ポーキー・ミンチ

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&font(#6495ED){登録日}:2011/04/03 Sun 18:59:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &color(brown){&bold(){&sizex(7){「おしりペンペーン!」}}} &color(brown){&bold(){&sizex(7){「アッカンベロベロベー!!」}}} } 任天堂のゲームソフト「[[MOTHER2 ギーグの逆襲]]」「[[MOTHER3]]」及び「[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]」に登場する人物。 *★MOTHER2でのポーキー [[オネット>オネット(MOTHER2)]]郊外に住んでいる金髪デブッチョの少年。[[ネス>主人公(MOTHER2)]]の家のお隣さん。 家族には弟のピッキー・ミンチ、父親のアンブラミ・ミンチ、母親のラードナ・ミンチがいる。 **◆オネット編 最初はネスを自分のワガママに付き合わせようとする悪ガキで、序盤で一時的に仲間になっても「敵の味方になろうとする」「ネスに文句を言う」「ネスを盾にする」などして全く戦ってくれないヘタレで身勝手な性格だった。 だがそれでも、冒険開始当初はネスに「ボロのバット」の装備を教えたりとまだ「友達」としての体裁は保っていた。 隕石落下現場ではぐれた弟のピッキーと合流した後は、帰ってきていたアンブラミによっておしおきを食らい、そのままフェードアウト。 ブンブーンからの「お告げ」を聞いた時は&color(brown){「自分も4人の中に含まれてるのかな?」}と、これ以降の冒険の頼もしい味方になりうるフラグを立てていたのだが… …しかし、そんなプレイヤーの期待とは裏腹に、&bold(){物語が進むにつれて、彼はどんどん悪の道に進んでしまう。} ★以下、2におけるネタバレ **◆[[ツーソン>ツーソン(MOTHER2)]]編 &bold(){なんと、ハッピーハッピー教の教祖・カーペインターに取り入っていた。} どうやって知り合ったのか不明だが、&color(brown){「ハッピーハッピー教の偉い人にしてもらう」}つもりだったらしい。 ポーラと初遭遇後、らんぼうなしんじゃ&s(){あとついでににくいカラス}をけしかけてネスを襲わせてくる。 カーペインター撃破後は洗脳が解け、再び友達に…なるはずもなく、捨て台詞を残してどこかに去っていった。 …実はこいつは、「マニマニの悪魔」に惑わされてなどおらず、この時点で自分の意思で悪事を働いていたのだった。 そして[[スリーク>スリーク(MOTHER2)]]以降ではしばらく姿を見せなかったが… **◆[[フォーサイド>フォーサイド(MOTHER2)]]編 &bold(){なんと今度は、悪徳不動産王モノモッチ・モノトリーに取り入っていた。} なんでも、モノトリーのコンサルタントとして会社重役となったそうで、ボディーガード付きの身分となり、若くして莫大な財産を築いていた。 ついでにこの時、父のアンブラミも息子のおこぼれに預かって幹部になっていた。((ネスの父親の借金が帳消しになっていたのかは不明。)) あと、母ラードナーとは、(彼女が新しい恋人を見つけてるのを知ってか知らずか)ほぼ絶縁状態になっていたようだ。 「マニマニの悪魔」に洗脳されていても、モノトリーは小心な心は変わっていなかった事を考えると、劇中で彼がしたとされる悪事((ビルの元々の所有者であるエンリッチ氏をホームレスにまで失脚させる、ある市民の土地も家も騙し取る、トンチキさんを暗殺する等))のほとんどは、ポーキーが唆したものだったのかもしれない。 [[ムーンサイド>ムーンサイド(MOTHER2)]]にて「マニマニの悪魔」を破壊してモノトリーが正気に戻った後は、&color(brown){「お人好しに戻っちまったじいさんに用はない」}と彼のプライベートヘリを強奪。 またまた捨て台詞を吐いて飛び去っていった。 &s(){ついでに、父アンブラミは見捨てられた。EDではひとりボルヘスの酒場で飲んだくれている。} **◆[[サマーズ>サマーズ(MOTHER2)]]編 [[ウィンターズ>ウィンターズ(MOTHER2)]]でスカイウォーカーの改造に手間取っていた&s(){あとついでに巨大キノコに手こずっていた}ネスよりも一足先にサマーズに到着しており、博物館のガードマンに大金を払い、ヒエログリフを写真に撮っていった。 