ONE PIECE FILM Z

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&font(#6495ED){登録日}:2014/09/06 (土) 15:08:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ONE PIECE FILM Zとは、2012年に公開された『[[ONE PIECE]]』を原作とするアニメーション映画である。劇場版としては12作目に当たる。 監督は長峯達也、脚本は放送作家で大の『ONE PIECE』と公言する鈴木おさむが担当。また、総合プロデューサーとして原作者の尾田栄一郎も参加している。 尾田は前々作の『[[STRONG WORLD>ONE PIECE FILM STRONG WORLD]]』の製作総指揮を担当していたが、原作執筆との兼ね合いによる多忙さから「二度と映画製作には深く関わらない」と考えていたという。 その後映画スタッフから何度も相談を受け、最終的には脚本や絵コンテの細かいチェックを行う総合プロデューサーに落ち着いた。 脚本の鈴木おさむは「原作と密接なストーリーを作りたい」と考えており、矛盾がないように尾田と会談を重ね、脚本を完成させた。本編に先駆けて青キジが登場できたのもそのため。 そのためちゃんと原作に沿った時系列が考えられており、「魚人島編」の直後の話になるらしい。まぁ言われずともそれ以外考えられないが。 主題歌を世界的歌手のアヴリル・ラヴィーンが担当しているが、何気にアヴリル初の邦画楽曲提供となった。 【あらすじ】 偉大なる航路の後半の海、新世界のとある島。NEO海軍を自称する元海軍大将・ゼットらは巨大なエネルギーを持つ鉱物、ダイナ岩を盗み、その破壊力で全海賊抹殺を企てていた。 一方、新世界を航海中のルフィたち麦わらの一味のもとに、右腕に大型の武器を装着し、けがを負ったゼットが現れ、ルフィたちは介抱する。しかし目覚めたゼットはルフィたちが海賊だとわかると突然襲い掛かり、サニー号は半壊。仲間も敵の能力にさらされてしまう。 「絶対的正義」を掲げNEO海軍殲滅を遂行しようとする海軍本部、そして独自にルフィ達と接触してきた元大将・青キジも交え、ルフィ達は新世界の命運をかけた戦いに挑むことになる。 【登場人物(ネタバレあり)】 ◎麦わら海賊団 ・[[モンキー・D・ルフィ]] ご存知我らがゴム人間。時系列が二年後の新世界編なので、頂上戦争の時に負った胸の傷と、レイリーとの修行で身につけた高い戦闘力 + 覇王色を初めとする覇気の扱いが格段に上がっている。実際二回敗北を喫するものも、元海軍大将と互角以上の戦いを見せる。 ・[[ロロノア・ゾロ]] ご存知三刀流の腹巻き剣士。こちらも二年間の修業の末にルフィに勝るとも劣らない実力者になったのだが、今作では活躍は少なめ。敵幹部クラスと戦えたのでまだマシか。 ・[[ナミ>ナミ(ONE PIECE)]] ご存知オレンジ髪の航海士。しかし今作では相手の能力により幼女化してしまう。凄く可愛いのだが、活躍は少なめ。 ・[[ウソップ]] ご存知キャプテン・ウソップ。戦闘シーンは雑魚海兵の相手ぐらいしかないが、ゼットに敗れたルフィを回収したりバナナボートで火砕流から逃れたりとそこそこ活躍はしている。「海導」の合唱バージョンでの存在感は異常。 ・[[サンジ>サンジ(ONE PIECE)]] ご存知戦うコック。一味の(多分)NO3としてこちらも二年間の修業でかなり強くなっている。敵幹部クラスと交戦し、ほぼ圧倒していた。 ・[[トニートニー・チョッパー]] ご存知船医兼ペット兼非常食。ナミと同様に若返りの能力をくらい、ただでさえ小さいのに余計小さくなるという事態に陥る。 ・[[ニコ・ロビン]] ご存知お色気考古学者。ナミやチョッパーと同様に敵の能力で12年若返っているが、元の年齢が年齢(30歳)なので何も問題はなかった(後二回触れられたら消滅していたが)。若返って嬉しいんじゃないかとウソップに茶化された時は能力で締め倒している。 ・[[フランキー>フランキー(ONE PIECE)]] ご存知サイボーグ船大工。もっぱらゼットに半壊させられたサニー号の修理にあたっていたため、映像として出ていた時間は多分一味最短。それでも新兵器「フランキー将軍」にて相手の白くま軍団を一掃するという大活躍をする。 ・[[ブルック>ブルック(ONE PIECE)]] ご存知骨でアフロの音楽家。上記三人と同じく敵の能力を喰らうが、何の変化も見られなかった。