RPG(ロールプレイングゲーム)

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RPG(ロールプレイングゲーム) - (2021/05/07 (金) 08:58:44) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2011/01/19(水) 20:57:09 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- RPGとは、[[ゲーム]]のジャンルの一つ。 「&bold(){R}ole-&bold(){P}laying &bold(){G}ame」の略称。たまに見られるがRPGゲームと書くとゲームが重複しているので注意。 一般的にコンピュータゲームのジャンルの事を指す。 コンピュータゲームのジャンルとしてのRPG(いわゆるCRPG)が無かった時代から存在する言葉で、当初は[[TRPG>TRPG(テーブルトークアールピージー)]]の事を指していた。 当のCRPGも『ダンジョン&ドラゴンズ』に代表されるTRPGをベースに発展したものである。 TRPGの人気が高くない日本では、一般的にRPGと言えばCRPGの事を指すことがほとんど。 RPGを直訳すると「&bold(){ロールプレイ(=なりきる、役割を演じる)をする遊び}」となり、考えようによっては非常に多くのコンピューターゲームが当てはまる。実際に定義はかなり曖昧である。 試しに[[Steam]]でRPGジャンルに登録されている作品を見てみると、龍が如く、Stardew Valley、[[モンスターハンター:ワールド]]など多種多様なゲームがヒットする。 一応ほとんどのRPGに見られる傾向としてストーリー、冒険と探索、キャラクターの育成・成長要素、そして戦闘が挙げられるが、これらのどれかが欠けているとRPGではないと言えるほどの明確な基準は無い。 日本では単にRPGと言った場合、後述する経緯から「[[ドラクエ>ドラゴンクエストシリーズ]]や[[FF>FINAL FANTASY(ゲーム)]]のようなゲーム」を指す言葉として用いられることが多い。 とくに「複数人のパーティによるターン制コマンドバトル」や「ファンタジー世界の冒険譚」が圧倒的な支持を受けていたため、中にはこれがRPGの定義であると解釈する人もしばしば。 無論、これは誤りである……のだが、日本のゲーム界隈、特に所謂スマホゲーム界隈では殆ど「ファンタジー」と「RPG」が同義語と化している節がある。 いっそ「原義的な意味での『RPG』」と「日本語としての『RPG』」は別物、と割り切ってしまった方がいいかもしれない。 **日本への伝搬とその後 日本人がコンピューターRPGをRPGと呼ぶようになったのはTRPGをベースとしたウルティマやウィザードリィがRPGを名乗っていた為。 そして更にそれらをベースとしてRPGを名乗ったドラゴンクエストが大ヒットし、雑誌等に「RPG」と表記されたからである。 ドラクエの前はどうみてもシューティングゲームな頭脳戦艦ガルがRPGを名乗っていた。 ドラクエの発売後は海外以上にRPGが普及し飛ぶように売れたため、殆どのメーカーが追従するように発売する。 これらの初期作の影響で、中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界を扱ったRPGが多い。 日本のRPGが国内ユーザー向けに独自の進化を遂げた結果、海外のRPGとの内容の違いを区別する意味で「JRPG」と呼称されることも。 典型的なイメージとしては ・日本ではターン、コマンド制の戦闘が多いが海外はリアルタイムでシームレスで行う戦闘が多い。 ・日本では主人公のプロフィールが細かい所まで定まっているが、海外では自分でプロフィールを決めたりプレイ中にコロコロ変わる事が多い。 ・日本ではシナリオ・キャラクター・システムを重視しているが、海外では世界観・自由度を重視している。 グラフィックはどちらも重視している。 など。 揶揄的に使われることもあるが、典型的なJRPGでありながら海外で高評価を受けるゲームも多く、海外メーカーからもJRPGの作風を志向したゲームが度々発売されている。 逆に、国内ではコマンド式のRPGは年々減りつつある。