じゃじゃ馬グルーミン★UP!

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&font(#6495ED){登録日}:2010/04/01 Thu 12:53:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『じゃじゃ馬グルーミン☆UP!』 単行版:全26巻 文庫版:全14巻 ゆうきまさみ作の恋愛と競馬のハイブリッドなマンガ。[[週刊少年サンデー]]にて連載されていた。 華やかなレースを描くのではなく、馬を育てる牧場の人々の様子や目線から競馬模様を綴る、競馬ものとしては珍しい作風で、馬初心者の主人公を通じて競馬の裏側や馬の育成事情を学べる入門編的面も持つ。 だが、少々地味な分野を扱った作品であり、しかもサンデー内では[[少年探偵団>名探偵コナン]]や[[天才野球少年>MAJOR(メジャー)]]等話題作が他に多数あり、 競馬ものとしても当時他雑誌で『優駿の門』(チャンピオン)・『蒼き神話マルス』(マガジン)・『[[みどりのマキバオー]]』(ジャンプ、アニメ化)と競馬の表舞台な競走馬と騎手達をメインにした作品が&font(l){馬だけに}対抗馬となり比較的目立たなかった。 実際に読んでみると考えこまれたストーリー、徹底された裏設定、生々しい人間の描き方など、作品としてのとてつもない完度の高さに驚く。 ゆうきまさみの前々作「[[究極超人あ~る]]」の学園ギャグコメディ、前作「[[機動警察パトレイバー]]」・本作の数年後からリブート連載される事になる「鉄腕バーディー」のシリアスな作風から打って変わり、アットホームな牧歌的な作品に仕上がっている。 ゆうきまさみにはまいど良い意味で裏切られております。(ただしじゃじゃ馬グルーミンまで) ちなみにゆうきの連載作品としては「同一タイトルでの最長連載」となっている(トータルだと初期版・リメイク版→『EVOLUTION』と続いた『鉄腕バーディー』)。 【ストーリー】 普通、滅多に目を向けられることの無かった競走馬の馬牧場の厳しい現実を書き、そこで働く人々の汗と涙のヒューマンドラマ。 極寒の地の北海道の馬牧場に東京の進学校に通う高校生の久世駿平が勤めることに。厳しい現実に真っ向から立ち向かう人々の生きざまを見よ! …というのはサブストーリー。競馬マンガなのに。 実際は主人公の駿平がひょんな事から、北海道の馬牧場で働くことになった。そこの牧場には美人4姉妹がおり、駿平は二女のひびきに恋をする、というのがメインストーリー。 まさにギャルゲ。 【主要登場人物】 ・&ruby(くぜ){久世} &ruby(しゅんぺい){駿平} 長髪をうしろに束ね、馬のシッポみたいな髪型が特徴の本作品の主人公。 競馬の知識ゼロ、また馬の知識でさえゼロに近い状態で牧場に勤めることになった挑戦者。その中で祐騎との会話から「渡会牧場からダービー勝利馬を輩出する&footnote(ちなみに昔の渡会牧場でも一頭ダービー馬を輩出しており、各種タイトル馬がいながらダービー馬だけが中々出ない醍醐ファームから少し嫉妬されていたりする。)」という夢を抱く様になる。 途中から牧場に勤めるため高校を中退したが、終盤では獣医になるため大検取得へと向かうことに。 ひびきに恋してる。早漏。一撃必中。 #region(ネタバレ) 終盤ではひびきとの初体験で彼女が妊娠してしまい、結局&bold(){出来ちゃった結婚しつつ}大学進学を目指し勉強する日々に。 一応戸籍的にはひびきの方が久世家に嫁入りした扱いだが、駿平の方がその後も牧場で働いているためあんまり暮らし自体は変わっていなかったり。 ちなみに最初に妊娠を知らされたのは偶然彼女を病院に運んだ醍醐悟だったため、結果的に最悪の形で恋に止めを刺された彼から遅れて駆け付けた駿平はぶん殴られた。 #endregion ・&ruby(わたらい){渡会} ひびき 駿平の勤め先である渡会牧場の二女。 見た目はちょいとボーイッシュ。なにより馬を愛してる&footnote(ただ渡会家全員に言えることだが物心ついた頃から馬の死や「経済動物としてのサラブレッド」の現実をも見て来たため、一般人の駿平から見ると馬に対してのシビアな観点をも有している。)。 双子の弟がいる。 [[ツンデレ]]。ツンデレ。いや、ツンツンツンツンツンデレくらいかも知れない。 ・&ruby(だいご){醍醐} &ruby(さとる){悟} お邪魔キャラその1。 渡会牧場とは比べ物にならないくらいデカイさの醍醐ファームの御曹司(四男)。 北海道大学の獣医学部に通う大学生。 ひびきに好意を寄せており何かと理由を付けては渡会牧場に遊びに来る。 テレビアニメ『[[鉄腕バーディー]]』のバーディーのモデルだったりする。 ・&ruby(わたらい){渡会} たづな お邪魔キャラその2。渡会家の三女。 お菓子作りが趣味の乙女。 駿平に恋をしている。またたまに勉強も教わっているが、終盤では視力の悪さを指摘され眼鏡をかけるように。 ・&ruby(わたらい){渡会} あぶみ 渡会家長女。酒豪。 おっとりとした雰囲気とは違い悪女。悪女。終盤では悟とフラグが立つ。 ・&ruby(わたらい){渡会} ひづめ 渡会家四女。 ゲームが大好きです。 ・&ruby(わたらい){渡会} &ruby(けんご){健吾}(ケンちゃん) 渡会牧場社長。おっとりとしたいい人だが、いい人過ぎて時々嫁と娘が牧場の行く末を真面目に案じてしまうくらい。 元は東京出身で、旅の途中一人で海を眺めていたところ、自殺志願者と勘違いした千草に拾われ渡会牧場で働くようになったという過去を持つ。 千草と恋仲になるも牧場の現実についていけず一度は東京に戻るが、千草は「ケンちゃんと一緒に東京に行く」と言い出したため結果的に駆け落ち。 翌年あぶみが産まれたため、最終的には千草の父親が折れて千草と共に北海道に戻り、渡会家の婿養子になった。 ・&ruby(わたらい){渡会} &ruby(ちぐさ){千草}(チーちゃん) ケンちゃんの奥さん。とにかく、渡会夫婦は仲が良い。 渡会牧場の副社長を務めており、経営者としては人が良すぎる夫に代わって実質的に渡会牧場を切り盛りしている。 しかし、健吾が決めたことは「お父さんが決めたこと」として従うなど社長である夫を立てるところはしっかりと立てている。 一見クールに見えるが若い頃は牧場の跡取り娘でありながら健吾と東京に駆け落ちするなど根は情熱的で、ここら辺の性格は娘たちにも受け継がれている。 ・&ruby(わたらい){渡会} 祐騎 渡会家長男でひびきの双子の弟。強気で攻撃的でかつ現実的な性格で、姉そっくりな顔だが髪色と長さが微妙に違う。お邪魔キャラその3。 騎手になるためいつもは騎手学校におり、騎手デビュー後は美浦トレセンの芹沢厩舎に所属している。 ・梅ちゃん 本名、年齢不明。 エロ本、エロビデオなどエッチなものならなんでも好き。 作中から、大阪で詐欺をして北海道に逃げて来たことがうかがえる。 大の馬券下手だが、馬券が当たってしまうと、話が悪い方向へ向かってしまう。 ・竹岡竜二 芹沢厩舎に所属するベテラン騎手。妻に先立たれた後騎手になった息子一人と中学生の娘わかばと3人暮らしをしており、番外編では竹岡家の様子が描かれている。 人気より義理や馬の調子を考慮して騎乗するため戦績自体はそこそこレベルだが、それが結果的に人気が薄い馬の上位入賞に繋がる事から「人気薄の魔術師」なる異名で知られている。 