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死海竜ガロウズ・デビルドラゴン
≡V≡ 水/闇/火文明 (24)
サイキック・スーパー・クリーチャー:デビル・コマンド・ドラゴン/エイリアン 12000
■相手プレイヤーはコストを支払わずにクリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりできない。
■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにあるクリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻してもよい。
■T・ブレイカー
■リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す)
※覚醒リンク前⇒
《ガロウズ・セブ・カイザー》(上)
《竜骨なる者ザビ・リゲル》(中)
《ハイドラ・ギルザウルス》(下)
DMR-01「エピソード1 ファースト・コンタクト」に収録されたサイキック・スーパー・クリーチャーの一体。
同弾の目玉クリーチャー《激竜王ガイアール・オウドラゴン》と対をなすサイキック・スーパー・クリーチャーで、エイリアン代表。
目につくのが何と言っても相手がコストを支払わずにクリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりすることを禁じる能力。
これはすなわち、相手はシールド・トリガーはおろか、ニンジャ・ストライクやストライク・バックの使用さえも禁じられるということであり、攻撃中の妨害は一切不可能となる。
そのため自軍はトリガーを気にせず、安心して相手を殴っていける。ずるいぞ自分だけ
となるとブロッカーで守るしかない!
・・・と行きたいところなのだが、このクリーチャーはもう一つ、攻撃する度、クリーチャーを2体バウンスするという、これまた強力な能力を有している。
そのため、ブロッカーを2体並べた程度では話にならずあっさりバウンスされ、希望も何もないシールドを無残に破壊されることになってしまう。
まあそれなら《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》を置けばいいんだけどね!
またそうでなくとも相手の切札を2体までバウンスできるというだけでも単純に強い。(特に超次元環境ではバウンスの価値が上がっている)
ちなみにバウンスは相手だけでなく、自分に使用することも可能。
対となる《激竜王ガイアール・オウドラゴン》が一撃必殺のトンデモ効果を有しているのに対し、こちらはより堅実な能力を持つコントロールタイプのクリーチャーである。
サイキック・セル
ガロウズ・セブ・カイザー
≡V≡ 水文明 (6)
サイキック・クリーチャー:サイバー・コマンド/エイリアン 6000
■相手のクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。
■W・ブレイカー
デビルドラゴンの頭となるクリーチャー。コマンド・ドラゴンを意味する「カイザー」が付いているが、コマンド・ドラゴンではなくサイバー・コマンド。
相手依存だが、手札補充という堅実かつ強力な能力を有する。またコスト6であるため、呼び出す手段が豊富なのも強み。特に《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の効果で呼び出せるのは大きい。
フレーバーテキストがなんかお茶目。 「火と水を合わせて温泉!」
竜骨なる者ザビ・リゲル
UC 闇文明 (4)
サイキック・クリーチャー:リビング・デッド/エイリアン 3000
■自分のエイリアンが相手の呪文によって破壊された場合、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
■自分のエイリアンのパワーが相手の呪文によって0以下に減らされた場合、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
■覚醒リンク−自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の《ガロウズ・セブ・カイザー》と《ハイドラ・ギルザウルス》があれば、そのクリーチャーとこのクリーチャーをすべて裏返しリンクさせる。
エピソード1でまさかの復活&主要種族入りを果たしたリビング・デッドのサイキック・クリーチャー。
呪文によってエイリアンが破壊される時、相手のクリーチャーを破壊するため、エイリアンに疑似的な呪文除去耐性を持たせることができる。
ハイドラ・ギルザウルス
UC 火文明 (5)
サイキック・クリーチャー:ロック・ビースト/エイリアン 5000
