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ホルスの黒炎竜(遊戯王) - (2018/05/25 (金) 21:30:17) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2010/12/20(月) 09:49:48
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます
----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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「ホルスの黒炎竜」とは、[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]に存在するモンスター群。
初登場は第4期最初のパックである「SOUL OF THE DUELIST」
英名は「Horus the Black Flame Dragon」
「[[LVモンスター>LVモンスター(遊戯王OCG)]]」の内の一体で、レベルは「4」「6」「8」。全て&font(#ff0000){炎}属性の[[ドラゴン族>ドラゴン族(遊戯王OCG)]]である。
[[アームド・ドラゴン>アームド・ドラゴン(遊戯王OCG)]]と共に最初に登場したLVモンスターであり、レベルや[[レアリティ>レアリティ(TCG)]]を見る限りあちらよりも格上扱い。
実際、ホルス系統を主軸とする『お触れホルス』は当時の環境で猛威を振るっていた(後述)。
**【各種詳細】
#blockquote(){&color(brown){ホルスの黒炎竜 LV4}
効果モンスター
星4/炎属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、コントロールを変更する事はできない。
このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、
このカードを墓地に送る事で 「ホルスの黒炎竜 LV6」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。}
ホルスの第一形態。
下級モンスターだが、攻撃力が中途半端にリクルーターの上限ラインを越えてしまっており、
同じ[[LVモンスター>LVモンスター(遊戯王OCG)]]の「アームド・ドラゴン LV3」に比べやや使い勝手が悪い。
また、アタッカーにするにもやや物足りずやはり中途半端。デッキによっては採用されないこともある。
まぁ、「[[サクリファイス>サクリファイス(遊戯王OCG)]]」や「[[Ark Knight>No.101 S・H・Ark Knight]]」などに吸収されない効果自体はそこそこ優秀。
小回りの利く下級モンスターではあるため、主軸をLV8に絞る場合はこのカードを採用することもある。
#blockquote(){&color(brown){ホルスの黒炎竜 LV6}
効果モンスター
星6/炎属性/ドラゴン族/攻2300/守1600
このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、魔法の効果を受けない。
このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、
このカードを墓地に送る事で「ホルスの黒炎竜 LV8」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。}
ホルスの第二形態で、上級モンスター。
上級モンスターとしては後一歩及ばない攻撃力が難点だが、
表側表示で存在する限り、魔法カードの効果を受けない耐性を持つ。
そして、相手モンスターを戦闘で破壊したターンのエンドフェイズ時、自身を墓地に送ることでLV8に進化できる。
相手が攻撃力2300未満のモンスターを出したら速やかに[[アドバンス召喚>アドバンス召喚(遊戯王OCG)]]して攻撃しよう。
[[LVモンスター>LVモンスター(遊戯王OCG)]]のサポートカードである「レベルアップ!」も使用できるので、意外と簡単に進化させられる。
魔法カードが通用しないので、下手な「[[ブラック・ホール>ブラック・ホール(遊戯王OCG)]]」などで退場しないのが強み。
戦闘破壊を狙う際も、「[[禁じられた聖槍>禁じられた(遊戯王OCG)]]」「収縮」「月の書」などで妨害されないにも嬉しい。
このカードが登場した第4期には「レベル制限B地区」や「平和の使者」のようなロックカードがまだまだ現役で使用されており、
それらを無視して攻撃できるのも利点だった。
時にはあえて進化させないプレイングが行われることもあった。
また、自分からロック効果を持つ永続魔法を使用し、相手を縛りながら攻撃するテクニカルなデッキも存在した。
「地砕き」「[[エネミーコントローラー>エネミーコントローラー(遊戯王OCG)]]」などにも強かった。
