かたわ少女

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かたわ少女 - (2015/05/13 (水) 11:17:46) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/25(水) 23:37:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- Four Leaf Studiosが製作した同人の恋愛アドベンチャーゲーム。フリーゲーム。 アダルトシーンはあるが、該当シーンの一括スキップ機能が搭載されているので、18歳以下のプレイを禁止するような規定はついていない。 **概要 2007年に本格的な開発がスタートし、&font(#ff0000){2012年1月4日に英語版が完成した}。 その後、フランス語版・スペイン語版が発表され、&font(#ff0000){2015年4月1日に日本語完成版のDL頒布が開始された}。 タイトルの「かたわ」は「障害者」という意味で、その名の通り障害者の通う学園を舞台とした異色のADVである。 製作経由は「4chan」に投稿された、同人サークル・絶対少女の同人誌・Schuppen Harnischeのイラストが切っ掛け。 事実上の製作期間は&font(#ff0000){12年間}だが、厳密に言えば、本格的な製作は2007年の夏から。 製作当初は「障害者がヒロインのギャルゲー」であるうえ、「かたわ」という日本では差別的であるとされる放送禁止用語が タイトルに採用されたこともあって、[[マスコミ]]からもネット住民からもボコボコに叩かれていた。 しかし、制作スタッフの大半は日本語圏外の人物であり、差別を助長する意図はなかったとして謝罪し、 現在ではバッシングも少なくなっている。 内容は典型的なギャルゲーのテンプレートを踏襲しつつ、「障害との向き合い」をテーマに据えた作品で、ギャルゲーだからと馬鹿にはできない。 (これには、日本とは比べ物にならないぐらいにマイノリティへの考え方・政策が進んでいる国のスタッフが多いことも影響している) また、多言語への対応により世界中の人に知って欲しいという心遣いもある。 ほかに多言語対応のフリーゲームの代表的なADVとしては、日本のステージななが制作した『[[narcissu]]』などがある。 因みに、タイトルや大半が日本人キャラだが、それとは裏腹に日本人はほとんど製作に関わっていない。 そのため、登場人物の名前が汎用性の高いものや当て字的な漢字があてがわれたものがちらほら存在する。 **ストーリー 日本のどこかにある架空の障害児学校「山久高校」。 そこに、ある日突然、心臓に障害を持った青年・中井久夫が転校してくる。 始めは環境の違い、他の障害者への対応に戸惑う久夫だったが、その「障害」を乗り越えて、友達――そして恋人を見つける。   **キャラクター 中井久夫 障害:不整脈 主人公。平凡な生活を送るごく普通の青年。 しかし、先天性の心臓疾患が悪化した事で急遽「山久高校」に転校する。 元々の趣味はサッカーだったが、運動を禁止された事で読書に変わる。 因みに、現実世界の精神病理学者であり、翻訳家・エッセイストの「中井久夫」と同姓同名だが、ただの偶然。 茨崎笑美 障害:膝下切断 足を失う障害を持ち義足を着用している。 障害をも受け止め、寧ろプラスとして受け入れている超ポジティブシンキング娘。 陸上部に所属し、「障害」を最大限に生かしている。 池沢華子 障害:火傷 幼少時の事故で、両親と家を失い右半身に消えない大きな火傷を負った。 その事故により、重度の人見知りとなった。 初めて出会った時から自分を守ってくれたリリーは、唯一信頼出来る親友。 これには、「リリーには華子の火傷を見られない」という事情も関連している。 砂藤リリー 障害:盲目 生まれつき目が見えないが、責任感が強くて優しい、親しみやすい少女。 華子は親友であり最高のパートナー。 視覚障害の生徒が多い3年2組のクラス代表。 静音とは考え方の違いやコミュニケーションの壁(静音の手話を見れない)から、そりが合わない。 手塚琳 障害:両腕欠損 重度の先天性障害と手術により、短腕となる。 