魔物娘と不思議な冒険〜力の宝珠と帰還の塔〜

「魔物娘と不思議な冒険〜力の宝珠と帰還の塔〜」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

魔物娘と不思議な冒険〜力の宝珠と帰還の塔〜 - (2025/04/20 (日) 17:42:20) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2021/01/24 (日曜日) 13:57:01 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 17 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『&bold(){魔物娘と不思議な冒険〜力の宝珠と帰還の塔〜}』(&italic(){Monster Girls and the Mysterious Adventure})とは、サークルねことかげより発売された[[ローグライクゲーム]]である。 [[Nintendo Switch]],Steam,DLsiteで購入できる、至って健全で優しい[[RPG>RPG(ロールプレイングゲーム)]]ゲームである。 個人製作のインディーゲームとしては非常に高い評価を受け、次回作「&bold(){[[魔物娘と不思議な冒険2~2人の王と紡がれし約束~]]}」が販売されている。 ■[[あらすじ]](公式サイトより引用) >冒険者である「あなた」は気が付くと不思議な結界の中に捕らわれていました。近くの村で村長と名乗る魔物「タルテ」の話では、この結界から脱出するためには >帰還の塔に居る「塔の魔術師」を倒さなければならないとの事でした。 > >魔術師を倒し、ここから無事に脱出する… >あなたの不思議な冒険が始まります! ■ゲーム内容 ゲーム自体は、ランダム生成ダンジョン、レベル1スタート、セミリアルタイム性など、風来のシレンや[[トルネコシリーズ>トルネコの大冒険シリーズ]]を参考にしたローグライクゲームである。 が、最も異なる点は、登場する魔物もといモンスターが全て女の子である、という点である。 以下、風来のシレンを初めとしたローグライクゲームと大きく異なる特徴を挙げていく。 その他は[[ローグライクゲーム]]の項目を参照のこと ・上限は99ではない 上限99は装備品の修正値の基本最大上限くらいでキャラクターのレベル上限は200、ちからの基礎最大値は20、装備品の修正値上限は二つ名効果で99を超える、矢束は最大50or10など。 ・魔物を「仲魔」にして一緒に冒険できる 一番最初に仲魔になるであろうスライムや、色気たっぷりなサキュバスまで、自分の好きなモンスターを仲間にして連れ歩くことが出来る。名前変更も可能で名付け直しも簡単。 攻撃を受けることで分裂することがあるスライム系の能力や、遠距離攻撃を受けると射程が一時的に伸びるアルラウネ系の能力など、 敵としては厄介だった能力をそのまま味方につけることが出来るのである。 仲間になった魔物にはアイテムを渡すことで上昇する親密度というステータスがあり、 これが高いと指示に従ってくれたり、特技を高頻度で使ってくれるようになったりする。 当然タダで仲間になってくれるわけがなく、戦っているだけで仲間に出来る子から、特定のアイテムを渡さなければならない子、力比べというQTEが行われる子まで様々である。 その分主人公の能力はやや頼りなく、+99装備でもパワー負けすることはよくあるので孤高プレイは茨の道。 なお、Switch版では固有ネームドキャラも三名、もといシナリオクリア後に登場する7つのダンジョンを制覇後に仲間にすることが出来る。 ・「見渡す」で一人称視点になれる 仲間や敵モンスターをぺろぺろするだけではなく、 [[ンドゥバ]]もといアイテムに化けた化け狐を一人称視点で見てみたら動いていることがはっきりと分かる、 石像に[[擬態]]したガーゴイルを見たら目が動いているなど、一人称視点が攻略に直結している。 なお、DS以降のシレンのようにフロアを見渡すことが出来ないため、ある程度遠くにいるモンスターはこのコマンドで把握することとなる。 %%村のネームドキャラにこれをやると気持ち悪がられる、当然である%% ・敵を会話で撤退させることが出来る 「見渡す」で主人公の一マス以内にいる魔物に対して会話を行うことが出来る。 この際、アイテムをプレゼントすることで「友好度」が上昇し、 有効度が3以上で仲魔への勧誘が可能になる他、友好度が5以上で[[会話による魔物撃退が可能>UNDERTALE]]となる。 この場合、[[経験値]]が普通に戦って倒した時の2倍になる(友好度2以上の魔物を誘惑して撤退させた場合は半分になる)。 なお、友好度が1の魔物に対してはプレゼントが不可能であり、どうしても仲魔にしたければパン系のアイテムを投げつけて友好度2以上にしてからプレゼントをしなくてはならない。 ボスやアルファモンスター(後述)など、友好度が灰色のハートで表示されている魔物にはそれすらも通じず、絶対に勧誘・説得が不可能。 このゲームでは保存の壺にあたるアイテム「魔法のポーチ」が極めて貴重品であり、じっくり探索しながら進めていくと必然的にアイテムを持て余すことになる。 要らないアイテムやマイナスアイテムはガンガン譲って撤退させていこう。 %%腐ったパンや弓矢一本だけ渡したりしても数を重ねれば友好度は上がる%% ・主人公の評判が魔物の口コミで広がっていく 他のゲームでいう[[アライメント>アライメント(ゲーム用語)]]に近い。 主人公が戦闘せずに会話で敵を撤退させたりすると、「良人」「優人」というステータスになり、 最初から友好度が高い魔物が出現するようになるなどの恩恵が受けられる。 逆に、中立の魔物に喧嘩を売ると「悪者」「悪党」「災厄」と呼ばれるステータスとなり、「悪党」以下の状態だと撃破不可能なペナルティキャラが出現する。 なお、泥棒はスポーツ扱いなのでアライメントに影響は無い。%%仲魔からは一部を除き滅茶苦茶咎められるが%% 悪人プレイはペナルティキャラに会える以外のメリットがないため、基本的に避けた方が無難。%%でも会わないと図鑑が完成しないので1回はやる必要がある。%% ・[[中ボス]]格である「アルファモンスター」が出現することがある 世界樹でいうところの[[FOE>F.O.E(世界樹の迷宮)]]に近い。 階層に到着後、「嫌な予感がする…」と表示され、背景マップに紫色の固有マークが出現。 その階層に出現するモンスター一体が紫色の霧を纏い、能力が大幅強化され、気配察知系アイテムを使用せずともマップに居場所が表示される。 話しかけること自体は可能だが、上述の友好度が灰色のハート1で固定となり絶対に仲魔にできず、大人しいとされている種族の魔物であっても非常に喧嘩腰の口上となる。ついでに魅了も効かない。 非常に危険な存在だが、撃退後は確定で他では手に入らず継承も不可能な特殊印と「良い」「悪い」「○○好きな」といった称号の付いた武器防具が入手できる。 称号自体は村でもつけられるが特殊印付きはアルファモンスターからの入手のみ。 %%廃人御用達%% ・魔物の家 ダンジョンの部屋が魔物の家になっていることも。 中のアイテムはその魔物のものなので欲しいなら友好度3以上にした上でねだろう。 部屋には暖炉があり、そこでアイテムの合成が可能。青く光っている暖炉は異種合成もできるため、特に村長の試練ではお世話になるだろう。 チョコボ系作品を思わせる要素。 ・「霧」の出現 風来のシレンでいうクロンの風に近い。 長いことフロアに滞在すると、フロア内にだんだん濃くなる霧が立ち籠めてくる。 この霧は主人公を吹き飛ばしたり強制敗北させたりはしないが、 魔物が強化されていき、最終的にはステータスが通常の9倍となり、最早まともに戦うことが不可能となる。 会話による撤退は可能であるため、追い込まれたらアイテムやプレゼント攻めでなんとかしよう。 ちなみに高額の泥棒を働いたり、とあるマイナスアイテムを使用するとこの状態になる。 ■登場人物 ・主人公 このゲーム唯一のニンゲンであり男である「あなた」、もといプレイヤー。 一見ショタっぽいが、次作の主人公の扱いを見るに青年とみてよさそう。 シレン同様選択肢以外に一切セリフが無く、コッパのようにセリフを代弁してくれるキャラも居ないため、 性格、素性、生い立ち、年齢、全てが謎に包まれている。 ・メルト 主人公を塔周辺より出られなくした元凶である魔術師。 水着のような格好に二本の角、身の丈ほどの大きな鎌が特徴の女の子。 OPで[[丸腰かつレベル10の主人公に対し、高レベルの配下を2体けしかけてボコった>負けイベント]]。 その際、 %%意味深な暗転が挟まるがこのゲームは健全なゲームです%% 主人公のレベルを吸い尽くし、結界内からは出られないと告げる。 ストーリーから見て分かる通り、シナリオダンジョンの[[ラスボス]]であり、主人公が最初に倒すべき相手。 彼女が主人公、もといニンゲンに対して敵意を抱く理由とは……? ・タルテ 結界内に構えられた村の村長。 露出の少ない服に猫耳のような毛糸の帽子が特徴の、見た目は女の子で言動が大人の女性。よく見ると瞳孔が横に長い。 結界内から出られない主人公の身を案じ、村人たちに主人公のサポートをするよう声をかけてくれる。 彼女がニンゲンの主人公を助けてくれる理由とは……? &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){固有ネームドキャラだがたぬきち・こたぬと同様仲魔にならない。理由は未亡人だから。}} ・ココ 自称トレジャーハンターな白いワーキャットの少女。パンツにスポーツブラで露出度高め。 ワーキャット種は汎用魔物にも存在するものの、カラーリングと特殊能力は彼女固有のものである。 主人公と共に閉じ込められた密室に突如立ち込めた「霧」に充てられ狂暴化し、主人公に襲い掛かってくる。 %%[[必殺技]]として主人公に馬乗りになってくるが、このゲームは至って健全なゲームです。%% 撃退後は村でCoCo's Cafeを経営するようになり、ダンジョン突入前に[[ネコ飯>アイルー]]を食べられるようになる。%%隠し味に自分の毛を入れているが、主人公は素直に完食している模様%% ちなみに満腹状態で食べようとするとインスタ厨かと言われて断られる。 ・アラクネ 名前の通りアラクネの女性。 ちなみに本作ではアラクネ種もとい蜘蛛モチーフは彼女しかいない。 霧に充てられて襲ってきたココとは違って最初から主人公に宣戦布告、中ボス部屋で勝負を挑んでくる。 撃退後はもともと村の住民であったことが判明し、呪いが掛かったアイテムを格安で祓ってくれるようになる。 そんな彼女が塔の魔術師に手を貸し、何食わぬ顔で戻ってきても村から受け入れられる理由とは……? ・たぬきち [[某守銭奴ダヌキ>たぬきち(どうぶつの森)]]とは関係が無い。子持ちの人妻であり強きオカン。行き遅れた姉がいる。 村の中で店を開いている他、ダンジョン内にも現れて店を経営している。 当然、不思議なダンジョンなので[[泥棒>泥棒(不思議のダンジョンシリーズ)]]が可能なのだが、 彼女は盗んだ商品の金額によって対応を変えてくるため、一度成功した泥棒が二度三度成功するとは考えない方がいいだろう。 特に30000G以上盗んだ場合、敵大量出現、霧発生で敵超絶強化、魔法弾を1マスしか飛ばなくする、フロア出口の周りに数回攻撃しないと破壊できない結晶出現という形で主人公を完全に殺しに掛かる。 なお、泥棒はスポーツなので泥棒した後で村に戻っても何食わぬ顔で会話に応じてくれる。ただし、たぬきちを倒すと評判が下がる上に娘のこたぬが母の怪我を治すためダンジョンを奔走するイベントを完遂するまで村を空けることになる。%%こたぬからしか入手できないアイテムがあるのでアイテムコレクターは一度たぬきちを倒す必要がある%% ・&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){勇者}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){一部の魔物との会話から存在が示唆される人。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){人の家を勝手に漁る、魔物に容赦なく攻撃を仕掛けるなど、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){よくあるドラクエ風勇者であったことがうかがえる}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){魔王が「試練」のつもりで作った持ち込み無しもっと不思議ダンジョンを「秘密基地」と呼んで入り浸っていたり、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その秘密基地で手に入る武具が頭一つ抜けた性能だったりと、相当な実力者であったことがうかがえる}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){竿役は主人公だけというエロゲのお約束により影も形も明かされない}} ・&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){魔王}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){魔物たちの王。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){この世界には複数存在するらしいが、そのうちの一体がストーリーダンジョン終盤で登場。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){意外にもすぐそばにいる人だった。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){平和を願い行動する異端の魔王でありながら、世界の半分をあげちゃえるとさらっと漏らしたり、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その存在そのものが村を他の過激な魔物やニンゲンから守る抑止力となるなど、圧倒的な存在感を誇る。