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&font(#6495ED){所要時間}: 約 4 分で読めます
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『[[コミックボンボン]]』2005年1月号?2007年2月号まで掲載されていた[[藤異秀明]]による漫画作品。
続編を匂わせるラストで締めくくったが本誌が休刊したため、続編の開始は絶望的。
単行本は全5巻。
キャッチコピーは
#center(){&font(#0000ff,b){ナギよヒーローになれ}}
【あらすじ】
京都に住むオカルト好きの少年・&font(#0000ff){那岐 光}はある日、倶来寺の伝承を調べていたところで、宇宙人と謎の組織「ハレ」に狙われている謎の少女「&font(#ff0000){ククル}」と遭遇した。
ククルを狙う宇宙人と「ハレ」の攻撃は倶来寺にまで及び、両者の戦いに巻き込まれたナギに対し、ククルは危機を脱するには自分のパートナーになるしかないと告げる。
そしてククルとの契約を行った次の瞬間、ナギは彼女のパートナー「&font(#0000ff){焔の君}」へと変身していたのだった。
こうして、ナギはククルの持つ究極の力「&font(#ff0000){アカシャ}」を狙う宇宙人との戦いに挑むのであった…。
【登場人物】
●&font(#0000ff){那岐 光}
本作の主人公。あだ名は「ナギ」。
UMAやオカルトが好きなごく普通の少年であったが、ククルとの出会いで「&font(#0000ff){焔の君}」の力を得たことをきっかけに、宇宙人との戦いに挑むことになった。
幼い頃に交通事故で両親が他界し、現在は養父母に引き取られている。
●&font(#ffc0cb){サナート・ククル}
本作のヒロイン。
650万年前の「花の戦争」優勝者で「&font(#ff0000){アカシャ}」を手に入れるも、暴走して金星を壊滅させてしまい、当時の恋人ショロトルと共に地球へ逃亡するが、ショロトルの手によって封印される。
10年前に特務機関「ハレ」によって発見され、過酷な実験による暴走事故を度々起こし宇宙へと廃棄されようとしていた。
だが、廃棄時の隙を突いてアカシャの回収に現れた宇宙人と「ハレ」の戦いの影響で、彼女を収容していたカプセルが倶来寺に落下し、偶然その場に居合わせたナギと出会ったことから物語は始まる…。
ちなみに650万年経っても姿は&font(#ff0000){少女}のままで、時代に関係無く“&font(#ff0000){巨乳}”の持ち主。
●&font(#008000){宇賀神三佐}
特別防衛機関「ハレ」の司令官。かつてククルが暴走した際に左目を抉られ、それ以降ククルを敵視していた。
物語の中盤、自分に似ている点を見出だしたテスカに手を組もうと誘われるが、自分自身の守りたいもののために戦うナギの姿を見て誘いを蹴り、以降はナギ達に協力するようになる。
●安斎一
ナギの友人で「ククル防衛隊」の一人。愛称は「アンジー」。
いわゆる「熱血漢」な性格で、危険な状況下でもナギをサポートすべく体を張る度胸の持ち主。ネーミングセンスは壊滅的。
●三浦、篠岡
アンジーと同じく「ククル防衛隊」メンバー。
●&font(#ffff00){テスカ・トーカーズ}
豹の戦士の長。
かつては金星の王子であったが、ククルによって金星は壊滅した際に王であった父が死に、王族から貧民層に堕ちてしまう。
その後は妹のヤーヤとともに「金星を滅ぼした愚かな王の子」として虐げられる毎日を送り、それがキッカケで性格は歪みきっている。
特に父の死のどさくさに紛れて王位に就いたウィツィーロを心底憎んでおり、彼への復讐を誓ってヤーヤと共に「アカシャ」奪還の為「花の戦争」を再開するが…
●&font(#800080){ヤーヤ・トーカーズ}
テスカの妹で、ククルとは逆の立ち位置に居るもう一人のヒロイン。
服装は[[ゴスロリ]]風で、鏡やチェーンソーが仕込まれた大剣「ウォーソード」を片手に「花の戦争」の審判を勤める。
実は一度死亡しており、テスカが手に入れたミクトランの力で蘇った為、&font(#ff0000){不死身}である。
●&font(#0000ff){ショロトル}
ククルのかつてのパートナー、剣聖と呼ばれた偉大な男だった。
ククルによって金星が壊滅した後、彼女と地球へ逃亡し暮らしていたが、彼女の持つアカシャの絶大なる力に恐怖を覚え、彼女を封印をしてしまう。
その後は宇宙を彷徨い続け、変わり果てた姿となって若き日のテスカと遭遇し、彼の手によって処刑されるが…
【登場する用語】
●&font(#0000ff){焔の君}(ほむらのきみ)
ククルのパートナーに迎えられた者に与えられる名前で、本来はククルの暴走を抑える役目だが、これが原因でショロトルは彼女を封印して逃げた。
勾玉の力を使うことで、それを武器に変化させて戦う。
[[某焔の錬金術師>ロイ・マスタング]]とは関係ない。
●特務防衛機関「ハレ」
本部が埼玉県狭山市にある、いわゆる[[地球防衛隊]]。
宇宙人はおろか一般人に対しても容赦しない組織であり、架空の生物をモデルにした兵器を使用する。
●&font(#ffc0cb){花の戦争}
究極の力「&font(#ff0000){アカシャ}」を巡り、豹の戦士達が殺し合う戦い。
●&font(#ffff00){豹}の戦士
金星の戦士達の総称。
体のどこかに豹柄の装飾品を着けているのが特徴。
番外編ではククルのドコにあるのかがネタにされていた&font(#ffffff){→ ブラジャー疑惑}
●&font(#ff0000){アカシャ}
「花の戦争」優勝者に寄贈される究極の力だが、ククルが手にした際は暴走し金星を壊滅させた。
&font(#0000ff){焔の君}となったナギに力の一部が譲渡されており、生命の危機に瀕した彼を蘇生、さらに強化するなど、持ち主次第で無限に進化する。
作中では「新しい宇宙を作り出せるほどの力」とも言われている。
追記・修正 よろしくお願いします
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