「ハトの田中さん(映画あたしンち)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めますッポ
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&sizex(5){&color(red){''※注意:この項目には、映画『あたしンち』のネタバレを含みます。''}}
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「ハトの田中さん」は映画「映画[[あたしンち]]」に登場する人物である。通常回でも田中姓のモブは出演しているが、本項では映画の人物を扱う。
正式には「ハトの田中さん」とクレジットされているが、以下からは単に「田中」と記す。
**そもそも映画「あたしンち」とは?
2003年12月に公開された映画。[[テレビ朝日]]開局45周年記念作品でもある。
雷雨の中、歩道橋の上で[[母>母(あたしンち)]]と娘[[みかん>立花みかん]]の人格が入れ替わってしまう。
元に戻る方法を&s(){[[ユズヒコ>立花ユズヒコ]]と[[父>父(あたしンち)]]任せにして}探しながらも、入れ替わったことによって家族愛や友情を改めて認識する。
**プロフィール
CV.[[高木渉>高木渉(声優)]]
四角い縁の眼鏡をかけた(恐らく)中年の男性。家族はおらず、競馬観戦が趣味のようである。
口先が尖っているのが特徴で、鳥を彷彿とさせる顔立ちをしている。
登場した際には母とみかんのように、''田中と鳩の意識が入れ替わっていた。''
そのため田中の肉体は''目の焦点が合っておらず、常時前かがみで鳩の振る舞い''をしており、非常に奇怪である。
田中の人格がある鳩の方は語尾に「ッポ」と付けてヒトの言語を話す。
当人は至って常識的な礼儀正しい性格で、鳩と入れ替わっている状況にもかかわらず対処法について流暢に喋るので尚更おかしく感じる。
一般にはほとんど知られていないものの、彼がファンに与えたインパクトは大きく、本映画の裏の顔(一部では真の主役とも)として人気が高い。
**映画での経緯
みかんの[[修学旅行]]先の京都で母とみかんに出会う。
帰りの新幹線で同席し、自身も鳩と意識が入れ替わっていることを語る。田中と鳩は元に戻るまで立花家に居候することに。
立花家で田中は、競馬場で席を離れた際に雷が鳴り、その瞬間に驚いた鳩のうちの一羽が田中にぶつかった出来事を思い出した。
ユズヒコの調査により、その当時、太陽系周辺を「マッチョオーレ彗星」が通過していたことが判明する。
更に調査を進めると、彗星は10日に1回通過しており、母とみかんが入れ替わったときにも同様の現象が起こっていたと分かる。
これによって、マッチョオーレ彗星が通過し、近くに雷が落ちた瞬間に対象の前頭部どうしを勢いよく衝突させればもう一度入れ替わりが発生し、元に戻れるのではないかという仮説に至った。
確実に雷を近くに引き寄せるために、対象がいる歩道橋に電線で結び付けてある大型の凧を揚げて、凧に落ちた雷を歩道橋に伝わらせるというハイリスクな計画を実行((テレビで特集していたベンジャミン・フランクリンの「凧を上げて雷の正体が電気であることを証明した」実験を見た父がこの計画を閃いた。))。
田中も危険な大雨の中、鳩の姿で果敢に仕掛けの準備を手伝う。
危険だったものの入れ替わりはなんとか成功し、母とみかん、そして田中と鳩もそれぞれ元に戻ることができた。
田中は、同様に入れ替わってしまった人たちを助けるために鳩と共に全国を巡ることにしたのであった。
**考察
上記のように、田中は今回の入れ替わりの証人の一人となり、元に戻る方法の解明に大いに貢献した。
しかし、入れ替わった田中と鳩について考えてみると、様々な不可解な点が浮上する。
田中はなんと、''&color(red){二年前に}鳩と入れ替わった''と告げている。
しかも田中に家族はいない。
''…では田中は二年もの間どうやって鳩の姿で鳩の意思を持った自身の肉体を介抱したのだろうか。''
移動や買い物もままならないであろうし、何より排泄は突然行われるため、管理は至難の業となる。
知人が協力してくれたのだろうか。だが、みかんと母が出会ったときに田中に付き添いの者はいなかった。
また、立花家と共に食事するシーンがあるのだが、''田中の肉体の方が鳩用の飼料を食べ、田中の意識を持つ鳩は父の[[ビール]]を飲んでいる。''
味覚的にはそうした方が良いのだろうが、元に戻ったときの田中の体調とパンツが心配である。
なおユズヒコから事情を聞かれた際には田中がハト用の餌を食べていたので、田中自身も食えないわけではないだろう。
そもそも田中はなぜ人間の言葉を発声することができているのだろうか。仮に知性があっても、声帯はハトのままである。
この2年の間に鍛錬を重ねてハトの声帯でも話せるようになったのだろうか?
