ダライアス

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&font(#6495ED){登録日}:2009/05/28(木) 03:18:13 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「巨大な何かが動き始めた――。」 異星人ベルサーの来襲により、死の星と化したダライアス。 生き残ったプロコとティアットの2人は 新鋭機「シルバーホーク」に乗り込み、ダライアス星からの脱出を決意する。 だが、そこにはベルサーによる死の罠が待ち受けていた… タイトーが1987年に販売した横3画面横スクロールシューティングゲーム。 全7面構成で、ボス破壊後に分岐を選んで進んでいく。 最終ゾーンにはゾーン別に用意されたボスがおり、倒すと分岐別のエンディングとなる。 8方向レバーで自機「シルバーホーク」の操作。 ショットボタンで対空ショット。 ボムボタンで対地ボムを放つ。 途中出現する赤・青・緑にカラーリングされた敵を破壊するとパワーカプセルが出現し、取得することによってシルバーホークの強化をはかれる。 また、特定の地形には得点を得られる白カプセル(50~51200点)や1UP、画面内の敵を殲滅する金カプセルが隠れており数発の攻撃を当てると出現する。   パワーアップはショット、ボム、アーム(シールド)の3要素があり、 ショットは赤カプセル、ボムは緑カプセル、アームは青カプセルを取ることによって強化される。 強化は3レベル・7段階に分かれており、カプセルを8個取ると次のレベルに移行できる。 ・対空ショット ミサイル(初期段階) 貫通性のない直線的に飛ぶミサイルを放つ。 カプセルを取り続けることで単装→二連装→三連装と強化され、同時発射数も増える。 連射の効きと攻撃幅が強みで、使い勝手がよい。 レーザー 貫通性のある短い直線レーザーを放つ。 カプセルを取り続けることでレーザーの長さが伸び、威力が高くなる。 上下幅が狭く当たり判定が弱い。 しかも貫通するために弾切れを頻発し、非常に使いづらい。 対空ショットをレーザーにすると苦戦することになり、特に4面ボスのピラニアをレーザーで倒せるかが腕の見せどころになる。 後述のウェーブにするためにはレーザーでの攻略が必須となる。   ウェーブ 敵も地形も貫通する上下幅の大きなウェーブを放つ。 カプセルを取り続けることでより巨大化し、威力が高くなる。 非常に強力な装備であり、単純な威力もレーザーとは比べものにならない。 地形を無視して攻撃できる利点によって、狭いステージを攻略するのに非常に役立つ。 きらびやかな効果音と共に3画面を走っていくウェーブは非常に美しくカッコイイものであり、初心者はミサイル保持でのクリアが基本となるが、 ショットをウェーブにすることが出来たときの感動は大きい。 ・対地ボム ボム(初期段階) 前方下へと小型ボムを投下する。 当たり判定が大きく、空中の敵にも使いやすい。 対地ボムはレベルを越えて進化しない限りは変化はなく、常に二連射。 ツインボム 前方上下にボムを放つ。 真正面にも攻撃判定が出るため、堅い敵に張り付いて撃ち込めば驚異的な威力を発揮する。   マルチボム ツインボムに加え、後方上下にもボムを放てる。 自機の真上・真後・真下にも攻撃判定が出るため自機周辺に死角がなくなる。 後ろからも敵が積極的に攻めてくるダライアスでは非常に強力な装備である。 ・アーム ノーマルアーム(緑色) 青カプセルの最初の1個を取得するとアームが張られる。 形は楕円型で[[グラディウス>グラディウス(コナミ)]]のフォースフィールドのようなもの。 全方位からの攻撃を防げる。 最初の1個のみ3発分の耐久力を持ち、カプセルを取得し続けることで1発分ずつ増えていく。 スーパーアーム(銀色) カラーリングの違い以外はノーマルアームと同じである。 このレベルまで強化するとランク上昇が顕著になる。 ハイパーアーム(金色) 地形への接触をはね返りで防ぐことができるようになる。 ただし狭い地形などで接触してしまい、はね返りで反対側の地形に再び接触してしまうとミスになってしまう。 