セイスモサウルス(ゾイド)

「セイスモサウルス(ゾイド)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

セイスモサウルス(ゾイド) - (2022/05/17 (火) 22:43:32) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

ここでは、タカラトミー(旧:トミー)による玩具シリーズ『ZOIDS』シリーズに登場する大型ゾイド・セイスモサウルスについて解説する。 ***スペック 全高:10.9m 全長:&bold(){53.5m} 重量:198t 最高速度:70km/h *発端-&color(#F54738){デスザウラー}リニューアル計画- ネオゼネバス帝国初代皇帝[[ギュンター・プロイツェン・ムーロア陛下>ギュンター・プロイツェン]]による大掛かりな囮作戦によって手薄になった隙を突いた鉄竜騎兵団が中央大陸のヘリック共和国首都を制し、真の意味で再興を果たしたネオゼネバス帝国。 中央大陸の制覇に向けた課題として、共和国軍残党の駆逐があった。 この当時、ネオゼネバスはゼネバス系の技術も含んだ機体として[[ジェノザウラー]]や[[バーサークフューラー]]が主力機の一角として存在していたが、ゼネバスの技術も含んでるとは言っても、ガイロス帝国製ゾイドというそしりは否めなかった。 ゼネバスが再興した今、嘗ての栄光を知る上級将校たちは旧ゼネバス帝国の遺産であり、ギュンター陛下の計画によって復活を遂げた現在もネオゼネバスの主力の一角となっていた&bold(){[[デスザウラー>デスザウラー(西方大陸)]]を自国の技術だけで再設計したゾイド}を生み出すべきではないかと考えていた。 そんな要求を受け、技術者たちはデスザウラーのリニューアルに着手した。 ―&bold(){逆襲の巨竜によって死を呼ぶ巨竜が屠られたのは、まさにそんな折であった。} *&color(#3B4EF0){逆襲の巨竜}を討つには?-対ゴジュラスギガ用ゾイド- 逆襲の巨竜―[[ゴジュラスギガ]]は、自軍の要であったデスザウラーすら屠る怪物だった。 というのも、クック要塞が攻め落とされた際、共和国軍残党が主力としていたゴジュラスギガによってデスザウラーが叩き潰されたという凶報が技術部にも届いたのだ。 ルイーズ大統領が遺したギガノトサウルス型野生体のデータを基にして生まれたそれは、古代チタニウム装甲とハイパーEシールドによる防御力、追撃モードと格闘モードの切り替えによる高い機動性、そして気性の荒さと引き換えに得た格闘能力…どれをとっても&bold(){次世代のゴジュラスと言っても良いほどの怪物であった}。 もちろん、デスザウラーも[[オーガノイド・システム]]の応用によって操縦性を引き換えに高い戦闘能力を持っていたが、共和国軍の怪物はそれさえも上回っていたのだ。 ネオゼネバスの将校はもちろん、技術者たちも思わぬ強敵の出現に衝撃を受けた。 [[ダークスパイナー]]のジャミングウェーブが通用しない上にデスザウラーすら屠る格闘能力も併せ持っている怪物―しかし、あることを思いつく。 &bold(){「相手の間合いで戦わなきゃいいじゃない!」} かくして『&bold(){長距離砲撃型}』というテーマの下に、デスザウラー再設計計画は対ゴジュラスギガ用ゾイド計画と並行する形で進行した。 しかし、先に挙げたゴジュラスギガの防御力はただ単に砲撃したくらいでは傷一つもつかない。実のところ、デスザウラーの主兵装の一つである大口径荷電粒子砲は距離減衰が激しい兵装でもあった。 技術者たちは長距離砲撃用の荷電粒子砲の使用に耐えうる野生体を模索。その末にたどり着いたのは、&bold(){超重量の巨体を支え、ずば抜けて強靭な耐久性とエネルギー伝達力を持つ竜脚類型野生体}であった。 *光弾の竜-セイスモサウルス誕生- デスザウラーの荷電粒子砲が「&bold(){絶対的な圧力で消し飛ばす}」事に特化しているのに対し、対ゴジュラスギガ用として生まれたゾイド・セイスモサウルスの主兵装となる『&bold(){超収束荷電粒子砲(&color(#F54738){ゼネバス砲})}』の場合は「&bold(){威力を一点に全集中して貫通する}」というコンセプトで成り立っている。