あとついでに、相変わらずホテルのドアマンに気前よくチップを弾んでいたらしい。 **◆[[スカラビ>スカラビ(MOTHER2)]]編 . ◆ポーキーがいた なごりがある・・・ **◆[[魔境>魔境(MOTHER2)]]編 毒の沼を進んでると、途中墜落したヘリの残骸が見つかる。 ジェフが修理しようとするも、エンジンが無くなってる事に気付き、前言撤回。 ポーキーとエンジンは一体何処に…!? &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ファンの間では、「この時既にギーグの手下になり、人間ではなくなってしまっていたのでは」との声も。}} **◆[[地底大陸>地底大陸(MOTHER2)]]編 ある一人の[[グミ族>グミぞく(MOTHER2)]]が、ポーキーに「心が張り裂けそうな事」を言われたらしく、傷心の心を癒すべく温泉に入り浸っている。 ルミネホールへ通じる穴は(この時はまだ)岩に塞がれて空いてなかったはずなのに、どうやって地底大陸に来たんだろう…? そしてこれを最後に、&bold(){ポーキーの足取りはぷっつりと途絶える。} 地底大陸のどこを探しても見つからない。 彼は一体何処へ…! ★以下、終盤のネタバレ 物語終盤、[[どせいさん]]の開発した「スペーストンネル(1号機)」を盗み、[[ギーグ>ギーグ(MOTHERシリーズ)]]の待つ「[[過去の最低国>最低国/過去の最低国(MOTHER2)]]」へひとり向かっていたことが判明。 そして最終決戦にて、&bold(){ギーグと共に「じゅうそうびポーキー」としてネスに襲いかかる。} この時生身で時空を超えた影響かポーキーの顔色は灰色がかっている上にニヤケた表情をしているので、かなり不気味。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){そして&bold(){スペーストンネルは、時空を超えて生命体をワープさせることが出来ない。}つまりこの時点で彼は既に…!!}} なお、&bold(){ポーキーの介入はギーグの予言マシン『知恵のリンゴ』にも記されてはいなかった。} バトルでは味方全体のOFとDFを下げる「とてもくさいガス」、強力な単体攻撃「突進」等を繰り出してくる。 ギーグの強力な全体攻撃も重なりかなり厄介。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ただし、「パラライシス」が弱点なので、シビれさせてしまえばただの小うるさいデブになる。}} 最後の戦いが終わると捨て台詞を残しどこかに消える。 エンディングでネスに彼からの手紙が届くが…… #center(){ &color(brown){&bold(){&sizex(7){「ここまでおいで。おしりペンペーン!」}}} } ……これが「MOTHER3」に続く伏線となる。 *★MOTHER3でのポーキー 「MOTHER2」終盤で別の次元へ逃げ出した後の彼が登場。 [[どの世界にも>アサキム・ドーウィン]][[受け入れられないまま>門矢士]][[幾多の時空を>亀田光夫]][[渡り歩いた>鳴滝(仮面ライダーディケイド)]]果てにノーウェア島に流れ着いた彼はキングPと名乗り、ノーウェア島上空に空中都市「ニューポークシティ」を築き上げ、そこの王として君臨している。 動物を肉体改造&font(#ff0000){(頭は鶏、体は蛇など)}しモンスターにしてしまう、別の時代から人を連れてきて軍隊(ブタマスクと命名)を結成する、&font(#ff0000){島民を洗脳}する、間接的にとは言え&bold(){クラウスを死に追いやる}等の悪事を行う。 度重なる時空移動の中で肉体は呼吸すらままならないほどに老化したが(ポーキー曰く「1000歳かもしれないし10000歳かもしれない」)、精神は2の時とあまり変化していない。 #center(){&font(#ff0000){むしろ退行した}} つまり「見た目は老人、頭脳は子供」。[[どこかの探偵少年>江戸川コナン]]と逆である。 ノーウェア島を自身の玩具箱のように考え、挙げ句にはクラウスを操り(クラウスもロボットに改造された)ドラゴンの力で島そのものを消滅させようと試みる。 