ドリブルと呼ばれる現象であり、狭いゾーンを攻略する際には注意が必要となる。   スクロールシューティングゲームとしては極めて異例の大型筐体を用いたゲームが本作である。 過去の同社製シューティングゲーム「ワイバーンF-0」にも使われたハーフミラーと呼ばれる透過性のある鏡を使い、モニター3台を互い違いにセットすることで横一直線に繋がった広大なバトルフィールドを作りあげることに成功した。 設備が非常に豪華な筐体で、 ・コントロールパネル ・ステレオスピーカー ・コインシューター ・ヘッドホン端子挿入口 ・ボディソニック(重低音振動機)内蔵・背もたれ&クッション付きベンチシート がすべて筐体にセットされており、プレイ中は大音量でステレオスピーカーから金属的なサウンドがかき鳴らされ、ボディソニックを内蔵したベンチシートから低音がドコドコ響き体全体に直接振動が伝わるという非常に迫力のあるプレイができた。 筐体は2タイプあり、モニターサイズが15インチと19インチのものが存在し 19インチは筐体ごと大きく設計されている。   横に広い戦闘空間のため、適度な配分でショットをばらまかないと弾切れを起こしてしまう このため「狙う」射撃が必要となり、ゲーム攻略に幅を広げた。 また、3画面であることを活かしてボスは全て1画面に及ぶような巨大なものとなっている。 巨大さを活かしやすいため全て水棲生物がモチーフになっており、筐体が持つ迫力とともにプレイヤーに絶大なインパクトを与え、好評だった。 後のダライアスシリーズのボスは初代からのインパクトを引き継ぎ、そのほとんどが巨大なものになっている。 またタイトーサウンドチーム「ZUNTATA」によるOGRこと小倉久佳氏が中心となったBGM・SEは 意図的にゲームと関係のないようなメロディを奏でつつも一体感を出す独特の手法で、ゲームミュージックを根底から覆し熱狂的ファンを得た。 その人気は、当時ダライアスの筐体にヘッドホン端子が付いているのをいいことにラジカセを持ち込んで、サウンドを録音した者がいたほどである。   パワーアップ方式に難があり、自機を強化するために多数のカプセルが必要となる。 したがって一度でもミスをすると復活したときに装備が各レベルの最低値まで戻ってしまうため、なし崩し的にゲームオーバーになってしまうこともザラではなかった。 またゾーン別の難易度を把握しておかないと攻略が容易でないことも一つのネックとなった。 稼働から20余年経ったダライアス。 基板も寿命をむかえつつあり、「シューティングゲームなのに大型筐体」といった欠点や、他のゲームのスペースを取るために筐体が処分されたり、客層の単純なシューティング離れが進んだこともあり 稼働可能なダライアスが少なくなりつつある。 現代においてもシューター・オールドゲーマー問わず非常に高い人気を誇っており遠出をしてまでプレイする人は多い。   現在ではとても希少なアーケードゲームの一つであり、その所在は以下に確認されている。 長野県 ニャライズ 栃木県 つるまき 埼玉県 ウェアハウス三橋 東京都 トライアミューズメントタワー     高田馬場ミカド     秋葉原HEY 神奈川県 横濱はじめてものがたり 愛知県 天野ゲーム博物館 奈良県 アミューズメント CUE 奈良三条店 大阪府 セガワールド布施 基板のバージョンは以下の通り。 OLD.Ver TAITO AMERICA.Ver(海外版) NEW.Ver EXTRA.Ver 4つのバージョンそれぞれに 敵の堅さや敵機パターンの変化といった差異があり、EXTRA.VerではALLクリア後に残機ボーナスが入る (残機潰しによる長時間プレイ防止のため)。 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - もう30年になるのか・・・ -- 名無しさん (2016-05-29 00:24:29) - タグの近所迷惑ってどういうことなん? -- 名無しさん (2016-05-29 05:19:28) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/05/28(木) 03:18:13 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「巨大な何かが動き始めた――。」 