その結果、長距離からゴジュラスギガを封殺するための要求値を達成した。 また、デスザウラーをはじめとする荷電粒子砲持ちの弱点となる荷電粒子吸入ファンは腹部に設置、全身に張り巡らされたビーム砲台も相俟って安易な的になるリスクをある程度回避している。 フェイルセーフとして格闘能力もある程度確保したほか、後述する[[キメラブロックス]]との合体形態にも対応するためブロックスゾイドとの融合マウントも備えた。 対ゴジュラスギガという思わぬイレギュラーが発生したが、ネオゼネバスの技術の粋を結集させて生まれたセイスモサウルスは、&bold(){デスザウラー・ニューモデル}という計画の結実として相応しい旗艦ゾイドとして誕生した。 &bold(){&u(){兵装}} -超収束荷電粒子砲(ゼネバス砲) 格闘万歳のゴジュラスギガを長距離射撃で封殺するコンセプトから生まれた、セイスモサウルスのアイデンティティと言える主砲。 &s(){美しい吊り橋型の}長い体を粒子加速器ならびに砲身としたことで、&bold(){限界距離でもゴジュラスギガを撃ち抜くほどの威力を実現した。} 一方で、火器管制システムがそこまでの長距離狙撃に追い付いていなかったのか、ディメトロドンやグランチャー等の索敵・情報支援を要する場面があった。&bold(){これが後の戦いで影響を及ぼすことになってしまう…} -小口径2連レーザー機銃 長大なボディに全31基張り巡らされた小口径火器。荷電粒子を通しており、&bold(){小口径ながら高い火力をシャワーのごとく全方位に投射できる。}一方で小口径の宿命か、大型ゾイド相手には効果は薄いらしい。小型~中型機への対抗手段といったところだろう。 -2連銃座式ビーム砲 胴体部に二基つけられた銃座。 -地対空8連装ビーム砲(セイスモ8連砲) 対空兵装の一つ。詳細は不明だが口径がやや大きく、威力を重視している模様。 -キラーバイトファング、加重力衝撃テイル セイスモの近接兵装。フェイルセーフに近いものだが、格闘能力も決して低くはなく、並の大型ゾイドにも対抗できる。ただし、仮想敵となるゴジュラスとの格闘戦については&bold(){後述する合体形態でぶつからないと割に合わない}とのこと。 ***合体形態 -アルティメットセイスモ セイスモ護衛用キメラブロックス群のうち、シザーストーム、レーザーストームと合体した重装備形態。コロコロコミック等の雑誌ではスティルアーマーも混ぜた重砲撃形態や格闘形態などのバリエーションも紹介されていた。 機動性は落ちるが射撃・格闘すべての能力が向上する基本形態の一つである。 -ベルセルクセイスモ スティルアーマーとの合体形態。&bold(){ゴジュラスギガとの格闘戦}というセイスモにとっての最悪のケースを想定されていた。 上述したアルティメットセイスモと共に『[[ゾイドフューザーズ]]』のラスボスの形態として登場した。 -セイスモドラゴン FZ版のキットで紹介されていたキメラドラゴンとの合体形態。 *バトルストーリーの顛末 ZAC.2106年春、共和国軍残党に占拠されたクック要塞奪還が初陣となった。 この一戦でのセイスモは手始めにセオリー通りに長距離から狙撃。長距離からの思わぬ砲撃に混乱した隙をついて進軍し、&bold(){アルティメットセイスモの攻撃力とゼネバス砲の至近弾でゴジュラスギガを含む共和国軍残党のゾイド部隊を殲滅。}中央大陸制圧を決定的なモノにした。 しかし、転んでも只では起きない共和国軍は東方大陸に逃げ延び、ZAC.2107年に耐セイスモサウルス用ゾイド・[[凱龍輝>凱龍輝(ゾイド)]]をひっさげ中央大陸奪還に出た。この頃から雲行きが怪しくなってきた。 さらにZAC.2108年からは「&bold(){索敵用ゾイドからの情報支援ができないと正確に狙えない}」弱点を突くディメトロプテラを投入され、&bold(){重狙撃型としての役割まで封殺された}ことも重なり、ZAC.2109年、共和国軍によるネオゼネバス帝国首都への侵攻を許してしまった。 