■相手がコストを支払わずにクリーチャーを召喚した時または呪文を唱えた時、相手はカードを1枚、自身のマナゾーンから選んで墓地に置く。
これまた懐かしい種族であるロック・ビーストのサイキック・クリーチャー。
コストを支払わないでクリーチャーを召喚したり呪文を唱える度にランデスを行うという、デビルドラゴンの簡易能力を有する。
地味だがいると結構厄介なクリーチャー。また、パワー5000と他のサイキック・スーパー・クリーチャーのサイキック・セルと比べても高いパワーを有しており、火力に強い。
このように強力なクリーチャーではあるが、サイキック・スーパー・クリーチャーであるので当然覚醒リンクを経ないと召喚できない。
強力な効果には代償がつきもの。このクリーチャーもやはり強いがロマンあふれるカードとして終わるのか…
と言いたいところだが、このクリーチャーは他のサイキック・スーパー・クリーチャーと比べ、覚醒リンクが成功しやすい。
というのもまずリンクパーツである《竜骨なる者ザビ・リゲル》が、エイリアンに疑似呪文除去耐性を持たせるため、相手は妨害しにくい。
また専用のサポートとして、以下のようなカードがある。
オンセン・無敵タイム
R 水文明 (5) 呪文
■カードを2枚まで引く。
■次の自分のターンのはじめまで、自分の《ガロウズ・セブ・カイザー》がバトルゾーンを離れる時、かわりにバトルゾーンにとどまる。
■自分の《ガロウズ・セブ・カイザー》がバトルゾーンを離れる時、かわりにこのカードを自分の手札から捨ててもよい。
2枚ドローも強力だが、何と言ってもリンクパーツ《ガロウズ・セブ・カイザー》への除去耐性効果付加が強力。
この呪文を唱えるだけで1ターンの間、セブ・カイザーは《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》となる。
またたとえ唱えられなくても、手札にあればセブ・カイザーの身代わりとすることができる。
セブ・カイザーには相手が攻撃する時、ドロー効果を持つため、反撃を受けた時にこのカードを引き、身代わりといった芸当もあり得る。
そして最大の利点だが、デビルドラゴンのリンクパーツはすべて6コスト以下のエイリアンであるため、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の効果で一気にそろえることが可能。
と言うように、対となる《激竜王ガイアール・オウドラゴン》と比べれば格段に、その他のサイキック・スーパー・クリーチャーと比べてもかなり覚醒リンクを成功させやすい。
しかし、もちろん弱点もある。他の3体リンクのサイキック・スーパー・クリーチャーとパワーを比較してみると、
激竜王ガイアール・オウドラゴン 25000
シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン 39000
死海竜ガロウズ・デビルドラゴン 12000
そう、このクリーチャー、3体リンクのサイキック・スーパー・クリーチャーの中でダントツにパワーが低いのである。
そのため、他では焼け石に水な威牙の幻ハンゾウ等のパワー低下を受けるだけで中堅クリーチャーに殴り倒されてしまう。
とはいえパワー12000は十分及第点であり、普通は火力に焼かれることもない。
総じて強力なクリーチャーであり、覚醒リンクすれば勝ちを大きく引き寄せることは間違いないであろう。ぜひリンクにトライしてその強力な効果を楽しんでもらいたい。
専用超次元呪文
超次元ガロウズ・ホール
R 水文明 (6) 呪文
■バトルゾーンにある、サイキック・クリーチャー以外のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
■コスト7以下の水または闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
専用超次元。サイキック・クリーチャーを戻せないのは難点だが、《ボルシャック・ギルクロス・NEX》をはじめとした厄介なクリーチャーをバウンスすることができるのは強力。
しかし、専用超次元なのにリンクパーツの《ハイドラ・ギルザウルス》を呼び出せないと言う致命的な欠点がある。
なお、「ガロウズ」とは英語で「処刑台」を意味する言葉である。
アニメ、漫画ではオンセンの切り札として登場。《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の効果でパーツをそろえるお手本のようなプレイングで召喚した。
■背景ストーリー
エイリアン軍の先鋒として登場。なんかまだ生き残っていた「白騎士」達の城、《白騎士城ピラー・オブ・フェザー》をその牙で壊滅させた。
追記と修正をあわせて良項目!
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