か所を同時に掴むことで行き場を失った血液を集中させて&bold(){&color(RED){相手の肉体を破裂させる}}という凄絶な人体破壊は衝撃的。 手全体で掴むまでもなく、指で摘まむ…抓りでもそのまま相手の肉体を&bold(){&color(RED){スポンジケーキのようにむしり取ってしまう}}ため、仮に寝技の巧者であっても花山相手に密着しているのは危険極まりない。 [[スペック>スペック(バキ)]]戦では、これを使って[[裸絞め>首絞め]]から脱出した他、喉を潰して完全敗北させた。 [[スピンオフ]]で描かれた幼少時代においてすら、出入りに赴かんとする父親の腕をパンクさせており、その破壊力は現在も順調に進化しているが、 一方であまりにも強力な握力ゆえに本気で握り締めると&bold(){&color(RED){拳が自壊してしまう}}という危険性から、実は花山は生まれて以来一度も本気で拳を握ったことがない。 [[海王>海王(刃牙シリーズ)]]の一人、孫海王ははめている指輪を握って壊すほどの握力を持つ(台詞を見る限り打撃主体ではある)が、対峙した[[烈海王>烈海王(バキシリーズ)]]からは握力勝負で完敗した挙句、花山以下だと断じられている。 -にぎりつぶす |タイプ|[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]| |[[威力>威力(ポケモン)]]|120×相手の残りHP/相手の最大HP+1| |命中率|100| |PP|5| |分類|物理| |直接攻撃|○| |攻撃範囲|単体| [[ポケモンシリーズ>ポケットモンスター]]に登場する[[レジギガス]]の[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]。相手をその巨大な手で握り潰してダメージを与える。 全ポケモン中屈指の巨体を誇るレジギガスのイメージによくあった技であり、その最大威力も120と専用技に相応しい高さ。 ただし、相手のHPが減れば減るほど威力が下がる特性があり、最初の一発としては強力だが、相手が先手で反動技を使ったりすると威力がガタ落ちするなど癖が強い。 また性質上連打には向かないので[[こだわり系アイテム>こだわり系アイテム(ポケモン)]]との相性も悪い。 伝説級のポケモンの専用技なので、単独の性能としては悪くない……が、使い手が[[レジギガス]]というのが最大の問題。 詳しくはレジギガスの項目を参照して欲しいが、ぶっちゃけ&bold(){コイツに先行撃ち逃げ系技は相性最悪、特性とにぎりつぶすが対立している使い勝手}である。&s(){他の技も大して相性良くないけどさ} とはいえ、腐っても先手で撃てればタイプ一致威力120というのは間違いなく、一応使わせれば最低限の威力は出るので、たまに採用されることも無いわけではない。 ちなみに、「しぼりとる」という一般技とほぼ同じ性能。違いは物理か特殊かの差のみで、「にぎりつぶす」は物理、「しぼりとる」は特殊((ちなみにどちらも直接技(相手に接触する技)である。特殊直接技はかなり珍しい。))。 「にぎりつぶす」は[[レジギガス]]がタイプ一致で使えるのに対し、「しぼりとる」を覚える殆どのポケモンは不一致。 他に「ハードプレス」という一般技が[[はがねタイプ>はがねタイプ(ポケモン)]]の物理技に登場しているが、最大威力は100となっている。 -クロー [[初代『モンスターファーム』>モンスターファーム(初代)]]でのみ[[ゴーレム種>ゴーレム(モンスターファーム)]]が使える技。その巨体に見合った巨大な掌で相手を掴んで、大ダメージを与える。 この[[ゲーム]]における[[ゴーレム]]の技は、どれもこれも並のモンスターのそれと比べてヤバい破壊力ばかりなのだが、このクローはその中でも特に当たりやすい「命中重視技」であることが脅威。 プレイヤーが使う分にはとても頼もしいが、敵が使う分には「外してくれ!」と祈りたくなるような、そんな位置づけである。決まると何か砕けたような音がするのもポイント…。 他にはエビシャコザリガニみたいな[[アローヘッド>アローヘッド(モンスターファーム)]]も「クロー」名義の技を使うが、こっちはハサミでやるのでこの項目の定義的には怪しい。 -ゴッドハンド 『[[ロマンシング サガ -ミンストレルソング-]]』に登場する[[サルーイン]]が誇る凶悪技の一つ。 味方一人を吸い寄せ、そのまま握り潰して大ダメージを与えるのだが、基礎威力・成長度・防御無視率・[[サルーイン]]の腕力の高さの全てが合わさって即死級の破壊力を生み出している。 ダメージだけでなく[[即死>即死系(ゲーム)]]効果があるため、「リヴァイヴァで復活してワンチャン」と安心したプレイヤーをも絶望させた。 -北斗鋼裂把 『[[北斗の拳]]』に通常する[[北斗神拳]]の奥義の一つ。 秘孔を突いての内部破壊ではなく、それを可能とするほど強靭に鍛え抜かれた指の力を純粋に用いて対象を引き裂き、握り潰すという技。 カサンドラでの[[ウイグル獄長]]との戦いにて[[ケンシロウ>ケンシロウ(北斗の拳)]]が使用。 必殺のショルダーアタック・蒙古覇極道を僅か6本の指で受け止めたのち 鋼鉄をも引き裂くその指力で獄長の肩を握り、筋を全て破壊して技を封じ勝利への布石としている。 派生[[ゲーム]]では『[[北斗無双]]』『北斗が如く』などで使用可能で、こちらでは相手の顔面を掴んで握り潰すという殺傷力のありそうな使われ方をしている。 -華山獄握爪 同じく『[[北斗の拳]]』より、天帝軍の郡司令バスクの技。 掴んだまま[[高速回転>きりもみ回転(技)]]して抉り取る凶悪な技だが、ケンシロウの胸板を掴んだはいいが回転できず、逆にケンシロウによって腕を回転させられぐしゃぐしゃにされた。 -バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノン 『[[バオー来訪者]]』の主人公・橋沢育郎が、体内に寄生した生物兵器・バオーによって発現させる&ruby(アームド・フェノメノン){武装現象}の一つ。 筋肉・骨格・腱といった肉体を組成する単位を根本レベルで強化したことで爆発的に増大した身体能力に加え、 掌の表面から有機物・無機物を問わず瞬時に溶解させてしまう&bold(){&color(Yellowgreen){強酸性の体液}}を分泌することで &bold(){&color(RED){捕捉した相手をドロドロに溶かしながら圧倒的な力で握り潰す}}という戦慄の必殺技が誕生した。 いわば&bold(){&color(BLUE){強制的な防御無視攻撃。}}バイオニック[[シャイニングフィンガー>シャイニングフィンガー/ゴッドフィンガー]]である。 ・&bold(){&color(RED){握っていた拳銃を手とごちゃまぜにされたうえに溶かされる}} ・&bold(){&color(RED){首から上を油粘土みたくグチャグチャに捏ね回されて絶命する}} など絵的なエグさが半端ない。 ちなみに&bold(){&color(BLUE){「酸を分泌するバオー(育郎)の肉体が何故溶けないのか?」}} という疑問に対する回答を作中で行っており、この時のロジックは 次回作『[[ジョジョの奇妙な冒険]]』でも[[形を変えて再利用されている。>カーズ(ジョジョの奇妙な冒険) ]] -&ruby(ドスフルール){二輪咲き}「グラップ」 『[[ONE PIECE]]』のW7編終盤で[[ニコ・ロビン]]が使用。 W7からの出発を拒む[[フランキー>フランキー(ONE PIECE)]]&bold(){(この時は下半身裸だった)}を仲間に加えるべく、 彼の大腿部から腕を二本生やし&bold(){&color(red){彼の股間を力の限り握り締めた}}。 その威力たるや、フランキーが&bold(){凄まじい悲鳴を上げて泣き叫ぶ}程であった。 &bold(){&color(#00ffff){「ホデュアーーーーーーーーっ!!!!」「ァァァァァァァァ」}} &bold(){「もげるわいなー!!!」「もぎりとれるわいなー!!! みかんの様に!!」} &bold(){[[「おいロビン! 男のまま仲間にしたいんだよ! 取んなよっ!」>モンキー・D・ルフィ]]} &bold(){「加減してくれ頼むから!! 女になっちまう!!」} ……と、その威力と、股間を全力で握りしめるという恐ろしい技を繰り出した事に周囲の人々は戦慄した。 