短腕のため、足を手の様に動かせるが、男子用の制服しか着れない。 独特の思想の持ち主で、芸術活動も行い、その腕前は中々のもの。 しかし、それ故周りを振り回しがちで、特に他人の障害にズケズケと踏み入る困った人。 羽加道静音 障害:難聴 耳が聞こえないため、意思疎通は手話。 クラス委員を務め、生徒会役員であるミーシャとは常に行動を共にしている。 意志が強く行動力もあり、リーダーとして非常に優秀。 ただしリリーや、視覚障害を持つ生徒が集まる3年2組の生徒、おどおどしている華子との関係はよくない。 椎名「ミーシャ」御門 静音の手話通訳担当。生徒会のメンバー。 とにかく明るく、本年を隠さない性格で、周りをグイグイ引っ張る。 が、たまに行き過ぎてウザくなる。   ***サブキャラ 瀬藤健二 障害:弱視 引きこもり予備軍でメガネで若干電波の痛い人。 「急進的フェミニストの今後の活動」の活動予測をしている。 ようするに陰謀論信じちゃう系の妄想家である。 主人公の事は好奇心半分と疑い半分で見てるが、それ以上に友達が出来たと喜んでいる。 ナース &font(#0000ff){※男です} 保健スタッフのチーフで主人公のフォローをしている。 常に笑顔で陽気に振る舞うが、自分の仕事を誇りに思い情熱的で真剣に取り込む。 ちなみに、ギャルゲーの常識から外れた「男性看護師」という設定は、日本では体験版公開前からいろいろとネタにされていた。 (当たり前だが、英語のnurseは看護「婦」だけを表したものでない) 武藤昭夫 主人公のクラス担任 やる気が無いが、教師としての資質はある。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - 辞書片手に攻略する稀少なゲーム -- 名無しさん (2014-08-13 01:34:53) - 4/1に日本語版が出たよ、デモムービーやら音楽やらシナリオ以外の出来も素晴らしいぞ -- 名無しさん (2015-04-06 00:06:04) #comment
&font(#6495ED){登録日}:2012/01/25(水) 23:37:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- Four Leaf Studiosが製作した同人の恋愛アドベンチャーゲーム。フリーゲーム。体験版は15禁、完成版は18禁。 ただし、本作が18禁ソフトであることを明記しているページは意外と少ない。 公式でもそれを明記しているのはブログの中ぐらいで、ダウンロードページには何も書かれていない。 繰り返すが、本作は&font(#ff0000){18歳未満ダウンロード・プレイ禁止のアダルトゲーム}である。 **概要 2007年に本格的な開発がスタートし、&font(#ff0000){2012年1月4日に英語版が完成した}。 その後、フランス語版・スペイン語版が発表され、&font(#ff0000){2015年4月1日に日本語完成版のDL頒布が開始された}。 日本語版は、日本における表現基準に合わせて、一部描写が変更されている。 タイトルの「かたわ」は「障害者」という意味で、その名の通り障害者の通う学園を舞台とした異色のADVである。 製作経由は「4chan」に投稿された、同人サークル・絶対少女の同人誌・Schuppen Harnischeのイラストが切っ掛け。 事実上の製作期間は&font(#ff0000){12年間}だが、厳密に言えば、本格的な製作は2007年の夏から。 製作当初は「障害者がヒロインのギャルゲー」であるうえ、「かたわ」という日本では差別的であるとされる放送禁止用語が タイトルに採用されたこともあって、[[マスコミ]]からもネット住民からもボコボコに叩かれていた。 しかし、制作スタッフの大半は日本語圏外の人物であり、差別を助長する意図はなかったとしてスタッフが謝罪し、 現在ではバッシングも少なくなっている。 ただし、開発当初のタイトルは現在まで受け継がれている。 内容は典型的なギャルゲーのテンプレートを踏襲しつつ、「障害との向き合い」をテーマに据えた作品で、ギャルゲーだからと馬鹿にはできない。 (これには、日本とは比べ物にならないぐらいにマイノリティへの考え方・政策が進んでいる国のスタッフが多いことも影響している) また、多言語への対応により世界中の人に知って欲しいという心遣いもある。 ほかに多言語対応のフリーゲームの代表的なADVとしては、日本のステージななが制作した『[[narcissu]]』などがある。 因みに、タイトルや大半が日本人キャラだが、それとは裏腹に日本人はほとんど製作に関わっていない。 そのため、登場人物の名前が汎用性の高いものや当て字的な漢字があてがわれたものがちらほら存在する。 **ストーリー 日本のどこかにある架空の障害児学校「山久高校」。 そこに、ある日突然、心臓に障害を持った青年・中井久夫が転校してくる。 始めは環境の違い、他の障害者への対応に戸惑う久夫だったが、その「障害」を乗り越えて、友達――そして恋人を見つける。   **キャラクター 中井久夫 障害:不整脈 主人公。平凡な生活を送るごく普通の青年。 しかし、先天性の心臓疾患が悪化した事で急遽「山久高校」に転校する。 元々の趣味はサッカーだったが、運動を禁止された事で読書に変わる。 因みに、現実世界の精神病理学者であり、翻訳家・エッセイストの「中井久夫」と同姓同名だが、ただの偶然。 茨崎笑美 障害:膝下切断 足を失う障害を持ち義足を着用している。 障害をも受け止め、寧ろプラスとして受け入れている超ポジティブシンキング娘。 陸上部に所属し、「障害」を最大限に生かしている。 池沢華子 障害:火傷 幼少時の事故で、両親と家を失い右半身に消えない大きな火傷を負った。 その事故により、重度の人見知りとなった。 初めて出会った時から自分を守ってくれたリリーは、唯一信頼出来る親友。 これには、「リリーには華子の火傷を見られない」という事情も関連している。 砂藤リリー 障害:盲目 生まれつき目が見えないが、責任感が強くて優しい、親しみやすい少女。 華子は親友であり最高のパートナー。 視覚障害の生徒が多い3年2組のクラス代表。 静音とは考え方の違いやコミュニケーションの壁(静音の手話を見れない)から、そりが合わない。 手塚琳 障害:両腕欠損 重度の先天性障害と手術により、短腕となる。 短腕のため、足を手の様に動かせるが、男子用の制服しか着れない。 独特の思想の持ち主で、芸術活動も行い、その腕前は中々のもの。 しかし、それ故周りを振り回しがちで、特に他人の障害にズケズケと踏み入る困った人。 羽加道静音 障害:難聴 耳が聞こえないため、意思疎通は手話。 生徒会長を務め、生徒会役員であるミーシャとは常に行動を共にしている。 意志が強く行動力もあり、リーダーとして非常に優秀。 ただしリリーや、おどおどしている華子との関係はよくない。 椎名「ミーシャ」御門 静音の手話通訳担当。生徒会のメンバー。 とにかく明るく、本年を隠さない性格で、周りをグイグイ引っ張る。 が、たまに行き過ぎてウザくなる。   ***サブキャラ 瀬藤健二 障害:弱視 引きこもり予備軍でメガネで若干電波の痛い人。 「急進的フェミニストの今後の活動」の活動予測をしている。 ようするに陰謀論信じちゃう系の妄想家である。 主人公の事は好奇心半分と疑い半分で見てるが、それ以上に友達が出来たと喜んでいる。 ナース &font(#0000ff){※男です} 保健スタッフのチーフで主人公のフォローをしている。 常に笑顔で陽気に振る舞うが、自分の仕事を誇りに思い情熱的で真剣に取り込む。 ちなみに、ギャルゲーの常識から外れた「男性看護師」という名前は、日本では体験版公開前からいろいろとネタにされていた。 (当たり前だが、英語のnurseは看護「婦」だけを表したものでない) 武藤昭夫 主人公のクラス担任 やる気が無いが、教師としての資質はある。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 辞書片手に攻略する稀少なゲーム -- 名無しさん (2014-08-13 01:34:53) - 4/1に日本語版が出たよ、デモムービーやら音楽やらシナリオ以外の出来も素晴らしいぞ -- 名無しさん (2015-04-06 00:06:04) #comment #areaedit(end) }

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