まぁ彼は49年間アフロ骸骨をやっていたので、5回は能力を喰らわないと変化しないのだろう。年齢的には90歳から78歳に若返った。 ◎NEO海軍 ・[[ゼット(黒腕のゼファー)>ゼファー(ONE PIECE)]] CV:大塚芳忠、鈴木真仁(子供時代) &bold(){&color(red){「お前たちに最後の稽古をつけてやる!」}} NEO海軍総帥にして元海軍大将。本作のラスボスであり、真の主人公。74歳。非能力者ながらも武装色の覇気の達人で、現役時代は両腕に覇気をまとったその容貌から「黒腕のゼファー」と海賊たちに恐れられた伝説の海兵。ガープやセンゴク、つるとは同期。 また教官として三大将や多くの現役中将達を指導したこともあり、ゼファー先生と呼ばれていた模様。 現在は対能力者用の兵器であるスマッシャーを失われた右腕の代わりに装着し、新世界に巣食う海賊たちを殲滅する新世界殲滅作戦「グランリブート」を決行するため暗躍する。 流石に今は老いのためか全盛期より遥かに劣っており、特に心肺機能はかなり弱っている。それでも現役大将の黄猿と渡り合ったり、修行後のルフィを圧倒する戦闘力を誇っている。 最終的にはルフィの事を認め、彼を逃がす+好き勝手やった落とし前をつけるため海軍相手に向かっていき戦死した。 悲しい過去などがあるが詳細は個別項目で。 ・アイン CV:篠原涼子 NEO海軍の女幹部。ゼットの元教え子で、大型ナイフの二刀流や二丁拳銃を使った戦闘スタイル。手から放つ光で相手を12年若返らせる超人系悪魔の実「モドモドの実」の能力者。対象は生物のみならず無機物にも効き、生まれてから12年経っていないものは喰らうと消滅する。重複も可能だが自分には効かない。 かなりの実力者だが、流石にゾロには及ばないようで本人もそれを認めつつ足止めに徹していた。またゾロ曰く、迷いがある模様。 何故ゼットに能力をかけて全盛期まで戻さなかったが、元来ゼットは能力に頼り切るのを嫌うため受け付けなかったのだろう(戦闘中に元の年齢に戻ったら大ピンチである)。 ・ビンズ CV:香川照之 NEO海軍の幹部。ゼットの元教え子で、忍者風の男。素早い動きで翻弄する戦闘スタイル。超人系悪魔の実「モサモサの実」の能力者で、植物の成長を促し操ることが出来る。 こちらもかなりの実力者だが、サンジ相手には分が悪かったようだ。 ◎海軍本部 ・[[サカズキ>赤犬(ONE PIECE)]] 現海軍本部元帥。本編での顔見せがまだのためか、今作では声と首から下の映像のみ登場。ゼットを「昔は世話になったが今は敵」と断じてゼット及びNEO海軍の殲滅を海兵達に伝えた。 ・[[ボルサリーノ>黄猿(ONE PIECE)]] &bold(){&color(yellow){「さよなら!ゼファー先生!」}} 二年前と変わらず大将。冒頭の戦闘シーンではゼットのことを先生と呼び、苛烈な攻撃を加え投降を呼びかけるが失敗、取り逃がす。 最終決戦後はゼットを葬るため攻撃を加え、討ち取る。この時はいつもの様に飄々とした口調ではなく、シリアスな口調だった。 因みにその飄々とした性格のせいか、ゼット曰く「昔から相性が最悪」とのこと。ゼファーからは能力に頼りすぎだとたびたび注意を受けていた。 ・[[モンキー・D・ガープ]] 海軍の英雄。現在は肩書そのままで教官をしている。ゼットとは同期なので彼の悲しい過去もよく知っており、なんともやるせない感情を抱いていた。 ・センゴク 元海軍本部元帥で元同期。現在は一線を引き大目付として海軍にとどまっている。ガープと同じくゼットの過去を知っており、同情に値するとするが一方で、「無関係な一般人をも巻き込む彼のやり方は断じて許されるものではない」と発言した。 ・つる 海軍本部中将で元同期。「ダイナ岩」の爆発に巻き込まれ生死不明になったゼットだったが、その力をよく知る彼女は会議の場で「これぐらいのことでくたばる男ではない」と断言していた。 ・その他中将の方たち ドーベルマン、オニグモ、モモンガ、ストロベリー、ヤマカジなどなど多くの中将が前半の会議及び最終決戦の場に登場。皆恩師であるゼットには思うところがあるようで、ゼットを討ち取る際にドーベルマン中将は涙を流していた。 ◎その他の登場人物 ・[[クザン>青キジ]] 元海軍大将で現在の所属は不明。原作に先駆けてルフィ達と邂逅し、ルフィ達にゼットの人となりと目的を語る。容貌はあまり変わらないが、サカズキとの死闘で負ったと思われる傷跡が痛々しく、片足も失っており能力で作った氷の義足で代用している。 