しかし、彼女の目的は「(他人に泣いている姿を見られるのを嫌う)フランキーを泣き叫ばせる」ことにあり、 &bold(){「部下達の思いを受けて感極まったフランキーに、涙を流す口実を与える」}事にあった。 事前に本人も言ってはいたが、&bold(){手荒にも程がある}。 また以上の様に、銃も剣も効かないフランキーを悶絶させる程の威力があるが、戦闘シーンで使用した事は一度もない。&s(){あってたまるか! ……『[[海賊無双>ONE PIECE 海賊無双シリーズ]]』で使ってたけどね。} -&aname(轟盲牌,option=nolink){轟盲牌} 『[[ムダヅモ無き改革]]』に登場する技。 作中では主人公である小泉ジュンイチローが度々見せているほか、「獅子の血族」編以降の主人公である真田又次郎も使用可能。 握力で麻雀牌の表面を削り取り、何も書かれていない柄の牌である[[白>パイパン]]へと作り変えてしまう。 応用として削り取った部分を他の牌に移植して二つの牌を作り替えるという芸当もできる。 &bold(){麻雀におけるイカサマは基本的に取り上げないと言ったが、轟盲牌は指で握ることで成立する技なのでここに該当する。} ちなみに他のイカサマがすり替えを行うのに対し、轟盲牌は牌を作っているという点でかなり異質。無論現実では不可能だろうが……。 なお、作中の麻雀ルールでは「&b(){偶然白が多い不良品だった}」だけと判定されるのでイカサマ扱いはされない。 加えてイカサマは現場を押さえなければならないので、牌を握るだけで完遂してしまうこれを摘発するのは至難の業。 対策としては、削ると凄まじい熱と光を伴って激しく燃焼しダメージを与える&b(){劣化ウラン牌}を使う((ただしこれも「轟盲牌をするとダメージを食らうぞ」という脅しでしかなく、牌が燃焼しても「ちょっと強く握っただけ」「指が擦れただけ」などと言われればそれ以上の追求はできない可能性が高い。実際、作中で劣化ウラン牌に轟盲牌を使って摘発されたシーンは無い。))、「白」や「□」と書かれた牌を使う(=削られた牌は白としてカウントされない)などがある。 ただし劣化ウラン牌に対してもジュンイチローはダメージを覚悟で轟盲牌を敢行し、[[麻雀史に残る超大技>麻雀における最高打点]]を繰り出している。&font(l){なんなんだアンタ。} また、ヒトラーは敢えて劣化ウラン牌に轟盲牌を行うことで相手の服を燃やし、変装を見破るという使用法を披露している。 他にはデーモン木ぐr……もとい悪魔医師メンゲレがゾーリンゲン轟盲牌という技を見せたことがあるが、これは白になるよう牌の柄がある方を切り落としているだけであり握ってはいない。 -&ruby(レイザーズ・エッジ){こそぎ落とす十指} 『[[ケンガンアシュラ]]』に登場する格闘家「理人(本名:田中一郎)」の技。 天性の格闘センスと小学生の時点で500円玉を引きちぎる程の人間離れしたピンチ力((指先のつまむ力))の持ち主であり、その人間離れしたピンチ力によって指先だけで相手の肉を剃刀のように削り取る技。 動脈に命中すれば大量出血は免れず、皮膚を攻撃対象にする以上、防御すれば防御した部位の皮膚を切り裂かれダメージを負うことになる凶悪技。 ただし切り裂くためには勢いが必要なため、密着する、あるいは手の甲を抑えるなどして距離を殺してしまえば使用できない欠点を抱えておりそこを狙われ敗北した。 しかし敗北の後に弱点を克服しており、密着した状態から相手を切り裂いてみせる成長を遂げた。 -&ruby(スネークバイト){蛇咬} 『[[GetBackers-奪還屋-]]』の主人公の片割れ[[美堂蛮]]の[[必殺技]] 200キロを越える握力によって相手を握り潰す。発動の瞬間に蛇のような幻影が現れる。 この数字が推定とはいえ[[ゴリラ>ゴリラ(動物)]]やチンパンジー以下なことがたまにネタにされるが、よく考えたら片手で樹木にぶら下がるそんなのと比べられる時点でいろいろおかしい。 また、アスクレピオスの力を発動して威力強化することも多いので、奪還屋のインフレの中でも問題なく通用している&font(l){と思う}。 -&ruby(オールオアナッシング){俺たちに明日はない} 『ハマトラ』の主人公の片割れムラサキが持つ「偉力」のミニマム。 要するに握力強化である。 &font(l){漫画版開始時点の話であって、その後普通の身体強化系になってるのは内緒。} -&ruby(フィストファッカー){拳骨魔} 『マルドゥック・ヴェロシティ』に登場する元ボクサーの人間兵器ジョーイ・クラムの異名であり技。最大4トンに達する握力で何もかも砕く。 ていうかフィストファックて…… -デスグラップル 『[[重機人間ユンボル]]』に登場するバイス・バーベンダーがユンボル特有のテツグンテ「D2GR5:デスクロー」で繰り出す技。 物を掴む大型グラップル形状ゆえの圧搾技。 **使い手部門 -羽死夢 『[[ブラックエンジェルズ]]』の登場人物。読みは&bold(){「はしむ」} 法で裁けぬ外道を地獄に落とす闇の住人[[ブラックエンジェルズ]]の1人で、主人公・雪藤洋二の過去篇に登場する彼の仲間の1人。 外見は闇を感じさせない陽気な小太りの青年で、普段は[[ブラックエンジェルズ]]の創始者・鷹沢神父に仕えているが、 外道に対しては&bold(){&color(RED){「聞け 地獄の響きを~!」}}のキメ台詞と共に&bold(){&color(RED){背後から股間を握り潰し}}極限の苦痛を味わわせながら死に追いやる殺し技を容赦なく見舞う。 …彼は男性専門の殺し屋ということなのだろうか? -マミー 『[[世紀末リーダー伝たけし!]]』の登場人物。 この物語の大部分のキャラクターに言えることだが見た目は青年でも&bold(){&color(RED){実年齢は11歳(小学5年生)}}((プロフィールで好物に堂々と「酒」と書いてあったりするが))。 ギャングチーム「マミーファミリー」を率いる男。当人も超人的な握力を用いて相手の肉を引き千切るというえげつないスタイルで戦う。 当初は卑劣で残忍な悪役で[[毒]]や闇討ち、人質作戦など非道な手段を平然と用いていたが 物語が進むとバトル要員として味方に駆り出される機会も増え、多少は丸くなった。 -ジョネス 『[[HUNTER×HUNTER]]』に登場する凶悪囚人。「&ruby(バラシや){解体屋}」の異名を持ち、少なくとも146人を殺害した大量殺人犯。 恐るべきことにその犯行の全てが&bold(){素手で}行われており、被害者はいずれも50以上の部品に分けられていた。 それを可能にしたのは、石壁すら握り潰す彼の驚異的な握力。 作中の描写を見る限り、殺人を犯したことに何かしら深い理由は一切無く、単に&bold(){生きた肉を素手でえぐり取る}こと自体を楽しんでいる猟奇殺人鬼。 更に手錠をかけられ後部座席に乗った状態で、エンジンキーを回そうとした警官の腕の肉をいつの間にか抉り取る程の素早さも持つ。 作中では、[[ハンター試験>ハンター試験(HUNTER×HUNTER)]]の「トリックタワー」において受験者を足止めするために登場。 他の囚人は「受験者を足止めしただけ刑期が短くなる」という恩赦を求めてのことだったが、彼だけは純粋に&bold(){久々にシャバの肉をつかめる}という理由だけでの参加(なお「シャバの肉」というセリフからすると刑務所内でも……)。 彼のヤバさを知っていたため、後に引けない状況でもレオリオは「負けでいいから戦うな」と迷わず断言した。 ……が、化物が多いこのハンター世界において本物の暗殺者になるための訓練を積み続けていたキルアには「アマチュア」と断じられ、&bold(){戦闘開始と同時に一瞬にして心臓を盗み取られた}。 そしてそのまま「か…返し…」と言いながら心臓を握り潰され絶命した。 要するに&bold(){[[噛ませ犬>かませ犬]]}である。 ただ、単純な破壊力は凄まじいことや、後のハンターの平均レベル及び言動([[ウボォーギン]]を見た念能力者が「人間を紙のように引き裂く」姿に絶望している)等を考えると、この世界でもかなり強い人間であることは確か。 [[ゴン>ゴン=フリークス]]が初対面時に怖気を感じたことからも、相手が悪かっただけで十分実力者であり、自然と強化系の[[念>念能力(HUNTER×HUNTER)]]の素質に目覚めていた可能性は十分にある。 -[[グリップ>グリップ(暗殺教室)]] 『[[暗殺教室]]』に登場する暗殺者。 「武器の持ち込みが規制された場所にも潜り込める」ために素手で殺す主義の暗殺者。