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){隠しダンジョンにて、勇者の記憶の追想という形で全盛期の村長と戦闘が可能。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){勇者の剣盾を限界まで強化してもなお上からねじ伏せてくる凶悪なステータス、等速二回攻撃、全状態異常無効に凍てつく波動と、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){隠しボスに相応しい最強キャラ}} ・監視者 アライメントが最低レベルに落ち込むと出現するペナルティキャラ。 登場演出もかなりホラーがかっており恐怖を感じさせる。 全ての攻撃が即死級で、HPこそ表示されるが途中から下がらなくなるため、絶対に倒すことが出来ない。 あくまで悪いのは主人公のようで仲魔に対しては1ダメージ+石化での足止め攻撃以上のことはしない。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){悪事を重ねた主人公は冒険失敗で済ませてくれるが、過去に「やらかした」嫉妬の魔王を異世界に追放したらしい。}} ■ダンジョン 初級ダンジョンを除き、「持ち込みなし」ないし「仲魔なし」で入り踏破するとそれぞれのクリアマークがつく。 本作の仕様として倒れても装備中のアイテムは残り、所持金も半額残る。 所持金の持ち込みは何故か一切制限がない。 ・初級ダンジョン 帰還の塔を目指すルート。まずはここをクリアすることになる。 ピューレに頼むことで到達した中継地点まで運んでくれるがクリアまではアイテム数に上限が設けられている。 チュートリアルの役割を兼ねており、難易度は低いが魔法のポーチは激レア品。 ・村の出口 村から隣国に行く途中にあるダンジョン。 アイテムが未識別で出てくるが、このダンジョンが本作の「不思議のダンジョン」にあたる。 ・対岸の魔国 隣国内にあるダンジョン。倒れると全アイテム失くすので保険をかけておこう。 連れ込める仲魔は1人までで敵も一段と強くなり、お腹が減りやすいフロアや[[暗い部屋]]のあるフロアがあったりと難しくなっている。特に敵は[[トルネコ3>ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン]]の「封印の洞くつ」の如く持ち込みなしでの殴り合いはまず不可なくらい強めなので装備は鍛えておくこと。 ここをクリアすると同種の武器防具を合成することで強化上限を10ずつ、最大99まで引き上げられる。 称号効果で強化上限が引き上げられているは場合は+100を超えて強化できる。 帰還の塔から入るため初級ダンジョンから連続して攻略も可。 ・エルフの隠れ里 エルフに魔法のパンを貢いで仲魔にすると解放される、 こんぼう・木の盾・実・本・杖・パン・贈答品のみ持ち込めるダンジョン。そのため強い仲魔が重要。 パワープレイしたいなら称号吟味は必須。倒れると全ロストなので保険は忘れずに。 ・幻水晶の迷宮 エルフの隠れ里とは逆に仲魔は連れられず、装備した剣盾のみ持ち込めるダンジョン。 水晶がたくさんあり、レベルが上がらず魔物娘は仲魔にならないトルネコ3の「まぼろしの洞窟」みたいな仕様。 装備中のアイテムは倒れてもなくならないためお手軽に挑め、道中も短いため周回にはもってこい。とはいえ装備外しからのロストもありうるのでホケンは忘れずに。 20Fには崖と爆発水晶に囲まれた「見切りの盾」がある。見切りの盾は防御力は低いが印数が8と多いためメイン盾にしてもいい。 ダメージ計算の関係上+99装備でもアルファモンスター相手だと普通に殴り倒されるので注意。 ・前勇者の記憶 [[モンスターハウス]]とボスのみで構成されたダンジョン。全滅させれば進める。 初回クリア後に鍛えた武具を装備すると赤オーラが出、その状態で入ると過去の魔王と戦える。とんでもなく強いので挑むなら準備は入念に。 イベントアイテム以外は一切落ちていないので周回する意味はない。 ・魔物娘と不思議な冒険 上記ダンジョンを全てクリアした後に挑める&bold(){全999F}のダンジョン。 ここでしか仲魔にできない魔物娘もいるためやり込みのために潜りまくろう。 100Fと200の倍数フロアには鍵部屋があり、強力なアイテムが手に入る他、200の倍数+1Fに到達すると以降はショートカットできる。 出現テーブルはランダムで決められる他、深層に行くたび魔物のレベルがどんどん上がっていく。400Fを超えたあたりからは勇者装備でもソロだととてもしんどくなる。 村からの支援を受けることができる。特に仲魔強化を道中でできるのは非常にありがたく、仲魔育成もここで行うことになる。 ・村長の試練 魔物娘と不思議な冒険の4Fのイベント後に挑める「[[もっと不思議のダンジョン]]」。 ココのネコ飯効果を引き継いだり、村からの支援を受けられたり、お金を持ち込めたりと準備する意味はあるがそれに頼らないプレイも一興。 もっと不思議としてみると稼ぎの重要性が際立つものの取り立てて難しいというわけではないが、 仲魔と連携を取ることが大前提のパワーバランスなのでネコ飯も支援も仲魔にも頼らないプレイになると[[異世界の迷宮]]とどっちが難しくなるかレベルでキツい。 ・あやかしの獣道 変化キツネ九尾にとあるレアアイテムを貢いで仲魔にすると解放される、仲魔を操作して挑む隠しダンジョン。 九尾の出現場所的に最後に解放されることになる。 最奥には…? ■登場する魔物達の一例 ・スライム種 チュートリアルでも会う魔物。 最下位のスライムは攻撃力も高くなく特殊能力も持たないが、 二番目のイエロースライムからは攻撃を受けると分裂する能力を獲得、 上位のポイズンスライム、ピンクスライムになると通常攻撃に[[状態異常>状態異常(用語)]]を付与してくる。 勧誘条件は「無抵抗で攻撃を何度か受けること」。最上位のピンクスライムのみ「青いスライムを連れていること」 ・クイーンスライム種 デブートン枠。%%アルファモンスター状態だと太ってると言われているとのこと%% 遠くから自分の塊をぶつけてくる。 スライム種と違って分裂する能力こそ持たないものの、位置取り関係なく攻撃を飛ばしてくるため非常に厄介。 勧誘条件は「スライム種を連れていること」。別に青いスライムである必要はない。 ・アルラウネ種 初見殺し筆頭。 敵として出現する個体は自分から動かないが、遠距離攻撃すると怒りによる攻撃力アップからの間接攻撃を仕掛けてくる。 動かない分能力値も高めである他、不思議なダンジョンのシステム上スキルやアイテム無しでは確実に先手を取られてしまうのもつらい。 上位種のデルフィネは毒、ネモフィラは眠りを扱うため対策なしでは近づきたくない。 最上位種はタンポポとなんか拍子抜けする名前で異常も扱わないが代わりにエグい設置トラップを仕掛けてくる。 