このような事をする理由は、無限に近い時間を生きる上での&font(#0000ff){退屈しのぎ程度}でしかない。 拠点である「エンパイアポーキービル」には&font(#f09199){ハーレムフロア}なるものがある。なんてうらや(ry また同ビルには&font(#008000){よいひとおんせん}なる&font(#008000){緑色の液体が入ったカプセル}が並ぶフロアがあり、中に入るとポーキーの事が大好きになるよう洗脳される。 意識が残っている生き物もおり、かなり不気味。 &font(#ffdc00){ポーキーさまのゲームフロア}ではメカポーキーとミニゲーム対決をするが、司会者に&bold(){接待}ゲームをしろと命じられ、&bold(){全ての勝負にギリギリで負けなくてはいけない。} 最終章では[[リュカ>リュカ(MOTHER3)]]達の前に生命維持装置を兼ねたベッド型移動メカに乗って自ら立ち塞がる。 攻撃手段は「正体不明な攻撃」「痺れさせる」「HPドレイン攻撃」「爆弾?」等。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は「PKグラウンド」が弱点。}} バトルの最後、自身の乗っているマシンのエネルギーが切れたため「絶対安全カプセル」に入るが、これは&font(#ff0000){&bold(){一度入ると二度と外に出れなくなる}}物であったため、この時点で無力化されてしまう。 そして彼は、&bold(){永遠に終わらない時間をカプセルの中で過ごす事になったのだった。} エンディングでは彼の入ったカプセルは&font(#ff0000){「嬉しそうに揺れている」}と表記されていた。 その真意がどこにあるかは、彼のみぞ知るというところだろう。 *★スマブラXでのポーキー 亜空軍の一員として登場する。 容姿は3の物であり、3のマシンに乗っている。 動物園にて[[キングの像>キングのぞう]]に扮してリュカに襲いかかる。 この時、一緒に現れた亜空軍の下級兵士も構わずに踏み潰していく。実にポーキーらしいが、特にタブーに忠誠を誓っているわけではない可能性がある。 リュカのピンチにネスが駆けつけるや正体を現し、ボス戦が始まる。 攻撃方法はビーム、突進、乱れ突き、ジャンプからの踏み潰し、ポーキーロボ(MOTHER3のポーキー01~10だと思われる)を発射し自爆させる等バラエティーに富んでいる。 また歩いているだけでも攻撃判定がある。 以下、重要なネタバレ? #center(){ &color(brown){&bold(){ネス、おまえはいいよな…。}} &color(brown){&bold(){なんかおまえのことがうらやましいよ。}} &color(brown){&bold(){……。}} &color(brown){&bold(){おれなんかダメさ。}} &color(brown){&bold(){だけど、ネス…}} &color(brown){&bold(){ま、いいよ。}} &color(brown){&bold(){いつまでもなかよくやっていこうぜ、な。}} ※[[マジカント>マジカント(MOTHER2)]]に於けるポーキーの台詞 } *【ポーキーの本心(?)】 &bold(){2でポーキーがネスに敵対するのは、主に彼への嫉妬や憧れ等が原因である。} 作中での描写を見る限りポーキーの家族(弟を除く)は裕福な反面とんでもないDQNであるが、ネスの親は全く正反対の人格者であり、冒険のための資金を提供する、冒険の途中でホームシックにかかった時は励ます等ネスに優しく接している。 また、人気者であるネスに対しポーキーは友達がネス以外にいない。 そんな彼にとって唯一無二の&font(#ff0000){自分を気にかけてくれる存在}であるネスには、友達でいたいという思いと同時に、コンプレックスのようなものも抱いていたのだろう。 ネスもそんなポーキーの心情をある程度理解していたと思われる。 ヘリコプター墜落の現場を目撃した時の反応等から、ネスの仲間達もポーキーの育った家庭環境やその行動原理をネスから聞いていたか、察していた節も十分ある。 事実、3ではネスの物と思われる「ともだちのヨーヨー」を大事に保管したり、映画館でネスの映画を流す等、ある程度ネスに好意的だった事が伺える描写がある。 またニューポークのレストランでは彼の母・ラードナーそっくりなロボットに「好きな物を好きなだけ食べて良い」「好き嫌いはしても良い」等と言わせている。 