賞金稼ぎ/バウンティハンター

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賞金稼ぎ/バウンティハンター - (2016/07/20 (水) 16:37:58) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2011/05/20(金) 22:07:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- この項目では、漫画やアニメでよく使用される設定である、 賞金稼ぎ(バウンティハンター) について説明する。 【使われ方】 主にファンタジー系やバトル系の作品に登場し、凄腕の賞金稼ぎなら通り名や二つ名を持っていたりするのがベタ。 個人〜コンビとして名が売れているパターンも多いが、チームや大集団になることもたまにある。 【類義語】 作品によっては、作中に一度も賞金稼ぎやバウンティハンターと紹介されていないが、やってる事が賞金稼ぎと大して変わらない設定がある。 便利屋 〇〇ハンター 渡り鳥 揉め事処理屋 スイーパー などの設定はこれに該当するパターンが多い。 これらの設定を持つキャラは、脅威からの護衛・敵の撃破など「武装や戦闘力を要する、金額設定のある仕事で報酬を得る民間人」な点が賞金稼ぎと同じである。 とは言え賞金稼ぎは原義的には「規定の報酬が設定され、複数人の攻撃対象になる存在」が必要であるため、これは広義に解釈した場合。狭義では上記の職とはかなり違う面もある。 【使用例】 例えば主人公がバウンティハンターの場合、 賞金で生計を立てているため自ら進んで行動するか、怠け者であっても誰かが依頼を寄越す。 主人公の視点で比較的容易にストーリーを展開出来る。 また仕事仲間の賞金稼ぎから「仕事を手伝ってほしい」とか、 仲介人や依頼主を通して「依頼」という形で賞金のかけられた仕事が来るパターンもある。 主人公などが冤罪を受けたり”その国や世界では犯罪になる”行為をしたキャラクターで、それを追う敵として出ることもある。 (後述の作品ではワンピースにはよくある。天竜人殴ってもこうなるし、ロビンの初期の理由もリアル感覚での犯罪イメージと遠め) 行動の目的も異なる。 長編の場合は何かしら目標や追うべき敵がいるし、一話完結式の作品の場合はそういったモノはない。 前者の場合は旅をしているパターンが多い。 足として陸上戦艦や飛行船等を持ち合わせていたりする。そして大抵仲間持ち。 その他、先に書いたように通り名や二つ名で彩られていたりもする。賞金首側にもこれは多い。 【使用する武器、能力】 最も使用頻度が多いのが銃。 二丁拳銃、ライフル、バズーカ等様々。 これは西部劇の影響を受けていると思われる。 次に剣。これまた大剣やら刀やら様々。 中には某スタイリッシュみたいに銃と剣を併用してくる変態がいる。 また近年では魔法や超能力の類を用いるパターンもある。 そして通り名、二つ名はこれらの武器や能力、もしくは外見に由来する場合がほとんど。   【現代の賞金稼ぎ】 アメリカでは政府公認のバウンティハンターが今もいる。 ベイルボンズという保釈金立替屋から借りた金を払わずトンズラしたアホ共や、 広域指名手配された犯罪者を生かしたまま引っ捕まえる者達である。 州を跨いだ奴でも捕まえる為、犯罪者からはポリ公の犬と嫌われている存在だ。 昔は賞金首を巡ってハンター同士が殺し合ったケースがある。 日本人でありながらバウンティハンターをやっている(自決用に手榴弾を常備した)酔狂な男もいたりする。 【賞金稼ぎキャラ&類義キャラの一例】 代表的でないものも解説のために含む。 ◇[[スパイク・スピーゲル]] カウボーイビバップの主人公。劇中で「カウボーイ」と呼ばれる賞金首狩りへのニュース番組等もあり、狭義での本職と言える。 賞金首を殺すと賞金がなくなるため、決して賞金首を殺さない。ただし徹底的にボコる。 ◇[[ダンテ(DMC)]] 二丁拳銃と魔剣を使いこなすデビルハンター。 アニメ版では「依頼を受けて報酬を受け取る」という形で活躍。 ◇ヴァージニア・マックスウェル 渡り鳥。ヒラヒラのロングスカートで三つ編みで二丁拳銃という萌え要素を兼備したワイルドアームズ3の主人公。 [[ワイルドアームズシリーズ]]は「渡り鳥」と呼ばれる賞金稼ぎが多い ◇[[名護啓介]] 妖怪ぼたんむしり。 項目参照 ◇[[リカリッタ・アリエス]] [[サクラ大戦]]のロリ。 項目参照 ◇冴羽リョウ(獣編の僚、うしおととらのヒョウさんのように一般表記不能) 皆さんご存知CITY HUNTERのモッコリ変態スイーパー。 その気になったら東京を壊滅させられる大の女好き。 とはいえ純然たる賞金稼ぎと違い「ヤクザ等の脅威から依頼人(の家族等指定対象)を護衛する」という仕事や、 「非賞金首(そもそも日本では犯罪者に対する懸賞金制度が強くはないが)の悪人を依頼されて殺害」といった仕事が殆ど。 特に後者は民間人が指名手配されてもいない、民間人の悪人を殺すよう依頼する者がとても多い。 要するに[[必殺シリーズ]]のような「公的に裁けぬ悪を撃つ殺し屋」の仕事がメイン。ゆえに「掃除屋(スイーパー)」なのである。 「個人や団体が特定人物に特定の行為を依頼する」という、いわば「閉じた」世界の仕事という点で賞金稼ぎとは見做されない[[ゴルゴ13]]あたりと本質はかなり近い。 そういった意味では何度もアニメ化されるなどして知名度はあるが、むしろ賞金稼ぎと逆な部分も強い。含むとすればかなり広義の分類だろう。 ◇[[美神 令子]] こちらも同じく広義の部類。冴羽と違う点は、劇中において移動範囲が圧倒的に広く(シティどころか雪原だろうが海だろうが仕事はある) 賞金の掛けられた悪魔などの撃破も実際に行っているため、主体ではないが賞金稼ぎという側面はある。 ただしやはり自発的に悪霊狩りをする理由は賞金と余り関係がない。ユニコーンの角の末端価格に惹かれてヒャッハーするような人なので、素質は十二分にあるが。 ◇ジャンゴ・フェット スターウォーズに登場する作品中屈指のバウンティハンターでクローン兵士達のオリジナルとなった。 その実力は折り紙つきで敵のジェダイ騎士をブラスター三発で倒すほど。 ◇[[ボバ・フェット]] 上記のジャンゴ・フェットの息子でこちらも腕利きのバウンティハンター。 詳しくは項目参照。 ◇[[ハーケン・ブロウニング]] ツァイト・クロコディールの二代目艦長にして、世界を創り替えた男。 チャラコフスキーな勘違いキザ生物。   ◇[[トレイン=ハートネット]] 掃除屋。元伝説の抹殺者で、人間離れした銃技を使う。 賞金より自分の気持ちを優先させる自由人。 ◇ポケモンシリーズの主人公達 挑まれた勝負は必ず受け、相手がどんなヤツでも賞金を巻き上げる。 ただこれは合法的な戦いで受け取る、相手の懐具合に対応したものが殆ど。(たんパンこぞうとジェントルマンでは2桁は違う) また逆にロケット団などの悪人の逮捕とも基本関係ない。賞金と言っても互いの戦闘に対する褒章というのが近い。 ◇[[桃太郎]] お爺さんとお婆さんから依頼(?)を受け、鬼を駆逐した後に金品を持ち帰った。 とはいえやっぱりトレジャーハンターとかじゃね?感は否めない。鬼のせいで都から奪われた金品だし・・・ 一番近いのはD&Dやソード・ワールドなど[[TRPG>TRPG(テーブルトークアールピージー)]]における冒険者のハック&スラッシュであろう。 この手の作品では「モンスターの巣にある奪われた品や遺品は、返却要求がない場合撃破した冒険者の財産となる」というのが基本。 作中で法的にそう規定されている場合もあるので「フェンサーのピーチ・ジョンがビーストテイマー用アイテムを使い、仲間にした動物NPCとオーガ強盗団のアジトに突入」くらいのもの。 まあ冒険者もたまに賞金かかってるネームドモンスターを殺す事もあるが。 ただ劇中でモンスター撃破賞金を得るのを生業にしている、という設定がなければほとんどは広義、兼業レベルの存在である。 ◇勇者(おとぎ話からRPGまで) [[王族の血筋>主人公(DQⅤ)]]など貴種流離譚系の主人公が存在しない、自由参加型作品に限ればぶっちゃけ昔話ではこっちの方が近い。 「魔王を倒した者には褒美をとらせる」みたいなことを言い出す王様=依頼人 魔王=ターゲット まさに勇者先輩鉄砲玉説の裏付けである。 自由参加だけに、前述のような「選ばれし○○」的な存在ではない個性的な奴の参戦もよくある話。 [[クッソ汚いスネ毛オヤジ>キタキタおやじ]]とかを仲間に魔王を倒しに行・・・ったと思ったら アニメではラスダン手前帰宅とかやらかす[[個性派の鑑>魔法陣グルグル]]すら存在する。 賞金稼ぎは冒頭で述べたように、基本は武装民間人である。この点も「自称勇者が公募されてる魔王退治の褒美を狙う」というムーヴの賞金稼ぎ感に拍車をかける。 ◇[[ロロノア・ゾロ]] 麦わら海賊団加入以前は、主に海賊に対する賞金稼ぎとして東の海に名を馳せていた。彼も麦わらの一味になる前は専業者で間違いない。 どれだけの[[賞金首>懸賞金(ONE PIECE)]]を倒していたのかは明かされていないが、 その腕前から「海賊狩りのゾロ」と呼ばれ、自身が賞金首になった際にも、手配書にはその二つ名が付けられている。 ◇[[キャプテン・ファルコン]] F-ZEROグランプリの常連の凄腕パイロットだが、F-ZERO開催時期では無い時はバウンティハンターとして活動している。 そのためか同業者のサムライゴローや悪の帝王ブラックシャドーからは敵視されている。 初代F-ZEROでの取り扱い説明書内にある漫画にはファルコンが賞金首を倒している場面が描写されている。 ◇マブチ・キョーマ [[Dimension W>Dimension W(漫画)]] 世界中に供給され、法的規定もあるエネルギー供給装置「コイル」の違法な品を回収する「回収屋」である。 あくまで対象はコイルという装置であり、人間は狩らない。またコイル一つに対する報酬の規定金額はあるのだろうが、額面は明示されない。 所持対象の強さにより賞金額が変わったりもしない。 こうしてみると賞金稼ぎっぽくないが、「公開された攻撃対象を狩る者」という意味ではかなり狭義の賞金稼ぎに近い。 他の回収屋にしても “セントラル3の壊し屋”ユーリー・アントノフ、全米No1の回収屋・“ヒーロー”ジェイソン・クライスラー 全米No2の回収屋・“ヒットマン”K・K、“メキシコの狂気”スコーピオンキャッツ・キャシディ ……どっからどう見ても「二つ名持ちのハンター」のテンプレまんまであり、こういう連中が狩る対象を巡って殴り合うのも賞金稼ぎもののテンプレの一種。 前述の通りゴルゴや冴羽などは依頼が基本的に”閉じた系”であるから、エピソードごとの強敵(排除対象そのものや護衛)はいても「同じ獲物を狙う」こういった手合いが出現しにくい。 その意味では近年の作品に見られる類義的な描写の一例はこちらである。 ◇ガルディス(グリーン・ブラッド) [[集団的異能>異能集団]]のテンプレネタもやっていた柴田昌弘のSF漫画、そのワンエピソードのキャラクター。 本作の主人公たちはグリーン・ブラッド(GB)と呼ばれる人間に近い人工生物で、鉱山奴隷として使われていた。 毒性の血を持つことを知らなかったために鉱山支配者の娘が死んだり、メンバーの女子を犯そうとした奴を殺害(人間ならせいぜい過剰防衛の範囲)したりと、 人間の読者視点では「恨まれるのは分かるが我欲のみの犯罪者とは明らかに違う」存在として描写されている。 人格的にもごくまともなので、普通に人助けなんかもする。 前述の扱いもあり脱走した彼らを「殺す」為の専門職、劇中ではGBは人権なぞない「モノ」なので不良品を処理する「始末屋」が存在する。 その一人であるガルディスは、重傷のところをGBである主人公らに助けられる。そして恩返しとして他のハンターを倒しながら死を迎える。 「脇役」で「主人公の敵」で「味方」となり死んで行った賞金稼ぎ。ゾロあたりの先例に近い感じ。 ちなみにガルディスや賞金を懸けた社長など人類の多くは白人系だが、彼にやられるハンターの一人にはなぜかアル語尾の中国人っぽい奴がいたりする。 前述の「個性付けされた色んなハンター」のテンプレの一面だろう。 ◇ハンター・キャッツ(あろひろし) 毒手格闘家、伝説級スリ師の弟子、両腕サイバネサディストハッカーというヘン……もとい個性的な女三人を主人公にした賞金稼ぎモノ。 本作では日本の警察組織が大幅削減されたため、半民営化された自治組織などが治安を維持する役に就いている。 このせいで治安が悪化し、武装民間人による賞金首狩りが普遍化している。 要するにお上の手が回らない大西部とか、広すぎ問題を抱える現代アメリカのノリを架空の近未来日本に持ち込んだような感じの世界観。 