JRPGの代名詞であるFFシリーズでも、[[XV>FINAL FANTASY XV]]でナンバリング作として初めて純粋なアクション戦闘になり、[[Ⅶ>FINAL FANTASY Ⅶ]]のリメイクではコマンドとアクションが併用されている。 また、厳密にはゲームとは呼べない者のRPGツクールにも注目するべきである。 ゲームコンストラクションソフト自体は他にも多数でされていたものの、使いやすさや分かり易さを兼ね備えており この作品によって各自でメーカーの作品を「遊ぶ」だけでなく「ぼくのかんがえたRPG」を「創造する」事さえも容易となったのだ。 **各メーカーの状況 旧スクウェア及びスクウェア・エニックスがこのジャンルに対し異様な拘りを持っており、RPGタイトルが多いだけではなくレーシングラグーンのようなレースゲームもRPGと名乗っている。 FFやドラクエシリーズのほかにサガシリーズ、聖剣伝説シリーズ、ディズニーとのコラボで制作された[[KINGDOM HEARTS>KINGDOM HEARTS(キングダムハーツ)]]シリーズなど多くの大手IPを抱える、RPGの世界を代表するメーカーの一つ。 ゲームフリークの[[ポケットモンスター]]シリーズも公式が明記している通りメーカー列記としたRPG作品であるが、「RPG=スクエニ的作品」と言うイメージが強い日本ではRPGの枠では語られないことも多い。 海外では大手ゲームメディアのIGNやGame Informerが「歴代RPG作品ランキング」の企画内でポケモンを取り上げるなど、RPGとして認識されている様子。 …極端なこと言うとすれば、[[モンスター収集ゲーム]]という独立したジャンルと捉えることすら出来る。 日本を代表するゲームメーカーである任天堂はあまりRPGにあまり積極的でなく、制作する際もセカンドパーティーが開発することが多い。 もっともスクウェアとのコラボで開発されたスーパーマリオRPGは往年の名作と名高い名作である。 またペーパーマリオシリーズ、マリオ&ルイージRPGなどは根強いファンが多い名作。 Motherシリーズや、タクティカル戦闘のファイアーエムブレムなども有名。 アトラスは骨のある難易度と、一筋縄では行かないストーリーが持ち味とされる。 代表作は女神転生シリーズ、及びその外伝であるペルソナシリーズ。 とくに『女神異聞録』としてスタートしたペルソナシリーズは、3からポップでスタイリッシュなビジュアルと音楽、リアルな日本の街並みで繰り広げられる青春、各キャラクターと織りなすサイドストーリー、ギャルゲー的な恋愛要素といった独自色を大胆に導入。 これらが国内はもとより海外でも高評価を受け&footnote(レビューサイトmetacriticにおけるスコアは4ゴールドが93点で、PSVita全ソフト中最高。5ロイヤルは95点でPS4全ソフト中3番目、日本製ゲームでは断トツのハイスコアとなった。)、アニメのヒットなどもあり一躍JRPGを代表するタイトルへと躍り出た。 他の会社ではトライエース、モノリスソフト、コーエーテクモ傘下のガスト等がよく出す。 欧米メーカーではやはりなんと言ってもベセスダ・ソフトワークスの[[The Elder Scrollsシリーズ]]および[[Falloutシリーズ>Fallout(シリーズ)]]が有名。 とくに[[OBLIVION>OBLIVION(ゲーム)]]と[[Fallout3]]は当時やや迷走しつつあった日本のゲーム業界に黒船のごとき衝撃を与え、以降日本でも[[オープンワールド]]なマップや[[自由度>自由度(ゲーム)]]の高いゲーム性を追求したゲームが大幅に増えた。 ポーランドの開発会社CD Projekt RED制作の[[ウィッチャー3 ワイルドハント]]もオープンワールドのハイファンタジー世界を舞台に、壮大なストーリーとまるで映画のような美麗な映像を実現した金字塔としてお馴染み。 日本ではイマイチ人気がないがカナダのBioWare社も、このジャンルのMass EffectシリーズやDragon Ageシリーズなどでとても高い評価を受けている。 フランスのUbisoft社が制作するアサシンクリードシリーズも、2017年のオリジンズ以降の作品はRPGと見做されている模様。 