セイスモサウルス(ゾイド)

登録日:2022/05/17 (火) 22:35:42
更新日:2022/05/24 Tue 23:31:36
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ここでは、タカラトミー(旧:トミー)による玩具シリーズ『ZOIDS』シリーズに登場する大型ゾイド・セイスモサウルスについて解説する。

●目次

スペック

全高:10.9m
全長:53.5m
重量:198t
最高速度:70km/h

兵装

  • 超集束荷電粒子砲(ゼネバス砲)
セイスモサウルスのアイデンティティ。
美しい吊り橋型の長大なボディを粒子加速器兼砲身にすることで限界距離でも格闘万歳を撃ち抜く威力を実現した。
ただ主砲の長射程に火器管制が追い付かないのか、ディメトロドンやグランチャーによる索敵・情報支援を要する。これが後に影響を及ぼすことになってしまう…

  • 小口径2連レーザー機銃(全31基)
接近を図る小型~中型機への対抗手段として長大なボディに張り巡らされた、荷電粒子をシャワーのごとく全方位に投射できる小口径火器。
小口径の宿命か、大型ゾイド相手には効果は薄いらしい。

  • 2連銃座式ビーム砲(2基)
BLOXマウントを兼ねる胴体部の銃座。

  • 地対空8連装ビーム砲(セイスモ8連砲)
詳細不明ながらも口径がやや大きく、威力重視の対空兵装。

  • キラーバイトファング、加重力衝撃テイル
フェイルセーフに近い近接兵装。
大型ゾイドにも対抗できるが、仮想敵となるゴジュラスについては割に合わない

合体形態

  • アルティメットセイスモ
機動性は落ちるが、すべての能力が向上する重装備形態。
セイスモ護衛群のシザーストーム、レーザーストームと合体。*1
一部の設定ではゴジュラスギガをも上回る格闘性能だの実際にバトルストーリーでは遠距離攻撃で負傷しつつも接近したゴジュラスギガにある程度対抗し撃破に成功するなど
ぶっちゃけチートと言っていいぐらい強い

  • ベルセルクセイスモ
スティルアーマーとの合体形態。アルティメットセイスモと共に『ゾイドフューザーズ』のラスボスの形態として登場。
ゴジュラスギガとの格闘戦という最悪の状況を想定する。

  • セイスモドラゴン
FZ版のキットで紹介されていたキメラドラゴンとの合体形態。


誕生

発端-デスザウラーリニューアル計画-

ギュンター・プロイツェン・ムーロア陛下の囮作戦で手薄になったヘリック共和国首都を、鉄竜騎兵団が陥落させたことで勃興を果たしたネオゼネバス帝国。

嘗ての栄光を知る上級将校たちは旧ゼネバス帝国の遺産であるデスザウラーを自国の技術だけで再設計するべきではないかと考えていた。

主力であるジェノザウラーバーサークフューラーは、ゼネバスの技術も含んでるとは言っても、ガイロス帝国製というそしりが否めなかったのも理由の一つであった。

デスザウラーもオーガノイド・システムの応用によって操縦性を引き換えに高い戦闘能力を持っていたが、中央大陸制覇に向けた最後の課題は共和国残党の駆逐であり、自国の技術だけで生み出されたシンボルを望んでいたのだ。


逆襲の巨竜によって死を呼ぶ巨竜が屠られたのは、まさにそんな折であった。




逆襲の巨竜を討つには?
-対ゴジュラスギガ用ゾイド-


クック要塞が攻め落とされた際、共和国軍残党によって要のデスザウラーが叩き潰されたという凶報が技術部に届く。

ジャミングウェーブが通用しない上に、古代チタニウム装甲とハイパーEシールドによる圧倒的な防御力、追撃モードと格闘モードの切り替えによる高い機動性、そして気性の荒さと引き換えに得たデスザウラーすら屠る格闘能力。

ルイーズ大統領が遺したギガノトサウルス型野生体のデータを基にして生まれたそれは、まさに次世代ゴジュラス

ネオゼネバスの将校は思わぬ強敵の出現に衝撃を受けたが、技術者はあることを思いつく。

「相手の間合いで戦わなきゃいいじゃない!」

目指す方向は『長距離砲撃型』。

しかし、大口径荷電粒子砲は距離減衰が激しく、ゴジュラスギガは生半可な砲撃では傷一つつかない。

長距離砲撃の負荷に耐えうる素材として見つけたのは、超重量の巨体を支え、ずば抜けて強靭な耐久性とエネルギー伝達力を持つ竜脚類型野生体であった。

かくしてデスザウラー再設計計画は対ゴジュラスギガ用ゾイド計画として組み込まれていく。


光弾の竜-セイスモサウルス誕生-

対ゴジュラスギガに必要なのは、長距離から封殺できること。

これは「絶対的な圧力で消し飛ばす」大口径荷電粒子砲を「威力を一点に全集中して貫通する」『超集束荷電粒子砲』に換装することでコンセプトを達成した。

また、荷電粒子砲持ちの弱点である荷電粒子吸入ファンを狙いにくい腹部に設置。
全身に張り巡らされたビーム砲台で的になるリスクも回避し、フェイルセーフとしてキメラブロックスとの融合マウントも備えた。

ZAC.2106年春、デスザウラー・ニューモデルである史上最長のゾイド・セイスモサウルスは、ネオゼネバスの結集として相応しいゾイドとして誕生した。



活躍

バトルストーリー


ZAC.2106年春、クック要塞奪還戦。

セオリー通りの長距離からの砲撃に残党が混乱した隙をついて進軍し、アルティメットセイスモの攻撃力とゼネバス砲の至近弾でゴジュラスギガを含む共和国軍残党のゾイド部隊を殲滅。

中央大陸制圧を決定的なモノにした。

しかし、ZAC.2107年に東方大陸に逃げ延びた共和国軍が対セイスモサウルス用ゾイドをひっさげてきた頃合いから雲行きが怪しくなってくる。
かのゾイドがゼネバス砲を防ぎ、ゴジュラスギガが接近しセイスモサウルスを打倒するという共和国の対策案が考案されたのだ。

翌年には「情報支援なしに正確に狙えない(重狙撃型の弱点)」部分を突くディメトロプテラに封殺されたことも重なり、ZAC.2109年には首都への侵攻を許してしまう。

一方でセイスモサウルス対策を施したゾイド相手でも完全にゼネバス砲を吸収する事はできずにダメージを負うなどその強さは依然驚異のままであり、
かのデスザウラーに対抗するために作り出されたマッドサンダーのように、
結局の所、ゴジュラス・ギガ、凱龍輝、ディメトロプテラの三者連携で打倒し得たのであって単独でセイスモサウルスに対抗できるゾイドはついぞ現れなかったというのがこのゾイドの強さを物語ってるといえよう。


その後の去就は不明。
『3匹の虎伝説』のデスレイザーに随伴するスティルアーマー、ゴジュラスギガのハイパーEシールドを言及するメガデスザウラーなどを見るに、絶滅していない可能性はある。

ゾイドフューザーズ

2022年現在までのラスボスは肉食恐竜型で、

デスザウラー 超古代文明を滅ぼした破滅の魔獣
バーサークフューラー アルティメットXと同じくオーパーツ
バイオティラノ ロストテクノロジーを基にした集大成
デスレックス 半数のゾイドを捕食した「古代秘宝Z」
ゼログライジス 恐竜を絶滅に追いやった地球外生物

全部古代絡みだったなか、リヒタースケール(世界征服を狙う秘密結社)の最終兵器*2であり古代と脈絡のない竜脚類型として登場。

黒と紫の悪役チックなカラーリングで、ラスボスの例に漏れず、超大型化。リヒタースケール仕様でも超集束荷電粒子砲が「ゼネバス砲」な理由は判然としないが、小口径砲にかすったゴジュラスギガが戦闘不能になる理不尽な大火力。

ブルーシティ新市長の帝王ギャラガー(アルファ・リヒター)に抗するZiファイターを蹂躙せんと、大型化したストーム兄弟やスティルアーマーとのユニゾン形態で大暴れ。

しかし、RDの怒りに呼応し真の力を開放したライガーゼロファルコンにより爆発四散。
リヒターも逮捕され、世界征服の野望も潰えた。





追記・修正はゼネバス砲による狙撃でゴジュラスギガを封殺してからお願いいたします。

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最終更新:2022年05月24日 23:31

*1 雑誌媒体ではスティルアーマーも混ぜた重砲撃形態や格闘形態などのバリエーションも紹介されていた。

*2 RSS(リヒタースケールスペシャル)と呼称されることもある