KEMCO(ケムコ)のADVシリーズ

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&font(#6495ED){登録日}:2017/12/24 Sun 01:20:09 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- KEMCO(ケムコ)のADVシリーズとは、株式会社コトブキソリューションのブランドの一つ『ケムコ』が発売しているADVシリーズである。 *■概要 俗に言うケムコのADVといえば、死にゲーでおなじみの『[[シャドウゲイト]]』が有名だが、 現在のケムコは寿グループ再編に伴う分社化により、ゲーム関連事業は[[携帯電話]]用ゲームの株式会社コトブキソリューションに引き継がれており、 主にスマートフォン向けやDL専用ゲームの開発を中心に行っている。 その中でADVの開発も行われており、第1弾『鈍色のバタフライ』の配信から定期的にADVが開発されており、現在まで続いている。 製作しているのはamphibian(通称・両生類)氏を中心としたケムコADVチーム。 また公式サイト『KEMCOのアドベンチャーポータル』があり、そこでは作品の情報の随時発信中。 製作やキャラ設定に関する裏話や、ファンからの質問に答えるQ&Aコーナー、クリスマス・エイプリルフールなどのSS企画、 スペシャルコンテンツ、人気投票など割とこまめに情報を更新している。 *■特徴 シリーズの大きな特徴として、作中必ず何かしらの『&b(){ゲーム}』が登場し、それに巻き込まれるという点がある。 このゲームに巻き込まれた主人公たちが、黒幕や解決方法を探すために謎に迫っていくというのが、シリーズに共通する大きな流れの一つ。 また生き残るために戦う、いわゆる『&b(){デスゲーム}』を扱った作品が多い。 そのため残酷表現も多く、ヒロインだろうが子供だろうが登場人物が&b(){&color(red){情け容赦なく死んでいく}}のも特徴。 作品によっては残酷表現が苦手な人のために、その手の描写が&b(){「××××」}になる『残酷表現OFF機能』が搭載されている。 ゲームに参加させられるメンバーは高校の同級生や部活・生徒会のメンバー、同郷の住人など顔見知りであることがほとんどで 仲間同士で殺し合いをさせられることからの極限状態で、人間関係が歪んでいくなどの生々しい描写も多い。 ストーリーは主人公の一人称視点で構成されており、これらの状況に直面しながらも自分や仲間の生存をかけて謎に迫っていくのが役目となっている。 登場するゲームに関しては『&b(){[[人狼ゲーム>人狼(ゲーム)]]}』にインスパイアされたものが多く、集められたメンバーの中から犯人役と様々な『役職』が設定され、犯人探しをするという形式のものが基本。 ライターも影響されていることを認めており、『レイジングループ』で登場する『黄泉忌みの宴』はほぼ役柄が同じで、これを元にしていると表明している。 そのため登場人物の間での腹の探り合いや心理戦が多く、緊張感ある展開が繰り広げられるのがシリーズの見どころ。 誰が犯人役なのか何の役職なのかを会話や行動から探る楽しみも、シリーズの醍醐味の一つとなっている。 そのためネタバレされると一気に楽しみが失われるため、作品にはネタバレに関するガイドラインが公式で設けられている。 また大体の作品には『&b(){裏モード(暴露モード)}』という2週目要素が搭載されている。 これは2週目から各登場人物が何を考えていたのかという描写が文章に追加されるというもので、 デスゲームの中であのキャラがあの時どうしてこんな行動を取ったのか、どんな事実を掴んでいたのかなどを知る事ができるようになっている。 こちらで明かされる真相も多く、ファンの中では「2週目からが本番」という声も。 作品によっては裏モードでTrue ENDへの道が開くものもある。 『レイジングループ』以後はデスゲーム物は一段落付いた感があり、『デスマッチラブコメ』のようなデスゲームの登場しない作品が多い。 それでも一定のルールの中で繰り広げられるストーリーやその謎に迫っていく描写、人間関係の生々しい描写、先の見えないジェットコースター的な展開は健在であり、魅力的なADVを多く作っている。 作品間の繋がりについては、個々に繋がっている物があったり全く独立していたりと作品によってまちまち。 繋がりに関しても、本編ではちらっとキャラが出てきたり単語が登場するくらいでがっつりと密接に繋がっている物はない。 基本的に、ストーリーはその作品内で収拾がつく作りになっている。 