もしそうならいよいよ映画の主題が変わってきそうである。
加えて、元に戻った後の田中はなぜか入れ替わっていた鳩と一緒に行動を共にすると言っている。
入れ替わっているうちにお互いに愛着が湧いたのだろうか? 家族がいないので、心のよりどころを鳩に求めているのかもしれない。
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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 映画あたしンちより先に出来たの面白え -- 名無しさん (2021-10-21 10:25:17)
- タチバナ家とはいろいろ対比なんだよな 家族いないとか、でもペット?はいるとか(本来は野鳥は飼育禁止) -- 名無しさん (2021-10-21 18:17:29)
- そのタチバナ家との出会いも本当に偶然、彼らと会うまでどうやって生きてたんだろうか。 -- 名無しさん (2021-10-21 18:19:40)
- 彼の初登場シーンは初見では笑える場面っぽいけど、真実を知ると「…!?」ってなった人も多いんじゃなかろうか -- 名無しさん (2021-10-21 18:45:32)
- 入れ替わったのは、10日前どころか2年前って劇中で言ってたような気がするが… -- 名無しさん (2021-10-21 20:45:34)
- 佐藤刑事「た…高木君!?」目暮警部「高木君!鳩のマネなんかして何やってるのかね!?」 -- 名無しさん (2021-10-21 20:53:17)
- 高橋ナツコ脚本だと知ってなんとなく察した -- 名無しさん (2021-10-23 00:58:17)
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「ハトの田中さん」は「[[映画 あたしンち]]」に登場する人物である。通常回でも田中姓のモブは出演しているが、本項では映画の人物を扱う。
正式には「ハトの田中さん」とクレジットされているが、以下からは単に「田中」と記す。
**そもそも映画「あたしンち」とは?
2003年12月に公開された映画。[[テレビ朝日]]開局45周年記念作品でもある。
雷雨の中、歩道橋の上で[[母>母(あたしンち)]]と娘[[みかん>立花みかん]]の人格が入れ替わってしまう。
元に戻る方法を&s(){[[ユズヒコ>立花ユズヒコ]]と[[父>父(あたしンち)]]任せにして}探しながらも、入れ替わったことによって家族愛や友情を改めて認識する。
**プロフィール
CV.[[高木渉>高木渉(声優)]]
四角い縁の眼鏡をかけた(恐らく)中年の男性。家族はおらず、競馬観戦が趣味のようである。
口先が尖っているのが特徴で、鳥を彷彿とさせる顔立ちをしている。
登場した際には母とみかんのように、''田中と鳩の意識が入れ替わっていた。''
そのため田中の肉体は''目の焦点が合っておらず、常時前かがみで鳩の振る舞い''をしており、非常に奇怪である。
田中の人格がある鳩の方は語尾に「ッポ」と付けてヒトの言語を話す。
当人は至って常識的な礼儀正しい性格で、鳩と入れ替わっている状況にもかかわらず対処法について流暢に喋るので尚更おかしく感じる。
一般にはほとんど知られていないものの、彼がファンに与えたインパクトは大きく、本映画の裏の顔(一部では&bold(){真の主役}とも)として人気が高い。
**映画での経緯
みかんの[[修学旅行]]先の京都で母とみかんに出会う。
帰りの新幹線で同席し、自身も鳩と意識が入れ替わっていることを語る。田中と鳩は元に戻るまで立花家に居候することに。
立花家で田中は、競馬場で席を離れた際に雷が鳴り、その瞬間に驚いた鳩のうちの一羽が田中にぶつかった出来事を思い出した。
ユズヒコの調査により、その当時、太陽系周辺を「マッチョオーレ彗星」が通過していたことが判明する。