ちなみに最終巻では52歳になっても現役な事をいじられていたが(エンディングによると流石に60代では解説者に転身したそうな)、後にリアルでは[[55歳重賞勝利騎手>柴田善臣(騎手)]]が登場することになる。 【主な登場馬】 ・ストライクイーグル 一応渡会牧場の看板馬なG1勝利競争馬。 所属は美浦トレセンの野々村厩舎だが、作中最強クラスの騎手弓削匠で菊花賞を取った後別厩舎の竹岡竜二もちょっと乗る等微妙に上が安定しておらず、ラスト一年は変人騎手板東聖二が主戦騎手となった。 マイペースでスロースターターな面で毎度騎手や相手含めた周囲をやきもちさせ、故障も多めなのがたまに傷だがステイヤーとしての才はある。 ・タケル/ベルエキップ 駿平が物語の冒頭で行き倒れていた時偶然出会った仔馬。&font(l){そのせいで最初、勝手に外に出たタケルを探して駿平も見つけたひびきの名前が「タケル」と勘違いされた。} その後「ベルエキップ」と名前を与えられレースデビューしたが、菊花賞出走時駿平と渡会家にそれどころでない事件が…。 ・ヒメ/ドルチェヴィータ・ヒコ/アダタラヨイチ 牧場の繁殖牝馬「ヒルデガード」が初めて産んだ仔で&bold(){牝牡の双子}。 「双子の競走馬は大成しない」という過去の実例から中絶されかけたり、何とか無事誕生するも母馬が育児放棄して他の馬が親代わりになったり、 ヒコの方が成長が遅くひ弱なためヒメの方に先に馬主(悟の兄)が付く等各種問題はあったものの、駿平にとっては初めて幼子の頃から面倒を見た愛着のある馬となる。 最終的には&font(l){馬主が違うせいで名前に統一感が存在しないが}先例通り戦績こそぱっとせずヒメは故障で早期の繁殖入りを余儀なくされたものの、双子両方がデビューしかつ一応勝利も出来た珍しい競争馬に。 【その他登場人物】 ・[[後藤>後藤喜一]] 謎の刑事(笑)。登場のたびにスポーツ新聞を読んでいて、部下が何か報告してくる。 ・[[泉野明]] 主人公がジュースを買うために立ち寄った酒屋の娘。 ひびき「・・・きだから」 駿平 (ピタ) ひびき「アニヲタwikiのことが好きだから--」 「追記・編集してもらわないと淋しくて困るべさ!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - アニメ化の可能性はほぼ零に近いのがこの作品の一番残念な所 -- 赤心 (2013-09-22 17:21:51) - 一撃必中とかってどーいう意味(すっとぼけ) -- 名無しさん (2014-04-03 16:38:09) - ↑馬券単勝がうまいのかねー(目を合わせず -- 名無しさん (2014-04-03 16:43:20) - ↑確かにイーグルの単勝を取ってたからな(遠くを見ながら) -- 名無しさん (2014-04-03 16:50:03) - じゃじゃ馬連載時はメジャーは中堅漫画だったような。看板は犬夜叉の方。 -- 名無しさん (2014-10-04 07:47:23) - ↑誰もメジャーの話しなんかしてないぞいきなり -- 名無しさん (2014-12-11 12:13:32) - ↑ミス いきなり何を言ってるんだ -- 名無しさん (2014-12-11 12:15:41) - 本文のほうに対するレスじゃね? -- 名無しさん (2014-12-11 18:50:35) - これを読んで多少なりとも競馬について知っていたお陰で、「ウマ娘」もそれほど抵抗無く見ることができた。 -- 名無しさん (2019-08-28 15:40:56) - ハガレンの作者の『銀の匙』を読んで面白かった人は是非ともこの漫画を読んでみてくれ。