海外製RPGによくある特徴として、FPSもしくはTPSによるシューティング要素をフィーチャーしたゲームが度々見られる。 前述したFalloutやMass Effectのほか、ハクスラ要素も加わったコミカルなBorderlandsシリーズなども有名。古くはBioshockシリーズもRPGと捉えられる事がある模様。   関連するジャンルにアクション要素が強いアクションRPG、シミュレーション要素を加えたシミュレーションRPGもある。 現代では多くのRPGが戦闘にアクション要素を導入しており、逆にアクションゲームにも広大なマップの探索や、経験値やスキルなどの成長要素が含まれることも多いため、「アクションRPG」はかなり広範なジャンルになった。比重は作品によって異なる。 そして忘れてはならないのが、元祖不思議のダンジョン『ローグ』を始めとする[[ローグライクRPG>ローグライクゲーム]]だ。 日本では『ローグ』と、その進化版の『ネットハック』の中間のようなシステムが主流となっている。 欧米では文字通りハードコアな層から根強い人気を集めているようだ。 ちなみにネットスラングに『日本3大RPG』なるものが存在する。 これは2008年のインタビューで『テイルズ』シリーズの開発者がテイルズを「3大RPGの一つ」(要約)と形容したことに由来する。 残りの2つについてインタビュー上では公言されていなかったため議論を呼んだ。 もっとも『ペルソナ』などの従来シリーズの躍進や、『ダークソウル』などの新興シリーズの登場などを経た現在では形骸化した言葉である。 なお、セガガガでも何度も言われているが「R.P.G.」はバンダイの商標。 ◆以下代表的なRPG ・ドラゴンクエストシリーズ ・ファイナルファンタジーシリーズ ・ポケットモンスターシリーズ ・テイルズオブシリーズ ・女神転生シリーズ ・キングダムハーツシリーズ ・オプーナ ・サガシリーズ ・聖剣伝説シリーズ ・ゼノシリーズ ・ウィザードリィシリーズ ・ウルティマシリーズ ・ファンタシースターシリーズ ・スターオーシャンシリーズ ・ヴァルキリープロファイルシリーズ ・グランディアシリーズ ・サモンナイトシリーズ ・ブレスオブファイアシリーズ ・幻想水滸伝シリーズ ・ファイアーエムブレムシリーズ ・ルミナスアークシリーズ ・世界樹の迷宮シリーズ ・メダロットシリーズ ・ヘラクレスの栄光シリーズ ・クインテット三部作(ソウルブレイダー、ガイア幻想紀、天地創造) ・シャドウハーツシリーズ ・イースシリーズ ・英雄伝説シリーズ ・ワイルドアームズシリーズ ・アーク・ザ・ラッドシリーズ ・ポポロクロイスシリーズ ・シャイニングシリーズ ・ルーンファクトリーシリーズ ・moon ・桃太郎伝説 ・貝獣物語シリーズ ・LUNAR ・俺の屍を越えてゆけ ・天地を喰らう ・メタルマックスシリーズ ・アトリエシリーズ ・天外魔境シリーズ ・MOTHERシリーズ **RPG以外でのジャンルでのRPG要素 ゲームジャンル自体は別ゲームなのにRPG要素をミニゲームとして入れているゲームも多い。 中にはこのミニゲームRPGが本編と言った物まであったりもする。 ◆以下代表的なゲーム外RPG要素 ・ゼロヨンチャンプ レーシングゲームだが、アルバイトや資金稼ぎと言った理由で3Dダンジョン、2DRPG風のミニゲームがある。 初期の頃はあくまでRPG風ミニゲームに過ぎなかったが後期作ではファンタジー世界に転移して本作的に世界を救うというとんでもない作品まで存在した((流石に本編クリア後のオマケ要素扱いだが…))。 %%主人公「これレーシングゲームだよね…」%% ・[[METAL GEAR SOLID PEACE WALKER]] OUTER OPSが該当。 自動進行だが、素早い順に各自が行動しダメージを与えて敵を撃破して戦利品獲得と成長する要素は正にRPGの戦闘そのものである。 ・桃太郎電鉄シリーズ 選挙が該当。 カリスマ(HP)、せいとう(攻撃力)、えんぜつ(守備力)、ポスター(素早さ)にポイントを割り振って他の候補者を倒して当選を目指す。 ・バイトヘル2000 スラ仏百人組み手が該当。 ファミコン時代のドラクエチックな戦闘画面で様々なスラ仏を百人倒す戦闘ミニゲーム。 めいでん「ゆうしゃアニヲタよ。ついきとしゅうせいでアニヲタウィキをすくってくれ!