彼にとって一番の恩人はガープではあるが、それでもゼファーには世話になっており、よく一緒に酒を飲んでいた。 作中では、ゼファーの生き様を見届ける。ゼットに引き起こされた噴火に巻き込まれそうになった人を助けたり、ダイナ岩をまとめて凍らせて被害は止めていた。 ◎用語解説 ・PX-Z(白くま) パシフィスタの改造型。恐るべき戦闘力を誇りNEO海軍の切り札として投入されるが、「フランキー将軍」に一掃される。 ・ダイナ岩 本作のキーアイテム。卵型の形状をした手のひらサイズの岩石。酸素に触れ衝撃を加えると島ひとつ吹き飛ばすほどの大爆発を引き起こす天然危険物。古代兵器にも匹敵する破壊力とされ厳重に保管されていたが、冒頭でゼット率いるNEO海軍に強奪される。本来はエンドポイント防衛の切り札だったらしい。 ・エンドポイント 本作のキーポイント。新世界に三箇所あるマグマ溜まりで、それらを全て破壊すると新世界を焼きつくす程の大破局噴火起きるとされている。表向きには調査の結果根も葉もないデマ情報であったとされているが、実は真実。このエンドポイントをダイナ岩で吹き飛ばし、新世界に蔓延っている海賊を彼らの目標である「ワンピース」ごと葬るのがゼットの目的。 【評価】 初日2日間で興行収入13億7205万4050円・動員数114万81人を記録する。動員数は「ハウルの動く城」が持ち続けてきた約110万人の記録を上回るもので、21世紀邦画最高記録を樹立する。興行収入も「ハウルの動く城」に次いで第二位である。 最終興行収入は68億7000万円で、前作の「STRONG WORLD」はもとより東映歴代最高記録となる爆発的なヒットを成し遂げた。2012年公開の邦画興行成績ランキングでは「海猿」についで第二位、2013年間でも「風立ちぬ」についで第二位と近年を代表する映画作品となった。 追記・修正は3つのエンドポイント破壊を防いでから、よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 尾田さんがねを上げるほど総指揮大変なら、藤子不二雄先生月刊とはいえ毎年映画作ってすごいと思った・・ -- 名無しさん (2014-09-06 15:31:20) - 収録中元の年齢に戻る時のロビンの声がエロすぎて撮り直しになったとか・・・ -- 名無しさん (2014-09-06 15:58:00) - ↑十分エロかったんですが… 取り直させたスタッフ許さん(マジギレ) -- 名無しさん (2014-09-06 16:33:40) - これでもかってくらいにおっさん祭り -- 名無しさん (2014-09-06 16:36:30) - うか   -- 名無しさん (2014-09-06 17:16:54) - ↑ミス↑3あまりにもエロ過ぎて声優とかスタッフの中に吹き出して笑ってしまった人がいたらしい -- 名無しさん (2014-09-06 17:18:02) - ゾロの青龍印 流水がかっこよすぎる -- 名無しさん (2014-09-06 17:53:51) - 最初は不満点の残る映画だった。ちょっとモヤッとしたままというか…でも何度もBD見返すくらい好きだ -- 名無しさん (2014-09-06 18:20:54) - ゼットを若返らせることができないのは右腕に海楼石付けてたからでは? -- 名無しさん (2014-09-06 18:38:08) - ↑あーなるほど。ありうる。もしくはZが固辞したかか。自分の積み重ねだからな -- 名無しさん (2014-09-06 19:23:20) - センゴクの声優さん、ワンピースで演じたのはこれで最後だったな -- 名無しさん (2014-09-06 22:58:09) - ↑3 あれ、どうなんだろ…??? でも海楼石のものを身に着けてて防げるのなら、能力持たない海兵はみんな持ってるんじゃないか? 能力者が触れるならともかく、能力かけられた者が触れても意味がないのでは…えっ、どうなんだろう… -- 名無しさん (2014-09-07 00:41:17) - ↑海楼石は加工が難しい、と言われてたはず -- 名無しさん (2014-09-07 00:49:53) - 香川照之さん声優上手かったな -- 名無しさん (2014-09-07 06:08:00) - ラストシーンは本当に良いな、子供の頃から海賊に憧れる人が居るのだから子供の頃から正義の味方だって居るものだよな -- 名無しさん (2014-09-07 08:03:44) - ↑3 すまん、誤解を招く発言になった(´・ω・`)  