「[[レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン]]」の登場。
未来融合や竜の渓谷で墓地送りが簡単になったことでLV4無しでも採用しやすくなった。LV4涙目
&bold(){ホルスの黒炎竜 LV8}
#blockquote(){効果モンスター
星8/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守1800
このカードは通常召喚できない。
「ホルスの黒炎竜 LV6」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
魔法カードの発動を無効にし破壊する事ができる。}
ホルスの最終形態。
[[某社長の嫁>青眼の白龍]]と同格の攻撃力となり、
魔法カードをカウンターする効果を身に付けた。
そもそも魔法カードはこのゲームの基本であり、根幹を為す要素の一つ。
その発動と効果を無効にして破壊してしまうのはいわずもがな強力である。
まさに生ける「マジック・ジャマー」。
いや、「[[ブラック・パラディン>超魔導剣士・ブラック・パラディン]]」と異なり、コストが無い分こちらの方がタチが悪い。
最上級LVモンスターの例に漏れず、通常召喚不可だが、効果がそれを補って余りある。
ダメージステップでも発動可能なので、速攻魔法による戦闘のサポートにも強い。
この、ホルスの効果を活かしたコントロールデッキが&bold(){『お触れホルス』}である。
魔法に強いホルスと、罠の効果を無力化する「[[王宮のお触れ>王宮シリーズ(遊戯王OCG)]]」を組み合わせることで、
魔法・罠を完封してしまうのである。
なお、LV6と[[アドバンス召喚>アドバンス召喚(遊戯王OCG)]]のギミックを共有できる「[[サイコ・ショッカー>人造人間-サイコ・ショッカー]]」を採用することもある。
こうなると、相手はモンスター効果でしか対応できなくなるので、大幅に動きが制限される。
こちらにはATK3000のLV8がいるため、余程の事が起こらない限り負ける事は無いだろう。
……と、ここまで聞くと強烈なチートだが、無論穴はある。
LV6と異なり、LV8は既に発動して適用中の魔法には何の耐性も無いのだ。
その為、進化のタイミングはよく見極める必要がある。
チェーンして無効にする効果のため、チェーンさせてもらえないと意味がないというのも弱点の一つ。
よって、「[[超融合>超融合(遊戯王)]]」も天敵の1つである。
また、そもそもの問題として、モンスターには何も干渉しない。
よって、「[[ブリューナク>氷結界の龍 ブリューナク]]」や「[[カステル>鳥銃士カステル]]」など、手頃な除去で簡単にやられてしまう。
ホルスが活躍できた第4期~5期中盤頃は「[[女戦士>異次元の女戦士]]」「[[鬼畜モグラ>N・グラン・モール]]」「月読命」など、対抗手段が割と限られていたが、
「[[ダムド>ダーク・アームド・ドラゴン]]」や「[[裁きの龍]]」が登場したあたりから強力な除去効果をモンスターが増え始め、
第6期で「[[ブリューナク>氷結界の龍 ブリューナク]]」が出現するとその傾向は確固たるものになっていった。
「[[エフェクト・ヴェーラー]]」等も天敵でこれらを防げないと辛いが、この手のカードを防ぐカードは罠カードが多いので、
逆に王宮のお触れやサイコ・ショッカーが自分を縛ってしまう場合もある。
このことからアプローチを変えたデッキが『カウンターホルス』である。
あえて王宮のお触れを採用せず、カウンター罠や「[[ブレイクスルー・スキル>ブレイクスルー・スキル(遊戯王OCG)]]」「デモンズ・チェーン」等
モンスター効果側を防ぐカードを多く採用する。
罠カードへの対応が『お触れホルス』に比べるとやはり遅れがちになるが、こちらのほうが小回りは効く。
上記のデッキとどっちをとるかはプレイヤーとの相性や環境によって変えるべきだろう。
**【関連カード】
#blockquote(){&color(brown){ホルスのしもべ}
効果モンスター
星1/炎属性/獣戦士族/攻 100/守 100
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は「ホルスの黒炎竜(全てのレベルを含む)」を
魔法・罠・モンスターの効果の対象にする事はできない。}
カード名通り、ホルスに仕えるモンスター。
効果は「相手はホルスを効果対象に選択不可」と言うもの。
しかし、[[社長>正義の味方 カイバーマン]]にも殴り倒される貧弱極まるステータス故に、あまり役に立たない。
「ロード・オブ・ドラゴン」で事足りる場合が多い。
#blockquote(){&color(green){レベルアップ!}
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在する「LV」を持つ
モンスター1体を墓地へ送り発動する。
そのカードに記されているモンスターを、