がっつりシンクロする場合は、番外編などに任せることが多い。 *■現在 2020年7月にADVのチームの中心を担っていたamphibian氏が退職。 氏が中心になって更新していた『KEMCOのアドベンチャーポータル』も停止しており、 制作発表されていた「RD(仮)」等今後のシリーズ展開がどうなるかは残念ながら不明となっている。 waterphoenix開発の「終末戦記0.1(仮)」は開発中とのことだったが、正式タイトル『アーキタイプ・アーカディア』として2021年10月に発売が決定した。 *■作品 ***・[[鈍色のバタフライ>鈍色のバタフライ(携帯アプリ)]] [[Android]]&iOS、ガラケーにて配信。 登場するゲームは『&b(){バタフライゲーム}』。 夏休みに白昼堂々拉致された主人公と仲間たちが殺人ゲームに巻き込まれるというデスゲームADV。 本作の時点で「顔見知り同士によるゲームの強制」「人狼ゲーム風のルール」「裏モード」など、後のシリーズに続く基本は完成している。 また作中では明かされないが、本作の『バタフライゲーム』には実は必勝法が存在しており、公式サイトのスペシャルコンテンツで紹介されている。 当然ネタバレになるので閲覧はクリア後推奨。 ***・トカビトノセンリツ Android&iOS、ガラケー、[[Wii U]]にて配信。 登場するゲームは『&b(){プリズナーゲーム}』。 キャンプ場への課外授業の日、突如謎の防護服の一団に攫われ、『監獄』に閉じ込められた志加田第三高校・管弦部11人の戦いを描く。 前作から文章による&b(){&color(red){グロ}}や&b(){黒さ}がさらに上がり、パワーアップした。 タイトルに『トガビト』とあるように、登場人物全員何らかの歪みを持っており、殺人ゲームによって仲が良かった部員たちが追い詰められ、 それらが浮き彫りになっていく、別名『&b(){青春暗黒劇場}』が大きな特徴。 そのため前作に続き、エンディングがかなりビター。 ラストシーンがバッドエンドかハッピーエンドかは、解釈が分かれる。 ***・[[D.M.L.C. -デスマッチラブコメ-]] Android&iOS、Wii Uにて配信 登場するゲームは『&b(){デスマッチラブコメ}』。 ある日突然「告白されたら爆死する」体になってしまった主人公とその仲間たちが繰り広げる学園伝奇ラブコメ。 疑心暗鬼を呼ぶ心理戦も、血で血を洗うデスゲームもないというシリーズ異色作。 そのためシリーズ恒例の裏モードは存在しない。 デスゲーム要素がなくなったが、その分各人の抱える悩みなどの青春暗黒劇場は別ベクトルで濃くなっており、生々しい描写や怒涛の展開は健在。 先の読めないジェットコースターストーリーだが、タイトル通り話はあくまでも「ラブコメ」に終始している。 今作から主人公に明確なビジュアルが用意された。 ***・黒のコマンドメント Android&iOSにて配信 登場するゲームは『&b(){ブラックメール}』。 オイルタンカーへ体験学習に来ていた、数校の生徒会メンバーで構成された「生徒会総括会」が、「デトリタス」を名乗る謎の人物により、 相手を従わせることができる『指令』の発令と実行、そして『指令者』を探して追い詰めるデスゲームに巻き込まれる。 なお本作はADVチーム制作だが、amphibian氏ではなく別のライターがメインを務めている。 ***・[[レイジングループ]] Android&iOS、PC [[PSvita>PlayStation Vita]]&PS4、[[Nintendo Switch]]にて配信 登場するゲームは『&b(){黄泉忌みの宴}』。 バイク旅行中での事故で立ち寄った寒村で謎の人狼に殺され、また最初に戻るという[[ループ>ループ(ジャンル)]]に落ちた主人公が、 村で行われる人狼探しの殺人儀式の謎に立ち向かうホラーサスペンスノベル。 それまで主要人物が高校生だったが、今作では大学院生が主人公で主要人物も老若男女多種多様となっている。 またゲームに関してはこれまでも人狼ゲームを基にしていることを暗に匂わせていたが、今回では「人狼ゲームが基」とはっきりと明記されており、ルールもほぼ同じ。 ストーリーにも人狼の存在が大きく関わっている。 今作で初めてキャラクターにボイスがついた。 またスマホ版ではパートボイスだったが、CS版ではフルボイスとなっている。 ***・[[最悪なる災厄人間に捧ぐ]] PS4、[[Nintendo Switch]]にて販売。 今作はCS機先行で展開し、その後スマホ版が発売。 「透明人間」の少女と、「透明人間」しか見えない主人公の残酷な運命を描く。 