これは母親に甘えたい、愛されたい心の現れとも取れなくもない。 しかし結局彼は誰にも甘える事が出来ず、嫉妬や憧憬、自己嫌悪等によって彼の欲望は肥大化し歪んでしまった。 その結果あのような姿になってしまった彼は、MOTHERにおける、ギーグの侵略による最大の被害者かもしれない……。 **◆ノベライズ版 ノベライズ版では、ネスとポーキーの関係がやや異なっている。 ポーキーはネスより2歳年上で、自分より幼いネスの前では強気な兄貴分として振る舞い、二人は兄弟のように仲良くしていた。 だが肥満児で学力も低いポーキーは実は同級生達からいじめられており、その現場を偶然目撃してしまったネスと弟分のネスに情けない姿を見られてしまったポーキーはお互いに大きなショックを受ける。 ネスは自分を拒絶するような表情をするポーキーと多数の上級生相手にどうしていいか分からず見て見ぬふりをして逃げてしまう。この出来事以降二人の仲はギクシャクしたものになり、ポーキーの人格を歪める一因ともなった。 ネスはこのことを悔やみ続けており、地球を救う旅に出た後も旅先で非行に走るポーキーを止めようと必死になっている。 このように何気にこのノベライズ版はMOTHER3よりも先にポーキーとネスの関係性を掘り下げている。 最終決戦でポーキーはギーグと同調し、巨大で醜悪な肉塊と化してネス達に襲い掛かる。 が、ギーグの消滅に伴い、世界が新しく作り直された後、ポーキーはネスの良き兄として転生した。 後に発売されるMOTHER3には繋がらない結末となっており、3の末路よりは幸福と言えるかもしれないが、元のポーキーの人格は消滅したともとれる為、賛否は分かれる。 もし、ゲーム中でもどこかにネスとポーキーが話し合う機会があれば、彼もまた[[アップルキッド]]やどせいさん達とは違う形でネスの冒険の手助けをしていたかもしれない。 ◆コミック版 小学館の学年誌のコミカライズではネスの頼れる仲間として登場。 しかしその途中ではぐれてしまい、ネスが「ポーキーは実家に帰ったのだろうか?」と心配するところで出番が終わっている。 そのためギーグに協力しているということもなく嫌味なところもないが、その分目立つこともなくなった。 ◆(ポーキーがいた なごりがある…) ポーキーミンチ…悪いやつだかどこか悲しい感じがあるキャラ ともだちのヨーヨーを大切にしていたり、レストランのロボットの見た目を自分の母親に似せていたり、自分の像を立てているのをみると両親に充分愛情を育ててもらえなくて、周りの人にも嫌われていて、自分のことを唯一友人と思ってもらっているネスをとても大切にしたいと思うと同時に家族に恵まれていることをとても羨ましく思っていた事や、人に尊敬されたかったことが分かる…。ブタマスクたちや、ニューポークシティーの人々にも尊敬されていたが、もう人を信じたり優しくすることができなくなっていた…そう考えるとハッピーハッピー教の幹部としていた時にネスにちゃんと謝ることができたなら、きっとポーキーの人生は変わったんだろうね。でも両親が毒親だからmother3のようには、ならなくてもきっとポーキーはヤンチャな嫌われ者のままだったかもしれませんね。ぜったいあんぜんカプセル(かんおけ)に閉じ込められてポーキーは、何を思うのだろうか…。 ※ポーキーは、エンパイヤーポーキー・ビルの地下にある最後の針、ロクリア(ヨクバ)の針が抜かれた後も生き続けています。 ああ、偉大なブタ王ポーキーよ、永遠に!!by ブタマスク一同 #openclose(show=実は、『MOTHER3』の没データ上にはもう一つの可能性が残っていた。){ 「絶対安全カプセル」に入ることなく、生命維持装置のシールドを展開。 ふわっと一時的に浮かび、そのまま逃げるかと思いきやエネルギーが切れた事によるものなのか墜落。 その衝撃で生命維持装置が壊れシールドも割れ、ポーキーがプルプルと手を伸ばすも&bold(){息絶えて死亡する}というもの。 本作では没データがかなり多いが、その中でも一際異彩を放っており、当初はポーキーを殺す予定だったものと考えられる。 ……もっとも、永久にカプセルに閉じ込められるのとどちらが不幸なのかは定かではない。 } 追記修正は絶対安全カプセルの中からお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,84) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/04/03 Sun 18:59:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &color(brown){&bold(){&sizex(7){「おしりペンペーン!」}}} &color(brown){&bold(){&sizex(7){「アッカンベロベロベー!!」}}} } 任天堂のゲームソフト「[[MOTHER2 ギーグの逆襲]]」「[[MOTHER3]]」及び「[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]」に登場する人物。 *★MOTHER2でのポーキー [[オネット>オネット(MOTHER2)]]郊外に住んでいる金髪デブッチョの少年。[[ネス>主人公(MOTHER2)]]の家のお隣さん。 家族には弟のピッキー・ミンチ、父親のアンブラミ・ミンチ、母親のラードナ・ミンチがいる。 **◆オネット編 最初はネスを自分のワガママに付き合わせようとする悪ガキで、序盤で一時的に仲間になっても「敵の味方になろうとする」「ネスに文句を言う」「ネスを盾にする」などして全く戦ってくれないヘタレで身勝手な性格だった。 だがそれでも、冒険開始当初はネスに「ボロのバット」の装備を教えたりとまだ「友達」としての体裁は保っていた。 隕石落下現場ではぐれた弟のピッキーと合流した後は、帰ってきていたアンブラミによっておしおきを食らい、そのままフェードアウト。 ブンブーンからの「お告げ」を聞いた時は&color(brown){「自分も4人の中に含まれてるのかな?」}と、これ以降の冒険の頼もしい味方になりうるフラグを立てていたのだが… …しかし、そんなプレイヤーの期待とは裏腹に、&bold(){物語が進むにつれて、彼はどんどん悪の道に進んでしまう。} ★以下、2におけるネタバレ **◆[[ツーソン>ツーソン(MOTHER2)]]編 &bold(){なんと、ハッピーハッピー教の教祖・カーペインターに取り入っていた。} どうやって知り合ったのか不明だが、&color(brown){「ハッピーハッピー教の偉い人にしてもらう」}つもりだったらしい。 ポーラと初遭遇後、らんぼうなしんじゃ&s(){あとついでににくいカラス}をけしかけてネスを襲わせてくる。 カーペインター撃破後は洗脳が解け、再び友達に…なるはずもなく、捨て台詞を残してどこかに去っていった。 …実はこいつは、「マニマニの悪魔」に惑わされてなどおらず、この時点で自分の意思で悪事を働いていたのだった。 そして[[スリーク>スリーク(MOTHER2)]]以降ではしばらく姿を見せなかったが… **◆[[フォーサイド>フォーサイド(MOTHER2)]]編 &bold(){なんと今度は、悪徳不動産王モノモッチ・モノトリーに取り入っていた。} なんでも、モノトリーのコンサルタントとして会社重役となったそうで、ボディーガード付きの身分となり、若くして莫大な財産を築いていた。 ついでにこの時、父のアンブラミも息子のおこぼれに預かって幹部になっていた。((ネスの父親の借金が帳消しになっていたのかは不明。)) あと、母ラードナーとは、(彼女が新しい恋人を見つけてるのを知ってか知らずか)ほぼ絶縁状態になっていたようだ。 「マニマニの悪魔」に洗脳されていても、モノトリーは小心な心は変わっていなかった事を考えると、劇中で彼がしたとされる悪事((ビルの元々の所有者であるエンリッチ氏をホームレスにまで失脚させる、ある市民の土地も家も騙し取る、トンチキさんを暗殺する等))のほとんどは、ポーキーが唆したものだったのかもしれない。 [[ムーンサイド>ムーンサイド(MOTHER2)]]にて「マニマニの悪魔」を破壊してモノトリーが正気に戻った後は、&color(brown){「お人好しに戻っちまったじいさんに用はない」}と彼のプライベートヘリを強奪。 またまた捨て台詞を吐いて飛び去っていった。 &s(){ついでに、父アンブラミは見捨てられた。EDではひとりボルヘスの酒場で飲んだくれている。} **◆[[サマーズ>サマーズ(MOTHER2)]]編 [[ウィンターズ>ウィンターズ(MOTHER2)]]でスカイウォーカーの改造に手間取っていた&s(){あとついでに巨大キノコに手こずっていた}ネスよりも一足先にサマーズに到着しており、博物館のガードマンに大金を払い、ヒエログリフを写真に撮っていった。 