召喚条件を無視して手札またはデッキから特殊召喚する。}
LVモンスターを条件を無視して進化させられる魔法。
イラストではLV6がLV8になろうとしている(それに対し、LVモンスター元祖は……)
一見、魔法の効果を受けないLV6には使えないように感じるが、
進化前を墓地に送るのはコストなので問題ない。
ただし、このカードを無効化されても、コストとして墓地に送ったカードは戻ってこないので気を付けよう。
#blockquote(){&color(brown){ダーク・ホルス・ドラゴン}
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守1800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手のメインフェイズ時に魔法カードが発動した場合、
自分の墓地のレベル4の闇属性モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。}
[[闇堕ち>闇属性(遊戯王OCG)]]したLV8。
蘇生制限無しでATK3000の最上級モンスター。
特殊召喚モンスターではなくなったが、自力で特殊召喚できるわけではないので、一長一短。
本家のカウンター効果は失われ、相手が魔法を発動すると星4以下の闇属性を蘇生する効果となった。
闇属性の下級を蘇生できるのはそこそこありがたいのだが、魔法を止められるわけではないので、
制圧力は大幅に下がっている。
そもそも相手に依存するため、効果はオマケと割り切ろう。
#blockquote(){メタファイズ・ホルス・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星6/光属性/幻竜族/攻2300/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合、そのS素材としたチューナー以外のモンスターの種類によって、
以下の効果をそれぞれ発動できる。
●通常モンスター:このターンこのカードは自身以外のカードの効果を受けない。
●効果モンスター:このカード以外のフィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。その効果を無効にする。
●Pモンスター:相手フィールドのモンスター1体を相手が選び、自分はそのコントロールを得る。
このターンそのモンスターは攻撃できない。}
[[メタファイズ>メタファイズ(遊戯王OCG)]]化して[[シンクロモンスター>シンクロ召喚(遊戯王OCG)]]となったホルスLv6。
[[幻竜族>幻竜族(遊戯王OCG)]]に変更され、属性も光になっている。
素材になったチューナー以外のモンスターの種類によって効果を得られる。
[[通常モンスター>通常モンスター(遊戯王OCG)]]なら自身以外のカード効果を受け付けなくなり、
効果モンスターなら自身以外の表側カード1枚の効果を無効化し、
[[ペンデュラムモンスター>ペンデュラム召喚(遊戯王OCG)]]なら相手モンスター1体を攻撃不可にしてコントロール奪取する。
特に[[ペンデュラムモンスター>ペンデュラム召喚(遊戯王OCG)]]を素材にした時のコントロール奪取が狙い目。
確実に2つの効果が得られるので可能なら狙っていきたい。
効果を使った後は[[バニラ>通常モンスター(遊戯王OCG)]]同然なので、
「[[クリスタルウィング>クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン]]」や「[[ショウフク>竜星(遊戯王OCG)]]」などの素材にしてしまおう。
なお、効果モンスターでない[[融合>融合(遊戯王OCG)]]・[[儀式>儀式(遊戯王OCG)]]・[[シンクロモンスター>シンクロ召喚(遊戯王OCG)]]を
素材に使うと全く効果を得られないが、わざわざそんなことをするプレイヤーはいないだろう。
**【その他】
・[[ラーの翼神竜]]
カード自体に接点は無いが、神話中では同格とされる。
名前の構成もよく似ている。
・[[サイレント・ソードマン]]
[[表遊戯>武藤遊戯]]が戦いの儀で使用した[[LVモンスター>LVモンスター(遊戯王OCG)]]。
ホルスと同じく、相手の魔法を対策する効果を持っている。
ただし、最終形態のLV7は、フィールドの魔法を敵味方問わず無効化する効果なので、ホルスに比べると使い勝手が悪い。
しかし、「デュエリストパック」で新規サポートカードが登場し、多少は使いやすくなった。
**【余談】
『モンスターフィギュアコレクション Volume 3』に於いて[[DUEL TERMINAL]]対応カードとしてLV8が登場。
このカードをスキャンすると、隠しデッキ「ブラック・メガフレイム」が登場する。中身はモロ『お触れホルス』である。
因みに、使う場面は無いだろうが、LV8は自分の魔法も無効に出来る。
余談だが、登場パックの「SOUL OF THE DUELIST」のCMボイスは凡骨である。このカード名に「黒炎」が含まれるからだろうか?
