アイシア(D.C.)

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&font(#6495ED){登録日}: 2009/09/21(月) 16:19:21 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){「&font(#008000){またまた~ご冗談を}」} [[D.C.>D.C. 〜ダ・カーポ〜]]シリーズに登場するヒロインの1人。 &font(#008000){Aishia} CV:桜ちとせ(PC)/[[宮崎羽衣]](CS) 誕生日:12月6日 身長:141cm 体重:33kg 3サイズ:71/48/72 [[血液型]]:O型 好きなもの:おばあちゃん、[[サンタクロース]] 嫌いなもの:じっとしていること、難しいこと ※以下ネタバレ含む &font(#008000){【 D.C.S.G. 】} CIRCUS漫画班が手掛けた漫画『D.C.S.G(セカンドグラデュエーション)』にて初登場。 この作品自体は[[たにはらなつき]]が手掛けた漫画版『D.C.』の続編にあたるが、内容はアニメ『D.C.S.S.』と幾つかの点で共通している。 祖母が亡くなった後、[[さくら>芳乃さくら]]の祖母から魔法を教わるために北欧から来日。 人を幸せにする魔法に憧れている。 さくらの祖母も亡くなっていることを知ると、さくらに魔法を教わろうとするが断られ、和菓子の魔法が使える純一に付きまとうようになる。 終盤、事故に遭って昏睡した純一を助けるため、祖母の魔法書に記載されていた魔法を見つけるが、その術の代償は「皆の心から消えてしまうこと」だった。 だが魔法で人を幸せにしたかったアイシアは、術を使用。純一は救われる。 性格は多少魔法に夢見がちではあるものの、アニメとは違い物静かでちょっとクールな感じに描かれている。 言葉遣いも丁寧め。 アイシアの祖母とさくらの祖母は[[魔法学校]]時代の大親友であったらしい、と語っていた。 &font(#008000){【 D.C.S.S. 】} アニメ版『D.C.』の続編にあたる『D.C.S.S.(セカンドシーズン)』にてメインキャラの一人として登場。 登場時期こそ『D.C.S.G.』より後だが、知名度はこちらのアイシアが最も高いと思われる。 アッシュブロンドの髪と緑色の大きな[[リボン]]、ルビー色の瞳が特徴的。 祖母は立派な魔法使いの家系であり、そんな祖母と一緒に旅をしている中で、自分も祖母のような立派な魔法使いになりたいと願っている。 性格は天然ボケな面があり、天真爛漫な少女となっている。 かなり思い込みが激しく、純一の「手から和菓子を出す魔法」を見て立派な魔法使いと勘違いし、「ご主人様」と呼んで魔法を教えてもらうようしつこく頼み込んでいた。 ちなみにアイシア自身は「手からプレゼントを出す魔法」が使える。 ちょっぴり[[ドジっ娘]]だが、月城アリスとサーカスをやっていたように運動神経は良い。 旅の中で祖母が亡くなってしまったため、祖母の友人であったさくらの祖母に魔法を教わるため[[初音島]]に訪れた。 純一に魔法を教わるまで朝倉家に居着き、風見学園本校の純一のクラスにも通うことになる。 そこで[[天枷美春]]や、同じ北欧出身のアリスとも仲良くなる。 祖母が北欧の各地で困っている人々を助けていたのを見ながら育ったため、魔法の力を過信し、「人々を幸せにする魔法」があると信じて疑わない。 そんなアイシアを見てさくらは、魔法は危険なものだということを説明するが、この時のアイシアには到底受け入れられない言葉だった。 魔法に対して偏った認識はあったものの、その魔法使いとしての素質と、魔法に対する真摯な思いは本物であり、そんなまっすぐなアイシアの思いはかつてさくらが枯らせた「枯れない桜」をも復活させた。 そして純一の事を想う女の子達の願いを叶えるため、純一と音夢が恋人であるという記憶をみんなの中から消すという行動を起こす。 