絶対面白いと感じるから -- 名無しさん (2020-04-03 23:41:23) - まさか、ゆうき先生の漫画で濡れ場が出てくるとは思わなかったw まぁ、パトレイバーの終盤で野明のシャワーシーンがあったから、あのころから兆候はあったのかな、という気はするが -- 名無しさん (2021-07-14 09:37:10) - これとは関係ないかも知れないが、『鉄腕バーディー』で「千明(ちぎら)」って競馬の実在牧場(三冠馬輩出)と同じ読みをする名字のキャラが出てきたり。 -- 名無しさん (2021-09-01 12:01:01) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/04/01 Thu 12:53:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『じゃじゃ馬グルーミン☆UP!』 単行版:全26巻 文庫版:全14巻 ゆうきまさみ作の恋愛と競馬のハイブリッドなマンガ。[[週刊少年サンデー]]にて連載されていた。 華やかなレースを描くのではなく、馬を育てる牧場の人々の様子や目線から競馬模様を綴る、競馬ものとしては珍しい作風で、馬初心者の主人公を通じて競馬の裏側や馬の育成事情を学べる入門編的面も持つ。 だが、少々地味な分野を扱った作品であり、しかもサンデー内では[[少年探偵団>名探偵コナン]]や[[天才野球少年>MAJOR(メジャー)]]等話題作が他に多数あり、 競馬ものとしても当時他雑誌で『優駿の門』(チャンピオン)・『蒼き神話マルス』(マガジン)・『[[みどりのマキバオー]]』(ジャンプ、アニメ化)と競馬の表舞台な競走馬と騎手達をメインにした作品が&font(l){馬だけに}対抗馬となり比較的目立たなかった。 実際に読んでみると考えこまれたストーリー、徹底された裏設定、生々しい人間の描き方など、作品としてのとてつもない完度の高さに驚く。 ゆうきまさみの前々作「[[究極超人あ~る]]」の学園ギャグコメディ、前作「[[機動警察パトレイバー]]」・本作の数年後からリブート連載される事になる「鉄腕バーディー」のシリアスな作風から打って変わり、アットホームな牧歌的な作品に仕上がっている。 ゆうきまさみにはまいど良い意味で裏切られております。(ただしじゃじゃ馬グルーミンまで) ちなみにゆうきの連載作品としては「同一タイトルでの最長連載」となっている(トータルだと初期版・リメイク版→『EVOLUTION』と続いた『鉄腕バーディー』)。 【ストーリー】 普通、滅多に目を向けられることの無かった競走馬の馬牧場の厳しい現実を書き、そこで働く人々の汗と涙のヒューマンドラマ。 極寒の地の北海道の馬牧場に東京の進学校に通う高校生の久世駿平が勤めることに。厳しい現実に真っ向から立ち向かう人々の生きざまを見よ! …というのはサブストーリー。競馬マンガなのに。 実際は主人公の駿平がひょんな事から、北海道の馬牧場で働くことになった。そこの牧場には美人4姉妹がおり、駿平は二女のひびきに恋をする、というのがメインストーリー。 まさにギャルゲ。 【主要登場人物】 ・&ruby(くぜ){久世} &ruby(しゅんぺい){駿平} 長髪をうしろに束ね、馬のシッポみたいな髪型が特徴の本作品の主人公。 競馬の知識ゼロ、また馬の知識でさえゼロに近い状態で牧場に勤めることになった挑戦者。その中で祐騎との会話から「渡会牧場からダービー勝利馬を輩出する&footnote(ちなみに昔の渡会牧場でも一頭ダービー馬「スピットファイア」を輩出しており、各種タイトル馬がいながらダービー馬だけが中々出ない醍醐ファームから少し嫉妬されていたりする。)」という夢を抱く様になる。 途中から牧場に勤めるため高校を中退したが、終盤では獣医になるため大検取得へと向かうことに。 ひびきに恋してる。早漏。一撃必中。 #region(ネタバレ) 終盤ではひびきとの初体験で彼女が妊娠してしまい、結局&bold(){出来ちゃった結婚しつつ}大学進学を目指し勉強する日々に。 一応戸籍的にはひびきの方が久世家に嫁入りした扱いだが、駿平の方がその後も牧場で働いているためあんまり暮らし自体は変わっていなかったり。 ちなみに最初に妊娠を知らされたのは偶然彼女を病院に運んだ醍醐悟だったため、結果的に最悪の形で恋に止めを刺された彼から遅れて駆け付けた駿平はぶん殴られた。 #endregion ・&ruby(わたらい){渡会} ひびき 駿平の勤め先である渡会牧場の二女。 見た目はちょいとボーイッシュ。なにより馬を愛してる&footnote(ただ渡会家全員に言えることだが物心ついた頃から馬の死や「経済動物としてのサラブレッド」の現実をも見て来たため、一般人の駿平から見ると馬に対してのシビアな観点をも有している。)。 双子の弟がいる。 [[ツンデレ]]。ツンデレ。いや、ツンツンツンツンツンデレくらいかも知れない。 ・&ruby(だいご){醍醐} &ruby(さとる){悟} お邪魔キャラその1。 渡会牧場とは比べ物にならないくらいデカイさの醍醐ファームの御曹司(四男)。 北海道大学の獣医学部に通う大学生。 ひびきに好意を寄せており何かと理由を付けては渡会牧場に遊びに来る。 テレビアニメ『[[鉄腕バーディー]]』のバーディーのモデルだったりする。 ・&ruby(わたらい){渡会} たづな お邪魔キャラその2。渡会家の三女。 お菓子作りが趣味の乙女。 駿平に恋をしている。またたまに勉強も教わっているが、終盤では視力の悪さを指摘され眼鏡をかけるように。 ・&ruby(わたらい){渡会} あぶみ 渡会家長女。酒豪。 おっとりとした雰囲気とは違い悪女。悪女。終盤では悟とフラグが立つ。 ・&ruby(わたらい){渡会} ひづめ 渡会家四女。 ゲームが大好きです。 ・&ruby(わたらい){渡会} &ruby(けんご){健吾}(ケンちゃん) 渡会牧場社長。おっとりとしたいい人だが、いい人過ぎて時々嫁と娘が牧場の行く末を真面目に案じてしまうくらい。 元は東京出身で、旅の途中一人で海を眺めていたところ、自殺志願者と勘違いした千草に拾われ渡会牧場で働くようになったという過去を持つ。 千草と恋仲になるも牧場の現実についていけず一度は東京に戻るが、千草は「ケンちゃんと一緒に東京に行く」と言い出したため結果的に駆け落ち。 翌年あぶみが産まれたため、最終的には千草の父親が折れて千草と共に北海道に戻り、渡会家の婿養子になった。 ・&ruby(わたらい){渡会} &ruby(ちぐさ){千草}(チーちゃん) ケンちゃんの奥さん。とにかく、渡会夫婦は仲が良い。 渡会牧場の副社長を務めており、経営者としては人が良すぎる夫に代わって実質的に渡会牧場を切り盛りしている。 しかし、健吾が決めたことは「お父さんが決めたこと」として従うなど社長である夫を立てるところはしっかりと立てている。 一見クールに見えるが若い頃は牧場の跡取り娘でありながら健吾と東京に駆け落ちするなど根は情熱的で、ここら辺の性格は娘たちにも受け継がれている。 ・&ruby(わたらい){渡会} 祐騎 渡会家長男でひびきの双子の弟。強気で攻撃的でかつ現実的な性格で、姉そっくりな顔だが髪色と長さが微妙に違う。お邪魔キャラその3。 騎手になるためいつもは騎手学校におり、騎手デビュー後は美浦トレセンの芹沢厩舎に所属している。 ・梅ちゃん 本名、年齢不明。 エロ本、エロビデオなどエッチなものならなんでも好き。 作中から、大阪で詐欺をして北海道に逃げて来たことがうかがえる。 大の馬券下手だが、馬券が当たってしまうと、話が悪い方向へ向かってしまう。 ・竹岡竜二 芹沢厩舎に所属するベテラン騎手。