その分仲間にすれば頼りになる。 勧誘条件は「復活の実を与えること」、または「すぐ下位の同種を連れてくること」。 このゲームではストーリーダンジョン6Fまでを周回すれば簡単に集まる代物なのでさっさと集めて渡してしまおう。 ・ワーウルフ種 ケンカ好きで時々力自慢をしている戦闘狂%%だが色気のない露出が可愛い%% 主人公が接近すると力ためを行い攻撃力を上げてくるのだが、何故か付近にいる魔物の攻撃力も上げてくる。 吹き飛ばし効果のある蹴っ飛ばしを使ってくる他、 上位種は氷や炎などのブレスを使ってくる。 勧誘条件は「お互いのHPが減っていること」。上位になるほど多く減らす必要がある。 勧誘をしくじると主人公が殺される恐れこそあるものの、魔物が接近するたびに攻撃力アップを掛けてくれるため仲魔としては非常に心強く、何としても仲間にしたい。 ・変化キツネ種 ンドゥバ枠または[[にぎり変化>妖怪にぎり変化]]枠。狐なので一尾から九尾の9種類いる。 六尾まではロリだが、七尾からはお姉さんに。%%そして九尾が隠居中と妙にリアル%% 上述の通り、「見渡す」ことで入手前に正体を見破ることが出来る他、 アイテム説明欄に「なんか獣臭い」という固有のメッセージが追加されるため、シレンシリーズよりかは見破りやすい。 反面、変化キツネ五尾六尾はアイテム[[封印]]状態……解呪でも解けないアイテム効果無効状態にしてくるため、 先手を取られて装備中の武器防具にこれをされると戦力がガタ落ちする。 変化キツネ七尾からはアイテムに化けるという行為自体しなくなるが、主人公のアイテムを贈呈用アイテムである「極上油揚げ」に変化させてくるという極めて厄介な敵となる。 装備中のものも容赦なく油揚げにしてくるため主人公は隣接厳禁。仲魔に対処を任せよう。 勧誘条件は、変化キツネ四尾までは油揚げ系を、五尾と六尾は「幻の油揚げ」を、七尾からはとあるレアアイテムを要求してくる。 ・ラミア種 下半身が蛇のお姉さん。身体をねじりなんとか1マス内に収まっている。迷惑防止法によりダンジョン内で寝転がることは禁止されているとのこと。 基礎ステータスが高い上に大ダメージ+1ターン休み+確率でアイテム落とし効果の「叩きつけ」を行う危険な敵。アイテム落としは手放さずの腕輪で防げないのも厄介。 メデューサは系統で唯一睨んで石化させる他石化特効持ち、 最上位のメリュジーヌはたぬきちよりも攻守のステータスが高く、長丁場ダンジョンでしか出ない上にかなり奥まで進まないと現れないレア魔物。 勧誘条件はもふもふをプレゼントすること。もふもふが何か分かってしまえば勧誘しやすいので村長の試練では仲魔として安定して頼りになる。 ・ノーティ種 ひまガッパ枠。生意気なメスガキ。 落ちているアイテムを主人公に投げてくる嫌らしい魔物であり、こいつのせいでモンハウのアイテムが台無しになることもしばしば。 上位種のブラウニー、グレムリンにもなると、落ちている本を読んで主人公を対象に効果を及ぼしてしまう。 勧誘条件は「値札がついたアイテムを渡すこと」。たぬきちは金額に応じて態度を変えてくるため、低額のアイテムだけ握らせてさっさと逃げよう。 上位種になると、ある程度高いアイテムでないと仲魔になってくれない。 %%たぬきちの商品に手を出して酷い目にあったという図鑑設定があり、店に並べてある商品は投げつけてこないが、店の上でポップした個体は店の商品を投げたそうにうろうろしている。可愛い%% ・ドラゴン種 みんな大好きドラゴン娘。%%目つきが悪いのを本人も気にして立ち振る舞いの練習中という可愛い図鑑設定がある%% シレンシリーズそのまんま、下位のドラゴンは正面に、中位のブルードラゴンは部屋内に、 上位のダークドラゴンはそのフロア内にいる主人公を燃やしにかかるが、 もし仲間に出来たらその圧倒的な戦闘能力でフロア中の敵を燃やし尽くしてくれる。 なお、ストーリーダンジョン最深部で出てくるドラゴンはレベルがマイナスになっており、友好度が1のまま。 これにはストーリー上の裏付けがあるため、彼女らを仲間に出来るのはシナリオクリア後のダンジョンになる。 勧誘条件は「力比べに勝つこと」。QTEが発生して彼女の拘束から逃れれば仲間になる。 このQTEは主人公が初期状態では絶対に成功しない難易度になっており、 ちからの果実を食べて力の最大値を増やすほか、満腹度を多く保つこと、 毒の矢で本人の力を下げることで難易度が緩和される。武器や盾に「ち」印を刻みまくって[[ドーピング]]するのも手。 %%ダークドラゴン本人も「力をゼロにしないと勝てないぞ」とまで警告してくれる、そこまで言うなら手加減してくださいよ%% %%なお、QTE時は明らかに主人公の死活を握った状態だが、QTEに失敗しても友好度が1になるだけでちゃんと解放してくれる、優しい%% ■余談 [[このゲームは誰も死なない優しいゲームである>魔物娘図鑑]] 「尻尾で叩きたい」「爪を喰い込ませたい」「ぶちころがす」と宣言する魔物こそいるものの、主人公を殺す宣言する魔物は一切登場しない他、 ゲーム冒頭で主人公は魔物のマナを削っているだけで怪我させているわけではないと説明されている。 エロゲーというよりは[[けものフレンズ>けものフレンズ(アニメ)]]に近い雰囲気。「あなたはどこから来たの?ナワバリは?」と話す魔物もいるし。 「ドラゴンキラー」という剣はなく「ドラゴンキラー&bold(){ィ}」という剣があり、 「ビーストキラー」という武器はなく「ビーストキラー&bold(){ィ}」という斧があり、 「ねだやしの巻物」という巻物はなく「長期休暇の禁書」という本がある。%%グレムリンに目の前で読まれても主人公は休暇に行けない%% 追記、修正は友達100人作ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 任天堂eショップにこれがあったの見た時「!?」ってなったわ -- 名無しさん (2021-01-25 19:17:49) - 途中で倒れても装備品と仲魔のレベルが残るのがうれしい。 -- 名無しさん (2021-01-25 22:04:16) - 意外とちゃんとローグライクしてて面白いのよねこれ -- 名無しさん (2021-01-25 22:17:09) - 理不尽要素が少なくて、割とローグライク初心者にもとっつきやすい作品だと思う -- 名無しさん (2022-03-21 02:48:49) - switch版の続編が、本日発売。前作からグラフィックが大幅に強化されてて驚き。それでいて前作の味わいが色濃く感じられるのがまた良き。  -- 名無しさん (2023-02-02 12:48:46) - あと一撃喰らったら死ぬと言う時に限って攻撃を外すのが理不尽がないとはいえ不思議なダンジョンローグライクなんだなって -- 名無しさん (2023-02-02 23:00:37) - 主人公…和解の後メルトとヤッたんだな -- 名無しさん (2024-03-22 18:07:49) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/01/24 (日曜日) 13:57:01 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 17 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『&bold(){魔物娘と不思議な冒険〜力の宝珠と帰還の塔〜}』(&italic(){Monster Girls and the Mysterious Adventure})とは、サークルねことかげより発売された[[ローグライクゲーム]]である。 [[Nintendo Switch]],Steam,DLsiteで購入できる、至って健全で優しい[[RPG>RPG(ロールプレイングゲーム)]]ゲームである。 個人製作のインディーゲームとしては非常に高い評価を受け、次回作「&bold(){[[魔物娘と不思議な冒険2~2人の王と紡がれし約束~]]}」が販売されている。 SteamおよびDLsiteでは、これのリメイクにあたる「&bold(){魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~ Remastered Edition}」が発売されているが、ゲームシステムが大きく異なるためここでは取り上げない。 ■[[あらすじ]](公式サイトより引用) >冒険者である「あなた」は気が付くと不思議な結界の中に捕らわれていました。近くの村で村長と名乗る魔物「タルテ」の話では、この結界から脱出するためには >帰還の塔に居る「塔の魔術師」を倒さなければならないとの事でした。 > >魔術師を倒し、ここから無事に脱出する… >あなたの不思議な冒険が始まります! ■ゲーム内容 ゲーム自体は、ランダム生成ダンジョン、レベル1スタート、セミリアルタイム性など、風来のシレンや[[トルネコシリーズ>トルネコの大冒険シリーズ]]を参考にしたローグライクゲームである。 が、最も異なる点は、登場する魔物もといモンスターが全て女の子である、という点である。 以下、風来のシレンを初めとしたローグライクゲームと大きく異なる特徴を挙げていく。 その他は[[ローグライクゲーム]]の項目を参照のこと ・上限は99ではない 上限99は装備品の修正値の基本最大上限くらいでキャラクターのレベル上限は200、ちからの基礎最大値は20、装備品の修正値上限は二つ名効果で99を超える、矢束は最大50or10など。 ・魔物を「仲魔」にして一緒に冒険できる 一番最初に仲魔になるであろうスライムや、色気たっぷりなサキュバスまで、自分の好きなモンスターを仲間にして連れ歩くことが出来る。名前変更も可能で名付け直しも簡単。 攻撃を受けることで分裂することがあるスライム系の能力や、遠距離攻撃を受けると射程が一時的に伸びるアルラウネ系の能力など、 敵としては厄介だった能力をそのまま味方につけることが出来るのである。 仲間になった魔物にはアイテムを渡すことで上昇する親密度というステータスがあり、 これが高いと指示に従ってくれたり、特技を高頻度で使ってくれるようになったりする。 当然タダで仲間になってくれるわけがなく、戦っているだけで仲間に出来る子から、特定のアイテムを渡さなければならない子、力比べというQTEが行われる子まで様々である。 その分主人公の能力はやや頼りなく、+99装備でもパワー負けすることはよくあるので孤高プレイは茨の道。 なお、Switch版では固有ネームドキャラも三名、もといシナリオクリア後に登場する7つのダンジョンを制覇後に仲間にすることが出来る。 ・「見渡す」で一人称視点になれる 仲間や敵モンスターをぺろぺろするだけではなく、 [[ンドゥバ]]もといアイテムに化けた化け狐を一人称視点で見てみたら動いていることがはっきりと分かる、 石像に[[擬態]]したガーゴイルを見たら目が動いているなど、一人称視点が攻略に直結している。 なお、DS以降のシレンのようにフロアを見渡すことが出来ないため、ある程度遠くにいるモンスターはこのコマンドで把握することとなる。 %%村のネームドキャラにこれをやると気持ち悪がられる、当然である%% ・敵を会話で撤退させることが出来る 「見渡す」で主人公の一マス以内にいる魔物に対して会話を行うことが出来る。 この際、アイテムをプレゼントすることで「友好度」が上昇し、 有効度が3以上で仲魔への勧誘が可能になる他、友好度が5以上で[[会話による魔物撃退が可能>UNDERTALE]]となる。 この場合、[[経験値]]が普通に戦って倒した時の2倍になる(友好度2以上の魔物を誘惑して撤退させた場合は半分になる)。 なお、友好度が1の魔物に対してはプレゼントが不可能であり、どうしても仲魔にしたければパン系のアイテムを投げつけて友好度2以上にしてからプレゼントをしなくてはならない。 ボスやアルファモンスター(後述)など、友好度が灰色のハートで表示されている魔物にはそれすらも通じず、絶対に勧誘・説得が不可能。 このゲームでは保存の壺にあたるアイテム「魔法のポーチ」が極めて貴重品であり、じっくり探索しながら進めていくと必然的にアイテムを持て余すことになる。 要らないアイテムやマイナスアイテムはガンガン譲って撤退させていこう。 %%腐ったパンや弓矢一本だけ渡したりしても数を重ねれば友好度は上がる%% ・主人公の評判が魔物の口コミで広がっていく 他のゲームでいう[[アライメント>アライメント(ゲーム用語)]]に近い。 主人公が戦闘せずに会話で敵を撤退させたりすると、「良人」「優人」というステータスになり、 最初から友好度が高い魔物が出現するようになるなどの恩恵が受けられる。 逆に、中立の魔物に喧嘩を売ると「悪者」「悪党」「災厄」と呼ばれるステータスとなり、「悪党」以下の状態だと撃破不可能なペナルティキャラが出現する。 なお、泥棒はスポーツ扱いなのでアライメントに影響は無い。%%仲魔からは一部を除き滅茶苦茶咎められるが%% 悪人プレイはペナルティキャラに会える以外のメリットがないため、基本的に避けた方が無難。%%でも会わないと図鑑が完成しないので1回はやる必要がある。%% ・[[中ボス]]格である「アルファモンスター」が出現することがある 世界樹でいうところの[[FOE>F.O.E(世界樹の迷宮)]]に近い。 階層に到着後、「嫌な予感がする…」と表示され、背景マップに紫色の固有マークが出現。 その階層に出現するモンスター一体が紫色の霧を纏い、能力が大幅強化され、気配察知系アイテムを使用せずともマップに居場所が表示される。 話しかけること自体は可能だが、上述の友好度が灰色のハート1で固定となり絶対に仲魔にできず、大人しいとされている種族の魔物であっても非常に喧嘩腰の口上となる。ついでに魅了も効かない。 非常に危険な存在だが、撃退後は確定で他では手に入らず継承も不可能な特殊印と「良い」「悪い」「○○好きな」といった称号の付いた武器防具が入手できる。 称号自体は村でもつけられるが特殊印付きはアルファモンスターからの入手のみ。 %%廃人御用達%% ・魔物の家 ダンジョンの部屋が魔物の家になっていることも。 