**【アニメにおいて】
[[GX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]にて、十代にあこがれる二年生オベリスクブルー・エース「空野大悟」(CV:豊永利行)が使用。
しょっぱなからお触れホルスのコンボを完成させ、十代の融合を封じたが、
効果モンスターの効果と魔法カードを使わないコンタクト融合の前に敗北した。
その直後、一人でいるときにミスターTと遭遇。
自分と同じ姿に化けたミスターTとデュエルしたが敗北してしまい、闇に飲み込まれて消えてしまった。
その後ミスターTは彼の姿を借りてデュエルを行っており、その時のデッキもどうやら「お触れホルス」のようだ。
追記・編集はレベルアップ!してからお願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600)
}
#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 空野は十代を研究しつくしたって割にはコンタクト融合に対して対策なしだったんだよな。一般人が見てるデュエルでコンタクト融合したのってこれが初めてじゃなかったとは思うんだけど -- 名無しさん (2015-10-31 10:10:46)
- 今でもやろうと思えば強力なカード -- 名無しさん (2016-09-03 18:23:32)
- ラーには名前だけじゃなく機械竜っぽい所も似てるな -- 名無しさん (2017-09-28 16:42:10)
- リンクスでも結構活躍しそうです -- 名無しさん (2017-09-28 16:55:23)
#comment
#areaedit(end)
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&font(#6495ED){登録日}:2010/12/20(月) 09:49:48
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
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「ホルスの黒炎竜」とは、[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]に存在するモンスター群。
初登場は第4期最初のパックである「SOUL OF THE DUELIST」
英名は「Horus the Black Flame Dragon」
「[[LVモンスター>LVモンスター(遊戯王OCG)]]」の内の一体で、レベルは「4」「6」「8」。全て&font(#ff0000){炎}属性の[[ドラゴン族>ドラゴン族(遊戯王OCG)]]である。
**【各種詳細】
#blockquote(){&color(brown){ホルスの黒炎竜 LV4}
効果モンスター
星4/炎属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、コントロールを変更する事はできない。
このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、
このカードを墓地に送る事で 「ホルスの黒炎竜 LV6」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。}
ホルスの第一形態。
下級モンスターだが、攻撃力が中途半端にリクルーターの上限ラインを越えてしまっており、
同じ[[LVモンスター>LVモンスター(遊戯王OCG)]]の「[[アームド・ドラゴン LV3>アームド・ドラゴン(遊戯王OCG)]]」に比べやや使い勝手が悪い。
また、アタッカーにするにもやや物足りずやはり中途半端。デッキによっては採用されないこともある。
まぁ、「[[サクリファイス>サクリファイス(遊戯王OCG)]]」や「[[Ark Knight>No.101 S・H・Ark Knight]]」などに吸収されない効果自体はそこそこ優秀。
小回りの利く下級モンスターではあるため、主軸をLV8に絞る場合はこのカードを採用することもある。
#blockquote(){&color(brown){ホルスの黒炎竜 LV6}
効果モンスター
星6/炎属性/ドラゴン族/攻2300/守1600
このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、魔法の効果を受けない。
このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、
このカードを墓地に送る事で「ホルスの黒炎竜 LV8」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。}
ホルスの第二形態で、上級モンスター。
上級モンスターとしては後一歩及ばない攻撃力が難点だが、
表側表示で存在する限り、魔法カードの効果を受けない耐性を持つ。
そして、相手モンスターを戦闘で破壊したターンのエンドフェイズ時、自身を墓地に送ることでLV8に進化できる。
相手が攻撃力2300未満のモンスターを出したら速やかに[[アドバンス召喚>アドバンス召喚(遊戯王OCG)]]して攻撃しよう。
[[LVモンスター>LVモンスター(遊戯王OCG)]]のサポートカードである「レベルアップ!」も使用できるので、意外と簡単に進化させられる。
魔法カードが通用しないので、下手な「[[ブラック・ホール>ブラック・ホール(遊戯王OCG)]]」などで退場しないのが強み。
戦闘破壊を狙う際も、「[[禁じられた聖槍>禁じられた(遊戯王OCG)]]」「収縮」「月の書」などで妨害されないにも嬉しい。
このカードが登場した第4期には「レベル制限B地区」や「平和の使者」のようなロックカードがまだまだ現役で使用されており、
それらを無視して攻撃できるのも利点だった。
時にはあえて進化させないプレイングが行われることもあった。
また、自分からロック効果を持つ永続魔法を使用し、相手を縛りながら攻撃するテクニカルなデッキも存在した。
「地砕き」「[[エネミーコントローラー>エネミーコントローラー(遊戯王OCG)]]」などにも強かった。
「[[レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン]]」の登場。
未来融合や竜の渓谷で墓地送りが簡単になったことでLV4無しでも採用しやすくなった。LV4涙目
&bold(){ホルスの黒炎竜 LV8}
#blockquote(){効果モンスター
星8/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守1800
このカードは通常召喚できない。
「ホルスの黒炎竜 LV6」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
魔法カードの発動を無効にし破壊する事ができる。}
ホルスの最終形態。
[[某社長の嫁>青眼の白龍]]と同格の攻撃力となり、
魔法カードをカウンターする効果を身に付けた。
そもそも魔法カードはこのゲームの基本であり、根幹を為す要素の一つ。
その発動と効果を無効にして破壊してしまうのはいわずもがな強力である。
まさに生ける「マジック・ジャマー」。
いや、「[[ブラック・パラディン>超魔導剣士・ブラック・パラディン]]」と異なり、コストが無い分こちらの方がタチが悪い。
最上級LVモンスターの例に漏れず、通常召喚不可だが、効果がそれを補って余りある。
ダメージステップでも発動可能なので、速攻魔法による戦闘のサポートにも強い。
この、ホルスの効果を活かしたコントロールデッキが&bold(){『お触れホルス』}である。
魔法に強いホルスと、罠の効果を無力化する「[[王宮のお触れ>王宮シリーズ(遊戯王OCG)]]」を組み合わせることで、
魔法・罠を完封してしまうのである。
なお、LV6と[[アドバンス召喚>アドバンス召喚(遊戯王OCG)]]のギミックを共有できる「[[サイコ・ショッカー>人造人間-サイコ・ショッカー]]」を採用することもある。
こうなると、相手はモンスター効果でしか対応できなくなるので、大幅に動きが制限される。
こちらにはATK3000のLV8がいるため、余程の事が起こらない限り負ける事は無いだろう。
……と、ここまで聞くと強烈なチートだが、無論穴はある。
LV6と異なり、LV8は既に発動して適用中の魔法には何の耐性も無いのだ。
その為、進化のタイミングはよく見極める必要がある。
チェーンして無効にする効果のため、チェーンさせてもらえないと意味がないというのも弱点の一つ。
よって、「[[超融合>超融合(遊戯王)]]」も天敵の1つである。
また、そもそもの問題として、モンスターには何も干渉しない。
よって、「[[ブリューナク>氷結界の龍 ブリューナク]]」や「[[カステル>鳥銃士カステル]]」など、手頃な除去で簡単にやられてしまう。
ホルスが活躍できた第4期~5期中盤頃は「[[女戦士>異次元の女戦士]]」「[[鬼畜モグラ>N・グラン・モール]]」「月読命」など、対抗手段が割と限られていたが、