「所持していて防げるのなら、海楼石の錠を常に持ってれば能力者相手で無敵なのか」と考えたんだ…多分、違うとは思うが… -- 名無しさん (2014-09-07 10:00:25) - 途中の紙芝居以外は良かった -- 名無しさん (2014-09-07 17:19:45) - ていうか爆発させちゃいけない島に大量の爆発物保管してる海軍って・・・・・・ -- 名無しさん (2014-09-07 19:09:08) - ↑守らなきゃいけないから、両方とも守れるよう強固な警備を敷いてたんじゃ? -- 名無しさん (2014-09-07 19:38:19) - ブルックが元に戻る時の「アッ~!」で笑った -- 名無しさん (2014-09-07 22:33:32) - 幼児化してもあまり戦闘に支障は出てなかったな…… -- 名無しさん (2014-09-07 23:08:28) - チョッパーはともかく、ナミは武器で戦うからねぇ。ルフィとかなら大問題だったろうけどw -- 名無しさん (2014-09-07 23:28:42) - ナミ:武器主体なので大丈夫 チョッパー:手足は短くなったけど技の冴えにかわりなし ロビン:若返ってむしろ強くなってそう ブルック:骨ですからねー -- 名無しさん (2014-10-18 00:19:57) - 毎度不安にさせるタレント声優だけど、香川さんも篠原さんも良かったな。 -- 名無しさん (2014-10-18 00:29:51) - 香川さん上手かったよね~。変なキャラでやりづらかっただろうに。むしろ、変すぎて吹っ切れたのかな? -- 名無しさん (2014-10-18 07:42:17) - ↑自分ちの子供が大ファンで、わざわざ「ワンピのキャラってどんなしゃべり方すんの?」と演技指導をしてもらったらしい -- 名無しさん (2014-10-18 08:19:49) - アインのモドモドの能力ってジュエリー・ボニーの単位固定の若返らせのみの効果って見方で合ってるかな? -- 名無しさん (2014-10-18 08:40:20) - 最後黄猿のサングラスの裏側が見えてなかったのは涙浮かべてたと思いたい -- 名無しさん (2014-10-24 18:29:08) - ↑3 うおっ、マジ!? その話初めて聞いたよ、ありがとう! そっか、そりゃ上手いわけだ…良い役者さんやね。 ↑ 黄猿は任務を忠実に遂行する奴だけど、無感情の機械みたいな奴じゃないし、声のトーンからしても思うところはあったように聞こえたな -- 名無しさん (2014-10-24 21:26:57) - 来年また映画か…。制作は作者の負担を増やすのいい加減やめてやるべきだ。そんなに利益が欲しいのか。 -- 名無しさん (2015-10-20 12:06:57) - 尾田っちの体調ホントに考えてんのかよ集英社・・・。 -- 名無しさん (2015-10-20 12:34:00) - 楽しみなんだけど尾田っちの体調がガチで心配です -- 名無しさん (2015-10-20 12:40:26) - ロビンの踊り子姿なんだが、ドラクエのマーニャみたいなビキニっぽい格好になるのかと期待してたな -- 名無しさん (2016-01-30 22:19:44) - GOLDのゲスト声優がどうも未知数で不安なんだが。 -- 名無しさん (2016-04-06 11:26:51) - 作者の負担はかなり大きいが、実際作者が本格的に関わってるストロングワールドやZは好評だしなぁ…難しい話だな -- 名無しさん (2016-05-12 14:49:12) - 今年の映画は革命軍やCP0のメンバーも登場するようだが原作キャラも関わる形にしてファンの興味を抱かせるフジテレビ及び集英社が映画興収をガッポリ稼ごうとする魂胆しか感じないんだが。 -- 名無しさん (2016-05-28 19:17:06) - 本筋となんの関係もないストーリーを展開するよりも個人的にスッキリしていて好きだな -- 名無しさん (2016-05-28 19:25:02) - てか今年ゲスト声優ちょっと多すぎやしないか -- 名無しさん (2016-06-28 16:11:24) - 達幸さんのセンゴクはこれが最後だったな・・・ -- 名無しさん (2016-07-07 11:37:20) - ゼットはいいキャラをしていた声が大塚さんということを知って納得 -- 名無しさん (2016-07-19 15:35:58) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2014/09/06 (土) 15:08:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ONE PIECE FILM Zとは、2012年に公開された『[[ONE PIECE]]』を原作とするアニメーション映画である。劇場版としては12作目に当たる。 監督は長峯達也、脚本は放送作家で大の『ONE PIECE』と公言する鈴木おさむが担当。また、総合プロデューサーとして原作者の尾田栄一郎も参加している。 尾田は前々作の『[[STRONG WORLD>ONE PIECE FILM STRONG WORLD]]』の製作総指揮を担当していたが、原作執筆との兼ね合いによる多忙さから「二度と映画製作には深く関わらない」と考えていたという。 その後映画スタッフから何度も相談を受け、最終的には脚本や絵コンテの細かいチェックを行う総合プロデューサーに落ち着いた。 脚本の鈴木おさむは「原作と密接なストーリーを作りたい」と考えており、矛盾がないように尾田と会談を重ね、脚本を完成させた。本編に先駆けて青キジが登場できたのもそのため。 そのためちゃんと原作に沿った時系列が考えられており、「魚人島編」の直後の話になるらしい。まぁ言われずともそれ以外考えられないが。 主題歌を世界的歌手のアヴリル・ラヴィーンが担当しているが、何気にアヴリル初の邦画楽曲提供となった。 【あらすじ】 偉大なる航路の後半の海、新世界のとある島。NEO海軍を自称する元海軍大将・ゼットらは巨大なエネルギーを持つ鉱物、ダイナ岩を盗み、その破壊力で全海賊抹殺を企てていた。 一方、新世界を航海中のルフィたち麦わらの一味のもとに、右腕に大型の武器を装着し、けがを負ったゼットが現れ、ルフィたちは介抱する。しかし目覚めたゼットはルフィたちが海賊だとわかると突然襲い掛かり、サニー号は半壊。仲間も敵の能力にさらされてしまう。 「絶対的正義」を掲げNEO海軍殲滅を遂行しようとする海軍本部、そして独自にルフィ達と接触してきた元大将・青キジも交え、ルフィ達は新世界の命運をかけた戦いに挑むことになる。 【登場人物(ネタバレあり)】 ◎麦わら海賊団 ・[[モンキー・D・ルフィ]] ご存知我らがゴム人間。時系列が二年後の新世界編なので、頂上戦争の時に負った胸の傷と、レイリーとの修行で身につけた高い戦闘力 + 覇王色を初めとする覇気の扱いが格段に上がっている。実際二回敗北を喫するものも、元海軍大将と互角以上の戦いを見せる。 ・[[ロロノア・ゾロ]] ご存知三刀流の腹巻き剣士。こちらも二年間の修業の末にルフィに勝るとも劣らない実力者になったのだが、今作では活躍は少なめ。敵幹部クラスと戦えたのでまだマシか。 ・[[ナミ>ナミ(ONE PIECE)]] ご存知オレンジ髪の航海士。しかし今作では相手の能力により幼女化してしまう。凄く可愛いのだが、活躍は少なめ。 ・[[ウソップ]] ご存知キャプテン・ウソップ。戦闘シーンは雑魚海兵の相手ぐらいしかないが、ゼットに敗れたルフィを回収したりバナナボートで火砕流から逃れたりとそこそこ活躍はしている。「海導」の合唱バージョンでの存在感は異常。 ・[[サンジ>サンジ(ONE PIECE)]] ご存知戦うコック。一味の(多分)NO3としてこちらも二年間の修業でかなり強くなっている。敵幹部クラスと交戦し、ほぼ圧倒していた。 ・[[トニートニー・チョッパー]] ご存知船医兼ペット兼非常食。ナミと同様に若返りの能力をくらい、ただでさえ小さいのに余計小さくなるという事態に陥る。 ・[[ニコ・ロビン]] ご存知お色気考古学者。ナミやチョッパーと同様に敵の能力で12年若返っているが、元の年齢が年齢(30歳)なので何も問題はなかった(後二回触れられたら消滅していたが)。若返って嬉しいんじゃないかとウソップに茶化された時は能力で締め倒している。 ・[[フランキー>フランキー(ONE PIECE)]] ご存知サイボーグ船大工。もっぱらゼットに半壊させられたサニー号の修理にあたっていたため、映像として出ていた時間は多分一味最短。それでも新兵器「フランキー将軍」にて相手の白くま軍団を一掃するという大活躍をする。 ・[[ブルック>ブルック(ONE PIECE)]] ご存知骨でアフロの音楽家。上記三人と同じく敵の能力を喰らうが、何の変化も見られなかった。まぁ彼は49年間アフロ骸骨をやっていたので、5回は能力を喰らわないと変化しないのだろう。年齢的には90歳から78歳に若返った。 ◎NEO海軍 ・[[ゼット(黒腕のゼファー)>ゼファー(ONE PIECE)]] CV:大塚芳忠、鈴木真仁(子供時代) &bold(){&color(red){「お前たちに最後の稽古をつけてやる!」}} NEO海軍総帥にして元海軍大将。本作のラスボスであり、真の主人公。74歳。非能力者ながらも武装色の覇気の達人で、現役時代は両腕に覇気をまとったその容貌から「黒腕のゼファー」と海賊たちに恐れられた伝説の海兵。ガープやセンゴク、つるとは同期。 また教官として三大将や多くの現役中将達を指導したこともあり、ゼファー先生と呼ばれていた模様。 現在は対能力者用の兵器であるスマッシャーを失われた右腕の代わりに装着し、新世界に巣食う海賊たちを殲滅する新世界殲滅作戦「グランリブート」を決行するため暗躍する。 流石に今は老いのためか全盛期より遥かに劣っており、特に心肺機能はかなり弱っている。それでも現役大将の黄猿と渡り合ったり、修行後のルフィを圧倒する戦闘力を誇っている。 最終的にはルフィの事を認め、彼を逃がす+好き勝手やった落とし前をつけるため海軍相手に向かっていき戦死した。 悲しい過去などがあるが詳細は個別項目で。 ・アイン CV:篠原涼子 NEO海軍の女幹部。ゼットの元教え子で、大型ナイフの二刀流や二丁拳銃を使った戦闘スタイル。手から放つ光で相手を12年若返らせる超人系悪魔の実「モドモドの実」の能力者。対象は生物のみならず無機物にも効き、生まれてから12年経っていないものは喰らうと消滅する。重複も可能だが自分には効かない。 かなりの実力者だが、流石にゾロには及ばないようで本人もそれを認めつつ足止めに徹していた。またゾロ曰く、迷いがある模様。 何故ゼットに能力をかけて全盛期まで戻さなかったが、元来ゼットは能力に頼り切るのを嫌うため受け付けなかったのだろう(戦闘中に元の年齢に戻ったら大ピンチである)。 ・ビンズ CV:香川照之 NEO海軍の幹部。ゼットの元教え子で、忍者風の男。素早い動きで翻弄する戦闘スタイル。超人系悪魔の実「モサモサの実」の能力者で、植物の成長を促し操ることが出来る。 こちらもかなりの実力者だが、サンジ相手には分が悪かったようだ。 ◎海軍本部 ・[[サカズキ>赤犬(ONE PIECE)]] 現海軍本部元帥。本編での顔見せがまだのためか、今作では声と首から下の映像のみ登場。ゼットを「昔は世話になったが今は敵」と断じてゼット及びNEO海軍の殲滅を海兵達に伝えた。 ・[[ボルサリーノ>黄猿(ONE PIECE)]] &bold(){&color(yellow){「さよなら!ゼファー先生!」}} 二年前と変わらず大将。冒頭の戦闘シーンではゼットのことを先生と呼び、苛烈な攻撃を加え投降を呼びかけるが失敗、取り逃がす。 最終決戦後はゼットを葬るため攻撃を加え、討ち取る。この時はいつもの様に飄々とした口調ではなく、シリアスな口調だった。 因みにその飄々とした性格のせいか、ゼット曰く「昔から相性が最悪」とのこと。ゼファーからは能力に頼りすぎだとたびたび注意を受けていた。 ・[[モンキー・D・ガープ]] 海軍の英雄。現在は肩書そのままで教官をしている。ゼットとは同期なので彼の悲しい過去もよく知っており、なんともやるせない感情を抱いていた。 ・センゴク 元海軍本部元帥で元同期。現在は一線を引き大目付として海軍にとどまっている。ガープと同じくゼットの過去を知っており、同情に値するとするが一方で、「無関係な一般人をも巻き込む彼のやり方は断じて許されるものではない」と発言した。 ・つる 海軍本部中将で元同期。「ダイナ岩」の爆発に巻き込まれ生死不明になったゼットだったが、その力をよく知る彼女は会議の場で「これぐらいのことでくたばる男ではない」と断言していた。 ・その他中将の方たち ドーベルマン、オニグモ、モモンガ、ストロベリー、ヤマカジなどなど多くの中将が前半の会議及び最終決戦の場に登場。皆恩師であるゼットには思うところがあるようで、ゼットを討ち取る際にドーベルマン中将は涙を流していた。 ◎その他の登場人物 ・[[クザン>青キジ]] 元海軍大将で現在の所属は不明。原作に先駆けてルフィ達と邂逅し、ルフィ達にゼットの人となりと目的を語る。容貌はあまり変わらないが、サカズキとの死闘で負ったと思われる傷跡が痛々しく、片足も失っており能力で作った氷の義足で代用している。 彼にとって一番の恩人はガープではあるが、それでもゼファーには世話になっており、よく一緒に酒を飲んでいた。 作中では、ゼファーの生き様を見届ける。