中のアイテムはその魔物のものなので欲しいなら友好度3以上にした上でねだろう。 部屋には暖炉があり、そこでアイテムの合成が可能。青く光っている暖炉は異種合成もできるため、特に村長の試練ではお世話になるだろう。 チョコボ系作品を思わせる要素。 ・「霧」の出現 風来のシレンでいうクロンの風に近い。 長いことフロアに滞在すると、フロア内にだんだん濃くなる霧が立ち籠めてくる。 この霧は主人公を吹き飛ばしたり強制敗北させたりはしないが、 魔物が強化されていき、最終的にはステータスが通常の9倍となり、最早まともに戦うことが不可能となる。 会話による撤退は可能であるため、追い込まれたらアイテムやプレゼント攻めでなんとかしよう。 ちなみに高額の泥棒を働いたり、とあるマイナスアイテムを使用するとこの状態になる。 ■登場人物 ・主人公 このゲーム唯一のニンゲンであり男である「あなた」、もといプレイヤー。 一見ショタっぽいが、次作の主人公の扱いを見るに青年とみてよさそう。 シレン同様選択肢以外に一切セリフが無く、コッパのようにセリフを代弁してくれるキャラも居ないため、 性格、素性、生い立ち、年齢、全てが謎に包まれている。 ・メルト 主人公を塔周辺より出られなくした元凶である魔術師。 水着のような格好に二本の角、身の丈ほどの大きな鎌が特徴の女の子。 OPで[[丸腰かつレベル10の主人公に対し、高レベルの配下を2体けしかけてボコった>負けイベント]]。 その際、 %%意味深な暗転が挟まるがこのゲームは健全なゲームです%% 主人公のレベルを吸い尽くし、結界内からは出られないと告げる。 ストーリーから見て分かる通り、シナリオダンジョンの[[ラスボス]]であり、主人公が最初に倒すべき相手。 彼女が主人公、もといニンゲンに対して敵意を抱く理由とは……? ・タルテ 結界内に構えられた村の村長。 露出の少ない服に猫耳のような毛糸の帽子が特徴の、見た目は女の子で言動が大人の女性。よく見ると瞳孔が横に長い。 結界内から出られない主人公の身を案じ、村人たちに主人公のサポートをするよう声をかけてくれる。 彼女がニンゲンの主人公を助けてくれる理由とは……? &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){固有ネームドキャラだがたぬきち・こたぬと同様仲魔にならない。理由は未亡人だから。}} ・ココ 自称トレジャーハンターな白いワーキャットの少女。パンツにスポーツブラで露出度高め。 ワーキャット種は汎用魔物にも存在するものの、カラーリングと特殊能力は彼女固有のものである。 主人公と共に閉じ込められた密室に突如立ち込めた「霧」に充てられ狂暴化し、主人公に襲い掛かってくる。 %%[[必殺技]]として主人公に馬乗りになってくるが、このゲームは至って健全なゲームです。%% 撃退後は村でCoCo's Cafeを経営するようになり、ダンジョン突入前に[[ネコ飯>アイルー]]を食べられるようになる。%%隠し味に自分の毛を入れているが、主人公は素直に完食している模様%% ちなみに満腹状態で食べようとするとインスタ厨かと言われて断られる。 ・アラクネ 名前の通りアラクネの女性。 ちなみに本作ではアラクネ種もとい蜘蛛モチーフは彼女しかいない。 霧に充てられて襲ってきたココとは違って最初から主人公に宣戦布告、中ボス部屋で勝負を挑んでくる。 撃退後はもともと村の住民であったことが判明し、呪いが掛かったアイテムを格安で祓ってくれるようになる。 そんな彼女が塔の魔術師に手を貸し、何食わぬ顔で戻ってきても村から受け入れられる理由とは……? ・たぬきち [[某守銭奴ダヌキ>たぬきち(どうぶつの森)]]とは関係が無い。子持ちの人妻であり強きオカン。行き遅れた姉がいる。 村の中で店を開いている他、ダンジョン内にも現れて店を経営している。 当然、不思議なダンジョンなので[[泥棒>泥棒(不思議のダンジョンシリーズ)]]が可能なのだが、 彼女は盗んだ商品の金額によって対応を変えてくるため、一度成功した泥棒が二度三度成功するとは考えない方がいいだろう。 特に30000G以上盗んだ場合、敵大量出現、霧発生で敵超絶強化、魔法弾を1マスしか飛ばなくする、フロア出口の周りに数回攻撃しないと破壊できない結晶出現という形で主人公を完全に殺しに掛かる。 なお、泥棒はスポーツなので泥棒した後で村に戻っても何食わぬ顔で会話に応じてくれる。ただし、たぬきちを倒すと評判が下がる上に娘のこたぬが母の怪我を治すためダンジョンを奔走するイベントを完遂するまで村を空けることになる。%%こたぬからしか入手できないアイテムがあるのでアイテムコレクターは一度たぬきちを倒す必要がある%% ・&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){勇者}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){一部の魔物との会話から存在が示唆される人。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){人の家を勝手に漁る、魔物に容赦なく攻撃を仕掛けるなど、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){よくあるドラクエ風勇者であったことがうかがえる}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){魔王が「試練」のつもりで作った持ち込み無しもっと不思議ダンジョンを「秘密基地」と呼んで入り浸っていたり、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その秘密基地で手に入る武具が頭一つ抜けた性能だったりと、相当な実力者であったことがうかがえる}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){竿役は主人公だけというエロゲのお約束により影も形も明かされない}} ・&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){魔王}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){魔物たちの王。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){この世界には複数存在するらしいが、そのうちの一体がストーリーダンジョン終盤で登場。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){意外にもすぐそばにいる人だった。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){平和を願い行動する異端の魔王でありながら、世界の半分をあげちゃえるとさらっと漏らしたり、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その存在そのものが村を他の過激な魔物やニンゲンから守る抑止力となるなど、圧倒的な存在感を誇る。