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - オプーナさんは関係ないだろ!いい加減にしろ! -- 名無しさん (2014-12-08 20:27:08) - はよ3DSかVitaでRPGツクールの新作を出さないかなぁ    -- 名無しさん (2014-12-22 02:45:00) - 頭脳戦艦ガル…… -- 名無しさん (2017-04-15 06:42:09) - ドラクエみたいなのは魔王の秘書とか読むと世界観が幼稚すぎてプレイ出来なくなる。現実味が無さすぎ -- 名無しさん (2018-11-20 13:18:33) - ↑だって「ゲーム」なんだもん。現実味あり過ぎるファンタジーなんて一般的なお子様がプレイしたい内容にみえるのかい? -- 名無しさん (2019-08-18 02:00:17) - ↑「評論家様」はプレイしたいやろなぁ。少なくとも、今は大人だってゲームで遊ぶ時代やし -- 名無しさん (2019-11-19 23:54:54) - ロケットランチャー・兵器の方のRPGはさすがに言及なしか -- 名無しさん (2020-03-11 03:33:25) - PS時代突入以前は、シミュレーションRPGってカテゴリーが制定されてなかったので、「そういうゲーム」は剣と魔法者のみ便宜上RPG扱いしていた、なので本文中でもファイアーエムブレムやサモンナイトなんかがRPG扱いされてる -- 名無しさん (2020-10-17 17:27:16) - MSX2の初代メタルギアも、まだステルスアクションゲームってジャンル自体が定着してなかったからか「タクティカル・ロールプレイング・アドベンチャーゲーム」とされてたっけか -- 名無しさん (2021-01-21 18:00:54) - 項目の代表的なRPG欄にアニヲタwiki内に記事あるやつはリンク張りたいけど量が多いから大変そうだ…時間ある時にやろう -- 名無しさん (2021-01-21 18:30:58) - >主にアクション性が薄く、様々な手段でキャラクターを成長させて敵を倒すゲームをRPGと呼ぶ -- 名無しさん (2021-02-20 12:04:13) - ↑とあるけどこれハードの性能の問題でターン制が主だった頃の話で、ダークソウルとかウィッチャーとか最近のアサクリみたいなのもRPGだよね。今やRPGもアクション性が高いものが主流だし、RPGを1行でざっと説明するとしたらどんなのが適当だろうか。 -- 名無しさん (2021-02-20 12:07:57) - 世界的にはFalloutやボダランやサイパン2077もRPGなんだよね。でもゼルダシリーズやGTAはRPGじゃない。この差は何なのか。主人公を自分で成長させられるのがRPG? -- 名無しさん (2021-02-20 12:17:24) - ↑キャラクターが成長→RPG プレイヤーが成長→アクション みたいな? どっちの比率が多くなるかでまた違う感じ -- 名無しさん (2021-03-02 15:17:27) - 海外メディアの記事を見てたら名作RPG紹介する記事でゼルダBotWが挙がってた。海外基準だとアレRPGなのか。 -- 名無しさん (2021-03-03 00:50:38) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/01/19(水) 20:57:09 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- RPGとは、[[ゲーム]]のジャンルの一つ。 「&bold(){R}ole-&bold(){P}laying &bold(){G}ame」の略称。たまに見られるがRPGゲームと書くとゲームが重複しているので注意。 一般的にコンピュータゲームのジャンルの事を指す。 コンピュータゲームのジャンルとしてのRPG(いわゆるCRPG)が無かった時代から存在する言葉で、当初は[[TRPG>TRPG(テーブルトークアールピージー)]]の事を指していた。 当のCRPGも『ダンジョン&ドラゴンズ』に代表されるTRPGをベースに発展したものである。 TRPGの人気が高くない日本では、一般的にRPGと言えばCRPGの事を指すことがほとんど。 RPGを直訳すると「&bold(){ロールプレイ(=なりきる、役割を演じる)をする遊び}」となり、考えようによっては非常に多くのコンピューターゲームが当てはまる。実際に定義はかなり曖昧である。 試しに[[Steam]]でRPGジャンルに登録されている作品を見てみると、龍が如く、Stardew Valley、[[モンスターハンター:ワールド]]など多種多様なゲームがヒットする。 一応ほとんどのRPGに見られる傾向としてストーリー、冒険と探索、キャラクターの育成・成長要素、そして戦闘が挙げられるが、これらのどれかが欠けているとRPGではないと言えるほどの明確な基準は無い。 日本では単にRPGと言った場合、後述する経緯から「[[ドラクエ>ドラゴンクエストシリーズ]]や[[FF>FINAL FANTASY(ゲーム)]]のようなゲーム」を指す言葉として用いられることが多い。 とくに「複数人のパーティによるターン制コマンドバトル」や「ファンタジー世界の冒険譚」が圧倒的な支持を受けていたため、中にはこれがRPGの定義であると解釈する人もしばしば。 無論、これは誤りである……のだが、日本のゲーム界隈、特に所謂スマホゲーム界隈では殆ど「ファンタジー」と「RPG」が同義語と化している節がある。 いっそ「原義的な意味での『RPG』」と「日本語としての『RPG』」は別物、と割り切ってしまった方がいいかもしれない。 **日本への伝搬とその後 日本人がコンピューターRPGをRPGと呼ぶようになったのはTRPGをベースとしたウルティマやウィザードリィがRPGを名乗っていた為。 そして更にそれらをベースとしてRPGを名乗ったドラゴンクエストが大ヒットし、雑誌等に「RPG」と表記されたからである。 ドラクエの前はどうみてもシューティングゲームな頭脳戦艦ガルがRPGを名乗っていた。 ドラクエの発売後は海外以上にRPGが普及し飛ぶように売れたため、殆どのメーカーが追従するように発売する。 これらの初期作の影響で、中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界を扱ったRPGが多い。 日本のRPGが国内ユーザー向けに独自の進化を遂げた結果、海外のRPGとの内容の違いを区別する意味で「JRPG」と呼称されることも。 典型的なイメージとしては ・日本ではターン、コマンド制の戦闘が多いが海外はリアルタイムでシームレスで行う戦闘が多い。 ・日本では主人公のプロフィールが細かい所まで定まっているが、海外では自分でプロフィールを決めたりプレイ中にコロコロ変わる事が多い。 ・日本ではシナリオ・キャラクター・システムを重視しているが、海外では世界観・自由度を重視している。 グラフィックはどちらも重視している。 など。 揶揄的に使われることもあるが、典型的なJRPGでありながら海外で高評価を受けるゲームも多く、海外メーカーからもJRPGの作風を志向したゲームが度々発売されている。 逆に、国内ではコマンド式のRPGは年々減りつつある。JRPGの代名詞であるFFシリーズでも、[[XV>FINAL FANTASY XV]]でナンバリング作として初めて純粋なアクション戦闘になり、[[Ⅶ>FINAL FANTASY Ⅶ]]のリメイクではコマンドとアクションが併用されている。 また、厳密にはゲームとは呼べない者のRPGツクールにも注目するべきである。 ゲームコンストラクションソフト自体は他にも多数でされていたものの、使いやすさや分かり易さを兼ね備えており この作品によって各自でメーカーの作品を「遊ぶ」だけでなく「ぼくのかんがえたRPG」を「創造する」事さえも容易となったのだ。 **各メーカーの状況 旧スクウェア及びスクウェア・エニックスがこのジャンルに対し異様な拘りを持っており、RPGタイトルが多いだけではなくレーシングラグーンのようなレースゲームもRPGと名乗っている。 FFやドラクエシリーズのほかにサガシリーズ、聖剣伝説シリーズ、ディズニーとのコラボで制作された[[KINGDOM HEARTS>KINGDOM HEARTS(キングダムハーツ)]]シリーズなど多くの大手IPを抱える、RPGの世界を代表するメーカーの一つ。 