異星人ベルサーの来襲により、死の星と化したダライアス。 生き残ったプロコとティアットの2人は 新鋭機「シルバーホーク」に乗り込み、ダライアス星からの脱出を決意する。 だが、そこにはベルサーによる死の罠が待ち受けていた… タイトーが1987年に販売した横3画面横スクロールシューティングゲーム。 全7面構成で、ボス破壊後に分岐を選んで進んでいく。 最終ゾーンにはゾーン別に用意されたボスがおり、倒すと分岐別のエンディングとなる。 8方向レバーで自機「シルバーホーク」の操作。 ショットボタンで対空ショット。 ボムボタンで対地ボムを放つ。 途中出現する赤・青・緑にカラーリングされた敵を破壊するとパワーカプセルが出現し、取得することによってシルバーホークの強化をはかれる。 また、特定の地形には得点を得られる白カプセル(50~51200点)や1UP、画面内の敵を殲滅する金カプセルが隠れており数発の攻撃を当てると出現する。   パワーアップはショット、ボム、アーム(シールド)の3要素があり、 ショットは赤カプセル、ボムは緑カプセル、アームは青カプセルを取ることによって強化される。 強化は3レベル・7段階に分かれており、カプセルを8個取ると次のレベルに移行できる。 ・対空ショット ミサイル(初期段階) 貫通性のない直線的に飛ぶミサイルを放つ。 カプセルを取り続けることで単装→二連装→三連装と強化され、同時発射数も増える。 連射の効きと攻撃幅が強みで、使い勝手がよい。 レーザー 貫通性のある短い直線レーザーを放つ。 カプセルを取り続けることでレーザーの長さが伸び、威力が高くなる。 上下幅が狭く当たり判定が弱い。 しかも貫通するために弾切れを頻発し、非常に使いづらい。 対空ショットをレーザーにすると苦戦することになり、特に4面ボスのピラニアをレーザーで倒せるかが腕の見せどころになる。 後述のウェーブにするためにはレーザーでの攻略が必須となる。   ウェーブ 敵も地形も貫通する上下幅の大きなウェーブを放つ。 カプセルを取り続けることでより巨大化し、威力が高くなる。 非常に強力な装備であり、単純な威力もレーザーとは比べものにならない。 地形を無視して攻撃できる利点によって、狭いステージを攻略するのに非常に役立つ。 きらびやかな効果音と共に3画面を走っていくウェーブは非常に美しくカッコイイものであり、初心者はミサイル保持でのクリアが基本となるが、 ショットをウェーブにすることが出来たときの感動は大きい。 ・対地ボム ボム(初期段階) 前方下へと小型ボムを投下する。 当たり判定が大きく、空中の敵にも使いやすい。 対地ボムはレベルを越えて進化しない限りは変化はなく、常に二連射。 ツインボム 前方上下にボムを放つ。 真正面にも攻撃判定が出るため、堅い敵に張り付いて撃ち込めば驚異的な威力を発揮する。   マルチボム ツインボムに加え、後方上下にもボムを放てる。 自機の真上・真後・真下にも攻撃判定が出るため自機周辺に死角がなくなる。 後ろからも敵が積極的に攻めてくるダライアスでは非常に強力な装備である。 ・アーム ノーマルアーム(緑色) 青カプセルの最初の1個を取得するとアームが張られる。 形は楕円型で[[グラディウス>グラディウス(コナミ)]]のフォースフィールドのようなもの。 全方位からの攻撃を防げる。 最初の1個のみ3発分の耐久力を持ち、カプセルを取得し続けることで1発分ずつ増えていく。 スーパーアーム(銀色) カラーリングの違い以外はノーマルアームと同じである。 このレベルまで強化するとランク上昇が顕著になる。 ハイパーアーム(金色) 地形への接触をはね返りで防ぐことができるようになる。 ただし狭い地形などで接触してしまい、はね返りで反対側の地形に再び接触してしまうとミスになってしまう。 ドリブルと呼ばれる現象であり、狭いゾーンを攻略する際には注意が必要となる。   スクロールシューティングゲームとしては極めて異例の大型筐体を用いたゲームが本作である。 