更に調査を進めると、彗星は10日に1回通過しており、母とみかんが入れ替わったときにも同様の現象が起こっていたと分かる。
これによって、マッチョオーレ彗星が通過し、近くに雷が落ちた瞬間に対象の前頭部どうしを勢いよく衝突させればもう一度入れ替わりが発生し、元に戻れるのではないかという仮説に至った。
確実に雷を近くに引き寄せるために、対象がいる歩道橋に電線で結び付けてある大型の凧を揚げて、凧に落ちた雷を歩道橋に伝わらせるというハイリスクな計画を実行((テレビで特集していたベンジャミン・フランクリンの「凧を上げて雷の正体が電気であることを証明した」実験を見た父がこの計画を閃いた。))。
田中も危険な大雨の中、鳩の姿で果敢に仕掛けの準備を手伝う。
危険だったものの入れ替わりはなんとか成功し、母とみかん、そして田中と鳩もそれぞれ元に戻ることができた。
田中は、同様に入れ替わってしまった人たちを助けるために鳩と共に全国を巡ることにしたのであった。
**考察
上記のように、田中は今回の入れ替わりの証人の一人となり、元に戻る方法の解明に大いに貢献した。
しかし、入れ替わった田中と鳩について考えてみると、様々な不可解な点が浮上する。
田中はなんと、''&color(red){二年前に}鳩と入れ替わった''と告げている。
しかも田中に家族はいない。
''…では田中は二年もの間どうやって鳩の姿で鳩の意思を持った自身の肉体を介抱したのだろうか。''
移動や買い物もままならないであろうし、何より排泄は突然行われるため、管理は至難の業となる。
知人が協力してくれたのだろうか。だが、みかんと母が出会ったときに田中に付き添いの者はいなかった。
また、立花家と共に食事するシーンがあるのだが、''田中の肉体の方が鳩用の飼料を食べ、田中の意識を持つ鳩は父の[[ビール]]を飲んでいる。''
味覚的にはそうした方が良いのだろうが、元に戻ったときの田中の体調とパンツが心配である。
なおユズヒコから事情を聞かれた際には田中がハト用の餌を食べていたので、田中自身も食えないわけではないだろう。
そもそも田中はなぜ人間の言葉を発声することができているのだろうか。仮に知性があっても、声帯はハトのままである。
この2年の間に鍛錬を重ねてハトの声帯でも話せるようになったのだろうか?
もしそうならいよいよ映画の主題が変わってきそうである。
加えて、元に戻った後の田中はなぜか入れ替わっていた鳩と一緒に行動を共にすると言っている。
入れ替わっているうちにお互いに愛着が湧いたのだろうか? 家族がいないので、心のよりどころを鳩に求めているのかもしれない。
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- 映画あたしンちより先に出来たの面白え -- 名無しさん (2021-10-21 10:25:17)
- タチバナ家とはいろいろ対比なんだよな 家族いないとか、でもペット?はいるとか(本来は野鳥は飼育禁止) -- 名無しさん (2021-10-21 18:17:29)
- そのタチバナ家との出会いも本当に偶然、彼らと会うまでどうやって生きてたんだろうか。 -- 名無しさん (2021-10-21 18:19:40)
- 彼の初登場シーンは初見では笑える場面っぽいけど、真実を知ると「…!?」ってなった人も多いんじゃなかろうか -- 名無しさん (2021-10-21 18:45:32)
- 入れ替わったのは、10日前どころか2年前って劇中で言ってたような気がするが… -- 名無しさん (2021-10-21 20:45:34)
- 佐藤刑事「た…高木君!?」目暮警部「高木君!鳩のマネなんかして何やってるのかね!?」 -- 名無しさん (2021-10-21 20:53:17)
- 高橋ナツコ脚本だと知ってなんとなく察した -- 名無しさん (2021-10-23 00:58:17)
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