状況によってはその主義を曲げて武器は使うこともある。 殺害方法はその驚異的な握力に任せてすれ違いざまに相手の頭蓋骨や首の骨をへし折るというもの。 しかし、握力は高くても基本的な戦闘力自体は中学生である[[赤羽業]]にさばき切られる程度とそこまでずば抜けているわけではない((これについては作中でも業が「勝てたのは不意打ちが仕事の暗殺者であるグリップに正面切って挑んだからだ、お前も不意打ちされたら確実に殺られていた」と注意指摘されている))。 -[[サボ>サボ(ONE PIECE)]] 『[[ONE PIECE]]』に登場する[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]の幹部。 戦闘スタイルは[[鉄パイプ]]を使っての[[棒術>棒術(武術)]]も用いるが、真の武器は人差し指と中指、薬指と小指を密着させた「竜の爪」という独自の型から放たれる技。 この状態で掴みかかる「竜の鉤爪」は、バズーカ砲や刀剣類を砕くほどの威力を発揮する。 また、作中で[[義兄弟>ポートガス・D・エース]]の形見である「メラメラの実」の能力を手にしたことで、炎を組み合わせてこれらの技を使用できるようになった。 -[[マスターハンド/クレイジーハンド]] [[『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ>大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]に登場するボスキャラ。巨大な手だけの姿をしており、『[[DX>大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』からは掴んで握って拘束する技を使ってくる。 ダメージはそこそこ大きいが、レバガチャで脱出可能。逆に無抵抗だと何度も握られて結構な大ダメージを食らう。 左手・クレイジーハンドのものは、アイテムのリップステッキと同様に頭に花を咲かせる効果があり、脱出後も追加で継続ダメージを受けてしまう。これもレバガチャで効果時間を短縮できる。 -[[喧嘩商売/稼業>喧嘩商売(漫画)]] 主人公、[[佐藤十兵衛]]の宿敵である喧嘩師・&bold(){工藤優作}は生来&bold(){&color(RED){脳内物質を自由に分泌できる}}という特技を利用した規格外の膂力を武器にしており、&bold(){&color(DARKRED){「掴まれたらその部位が即座に破壊される」}}という驚異的な握力を警戒されている。 また、十兵衛の師匠に当たる武術家・&bold(){入江文学}は自身より才能・経験共に遥かに上の怪物・&bold(){櫻井裕章}を相手に左腕の開放性骨折という重傷を負いながらも寝技の攻防に持ち込み、&bold(){&color(RED){渾身の力で櫻井の睾丸を一個ずつ握り潰す}}という忍耐不可能な痛みを与えることで隙を作り出し、逆転勝利を収めた。 十兵衛と文学の習得した古武術・富田流には担ぎ上げた相手の睾丸を握り潰し、激痛による反射で硬直した瞬間をすかさず頭から投げ落とすことで受け身を取らせずに脳天から地面に激突させる凶悪な殺人技&bold(){「高山」}が存在する。 -北枕 漫画『力王』に登場する、JP国分刑務所の管理のために囚人たちから選抜された四天王の一人で東部管区を仕切る。 元力士で、片手で人間の頭を握り潰す程の凄まじい握力の持ち主。 -ジャイアント・パンサー 『[[プロレス(任天堂)]]』のプレイヤーキャラクターの一人。 アイアンクローが得意技。 -[[キャリーアーマー>キャリーアーマー(FF7)]] [[ゲーム]]『[[FINAL FANTASY Ⅶ]]』の終盤で戦うボス敵。 [[神羅カンパニー]]が開発した作業用[[ロボット]]なのだが、後に戦うガチの戦闘用[[ロボット]]よりも強いと満場一致で言われてる強ボス。 特徴的な二つのクレーンアームによる「アームキャッチ」は超性能の拘束技であり、 まず、回避手段がないので使われた時点で捕獲が確定。そして捕まれば当然行動は封じられ、仮に捕獲されたキャラと戦闘不能キャラだけになればGAME OVERまっしぐら。 