SNo.0 ホープ・ゼアル

「SNo.0 ホープ・ゼアル」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

SNo.0 ホープ・ゼアル - (2015/07/06 (月) 02:40:23) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2015/7/5 (日曜日) 21:35:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){受けよ縦横無尽なる希望の力を!!}} #center(){&font(#0000ff){ これが新たな時代の天地開闢!!! }} 「SNo.0 ホープ・ゼアル」とは、[[漫画版遊戯王ZEXAL>遊戯王ZAXAL(漫画版)]]で登場したカードである。 ↓以下、効果(漫画版) #blockquote(){効果モンスター ランク0/光属性/戦士族/攻 ?/守 ? このカードの特殊召喚時に相手はカード効果を発動出来ない このカードの攻撃力は、エクシーズ素材となったモンスターのランク×500アップする} e・ラーの操る[[絶望神アンチホープ]]の凄まじい力の前になす術が無くなったと思われた矢先、 [[ZEXAL]]となった[[遊馬>九十九遊馬]]と[[アストラル>アストラル(遊戯王ZEXAL )]]が[[シャイニングドロー]]で作り上げた 「輝 望 道(シャイニング・ホープ・ロード)」の効果で、[[SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング]]ら3体のナンバーズをエクシーズ素材とし、 さらに、アニメではやりそうでやらなかった&bold(){希望皇ホープと一体化することによって}生まれた。 そして、自身の効果で攻撃力を&bold(){9500}に上昇させてアンチホープを撃破、デュエルに終止符を打った。 [[FNo.0 未来皇ホープ]]に続いて2体目のランク0のエクシーズモンスター。 遊馬の雰囲気を模している未来皇と比べると、カードイラストはアニメのZEXALに非常に酷似しておりなかなか格好いい。 因みに遊馬たちがこの姿になっている際、&bold(){デュエルディスクが消滅していた。} どうやってプレイしていたのか非ッ常に気になるところだが、所詮[[遊戯王ではよくあること]] そして、2015年Vジャンプ7月号の応募者全員パック「レジェンダリ―コレクション」にて、このカードのOCG化が発表された。 発表当時は効果が判明しておらず、このパックには「[[聖珖神竜 スターダスト・シフル>決闘竜(漫画版5D's)]]や[[真紅眼の遡刻竜>真紅眼の黒竜]]など、 他の漫画版主人公のカードやそのときもっとも熱いテーマであるレッドアイズの新規カードも収録されており、そこまで熱い注目はされていなかった。 というのも、原作での効果が先程書いた通り、 ・特殊召喚時の効果の発動を無効 ・エクシーズ素材としたモンスターによるバンプアップ …と、決して弱くは無いものの、どうにも地味な感じが否めなかったからであろう。 さらに言えば、このカードの情報が出る少し前に登場した[[SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング]]が、 明らかなオーバースペックでありながらもそれなりに原作通りに再現されたことで、 「それなりに原作再現されても大したこと無くね?」とライトニングと比較されることも少なくなかった。 だがしかし、数週間後、&bold(){全国のデュエリストたちのド肝を抜く詳細が明かされることとなる。} ↓以下、OCG効果 #blockquote(){エクシーズ・効果モンスター ランク0/光属性/戦士族/攻 ?/守 ? 同じランクの「No.」Xモンスター×3 ルール上、このカードのランクは1として扱う。 このカードは手札の「RUM」通常魔法カード1枚を捨て、 自分フィールドの「希望皇ホープ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。 (1):このカードのX召喚は無効化されない。 (2):このカードのX召喚成功時には、相手は効果を発動できない。 (3):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのX素材の数×1000アップする。 (4):相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 このターン、&font(red){&bold(){相手は効果を発動できない。