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){隠しダンジョンにて、勇者の記憶の追想という形で全盛期の村長と戦闘が可能。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){勇者の剣盾を限界まで強化してもなお上からねじ伏せてくる凶悪なステータス、等速二回攻撃、全状態異常無効に凍てつく波動と、}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){隠しボスに相応しい最強キャラ}} ・監視者 アライメントが最低レベルに落ち込むと出現するペナルティキャラ。 登場演出もかなりホラーがかっており恐怖を感じさせる。 全ての攻撃が即死級で、HPこそ表示されるが途中から下がらなくなるため、絶対に倒すことが出来ない。 あくまで悪いのは主人公のようで仲魔に対しては1ダメージ+石化での足止め攻撃以上のことはしない。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){悪事を重ねた主人公は冒険失敗で済ませてくれるが、過去に「やらかした」嫉妬の魔王を異世界に追放したらしい。}} ■ダンジョン 初級ダンジョンを除き、「持ち込みなし」ないし「仲魔なし」で入り踏破するとそれぞれのクリアマークがつく。 本作の仕様として倒れても装備中のアイテムは残り、所持金も半額残る。 所持金の持ち込みは何故か一切制限がない。 ・初級ダンジョン 帰還の塔を目指すルート。まずはここをクリアすることになる。 ピューレに頼むことで到達した中継地点まで運んでくれるがクリアまではアイテム数に上限が設けられている。 チュートリアルの役割を兼ねており、難易度は低いが魔法のポーチは激レア品。 ・村の出口 村から隣国に行く途中にあるダンジョン。 アイテムが未識別で出てくるが、このダンジョンが本作の「不思議のダンジョン」にあたる。 ・対岸の魔国 隣国内にあるダンジョン。倒れると全アイテム失くすので保険をかけておこう。 連れ込める仲魔は1人までで敵も一段と強くなり、お腹が減りやすいフロアや[[暗い部屋]]のあるフロアがあったりと難しくなっている。特に敵は[[トルネコ3>ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン]]の「封印の洞くつ」の如く持ち込みなしでの殴り合いはまず不可なくらい強めなので装備は鍛えておくこと。 ここをクリアすると同種の武器防具を合成することで強化上限を10ずつ、最大99まで引き上げられる。 称号効果で強化上限が引き上げられているは場合は+100を超えて強化できる。 帰還の塔から入るため初級ダンジョンから連続して攻略も可。 ・エルフの隠れ里 エルフに魔法のパンを貢いで仲魔にすると解放される、 こんぼう・木の盾・実・本・杖・パン・贈答品のみ持ち込めるダンジョン。そのため強い仲魔が重要。 パワープレイしたいなら称号吟味は必須。倒れると全ロストなので保険は忘れずに。 ・幻水晶の迷宮 エルフの隠れ里とは逆に仲魔は連れられず、装備した剣盾のみ持ち込めるダンジョン。 水晶がたくさんあり、レベルが上がらず魔物娘は仲魔にならないトルネコ3の「まぼろしの洞窟」みたいな仕様。 装備中のアイテムは倒れてもなくならないためお手軽に挑め、道中も短いため周回にはもってこい。とはいえ装備外しからのロストもありうるのでホケンは忘れずに。 20Fには崖と爆発水晶に囲まれた「見切りの盾」がある。見切りの盾は防御力は低いが印数が8と多いためメイン盾にしてもいい。 ダメージ計算の関係上+99装備でもアルファモンスター相手だと普通に殴り倒されるので注意。 ・前勇者の記憶 [[モンスターハウス]]とボスのみで構成されたダンジョン。全滅させれば進める。 初回クリア後に鍛えた武具を装備すると赤オーラが出、その状態で入ると過去の魔王と戦える。とんでもなく強いので挑むなら準備は入念に。 イベントアイテム以外は一切落ちていないので周回する意味はない。 ・魔物娘と不思議な冒険 上記ダンジョンを全てクリアした後に挑める&bold(){全999F}のダンジョン。 ここでしか仲魔にできない魔物娘もいるためやり込みのために潜りまくろう。 100Fと200の倍数フロアには鍵部屋があり、強力なアイテムが手に入る他、200の倍数+1Fに到達すると以降はショートカットできる。 出現テーブルはランダムで決められる他、深層に行くたび魔物のレベルがどんどん上がっていく。400Fを超えたあたりからは勇者装備でもソロだととてもしんどくなる。 村からの支援を受けることができる。特に仲魔強化を道中でできるのは非常にありがたく、仲魔育成もここで行うことになる。 ・村長の試練 魔物娘と不思議な冒険の4Fのイベント後に挑める「[[もっと不思議のダンジョン]]」。 ココのネコ飯効果を引き継いだり、村からの支援を受けられたり、お金を持ち込めたりと準備する意味はあるがそれに頼らないプレイも一興。 もっと不思議としてみると稼ぎの重要性が際立つものの取り立てて難しいというわけではないが、 仲魔と連携を取ることが大前提のパワーバランスなのでネコ飯も支援も仲魔にも頼らないプレイになると[[異世界の迷宮]]とどっちが難しくなるかレベルでキツい。 ・あやかしの獣道 変化キツネ九尾にとあるレアアイテムを貢いで仲魔にすると解放される、仲魔を操作して挑む隠しダンジョン。 九尾の出現場所的に最後に解放されることになる。 最奥には…? ■登場する魔物達の一例 ・スライム種 チュートリアルでも会う魔物。 最下位のスライムは攻撃力も高くなく特殊能力も持たないが、 二番目のイエロースライムからは攻撃を受けると分裂する能力を獲得、 上位のポイズンスライム、ピンクスライムになると通常攻撃に[[状態異常>状態異常(用語)]]を付与してくる。 勧誘条件は「無抵抗で攻撃を何度か受けること」。最上位のピンクスライムのみ「青いスライムを連れていること」 ・クイーンスライム種 デブートン枠。%%アルファモンスター状態だと太ってると言われているとのこと%% 遠くから自分の塊をぶつけてくる。 スライム種と違って分裂する能力こそ持たないものの、位置取り関係なく攻撃を飛ばしてくるため非常に厄介。 勧誘条件は「スライム種を連れていること」。別に青いスライムである必要はない。 ・アルラウネ種 初見殺し筆頭。 敵として出現する個体は自分から動かないが、遠距離攻撃すると怒りによる攻撃力アップからの間接攻撃を仕掛けてくる。 動かない分能力値も高めである他、不思議なダンジョンのシステム上スキルやアイテム無しでは確実に先手を取られてしまうのもつらい。 上位種のデルフィネは毒、ネモフィラは眠りを扱うため対策なしでは近づきたくない。 最上位種はタンポポとなんか拍子抜けする名前で異常も扱わないが代わりにエグい設置トラップを仕掛けてくる。 その分仲間にすれば頼りになる。 