あとついでに、相変わらずホテルのドアマンに気前よくチップを弾んでいたらしい。 **◆[[スカラビ>スカラビ(MOTHER2)]]編 . ◆ポーキーがいた なごりがある・・・ **◆[[魔境>魔境(MOTHER2)]]編 毒の沼を進んでると、途中墜落したヘリの残骸が見つかる。 ジェフが修理しようとするも、エンジンが無くなってる事に気付き、前言撤回。 ポーキーとエンジンは一体何処に…!? &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ファンの間では、「この時既にギーグの手下になり、人間ではなくなってしまっていたのでは」との声も。}} **◆[[地底大陸>地底大陸(MOTHER2)]]編 ある一人の[[グミ族>グミぞく(MOTHER2)]]が、ポーキーに「心が張り裂けそうな事」を言われたらしく、傷心の心を癒すべく温泉に入り浸っている。 ルミネホールへ通じる穴は(この時はまだ)岩に塞がれて空いてなかったはずなのに、どうやって地底大陸に来たんだろう…? そしてこれを最後に、&bold(){ポーキーの足取りはぷっつりと途絶える。} 地底大陸のどこを探しても見つからない。 彼は一体何処へ…! ★以下、終盤のネタバレ 物語終盤、[[どせいさん]]の開発した「スペーストンネル(1号機)」を盗み、[[ギーグ>ギーグ(MOTHERシリーズ)]]の待つ「[[過去の最低国>最低国/過去の最低国(MOTHER2)]]」へひとり向かっていたことが判明。 そして最終決戦にて、&bold(){ギーグと共に「じゅうそうびポーキー」としてネスに襲いかかる。} この時生身で時空を超えた影響かポーキーの顔色は灰色がかっている上にニヤケた表情をしているので、かなり不気味。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){そして&bold(){スペーストンネルは、時空を超えて生命体をワープさせることが出来ない。}つまりこの時点で彼は既に…!!}} なお、&bold(){ポーキーの介入はギーグの予言マシン『知恵のリンゴ』にも記されてはいなかった。} バトルでは味方全体のOFとDFを下げる「とてもくさいガス」、強力な単体攻撃「突進」等を繰り出してくる。 ギーグの強力な全体攻撃も重なりかなり厄介。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ただし、「パラライシス」が弱点なので、シビれさせてしまえばただの小うるさいデブになる。}} 最後の戦いが終わると捨て台詞を残しどこかに消える。 エンディングでネスに彼からの手紙が届くが…… #center(){ &color(brown){&bold(){&sizex(7){「ここまでおいで。おしりペンペーン!」}}} } ……これが「MOTHER3」に続く伏線となる。 *★MOTHER3でのポーキー 「MOTHER2」終盤で別の次元へ逃げ出した後の彼が登場。 [[どの世界にも>アサキム・ドーウィン]][[受け入れられないまま>門矢士]][[幾多の時空を>亀田光夫]][[渡り歩いた>鳴滝(仮面ライダーディケイド)]]果てにノーウェア島に流れ着いた彼はキングPと名乗り、ノーウェア島上空に空中都市「ニューポークシティ」を築き上げ、そこの王として君臨している。 動物を肉体改造&font(#ff0000){(頭は鶏、体は蛇など)}しモンスターにしてしまう、別の時代から人を連れてきて軍隊(ブタマスクと命名)を結成する、&font(#ff0000){島民を洗脳}する、間接的にとは言え&bold(){クラウスを死に追いやる}等の悪事を行う。 度重なる時空移動の中で肉体は呼吸すらままならないほどに老化したが(ポーキー曰く「1000歳かもしれないし10000歳かもしれない」)、精神は2の時とあまり変化していない。 #center(){&font(#ff0000){むしろ退行した}} つまり「見た目は老人、頭脳は子供」。[[どこかの探偵少年>江戸川コナン]]と逆である。 ノーウェア島を自身の玩具箱のように考え、挙げ句にはクラウスを操り(クラウスもロボットに改造された)ドラゴンの力で島そのものを消滅させようと試みる。 このような事をする理由は、無限に近い時間を生きる上での&font(#0000ff){退屈しのぎ程度}でしかない。 拠点である「エンパイアポーキービル」には&font(#f09199){ハーレムフロア}なるものがある。なんてうらや(ry また同ビルには&font(#008000){よいひとおんせん}なる&font(#008000){緑色の液体が入ったカプセル}が並ぶフロアがあり、中に入るとポーキーの事が大好きになるよう洗脳される。 意識が残っている生き物もおり、かなり不気味。 &font(#ffdc00){ポーキーさまのゲームフロア}ではメカポーキーとミニゲーム対決をするが、司会者に&bold(){接待}ゲームをしろと命じられ、&bold(){全ての勝負にギリギリで負けなくてはいけない。} 最終章では[[リュカ>リュカ(MOTHER3)]]達の前に生命維持装置を兼ねたベッド型移動メカに乗って自ら立ち塞がる。 攻撃手段は「正体不明な攻撃」「痺れさせる」「HPドレイン攻撃」「爆弾?」等。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は「PKグラウンド」が弱点。}} バトルの最後、自身の乗っているマシンのエネルギーが切れたため「絶対安全カプセル」に入るが、これは&font(#ff0000){&bold(){一度入ると二度と外に出れなくなる}}物であったため、この時点で無力化されてしまう。 そして彼は、&bold(){永遠に終わらない時間をカプセルの中で過ごす事になったのだった。} エンディングでは彼の入ったカプセルは&font(#ff0000){「嬉しそうに揺れている」}と表記されていた。 その真意がどこにあるかは、彼のみぞ知るというところだろう。 *★スマブラXでのポーキー 亜空軍の一員として登場する。 容姿は3の物であり、3のマシンに乗っている。 動物園にて[[キングの像>キングのぞう]]に扮してリュカに襲いかかる。 この時、一緒に現れた亜空軍の下級兵士も構わずに踏み潰していく。実にポーキーらしいが、特にタブーに忠誠を誓っているわけではない可能性がある。 リュカのピンチにネスが駆けつけるや正体を現し、ボス戦が始まる。 攻撃方法はビーム、突進、乱れ突き、ジャンプからの踏み潰し、ポーキーロボ(MOTHER3のポーキー01~10だと思われる)を発射し自爆させる等バラエティーに富んでいる。 また歩いているだけでも攻撃判定がある。 以下、重要なネタバレ? #center(){ &color(brown){&bold(){ネス、おまえはいいよな…。}} &color(brown){&bold(){なんかおまえのことがうらやましいよ。}} &color(brown){&bold(){……。}} &color(brown){&bold(){おれなんかダメさ。}} &color(brown){&bold(){だけど、ネス…}} &color(brown){&bold(){ま、いいよ。}} &color(brown){&bold(){いつまでもなかよくやっていこうぜ、な。}} ※[[マジカント>マジカント(MOTHER2)]]に於けるポーキーの台詞 } *【ポーキーの本心(?)】 &bold(){2でポーキーがネスに敵対するのは、主に彼への嫉妬や憧れ等が原因である。} 作中での描写を見る限りポーキーの家族(弟を除く)は裕福な反面とんでもないDQNであるが、ネスの親は全く正反対の人格者であり、冒険のための資金を提供する、冒険の途中でホームシックにかかった時は励ます等ネスに優しく接している。 また、人気者であるネスに対しポーキーは友達がネス以外にいない。 そんな彼にとって唯一無二の&font(#ff0000){自分を気にかけてくれる存在}であるネスには、友達でいたいという思いと同時に、コンプレックスのようなものも抱いていたのだろう。 ネスもそんなポーキーの心情をある程度理解していたと思われる。 ヘリコプター墜落の現場を目撃した時の反応等から、ネスの仲間達もポーキーの育った家庭環境やその行動原理をネスから聞いていたか、察していた節も十分ある。 事実、3ではネスの物と思われる「ともだちのヨーヨー」を大事に保管したり、映画館でネスの映画を流す等、ある程度ネスに好意的だった事が伺える描写がある。 またニューポークのレストランでは彼の母・ラードナーそっくりなロボットに「好きな物を好きなだけ食べて良い」「好き嫌いはしても良い」等と言わせている。 これは母親に甘えたい、愛されたい心の現れとも取れなくもない。 しかし結局彼は誰にも甘える事が出来ず、嫉妬や憧憬、自己嫌悪等によって彼の欲望は肥大化し歪んでしまった。 