本作はKEMCOとwaterphoenixの共同制作で作られており イラスト&シナリオはwaterphoenixのR氏。監修をamphibian氏が行っている。 そのためシリーズでは一風変わった作風となっており、『ゲーム』も存在しない。 しかしゲームのような世界のルールやそれを知って運命に挑んでいく展開は継承しており、 また登場人物が実質二人しかいない分、描かれる人間関係の変化などは半端ない濃さに仕上がっている。 それに伴い、鬱度もシリーズ屈指。タイトルに恥じないほの暗いダークなストーリーを見せてくれる。 ***・千里の棋譜~現代将棋ミステリー~ [[Nintendo Switch]]、PS4、PCにて販売。 将棋をテーマにしており、登場するゲームはもちろん『&b(){[[将棋]]}』 Mista Storiesとの共同制作。 将棋界を舞台にした作品で、駆け出しのフリーライターと三段リーグの棋士が、将棋界を揺るがす大事件に巻き込まれていくというミステリー。 第一部と第二部で構成されており ・謎の言葉「千里眼」と、人間とAIの決着をつける最終王者戦 ・棋譜が残されていない幻の名人戦と、有望な棋士が突如将棋界から去る「神隠し」 という二つの事件の謎を追っていく流れとなっている。 制作には高橋道雄九段・香川愛生女流三段が監修として参加しており、本編にも実在の棋士が多数登場している。 また将棋をテーマにしているので、詰将棋をやるシーンなどもある((なお答えを教えてもらって飛ばすこともできる))。 その他にも将棋に関する用語集や雑学なども多く、将棋界を深く楽しめる一作に仕上がっている。 ***・[[デスマッチラブコメ!>D.M.L.C. -デスマッチラブコメ-]] Nintendo Switch、PS4、PCにて販売。 D.M.L.C. -デスマッチラブコメ-のリメイク版で、タイトルも変更された。 リメイクに伴い、同じイラストレーターによるキャラ絵のリメイク、イベント絵の大幅増加 BGMの追加、フローチャートの追加など、大幅にパワーアップしている。 また内容に関しては大きな変更はないが、ライターのamphibian氏により 現代に合わせて一部内容の修正などが行われている。 ***・アーキタイプ・アーカディア Nintendo Switch、PS4/5にて販売。 登場するゲームは『&b(){アーキタイプ・アーカディア}』。 KEMCOとwaterphoenixの共同制作作品2作目。 イラスト&シナリオは『最悪なる災厄人間に捧ぐ』と同じく、waterphoenixのR氏が務めている。 精神を狂わせる死病が蔓延し文明が崩壊した世界で、唯一プレイすることで発病抑えることのできる謎のオンラインゲーム『アーキタイプ・アーカディア』に 病を発病した妹を救うためにダイブした主人公・ルストの苦難と遊びの道のりを描く。 『記憶カード』による様々な記憶との共感や、駆け引きの材料としたゲームの世界を舞台にしているのが特徴であり、 絶望的な世界に抗ったり逃避した人々の記憶に触れていき、それでも前に進んでいくという 「絶望的な状況の中で抗うキャラクター達の物語」を作るwaterphoenixらしい王道物語が繰り広げられる。 追記・修正はデスゲームから生き延びたい人がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 今年もクリスマスSS企画やっとるな、全作品からほとんどの登場人物全員引っ張ってくるらしいけど大丈夫なのかw -- 名無しさん (2017-12-24 01:45:28) - ディジャブや悪魔の招待状のことかと思ったら全然違った -- 名無しさん (2017-12-24 12:51:56) - 新作作っているらしいけどいつ頃になるんだろうか。レイジングループED暴露モードにあったDMLCの続きになるんかな -- 名無しさん (2017-12-24 13:08:51) - さささぐってこのくくりでいいんだろうか。シナリオ違うけどケムコ発売だし、両生類が監修しているし -- 名無しさん (2018-09-11 22:51:11) - レイジングループで勢い付いたからか、新作の将棋ADVの他にも、伝記ホラー新作、ウォーターフェニックスとのタッグ新作、DMLCリメイクと大分企画が動いてるっぽいな -- 名無しさん (2019-09-15 18:51:53) - amphibian氏退職しちゃったけど、どうなるんだろうか。なんか完全に手を離れるっぽいけど -- 名無しさん (2020-07-01 21:21:26) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/12/24 Sun 01:20:09 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- KEMCO(ケムコ)のADVシリーズとは、株式会社コトブキソリューションのブランドの一つ『ケムコ』が発売しているADVシリーズである。 *■概要 俗に言うケムコのADVといえば、死にゲーでおなじみの『[[シャドウゲイト]]』が有名だが、 現在のケムコは寿グループ再編に伴う分社化により、ゲーム関連事業は[[携帯電話]]用ゲームの株式会社コトブキソリューションに引き継がれており、 主にスマートフォン向けやDL専用ゲームの開発を中心に行っている。 その中でADVの開発も行われており、第1弾『鈍色のバタフライ』の配信から定期的にADVが開発されており、現在まで続いている。 製作しているのはamphibian(通称・両生類)氏を中心としたケムコADVチーム。 また公式サイト『KEMCOのアドベンチャーポータル』があり、そこでは作品の情報の随時発信中。 製作やキャラ設定に関する裏話や、ファンからの質問に答えるQ&Aコーナー、クリスマス・エイプリルフールなどのSS企画、 スペシャルコンテンツ、人気投票など割とこまめに情報を更新している。 *■特徴 シリーズの大きな特徴として、作中必ず何かしらの『&b(){ゲーム}』が登場し、それに巻き込まれるという点がある。 このゲームに巻き込まれた主人公たちが、黒幕や解決方法を探すために謎に迫っていくというのが、シリーズに共通する大きな流れの一つ。 また生き残るために戦う、いわゆる『&b(){デスゲーム}』を扱った作品が多い。 そのため残酷表現も多く、ヒロインだろうが子供だろうが登場人物が&b(){&color(red){情け容赦なく死んでいく}}のも特徴。 作品によっては残酷表現が苦手な人のために、その手の描写が&b(){「××××」}になる『残酷表現OFF機能』が搭載されている。 ゲームに参加させられるメンバーは高校の同級生や部活・生徒会のメンバー、同郷の住人など顔見知りであることがほとんどで 仲間同士で殺し合いをさせられることからの極限状態で、人間関係が歪んでいくなどの生々しい描写も多い。 ストーリーは主人公の一人称視点で構成されており、これらの状況に直面しながらも自分や仲間の生存をかけて謎に迫っていくのが役目となっている。 登場するゲームに関しては『&b(){[[人狼ゲーム>人狼(ゲーム)]]}』にインスパイアされたものが多く、集められたメンバーの中から犯人役と様々な『役職』が設定され、犯人探しをするという形式のものが基本。 ライターも影響されていることを認めており、『レイジングループ』で登場する『黄泉忌みの宴』はほぼ役柄が同じで、これを元にしていると表明している。 そのため登場人物の間での腹の探り合いや心理戦が多く、緊張感ある展開が繰り広げられるのがシリーズの見どころ。 誰が犯人役なのか何の役職なのかを会話や行動から探る楽しみも、シリーズの醍醐味の一つとなっている。 そのためネタバレされると一気に楽しみが失われるため、作品にはネタバレに関するガイドラインが公式で設けられている。 また大体の作品には『&b(){裏モード(暴露モード)}』という2週目要素が搭載されている。 これは2週目から各登場人物が何を考えていたのかという描写が文章に追加されるというもので、 デスゲームの中であのキャラがあの時どうしてこんな行動を取ったのか、どんな事実を掴んでいたのかなどを知る事ができるようになっている。 こちらで明かされる真相も多く、ファンの中では「2週目からが本番」という声も。 作品によっては裏モードでTrue ENDへの道が開くものもある。 『レイジングループ』以後はデスゲーム物は一段落付いた感があり、『デスマッチラブコメ』のようなデスゲームの登場しない作品が多い。 それでも一定のルールの中で繰り広げられるストーリーやその謎に迫っていく描写、人間関係の生々しい描写、先の見えないジェットコースター的な展開は健在であり、魅力的なADVを多く作っている。 作品間の繋がりについては、個々に繋がっている物があったり全く独立していたりと作品によってまちまち。 繋がりに関しても、本編ではちらっとキャラが出てきたり単語が登場するくらいでがっつりと密接に繋がっている物はない。 基本的に、ストーリーはその作品内で収拾がつく作りになっている。 がっつりシンクロする場合は、番外編などに任せることが多い。 *■現在 2020年7月にADVのチームの中心を担っていたamphibian氏が退職。 