とんかつDJアゲ太郎

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とんかつDJアゲ太郎 - (2020/03/21 (土) 01:50:29) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2016/06/04(土) 02:07:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&bold(){&color(RED){今日からオレは、とんかつDJアゲ太郎だ!!}}}} 『とんかつDJアゲ太郎』とは、Webコミックサイト「少年ジャンプ+」で連載されたギャグ漫画である。原作者はイーピャオ&小山ゆうじろう。 大まかな話とセリフ、タイトル、人物名をイーピャオが考え、具体的な肉付けと作画を小山ゆうじろうが担当している。 ちなみに劇中の楽曲はすべて実在しないオリジナル曲である。 コミックスにはDJのYummyがクラブカルチャーについて解説してくれるミニコーナーがある。 キャラクター名は覚えやすさを、絵やセリフはWebコミックとしての読みやすさを重視しており、 テンポ良く「&font(#ff7800){&bold(){サクッ サクッ}}」進むストーリーにクラブやDJに興味のなかった層からも人気がでている。 え?とんかつとDJの共通点に無理があるって?&bold(){頭で考えるな!グルーヴを感じるんだ!!} 2016年4月からアニメが放送された。全12話。 制作・スタジオディーン、監督・大地丙太郎、音楽・藤原大輔、音響監督・たなかかずや。 アニメは「音」へのこだわりが強く、クラブ内での音の響きも再現。ヘッドホンを使用すればクラブにいるかのような臨場感を味わうことができる。 **【あらすじ】 渋谷の片隅に店を構えるとんかつ屋「しぶかつ」の跡取り息子・勝又揚太郎は、弁当を配達した「CLUB BOX」でクラブの楽しさに魅了される。 さらに、そこで遭遇した伝説のDJ・ビッグマスターフライに感化され、「とんかつ」と「フロア」を「アゲ」られるDJ兼とんかつ屋を目指すことに。 周りの人々の協力や、様々な経験を経て成長していく揚太郎は、「屋敷世代」の一人として注目を集めるようになる。 はたして揚太郎は目標である「とんかつDJ」になることができるのか!? **【登場人物】 ***【勝又家】 ◆勝又揚太郎 声:山下大輝 主人公の青年。とんかつ屋「しぶかつ」の三代目だが、跡を継ぐ事にノリ気ではなく毎日をダラダラと過ごしていた。 しかし、初めて訪れた「CLUB BOX」でとんかつ屋とDJの共通点に気付く。 さらに、DJビッグマスターフライからテレパシー(!?)と一枚のレコードを受け取り、「とんかつDJアゲ太郎」として 「とんかつもフロアもアゲられる男」を目指すようになる。 劇中ではだいたい「アゲ太郎」と表記され、親しい知人からは「アゲ」と呼ばれている。 ◆勝又揚作 声:石井康嗣 アゲ太郎の父で「しぶかつ」の二代目店主。自らの職に誇りを持つとんかつ職人で、「ヒレとロースが男子一生の仕事」が信条のガンコ親父。 本気でとんかつ屋を目指す、と宣言したアゲ太郎に厳しくとんかつの揚げ方を教える。 アゲ太郎のとんかつ屋としてのスキルアップに感心する一方で、二足の草鞋で行うDJ業を「夜遊び」と呼んで良い顔をしていなかったが……? ◆勝又かつ代 声:東條加那子 アゲ太郎の母。夫とともに「しぶかつ」を切り盛りする。 ◆勝又ころも 声:十時莉音 アゲ太郎の妹。JK。まじめな性格で接客上手。クラブカルチャーに詳しくはないが「AMAKALA」のことは知っていた。 後にひょんなことから苑子と知り合い、彼女の影響でファッション業界に関心を抱くことになる。 ***【とんかつDJアゲ太郎クルーズ(TDA)】 ◆流亭いん喜 アゲ太郎が上野で出会った落語家。極度のあがり症と陰気な性格、特徴的なだみ声も手伝って落語家としては落ちこぼれであったが、アゲ太郎に出会いひょんなことから彼のMCを務めたことで、自分の意外な才能を見出すことになる。 当初は二足の草鞋は履けないとアゲ太郎とフロアをアゲることを断っていたが、父の過去を知り、また自ら芸の個性を磨くためにTDAをアゲ太郎と結成した。 ◆駒繋鋭三 屋敷に匹敵するDJクルーズ、SETAGAYA STREAMのVJ。愛称はコマさん。デフォルトで常時半裸というパンチのありすぎる外見だが、意外とインテリでかつ天才肌。アクの強いキャラクター性故にSSのメンバーと仲違いしている時にアゲ太郎出会い、グルーヴが合ったのか意気投合。TDAのVJとしてアゲ太郎と共にフロアをアゲていくことになる(SSとは兼任)。 ◆尾藤名錦 名古屋を代表するBM。不愛想ながらも面倒見のいい性格で、TDAのよき兄貴分。意外と歌がうまい。名古屋ばかりか東京でも仕事を持っており絶好調の折にアゲ太郎のプレイを見て自らの慢心を砕かれ、彼のプレイにほれ込むようになる。東西に広い顔も持っており、彼の広い人脈が関西編のきっかけとなった。 ***【DJ】 ◆DJビッグマスターフライ 声:茶風林 伝説のDJ〝マンハッタンの大魔神〟の異名を持つ大柄な黒人男性。 アゲ太郎にテレパシーを送り、アゲ太郎が「とんかつDJ」を目指すきっかけを作る。実は「しぶかつ」に客として訪れていた。 時々霊体(!?)として現れ、アゲ太郎に助言を与える。 ◆尾入伊織 声:[[藤原啓治]] アゲ太郎にDJの技術を教える師匠。DJとしての名義は「DJ.Oily(オイリー)」。揚げ物や油が好物で、大食いだが胃下垂のため瘦せ型。 高いスキルとセンスを持っているが、少々いぶし銀な部分があり、人気は鳴かず飛ばずで食べていくのがやっとの状態らしい。 空腹で倒れたところにアゲ太郎(と言うかころも)が持って来たとんかつに命を救われる。 以降、アゲ太郎の頼みで1日ラード3かけら渡すのを条件にDJの技術を教えている。 既に全盛期は過ぎて若い世代に時代が移っていることを感じつつも、その高いスキルや古くからの人脈は確かで、直接の弟子であるアゲ太郎をはじめとして多くのDJに影響を与えているDJでもある。 ***【屋敷世代】 ◆屋敷蔵人 代官山を中心に活動しているアゲ太郎と同い年の実力派若手DJ。メガネが似合うクールなイケメン。 スマホアプリの会社を立ち「アゲ」たIT企業経営者でもある。 世代を牽引するトップDJだが、少々天然。 ◆イー・ドンミョン 声:森嶋秀太 韓国・ソウル出身のDJ。〝EDMの貴公子〟の異名を持つ韓国イケメン。ダンスも得意。 アゲ太郎の選曲に感激し、共にDJ界を盛り上げることを誓う。 ◆AMAKALA モデルの天野さとみと唐井シオリからなる女性DJユニット。若い女性からの人気が高い。  ◆天野さとみ 声:山崎エリイ  可愛い系の選曲を得意とするAMAKALAの甘口担当。  ◆唐井シオリ 声:木戸衣吹  クール系の選曲を得意とするAMAKALAの辛口担当。 ◆DJ IKENOSUKE!!! 声:木村昴 ヒップホップ中心の選曲を得意とする強面の男性DJ。本名は「六ツ又池之輔」。〝新人潰し〟としても有名。 アゲ太郎をツブそうと画策するもののうまくいかず、逆にいい人と思われている。実際、性根は善人ではある。 ***【アゲ太郎の幼馴染】 ◆平積タカシ 声:雨澤祐貴 宇田川ブックセンターの三代目。メガネのおかっぱ刈りアゲ。 アゲ太郎にDJ(ダイヤ情報)の本をプレゼントし、特製のしおりを本に挟みアゲ太郎の初ライブの集客を手伝った。 ◆夏目球児 声:落合福嗣 東横ネオン電飾の三代目。特殊電気工事資格者。 アゲ太郎の部屋のDJ器具の配線を手伝ったり、ネオン看板を立ててアゲ太郎の初ライブの集客を手伝った。 ◆室満夫 声:浜添伸也 円山旅館の三代目。小太りで食べ物を抱えている事が多い。 アゲ太郎にスピーカーを譲ったり、宿泊客に飛び込みでアゲ太郎の初ライブの告知行った。 ◆白井錠助 声:成澤卓 道玄坂薬局の三代目。医薬品登録販売者。 勝又家でのDJパーティでは「ハイニナール(たぶん合法)」を差し入れし、セール品の宣伝と共にアゲ太郎の初ライブの告知を行った。 ***【関西のDJ】 ◆智林 僧侶兼DJ。京都でアゲ太郎が出会ったDJ。その人徳の高さと優しい人柄が、京都という街のグルーヴと合わさり、TDA一向にとめどないChill Outを提供した。 ◆阪田飛吉 大阪でアゲ太郎が出会ったDJ。激しいプレイや攻撃的な態度も相まって多くのハコから出禁を受けているDJだが、決して悪人ではなくむしろDJ業にはとことん真摯な漢。当初は大阪の空気に飲まれた挙句酒で酔って無様を晒したアゲ太郎を見下すも、アゲ太郎が編み出した「串かつ100本MIX」に魅せられ彼を認めた。 関西編後もアゲ太郎に頼まれLARD CITYのゲストDJとして参戦するなど、彼の良き先輩となる。 ◆浮田角安 大阪でアゲ太郎が出会ったDJ。言動の激しいトビの良き理解者でありストッパー。メイキンを通じてアゲ太郎を大阪に呼んだ張本人でもある。 ◆山型厚彦 大阪でアゲ太郎が出会ったDJ(本人のホームは神戸)。山型ベーカリーの御曹司でもある。こうと決めたら一直線な性格の持ち主。ビーフカツに比べるととんかつは邪道、ととんかつを見下したためにアゲ太郎と衝突し、当初は大阪で終わるはずだった関西ツアーを神戸まで進めた張本人である。とんかつを決して認めなかったがアゲ太郎の作ったとんかつを食し感動、今までの非礼を詫びると共に、彼の良き友人となる(が、あまりにもうますぎたのかその後はとんかつを食べるたびにアゲ太郎に連絡を寄越すなど極端な面を見せた)。 関西編後もLARD CITYに出すカツサンドを作るためにアゲ太郎に呼ばれる。&del(){一応DJなのだが、LARD CITYには完全にカツサンドを作りにやって来ていた} ***【その他の人々】 ◆忍堀修吾 声:津田健次郎 おしぼり業者。配達員で[[社長>海馬瀬人]]ではない。「しぶかつ」に出入りしているためアゲ太郎とは旧知の仲。 「CLUB BOX」の常連客で、アゲ太郎にクラブの知識や楽しみ方を教える。けっこうチャラい。 ◆服部苑子 声:M・A・O アゲ太郎が一目惚れした「CLUB BOX」の女性客。ナンパ目的の男が集まってくるほどの美人。 まじめな性格でプロのスタイリストを目指している。 ◆溝黒悟郎 声:松山鷹志 レコード・ショップ「Diggers」の店主。サングラスをかけ髭を生やした中年男性。 女性が苦手で、店に入ってくると客を追い出し店を閉めてしまう。女性が近づくと吠えだすアパッチという犬を飼っている。 ◆箱崎保 「CLUB BOX」のスタッフ。仕事前は必ず「しぶかつ」で食事をする。彼が「しぶかつ」に配達を頼んだことで物語が始まった。 ◆藤井頼太 声:[[関智一]] アゲ太郎を雑誌で紹介した人気フリーライター。ユーモラスで人と打ち解けるのがうまい大人の男性。 音楽のみならず、映画、演劇、お笑い、TV、アート、マンガ、ファッション、スポーツ、競馬、グルメ、酒、エロ、街ネタ、釣り、園芸、 囲碁、将棋、サーフィン、エロ、鉄道、アウトドア等など様々な分野の記事を書いている。驚くと「ウッ」と言う癖がある。 **【用語】 ◆フライヤー チラシ、または揚げ物を揚げる調理器具のこと。 &bold(){とんかつ屋とDJって、同じなのか!!!???