「[[ダムド>ダーク・アームド・ドラゴン]]」や「[[裁きの龍]]」が登場したあたりから強力な除去効果をモンスターが増え始め、
第6期で「[[ブリューナク>氷結界の龍 ブリューナク]]」が出現するとその傾向は確固たるものになっていった。
「[[エフェクト・ヴェーラー]]」等も天敵でこれらを防げないと辛いが、この手のカードを防ぐカードは罠カードが多いので、
逆に王宮のお触れやサイコ・ショッカーが自分を縛ってしまう場合もある。
このことからアプローチを変えたデッキが『カウンターホルス』である。
あえて王宮のお触れを採用せず、カウンター罠や「[[ブレイクスルー・スキル>ブレイクスルー・スキル(遊戯王OCG)]]」「デモンズ・チェーン」等
モンスター効果側を防ぐカードを多く採用する。
罠カードへの対応が『お触れホルス』に比べるとやはり遅れがちになるが、こちらのほうが小回りは効く。
上記のデッキとどっちをとるかはプレイヤーとの相性や環境によって変えるべきだろう。
**【関連カード】
#blockquote(){&color(brown){ホルスのしもべ}
効果モンスター
星1/炎属性/獣戦士族/攻 100/守 100
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は「ホルスの黒炎竜(全てのレベルを含む)」を
魔法・罠・モンスターの効果の対象にする事はできない。}
カード名通り、ホルスに仕えるモンスター。
効果は「相手はホルスを効果対象に選択不可」と言うもの。
しかし、[[社長>正義の味方 カイバーマン]]にも殴り倒される貧弱極まるステータス故に、あまり役に立たない。
「ロード・オブ・ドラゴン」で事足りる場合が多い。
#blockquote(){&color(green){レベルアップ!}
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在する「LV」を持つ
モンスター1体を墓地へ送り発動する。
そのカードに記されているモンスターを、
召喚条件を無視して手札またはデッキから特殊召喚する。}
LVモンスターを条件を無視して進化させられる魔法。
イラストではLV6がLV8になろうとしている(それに対し、LVモンスター元祖は……)
一見、魔法の効果を受けないLV6には使えないように感じるが、
進化前を墓地に送るのはコストなので問題ない。
ただし、このカードを無効化されても、コストとして墓地に送ったカードは戻ってこないので気を付けよう。
#blockquote(){&color(brown){ダーク・ホルス・ドラゴン}
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守1800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手のメインフェイズ時に魔法カードが発動した場合、
自分の墓地のレベル4の闇属性モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。}
[[闇堕ち>闇属性(遊戯王OCG)]]したLV8。
蘇生制限無しでATK3000の最上級モンスター。
特殊召喚モンスターではなくなったが、自力で特殊召喚できるわけではないので、一長一短。
本家のカウンター効果は失われ、相手が魔法を発動すると星4以下の闇属性を蘇生する効果となった。
闇属性の下級を蘇生できるのはそこそこありがたいのだが、魔法を止められるわけではないので、
制圧力は大幅に下がっている。
そもそも相手に依存するため、効果はオマケと割り切ろう。
#blockquote(){メタファイズ・ホルス・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星6/光属性/幻竜族/攻2300/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合、そのS素材としたチューナー以外のモンスターの種類によって、
以下の効果をそれぞれ発動できる。
●通常モンスター:このターンこのカードは自身以外のカードの効果を受けない。
●効果モンスター:このカード以外のフィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。その効果を無効にする。
●Pモンスター:相手フィールドのモンスター1体を相手が選び、自分はそのコントロールを得る。