氏が中心になって更新していた『KEMCOのアドベンチャーポータル』も停止しており、 制作発表されていた「RD(仮)」等今後のシリーズ展開がどうなるかは残念ながら不明となっている。 waterphoenix開発の「終末戦記0.1(仮)」は開発中とのことだったが、正式タイトル『アーキタイプ・アーカディア』として2021年10月に発売が決定した。 *■作品 ***・[[鈍色のバタフライ>鈍色のバタフライ(携帯アプリ)]] [[Android]]&iOS、ガラケーにて配信。 登場するゲームは『&b(){バタフライゲーム}』。 夏休みに白昼堂々拉致された主人公と仲間たちが殺人ゲームに巻き込まれるというデスゲームADV。 本作の時点で「顔見知り同士によるゲームの強制」「人狼ゲーム風のルール」「裏モード」など、後のシリーズに続く基本は完成している。 また作中では明かされないが、本作の『バタフライゲーム』には実は必勝法が存在しており、公式サイトのスペシャルコンテンツで紹介されている。 当然ネタバレになるので閲覧はクリア後推奨。 ***・トカビトノセンリツ Android&iOS、ガラケー、[[Wii U]]にて配信。 登場するゲームは『&b(){プリズナーゲーム}』。 キャンプ場への課外授業の日、突如謎の防護服の一団に攫われ、『監獄』に閉じ込められた志加田第三高校・管弦部11人の戦いを描く。 前作から文章による&b(){&color(red){グロ}}や&b(){黒さ}がさらに上がり、パワーアップした。 タイトルに『トガビト』とあるように、登場人物全員何らかの歪みを持っており、殺人ゲームによって仲が良かった部員たちが追い詰められ、 それらが浮き彫りになっていく、別名『&b(){青春暗黒劇場}』が大きな特徴。 そのため前作に続き、エンディングがかなりビター。 ラストシーンがバッドエンドかハッピーエンドかは、解釈が分かれる。 ***・[[D.M.L.C. -デスマッチラブコメ-]] Android&iOS、Wii Uにて配信 登場するゲームは『&b(){デスマッチラブコメ}』。 ある日突然「告白されたら爆死する」体になってしまった主人公とその仲間たちが繰り広げる学園伝奇ラブコメ。 疑心暗鬼を呼ぶ心理戦も、血で血を洗うデスゲームもないというシリーズ異色作。 そのためシリーズ恒例の裏モードは存在しない。 デスゲーム要素がなくなったが、その分各人の抱える悩みなどの青春暗黒劇場は別ベクトルで濃くなっており、生々しい描写や怒涛の展開は健在。 先の読めないジェットコースターストーリーだが、タイトル通り話はあくまでも「ラブコメ」に終始している。 今作から主人公に明確なビジュアルが用意された。 ***・黒のコマンドメント Android&iOSにて配信 登場するゲームは『&b(){ブラックメール}』。 オイルタンカーへ体験学習に来ていた、数校の生徒会メンバーで構成された「生徒会総括会」が、「デトリタス」を名乗る謎の人物により、 相手を従わせることができる『指令』の発令と実行、そして『指令者』を探して追い詰めるデスゲームに巻き込まれる。 なお本作はADVチーム制作だが、amphibian氏ではなく別のライターがメインを務めている。 ***・[[レイジングループ]] Android&iOS、PC [[PSvita>PlayStation Vita]]&PS4、[[Nintendo Switch]]にて配信 登場するゲームは『&b(){黄泉忌みの宴}』。 バイク旅行中での事故で立ち寄った寒村で謎の人狼に殺され、また最初に戻るという[[ループ>ループ(ジャンル)]]に落ちた主人公が、 村で行われる人狼探しの殺人儀式の謎に立ち向かうホラーサスペンスノベル。 それまで主要人物が高校生だったが、今作では大学院生が主人公で主要人物も老若男女多種多様となっている。 またゲームに関してはこれまでも人狼ゲームを基にしていることを暗に匂わせていたが、今回では「人狼ゲームが基」とはっきりと明記されており、ルールもほぼ同じ。 ストーリーにも人狼の存在が大きく関わっている。 今作で初めてキャラクターにボイスがついた。 またスマホ版ではパートボイスだったが、CS版ではフルボイスとなっている。 ***・[[最悪なる災厄人間に捧ぐ]] PS4、[[Nintendo Switch]]にて販売。 今作はCS機先行で展開し、その後スマホ版が発売。 「透明人間」の少女と、「透明人間」しか見えない主人公の残酷な運命を描く。 本作はKEMCOとwaterphoenixの共同制作で作られており イラスト&シナリオはwaterphoenixのR氏。