} ◆BPM 音楽のテンポのこと。ビッグマスターフライのかけた曲のBPMは、キャベツを千切りにするBPMと完全に一致した。 &bold(){とんかつ屋とDJって、同じなのか!!!???} ◆皿 レコードのこと。またはとんかつを乗せる食器。 &bold(){とんかつ屋とDJって、同じなのか!!!???} ◆digる DJやラッパーがレコード屋でレコードを物色すること。その様はぬか床から漬け物を取り出す姿と重なる。 &bold(){とんかつ屋とDJって、同じなのか!!!???} ◆ロングMIX 2つの曲が重なった状態を何小節もキープすること。 例えるなら何枚もの薄切り豚肉を重ねて揚げたミルフィーユカツ!&bold(){女性が踊りやすく、OLに人気なところも同じだ!!} ◆クイックMIX すばやく2つの曲を切り替えるMIX方法。 曲が次々に導入されていく様を例えるなら串カツ!&bold(){曲単体を楽しむのも肉とタマネギを交互に食べる串カツと同じだ!!} ◆油裂音 揚げ物を揚げる際の油が「プチプチ」とハジける音のこと。どことなく雨音に似ている。 ◆屋敷世代 2010年代中期に現れた有力若手DJ達の総称。その中でも屋敷はスキル、センス、経験ともに頭一つ突き出ているらしい。 ◆chill out(チルアウト) 声:トーマス 気分を落ち着かせること。終演を担当するDJは、落ち着いた曲を流して踊り疲れた客をチルアウトさせるのが仕事。 略して「チルする」「チルってる」。ソファーに腰掛けたり、友人とダベったり、お茶を飲むのもチルってる、と言える。 今こうしてアニヲタwikiを眺めているキミも、チルってるわけだ・・・ #center(){&italic(){chill out}} 追記・修正はとんかつ屋とDJの共通点に気付いてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - チルアウトでワロタwww自ら冷凍されてどうすんだwww -- 名無しさん (2016-06-04 02:41:03) - その関連付けには無理があるwwwと思いつつ、妙に納得してしまう不思議な漫画。 -- 名無しさん (2016-06-04 09:53:21) - ゲスが少なく、読んでて気持ち良い漫画 -- 名無しさん (2016-06-04 10:41:29) - なんというかその・・・ 表紙とか見る度に「すごい時代になったんだなあ」と感じる・・・ -- 名無しさん (2016-06-04 10:56:35) - 一発ネタに見えてグルーヴ観を真面目に話に練り込んでる -- 名無しさん (2016-06-04 12:06:31) - 磯兵衛の作者との対談が面白かった。確かに近いものを感じる。 -- 名無しさん (2016-06-04 21:55:33) - これぞ少年漫画というか、少年に読んでほしい漫画だな。夢を持つことの喜び、応援してくれる大人のありがたみ、共に競い合うライバルがいる大切さ等たくさんの大事なことが詰まってる -- 名無しさん (2016-06-05 09:16:25) - ニコ動で振り返り放送やるな。とんかつ弁当とヘッドホンを用意して待機。 -- 名無しさん (2016-06-09 13:18:58) - ↑6 あげ太郎も礼儀正しいしな -- 名無しさん (2016-06-09 14:11:56) - ↑3 邪道っぽいけど王道なんだよな。幼馴染4人もいい奴ばっかだし -- 名無しさん (2016-06-23 22:58:30) - 悲報 あと2話で完結 -- 名無しさん (2017-03-09 18:43:14) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/06/04(土) 02:07:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&bold(){&color(RED){今日からオレは、とんかつDJアゲ太郎だ!!}}}} 『とんかつDJアゲ太郎』とは、Webコミックサイト「少年ジャンプ+」で連載されたギャグ漫画である。原作者はイーピャオ&小山ゆうじろう。 大まかな話とセリフ、タイトル、人物名をイーピャオが考え、具体的な肉付けと作画を小山ゆうじろうが担当している。 ちなみに劇中の楽曲はすべて実在しないオリジナル曲である。 コミックスにはDJのYummyがクラブカルチャーについて解説してくれるミニコーナーがある。 キャラクター名は覚えやすさを、絵やセリフはWebコミックとしての読みやすさを重視しており、 テンポ良く「&font(#ff7800){&bold(){サクッ サクッ}}」進むストーリーにクラブやDJに興味のなかった層からも人気がでている。 え?とんかつとDJの共通点に無理があるって?&bold(){頭で考えるな!グルーヴを感じるんだ!!} 2016年4月からアニメが放送された。全12話。 制作・スタジオディーン、監督・大地丙太郎、音楽・藤原大輔、音響監督・たなかかずや。 アニメは「音」へのこだわりが強く、クラブ内での音の響きも再現。ヘッドホンを使用すればクラブにいるかのような臨場感を味わうことができる。 **【あらすじ】 渋谷の片隅に店を構えるとんかつ屋「しぶかつ」の跡取り息子・勝又揚太郎は、弁当を配達した「CLUB BOX」でクラブの楽しさに魅了される。 さらに、そこで遭遇した伝説のDJ・ビッグマスターフライに感化され、「とんかつ」と「フロア」を「アゲ」られるDJ兼とんかつ屋を目指すことに。 周りの人々の協力や、様々な経験を経て成長していく揚太郎は、「屋敷世代」の一人として注目を集めるようになる。 はたして揚太郎は目標である「とんかつDJ」になることができるのか!? **【登場人物】 ***【勝又家】 ◆勝又揚太郎 声:山下大輝 主人公の青年。とんかつ屋「しぶかつ」の三代目だが、跡を継ぐ事にノリ気ではなく毎日をダラダラと過ごしていた。 しかし、初めて訪れた「CLUB BOX」でとんかつ屋とDJの共通点に気付く。 さらに、DJビッグマスターフライからテレパシー(!?)と一枚のレコードを受け取り、「とんかつDJアゲ太郎」として 「とんかつもフロアもアゲられる男」を目指すようになる。 劇中ではだいたい「アゲ太郎」と表記され、親しい知人からは「アゲ」と呼ばれている。 ◆勝又揚作 声:石井康嗣 アゲ太郎の父で「しぶかつ」の二代目店主。自らの職に誇りを持つとんかつ職人で、「ヒレとロースが男子一生の仕事」が信条のガンコ親父。 本気でとんかつ屋を目指す、と宣言したアゲ太郎に厳しくとんかつの揚げ方を教える。 アゲ太郎のとんかつ屋としてのスキルアップに感心する一方で、二足の草鞋で行うDJ業を「夜遊び」と呼んで良い顔をしていなかったが……? ◆勝又かつ代 声:東條加那子 アゲ太郎の母。夫とともに「しぶかつ」を切り盛りする。 ◆勝又ころも 声:十時莉音 アゲ太郎の妹。JK。まじめな性格で接客上手。クラブカルチャーに詳しくはないが「AMAKALA」のことは知っていた。 後にひょんなことから苑子と知り合い、彼女の影響でファッション業界に関心を抱くことになる。 ***【とんかつDJアゲ太郎クルーズ(TDA)】 ◆流亭いん喜 アゲ太郎が上野で出会った落語家。極度のあがり症と陰気な性格、特徴的なだみ声も手伝って落語家としては落ちこぼれであったが、アゲ太郎に出会いひょんなことから彼のMCを務めたことで、自分の意外な才能を見出すことになる。 当初は二足の草鞋は履けないとアゲ太郎とフロアをアゲることを断っていたが、父の過去を知り、また自ら芸の個性を磨くためにTDAをアゲ太郎と結成した。 ◆駒繋鋭三 屋敷に匹敵するDJクルーズ、SETAGAYA STREAMのVJ。愛称はコマさん。デフォルトで常時半裸というパンチのありすぎる外見だが、意外とインテリでかつ天才肌。アクの強いキャラクター性故にSSのメンバーと仲違いしている時にアゲ太郎出会い、グルーヴが合ったのか意気投合。TDAのVJとしてアゲ太郎と共にフロアをアゲていくことになる(SSとは兼任)。 ◆尾藤名錦 名古屋を代表するBM。不愛想ながらも面倒見のいい性格で、TDAのよき兄貴分。意外と歌がうまい。名古屋ばかりか東京でも仕事を持っており絶好調の折にアゲ太郎のプレイを見て自らの慢心を砕かれ、彼のプレイにほれ込むようになる。東西に広い顔も持っており、彼の広い人脈が関西編のきっかけとなった。 ***【DJ】 ◆DJビッグマスターフライ 声:茶風林 伝説のDJ〝マンハッタンの大魔神〟の異名を持つ大柄な黒人男性。 アゲ太郎にテレパシーを送り、アゲ太郎が「とんかつDJ」を目指すきっかけを作る。実は「しぶかつ」に客として訪れていた。 時々霊体(!?)として現れ、アゲ太郎に助言を与える。 ◆尾入伊織 声:[[藤原啓治]] アゲ太郎にDJの技術を教える師匠。DJとしての名義は「DJ.Oily(オイリー)」。揚げ物や油が好物で、大食いだが胃下垂のため瘦せ型。 高いスキルとセンスを持っているが、少々いぶし銀な部分があり、人気は鳴かず飛ばずで食べていくのがやっとの状態らしい。 空腹で倒れたところにアゲ太郎(と言うかころも)が持って来たとんかつに命を救われる。 以降、アゲ太郎の頼みで1日ラード3かけら渡すのを条件にDJの技術を教えている。 既に全盛期は過ぎて若い世代に時代が移っていることを感じつつも、その高いスキルや古くからの人脈は確かで、直接の弟子であるアゲ太郎をはじめとして多くのDJに影響を与えているDJでもある。 ***【屋敷世代】 ◆屋敷蔵人 代官山を中心に活動しているアゲ太郎と同い年の実力派若手DJ。メガネが似合うクールなイケメン。 スマホアプリの会社を立ち「アゲ」たIT企業経営者でもある。 世代を牽引するトップDJだが、少々天然。 ◆イー・ドンミョン 声:森嶋秀太 韓国・ソウル出身のDJ。〝EDMの貴公子〟の異名を持つ韓国イケメン。ダンスも得意。 アゲ太郎の選曲に感激し、共にDJ界を盛り上げることを誓う。 ◆AMAKALA モデルの天野さとみと唐井シオリからなる女性DJユニット。若い女性からの人気が高い。  ◆天野さとみ 声:山崎エリイ  可愛い系の選曲を得意とするAMAKALAの甘口担当。  ◆唐井シオリ 声:木戸衣吹  クール系の選曲を得意とするAMAKALAの辛口担当。 ◆DJ IKENOSUKE!!! 声:木村昴 ヒップホップ中心の選曲を得意とする強面の男性DJ。本名は「六ツ又池之輔」。〝新人潰し〟としても有名。 アゲ太郎をツブそうと画策するもののうまくいかず、逆にいい人と思われている。実際、性根は善人ではある。 ***【アゲ太郎の幼馴染】 ◆平積タカシ 声:雨澤祐貴 宇田川ブックセンターの三代目。メガネのおかっぱ刈りアゲ。 アゲ太郎にDJ(ダイヤ情報)の本をプレゼントし、特製のしおりを本に挟みアゲ太郎の初ライブの集客を手伝った。 ◆夏目球児 声:落合福嗣 東横ネオン電飾の三代目。特殊電気工事資格者。 アゲ太郎の部屋のDJ器具の配線を手伝ったり、ネオン看板を立ててアゲ太郎の初ライブの集客を手伝った。 ◆室満夫 声:浜添伸也 円山旅館の三代目。小太りで食べ物を抱えている事が多い。 