これでみんな平等になって純一に想いを告げられると思ったアイシア。 枯れない桜が蘇えり、恋人だった頃の記憶が消えた純一と音夢だが、それでもどこかで愛し合っていた事を覚えており、その強い想いのせいで苦しむ二人。 そんな二人の姿を見て、ようやくアイシアは魔法が危険なものであると悟るのだった。 そして枯れない桜を止めようとするが、真摯な願いをもって復活した桜の力は強く、アイシアの力ではもうどうにもならなかった。 アイシアは最後の手段として、『すべてを無かったことにする魔法』を使い、自分の存在をこの世界から消すことで、すべてを元通りにしたのだった。 その結果、アイシアはその場には存在はしても人々の記憶には残らない、世界の記憶から弾かれた存在となってしまった。 &font(#008000){【 D.C.F.S. 】【D.C.A.S.】} [[ゲーム]]『D.C.P.S.(プラスシチュエーション)』の[[ファンディスク]]『D.C.F.S.(フォーシーズンズ)』冬編にて、アイシアによく似た「謎の少女」が登場する。 サンタクロースの服装でケーキ屋のアルバイトをしているお姉さんで、純一と会話する時も特に過去の面識などは無い様子だった。 だが後に18禁PC移植された『D.C.A.S.(アフターシーズンズ)』で追加されたワンカットにて、初音島を訪れたアイシアについて語っている。 謎の少女自身はどうやらアイシアの祖母に関連する人物のようだと推測できるが、[[シャルル>芳乃シャルル]]ともまた違うデザインなので結局何者なのかは不明。 &font(#008000){【 D.C.II P.S. 】} ゲーム『D.C.II』のCS移植版『D.C.II P.S.(プラスシチュエーション)』とその18禁PC移植版『D.C.II P.C.(プラスコミュニケーション)』にて、追加ヒロインとして見事再登場を果たす。 I時代のキャラがIIで攻略可能となった大変珍しいケース。 媒体によって[[パラレルワールド]]になっている関係上、設定は『D.C.S.S.』とも『D.C.S.G.』とも正確には一致しないが、性格や過去の流れなどは概ね『D.C.S.S.』のアイシアに則っている。 初期状態では攻略不可で、朝倉姉妹ルートクリア→da capoシナリオクリア後に制限解除となる。 条件を満たして生徒会ルートに入ると攻略可能。 [[小鳥遊まひる]]同様、マップ移動画面に登場しない。 雪のちらつく朝、遅刻しかけて桜並木を急いで走る義之とぶつかって二人は出逢った。 喋り方や仕草は『D.C.S.S.』と同じく子供っぽいが、義之の前ではやたらとお姉さんぶっている。 しかし当の本人が何かと隙だらけなため、義之には年下っぽく見られる事も。 ただ、昔に比べて大人びた面も見せるようになり、ふとした瞬間に得も知れない表情が垣間見える。 そんなちょっと不思議な「お姉さん」。 普段は商店街で露店を開いており、手作りのおもちゃを販売しているがあまり売れていない様子。 初音島に来る前は、少しでも多くの困っている人々を幸せにするために世界中を旅していた。 ジェットコースターなど絶叫系の乗り物が苦手だが、義之の前では強がって苦手じゃないと言い張る。 バスケットなどの球技も苦手なご様子。 料理は得意なようで、風見学園で制服デートをした時は手作り弁当を振る舞った。 なお、その時着ていた制服は『D.C.S.S.』の本校制服ではなく、付属3年の制服。昔通っていた時のものらしいが、この辺は前述のとおりパラレルなので一致していない模様。 過去の事情により、アイシアは他人の記憶に残らない存在であるため、積極的に他人と関わろうとはしない。 50年前、さくらですらどうにもならなかった枯れない桜の暴走を止めたのと同時に、世界から存在を失った。 &font(#afdfe4){奇跡の代償は、軌跡の解消―――} さくらと同じく、当時の姿のままで、長い間ずっと孤独に生きてきた。 