監修をamphibian氏が行っている。 そのためシリーズでは一風変わった作風となっており、『ゲーム』も存在しない。 しかしゲームのような世界のルールやそれを知って運命に挑んでいく展開は継承しており、 また登場人物が実質二人しかいない分、描かれる人間関係の変化などは半端ない濃さに仕上がっている。 それに伴い、鬱度もシリーズ屈指。タイトルに恥じないほの暗いダークなストーリーを見せてくれる。 ***・千里の棋譜~現代将棋ミステリー~ [[Nintendo Switch]]、PS4、PCにて販売。 将棋をテーマにしており、登場するゲームはもちろん『&b(){[[将棋]]}』 Mista Storiesとの共同制作。 将棋界を舞台にした作品で、駆け出しのフリーライターと三段リーグの棋士が、将棋界を揺るがす大事件に巻き込まれていくというミステリー。 第一部と第二部で構成されており ・謎の言葉「千里眼」と、人間とAIの決着をつける最終王者戦 ・棋譜が残されていない幻の名人戦と、有望な棋士が突如将棋界から去る「神隠し」 という二つの事件の謎を追っていく流れとなっている。 制作には高橋道雄九段・香川愛生女流三段が監修として参加しており、本編にも実在の棋士が多数登場している。 また将棋をテーマにしているので、詰将棋をやるシーンなどもある((なお答えを教えてもらって飛ばすこともできる))。 その他にも将棋に関する用語集や雑学なども多く、将棋界を深く楽しめる一作に仕上がっている。 ***・[[デスマッチラブコメ!>D.M.L.C. -デスマッチラブコメ-]] Nintendo Switch、PS4、PCにて販売。 D.M.L.C. -デスマッチラブコメ-のリメイク版で、タイトルも変更された。 リメイクに伴い、同じイラストレーターによるキャラ絵のリメイク、イベント絵の大幅増加 BGMの追加、フローチャートの追加など、大幅にパワーアップしている。 また内容に関しては大きな変更はないが、ライターのamphibian氏により 現代に合わせて一部内容の修正などが行われている。 ***・アーキタイプ・アーカディア Nintendo Switch、PS4/5にて販売。 登場するゲームは『&b(){アーキタイプ・アーカディア}』。 KEMCOとwaterphoenixの共同制作作品2作目。 イラスト&シナリオは『最悪なる災厄人間に捧ぐ』と同じく、waterphoenixのR氏が務めている。 精神を狂わせる死病が蔓延し文明が崩壊した世界で、唯一プレイすることで発病抑えることのできる謎のオンラインゲーム『アーキタイプ・アーカディア』に 病を発病した妹を救うためにダイブした主人公・ルストの苦難と遊びの道のりを描く。 『記憶カード』による様々な記憶との共感や、駆け引きの材料としたゲームの世界を舞台にしているのが特徴であり、 絶望的な世界に抗ったり逃避した人々の記憶に触れていき、それでも前に進んでいくという 「絶望的な状況の中で抗うキャラクター達の物語」を作るwaterphoenixらしい王道物語が繰り広げられる。 追記・修正はデスゲームから生き延びたい人がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 今年もクリスマスSS企画やっとるな、全作品からほとんどの登場人物全員引っ張ってくるらしいけど大丈夫なのかw -- 名無しさん (2017-12-24 01:45:28) - ディジャブや悪魔の招待状のことかと思ったら全然違った -- 名無しさん (2017-12-24 12:51:56) - 新作作っているらしいけどいつ頃になるんだろうか。レイジングループED暴露モードにあったDMLCの続きになるんかな -- 名無しさん (2017-12-24 13:08:51) - さささぐってこのくくりでいいんだろうか。シナリオ違うけどケムコ発売だし、両生類が監修しているし -- 名無しさん (2018-09-11 22:51:11) - レイジングループで勢い付いたからか、新作の将棋ADVの他にも、伝記ホラー新作、ウォーターフェニックスとのタッグ新作、DMLCリメイクと大分企画が動いてるっぽいな -- 名無しさん (2019-09-15 18:51:53) - amphibian氏退職しちゃったけど、どうなるんだろうか。なんか完全に手を離れるっぽいけど -- 名無しさん (2020-07-01 21:21:26) #comment #areaedit(end) }

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