連載当時日本にちょっとニンジャスレイヤー的エッセンスを加えたくらいの技術レベル世界でもある。 名前はちょっと似ているが、コメント欄に挙がっているガンスミスキャッツは当時の本家本元アメリカの実在賞金稼ぎをベースにしている。 「壊し屋ラリー」など二つ名があったりテンプレ踏襲な面はあるが、こっちは大分リアル寄りである。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 冴羽さんの名前の字違くね? -- 名無しさん (2014-01-27 11:13:15) - ポケモントレーナーwww -- 名無しさん (2014-01-27 11:37:35) - タグの初っ端から753とか吹いたわw -- 名無しさん (2014-01-27 12:21:46) - いや確かにトレーナーは間違っちゃいないけどさwww -- 名無しさん (2014-01-27 13:19:05) - 園児からただって -- 名無しさん (2014-01-27 13:22:14) - ↑ミス。相手園児でも金巻き上げるもんなトレーナー -- 名無しさん (2014-01-27 13:23:23) - ↑自分も負けたら巻き上げられるけどな! -- 名無しさん (2014-01-27 13:24:44) - たしか、仮面ライダーカブトの神代剣やオーズの伊達明もそうだな。後者は終盤で辞めたけど。 -- 名無しさん (2014-02-12 20:24:42) - キャラによっては殺し屋とどう違うんだってキャラもいるよな。 -- 名無しさん (2014-06-07 17:01:06) - バウンティーハンター・グフを見て知った単語 -- 名無しさん (2014-06-07 17:21:52) - 北斗の拳のアインも範疇に入るな。しかも、腕っぷしひとつで賞金首たちをうちとったんだからすげえ。 -- 名無しさん (2014-06-27 13:49:57) - ↑↑ガンダムにいそうでいないなと思ってたが、SDの方にいたのか。 -- 名無しさん (2014-10-04 00:05:15) - GGシリーズのソルも追加で。あの世界って意外と治安悪いのかねぇ・・・。 -- 名無しさん (2014-10-04 05:11:17) - 俺の名はマークハンター。 -- 名無しさん (2015-02-14 22:19:03) - アークザラッドのエルクとシュウはこれに入るんかね? -- 名無しさん (2015-02-14 22:31:12) - ソードェ… -- 名無しさん (2015-02-14 22:54:36) - 「超次元ゲイムネプテューヌ ~めがみつうしん~」のアイエフちゃんもバウンティーハンターとして紹介されてたな。他作品だとプラネテューヌの諜報部員(公安職の一種?)になってるけど。 -- 名無しさん (2015-02-15 00:15:05) - ガンスミスキャッツが思い出深い -- 名無しさん (2015-02-15 01:24:22) - 揉め事処理屋って例にあるけど主な~からははぶられる真九郎くん、まあマイナーなんだけどね -- 名無しさん (2015-02-15 01:28:27) - ↑7 BBシリーズも咎追いって賞金稼ぎいるな。ラグナも炉銀が尽きたら似たような事やってたらしいが(なお本人は史上最高額の賞金首の模様) -- 名無しさん (2015-12-25 14:38:10) - 日本に賞金稼ぎがいないのがちょいさびしいな。 -- 名無しさん (2016-05-23 13:05:25) - ↑賞金稼ぎが商売として成立する国ってのもイヤだけどな -- 名無しさん (2016-05-26 12:58:04) - ↑指名手配犯を生死問わず捕まえて、それで賞金がもらえる職業とか。確か、同人のガープスのサプリで、そんなのがあったなぁ -- 名無しさん (2016-05-26 13:18:17) - ↑2 項目中だとハンター・キャッツはまさにそのイヤ日本を描いているね -- 名無しさん (2016-07-20 15:56:51) - ↑4 懸賞や炎のチャレンジャー的なものに挑戦しまくって「賞金」と呼ばれるものだけで生計立ててる自称賞金稼ぎってネタなら見た -- 名無しさん (2016-07-20 16:29:18) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/05/20(金) 22:07:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- この項目では、漫画やアニメでよく使用される設定である、 賞金稼ぎ(バウンティハンター) について説明する。 