}}} まず1、2の効果。 これは原作効果を完璧に再現できているといってもいいだろう。 召喚条件は正規の方法で狙うと途轍もなく手間がかかる上、 通常魔法のRUMを墓地に送るという関係上妨害されると非常に辛いので、確実に場に留まらせられるこの効果は非常にありがたい。 続いて3の攻撃力アップ効果。 爆発力は劣るものの、上手く行けば攻撃力4000以上も視野に入れられるので単純な殴り合いにも強い。 ただ、後術にあるように上げ下げの幅が非常に大きく不安定なので長丁場は不向きか。 さて、問題は4の効果である もう一度読んでいただきたい。 エクシーズを一つ取り除くことで、 #center(){&color(red){&sizex(4){&bold(){相手は効果を発動できない}}}} #center(){&color(red){&sizex(5){&bold(){効 果 を 発 動 出 来 な い}}}} #center(){&color(red){&sizex(6){&bold(){発  動  出  来  な  い}}}} 大事なことなのd(ry [[???>マリク・イシュタール/闇マリク]] 「ア…アリエナイ」 [[???>アポリア(遊戯王5D's)]]「やめろぉ…!やめてくれぇ!」 [[???>ナッシュ(遊戯王ZEXAL)]]「何処までも俺の…!俺たちの希望を打ち砕く気かぁ!!」 [[???>IV(遊戯王ZEXAL)]]「ふざけるなテメェら!なんで俺に気持ち良くデュエルさせねぇんだ!!」 相手の効果の発動を&font(red){ &bold(){一切封じる}}マジキチロック効果を引っ提げてきたのである。 デュエリスト諸君には釈迦に説法だと思うが、まず遊戯王OCGでは、 モンスター効果、魔法、トラップカードの効果が非常に重要である。 どれだけ特殊なデッキであろうとも、効果を全く使用しないデッキなど存在しない。 カードの効果は、勝利を掴みとるためには絶対に無くてはならないものなのである。 しかし、こいつが出てきてしまえば&bold(){それらのほぼ全てが封じられる。} ホープ・ゼアルの効果が発動すれば、 [[手札>水精鱗(遊戯王OCG)]][[誘発> 暗黒界(遊戯王OCG)]]などの防ぎにくい効果も根本から潰し、 近年暴れに暴れている[[融>シャドール]][[合>E・HERO]]や[[儀式召喚>影霊衣(遊戯王OCG)]]すら封殺する。 さらに言えば相手の展開も大幅に抑制できるため、[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]すらも難しくなる。 そしてダメ押しと言わんばかりに[[ペンデュラム召喚(遊戯王OCG)]]も、ペンデュラムカードをセッティングするのも発動扱いになるという関係上不可能。 もうこれくらいでいいだろう。 #center(){&font(#ff0000){ &bold(){こいつの効果の発動に成功すればほとんどのデッキが機能停止する。}}} だってまともなプレイが出来ないんだもん。 召喚時に奈落の落とし穴や神の宣告を打てないこともこいつの強さを際立たせている。 一応相手ターンのみの抑制だが、これも[[エフェクト・ヴェーラー]]に妨害されないという強みにもなっている。 類似する効果を持ちながら海外で禁止カードにまで指定された[[No.16 色の支配者ショック・ルーラー]]ですら、 指定できるカードは一種類である事から、このカードの対応範囲がどれほど異常なのかは理解できるであろう。 このように、効果だけ見れば&bold(){ライトニングとそうそう変わらない異常さを引っ提げて}登場したこのカード。 素材の関係上、どんなデッキにも採用できるわけでは無いが、希望皇ホープを軸にしたデッキや、 RUMと相性がいい「金華猫」などでは&bold(){割とあっさり出せる。} 特に希望皇ホープでは「エクシーズ・チェンジ・タクティクス」や「希望郷‐オノマトピア‐」などでフル回転させれば、 &bold(){先行1ターン目でホープゼアルとライトニングが同時に並ぶこともザラに起こる。} そんなことされたらもう泣いていい。 こいつの登場により、&bold(){「ホープ系列は殺意の波動に満ち溢れている」}というジンクスをより確固たるものにした。どうしてこうなった。 【弱点】 ……とまあ、このように明らかにオーバースペック(ちょいオーバーに言ったが)であるこのカードだが、 実際のところはいろいろ出し抜ける穴も存在しており、少しずつ無視できない弱点も露わになり始めている。 1.カードの効果そのもの、チェーンは無効にできない点。 