過去の同社製シューティングゲーム「ワイバーンF-0」にも使われたハーフミラーと呼ばれる透過性のある鏡を使い、モニター3台を互い違いにセットすることで横一直線に繋がった広大なバトルフィールドを作りあげることに成功した。 設備が非常に豪華な筐体で、 ・コントロールパネル ・ステレオスピーカー ・コインシューター ・ヘッドホン端子挿入口 ・ボディソニック(重低音振動機)内蔵・背もたれ&クッション付きベンチシート がすべて筐体にセットされており、プレイ中は大音量でステレオスピーカーから金属的なサウンドがかき鳴らされ、ボディソニックを内蔵したベンチシートから低音がドコドコ響き体全体に直接振動が伝わるという非常に迫力のあるプレイができた。 筐体は2タイプあり、モニターサイズが15インチと19インチのものが存在し 19インチは筐体ごと大きく設計されている。   横に広い戦闘空間のため、適度な配分でショットをばらまかないと弾切れを起こしてしまう このため「狙う」射撃が必要となり、ゲーム攻略に幅を広げた。 また、3画面であることを活かしてボスは全て1画面に及ぶような巨大なものとなっている。 巨大さを活かしやすいため全て水棲生物がモチーフになっており、筐体が持つ迫力とともにプレイヤーに絶大なインパクトを与え、好評だった。 後のダライアスシリーズのボスは初代からのインパクトを引き継ぎ、そのほとんどが巨大なものになっている。 またタイトーサウンドチーム「ZUNTATA」によるOGRこと小倉久佳氏が中心となったBGM・SEは 意図的にゲームと関係のないようなメロディを奏でつつも一体感を出す独特の手法で、ゲームミュージックを根底から覆し熱狂的ファンを得た。 その人気は、当時ダライアスの筐体にヘッドホン端子が付いているのをいいことにラジカセを持ち込んで、サウンドを録音した者がいたほどである。   パワーアップ方式に難があり、自機を強化するために多数のカプセルが必要となる。 したがって一度でもミスをすると復活したときに装備が各レベルの最低値まで戻ってしまうため、なし崩し的にゲームオーバーになってしまうこともザラではなかった。 またゾーン別の難易度を把握しておかないと攻略が容易でないことも一つのネックとなった。 稼働から20余年経ったダライアス。 基板も寿命をむかえつつあり、「シューティングゲームなのに大型筐体」といった欠点や、他のゲームのスペースを取るために筐体が処分されたり、客層の単純なシューティング離れが進んだこともあり 稼働可能なダライアスが少なくなりつつある。 現代においてもシューター・オールドゲーマー問わず非常に高い人気を誇っており遠出をしてまでプレイする人は多い。   現在ではとても希少なアーケードゲームの一つであり、その所在は以下に確認されている。 長野県 ニャライズ 栃木県 つるまき 埼玉県 ウェアハウス三橋 東京都 トライアミューズメントタワー     高田馬場ミカド     秋葉原HEY 神奈川県 横濱はじめてものがたり 愛知県 天野ゲーム博物館 奈良県 アミューズメント CUE 奈良三条店 大阪府 セガワールド布施 基板のバージョンは以下の通り。 OLD.Ver TAITO AMERICA.Ver(海外版) NEW.Ver EXTRA.Ver 4つのバージョンそれぞれに 敵の堅さや敵機パターンの変化といった差異があり、EXTRA.VerではALLクリア後に残機ボーナスが入る (残機潰しによる長時間プレイ防止のため)。 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - もう30年になるのか・・・ -- 名無しさん (2016-05-29 00:24:29) - タグの近所迷惑ってどういうことなん? -- 名無しさん (2016-05-29 05:19:28) - ↑ダライアスのボディソニックって並のウーファー以上にでかい音がするしめっちゃ響くのよね。しかもIIやACよりも音量でかくなるし。それで苦情発生ってことも当時はあった。 -- 名無しさん (2016-05-29 05:53:06) #comment #areaedit(end) }

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