その後の去就は不明ではあるが、『3匹の虎伝説』では合体要員であるストーム兄弟やスティルアーマーが[[デスレイザー>デスレイザー/デカルトドラゴン]]の随伴として現れたこと、メガデスザウラーの解説にゴジュラスギガのハイパーEシールドが言及されていたことを見るに、まだ絶滅していない可能性がある。 *ゾイドフューザーズ 世界征服を狙う秘密結社・リヒタースケールの最終兵器として登場。ゲームではRSS(リヒタースケールスペシャル)と呼称されることもある。 黒と紫を基調とした悪役チックなカラーリングに加え、ゾイドアニメの例に漏れず超大型化。そのためか&bold(){小口径砲ですらかすっただけでゴジュラスギガが戦闘不能になる}という理不尽な大火力となった。 &s(){帝王ギャラガー}ブルーシティ新市長アルファ・リヒターの強権に反抗するRD達Ziファイターを根絶やしにするため出撃。専用に大型化したストーム兄弟やスティルアーマーとのユニゾン形態で蹂躙した。 しかし、RDの怒りに呼応し真の力を開放した[[ライガーゼロファルコン]]の必殺の一刺しによってボディを貫かれ爆発四散。&bold(){リヒターも逮捕され、世界征服の野望も潰えた。} ちなみに、リヒタースケール仕様においても超収束荷電粒子砲が「ゼネバス砲」名義であったことについてゾイダー間でも疑問視されていたが、理由は判然としていない。 一方で、2022年現在までのゾイドアニメにおけるラスボスゾイドは デスザウラー:破滅の魔獣と呼ばれた超古代のデウスエクスマキナ バーサークフューラー:[[主人公機>ライガーゼロ(ビット・クラウド機)]]と同じくアルティメットXを持ったオーパーツゾイド バイオティラノ:地上で失われた技術を基にした集大成 デスレックス:地球上にいたゾイドの半数を捕食したとされる「古代秘宝Z」 ゼログライジス:恐竜たちを絶滅に追いやった地球外ゾイド といった具合で、&bold(){その殆どがティラノサウルスやギガノトサウルスといった肉食恐竜型かつ古代絡みがメイン}だったのに対し、フューザーズに登場したセイスモサウルスは &bold(){竜脚類型であり、古代とは脈絡のない、現代の力によって生み出されたラスボス}という変わったステータスを持っている。 追記・修正はゴジュラスギガをゼネバス砲による狙撃で封殺してからお願いいたします。
ここでは、タカラトミー(旧:トミー)による玩具シリーズ『ZOIDS』シリーズに登場する大型ゾイド・セイスモサウルスについて解説する。 ***スペック 全高:10.9m 全長:&bold(){53.5m} 重量:198t 最高速度:70km/h *発端-&color(#F54738){デスザウラー}リニューアル計画- ネオゼネバス帝国初代皇帝[[ギュンター・プロイツェン・ムーロア陛下>ギュンター・プロイツェン]]による大掛かりな囮作戦によって手薄になった隙を突いた鉄竜騎兵団が中央大陸のヘリック共和国首都を制し、真の意味で勃興を果たしたネオゼネバス帝国。 中央大陸の制覇に向けた課題として、共和国軍残党の駆逐があった。 この当時、ネオゼネバスはゼネバス系の技術も含んだ機体として[[ジェノザウラー>ジェノザウラー(ゾイド)]]や[[バーサークフューラー]]といった機体も運用していたが、ゼネバスの技術も含んでるとは言っても、結局のところそれらはガイロス帝国製ゾイドというそしりは否めなかった。 ゼネバスが再興した今、嘗ての栄光を知る上級将校たちは旧ゼネバス帝国の遺産であり、ギュンター陛下の計画によって復活を遂げた現在もネオゼネバスの主力の一角となっていた&bold(){[[デスザウラー>デスザウラー(西方大陸)]]を自国の技術だけで再設計したゾイド}を生み出すべきではないかと考えていた。 そんな要求を受け、技術者たちはデスザウラーのリニューアルに着手した。 ―&bold(){逆襲の巨竜によって死を呼ぶ巨竜が屠られたのは、まさにそんな折であった。} *&color(#3B4EF0){逆襲の巨竜}を討つには?-対ゴジュラスギガ用ゾイド- 逆襲の巨竜―[[ゴジュラスギガ]]は、自軍の要であったデスザウラーすら屠る怪物だった。 というのも、クック要塞が攻め落とされた際、共和国軍残党が主力としていたゴジュラスギガによってデスザウラーが叩き潰されたという凶報が技術部にも届いたのだ。 