このターンそのモンスターは攻撃できない。}
[[メタファイズ>メタファイズ(遊戯王OCG)]]化して[[シンクロモンスター>シンクロ召喚(遊戯王OCG)]]となったホルスLv6。
[[幻竜族>幻竜族(遊戯王OCG)]]に変更され、属性も光になっている。
素材になったチューナー以外のモンスターの種類によって効果を得られる。
[[通常モンスター>通常モンスター(遊戯王OCG)]]なら自身以外のカード効果を受け付けなくなり、
効果モンスターなら自身以外の表側カード1枚の効果を無効化し、
[[ペンデュラムモンスター>ペンデュラム召喚(遊戯王OCG)]]なら相手モンスター1体を攻撃不可にしてコントロール奪取する。
特に[[ペンデュラムモンスター>ペンデュラム召喚(遊戯王OCG)]]を素材にした時のコントロール奪取が狙い目。
確実に2つの効果が得られるので可能なら狙っていきたい。
効果を使った後は[[バニラ>通常モンスター(遊戯王OCG)]]同然なので、
「[[クリスタルウィング>クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン]]」や「[[ショウフク>竜星(遊戯王OCG)]]」などの素材にしてしまおう。
なお、効果モンスターでない[[融合>融合(遊戯王OCG)]]・[[儀式>儀式(遊戯王OCG)]]・[[シンクロモンスター>シンクロ召喚(遊戯王OCG)]]を
素材に使うと全く効果を得られないが、わざわざそんなことをするプレイヤーはいないだろう。
**【その他】
・[[ラーの翼神竜]]
カード自体に接点は無いが、神話中では同格とされる。
名前の構成もよく似ている。
・[[サイレント・ソードマン]]
[[表遊戯>武藤遊戯]]が戦いの儀で使用した[[LVモンスター>LVモンスター(遊戯王OCG)]]。
ホルスと同じく、相手の魔法を対策する効果を持っている。
ただし、最終形態のLV7は、フィールドの魔法を敵味方問わず無効化する効果なので、ホルスに比べると使い勝手が悪い。
しかし、「デュエリストパック」で新規サポートカードが登場し、多少は使いやすくなった。
**【余談】
『モンスターフィギュアコレクション Volume 3』に於いて[[DUEL TERMINAL]]対応カードとしてLV8が登場。
このカードをスキャンすると、隠しデッキ「ブラック・メガフレイム」が登場する。中身はモロ『お触れホルス』である。
因みに、使う場面は無いだろうが、LV8は自分の魔法も無効に出来る。
余談だが、登場パックの「SOUL OF THE DUELIST」のCMボイスは凡骨である。このカード名に「黒炎」が含まれるからだろうか?
**【アニメにおいて】
[[GX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]にて、十代にあこがれる二年生オベリスクブルー・エース「空野大悟」(CV:豊永利行)が使用。
しょっぱなからお触れホルスのコンボを完成させ、十代の融合を封じたが、
効果モンスターの効果と魔法カードを使わないコンタクト融合の前に敗北した。
その直後、一人でいるときにミスターTと遭遇。
自分と同じ姿に化けたミスターTとデュエルしたが敗北してしまい、闇に飲み込まれて消えてしまった。
その後ミスターTは彼の姿を借りてデュエルを行っており、その時のデッキもどうやら「お触れホルス」のようだ。
追記・編集はレベルアップ!してからお願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
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#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 空野は十代を研究しつくしたって割にはコンタクト融合に対して対策なしだったんだよな。一般人が見てるデュエルでコンタクト融合したのってこれが初めてじゃなかったとは思うんだけど -- 名無しさん (2015-10-31 10:10:46)
- 今でもやろうと思えば強力なカード -- 名無しさん (2016-09-03 18:23:32)
- ラーには名前だけじゃなく機械竜っぽい所も似てるな -- 名無しさん (2017-09-28 16:42:10)
- リンクスでも結構活躍しそうです -- 名無しさん (2017-09-28 16:55:23)
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