ゲームフリークの[[ポケットモンスター]]シリーズも公式が明記している通りメーカー列記としたRPG作品であるが、「RPG=スクエニ的作品」と言うイメージが強い日本ではRPGの枠では語られないことも多い。 海外では大手ゲームメディアのIGNやGame Informerが「歴代RPG作品ランキング」の企画内でポケモンを取り上げるなど、RPGとして認識されている様子。 …極端なこと言うとすれば、[[モンスター収集ゲーム]]という独立したジャンルと捉えることすら出来る。 日本を代表するゲームメーカーである任天堂はあまりRPGにあまり積極的でなく、制作する際もセカンドパーティーが開発することが多い。 もっともスクウェアとのコラボで開発されたスーパーマリオRPGは往年の名作と名高い名作である。 またペーパーマリオシリーズ、マリオ&ルイージRPGなどは根強いファンが多い名作。 Motherシリーズや、タクティカル戦闘のファイアーエムブレムなども有名。 アトラスは骨のある難易度と、一筋縄では行かないストーリーが持ち味とされる。 代表作は女神転生シリーズ、及びその外伝であるペルソナシリーズ。 とくに『女神異聞録』としてスタートしたペルソナシリーズは、3からポップでスタイリッシュなビジュアルと音楽、リアルな日本の街並みで繰り広げられる青春、各キャラクターと織りなすサイドストーリー、ギャルゲー的な恋愛要素といった独自色を大胆に導入。 これらが国内はもとより海外でも高評価を受け&footnote(レビューサイトmetacriticにおけるスコアは4ゴールドが93点で、PSVita全ソフト中最高。5ロイヤルは95点でPS4全ソフト中3番目、日本製ゲームでは断トツのハイスコアとなった。)、アニメのヒットなどもあり一躍JRPGを代表するタイトルへと躍り出た。 他の会社ではトライエース、モノリスソフト、コーエーテクモ傘下のガスト等がよく出す。 欧米メーカーではやはりなんと言ってもベセスダ・ソフトワークスの[[The Elder Scrollsシリーズ]]および[[Falloutシリーズ>Fallout(シリーズ)]]が有名。 とくに[[OBLIVION>OBLIVION(ゲーム)]]と[[Fallout3]]は当時やや迷走しつつあった日本のゲーム業界に黒船のごとき衝撃を与え、以降日本でも[[オープンワールド]]なマップや[[自由度>自由度(ゲーム)]]の高いゲーム性を追求したゲームが大幅に増えた。 ポーランドの開発会社CD Projekt RED制作の[[ウィッチャー3 ワイルドハント]]もオープンワールドのハイファンタジー世界を舞台に、壮大なストーリーとまるで映画のような美麗な映像を実現した金字塔としてお馴染み。 日本ではイマイチ人気がないがカナダのBioWare社も、このジャンルのMass EffectシリーズやDragon Ageシリーズなどでとても高い評価を受けている。 フランスのUbisoft社が制作するアサシンクリードシリーズも、2017年のオリジンズ以降の作品はRPGと見做されている模様。 海外製RPGによくある特徴として、FPSもしくはTPSによるシューティング要素をフィーチャーしたゲームが度々見られる。 前述したFalloutやMass Effectのほか、ハクスラ要素も加わったコミカルなBorderlandsシリーズなども有名。古くはBioshockシリーズもRPGと捉えられる事がある模様。   関連するジャンルにアクション要素が強いアクションRPG、シミュレーション要素を加えたシミュレーションRPGもある。 現代では多くのRPGが戦闘にアクション要素を導入しており、逆にアクションゲームにも広大なマップの探索や、経験値やスキルなどの成長要素が含まれることも多いため、「アクションRPG」はかなり広範なジャンルになった。比重は作品によって異なる。 そして忘れてはならないのが、元祖不思議のダンジョン『ローグ』を始めとする[[ローグライクRPG>ローグライクゲーム]]だ。 日本では『ローグ』と、その進化版の『ネットハック』の中間のようなシステムが主流となっている。 欧米では文字通りハードコアな層から根強い人気を集めているようだ。 ちなみにネットスラングに『日本3大RPG』なるものが存在する。 これは2008年のインタビューで『テイルズ』シリーズの開発者がテイルズを「3大RPGの一つ」(要約)と形容したことに由来する。 残りの2つについてインタビュー上では公言されていなかったため議論を呼んだ。 もっとも『ペルソナ』などの従来シリーズの躍進や、『ダークソウル』などの新興シリーズの登場などを経た現在では形骸化した言葉である。 なお、セガガガでも何度も言われているが「R.P.G.」はバンダイの商標。 ◆以下代表的なRPG ・ドラゴンクエストシリーズ ・ファイナルファンタジーシリーズ ・ポケットモンスターシリーズ ・テイルズオブシリーズ ・女神転生シリーズ ・キングダムハーツシリーズ ・オプーナ ・サガシリーズ ・聖剣伝説シリーズ ・ゼノシリーズ ・ウィザードリィシリーズ ・ウルティマシリーズ ・ファンタシースターシリーズ ・スターオーシャンシリーズ ・ヴァルキリープロファイルシリーズ ・グランディアシリーズ ・サモンナイトシリーズ ・ブレスオブファイアシリーズ ・幻想水滸伝シリーズ ・ファイアーエムブレムシリーズ ・ルミナスアークシリーズ ・世界樹の迷宮シリーズ ・メダロットシリーズ ・ヘラクレスの栄光シリーズ ・クインテット三部作(ソウルブレイダー、ガイア幻想紀、天地創造) ・シャドウハーツシリーズ ・イースシリーズ ・英雄伝説シリーズ ・ワイルドアームズシリーズ ・アーク・ザ・ラッドシリーズ ・ポポロクロイスシリーズ ・シャイニングシリーズ ・ルーンファクトリーシリーズ ・moon ・桃太郎伝説 ・貝獣物語シリーズ ・LUNAR ・俺の屍を越えてゆけ ・天地を喰らう ・メタルマックスシリーズ ・アトリエシリーズ ・天外魔境シリーズ ・MOTHERシリーズ **RPG以外でのジャンルでのRPG要素 ゲームジャンル自体は別ゲームなのにRPG要素をミニゲームとして入れているゲームも多い。 中にはこのミニゲームRPGが本編と言った物まであったりもする。 ◆以下代表的なゲーム外RPG要素 ・ゼロヨンチャンプ レーシングゲームだが、アルバイトや資金稼ぎと言った理由で3Dダンジョン、2DRPG風のミニゲームがある。 初期の頃はあくまでRPG風ミニゲームに過ぎなかったが後期作ではファンタジー世界に転移して本作的に世界を救うというとんでもない作品まで存在した((流石に本編クリア後のオマケ要素扱いだが…))。 %%主人公「これレーシングゲームだよね…」%% ・[[METAL GEAR SOLID PEACE WALKER]] OUTER OPSが該当。 自動進行だが、素早い順に各自が行動しダメージを与えて敵を撃破して戦利品獲得と成長する要素は正にRPGの戦闘そのものである。 ・桃太郎電鉄シリーズ 選挙が該当。 カリスマ(HP)、せいとう(攻撃力)、えんぜつ(守備力)、ポスター(素早さ)にポイントを割り振って他の候補者を倒して当選を目指す。 ・バイトヘル2000 スラ仏百人組み手が該当。 ファミコン時代のドラクエチックな戦闘画面で様々なスラ仏を百人倒す戦闘ミニゲーム。 めいでん「ゆうしゃアニヲタよ。ついきとしゅうせいでアニヲタウィキをすくってくれ!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - オプーナさんは関係ないだろ!いい加減にしろ! -- 名無しさん (2014-12-08 20:27:08) - はよ3DSかVitaでRPGツクールの新作を出さないかなぁ    -- 名無しさん (2014-12-22 02:45:00) - 頭脳戦艦ガル…… -- 名無しさん (2017-04-15 06:42:09) - ドラクエみたいなのは魔王の秘書とか読むと世界観が幼稚すぎてプレイ出来なくなる。現実味が無さすぎ -- 名無しさん (2018-11-20 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どっちの比率が多くなるかでまた違う感じ -- 名無しさん (2021-03-02 15:17:27) - 海外メディアの記事を見てたら名作RPG紹介する記事でゼルダBotWが挙がってた。海外基準だとアレRPGなのか。 -- 名無しさん (2021-03-03 00:50:38) #comment #areaedit(end) }

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