ゼットに引き起こされた噴火に巻き込まれそうになった人を助けたり、ダイナ岩をまとめて凍らせて被害は止めていた。 ◎用語解説 ・PX-Z(白くま) パシフィスタの改造型。恐るべき戦闘力を誇りNEO海軍の切り札として投入されるが、「フランキー将軍」に一掃される。 ・ダイナ岩 本作のキーアイテム。卵型の形状をした手のひらサイズの岩石。酸素に触れ衝撃を加えると島ひとつ吹き飛ばすほどの大爆発を引き起こす天然危険物。古代兵器にも匹敵する破壊力とされ厳重に保管されていたが、冒頭でゼット率いるNEO海軍に強奪される。本来はエンドポイント防衛の切り札だったらしい。 ・エンドポイント 本作のキーポイント。新世界に三箇所あるマグマ溜まりで、それらを全て破壊すると新世界を焼きつくす程の大破局噴火起きるとされている。表向きには調査の結果根も葉もないデマ情報であったとされているが、実は真実。このエンドポイントをダイナ岩で吹き飛ばし、新世界に蔓延っている海賊を彼らの目標である「ワンピース」ごと葬るのがゼットの目的。 【評価】 初日2日間で興行収入13億7205万4050円・動員数114万81人を記録する。動員数は「ハウルの動く城」が持ち続けてきた約110万人の記録を上回るもので、21世紀邦画最高記録を樹立する。興行収入も「ハウルの動く城」に次いで第二位である。 最終興行収入は68億7000万円で、前作の「STRONG WORLD」はもとより東映歴代最高記録となる爆発的なヒットを成し遂げた。2012年公開の邦画興行成績ランキングでは「海猿」についで第二位、2013年間でも「風立ちぬ」についで第二位と近年を代表する映画作品となった。 追記・修正は3つのエンドポイント破壊を防いでから、よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 尾田さんがねを上げるほど総指揮大変なら、藤子不二雄先生月刊とはいえ毎年映画作ってすごいと思った・・ -- 名無しさん (2014-09-06 15:31:20) - 収録中元の年齢に戻る時のロビンの声がエロすぎて撮り直しになったとか・・・ -- 名無しさん (2014-09-06 15:58:00) - ↑十分エロかったんですが… 取り直させたスタッフ許さん(マジギレ) -- 名無しさん (2014-09-06 16:33:40) - これでもかってくらいにおっさん祭り -- 名無しさん (2014-09-06 16:36:30) - うか   -- 名無しさん (2014-09-06 17:16:54) - ↑ミス↑3あまりにもエロ過ぎて声優とかスタッフの中に吹き出して笑ってしまった人がいたらしい -- 名無しさん (2014-09-06 17:18:02) - ゾロの青龍印 流水がかっこよすぎる -- 名無しさん (2014-09-06 17:53:51) - 最初は不満点の残る映画だった。ちょっとモヤッとしたままというか…でも何度もBD見返すくらい好きだ -- 名無しさん (2014-09-06 18:20:54) - ゼットを若返らせることができないのは右腕に海楼石付けてたからでは? -- 名無しさん (2014-09-06 18:38:08) - ↑あーなるほど。ありうる。もしくはZが固辞したかか。自分の積み重ねだからな -- 名無しさん (2014-09-06 19:23:20) - センゴクの声優さん、ワンピースで演じたのはこれで最後だったな -- 名無しさん (2014-09-06 22:58:09) - ↑3 あれ、どうなんだろ…??? でも海楼石のものを身に着けてて防げるのなら、能力持たない海兵はみんな持ってるんじゃないか? 能力者が触れるならともかく、能力かけられた者が触れても意味がないのでは…えっ、どうなんだろう… -- 名無しさん (2014-09-07 00:41:17) - ↑海楼石は加工が難しい、と言われてたはず -- 名無しさん (2014-09-07 00:49:53) - 香川照之さん声優上手かったな -- 名無しさん (2014-09-07 06:08:00) - ラストシーンは本当に良いな、子供の頃から海賊に憧れる人が居るのだから子供の頃から正義の味方だって居るものだよな -- 名無しさん (2014-09-07 08:03:44) - ↑3 すまん、誤解を招く発言になった(´・ω・`)  「所持していて防げるのなら、海楼石の錠を常に持ってれば能力者相手で無敵なのか」と考えたんだ…多分、違うとは思うが… -- 名無しさん (2014-09-07 10:00:25) - 途中の紙芝居以外は良かった -- 名無しさん (2014-09-07 17:19:45) - ていうか爆発させちゃいけない島に大量の爆発物保管してる海軍って・・・・・・ -- 名無しさん (2014-09-07 19:09:08) - ↑守らなきゃいけないから、両方とも守れるよう強固な警備を敷いてたんじゃ? -- 名無しさん (2014-09-07 19:38:19) - ブルックが元に戻る時の「アッ~!」