誰かと親しくなってもやがては忘れ去られてしまう。 それを繰り返して過ごしていくうちに、アイシアは他人と深く関わる事を諦めていた。 しかし、義之と出会い、自分のことを覚えていてくれる彼と過ごしていくうちに、アイシアの心にも変化が訪れる。 義之と親しくなり、遊園地へデートにも行くようになる。 アイシア自身も義之に惹かれていき、彼から告白もされた。 しかし、枯れない桜から生み出され、自分と同じように儚い存在である義之を一度は拒絶し、彼の前から立ち去ってしまう。 アイシアが再び初音島へやって来たのは、50年前に枯れたはずの桜が蘇っていたため。 自分に枯れない桜の危険性を教えてくれたさくらが、50年前の自分と同じような過ちを犯そうとしていた。 そんなさくらを、当時とは逆にアイシアが叱責する。 第二の枯れない桜が、初音島の人々の真摯な願いから歪んだ願いまで無差別に叶え始めてしまったため、アイシアは桜を枯らせようとするが、それは同時に[[桜内義之]]という存在をこの世界から消滅させてしまう。 すぐには答えを出せなかったアイシア。 さくら自身は桜の願いの力を制御し、義之を救うために自らが枯れない桜に取り込まれようとしている。 アイシアとさくらの会話を聞いていた義之は、自分の周りの大切な人達に枯れない桜の悪影響が及ぶ前に、自分を世界に誕生させてくれたさくらを決して消させまいと、自らの手で桜を枯らせようと決意するのだった。 義之の真摯な願いにより、桜は枯れ、同時に義之の存在も希薄になってゆく。 桜の魔法が消え、義之を存在させられる力はもはや人々の思いの力のみだった。 しかし、それだけでは世界が拒絶する力には逆らえず、終には雪月花や朝倉姉妹ですら義之の記憶を無くしてしまった。 もう殆ど消えかけてしまった義之だが、アイシアは最後の瞬間まで義之のそばにいると約束し、枯れない桜の下で最後まで寄り添い合っていた。 エンディング。 芳乃家の縁側でさくらと並んで座るアイシア。 桜の魔法を失い、消滅してしまったと思われた義之だったが、今でも無事に世界に存在し続けていた。 さくら曰く、 「世界の否定にも負けないくらいの強い愛情。それはきっと、どんな魔法にも負けないくらいの強い力なんだ」 最後はちょっと無理やりな感じに思えるかもしれないが、『D.C.II P.C.』だと終盤にあるシーンが追加されているため、そのカラクリが分かりやすくなっている。 アイシアルートは『D.C.II』全ルートの中で唯一、誰一人として消滅しないルートである。 残念ながら『D.C.III』には引き継がれなかったものの、本筋とは違った意味でトゥルー感のある、真の[[ハッピーエンド]]と言えるだろう。 &font(#008000){【 D.C.D.X. 】} ゲーム番外編『D.C.D.X.(ドリーム[[クリスマス]])』では、アイシアの祖母の名前が「シャルル」であるということが語られている。 &font(#008000){【 D.C.II F.L. 】} ゲーム『D.C.II P.C.』のファンディスク『D.C.II F.L.(フォーリンラブ)』にて、アイシアも後日談が収録。 ある日いきなりアイシアが魔法を使えなくなってしまい…? 以下最後の[[ネタバレ]] 実は正確には魔法使いでは無くサンタクロースであった。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 2のアイシアは本当に救われてよかった。正史じゃないのが悲しくて仕方ないねぇ・・・ -- 名無しさん (2016-03-26 18:21:14) - アイシアの祖母はシャルルさん(前世)らしいし、リッカさん(前世)を信じて、彼女のもとに行きなさいと言い残したのかな。 -- 名無しさん (2016-05-01 19:25:50) - ↑あと、リッカさんだったら、遠い過去に魔女狩りで親友を失ったりなんだりって過去があるから、アイシアに魔法の危険性をよく教えてくれると思ったんだろうなぁ……。