相手のカード効果発動に対してこいつの効果を使っても、今後の発動は封じられるが、&bold(){発動したカードの効果は無効にできない。} これらの事態を防ぐためには、相手のドローフェイズなどに発動することが望ましい。 しかし、それでも&bold(){既に発動している永続効果や、[[サイバー・ドラゴン]]などの特殊召喚には無力である。} さらに、このカードにチェーンして[[禁じられた聖杯>禁じられた(遊戯王OCG)]]を打たれると、 &bold(){攻撃力400のバニラモンスターと化してしまう。} 相手ターンに発動するモンスター効果なのでもちろん[[ブレスル>ブレイクスルー・スキル(遊戯王OCG)]]も天敵。 &bold(){墓地に置いておくだけでただの攻守0のバニラと化します。} このように、全ての効果を封じられるわけでは無いので注意。 それでも、早いターンでこのカードを展開できれば相手に大きなプレッシャーを与えられることには間違いなく、 そういったカードをこのカードに強制出来るのもこのカードの利点でもある。 &font(l){ぶっちゃけ希望皇ホープ軸のデッキだとライトニングやらVやらヤバいのがポンポン出てくる} 2.攻撃力の上げ下げ このカードの攻撃力はエクシーズ素材に依存するので、効果を使えば使う程攻撃力が下がっていく。 素のホープに重ねた場合、一度効果を使えば攻撃力が2000になるので、 サイバードラゴンやフォトンスラッシャーなど汎用性の高いモンスターに戦闘破壊されやすくなる。 ターン数を重ねれば重ねるほど戦闘破壊の危険性が高まるため、早めに決着を着けるか、 いっその事使い切りのロックカードとして運用するのもありか。 &font(l){はっきり言って1ターンやられるだけでも大打撃であるが} だがしかし、希望皇ホープ→ホープレイ→ホープ・ゼアルに重ねれば、素で4000、効果を使っても3000と格段に場持ちが良くなる。 3.自分のターンは無防備 ライトニングは婿効果はバトルフェイズのみとはいえ出しやすく、ホープドラグーンは対象をとるモンスター効果に耐性がある。 しかしこのカード、相手ターンは上述の効果で発動を全部封じれるが自分のターンはX召喚を無効にされないだけである。 つまり、フリチェ筆頭の強制脱出装置はおろか、ミラフォース、魔法の筒その他もろもろ、X召喚時以外の除去効果は普通に受けてしまう。 このカードの真骨頂は基本的に妨害効果とはいえ、自分のターンにできることはそれほど多くないため、 ライトニングやホープドラグーンより優先できるかは完全に状況次第となってしまう。 4.希望皇ホープでは無い このカードは希望皇ホープとの共存を前提に作られたものだが、 カード名に&bold(){「希望皇ホープ」}が存在しない。 つまり、ZWのサポートも受けられず、このカードを素材にしてホープドラグーンを出すことは不可能である。 [[ビヨンド>No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ]]と違い、「希望皇ホープとして扱う」という一文が無いのが惜しい。 弱点と言っても微々たるものだが、ホープ軸だと結構不自由に思える場面に遭遇することもある。 こんな感じで、このカードは強力な効果を持ちながらそれなりに弱点も存在し、 それもプレイング次第ではかわすことが出来る良カードになりつつある。 どんなデッキにも採用でき、効果も異常なレベルのライトニングと比べても、 このカードは採用できるデッキが限られているので、そこまでヘイトを集めているわけでは無い。 &font(l){出されたら相手が萎えるのは確実だろうが} ホープ剣!追記、修正スラッシュ!! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - No.x3体以上とかでもいいだろと心底思うんだよなぁ...ロマンだけど狙う価値はそこそこあるし 重ねやすいホープにこの効果のゼアルはきつすぎるわ -- 名無しさん (2015-07-05 22:08:54) - 穴が多い分突破自体は容易い 自ターンに防御性能皆無ってのが幸いしてるからこそだけど -- 名無しさん (2015-07-05 22:19:38) - 1ターン目に出せればこの上なく頼もしいカード -- 名無しさん (2015-07-05 23:23:21) - 先攻インフィニティとこいつ出てくると絶望する -- 名無しさん (2015-07-05 23:49:53) - ヘイト集める云々や萎えるってのがちょっと余計だと思うわ -- 名無しさん (2015-07-06 01:06:28) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2015/7/5 (日曜日) 21:35:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){受けよ縦横無尽なる希望の力を!!