更に捕まったキャラを助けようと腕を攻撃するとその際のダメージに応じて捕まったキャラが掴まれ締め上げられるというオマケつき。 -[[ゴジュラス>ゴジュラス(ゾイド)]] 『[[ゾイド -ZOIDS-]]』シリーズに登場するへリック共和国を代表する大型金属生命体〈ゾイド〉。 新たな大型ゾイドが増えるにつれ噛ませ役のイメージが強くなってしまったゴジュラスだが圧倒的な格闘能力は未だ全ゾイドの中でも上位のパワーを誇る。 代表的な格闘攻撃としてその『クラッシャークロー』と呼ばれる腕の力の強さが知られている。 しかしゴジュラスの腕はその見た目通り機体全体からみたら控えめでありパンチや引っ掻き攻撃は出来ないものの、その握力の破壊力は非常に高い。 小型ゾイドなら掴んでそのまま握り潰したり、それより大きいゾイドなら装甲ごと引き裂くなどワイルドさ溢れる戦闘スタイルで敵ゾイドをスクラップにする。 こいつをオーガノイドシステムで強化した[[ゴジュラス・ジ・オーガ]]に至っては、同サイズの大型ゾイドである[[アイアンコング>アイアンコング(ゾイド)]]のゴジュラスより長く太い腕をそのまま力任せに引き千切るという規格外のパワーを見せた。 そのほかにも天敵にして電磁クロウを携えた[[デスザウラー>デスザウラー(中央大陸)]]や、ハイパープレスマニピュレーターを備えた後継の[[ゴジュラスギガ]]など、 特に直立二足歩行のゾイドは凄まじい握力に物を言わせたパワフルな攻撃を行う機体が多い。 -&ruby(グランド){G}・&ruby(マスター){M} 『バキ外伝 疵面』のキャラクターの一人で、本名ナットー・L・ネルーニョ。 一見するとチビのオカマだが、実は生まれつきの異常な筋肉の発達の影響であり、その結果片手で人間の頭を握りつぶすほどの握力を持つ。 -グレート巽 『餓狼伝』のキーキャラクターのプロレスラー。 板垣恵介版では付き人時代に&font(l){[[力道山]]}力王山の金玉を羽死夢のごとく握り潰して再起不能にした。 その後作中時点に至るまで身体能力は言うまでもなく更に鍛えられており、&font(l){原作より弱い}梶原を手四つで圧倒するほど。 弟子の鞍馬とはいい勝負だったのは内緒。 -テティ・グットニーギル 『[[魔法少女育成計画黒(ブラック)]]』『魔法少女育成計画「白」』『[[魔法少女育成計画「赤」]]』に登場する魔法少女の一人。 「魔法のミトンでなんでもつかめるよ」という魔法を持ち、コスチュームに付属しているミトンで掴んだところを千切ったり握りつぶすというまさに名前の通りの戦闘スタイルで戦う。 なんでも掴めるというよりは掴んだものをなんでも破壊できる魔法で、接近戦において非常に強力な魔法となっている。 #region(そして…) 「赤」最終決戦で彼女自身は戦死するも、その後魔法のミトンを咄嗟に装備した魔法少女スノーホワイトが、ちょうど不意打ちの連発で動きが止まっていた最強の敵ピティ・フレデリカの首を&bold(){ミトンの掴みで粉砕}。 その直前に飲み込もうとして精密狙撃による物理的阻止で喉につっかえていた強大なる力持つ「種」ごと首を破壊された結果、ピティ・フレデリカは&bold(){どんな思いゆえかすら分からないたった二文字の感嘆句しか脳裏に遺言を思う暇なく種ごと爆死した}。 #endregion -子守ユカリ 『[[群れなせ!シートン学園]]』に登場するコアラの女の子。 「コアラには握力が1tある」という(あくまでも)俗説から怪力の設定持ち。 [[カボチャ]]やスイカくらいなら平然と割れる。 -[[ディキトゥス>ディキトゥス(MS)]] 『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]』に登場するMSだが、MAへの変形も可能。 その形状はまさに手のひらそのものであり、Iフィールドを発生させながらであれば敵機体をその形で握りつぶす攻撃法も持つ。 -荒篠獅子也 『[[無限の住人]]』の六鬼団に属するオランダ人の剣士。全身に帷子を着込んだまま2本の大斧・ワスボールドを振り回す怪力。 [[万次]]さんに左腕を斬り落とされ帷子をはがされながらも右腕で頭を握りつぶそうと試みる。 しかし、[[再生能力>自動回復]]を利用して荒篠の左腕を右腕に&font(l){パクリ}移植した万次さんから怪力を流用されその右腕を握りちぎられるのだった。 -[[ゲッターエンペラー]] [[ゲッターロボ・サーガ]]に登場する惑星以上の超巨大[[ロボット]]。 ただ合体するだけでビッグバン以上のエネルギーを叩き出して敵を全滅させる化け物だが、その存在はもはやあらゆる法則を超越しており、タイムワープの亜空間を握り潰すという無茶苦茶が可能。 なおこの時、地球を吹き飛ばすほどのエネルギーを持った宇宙戦艦も一緒に握り潰しているが無傷だった(内部に真ゲッターがいたので手加減した可能性すらある)。 -[[仮面ライダースーパー1>沖一也/仮面ライダースーパー1]] 『仮面ライダースーパー1』の主役ヒーロー。5対の腕「ファイブハンド」を状況に応じて換装できる。 その中でもパワーに秀でた赤い腕&color(red){「パワーハンド」}のパンチ力は歴代ライダートップの500tに達する。 が、この腕は本来[[重力操作]]と併せて大質量の物体を動かす為の腕であり、作中でも頭上から落ちてきた50tの鉄球を軽く受け止めている。それだけに握力も凄まじく、[[戦闘員>戦闘員(仮面ライダー)]]ジンファイターの&bold(){頭部を軽く握り潰してみせた}。 -"筋肉的六神教"武田優心 漫画『ROPPEN -六篇-』に登場。その握力は400kg超。 **その他部門 技というよりはパフォーマンスということで…? -リンゴジュース作成 &bold(){自らの握力だけで[[リンゴ>リンゴ(果物)]]を握り潰して果汁を搾り取る}。 シリアス・ギャグ問わず、握力の強さを表現するために多用される手法。 特にギャグ作品では女性キャラが&bold(){&color(pink){「自家製ジュースを作るのが趣味なんですよ~」}}などと家庭的アピールした後に行い、 [[&bold(){&color(red){女子力(物理)}}>(物理)]]の高さを見せつけるまでがテンプレである。 &font(l){CMでは和田アキ子がやってたりしていた} 『[[キン肉マンⅡ世]]』では[[スカーフェイス>スカーフェイス(キン肉マンⅡ世)]]がパーティーの余興で リンゴだけでなく[[メロン>メロン(植物)]]やら[[パイナップル>パイナップル(果物)]]やら種々雑多な果物を片手でまとめて 握り潰してフレッシュジュースを作って見せていたが一部の読者には &bold(){&color(red){「握力よりそれだけの果物を片手で全部掴める器用さがスゴい」}}と妙な感心をされていた。 なお単なるパフォーマンスでなく、彼は普通にこのジュースが好物らしい((アニメ版の最終話でも自室の隅にジュースが映っていたりする。))。 [[ゲームの性能上でも怪力無双なおなご>エルフィ(FE)]]がコレやったりもするし、[[新しい秘孔でパワーアップした輩>アミバ(北斗の拳)]]だと鉄の玉を粉末にしてしまうことがある。 なお、豆知識として凍らせたリンゴを湯煎で解凍すると形はそのままを保ちつつ、子どもでも握り潰せるほどふにゃふにゃになる。 これの上級編は生の[[じゃがいも>ジャガイモ]]を握り潰すことらしい。 [[ボンボン版『餓狼伝説』>餓狼伝説(ボンボン餓狼)]]ではチン・シンザンが登場と同時にこれをやり、対抗した[[テリー・ボガード]]が何故か[[バナナ>バナナ(果物)]]を握り潰してベタベタになった手をチンの服で拭いていた。 番外的なものとして、セスタスシリーズのザファルはリンゴを砕くどころではない握力を瞬間的に発揮し、リンゴを砕かずに水分を飛ばして干からびさせ霧散した果汁の芳香が宙に舞うという芸当をしてみせた。元・拳闘士である彼はその瞬発力で密着状態からでも打撃の破壊力を発揮するのを旨としており、固定していないため衝撃が[[逃げる]]はずの角材を座ったままの姿勢で拳を密着させた状態から片腕の筋肉を膨張させるだけの動きで粉砕した。 -[[トランプ]]ちぎり 握力ネタでりんごジュースと並んで有名な技。 『バキ』の花山がやっていたのが有名だが、実は握力100kgを超えるとリアルに可能らしい。 [[テレビ朝日]]の番組『激レアさんを連れてきた』で、握力日本一の男が実演したこともある。 