アゲ太郎にスピーカーを譲ったり、宿泊客に飛び込みでアゲ太郎の初ライブの告知行った。 ◆白井錠助 声:成澤卓 道玄坂薬局の三代目。医薬品登録販売者。 勝又家でのDJパーティでは「ハイニナール(たぶん合法)」を差し入れし、セール品の宣伝と共にアゲ太郎の初ライブの告知を行った。 ***【関西のDJ】 ◆智林 僧侶兼DJ。京都でアゲ太郎が出会ったDJ。その人徳の高さと優しい人柄が、京都という街のグルーヴと合わさり、TDA一向にとめどないChill Outを提供した。 ◆阪田飛吉 大阪でアゲ太郎が出会ったDJ。激しいプレイや攻撃的な態度も相まって多くのハコから出禁を受けているDJだが、決して悪人ではなくむしろDJ業にはとことん真摯な漢。当初は大阪の空気に飲まれた挙句酒で酔って無様を晒したアゲ太郎を見下すも、アゲ太郎が編み出した「串かつ100本MIX」に魅せられ彼を認めた。 関西編後もアゲ太郎に頼まれLARD CITYのゲストDJとして参戦するなど、彼の良き先輩となる。 ◆浮田角安 大阪でアゲ太郎が出会ったDJ。言動の激しいトビの良き理解者でありストッパー。メイキンを通じてアゲ太郎を大阪に呼んだ張本人でもある。 ◆山型厚彦 大阪でアゲ太郎が出会ったDJ(本人のホームは神戸)。山型ベーカリーの御曹司でもある。こうと決めたら一直線な性格の持ち主。ビーフカツに比べるととんかつは邪道、ととんかつを見下したためにアゲ太郎と衝突し、当初は大阪で終わるはずだった関西ツアーを神戸まで進めた張本人である。とんかつを決して認めなかったがアゲ太郎の作ったとんかつを食し感動、今までの非礼を詫びると共に、彼の良き友人となる(が、あまりにもうますぎたのかその後はとんかつを食べるたびにアゲ太郎に連絡を寄越すなど極端な面を見せた)。 関西編後もLARD CITYに出すカツサンドを作るためにアゲ太郎に呼ばれる。&del(){一応DJなのだが、LARD CITYには完全にカツサンドを作りにやって来ていた} ***【その他の人々】 ◆忍堀修吾 声:津田健次郎 おしぼり業者。配達員で[[社長>海馬瀬人]]ではない。「しぶかつ」に出入りしているためアゲ太郎とは旧知の仲。 「CLUB BOX」の常連客で、アゲ太郎にクラブの知識や楽しみ方を教える。けっこうチャラい。 ◆服部苑子 声:M・A・O アゲ太郎が一目惚れした「CLUB BOX」の女性客。ナンパ目的の男が集まってくるほどの美人。 まじめな性格でプロのスタイリストを目指している。 ◆溝黒悟郎 声:松山鷹志 レコード・ショップ「Diggers」の店主。サングラスをかけ髭を生やした中年男性。 女性が苦手で、店に入ってくると客を追い出し店を閉めてしまう。女性が近づくと吠えだすアパッチという犬を飼っている。 ◆箱崎保 「CLUB BOX」のスタッフ。仕事前は必ず「しぶかつ」で食事をする。彼が「しぶかつ」に配達を頼んだことで物語が始まった。 ◆藤井頼太 声:[[関智一]] アゲ太郎を雑誌で紹介した人気フリーライター。ユーモラスで人と打ち解けるのがうまい大人の男性。 音楽のみならず、映画、演劇、お笑い、TV、アート、マンガ、ファッション、スポーツ、競馬、グルメ、酒、エロ、街ネタ、釣り、園芸、 囲碁、将棋、サーフィン、エロ、鉄道、アウトドア等など様々な分野の記事を書いている。驚くと「ウッ」と言う癖がある。 **【用語】 ◆フライヤー チラシ、または揚げ物を揚げる調理器具のこと。 &bold(){とんかつ屋とDJって、同じなのか!!!???} ◆BPM 音楽のテンポのこと。ビッグマスターフライのかけた曲のBPMは、キャベツを千切りにするBPMと完全に一致した。 &bold(){とんかつ屋とDJって、同じなのか!!!???} ◆皿 レコードのこと。またはとんかつを乗せる食器。 &bold(){とんかつ屋とDJって、同じなのか!!!???} ◆digる DJやラッパーがレコード屋でレコードを物色すること。その様はぬか床から漬け物を取り出す姿と重なる。 &bold(){とんかつ屋とDJって、同じなのか!!!???} ◆ロングMIX 2つの曲が重なった状態を何小節もキープすること。 例えるなら何枚もの薄切り豚肉を重ねて揚げたミルフィーユカツ!&bold(){女性が踊りやすく、OLに人気なところも同じだ!!} ◆クイックMIX すばやく2つの曲を切り替えるMIX方法。 曲が次々に導入されていく様を例えるなら串カツ!&bold(){曲単体を楽しむのも肉とタマネギを交互に食べる串カツと同じだ!!} ◆油裂音 揚げ物を揚げる際の油が「プチプチ」とハジける音のこと。どことなく雨音に似ている。 ◆屋敷世代 2010年代中期に現れた有力若手DJ達の総称。その中でも屋敷はスキル、センス、経験ともに頭一つ突き出ているらしい。 ◆chill out(チルアウト) 声:トーマス 気分を落ち着かせること。終演を担当するDJは、落ち着いた曲を流して踊り疲れた客をチルアウトさせるのが仕事。 略して「チルする」「チルってる」。ソファーに腰掛けたり、友人とダベったり、お茶を飲むのもチルってる、と言える。 今こうしてアニヲタwikiを眺めているキミも、チルってるわけだ・・・ #center(){&italic(){chill out}} 追記・修正はとんかつ屋とDJの共通点に気付いてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - チルアウトでワロタwww自ら冷凍されてどうすんだwww -- 名無しさん (2016-06-04 02:41:03) - その関連付けには無理があるwwwと思いつつ、妙に納得してしまう不思議な漫画。 -- 名無しさん (2016-06-04 09:53:21) - ゲスが少なく、読んでて気持ち良い漫画 -- 名無しさん (2016-06-04 10:41:29) - なんというかその・・・ 表紙とか見る度に「すごい時代になったんだなあ」と感じる・・・ -- 名無しさん (2016-06-04 10:56:35) - 一発ネタに見えてグルーヴ観を真面目に話に練り込んでる -- 名無しさん (2016-06-04 12:06:31) - 磯兵衛の作者との対談が面白かった。確かに近いものを感じる。 -- 名無しさん (2016-06-04 21:55:33) - これぞ少年漫画というか、少年に読んでほしい漫画だな。夢を持つことの喜び、応援してくれる大人のありがたみ、共に競い合うライバルがいる大切さ等たくさんの大事なことが詰まってる -- 名無しさん (2016-06-05 09:16:25) - ニコ動で振り返り放送やるな。とんかつ弁当とヘッドホンを用意して待機。 -- 名無しさん (2016-06-09 13:18:58) - ↑6 あげ太郎も礼儀正しいしな -- 名無しさん (2016-06-09 14:11:56) - ↑3 邪道っぽいけど王道なんだよな。幼馴染4人もいい奴ばっかだし -- 名無しさん (2016-06-23 22:58:30) - 悲報 あと2話で完結 -- 名無しさん (2017-03-09 18:43:14) - 屋敷はエリートハイスペックイケメン設定なのに全く嫌味なキャラにならずに、常に揚太郎にとって良き道標であり続けたのは凄く好感持てた -- 名無しさん (2020-03-21 01:50:29) #comment #areaedit(end) }

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