}} #center(){&font(#0000ff){ これが新たな時代の天地開闢!!! }} 「SNo.0 ホープ・ゼアル」とは、[[漫画版遊戯王ZEXAL>遊戯王ZAXAL(漫画版)]]で登場したカードである。 ↓以下、効果(漫画版) #blockquote(){効果モンスター ランク0/光属性/戦士族/攻 ?/守 ? このカードの特殊召喚時に相手はカード効果を発動出来ない このカードの攻撃力は、エクシーズ素材となったモンスターのランク×500アップする} e・ラーの操る[[絶望神アンチホープ]]の凄まじい力の前になす術が無くなったと思われた矢先、 [[ZEXAL]]となった[[遊馬>九十九遊馬]]と[[アストラル>アストラル(遊戯王ZEXAL )]]が[[シャイニングドロー]]で作り上げた 「輝 望 道(シャイニング・ホープ・ロード)」の効果で、[[SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング]]ら3体のナンバーズをエクシーズ素材とし、 さらに、アニメではやりそうでやらなかった&bold(){希望皇ホープと一体化することによって}生まれた。 そして、自身の効果で攻撃力を&bold(){9500}に上昇させてアンチホープを撃破、デュエルに終止符を打った。 [[FNo.0 未来皇ホープ]]に続いて2体目のランク0のエクシーズモンスター。 遊馬の雰囲気を模している未来皇と比べると、カードイラストはアニメのZEXALに非常に酷似しておりなかなか格好いい。 因みに遊馬たちがこの姿になっている際、&bold(){デュエルディスクが消滅していた。} どうやってプレイしていたのか非ッ常に気になるところだが、所詮[[遊戯王ではよくあること]] そして、2015年Vジャンプ7月号の応募者全員パック「レジェンダリ―コレクション」にて、このカードのOCG化が発表された。 発表当時は効果が判明しておらず、このパックには「[[聖珖神竜 スターダスト・シフル>決闘竜(漫画版5D's)]]や[[真紅眼の遡刻竜>真紅眼の黒竜]]など、 他の漫画版主人公のカードやそのときもっとも熱いテーマであるレッドアイズの新規カードも収録されており、そこまで熱い注目はされていなかった。 というのも、原作での効果が先程書いた通り、 ・特殊召喚時の効果の発動を無効 ・エクシーズ素材としたモンスターによるバンプアップ …と、決して弱くは無いものの、どうにも地味な感じが否めなかったからであろう。 さらに言えば、このカードの情報が出る少し前に登場した[[SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング]]が、 明らかなオーバースペックでありながらもそれなりに原作通りに再現されたことで、 「それなりに原作再現されても大したこと無くね?」とライトニングと比較されることも少なくなかった。 だがしかし、数週間後、&bold(){全国のデュエリストたちのド肝を抜く詳細が明かされることとなる。} ↓以下、OCG効果 #blockquote(){エクシーズ・効果モンスター ランク0/光属性/戦士族/攻 ?/守 ? 同じランクの「No.」Xモンスター×3 ルール上、このカードのランクは1として扱う。 このカードは手札の「RUM」通常魔法カード1枚を捨て、 自分フィールドの「希望皇ホープ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。 (1):このカードのX召喚は無効化されない。 (2):このカードのX召喚成功時には、相手は効果を発動できない。 (3):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのX素材の数×1000アップする。 (4):相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 このターン、&font(red){&bold(){相手は効果を発動できない。}}} まず1、2の効果。 これは原作効果を完璧に再現できているといってもいいだろう。 召喚条件は正規の方法で狙うと途轍もなく手間がかかる上、 通常魔法のRUMを墓地に送るという関係上妨害されると非常に辛いので、確実に場に留まらせられるこの効果は非常にありがたい。 