勧誘条件は「復活の実を与えること」、または「すぐ下位の同種を連れてくること」。 このゲームではストーリーダンジョン6Fまでを周回すれば簡単に集まる代物なのでさっさと集めて渡してしまおう。 ・ワーウルフ種 ケンカ好きで時々力自慢をしている戦闘狂%%だが色気のない露出が可愛い%% 主人公が接近すると力ためを行い攻撃力を上げてくるのだが、何故か付近にいる魔物の攻撃力も上げてくる。 吹き飛ばし効果のある蹴っ飛ばしを使ってくる他、 上位種は氷や炎などのブレスを使ってくる。 勧誘条件は「お互いのHPが減っていること」。上位になるほど多く減らす必要がある。 勧誘をしくじると主人公が殺される恐れこそあるものの、魔物が接近するたびに攻撃力アップを掛けてくれるため仲魔としては非常に心強く、何としても仲間にしたい。 ・変化キツネ種 ンドゥバ枠または[[にぎり変化>妖怪にぎり変化]]枠。狐なので一尾から九尾の9種類いる。 六尾まではロリだが、七尾からはお姉さんに。%%そして九尾が隠居中と妙にリアル%% 上述の通り、「見渡す」ことで入手前に正体を見破ることが出来る他、 アイテム説明欄に「なんか獣臭い」という固有のメッセージが追加されるため、シレンシリーズよりかは見破りやすい。 反面、変化キツネ五尾六尾はアイテム[[封印]]状態……解呪でも解けないアイテム効果無効状態にしてくるため、 先手を取られて装備中の武器防具にこれをされると戦力がガタ落ちする。 変化キツネ七尾からはアイテムに化けるという行為自体しなくなるが、主人公のアイテムを贈呈用アイテムである「極上油揚げ」に変化させてくるという極めて厄介な敵となる。 装備中のものも容赦なく油揚げにしてくるため主人公は隣接厳禁。仲魔に対処を任せよう。 勧誘条件は、変化キツネ四尾までは油揚げ系を、五尾と六尾は「幻の油揚げ」を、七尾からはとあるレアアイテムを要求してくる。 ・ラミア種 下半身が蛇のお姉さん。身体をねじりなんとか1マス内に収まっている。迷惑防止法によりダンジョン内で寝転がることは禁止されているとのこと。 基礎ステータスが高い上に大ダメージ+1ターン休み+確率でアイテム落とし効果の「叩きつけ」を行う危険な敵。アイテム落としは手放さずの腕輪で防げないのも厄介。 メデューサは系統で唯一睨んで石化させる他石化特効持ち、 最上位のメリュジーヌはたぬきちよりも攻守のステータスが高く、長丁場ダンジョンでしか出ない上にかなり奥まで進まないと現れないレア魔物。 勧誘条件はもふもふをプレゼントすること。もふもふが何か分かってしまえば勧誘しやすいので村長の試練では仲魔として安定して頼りになる。 ・ノーティ種 ひまガッパ枠。生意気なメスガキ。 落ちているアイテムを主人公に投げてくる嫌らしい魔物であり、こいつのせいでモンハウのアイテムが台無しになることもしばしば。 上位種のブラウニー、グレムリンにもなると、落ちている本を読んで主人公を対象に効果を及ぼしてしまう。 勧誘条件は「値札がついたアイテムを渡すこと」。たぬきちは金額に応じて態度を変えてくるため、低額のアイテムだけ握らせてさっさと逃げよう。 上位種になると、ある程度高いアイテムでないと仲魔になってくれない。 %%たぬきちの商品に手を出して酷い目にあったという図鑑設定があり、店に並べてある商品は投げつけてこないが、店の上でポップした個体は店の商品を投げたそうにうろうろしている。可愛い%% ・ドラゴン種 みんな大好きドラゴン娘。%%目つきが悪いのを本人も気にして立ち振る舞いの練習中という可愛い図鑑設定がある%% シレンシリーズそのまんま、下位のドラゴンは正面に、中位のブルードラゴンは部屋内に、 上位のダークドラゴンはそのフロア内にいる主人公を燃やしにかかるが、 もし仲間に出来たらその圧倒的な戦闘能力でフロア中の敵を燃やし尽くしてくれる。 なお、ストーリーダンジョン最深部で出てくるドラゴンはレベルがマイナスになっており、友好度が1のまま。 これにはストーリー上の裏付けがあるため、彼女らを仲間に出来るのはシナリオクリア後のダンジョンになる。 勧誘条件は「力比べに勝つこと」。QTEが発生して彼女の拘束から逃れれば仲間になる。 このQTEは主人公が初期状態では絶対に成功しない難易度になっており、 ちからの果実を食べて力の最大値を増やすほか、満腹度を多く保つこと、 毒の矢で本人の力を下げることで難易度が緩和される。武器や盾に「ち」印を刻みまくって[[ドーピング]]するのも手。 %%ダークドラゴン本人も「力をゼロにしないと勝てないぞ」とまで警告してくれる、そこまで言うなら手加減してくださいよ%% %%なお、QTE時は明らかに主人公の死活を握った状態だが、QTEに失敗しても友好度が1になるだけでちゃんと解放してくれる、優しい%% ■余談 [[このゲームは誰も死なない優しいゲームである>魔物娘図鑑]] 「尻尾で叩きたい」「爪を喰い込ませたい」「ぶちころがす」と宣言する魔物こそいるものの、主人公を殺す宣言する魔物は一切登場しない他、 ゲーム冒頭で主人公は魔物のマナを削っているだけで怪我させているわけではないと説明されている。 エロゲーというよりは[[けものフレンズ>けものフレンズ(アニメ)]]に近い雰囲気。「あなたはどこから来たの?ナワバリは?」と話す魔物もいるし。 「ドラゴンキラー」という剣はなく「ドラゴンキラー&bold(){ィ}」という剣があり、 「ビーストキラー」という武器はなく「ビーストキラー&bold(){ィ}」という斧があり、 「ねだやしの巻物」という巻物はなく「長期休暇の禁書」という本がある。%%グレムリンに目の前で読まれても主人公は休暇に行けない%% 追記、修正は友達100人作ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 任天堂eショップにこれがあったの見た時「!?」ってなったわ -- 名無しさん (2021-01-25 19:17:49) - 途中で倒れても装備品と仲魔のレベルが残るのがうれしい。 -- 名無しさん (2021-01-25 22:04:16) - 意外とちゃんとローグライクしてて面白いのよねこれ -- 名無しさん (2021-01-25 22:17:09) - 理不尽要素が少なくて、割とローグライク初心者にもとっつきやすい作品だと思う -- 名無しさん (2022-03-21 02:48:49) - switch版の続編が、本日発売。前作からグラフィックが大幅に強化されてて驚き。それでいて前作の味わいが色濃く感じられるのがまた良き。  -- 名無しさん (2023-02-02 12:48:46) - あと一撃喰らったら死ぬと言う時に限って攻撃を外すのが理不尽がないとはいえ不思議なダンジョンローグライクなんだなって -- 名無しさん (2023-02-02 23:00:37) - 主人公…和解の後メルトとヤッたんだな -- 名無しさん (2024-03-22 18:07:49) #comment(striction) #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: