なげつける(ポケモン)

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なげつける(ポケモン) - (2021/05/12 (水) 16:51:55) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2018/08/24 Fri 20:34:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- なげつけるとは、[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から登場した技。 &bold(){目次} #contents *■データ ---- [[威力>威力(ポケモン)]]:不定 タイプ:[[あく>あくタイプ(ポケモン)]] 分類:物理 命中:100 PP:10 接触:× 範囲:単体 追加効果:不定 持たせた 道具を 素早く 投げつけて 攻撃する。 道具で 威力と 効果が 変わる。 [[第四世代>世代(ポケモン)]]から登場し、これ以降毎回[[わざマシン56>わざマシン/ひでんマシン]]に収録されている。 レベルアップで覚える[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]は[[ガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]]や[[エテボース]]、[[ナゲツケサル]]とタイプがバラけている。またレベルアップで覚えるあくタイプのポケモンはゲッコウガ系統とマニューラ系統のみと非常に少ないのも特徴。 *■概要 ---- 自分の持ち物を消費しなければ使用できない攻撃技。 消費した道具に応じて威力が変化し、[[きのみ>きのみ(ポケモン)]]と一部の道具の場合は追加効果が発生する。 本編で使うにはコスパが悪いため、基本的に対戦や[[バトル施設>ポケモンシリーズのバトル施設]]で使うことになるだろう。 「[[ゆびをふる>ゆびをふる(ポケモン)]]」で偶然発動し貴重品を投げてしまうこともあるので注意。 なお「しぜんのめぐみ」と違い技自体のタイプは変わらない。 「さしおさえ」や「[[マジックルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]]」で封じられる点に注意((第四世代のみさしおさえ状態でも使える。))。 「[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]」で防がれて道具を「なげすてる」ことにならないように。 また使用した道具は「リサイクル」で元に戻すことができる。&font(l){技スペ2つと持ち物枠使う上に2ターン消費するため実用性はほぼないがな!} 主な用途は以下の通り。 &bold(){・高火力物理悪技} 威力固定の物理悪技は「かみくだく」「じごくづき」の80が限界だが、その数値を超えることが可能。 しかし火力強化が目的なら「いのちのたま」や「[[こだわりハチマキ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」、Zクリスタルといった選択肢もある。 上記の道具のデメリットを避ける、Z枠を残す、その道具の効果も活用するといった目的で使うことになる。 &bold(){・怯みや状態異常撒き} 元々「[[どくどく>どくどく(ポケモン)]]」以外の状態異常は[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]・[[でんき>でんきタイプ(ポケモン)]]・[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]]・[[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]]辺りに使い手が固まりがち。 その中で[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]や[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]といった脳筋系をはじめ多くのポケモンが状態異常技を使えるようになる。 貴重な命中率100かつ「ちょうはつ」に縛られない状態異常撒きというメリットもある。 さすがに「キノコのほうし」のような必中催眠はできない。 &bold(){・[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]での味方の補助} 白いハーブやメリット効果をもたらす木の実を味方に投げつけて補助する。 こちらも挑発に縛られないほか、効果自体も他で代用できないものが多い。 微弱だがダメージも与えるので[[襷>きあいのタスキ]]や[[頑丈>がんじょう(ポケモン)]]、ほか[[一部の>ミミッキュ]][[特性>カイリュー]]との相性は悪い。 逆にゴースト・[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]は「[[じゃくてんほけん>じゃくてんほけん(ポケモン)]]」のトリガーにできる。 &bold(){・一部の技や特性の補助} 手ぶらになることで「どろぼう」「アクロバット」「かるわざ」等の効果を発揮できる。 味方に木の実を投げつけることで「ゲップ」の発動条件も満たすなどの戦法もある。 [[禁止級>伝説のポケモン]]だが[[フーパ]]は「マジシャン」と投げつけるのコンボができる唯一のポケモン。 &bold(){・[[性格>性格(ポケモン)]]の判別、捕獲のサポート} 捕まえたいポケモンの性格の候補を絞りたい際、嫌いな味だと混乱する木の実を投げつけることでリセットマラソンを楽にすることができる。 PPを回復させるヒメリの実を投げつけて相手のPPを回復させ、「わるあがき」による自滅を阻止する使い方もある。 *■補足事項 ---- &bold(){・木の実の発動条件を無視する} 木の実については「HPが一定値以下」「状態異常になっている」等の条件を無視して効果のみを適用できる。 例えばHPが満タンでもカムラで素早さが上がり、状態異常になっていなくともラムを投げられた後でゲップができる。 &bold(){・火力強化は投げつける瞬間まで適用} 命の珠や拘り鉢巻といった攻撃力強化系や「ピントレンズ」といった火力強化アイテムは投げつけた瞬間にも適用される。 &bold(){・投げられない道具} Zクリスタルや自身に対応するメガストーンは投げられない。 そのため「既に[[Zワザ]]や[[メガシンカ]]を使って用済みになったから投げてしまう」といった使い方はできない。 ちなみに投げつける自体をZワザ化しても威力100と貧弱なので強面プレートを投げた方がマシである。 &bold(){・ぶきようだと使用できない} 使用者の特性が「ぶきよう」だった場合、投げつけられず失敗に終わってしまう。 なげつけるを使用する前に何らかの方法で特性を「ぶきよう」に変えられても失敗に終わる。 その他「[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]ジュエル」「[[べにいろのたま>グラードン]]」「[[あいいろのたま>カイオーガ]]」も投げられない仕様となっている。 ついでに「[[モンスターボール>モンスターボール(ポケモン)]]」も投げることができない。[[ポケモンがポケモントレーナーになることはできない>劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲]]。 また[[ギラティナ]]・[[アルセウス]]・[[ゲノセクト]]・[[シルヴァディ]]は自分用のアイテムを投げられない。 もっとも、これらのポケモンは投げつけるを覚えないが。 *■相性の良い道具やポケモン ---- ・&bold(){&color(darkslategray){くろいてっきゅう}} 威力:130 効果:なし 「かみくだく」の1.5倍以上の威力。 素早さが半減する効果は[[天候>天候変化技(ポケモン)]]の奪い合いや「トリックルーム」下での戦いで有利になる。 [[バンギラス]]なら悪タイプ最高の攻撃で微妙な素早さかつ「すなおこし」持ちなので最適。 素早さを変化させられるという点からスイッチ型のトリパでも使えるかもしれない。 [[剣盾>ポケットモンスター ソード・シールド]]では威力だけを求めるなら下記の「わざレコード」で十分なので、効果を活用できる場合にのみ採用される。 ・&bold(){&font(#663333){こわもてプレート}} 威力:90(実質108) 効果:なし プレート系は威力・効果が全て共通。 悪と他のタイプの攻撃技の火力を両立することもできるが、投げつける自体を強化する強面プレートが最も使用率が高い。 悪技を強化したいが、黒い鉄球の素早さ低下や[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]・[[ふゆう>ふゆう(ポケモン)]]の没収といったデメリットは避けたいという場合に使える。 [[マニューラ>ニューラ/マニューラ]]や[[ダーテング]]は不安定な「[[はたきおとす>はたきおとす(ポケモン)]]」に頼らずに火力を出すことが可能。 格闘タイプのエスパー・ゴースト対策としては「じごくづき」の影に隠れがちか。 剣盾では一撃の威力が技レコードに劣るようになったので、他にも悪タイプの攻撃技を採用していなければこちらを優先する必要はない。 ・&bold(){&font(#994c00){かたいいし}} 威力:100 効果:なし 数値上は黒い鉄球や技レコードに次ぐ威力だが、実質的には強面プレートに劣る。 バンギラスなら一致技両方の火力を強化できる。 格闘タイプも悪技に加え、飛行対策の岩技を強化できるのが利点か。 ・&bold(){&color(purple){どくバリ}} 威力:70 効果:[[どく>どく/もうどく(ポケモン)]] そこそこの威力を発揮しつつ相手を毒状態にする。 格闘タイプにとっては悪技と[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]]対策の[[どく>どくタイプ(ポケモン)]]技を強化できる。 しかし、やはり威力も効果も中途半端すぎるか。 ・&bold(){わざレコード} 威力:不定 効果:無し 威力はわざレコードに収録されている技の威力がそのまま参照される。 例えば「かえんほうしゃ」のわざレコードを投げつけると威力90、「オーバーヒート」だと威力は黒い鉄球と同等の&bold(){130}にもなる。 変化技や威力が変動する技が収録されている場合は威力は10。 他の効果は一切ないので対戦で使うなら、参照威力が最も高い「オーバーヒート」か「リーフストーム」のどちらかになるだろう。 &font(l){[[自爆か大爆発>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]のどちらかがわざレコード化してれば間違いなくぶっ壊れだった} ・&bold(){&color(hotpink){おうじゃのしるし}}/&bold(){&color(midnightblue){するどいキバ}} 威力:30 効果:ひるみ 優先度が上がらず威力も若干劣る「ねこだまし」だが、覚えないポケモンにとっては有用。 優先度0を逆手に取り、[[カプ・テテフ]]等[[先制技>先制技(ポケモン)]]を無効化するポケモンに投げつけるのも手。 実質同じ道具が2つあるのでダブルで「なげつける」+「ものひろい」使い同士で組むのも一興か。 条件を満たせるポケモンとしては[[マッスグマ]]・[[エテボース]]・[[デデンネ]]・[[ホルード]]がいる。 またエテボースやマニューラは「ねこだまし」+「なげつける」で2ターン連続して怯ませられる。 バトル施設でこのコンボに翻弄された人も少なからずいるはず。 ・&bold(){&color(red){かえんだま}} 威力:30 効果:[[やけど>やけど(ポケモン)]] 命中率100かつ「[[トリック>トリック/すりかえ(ポケモン)]]」や「すりかえ」と違い相手の道具に依存せず火傷させる貴重な技。 「マジックガード」の[[ピクシー>ピクシー(ポケモン)]]や「みずのベール」の[[フローゼル]]なら火傷の心配もないので投げつけるタイミングを選ばない。 逆に[[ローブシン]]や[[カイリキー]]ら「こんじょう」組はわざと火傷してから投げつけることもできる。 ピクシーや根性組は先に火傷してしまうことで、まひ・どく・[[ねむり>ねむり(ポケモン)]]・こおり状態にされることを避けられるメリットもある。 毒々玉にも言えるが、逆利用できるポケモン以外は初手で投げつけられる状況でなければ足を引っ張ってしまうので注意。 ・&bold(){&color(purple){どくどくだま}} 威力:30 効果:もうどく 「おにび」と違い「どくどく」はほぼ全てのポケモンが使えるため効果自体の魅力は薄い。 [[ザングース]]や[[リングマ]]、[[グライオン]]が特性発動のついでに強化版毒々が使えるという程度か。 しかし、剣盾では毒々の使い手が激減したので価値が増した。 ・&bold(){&color(gold){でんきだま}} 威力:30 効果:[[まひ>まひ(ポケモン)]] 「でんじは」や「しびれごな」の上位互換である「へびにらみ」の上位互換。 投げつける瞬間以外に恩恵をもたらさないのがネックだが、火炎玉や毒々玉と違ってどのポケモンでも投げるタイミングを選ばないので扱いやすいとも言える。 [[オニゴーリ]]軸で[[ガブリアス]]や[[ルカリオ]]に投げさせて起点を作るパーティが流行ったことも。 ・&bold(){&color(whitesmoke,yellowgreen){しろいハーブ}} 威力:10 効果:能力ランク低下の回復 ダブルで味方の補助に。 「[[いかく>いかく(ポケモン)]]」の流行から発動する機会は多いが、悠長すぎるか。 ・&bold(){&color(green){メンタルハーブ}} 威力:10 効果:「アンコール」「いちゃもん」「かいふくふうじ」「かなしばり」「ちょうはつ」「[[メロメロ>メロメロ(ポケモン)]]」から回復 ダブルで味方の補助に。 積みアタッカーや味方のサポート役など恩恵を受けるポケモンは少なくない。 しかし、味方に投げて貰うより最初から自分で持つ方が効率的な場合が多い。 ・&bold(){[[きのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]} 威力:10 効果:木の実自体の効果(発動条件は無視) ダブルで味方の補助に。 主な候補はカムラ・サン・チイラ・ヤタピあたり。 弱点保険を持たせた特性「たんじゅん」の[[ココロモリ]]にヤタピのみを投げつけて、&bold(){1ターンで特攻を6段階上昇させる}というコンポも存在する。 また野性のポケモンにヒメリを投げればPPが回復するため、[[わるあがき>わるあがき(ポケモン)]]までの時間を稼げる。 ・[[&font(b,#ffdc00 ){きんのたま/でかいきんのたま}>きんのたま]] 威力:30 効果:なし &font(l){カイリキーとかに使わせると相手プレイヤーの腹筋をひんし状態にできるぞ!} 追記・修正は[[ピカチュウ]]の目の前で電気玉を投げてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - トゲピーに安らぎの鈴持たせて育成してて、指振りでこれが出た時の絶望感はヤバかった -- 名無しさん (2018-08-24 23:15:43) - きんのたm… -- 名無しさん (2018-08-24 23:32:37) - アイテムロストとか勿体なさ過ぎて使えない…… -- 名無しさん (2018-08-24 23:43:47) - ツリーのせいでサル系ポケモンが2連続で怯ませてくる遅延技の印象が強い -- 名無しさん (2018-08-25 02:32:23) - 素早さ振って鉄球持たせたバンギラスをトリパで使ったあと竜舞させて全抜きさせるスイッチ型で使ってるけどロマンあって楽しいよ -- 名無しさん (2018-08-25 04:31:09) - 「ふといホネ」は威力90に対し、「きちょうなホネ」は威力100。まさかの逆転勝利である。 -- 名無しさん (2018-08-25 08:42:39) - ルビサファから止まってる世代だけど、いまのポケモンってこんなん頭に入れて戦わなきゃいかんの -- 名無しさん (2018-08-25 11:17:02) - ↑覚えることは多いが、なげつける自体は決してメジャーな技ではないから普段は忘れてても平気 -- 名無しさん (2018-08-25 11:23:04) - 一回しか使えないのが最大のデメリットなのよね -- 名無しさん (2018-08-25 15:43:07) - ↑2 ヌケニンとかもそうだけど、そういうのは得てして『忘れた頃にやってくる』 -- 名無しさん (2018-08-26 14:06:05) - ↑2 リサイクル使えば2回以上使えるぞ! 実用性?知らん -- 名無しさん (2018-08-26 16:04:44) - 棍棒での殴り合い(mtg)みたいな記事かと思った -- 名無しさん (2018-08-26 16:16:13) - ↑2 なつけるだけでも技スペ1つと持ち物枠使う上に1回しか使えない、リサイクル搭載したらさらに技スペ圧迫にリサイクル使うのにも1ターン消費するし圧倒的実用性のなさだぜ!・・・アクロバットみたく消費後も使えればまだいいんだろうけど(アクロバットのほうもひこうのジュエルない今使用率落ちてるだろうが) -- 名無しさん (2018-08-26 16:35:20) - 技レコードを投げつけるとそのレコードの中身の技の威力がそのまま反映される面白い仕様が発覚。けど実用性は高い -- 名無しさん (2019-12-12 18:54:46) - 適応力シザリガーでリーフストーム投げつけるととんでもない火力が出る -- 名無しさん (2020-03-01 23:55:26) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2018/08/24 Fri 20:34:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- なげつけるとは、[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から登場した技。 &bold(){目次} #contents *■データ ---- [[威力>威力(ポケモン)]]:不定 タイプ:[[あく>あくタイプ(ポケモン)]] 分類:物理 命中:100 PP:10 接触:× 範囲:単体 追加効果:不定 持たせた 道具を 素早く 投げつけて 攻撃する。 道具で 威力と 効果が 変わる。 [[第四世代>世代(ポケモン)]]から登場し、これ以降毎回[[わざマシン56>わざマシン/ひでんマシン]]に収録されている。 レベルアップで覚える[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]は[[ガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]]や[[エテボース]]、[[ナゲツケサル]]とタイプがバラけている。またレベルアップで覚えるあくタイプのポケモンは[[マニューラ>ニューラ/マニューラ]]系統と[[ゲッコウガ]]系統のみと非常に少ないのも特徴。 *■概要 ---- 自分の持ち物を消費しなければ使用できない攻撃技。 消費した道具に応じて威力が変化し、[[きのみ>きのみ(ポケモン)]]と一部の道具の場合は追加効果が発生する。 本編で使うにはコスパが悪いため、基本的に対戦や[[バトル施設>ポケモンシリーズのバトル施設]]で使うことになるだろう。 「[[ゆびをふる>ゆびをふる(ポケモン)]]」で偶然発動し貴重品を投げてしまうこともあるので注意。 なお「しぜんのめぐみ」と違い技自体のタイプは変わらない。 「さしおさえ」や「[[マジックルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]]」で封じられる点に注意((第四世代のみさしおさえ状態でも使える。))。 「[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]」で防がれて道具を「なげすてる」ことにならないように。 また使用した道具は「リサイクル」で元に戻すことができる。&font(l){技スペ2つと持ち物枠使う上に2ターン消費するため実用性はほぼないがな!} 主な用途は以下の通り。 &bold(){・高火力物理あく技} 威力固定の物理あく技は「かみくだく」「じごくづき」の80が限界だが、その数値を超えることが可能。 しかし火力強化が目的なら『いのちのたま』や『[[こだわりハチマキ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]』、Zクリスタルといった選択肢もある。 上記の道具のデメリットを避ける、Z枠を残す、その道具の効果も活用するといった目的で使うことになる。 &bold(){・怯みや状態異常撒き} 元々「[[どくどく>どくどく(ポケモン)]]」以外の状態異常は[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]・[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]]・[[でんき>でんきタイプ(ポケモン)]]・[[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]]辺りに使い手が固まりがち。 その中で[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]や[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]といった脳筋系をはじめ多くのポケモンが状態異常技を使えるようになる。 貴重な命中率100かつ「ちょうはつ」に縛られない状態異常撒きというメリットもある。 さすがに「キノコのほうし」のような必中催眠はできない。 &bold(){・[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]での味方の補助} 『しろいハーブ』やメリット効果をもたらす木の実を味方に投げつけて補助する。 こちらも挑発に縛られないほか、効果自体も他で代用できないものが多い。 微弱だがダメージも与えるので『[[きあいのタスキ]]』や『[[がんじょう>がんじょう(ポケモン)]]』、ほか[[一部の>ミミッキュ]][[特性>カイリュー]]との相性は悪い。 逆にゴースト・[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]は『[[じゃくてんほけん>じゃくてんほけん(ポケモン)]]』のトリガーにできる。 &bold(){・一部の技や特性の補助} 手ぶらになることで「どろぼう」「アクロバット」『かるわざ』等の効果を発揮できる。 味方に木の実を投げつけることで「ゲップ」の発動条件も満たすなどの戦法もある。 [[禁止級>伝説のポケモン]]だが[[フーパ]]は『マジシャン』と投げつけるのコンボができる唯一のポケモン。 &bold(){・[[性格>性格(ポケモン)]]の判別、捕獲のサポート} 捕まえたいポケモンの性格の候補を絞りたい際、嫌いな味だと混乱する木の実を投げつけることでリセットマラソンを楽にすることができる。 PPを回復させる『ヒメリのみ』を投げつけて相手のPPを回復させ、「わるあがき」による自滅を阻止する使い方もある。 *■補足事項 ---- &bold(){・木の実の発動条件を無視する} 木の実については「HPが一定値以下」「状態異常になっている」等の条件を無視して効果のみを適用できる。 例えばHPが満タンでも『カムラのみ』で素早さが上がり、状態異常になっていなくとも『ラムのみ』を投げられた後で「ゲップ」ができる。 &bold(){・火力強化は投げつける瞬間まで適用} 『いのちのたま』や『こだわりハチマキ』といった攻撃力強化系や『ピントレンズ』といった火力強化アイテムは投げつけた瞬間にも適用される。 &bold(){・投げられない道具} Zクリスタルや自身に対応するメガストーンは投げられない。 そのため「既に[[Zワザ]]や[[メガシンカ]]を使って用済みになったから投げてしまう」といった使い方はできない。 ちなみに投げつける自体をZワザ化しても威力100と貧弱なので強面プレートを投げた方がマシである。 &bold(){・特性『ぶきよう』だと使用できない} 使用者の特性が『ぶきよう』だった場合、投げつけられず失敗に終わってしまう。 なげつけるを使用する前に何らかの方法で特性を『ぶきよう』に変えられても失敗に終わる。 その他『[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]ジュエル』『[[べにいろのたま>グラードン]]』『[[あいいろのたま>カイオーガ]]』も投げられない仕様となっている。 ついでに『[[モンスターボール>モンスターボール(ポケモン)]]』も投げることができない。[[ポケモンがポケモントレーナーになることはできない>劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲]]。 また[[ギラティナ]]・[[アルセウス]]・[[ゲノセクト]]・[[シルヴァディ]]は自分用のアイテムを投げられない。 もっとも、これらのポケモンは投げつけるを覚えないが。 *■相性の良い道具やポケモン ---- ・&bold(){&color(darkslategray){くろいてっきゅう}} 威力:130 効果:なし 「かみくだく」の1.5倍以上の威力。 素早さが半減する効果は[[天候>天候変化技(ポケモン)]]の奪い合いや「トリックルーム」下での戦いで有利になる。 [[バンギラス]]ならあくタイプ最高の攻撃で微妙な素早さかつ特性『すなおこし』持ちなので最適。 素早さを変化させられるという点からスイッチ型のトリパでも使えるかもしれない。 [[剣盾>ポケットモンスター ソード・シールド]]では威力だけを求めるなら下記の『わざレコード』で十分なので、効果を活用できる場合にのみ採用される。 ・&bold(){&font(#663333){こわもてプレート}} 威力:90(実質108) 効果:なし プレート系は威力・効果が全て共通。 悪と他のタイプの攻撃技の火力を両立することもできるが、投げつける自体を強化する強面プレートが最も使用率が高い。 悪技を強化したいが、『くろいてっきゅう』の素早さ低下や[[ひこうタイプ>ひこうタイプ(ポケモン)]]・特性『[[ふゆう>ふゆう(ポケモン)]]』の没収といったデメリットは避けたいという場合に使える。 マニューラや[[ダーテング]]は不安定な「[[はたきおとす>はたきおとす(ポケモン)]]」に頼らずに火力を出すことが可能。 かくとう・ゴースト対策としては「じごくづき」の影に隠れがちか。 剣盾では一撃の威力が技レコードに劣るようになったので、他にもあくタイプの攻撃技を採用していなければこちらを優先する必要はない。 ・&bold(){&font(#994c00){かたいいし}} 威力:100 効果:なし 数値上は『くろいてっきゅう』や『わざレコード』に次ぐ威力だが、実質的には『こわもてプレート』に劣る。 バンギラスなら一致技両方の火力を強化できる。 かくとうタイプもあく技に加え、ひこう対策のいわ技を強化できるのが利点か。 ・&bold(){&color(purple){どくバリ}} 威力:70 効果:[[どく>どく/もうどく(ポケモン)]] そこそこの威力を発揮しつつ相手をどく状態にする。 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逆に[[ローブシン]]や[[カイリキー]]ら『こんじょう』組はわざとやけどしてから投げつけることもできる。 ピクシーや『こんじょう』組は先にやけどしてしまうことで、どく・まひ・[[ねむり>ねむり(ポケモン)]]・[[こおり>こおり(ポケモン)]]状態にされることを避けられるメリットもある。 後述の『どくどくだま』にも言えるが、逆利用できるポケモン以外は初手で投げつけられる状況でなければ足を引っ張ってしまうので注意。 ・&bold(){&color(purple){どくどくだま}} 威力:30 効果:もうどく 「おにび」と違い「どくどく」はほぼ全てのポケモンが使えるため効果自体の魅力は薄い。 [[リングマ]]や[[ザングース]]、[[グライオン]]が特性発動のついでに強化版「どくどく」が使えるという程度か。 しかし、剣盾では「どくどく」の使い手が激減したので価値が増した。 ・&bold(){&color(gold){でんきだま}} 威力:30 効果:[[まひ>まひ(ポケモン)]] 「でんじは」や「しびれごな」の上位互換である「へびにらみ」の上位互換。 投げつける瞬間以外に恩恵をもたらさないのがネックだが、『かえんだま』や『どくどくだま』と違ってどのポケモンでも投げるタイミングを選ばないので扱いやすいとも言える。 [[オニゴーリ]]軸で[[ガブリアス]]や[[ルカリオ]]に投げさせて起点を作るパーティが流行ったことも。 ・&bold(){&color(whitesmoke,yellowgreen){しろいハーブ}} 威力:10 効果:能力ランク低下の回復 ダブルで味方の補助に。 特性『[[いかく>いかく(ポケモン)]]』の流行から発動する機会は多いが、悠長すぎるか。 ・&bold(){&color(green){メンタルハーブ}} 威力:10 効果:「アンコール」「いちゃもん」「かいふくふうじ」「かなしばり」「ちょうはつ」「[[メロメロ>メロメロ(ポケモン)]]」から回復 ダブルで味方の補助に。 積みアタッカーや味方のサポート役など恩恵を受けるポケモンは少なくない。 しかし、味方に投げて貰うより最初から自分で持つ方が効率的な場合が多い。 ・&bold(){[[きのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]} 威力:10 効果:木の実自体の効果(発動条件は無視) ダブルで味方の補助に。 主な候補はカムラ・サン・チイラ・ヤタピあたり。 弱点保険を持たせた特性『たんじゅん』の[[ココロモリ]]に『ヤタピのみ』を投げつけて、&bold(){1ターンで特攻を6段階上昇させる}というコンポも存在する。 また野性のポケモンに『ヒメリのみ』を投げればPPが回復するため、「[[わるあがき>わるあがき(ポケモン)]]」までの時間を稼げる。 ・[[&font(b,#ffdc00 ){きんのたま/でかいきんのたま}>きんのたま]] 威力:30 効果:なし &font(l){カイリキーとかに使わせると相手プレイヤーの腹筋をひんし状態にできるぞ!} 追記・修正は[[ピカチュウ]]の目の前で電気玉を投げてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - トゲピーに安らぎの鈴持たせて育成してて、指振りでこれが出た時の絶望感はヤバかった -- 名無しさん (2018-08-24 23:15:43) - きんのたm… -- 名無しさん (2018-08-24 23:32:37) - アイテムロストとか勿体なさ過ぎて使えない…… -- 名無しさん (2018-08-24 23:43:47) - ツリーのせいでサル系ポケモンが2連続で怯ませてくる遅延技の印象が強い -- 名無しさん (2018-08-25 02:32:23) - 素早さ振って鉄球持たせたバンギラスをトリパで使ったあと竜舞させて全抜きさせるスイッチ型で使ってるけどロマンあって楽しいよ -- 名無しさん (2018-08-25 04:31:09) - 「ふといホネ」は威力90に対し、「きちょうなホネ」は威力100。まさかの逆転勝利である。 -- 名無しさん (2018-08-25 08:42:39) - ルビサファから止まってる世代だけど、いまのポケモンってこんなん頭に入れて戦わなきゃいかんの -- 名無しさん (2018-08-25 11:17:02) - ↑覚えることは多いが、なげつける自体は決してメジャーな技ではないから普段は忘れてても平気 -- 名無しさん (2018-08-25 11:23:04) - 一回しか使えないのが最大のデメリットなのよね -- 名無しさん (2018-08-25 15:43:07) - ↑2 ヌケニンとかもそうだけど、そういうのは得てして『忘れた頃にやってくる』 -- 名無しさん (2018-08-26 14:06:05) - ↑2 リサイクル使えば2回以上使えるぞ! 実用性?知らん -- 名無しさん (2018-08-26 16:04:44) - 棍棒での殴り合い(mtg)みたいな記事かと思った -- 名無しさん (2018-08-26 16:16:13) - ↑2 なつけるだけでも技スペ1つと持ち物枠使う上に1回しか使えない、リサイクル搭載したらさらに技スペ圧迫にリサイクル使うのにも1ターン消費するし圧倒的実用性のなさだぜ!・・・アクロバットみたく消費後も使えればまだいいんだろうけど(アクロバットのほうもひこうのジュエルない今使用率落ちてるだろうが) -- 名無しさん (2018-08-26 16:35:20) - 技レコードを投げつけるとそのレコードの中身の技の威力がそのまま反映される面白い仕様が発覚。けど実用性は高い -- 名無しさん (2019-12-12 18:54:46) - 適応力シザリガーでリーフストーム投げつけるととんでもない火力が出る -- 名無しさん (2020-03-01 23:55:26) #comment #areaedit(end) }

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