るる姉……(;_; -- 名無しさん (2016-05-01 19:30:36) - 「F.S.」の謎の少女はシャルルの残留思念って設定じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2017-05-31 18:53:32) - ⅢDDで、生まれ変わりだけれども、おばあちゃん(るる姉)との再会やら絡みもあるかな? -- 名無しさん (2017-05-31 19:31:59) - まさか最新作である5に登場するとは…… -- 名無しさん (2023-04-23 17:28:55) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}: 2009/09/21(月) 16:19:21 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){「&font(#008000){またまた~ご冗談を}」} [[D.C.>D.C. 〜ダ・カーポ〜]]シリーズに登場するヒロインの1人。 &font(#008000){Aishia} CV:桜ちとせ(PC)/[[宮崎羽衣]](CS) 誕生日:12月6日 身長:141cm 体重:33kg 3サイズ:71/48/72 [[血液型]]:O型 好きなもの:おばあちゃん、[[サンタクロース]] 嫌いなもの:じっとしていること、難しいこと ※以下ネタバレ含む &font(#008000){【 D.C.S.G. 】} CIRCUS漫画班が手掛けた漫画『D.C.S.G(セカンドグラデュエーション)』にて初登場。 この作品自体は[[たにはらなつき]]が手掛けた漫画版『D.C.』の続編にあたるが、内容はアニメ『D.C.S.S.』と幾つかの点で共通している。 祖母が亡くなった後、[[さくら>芳乃さくら]]の祖母から魔法を教わるために北欧から来日。 人を幸せにする魔法に憧れている。 さくらの祖母も亡くなっていることを知ると、さくらに魔法を教わろうとするが断られ、和菓子の魔法が使える純一に付きまとうようになる。 終盤、事故に遭って昏睡した純一を助けるため、祖母の魔法書に記載されていた魔法を見つけるが、その術の代償は「皆の心から消えてしまうこと」だった。 だが魔法で人を幸せにしたかったアイシアは、術を使用。純一は救われる。 性格は多少魔法に夢見がちではあるものの、アニメとは違い物静かでちょっとクールな感じに描かれている。 言葉遣いも丁寧め。 アイシアの祖母とさくらの祖母は[[魔法学校]]時代の大親友であったらしい、と語っていた。 &font(#008000){【 D.C.S.S. 】} アニメ版『D.C.』の続編にあたる『D.C.S.S.(セカンドシーズン)』にてメインキャラの一人として登場。 登場時期こそ『D.C.S.G.』より後だが、知名度はこちらのアイシアが最も高いと思われる。 アッシュブロンドの髪と緑色の大きな[[リボン]]、ルビー色の瞳が特徴的。 祖母は立派な魔法使いの家系であり、そんな祖母と一緒に旅をしている中で、自分も祖母のような立派な魔法使いになりたいと願っている。 性格は天然ボケな面があり、天真爛漫な少女となっている。 かなり思い込みが激しく、純一の「手から和菓子を出す魔法」を見て立派な魔法使いと勘違いし、「ご主人様」と呼んで魔法を教えてもらうようしつこく頼み込んでいた。 ちなみにアイシア自身は「手からプレゼントを出す魔法」が使える。 ちょっぴり[[ドジっ娘]]だが、月城アリスとサーカスをやっていたように運動神経は良い。 旅の中で祖母が亡くなってしまったため、祖母の友人であったさくらの祖母に魔法を教わるため[[初音島]]に訪れた。 純一に魔法を教わるまで朝倉家に居着き、風見学園本校の純一のクラスにも通うことになる。 そこで[[天枷美春]]や、同じ北欧出身のアリスとも仲良くなる。 