【使われ方】 主にファンタジー系やバトル系の作品に登場し、凄腕の賞金稼ぎなら通り名や二つ名を持っていたりするのがベタ。 個人〜コンビとして名が売れているパターンも多いが、チームや大集団になることもたまにある。 【類義語】 作品によっては、作中に一度も賞金稼ぎやバウンティハンターと紹介されていないが、やってる事が賞金稼ぎと大して変わらない設定がある。 便利屋 〇〇ハンター 渡り鳥 揉め事処理屋 スイーパー などの設定はこれに該当するパターンが多い。 これらの設定を持つキャラは、脅威からの護衛・敵の撃破など「武装や戦闘力を要する、金額設定のある仕事で報酬を得る民間人」な点が賞金稼ぎと同じである。 とは言え賞金稼ぎは原義的には「規定の報酬が設定され、複数人の攻撃対象になる存在」が必要であるため、これは広義に解釈した場合。狭義では上記の職とはかなり違う面もある。 【使用例】 例えば主人公がバウンティハンターの場合、 賞金で生計を立てているため自ら進んで行動するか、怠け者であっても誰かが依頼を寄越す。 主人公の視点で比較的容易にストーリーを展開出来る。 また仕事仲間の賞金稼ぎから「仕事を手伝ってほしい」とか、 仲介人や依頼主を通して「依頼」という形で賞金のかけられた仕事が来るパターンもある。 主人公などが冤罪を受けたり”その国や世界では犯罪になる”行為をしたキャラクターで、それを追う敵として出ることもある。 (後述の作品ではワンピースにはよくある。天竜人殴ってもこうなるし、ロビンの初期の理由もリアル感覚での犯罪イメージと遠め) 行動の目的も異なる。 長編の場合は何かしら目標や追うべき敵がいるし、一話完結式の作品の場合はそういったモノはない。 前者の場合は旅をしているパターンが多い。 足として陸上戦艦や飛行船等を持ち合わせていたりする。そして大抵仲間持ち。 その他、先に書いたように通り名や二つ名で彩られていたりもする。賞金首側にもこれは多い。 【使用する武器、能力】 最も使用頻度が多いのが銃。 二丁拳銃、ライフル、バズーカ等様々。 これは西部劇の影響を受けていると思われる。 次に剣。これまた大剣やら刀やら様々。 中には某スタイリッシュみたいに銃と剣を併用してくる変態がいる。 また近年では魔法や超能力の類を用いるパターンもある。 そして通り名、二つ名はこれらの武器や能力、もしくは外見に由来する場合がほとんど。   【現代の賞金稼ぎ】 アメリカでは政府公認のバウンティハンターが今もいる。 ベイルボンズという保釈金立替屋から借りた金を払わずトンズラしたアホ共や、 広域指名手配された犯罪者を生かしたまま引っ捕まえる者達である。 州を跨いだ奴でも捕まえる為、犯罪者からはポリ公の犬と嫌われている存在だ。 昔は賞金首を巡ってハンター同士が殺し合ったケースがある。 日本人でありながらバウンティハンターをやっている(自決用に手榴弾を常備した)酔狂な男もいたりする。 【賞金稼ぎキャラ&類義キャラの一例】 代表的でないものも解説のために含む。 ◇[[スパイク・スピーゲル]] カウボーイビバップの主人公。劇中で「カウボーイ」と呼ばれる賞金首狩りへのニュース番組等もあり、狭義での本職と言える。 賞金首を殺すと賞金がなくなるため、決して賞金首を殺さない。ただし徹底的にボコる。 ◇[[ダンテ(DMC)]] 二丁拳銃と魔剣を使いこなすデビルハンター。 アニメ版では「依頼を受けて報酬を受け取る」という形で活躍。 ◇ヴァージニア・マックスウェル 渡り鳥。ヒラヒラのロングスカートで三つ編みで二丁拳銃という萌え要素を兼備したワイルドアームズ3の主人公。 [[ワイルドアームズシリーズ]]は「渡り鳥」と呼ばれる賞金稼ぎが多い ◇[[名護啓介]] 妖怪ぼたんむしり。 項目参照 ◇[[リカリッタ・アリエス]] [[サクラ大戦]]のロリ。 項目参照 ◇冴羽リョウ(獣編の僚、うしおととらのヒョウさんのように一般表記不能) 皆さんご存知CITY HUNTERのモッコリ変態スイーパー。 