ちなみにバキでは強い握力の指針として他にも &bold(){&color(red){「握力計がいかれる」}} &bold(){&color(red){「コインを四つ折りにする」}} &bold(){&color(red){「線路用の大釘をへし曲げる」}} などのパフォーマンスが描かれた。 -クルミ割り 握力を鍛えるために硬いクルミを手のひらで転がすという行為は実際にあるが、そのクルミを握り潰すことで握力を誇示する事もできる。 フィクション上で初めて行った(と思われる)のが[[用心棒]]キャラだったというのもあり、フィクションではアウトローな[[用心棒]]キャラ御用達のパフォーマンスとして度々行われる。 ただ、不思議と割った後でちゃんと中身を食べる人は少ない。クルミ美味しいのに。 映画『[[酔拳>ドランクモンキー 酔拳]]』では、修行の一貫として[[ジャッキー・チェン]]演じる主人公が胡桃を使った握力強化に挑み、最終決戦での勝利の決め手(喉笛砕き)に使用されている。 上記の様に、日本のフィクションで胡桃を使った握力パフォーマンスが定着させるきっかけとなった。 -ギャンザ=レジック 『[[BLACK CAT>BLACK CAT(漫画)]]』に登場。 元ボクサー志望だが、幼い頃から小動物を楽しみながら殺す残虐な一面を持っていた。 大人になり、更に[[黒幕>星の使徒(BLACK CAT)]]によって「自らの筋肉を肥大化させる」能力を与えられ、それにより女子供を中心に虐殺を繰り広げていた。 その情報を得た[[イヴ>イヴ(BLACK CAT)]]が、「子供かつ女性だが、一般人の数倍は頑丈」ということで自分の意志で囮となるも、地面から現れたギャンザに不意打ちされ巨大な手により掴まれてしまう。 おそらく今までの獲物もそうやって殺害してきたと推測される。 その後イヴをデコピンで気絶させ人質にし暴れるも能力の使いすぎで死亡した。 とまぁ「道」という特殊能力の説明のために登場したような[[かませ犬]]ではあるが、彼によってイヴが恐怖の感情を覚えたのは事実である。 -[[ヤクト・ドーガ]] 『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』に登場する、[[ネオ・ジオン]]のモビルスーツ(MS)。 実はガンダム作品で明確に「握り潰す」行為をしたMSである。 尤も、技というより結果的にそうなっただけだが。 また握りつぶす対象も相手MSではなく生身の人間である。 [[ネオ・ジオン]]所属の[[ギュネイ・ガス]]が脱出したロンド・ベル兵「ケーラ・スゥ」を握り、それを人質に相手の高性能MSを手に入れようとするが、相手がした武装解除を「パーツを取り外しただけ」と勘違い。 更にその武装がパイロットの怒りを感じ攻撃する素振りをみせた為、ギュネイはケーラを握り殺してしまった。 ケーラの遺体はその後回収されるも、彼の恋人だったメカニックがそれを見て激しく狼狽し、彼女を救えなかった救えなかった[[アムロ・レイ]]にも命に換えてでも敵を討つ「覚悟を言わせる」事となった。 -[[ジェンティルドンナ>ジェンティルドンナ(ウマ娘 プリティーダービー)]] 『[[ウマ娘 プリティーダービー]]』の登場人物。 気品ある振る舞いとは裏腹に作中最強格の超絶パワーを持つ人物であり、本人のキャラストーリーでは&bold(){「ディス地球」}((元々は[[シーキングザパール>シーキングザパール(ウマ娘 プリティーダービー)]]が世界の広さを語る為に出した小道具だったが、いつの間にか複数のウマ娘が手にする事となった。ただしジェンティルのストーリーに出てくるのは彼女の姉が特注で作った物らしいのでオリジナルのディス地球の素材は不明))と呼ばれる&bold(){バレーボールほどの大きさの鋼球をビー玉ほどのサイズにまで圧縮してのけた。} しかもこのくだりはディス地球を握り潰す事に集中していたわけではなく、「最強とはなんぞや」を語る上でのパフォーマンスとしてやっていたに過ぎない。 しかも圧縮完了した後で「案外柔いのね」とこぼす始末。 追記・修正は、キーボードを握り潰さない程度にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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