妻に先立たれた後騎手になった息子一人と中学生の娘わかばと3人暮らしをしており、番外編では竹岡家の様子が描かれている。 人気より義理や馬の調子を考慮して騎乗するため戦績自体はそこそこレベルだが、それが結果的に人気が薄い馬の上位入賞に繋がる事から「人気薄の魔術師」なる異名で知られている。 ちなみに最終巻では52歳になっても現役な事をいじられていたが(エンディングによると流石に60代では解説者に転身したそうな)、後にリアルでは[[55歳重賞勝利騎手>柴田善臣(騎手)]]が登場することになる。 【主な登場馬】 ・ストライクイーグル 一応渡会牧場の看板馬なG1勝利競争馬。 所属は美浦トレセンの野々村厩舎だが、作中最強クラスの騎手弓削匠で菊花賞を取った後別厩舎の竹岡竜二もちょっと乗る等微妙に上が安定しておらず、ラスト一年は変人騎手板東聖二が主戦騎手となった。 マイペースでスロースターターな面で毎度騎手や相手含めた周囲をやきもちさせ、故障も多めなのがたまに傷だがステイヤーとしての才はある。 ・タケル/ベルエキップ 駿平が物語の冒頭で行き倒れていた時偶然出会った仔馬。&font(l){そのせいで最初、勝手に外に出たタケルを探して駿平も見つけたひびきの名前が「タケル」と勘違いされた。} その後「ベルエキップ」と名前を与えられレースデビューしたが、菊花賞出走時駿平と渡会家にそれどころでない事件が…。 ・ヒメ/ドルチェヴィータ・ヒコ/アダタラヨイチ 牧場の繁殖牝馬「ヒルデガード」が初めて産んだ仔で&bold(){牝牡の双子}。 「双子の競走馬は大成しない」という過去の実例から中絶されかけたり、何とか無事誕生するも母馬が育児放棄して他の馬が親代わりになったり、 ヒコの方が成長が遅くひ弱なためヒメの方に先に馬主(悟の兄)が付く等各種問題はあったものの、駿平にとっては初めて幼子の頃から面倒を見かつ「馬の現実」をも実感した愛着のある馬となる。 最終的には&font(l){馬主が違うせいで名前に統一感が存在しないが}先例通り戦績こそぱっとせずヒメは故障で早期の繁殖入りを余儀なくされたものの、双子両方がデビューしかつ一応勝利も出来た珍しい競争馬に。 【その他登場人物】 ・[[後藤>後藤喜一]] 謎の刑事(笑)。登場のたびにスポーツ新聞を読んでいて、部下が何か報告してくる。 ・[[泉野明]] 主人公がジュースを買うために立ち寄った酒屋の娘。 ひびき「・・・きだから」 駿平 (ピタ) ひびき「アニヲタwikiのことが好きだから--」 「追記・編集してもらわないと淋しくて困るべさ!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - アニメ化の可能性はほぼ零に近いのがこの作品の一番残念な所 -- 赤心 (2013-09-22 17:21:51) - 一撃必中とかってどーいう意味(すっとぼけ) -- 名無しさん (2014-04-03 16:38:09) - ↑馬券単勝がうまいのかねー(目を合わせず -- 名無しさん (2014-04-03 16:43:20) - ↑確かにイーグルの単勝を取ってたからな(遠くを見ながら) -- 名無しさん (2014-04-03 16:50:03) - じゃじゃ馬連載時はメジャーは中堅漫画だったような。看板は犬夜叉の方。 -- 名無しさん (2014-10-04 07:47:23) - ↑誰もメジャーの話しなんかしてないぞいきなり -- 名無しさん (2014-12-11 12:13:32) - ↑ミス いきなり何を言ってるんだ -- 名無しさん (2014-12-11 12:15:41) - 本文のほうに対するレスじゃね? 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