ルイーズ大統領が遺したギガノトサウルス型野生体のデータを基にして生まれたそれは、古代チタニウム装甲とハイパーEシールドによる防御力、追撃モードと格闘モードの切り替えによる高い機動性、そして気性の荒さと引き換えに得た格闘能力…どれをとっても&bold(){次世代のゴジュラスと言っても良いほどの怪物であった}。 もちろん、デスザウラーも[[オーガノイド・システム>オーガノイドシステム(ZOIDS)]]の応用によって操縦性を引き換えに高い戦闘能力を持っていたが、共和国軍の怪物はそれさえも上回っていたのだ。 ネオゼネバスの将校はもちろん、技術者たちも思わぬ強敵の出現に衝撃を受けた。 [[ダークスパイナー>ダークスパイナー(ゾイド)]]のジャミングウェーブが通用しない上にデスザウラーすら屠る格闘能力も併せ持っている怪物―しかし、あることを思いつく。 &bold(){「相手の間合いで戦わなきゃいいじゃない!」} かくして『&bold(){長距離砲撃型}』というテーマの下に、デスザウラー再設計計画は対ゴジュラスギガ用ゾイド計画と並行する形で進行した。 しかし、先に挙げたゴジュラスギガの防御力はただ単に砲撃したくらいでは傷一つもつかない。実のところ、デスザウラーの主兵装の一つである大口径荷電粒子砲は距離減衰が激しい兵装でもあった。 技術者たちは長距離砲撃用の荷電粒子砲の使用に耐えうる野生体を模索。その末にたどり着いたのは、&bold(){超重量の巨体を支え、ずば抜けて強靭な耐久性とエネルギー伝達力を持つ竜脚類型野生体}であった。 *光弾の竜-セイスモサウルス誕生- デスザウラーの荷電粒子砲が「&bold(){絶対的な圧力で消し飛ばす}」事に特化しているのに対し、対ゴジュラスギガ用として生まれたゾイド・セイスモサウルスの主兵装となる『&bold(){超収束荷電粒子砲(&color(#F54738){ゼネバス砲})}』の場合は「&bold(){威力を一点に全集中して貫通する}」というコンセプトで成り立っている。その結果、長距離からゴジュラスギガを封殺するための要求値を達成した。 また、デスザウラーをはじめとする荷電粒子砲持ちの弱点となる荷電粒子吸入ファンは腹部に設置、全身に張り巡らされたビーム砲台も相俟って安易な的になるリスクをある程度回避している。 フェイルセーフとして格闘能力もある程度確保したほか、後述する[[キメラブロックス]]との合体形態にも対応するためブロックスゾイドとの融合マウントも備えた。 対ゴジュラスギガという思わぬイレギュラーが発生したが、ネオゼネバスの技術の粋を結集させて生まれたセイスモサウルスは、&bold(){デスザウラー・ニューモデル}という計画の結実として相応しい旗艦ゾイドとして誕生した。 &bold(){&u(){兵装}} -超収束荷電粒子砲(ゼネバス砲) 格闘万歳のゴジュラスギガを長距離射撃で封殺するコンセプトから生まれた、セイスモサウルスのアイデンティティと言える主砲。 &s(){美しい吊り橋型の}長い体を粒子加速器ならびに砲身としたことで、&bold(){限界距離でもゴジュラスギガを撃ち抜くほどの威力を実現した。} 一方で、火器管制システムがそこまでの長距離狙撃に追い付いていなかったのか、ディメトロドンやグランチャー等の索敵・情報支援を要する場面があった。&bold(){これが後の戦いで影響を及ぼすことになってしまう…} -小口径2連レーザー機銃 長大なボディに全31基張り巡らされた小口径火器。荷電粒子を通しており、&bold(){小口径ながら高い火力をシャワーのごとく全方位に投射できる。}一方で小口径の宿命か、大型ゾイド相手には効果は薄いらしい。小型~中型機への対抗手段といったところだろう。 -2連銃座式ビーム砲 胴体部に二基つけられた銃座。 -地対空8連装ビーム砲(セイスモ8連砲) 対空兵装の一つ。詳細は不明だが口径がやや大きく、威力を重視している模様。 -キラーバイトファング、加重力衝撃テイル セイスモの近接兵装。フェイルセーフに近いものだが、格闘能力も決して低くはなく、並の大型ゾイドにも対抗できる。ただし、仮想敵となるゴジュラスとの格闘戦については&bold(){後述する合体形態でぶつからないと割に合わない}とのこと。 ***合体形態 -アルティメットセイスモ セイスモ護衛用キメラブロックス群のうち、シザーストーム、レーザーストームと合体した重装備形態。コロコロコミック等の雑誌ではスティルアーマーも混ぜた重砲撃形態や格闘形態などのバリエーションも紹介されていた。 機動性は落ちるが射撃・格闘すべての能力が向上する基本形態の一つである。 -ベルセルクセイスモ スティルアーマーとの合体形態。&bold(){ゴジュラスギガとの格闘戦}というセイスモにとっての最悪のケースを想定されていた。 上述したアルティメットセイスモと共に『[[ゾイドフューザーズ]]』のラスボスの形態として登場した。 -セイスモドラゴン FZ版のキットで紹介されていたキメラドラゴンとの合体形態。 *バトルストーリーの顛末 ZAC.2106年春、共和国軍残党に占拠されたクック要塞奪還が初陣となった。 この一戦でのセイスモは手始めにセオリー通りに長距離から狙撃。長距離からの思わぬ砲撃に混乱した隙をついて進軍し、&bold(){アルティメットセイスモの攻撃力とゼネバス砲の至近弾でゴジュラスギガを含む共和国軍残党のゾイド部隊を殲滅。}中央大陸制圧を決定的なモノにした。 しかし、転んでも只では起きない共和国軍は東方大陸に逃げ延び、ZAC.2107年に耐セイスモサウルス用ゾイド・[[凱龍輝>凱龍輝(ゾイド)]]をひっさげ中央大陸奪還に出た。この頃から雲行きが怪しくなってきた。 さらにZAC.2108年からは「&bold(){索敵用ゾイドからの情報支援ができないと正確に狙えない}」弱点を突くディメトロプテラを投入され、&bold(){重狙撃型としての役割まで封殺された}ことも重なり、ZAC.2109年、共和国軍によるネオゼネバス帝国首都への侵攻を許してしまった。 その後の去就は不明ではあるが、『3匹の虎伝説』では合体要員であるストーム兄弟やスティルアーマーが[[デスレイザー>デスレイザー/デカルトドラゴン]]の随伴として現れたこと、メガデスザウラーの解説にゴジュラスギガのハイパーEシールドが言及されていたことを見るに、まだ絶滅していない可能性がある。 *ゾイドフューザーズ 世界征服を狙う秘密結社・リヒタースケールの最終兵器として登場。ゲームではRSS(リヒタースケールスペシャル)と呼称されることもある。 黒と紫を基調とした悪役チックなカラーリングに加え、ゾイドアニメの例に漏れず超大型化。そのためか&bold(){小口径砲ですらかすっただけでゴジュラスギガが戦闘不能になる}という理不尽な大火力となった。 &s(){帝王ギャラガー}ブルーシティ新市長アルファ・リヒターの強権に反抗するRD達Ziファイターを根絶やしにするため出撃。専用に大型化したストーム兄弟やスティルアーマーとのユニゾン形態で蹂躙した。 しかし、RDの怒りに呼応し真の力を開放した[[ライガーゼロファルコン]]の必殺の一刺しによってボディを貫かれ爆発四散。&bold(){リヒターも逮捕され、世界征服の野望も潰えた。} ちなみに、リヒタースケール仕様においても超収束荷電粒子砲が「ゼネバス砲」名義であったことについてゾイダー間でも疑問視されていたが、理由は判然としていない。 一方で、2022年現在までのゾイドアニメにおけるラスボスゾイドは デスザウラー:破滅の魔獣と呼ばれた超古代のデウスエクスマキナ バーサークフューラー:[[主人公機>ライガーゼロ(ビット・クラウド機)]]と同じくアルティメットXを持ったオーパーツゾイド バイオティラノ:地上で失われた技術を基にした集大成 デスレックス:地球上にいたゾイドの半数を捕食したとされる「古代秘宝Z」 ゼログライジス:恐竜たちを絶滅に追いやった地球外ゾイド といった具合で、&bold(){その殆どがティラノサウルスやギガノトサウルスといった肉食恐竜型かつ古代絡みがメイン}だったのに対し、フューザーズに登場したセイスモサウルスは &bold(){竜脚類型であり、古代とは脈絡のない、現代の力によって生み出されたラスボス}という変わったステータスを持っている。 追記・修正はゴジュラスギガをゼネバス砲による狙撃で封殺してからお願いいたします。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: