ポポロクロイス物語(氷の魔王編)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/09/11(日) 00:58:26 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&b(){お母さんを返せ!}} ポポロクロイス物語はPSで登場したRPGのシリーズ作。 元々は朝日小学生新聞に連載された漫画ポポロクロイス物語((この前にぱふという雑誌にも短期連載されたらしいが詳細不明))があり、劇場用アニメ((パイロット版のみで本編は未作成))などの企画を経てゲームとなった。 本項目では初代PS版を解説する。 後にPSPの「ピエトロ王子の冒険」でも設定の一部変更などを加えつつ収録された。 *概要 市場に3Dポリゴンのゲームが登場してきた時代に発売されたゲームだが、本作は2Dのドット絵RPG。 非常に暖かみのあるグラフィックが特徴で、当時のRPGとしては非常にオーソドックスな作りとなっている。 元々はアニメ製作だったものが方針転換してできた作品だったので、所々入るムービーは非常にクオリティが高く、スタッフいわくきちんとリメイクをすれば一本の映画に仕上げられる出来とのこと。 実はゲーム本編ではカットされたムービーも存在し、データを読み込めば残りの部分を閲覧することが可能。 ストーリーは涙あり笑いありのいわゆる感動ゲー。シナリオは王道だが、良くできており、このシリーズが良作と言われる大きな要因。油断すると涙腺が崩壊する。 テーマは『親子愛』。ゲームを進めていくうちにピエトロに感情移入した王レイヤーは少なくない。 また、細かいテキストの変化が非常に多い。 住人一人一人に細かい設定があり、期間によって話す内容が逐一変化するなど、とても作りこまれている。 そういった住人の変化を見ていくことも楽しみの一つといえるだろう。 難易度自体はレベル上げをきちんとすればそこまで高く無い。が、舐めて掛かると痛い目を見る。 一体何人のピエトロが序盤のレッサーデーモンに黒焦げにされた事か。 後のシリーズは難易度が低めに作ってあることもあり、シリーズで最も難しいといわれることもある しかし、ゲームデザイン自体が硬派にできているため、レベル上げをせずまっすぐ進んでも、戦術を練ればキチンと切り抜けることが可能であり、その点でも人気が高い。 PSP版でもゲーム前半として登場。 ただし秀逸なゲームバランスだったのが超絶ヌルゲーと化し、バルの心臓が歩いてきたり、試練の館がなかったり、連戦がなかったりとシナリオも駆け足気味。 ただしその分遊びやすい。%%せめてバグさえなけりゃもっと評価できるんだがなぁ…%% *あらすじ 平和な国ポポロクロイスではピエトロ王子の10歳の誕生日を迎え、国を挙げてのパーティが開かれてました。 しかし、王子な浮かない顔。本当に祝ってほしいお母さんがいないからです。 その夜ポポロクロイス城は悪人ガミガミ魔王の襲撃を受け、秘宝「知恵の王冠」を奪われてしまいます。 ピエトロ王子は王冠を取り戻す旅に出かけ、その中で森の魔女ナルシア、理想の剣を探す正義の人白騎士など頼れる仲間に出会います。 そして、お話は眠り続けているお母さんの魂を恐怖の存在『氷の魔王』から取り戻す旅になっていくのです… *登場人物 **プレイヤーキャラ ・[[ピエトロ・パカプカ>ピエトロ・パカプカ(ポポロクロイス物語)]] CV/Ⅰ・ロ:[[高山みなみ]] 主人公。ポポロクロイス王国の王子。名字が変とか言っちゃダメ。 母からもらった『竜の剣』を携えて知恵の王冠を取り戻す旅や、母を眠りから覚ます方法を探す旅に出る。 王子なのだが作中での扱いは酷く、人間大砲の砲弾にされたこともある。 幼い部分も目立っていたが、次第に人間的に大きく成長していく。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は母は竜であり、彼も人間と竜族のハーフ。}} 物理と魔法どっちも使える勇者キャラであるが、故に半端なポジションになりがち…というのは序盤の話。 ピエトロの成長や竜の玉の所持数で強化される竜の剣の存在から最終的には強力な物理アタッカーとなる。 魔法や必殺技も補助、回復、必中技とバランスよくそろっており器用万能とでもいうべき存在になる。 だが使えない技は本当に使えない。特に最強技のはずのドラゴンセイバーの使いにくさは泣ける。 全体攻撃がないのがネック。 ・[[ナルシア>ナルシア(ポポロクロイス物語)]] CV/Ⅰ・ロ:[[三石琴乃]] ヒロイン。 森の魔女という近隣の住人から畏怖される存在だが、ナルシア本人はとても優しく、慈しみの心を持った少女。 ただおしとやかなだけでなく、腹が立ったら相手を蹴倒したりと年相応の一面もある。 森の魔女のため海に触れると泡になってしまう弱点がある。 明らかに似ていない姉ギルダが居て、作中でも突っ込まれている。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){後のシリーズの伏線だったりする。}} ピエトロより年上で、お姉さん的な役回りでサポートする。 ピエトロのことを非常に想っているが、今回はお互いに気にはなる存在以上にはならない。 魔法のスペシャリスト。攻撃、補助、回復なんでもこなせる。 一方物理はからっきしで必殺技ポジションの大魔法はいまいち使えない。 ・[[白騎士>白騎士(ポポロクロイス物語)]] CV/Ⅰ:[[池田秀一]] 伝説の騎士が使っていたとされる剣を探す流浪の騎士。初期加入時はのレベルはDではない。 生真面目で義理人情に篤い好漢だが、どことなく間が抜けており作中一の萌えキャラ。 初登場が鎧が錆びて身動きが取れなかったと言いながらきっちりピエトロ達をストーキングしてたという、言ってて訳が分からなくもの。 他にもオバケが怖かったり、高所恐怖症だったりと、泳げなかったりと弱点が多い。 ピエトロの旅に何の利点もないので最後までついてきてくれた((この辺はほかの3人も同様))善人。 偽悪的なガミガミとは犬猿の仲。 魔法は一切使えないが、物理攻撃力や体力が高く物理アタッカーや壁役として極めて優秀。 必殺技も気合ためやちょうはつ、ジャンプ斬りなど強力なものがそろっている。 %%終盤覚えるソードフレイムやすてみのいちげきがデメリットがきつくあまり使えないのが欠点。%% ・[[ガミガミ魔王>ガミガミ魔王(ポポロクロイス物語)]] CV:[[大塚明夫]]/古田新太(旧アニメ) ギャグ要員。愛すべきバカ。ロリコン。そして漢。 自称悪の魔王を名乗る盗賊だが、正直威厳のカケラも無い。 どちらかと言うと作中では発明家としてのイメージが強く、それも良く有りがちなマッドな感じではなく変態企業のソレに近い。 一章のボスだが、その戦闘後ナルシア(11)に助けられた事がきっかけでガチ惚れした40歳。 ただブリオニアに自力で到達し、四天王も明けられなかった鍵を開けたりとガチで優秀な部分も目立つ。 ナルシアに惚れられているピエトロを嫌っていたが、彼が母のために冒険をしていると知ると手を貸してくれるようになる。 白騎士と同じくMPを持たない戦士タイプだが、必殺技に癖がある変則アタッカー。 物理攻撃では白騎士にもピエトロにも見劣りしがちだが、ガミガミミサイルやガミガミキャノンは弾数制だが射程無限で必中のためうまく差別化したい。 ・カイ ナルシアの友人…らしいが一緒にいるのを見たことがない。 森の魔女が活動できない海の冒険時に離脱したナルシアの代わり。 ナルシアとは似ても似つかない勝ち気で陽気な性格の持ち主で、変身魔法を得意とする。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){正体は海に触れないように変身したナルシア。ちなみに妖精族はカイのような奔放な性格が多いらしく、カイは普段は抑圧されたナルシアのもう一人の人格といっても過言ではないらしい。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){終盤正体がばれたことで倒れてしまうがピエトロの献身で復活。以降はナルシアとカイを切り替えられる。}} 素のステータスが非常に高く、装備がなくても戦えるほど強力だがナルシアよりできることが少ないため終盤はやや物足りなくなる。 ・ドン&ゴン ピエトロお付きの兵士として付けられた新米兵士だが、あろうことか王子を見捨てて逃げるヘタレ。 逃げ出した直後に城に戻ると、彼らが叱られている姿を確認できる。 一応このことはかなり気にしてたようでエンディングで武者修行に出る…が行き先が優しいモンスターしかいないモンスター村だったので修行に出た意味はなかった。 ローグでは隠しキャラだったり、PSP版では最後まで連れていけたり、後にピノン世代で将軍になったり、スマホ版でフルネームが設定されたりと割と出世する。 ・ナグロ 鉱山の町ゴドリフの鉱夫。妻子持ち。 モンスターの沸いた鉱山の奥に閉じ込められており、脱出のため一時的に仲間になる。 最初は弱いが装備を整えるとそこそこ強くなる。 助けると必殺技落とし穴をピエトロに教えてくれる。 エンディングではもう一人子供が生まれたことがわかる。 **メインキャラ ・サニア・パカプカ ピエトロの母。ピエトロが生まれた少し後頃から眠り続けている。本作ではCVなし。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その正体は竜族の王族で、ケガをしていたところをパウロに手当てしてもらったことから、彼に好意を持ち人間の姿で現れ彼と結ばれた。10年前にポポロクロイスに攻めてきた氷の魔王を竜の姿で倒すも、死にゆく魔王によって魂だけ闇の世界にひきずりこまれてしまう。彼女が眠り続けているのは魂が別の場所にあるため。その後十年以上もの間氷の魔王をその魂だけで封印し続けた程の力を持つ。}} ・パウロ・パカプカ CV:槐柳二 ピエトロの父で、国王。 若き日は獅子王とまで呼ばれたが、作中では活躍しない。 見た目もサニアに比べてむちゃくちゃ老けている為、見る人が見ればピエトロのおじいちゃんにしか見えない。信じられないがまだ40代。 冒頭にいきなり知恵の王冠を奪われ寝込むなど、今作では比較的地味な存在。 次回作ポポローグでは重要人物となるほか、ピエトロ12歳の冒険となるPSP版の闇の獅子王編ではマイラに付け入られ闇の鎧をまとった闇の獅子王と化してしまう。 ・サボー CV:大川透 空中に浮かぶ島ブリオニアの最後の住人。 犬っぽいが一応人間。 様々な本を読むのが好きな知識人。 ブリオニア墜落後はポポロクロイスに住み込む。 ・ラダック仙人 東の果ての剣の山に住む仙人。 変な小柄な爺さんにしか見えないが、四天王4人がかりでも蹴散らす強さをもち、闇の世界の入り口を守っている。 ・闇の王ダーナ 悪人の魂を封じる世界『闇の世界』の管理人。 良くも悪くも世界のシステムのような存在で淡々としている。 魔王が復活した際にも闇の世界を荒らす場合は戦ったが、魔王が地表に逃げたとわかると放置した。 「魔王の復活はピエトロの責任だ」と事実でもあんまりな言いぐさをしており、白騎士にも抗議されている。 後のシリーズによると神族らしい。 ・[[氷の魔王四天王]] 氷の魔王に仕え、その復活を目論む邪悪な4人の魔法使い。 詳しくは当該項目で。 ・氷の魔王 10年前にポポロクロイスを襲った魔王。本作のラスボス。 氷を自在にあやつる力を持ち、ポポロクロイスを凍結させるも竜によって退治される。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その際に竜の魂を闇の世界に一緒に引きずり込んでいる。終盤四天王たちの活躍で魂が解放されポポロクロイスに帰還する。サニアの肉体を利用して形成した肉体により完全復活そようとする。最終的には覚醒したピエトロに敗れる…がその小さな欠片がサニアの肉体に残っており、ポポロクロイス城に帰還したところで復活。真のラストバトルとなる。}} PS版では四天王の姿に変身し魔法を使ってくる第一形態、すらっとした氷の巨人の姿となる第2形態、第2形態を金色にした第3形態からなる。 第一形態では全体混乱のおたけびをつかい、第2形態以降は超攻撃力で毎ターン死人を出す鬼畜魔王。 とはいえピエトロ達を鍛えればそこまで強くもない。 PSP版では容量や1と2を一緒にした影響もあり、変形せず、最後の戦いも北の大地で戦う。ぶっちゃけ弱いが今作のボスはみんな弱いので魔王に限った話ではない。 *余談 ・おみやげ 本作にはおみやげという要素があり各地で土産物を手に入れ、ピエトロの部屋に持ち帰ることで飾ることができる。調べるとギミックがあるものがある。 到達時にはかなり高価なものや期間限定の物もありコンプリートはなかなか困難。 …本当に飾るだけの要素。戦闘におけるメリットなどは一切ない。 ポポローグやⅡにお土産のデータだけ((逆に言うとそれ以外の要素は一切引き継げない))引き継げたり、後にピエトロがお土産好きという設定になったりとだが妙に愛されている。 ・サントラ 本作は音楽も力を入れておりフィールドごとに音楽が異なり、さらに戦闘曲はそのフィールドのアレンジ曲とかなり豪華な作りになっている。 …だが、なぜかサントラにはフィールド曲しか収録されておらず戦闘曲は中ボス戦を残して全滅。 町の曲もいくつか抜けがあり「ピエトロ王子の旅立ち」やタイトル曲をはじめとしたイベント曲もほぼ未収録。どうしてこうなった。 追記・修正を返せ! #right(){NEXT「ポポローグ」or「闇の獅子王編」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - まだ10歳で母親を捕らわれたと知ったときのピエトロが可哀想だったな。 -- 名無しさん (2013-12-18 13:39:50) - ダーナの上から目線にむかついた! -- 名無しさん (2014-02-21 13:47:38) - 「お母さんを返せ!」に当時本気で泣いてしまった。 -- 名無しさん (2014-08-21 21:12:20) - 新作発売おめでとう -- 名無しさん (2014-09-04 19:03:23) - スマホ版のゴンの下ネタは、声優が杉田氏だからギリ許された感あったw -- 名無しさん (2021-05-19 21:03:24) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/09/11(日) 00:58:26 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&b(){お母さんを返せ!}} ポポロクロイス物語はPSで登場したRPGのシリーズ作。 元々は朝日小学生新聞に連載された漫画ポポロクロイス物語((この前にぱふという雑誌にも短期連載されたらしいが詳細不明))があり、劇場用アニメ((パイロット版のみで本編は未作成))などの企画を経てゲームとなった。 本項目では初代PS版を解説する。 後にPSPの「ピエトロ王子の冒険」でも設定の一部変更などを加えつつ収録された。 *概要 市場に3Dポリゴンのゲームが登場してきた時代に発売されたゲームだが、本作は2Dのドット絵RPG。 非常に暖かみのあるグラフィックが特徴で、当時のRPGとしては非常にオーソドックスな作りとなっている。 元々はアニメ製作だったものが方針転換してできた作品だったので、所々入るムービーは非常にクオリティが高く、スタッフいわくきちんとリメイクをすれば一本の映画に仕上げられる出来とのこと。 実はゲーム本編ではカットされたムービーも存在し、データを読み込めば残りの部分を閲覧することが可能。 ストーリーは涙あり笑いありのいわゆる感動ゲー。シナリオは王道だが、良くできており、このシリーズが良作と言われる大きな要因。油断すると涙腺が崩壊する。 テーマは『親子愛』。ゲームを進めていくうちにピエトロに感情移入した王レイヤーは少なくない。 また、細かいテキストの変化が非常に多い。 住人一人一人に細かい設定があり、期間によって話す内容が逐一変化するなど、とても作りこまれている。 そういった住人の変化を見ていくことも楽しみの一つといえるだろう。 難易度自体はレベル上げをきちんとすればそこまで高く無い。が、舐めて掛かると痛い目を見る。 一体何人のピエトロが序盤のレッサーデーモンに黒焦げにされた事か。 後のシリーズは難易度が低めに作ってあることもあり、シリーズで最も難しいといわれることもある しかし、ゲームデザイン自体が硬派にできているため、レベル上げをせずまっすぐ進んでも、戦術を練ればキチンと切り抜けることが可能であり、その点でも人気が高い。 PSP版でもゲーム前半として登場。 ただし秀逸なゲームバランスだったのが超絶ヌルゲーと化し、バルの心臓が歩いてきたり、試練の館がなかったり、連戦がなかったりとシナリオも駆け足気味。 ただしその分遊びやすい。%%せめてバグさえなけりゃもっと評価できるんだがなぁ…%% *あらすじ 平和な国ポポロクロイスではピエトロ王子の10歳の誕生日を迎え、国を挙げてのパーティが開かれてました。 しかし、王子な浮かない顔。本当に祝ってほしいお母さんがいないからです。 その夜ポポロクロイス城は悪人ガミガミ魔王の襲撃を受け、秘宝「知恵の王冠」を奪われてしまいます。 ピエトロ王子は王冠を取り戻す旅に出かけ、その中で森の魔女ナルシア、理想の剣を探す正義の人白騎士など頼れる仲間に出会います。 そして、お話は眠り続けているお母さんの魂を恐怖の存在『氷の魔王』から取り戻す旅になっていくのです… *登場人物 **プレイヤーキャラ ・[[ピエトロ・パカプカ>ピエトロ・パカプカ(ポポロクロイス物語)]] CV/Ⅰ・ロ:[[高山みなみ]] 主人公。ポポロクロイス王国の王子。名字が変とか言っちゃダメ。 母からもらった『竜の剣』を携えて知恵の王冠を取り戻す旅や、母を眠りから覚ます方法を探す旅に出る。 王子なのだが作中での扱いは酷く、人間大砲の砲弾にされたこともある。 幼い部分も目立っていたが、次第に人間的に大きく成長していく。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は母は竜であり、彼も人間と竜族のハーフ。}} 物理と魔法どっちも使える勇者キャラであるが、故に半端なポジションになりがち…というのは序盤の話。 ピエトロの成長や竜の玉の所持数で強化される竜の剣の存在から最終的には強力な物理アタッカーとなる。 魔法や必殺技も補助、回復、必中技とバランスよくそろっており器用万能とでもいうべき存在になる。 だが使えない技は本当に使えない。特に最強技のはずのドラゴンセイバーの使いにくさは泣ける。 全体攻撃がないのがネック。 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一章のボスだが、その戦闘後ナルシア(11)に助けられた事がきっかけでガチ惚れした40歳。 ただブリオニアに自力で到達し、四天王も明けられなかった鍵を開けたりとガチで優秀な部分も目立つ。 ナルシアに惚れられているピエトロを嫌っていたが、彼が母のために冒険をしていると知ると手を貸してくれるようになる。 白騎士と同じくMPを持たない戦士タイプだが、必殺技に癖がある変則アタッカー。 物理攻撃では白騎士にもピエトロにも見劣りしがちだが、ガミガミミサイルやガミガミキャノンは弾数制だが射程無限で必中のためうまく差別化したい。 ・カイ ナルシアの友人…らしいが一緒にいるのを見たことがない。 森の魔女が活動できない海の冒険時に離脱したナルシアの代わり。 ナルシアとは似ても似つかない勝ち気で陽気な性格の持ち主で、変身魔法を得意とする。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){正体は海に触れないように変身したナルシア。ちなみに妖精族はカイのような奔放な性格が多いらしく、カイは普段は抑圧されたナルシアのもう一人の人格といっても過言ではないらしい。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){終盤正体がばれたことで倒れてしまうがピエトロの献身で復活。以降はナルシアとカイを切り替えられる。}} 素のステータスが非常に高く、装備がなくても戦えるほど強力だがナルシアよりできることが少ないため終盤はやや物足りなくなる。 ・ドン&ゴン ピエトロお付きの兵士として付けられた新米兵士だが、あろうことか王子を見捨てて逃げるヘタレ。 逃げ出した直後に城に戻ると、彼らが叱られている姿を確認できる。 一応このことはかなり気にしてたようでエンディングで武者修行に出る…が行き先が優しいモンスターしかいないモンスター村だったので修行に出た意味はなかった。 ローグでは隠しキャラだったり、PSP版では最後まで連れていけたり、後にピノン世代で将軍になったり、スマホ版でフルネームが設定されたりと割と出世する。 ・ナグロ 鉱山の町ゴドリフの鉱夫。妻子持ち。 モンスターの沸いた鉱山の奥に閉じ込められており、脱出のため一時的に仲間になる。 最初は弱いが装備を整えるとそこそこ強くなる。 助けると必殺技落とし穴をピエトロに教えてくれる。 エンディングではもう一人子供が生まれたことがわかる。 **メインキャラ ・サニア・パカプカ ピエトロの母。ピエトロが生まれた少し後頃から眠り続けている。本作ではCVなし。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その正体は竜族の王族で、ケガをしていたところをパウロに手当てしてもらったことから、彼に好意を持ち人間の姿で現れ彼と結ばれた。10年前にポポロクロイスに攻めてきた氷の魔王を竜の姿で倒すも、死にゆく魔王によって魂だけ闇の世界にひきずりこまれてしまう。彼女が眠り続けているのは魂が別の場所にあるため。その後十年以上もの間氷の魔王をその魂だけで封印し続けた程の力を持つ。}} ・パウロ・パカプカ CV:槐柳二 ピエトロの父で、国王。 若き日は獅子王とまで呼ばれたが、作中では活躍しない。 見た目もサニアに比べてむちゃくちゃ老けている為、見る人が見ればピエトロのおじいちゃんにしか見えない。信じられないがまだ40代。 冒頭にいきなり知恵の王冠を奪われ寝込むなど、今作では比較的地味な存在。 次回作ポポローグでは重要人物となるほか、ピエトロ12歳の冒険となるPSP版の闇の獅子王編ではマイラに付け入られ闇の鎧をまとった闇の獅子王と化してしまう。 ・サボー CV:大川透 空中に浮かぶ島ブリオニアの最後の住人。 犬っぽいが一応人間。 様々な本を読むのが好きな知識人。 ブリオニア墜落後はポポロクロイスに住み込む。 ・ラダック仙人 東の果ての剣の山に住む仙人。 変な小柄な爺さんにしか見えないが、四天王4人がかりでも蹴散らす強さをもち、闇の世界の入り口を守っている。 ・闇の王ダーナ 悪人の魂を封じる世界『闇の世界』の管理人。 良くも悪くも世界のシステムのような存在で淡々としている。 魔王が復活した際にも闇の世界を荒らす場合は戦ったが、魔王が地表に逃げたとわかると放置した。 「魔王の復活はピエトロの責任だ」と事実でもあんまりな言いぐさをしており、白騎士にも抗議されている。 後のシリーズによると神族らしい。 ・[[氷の魔王四天王]] 氷の魔王に仕え、その復活を目論む邪悪な4人の魔法使い。 詳しくは当該項目で。 ・氷の魔王 10年前にポポロクロイスを襲った魔王。本作のラスボス。 氷を自在にあやつる力を持ち、ポポロクロイスを凍結させるも竜によって退治される。 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まだ10歳で母親を捕らわれたと知ったときのピエトロが可哀想だったな。 -- 名無しさん (2013-12-18 13:39:50) - ダーナの上から目線にむかついた! -- 名無しさん (2014-02-21 13:47:38) - 「お母さんを返せ!」に当時本気で泣いてしまった。 -- 名無しさん (2014-08-21 21:12:20) - 新作発売おめでとう -- 名無しさん (2014-09-04 19:03:23) - スマホ版のゴンの下ネタは、声優が杉田氏だからギリ許された感あったw -- 名無しさん (2021-05-19 21:03:24) - ブリオニアとか北の大地の戦闘曲すごい好きなのにサントラないんかい -- 名無しさん (2021-06-02 19:23:19) #comment #areaedit(end) }

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