祖母が北欧の各地で困っている人々を助けていたのを見ながら育ったため、魔法の力を過信し、「人々を幸せにする魔法」があると信じて疑わない。 そんなアイシアを見てさくらは、魔法は危険なものだということを説明するが、この時のアイシアには到底受け入れられない言葉だった。 魔法に対して偏った認識はあったものの、その魔法使いとしての素質と、魔法に対する真摯な思いは本物であり、そんなまっすぐなアイシアの思いはかつてさくらが枯らせた「枯れない桜」をも復活させた。 そして純一の事を想う女の子達の願いを叶えるため、純一と音夢が恋人であるという記憶をみんなの中から消すという行動を起こす。 これでみんな平等になって純一に想いを告げられると思ったアイシア。 枯れない桜が蘇えり、恋人だった頃の記憶が消えた純一と音夢だが、それでもどこかで愛し合っていた事を覚えており、その強い想いのせいで苦しむ二人。 そんな二人の姿を見て、ようやくアイシアは魔法が危険なものであると悟るのだった。 そして枯れない桜を止めようとするが、真摯な願いをもって復活した桜の力は強く、アイシアの力ではもうどうにもならなかった。 アイシアは最後の手段として、『すべてを無かったことにする魔法』を使い、自分の存在をこの世界から消すことで、すべてを元通りにしたのだった。 その結果、アイシアはその場には存在はしても人々の記憶には残らない、世界の記憶から弾かれた存在となってしまった。 &font(#008000){【 D.C.F.S. 】【D.C.A.S.】} [[ゲーム]]『D.C.P.S.(プラスシチュエーション)』の[[ファンディスク]]『D.C.F.S.(フォーシーズンズ)』冬編にて、アイシアによく似た「謎の少女」が登場する。 サンタクロースの服装でケーキ屋のアルバイトをしているお姉さんで、純一と会話する時も特に過去の面識などは無い様子だった。 だが後に18禁PC移植された『D.C.A.S.(アフターシーズンズ)』で追加されたワンカットにて、初音島を訪れたアイシアについて語っている。 謎の少女自身はどうやらアイシアの祖母に関連する人物のようだと推測できるが、[[シャルル>芳乃シャルル]]ともまた違うデザインなので結局何者なのかは不明。 &font(#008000){【 D.C.II P.S. 】} ゲーム『D.C.II』のCS移植版『D.C.II P.S.(プラスシチュエーション)』とその18禁PC移植版『D.C.II P.C.(プラスコミュニケーション)』にて、追加ヒロインとして見事再登場を果たす。 I時代のキャラがIIで攻略可能となった大変珍しいケース。 媒体によって[[パラレルワールド]]になっている関係上、設定は『D.C.S.S.』とも『D.C.S.G.』とも正確には一致しないが、性格や過去の流れなどは概ね『D.C.S.S.』のアイシアに則っている。 初期状態では攻略不可で、朝倉姉妹ルートクリア→da capoシナリオクリア後に制限解除となる。 条件を満たして生徒会ルートに入ると攻略可能。 [[小鳥遊まひる]]同様、マップ移動画面に登場しない。 雪のちらつく朝、遅刻しかけて桜並木を急いで走る義之とぶつかって二人は出逢った。 喋り方や仕草は『D.C.S.S.』と同じく子供っぽいが、義之の前ではやたらとお姉さんぶっている。 しかし当の本人が何かと隙だらけなため、義之には年下っぽく見られる事も。 ただ、昔に比べて大人びた面も見せるようになり、ふとした瞬間に得も知れない表情が垣間見える。 そんなちょっと不思議な「お姉さん」。 普段は商店街で露店を開いており、手作りのおもちゃを販売しているがあまり売れていない様子。 初音島に来る前は、少しでも多くの困っている人々を幸せにするために世界中を旅していた。 ジェットコースターなど絶叫系の乗り物が苦手だが、義之の前では強がって苦手じゃないと言い張る。 バスケットなどの球技も苦手なご様子。 料理は得意なようで、風見学園で制服デートをした時は手作り弁当を振る舞った。 なお、その時着ていた制服は『D.C.S.S.』の本校制服ではなく、付属3年の制服。昔通っていた時のものらしいが、この辺は前述のとおりパラレルなので一致していない模様。 過去の事情により、アイシアは他人の記憶に残らない存在であるため、積極的に他人と関わろうとはしない。 50年前、さくらですらどうにもならなかった枯れない桜の暴走を止めたのと同時に、世界から存在を失った。 &font(#afdfe4){奇跡の代償は、軌跡の解消―――} さくらと同じく、当時の姿のままで、長い間ずっと孤独に生きてきた。 誰かと親しくなってもやがては忘れ去られてしまう。 それを繰り返して過ごしていくうちに、アイシアは他人と深く関わる事を諦めていた。 しかし、義之と出会い、自分のことを覚えていてくれる彼と過ごしていくうちに、アイシアの心にも変化が訪れる。 義之と親しくなり、遊園地へデートにも行くようになる。 アイシア自身も義之に惹かれていき、彼から告白もされた。 しかし、枯れない桜から生み出され、自分と同じように儚い存在である義之を一度は拒絶し、彼の前から立ち去ってしまう。 アイシアが再び初音島へやって来たのは、50年前に枯れたはずの桜が蘇っていたため。 自分に枯れない桜の危険性を教えてくれたさくらが、50年前の自分と同じような過ちを犯そうとしていた。 そんなさくらを、当時とは逆にアイシアが叱責する。 第二の枯れない桜が、初音島の人々の真摯な願いから歪んだ願いまで無差別に叶え始めてしまったため、アイシアは桜を枯らせようとするが、それは同時に[[桜内義之]]という存在をこの世界から消滅させてしまう。 すぐには答えを出せなかったアイシア。 さくら自身は桜の願いの力を制御し、義之を救うために自らが枯れない桜に取り込まれようとしている。 アイシアとさくらの会話を聞いていた義之は、自分の周りの大切な人達に枯れない桜の悪影響が及ぶ前に、自分を世界に誕生させてくれたさくらを決して消させまいと、自らの手で桜を枯らせようと決意するのだった。 義之の真摯な願いにより、桜は枯れ、同時に義之の存在も希薄になってゆく。 桜の魔法が消え、義之を存在させられる力はもはや人々の思いの力のみだった。 しかし、それだけでは世界が拒絶する力には逆らえず、終には雪月花や朝倉姉妹ですら義之の記憶を無くしてしまった。 もう殆ど消えかけてしまった義之だが、アイシアは最後の瞬間まで義之のそばにいると約束し、枯れない桜の下で最後まで寄り添い合っていた。 エンディング。 芳乃家の縁側でさくらと並んで座るアイシア。 桜の魔法を失い、消滅してしまったと思われた義之だったが、今でも無事に世界に存在し続けていた。 さくら曰く、 「世界の否定にも負けないくらいの強い愛情。それはきっと、どんな魔法にも負けないくらいの強い力なんだ」 最後はちょっと無理やりな感じに思えるかもしれないが、『D.C.II P.C.』だと終盤にあるシーンが追加されているため、そのカラクリが分かりやすくなっている。 アイシアルートは『D.C.II』全ルートの中で唯一、誰一人として消滅しないルートである。 残念ながら『D.C.III』には引き継がれなかったものの、本筋とは違った意味でトゥルー感のある、真の[[ハッピーエンド]]と言えるだろう。 &font(#008000){【 D.C.D.X. 】} ゲーム番外編『D.C.D.X.(ドリーム[[クリスマス]])』では、アイシアの祖母の名前が「シャルル」であるということが語られている。 &font(#008000){【 D.C.II F.L. 】} ゲーム『D.C.II P.C.』のファンディスク『D.C.II F.L.(フォーリンラブ)』にて、アイシアも後日談が収録。 ある日いきなりアイシアが魔法を使えなくなってしまい…? 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