で笑った -- 名無しさん (2014-09-07 22:33:32) - 幼児化してもあまり戦闘に支障は出てなかったな…… -- 名無しさん (2014-09-07 23:08:28) - チョッパーはともかく、ナミは武器で戦うからねぇ。ルフィとかなら大問題だったろうけどw -- 名無しさん (2014-09-07 23:28:42) - ナミ:武器主体なので大丈夫 チョッパー:手足は短くなったけど技の冴えにかわりなし ロビン:若返ってむしろ強くなってそう ブルック:骨ですからねー -- 名無しさん (2014-10-18 00:19:57) - 毎度不安にさせるタレント声優だけど、香川さんも篠原さんも良かったな。 -- 名無しさん (2014-10-18 00:29:51) - 香川さん上手かったよね~。変なキャラでやりづらかっただろうに。むしろ、変すぎて吹っ切れたのかな? -- 名無しさん (2014-10-18 07:42:17) - ↑自分ちの子供が大ファンで、わざわざ「ワンピのキャラってどんなしゃべり方すんの?」と演技指導をしてもらったらしい -- 名無しさん (2014-10-18 08:19:49) - アインのモドモドの能力ってジュエリー・ボニーの単位固定の若返らせのみの効果って見方で合ってるかな? -- 名無しさん (2014-10-18 08:40:20) - 最後黄猿のサングラスの裏側が見えてなかったのは涙浮かべてたと思いたい -- 名無しさん (2014-10-24 18:29:08) - ↑3 うおっ、マジ!? その話初めて聞いたよ、ありがとう! そっか、そりゃ上手いわけだ…良い役者さんやね。 ↑ 黄猿は任務を忠実に遂行する奴だけど、無感情の機械みたいな奴じゃないし、声のトーンからしても思うところはあったように聞こえたな -- 名無しさん (2014-10-24 21:26:57) - 来年また映画か…。制作は作者の負担を増やすのいい加減やめてやるべきだ。そんなに利益が欲しいのか。 -- 名無しさん (2015-10-20 12:06:57) - 尾田っちの体調ホントに考えてんのかよ集英社・・・。 -- 名無しさん (2015-10-20 12:34:00) - 楽しみなんだけど尾田っちの体調がガチで心配です -- 名無しさん (2015-10-20 12:40:26) - ロビンの踊り子姿なんだが、ドラクエのマーニャみたいなビキニっぽい格好になるのかと期待してたな -- 名無しさん (2016-01-30 22:19:44) - GOLDのゲスト声優がどうも未知数で不安なんだが。 -- 名無しさん (2016-04-06 11:26:51) - 作者の負担はかなり大きいが、実際作者が本格的に関わってるストロングワールドやZは好評だしなぁ…難しい話だな -- 名無しさん (2016-05-12 14:49:12) - 今年の映画は革命軍やCP0のメンバーも登場するようだが原作キャラも関わる形にしてファンの興味を抱かせるフジテレビ及び集英社が映画興収をガッポリ稼ごうとする魂胆しか感じないんだが。 -- 名無しさん (2016-05-28 19:17:06) - 本筋となんの関係もないストーリーを展開するよりも個人的にスッキリしていて好きだな -- 名無しさん (2016-05-28 19:25:02) - てか今年ゲスト声優ちょっと多すぎやしないか -- 名無しさん (2016-06-28 16:11:24) - 達幸さんのセンゴクはこれが最後だったな・・・ -- 名無しさん (2016-07-07 11:37:20) - ゼットはいいキャラをしていた声が大塚さんということを知って納得 -- 名無しさん (2016-07-19 15:35:58) #comment #areaedit(end) }

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