その気になったら東京を壊滅させられる大の女好き。 とはいえ純然たる賞金稼ぎと違い「ヤクザ等の脅威から依頼人(の家族等指定対象)を護衛する」という仕事や、 「非賞金首(そもそも日本では犯罪者に対する懸賞金制度が強くはないが)の悪人を依頼されて殺害」といった仕事が殆ど。 特に後者は民間人が指名手配されてもいない、民間人の悪人を殺すよう依頼する者がとても多い。 要するに[[必殺シリーズ]]のような「公的に裁けぬ悪を撃つ殺し屋」の仕事がメイン。ゆえに「掃除屋(スイーパー)」なのである。 「個人や団体が特定人物に特定の行為を依頼する」という、いわば「閉じた」世界の仕事という点で賞金稼ぎとは見做されない[[ゴルゴ13]]あたりと本質はかなり近い。 そういった意味では何度もアニメ化されるなどして知名度はあるが、むしろ賞金稼ぎと逆な部分も強い。含むとすればかなり広義の分類だろう。 ◇[[美神 令子]] こちらも同じく広義の部類。冴羽と違う点は、劇中において移動範囲が圧倒的に広く(シティどころか雪原だろうが海だろうが仕事はある) 賞金の掛けられた悪魔などの撃破も実際に行っているため、主体ではないが賞金稼ぎという側面はある。 ただしやはり自発的に悪霊狩りをする理由は賞金と余り関係がない。ユニコーンの角の末端価格に惹かれてヒャッハーするような人なので、素質は十二分にあるが。 ◇ジャンゴ・フェット スターウォーズに登場する作品中屈指のバウンティハンターでクローン兵士達のオリジナルとなった。 その実力は折り紙つきで敵のジェダイ騎士をブラスター三発で倒すほど。 ◇[[ボバ・フェット]] 上記のジャンゴ・フェットの息子でこちらも腕利きのバウンティハンター。 詳しくは項目参照。 ◇[[ハーケン・ブロウニング]] ツァイト・クロコディールの二代目艦長にして、世界を創り替えた男。 チャラコフスキーな勘違いキザ生物。   ◇[[トレイン=ハートネット]] 掃除屋。元伝説の抹殺者で、人間離れした銃技を使う。 賞金より自分の気持ちを優先させる自由人。 ◇ポケモンシリーズの主人公達 挑まれた勝負は必ず受け、相手がどんなヤツでも賞金を巻き上げる。 ただこれは合法的な戦いで受け取る、相手の懐具合に対応したものが殆ど。(たんパンこぞうとジェントルマンでは2桁は違う) また逆にロケット団などの悪人の逮捕とも基本関係ない。賞金と言っても互いの戦闘に対する褒章というのが近い。 ◇[[桃太郎]] お爺さんとお婆さんから依頼(?)を受け、鬼を駆逐した後に金品を持ち帰った。 とはいえやっぱりトレジャーハンターとかじゃね?感は否めない。鬼のせいで都から奪われた金品だし・・・ 一番近いのはD&Dやソード・ワールドなど[[TRPG>TRPG(テーブルトークアールピージー)]]における冒険者のハック&スラッシュであろう。 この手の作品では「モンスターの巣にある奪われた品や遺品は、返却要求がない場合撃破した冒険者の財産となる」というのが基本。 作中で法的にそう規定されている場合もあるので「フェンサーのピーチ・ジョンがビーストテイマー用アイテムを使い、仲間にした動物NPCとオーガ強盗団のアジトに突入」くらいのもの。 まあ冒険者もたまに賞金かかってるネームドモンスターを殺す事もあるが。 ただ劇中でモンスター撃破賞金を得るのを生業にしている、という設定がなければほとんどは広義、兼業レベルの存在である。 ◇勇者(おとぎ話からRPGまで) [[王族の血筋>主人公(DQⅤ)]]など貴種流離譚系の主人公が存在しない、自由参加型作品に限ればぶっちゃけ昔話ではこっちの方が近い。 「魔王を倒した者には褒美をとらせる」みたいなことを言い出す王様=依頼人 魔王=ターゲット まさに勇者先輩鉄砲玉説の裏付けである。 自由参加だけに、前述のような「選ばれし○○」的な存在ではない個性的な奴の参戦もよくある話。 [[クッソ汚いスネ毛オヤジ>キタキタおやじ]]とかを仲間に魔王を倒しに行・・・ったと思ったら アニメではラスダン手前帰宅とかやらかす[[個性派の鑑>魔法陣グルグル]]すら存在する。 賞金稼ぎは冒頭で述べたように、基本は武装民間人である。この点も「自称勇者が公募されてる魔王退治の褒美を狙う」というムーヴの賞金稼ぎ感に拍車をかける。 ◇[[ロロノア・ゾロ]] 麦わら海賊団加入以前は、主に海賊に対する賞金稼ぎとして東の海に名を馳せていた。彼も麦わらの一味になる前は専業者で間違いない。 どれだけの[[賞金首>懸賞金(ONE PIECE)]]を倒していたのかは明かされていないが、 その腕前から「海賊狩りのゾロ」と呼ばれ、自身が賞金首になった際にも、手配書にはその二つ名が付けられている。 ◇[[キャプテン・ファルコン]] F-ZEROグランプリの常連の凄腕パイロットだが、F-ZERO開催時期では無い時はバウンティハンターとして活動している。 そのためか同業者のサムライゴローや悪の帝王ブラックシャドーからは敵視されている。 初代F-ZEROでの取り扱い説明書内にある漫画にはファルコンが賞金首を倒している場面が描写されている。 ◇マブチ・キョーマ [[Dimension W>Dimension W(漫画)]] 世界中に供給され、法的規定もあるエネルギー供給装置「コイル」の違法な品を回収する「回収屋」である。 あくまで対象はコイルという装置であり、人間は狩らない。またコイル一つに対する報酬の規定金額はあるのだろうが、額面は明示されない。 所持対象の強さにより賞金額が変わったりもしない。 こうしてみると賞金稼ぎっぽくないが、「公開された攻撃対象を狩る者」という意味ではかなり狭義の賞金稼ぎに近い。 他の回収屋にしても “セントラル3の壊し屋”ユーリー・アントノフ、全米No1の回収屋・“ヒーロー”ジェイソン・クライスラー 全米No2の回収屋・“ヒットマン”K・K、“メキシコの狂気”スコーピオンキャッツ・キャシディ ……どっからどう見ても「二つ名持ちのハンター」のテンプレまんまであり、こういう連中が狩る対象を巡って殴り合うのも賞金稼ぎもののテンプレの一種。 前述の通りゴルゴや冴羽などは依頼が基本的に”閉じた系”であるから、エピソードごとの強敵(排除対象そのものや護衛)はいても「同じ獲物を狙う」こういった手合いが出現しにくい。 その意味では近年の作品に見られる類義的な描写の一例はこちらである。 ◇ガルディス(グリーン・ブラッド) [[集団的異能>異能集団]]のテンプレネタもやっていた柴田昌弘のSF漫画、そのワンエピソードのキャラクター。 本作の主人公たちはグリーン・ブラッド(GB)と呼ばれる人間に近い人工生物で、鉱山奴隷として使われていた。 毒性の血を持つことを知らなかったために鉱山支配者の娘が死んだり、メンバーの女子を犯そうとした奴を殺害(人間ならせいぜい過剰防衛の範囲)したりと、 人間の読者視点では「恨まれるのは分かるが我欲のみの犯罪者とは明らかに違う」存在として描写されている。 人格的にもごくまともなので、普通に人助けなんかもする。 前述の扱いもあり脱走した彼らを「殺す」為の専門職、劇中ではGBは人権なぞない「モノ」なので不良品を処理する「始末屋」が存在する。 その一人であるガルディスは、重傷のところをGBである主人公らに助けられる。そして恩返しとして他のハンターを倒しながら死を迎える。 「脇役」で「主人公の敵」で「味方」となり死んで行った賞金稼ぎ。ゾロあたりの先例に近い感じ。 ちなみにガルディスや賞金を懸けた社長など人類の多くは白人系だが、彼にやられるハンターの一人にはなぜかアル語尾の中国人っぽい奴がいたりする。 前述の「個性付けされた色んなハンター」のテンプレの一面だろう。 ◇ハンター・キャッツ(あろひろし) 毒手格闘家、伝説級スリ師の弟子、両腕サイバネサディストハッカーというヘン……もとい個性的な女三人を主人公にした賞金稼ぎモノ。 本作では日本の警察組織が大幅削減されたため、半民営化された自治組織などが治安を維持する役に就いている。 このせいで治安が悪化し、武装民間人による賞金首狩りが普遍化している。 要するにお上の手が回らない大西部とか、広すぎ問題を抱える現代アメリカのノリを架空の近未来日本に持ち込んだような感じの世界観。 連載当時日本にちょっとニンジャスレイヤー的エッセンスを加えたくらいの技術レベル世界でもある。 名前はちょっと似ているが、コメント欄に挙がっているガンスミスキャッツは当時の本家本元アメリカの実在賞金稼ぎをベースにしている。 「壊し屋ラリー」など二つ名があったりテンプレ踏襲な面はあるが、こっちは大分リアル寄りである。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 冴羽さんの名前の字違くね? -- 名無しさん (2014-01-27 11:13:15) - ポケモントレーナーwww -- 名無しさん (2014-01-27 11:37:35) - タグの初っ端から753とか吹いたわw -- 名無しさん (2014-01-27 12:21:46) - いや確かにトレーナーは間違っちゃいないけどさwww -- 名無しさん (2014-01-27 13:19:05) - 園児からただって -- 名無しさん (2014-01-27 13:22:14) - ↑ミス。相手園児でも金巻き上げるもんなトレーナー -- 名無しさん (2014-01-27 13:23:23) - ↑自分も負けたら巻き上げられるけどな! -- 名無しさん (2014-01-27 13:24:44) - たしか、仮面ライダーカブトの神代剣やオーズの伊達明もそうだな。後者は終盤で辞めたけど。 -- 名無しさん (2014-02-12 20:24:42) - キャラによっては殺し屋とどう違うんだってキャラもいるよな。 -- 名無しさん (2014-06-07 17:01:06) - バウンティーハンター・グフを見て知った単語 -- 名無しさん (2014-06-07 17:21:52) - 北斗の拳のアインも範疇に入るな。しかも、腕っぷしひとつで賞金首たちをうちとったんだからすげえ。 -- 名無しさん (2014-06-27 13:49:57) - ↑↑ガンダムにいそうでいないなと思ってたが、SDの方にいたのか。 -- 名無しさん (2014-10-04 00:05:15) - GGシリーズのソルも追加で。あの世界って意外と治安悪いのかねぇ・・・。 -- 名無しさん (2014-10-04 05:11:17) - 俺の名はマークハンター。 -- 名無しさん (2015-02-14 22:19:03) - アークザラッドのエルクとシュウはこれに入るんかね? -- 名無しさん (2015-02-14 22:31:12) - ソードェ… -- 名無しさん (2015-02-14 22:54:36) - 「超次元ゲイムネプテューヌ ~めがみつうしん~」のアイエフちゃんもバウンティーハンターとして紹介されてたな。他作品だとプラネテューヌの諜報部員(公安職の一種?)になってるけど。 -- 名無しさん (2015-02-15 00:15:05) - ガンスミスキャッツが思い出深い -- 名無しさん (2015-02-15 01:24:22) - 揉め事処理屋って例にあるけど主な~からははぶられる真九郎くん、まあマイナーなんだけどね -- 名無しさん (2015-02-15 01:28:27) - ↑7 BBシリーズも咎追いって賞金稼ぎいるな。ラグナも炉銀が尽きたら似たような事やってたらしいが(なお本人は史上最高額の賞金首の模様) -- 名無しさん (2015-12-25 14:38:10) - 日本に賞金稼ぎがいないのがちょいさびしいな。 -- 名無しさん (2016-05-23 13:05:25) - ↑賞金稼ぎが商売として成立する国ってのもイヤだけどな -- 名無しさん (2016-05-26 12:58:04) - ↑指名手配犯を生死問わず捕まえて、それで賞金がもらえる職業とか。確か、同人のガープスのサプリで、そんなのがあったなぁ -- 名無しさん (2016-05-26 13:18:17) - ↑2 項目中だとハンター・キャッツはまさにそのイヤ日本を描いているね -- 名無しさん (2016-07-20 15:56:51) - ↑4 懸賞や炎のチャレンジャー的なものに挑戦しまくって「賞金」と呼ばれるものだけで生計立ててる自称賞金稼ぎってネタなら見た -- 名無しさん (2016-07-20 16:29:18) - サムス、タグにあるのに一例に載ってない謎 -- 名無しさん (2016-07-20 16:37:58) #comment #areaedit(end) }

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