続いて3の攻撃力アップ効果。 爆発力は劣るものの、上手く行けば攻撃力4000以上も視野に入れられるので単純な殴り合いにも強い。 ただ、後術にあるように上げ下げの幅が非常に大きく不安定なので長丁場は不向きか。 さて、問題は4の効果である もう一度読んでいただきたい。 エクシーズを一つ取り除くことで、 #center(){&color(red){&sizex(4){&bold(){相手は効果を発動できない}}}} #center(){&color(red){&sizex(5){&bold(){効 果 を 発 動 出 来 な い}}}} #center(){&color(red){&sizex(6){&bold(){発  動  出  来  な  い}}}} 大事なことなのd(ry [[???>マリク・イシュタール/闇マリク]] 「ア…アリエナイ」 [[???>アポリア(遊戯王5D's)]]「やめろぉ…!やめてくれぇ!」 [[???>ナッシュ(遊戯王ZEXAL)]]「何処までも俺の…!俺たちの希望を打ち砕く気かぁ!!」 [[???>IV(遊戯王ZEXAL)]]「ふざけるなテメェら!なんで俺に気持ち良くデュエルさせねぇんだ!!」 相手の効果の発動を&font(red){ &bold(){一切封じる}}マジキチロック効果を引っ提げてきたのである。 デュエリスト諸君には釈迦に説法だと思うが、まず遊戯王OCGでは、 モンスター効果、魔法、トラップカードの効果が非常に重要である。 どれだけ特殊なデッキであろうとも、効果を全く使用しないデッキなど存在しない。 カードの効果は、勝利を掴みとるためには絶対に無くてはならないものなのである。 しかし、こいつが出てきてしまえば&bold(){それらのほぼ全てが封じられる。} ホープ・ゼアルの効果が発動すれば、 [[手札>水精鱗(遊戯王OCG)]][[誘発> 暗黒界(遊戯王OCG)]]などの防ぎにくい効果も根本から潰し、 近年暴れに暴れている[[融>シャドール]][[合>E・HERO]]や[[儀式召喚>影霊衣(遊戯王OCG)]]すら封殺する。 さらに言えば相手の展開も大幅に抑制できるため、[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]すらも難しくなる。 そしてダメ押しと言わんばかりに[[ペンデュラム召喚(遊戯王OCG)]]も、ペンデュラムカードをセッティングするのも発動扱いになるという関係上不可能。 もうこれくらいでいいだろう。 #center(){&font(#ff0000){ &bold(){こいつの効果の発動に成功すればほとんどのデッキが機能停止する。}}} だってまともなプレイが出来ないんだもん。 召喚時に奈落の落とし穴や神の宣告を打てないこともこいつの強さを際立たせている。 一応相手ターンのみの抑制だが、これも[[エフェクト・ヴェーラー]]に妨害されないという強みにもなっている。 類似する効果を持ちながら海外で禁止カードにまで指定された[[No.16 色の支配者ショック・ルーラー]]ですら、 指定できるカードは一種類である事から、このカードの対応範囲がどれほど異常なのかは理解できるであろう。 このように、効果だけ見れば&bold(){ライトニングとそうそう変わらない異常さを引っ提げて}登場したこのカード。 素材の関係上、どんなデッキにも採用できるわけでは無いが、希望皇ホープを軸にしたデッキや、 RUMと相性がいい「金華猫」などでは&bold(){割とあっさり出せる。} 特に希望皇ホープでは「エクシーズ・チェンジ・タクティクス」や「希望郷‐オノマトピア‐」などでフル回転させれば、 &bold(){先行1ターン目でホープゼアルとライトニングが同時に並ぶこともザラに起こる。} そんなことされたらもう泣いていい。 こいつの登場により、&bold(){「ホープ系列は殺意の波動に満ち溢れている」}というジンクスをより確固たるものにした。どうしてこうなった。 【弱点】 ……とまあ、このように明らかにオーバースペック(ちょいオーバーに言ったが)であるこのカードだが、 実際のところはいろいろ出し抜ける穴も存在しており、少しずつ無視できない弱点も露わになり始めている。 1.カードの効果そのもの、チェーンは無効にできない点。 相手のカード効果発動に対してこいつの効果を使っても、今後の発動は封じられるが、&bold(){発動したカードの効果は無効にできない。} これらの事態を防ぐためには、相手のドローフェイズなどに発動することが望ましい。 