その結果あのような姿になってしまった彼は、MOTHERにおける、ギーグの侵略による最大の被害者かもしれない……。 **◆ノベライズ版 ノベライズ版では、ネスとポーキーの関係がやや異なっている。 ポーキーはネスより2歳年上で、自分より幼いネスの前では強気な兄貴分として振る舞い、二人は兄弟のように仲良くしていた。 だが肥満児で学力も低いポーキーは実は同級生達からいじめられており、その現場を偶然目撃してしまったネスと弟分のネスに情けない姿を見られてしまったポーキーはお互いに大きなショックを受ける。 ネスは自分を拒絶するような表情をするポーキーと多数の上級生相手にどうしていいか分からず見て見ぬふりをして逃げてしまう。この出来事以降二人の仲はギクシャクしたものになり、ポーキーの人格を歪める一因ともなった。 ネスはこのことを悔やみ続けており、地球を救う旅に出た後も旅先で非行に走るポーキーを止めようと必死になっている。 このように何気にこのノベライズ版はMOTHER3よりも先にポーキーとネスの関係性を掘り下げている。 最終決戦でポーキーはギーグと同調し、巨大で醜悪な肉塊と化してネス達に襲い掛かる。 が、ギーグの消滅に伴い、世界が新しく作り直された後、ポーキーはネスの良き兄として転生した。 後に発売されるMOTHER3には繋がらない結末となっており、3の末路よりは幸福と言えるかもしれないが、元のポーキーの人格は消滅したともとれる為、賛否は分かれる。 もし、ゲーム中でもどこかにネスとポーキーが話し合う機会があれば、彼もまた[[アップルキッド]]やどせいさん達とは違う形でネスの冒険の手助けをしていたかもしれない。 ◆コミック版 小学館の学年誌のコミカライズではネスの頼れる仲間として登場。 しかしその途中ではぐれてしまい、ネスが「ポーキーは実家に帰ったのだろうか?」と心配するところで出番が終わっている。 そのためギーグに協力しているということもなく嫌味なところもないが、その分目立つこともなくなった。 ◆(ポーキーがいた なごりがある…) ポーキーミンチ…悪いやつだかどこか悲しい感じがあるキャラ ともだちのヨーヨーを大切にしていたり、レストランのロボットの見た目を自分の母親に似せていたり、自分の像を立てているのをみると両親に充分愛情を育ててもらえなくて、周りの人にも嫌われていて、自分のことを唯一友人と思ってもらっているネスをとても大切にしたいと思うと同時に家族に恵まれていることをとても羨ましく思っていた事や、人に尊敬されたかったことが分かる…。ブタマスクたちや、ニューポークシティーの人々にも尊敬されていたが、もう人を信じたり優しくすることができなくなっていた…そう考えるとハッピーハッピー教の幹部としていた時にネスにちゃんと謝ることができたなら、きっとポーキーの人生は変わったんだろうね。でも両親が毒親だからmother3のようには、ならなくてもきっとポーキーはヤンチャな嫌われ者のままだったかもしれませんね。ぜったいあんぜんカプセル(かんおけ)に閉じ込められてポーキーは、何を思うのだろうか…。 ※ポーキーは、エンパイヤーポーキー・ビルの地下にある最後の針、ロクリア(ヨクバ)の針が抜かれた後も生き続けています。 ああ、偉大なブタ王ポーキーよ、永遠に!!by ブタマスク一同 #openclose(show=実は、『MOTHER3』の没データ上にはもう一つの可能性が残っていた。){ 「絶対安全カプセル」に入ることなく、生命維持装置のシールドを展開。 ふわっと一時的に浮かび、そのまま逃げるかと思いきやエネルギーが切れた事によるものなのか墜落。 その衝撃で生命維持装置が壊れシールドも割れ、ポーキーがプルプルと手を伸ばすも&bold(){息絶えて死亡する}というもの。 本作では没データがかなり多いが、その中でも一際異彩を放っており、当初はポーキーを殺す予定だったものと考えられる。 ……もっとも、永久にカプセルに閉じ込められるのとどちらが不幸なのかは定かではない。 } 追記修正は絶対安全カプセルの中からお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,85) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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