しかし、それでも&bold(){既に発動している永続効果や、[[サイバー・ドラゴン]]などの特殊召喚には無力である。} さらに、このカードにチェーンして[[禁じられた聖杯>禁じられた(遊戯王OCG)]]を打たれると、 &bold(){攻撃力400のバニラモンスターと化してしまう。} 相手ターンに発動するモンスター効果なのでもちろん[[ブレスル>ブレイクスルー・スキル(遊戯王OCG)]]も天敵。 &bold(){墓地に置いておくだけでただの攻守0のバニラと化します。} このように、全ての効果を封じられるわけでは無いので注意。 それでも、早いターンでこのカードを展開できれば相手に大きなプレッシャーを与えられることには間違いなく、 そういったカードをこのカードに強制出来るのもこのカードの利点でもある。 &font(l){ぶっちゃけ希望皇ホープ軸のデッキだとライトニングやらVやらヤバいのがポンポン出てくる} 2.攻撃力の上げ下げ このカードの攻撃力はエクシーズ素材に依存するので、効果を使えば使う程攻撃力が下がっていく。 素のホープに重ねた場合、一度効果を使えば攻撃力が2000になるので、 サイバードラゴンやフォトンスラッシャーなど汎用性の高いモンスターに戦闘破壊されやすくなる。 ターン数を重ねれば重ねるほど戦闘破壊の危険性が高まるため、早めに決着を着けるか、 いっその事使い切りのロックカードとして運用するのもありか。 &font(l){はっきり言って1ターンやられるだけでも大打撃であるが} だがしかし、希望皇ホープ→ホープレイ→ホープ・ゼアルに重ねれば、素で4000、効果を使っても3000と格段に場持ちが良くなる。 3.自分のターンは無防備 ライトニングは婿効果はバトルフェイズのみとはいえ出しやすく、ホープドラグーンは対象をとるモンスター効果に耐性がある。 しかしこのカード、相手ターンは上述の効果で発動を全部封じれるが自分のターンはX召喚を無効にされないだけである。 つまり、フリチェ筆頭の強制脱出装置はおろか、ミラフォース、魔法の筒その他もろもろ、X召喚時以外の除去効果は普通に受けてしまう。 このカードの真骨頂は基本的に妨害効果とはいえ、自分のターンにできることはそれほど多くないため、 ライトニングやホープドラグーンより優先できるかは完全に状況次第となってしまう。 4.希望皇ホープでは無い このカードは希望皇ホープとの共存を前提に作られたものだが、 カード名に&bold(){「希望皇ホープ」}が存在しない。 つまり、ZWのサポートも受けられず、このカードを素材にしてホープドラグーンを出すことは不可能である。 [[ビヨンド>No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ]]と違い、「希望皇ホープとして扱う」という一文が無いのが惜しい。 弱点と言っても微々たるものだが、ホープ軸だと結構不自由に思える場面に遭遇することもある。 こんな感じで、このカードは強力な効果を持ちながらそれなりに弱点も存在し、 それもプレイング次第ではかわすことが出来る良カードになりつつある。 どんなデッキにも採用でき、効果も異常なレベルのライトニングと比べても、 このカードは採用できるデッキが限られているので、そこまでヘイトを集めているわけでは無い。 &font(l){出されたら相手が萎えるのは確実だろうが} ホープ剣!追記、修正スラッシュ!! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - No.x3体以上とかでもいいだろと心底思うんだよなぁ...ロマンだけど狙う価値はそこそこあるし 重ねやすいホープにこの効果のゼアルはきつすぎるわ -- 名無しさん (2015-07-05 22:08:54) - 穴が多い分突破自体は容易い 自ターンに防御性能皆無ってのが幸いしてるからこそだけど -- 名無しさん (2015-07-05 22:19:38) - 1ターン目に出せればこの上なく頼もしいカード -- 名無しさん (2015-07-05 23:23:21) - 先攻インフィニティとこいつ出てくると絶望する -- 名無しさん (2015-07-05 23:49:53) - ヘイト集める云々や萎えるってのがちょっと余計だと思うわ -- 名無しさん (2015-07-06 01:06:28) - マシュマロンや青血みたいに常に発動してる効果は無効化出来んのは青血好きとしては安心だが -- 名無しさん (2015-07-06 02:40:23) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: