登録日:2022/05/17 Tue 22:35:42
更新日:2025/10/29 Wed 20:34:15
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ここでは、タカラトミー(旧:トミー)による玩具シリーズ『ZOIDS』シリーズに登場する大型
ゾイド・セイスモサウルスについて解説する。
●目次
スペック
全高:10.9m
全長:53.5m
重量:198t
最高速度:70km/h
兵装
口腔内に装備。セイスモサウルスのアイデンティティ。
美しい吊り橋型の長大なボディを粒子加速器兼砲身にすることで
限界距離でもゴジュラスギガを撃ち抜く威力を実現した。
一点突破に特化した武装と思われがちだが、約6秒の照射でゴジュラスギガの頭部を綺麗に蒸発させることが出来、面制圧能力も十分強力。
国家の威信をかけたゾイドの象徴となる武器と言うこともあり「
ゼネバス砲」という渾名さえつけられている。
ただ主砲の長射程に火器管制が追い付かないのか、ディメトロドンやグランチャーによる索敵・情報支援を要しており、
これが後に影響を及ぼすことになってしまう…
頸と尾の上下に並ぶ。
接近を図る小型~中型機への対抗手段として張り巡らされた、
荷電粒子をシャワーのごとく全方位に投射できる小口径火器。
しかし小口径荷電粒子ビーム砲自体は、すでに
ゴドスやサイカーチスで実用化されており、目新しい装備ではない。実際、威力はさほどでもなく、大型ゾイド相手には効果は薄いらしい。
とはいえその砲門数から繰り出されるビームの弾幕が強力なことは変わりがなく、接近された場合の迎撃能力を高めることに貢献している。
背中の上と後方に装備。
BLOXマウントを兼ねる胴体部の銃座。
背中の前面に装備。
詳細不明ながらも口径がやや大きく、威力重視の対空兵装。
牙と尾。
フェイルセーフに近い近接兵装。
大型ゾイドにも対抗できるが、仮想敵となるゴジュラスについては割に合わない。
合体形態
機動性は落ちるが、すべての能力が向上する重装備形態。
セイスモ護衛用
キメラブロックス群のシザーストーム、レーザーストームと合体。
一部の設定では
ゴジュラスギガをも上回る格闘性能だの実際にバトルストーリーでは遠距離攻撃で負傷しつつも接近したゴジュラスギガにある程度対抗し撃破に成功するなど
ぶっちゃけチートと言っていいぐらい強い。
スティルアーマーとの合体形態。
ゴジュラスギガとの格闘戦という最悪の状況を想定して考案された形態。
アルティメットセイスモと共に『
ゾイドフューザーズ』の
ラスボスの形態としても登場。
FZ版のキットで紹介されていたキメラドラゴンとの合体形態。
誕生
発端-デスザウラーリニューアル計画-
かつての栄光を知る上級将校たちは旧ゼネバス帝国の遺産である
デスザウラーを
自国の技術だけで再設計するべきではないかと考えていた。
デスザウラーも
オーガノイド・システムの応用によって操縦性を悪化させつつも旧世代以上のパワーアップを果たしていたが、中央大陸制覇に向けた最後の課題は共和国残党の駆逐であり、自国の技術だけで生み出されたシンボルを望んでいたのだ。
―逆襲の巨竜によって死を呼ぶ巨竜が屠られたのは、まさにそんな折であった。
逆襲の巨竜を討つには?-対ゴジュラスギガ用ゾイド-
クック要塞が攻め落とされた際、共和国軍残党によって要のデスザウラーが叩き潰されたという凶報が技術部に届く。
ダークスパイナーのジャミングウェーブが通用しない古代チタニウム装甲とハイパーEシールドによる圧倒的な防御力、追撃モードと格闘モードの切り替えによる高い機動性、そして気性の荒さと引き換えに得たデスザウラーすら屠る格闘能力。
ルイーズ大統領が遺したギガノトサウルス型野生体のデータを基にして生まれ、かつて共和国軍のシンボルと呼ばれたゾイドの名を継いだ新型、
ゴジュラスギガは、まさに
次世代ゴジュラス。
ネオゼネバスの将校は思わぬ強敵の出現に衝撃を受けたが、技術者はあることを思いつく。
目指す方向は『長距離砲撃型』。
しかし大口径荷電粒子砲は距離減衰が激しく、ゴジュラスギガは生半可な砲撃では傷一つつかない。
長距離砲撃の負荷に耐えうる素材として見つけたのは、超重量の巨体を支え、ずば抜けて強靭な耐久性とエネルギー伝達力を持つ竜脚類型野生体であった。
かくしてデスザウラー再設計計画は対
ゴジュラスギガ用ゾイド計画として組み込まれていく。
光弾の竜-セイスモサウルス誕生-
対ゴジュラスギガにおける要件は、長距離から封殺できること。
これは「絶対的な圧力で消し飛ばす」大口径荷電粒子砲を「威力を一点に全集中して貫通する」『超集束荷電粒子砲』に換装することでコンセプトを達成した。
また、荷電粒子砲持ちの弱点である荷電粒子吸入ファンを狙いにくい腹部に設置。
全身に張り巡らされたビーム砲台で的になるリスクも回避し、フェイルセーフとして
キメラブロックスとの融合マウントも備えた。
ZAC.2106年春、デスザウラー・ニューモデルである史上最長のゾイド・セイスモサウルスは、ネオゼネバスの技術の結集として相応しい超大型ゾイドとして誕生した。
活躍
バトルストーリー
ZAC.2106年春、クック要塞奪還戦。
セオリー通りの長距離からの砲撃に残党が混乱した隙をついて進軍し、アルティメットセイスモの攻撃力とゼネバス砲の至近弾でゴジュラスギガを含む共和国軍残党のゾイド部隊を殲滅。
中央大陸制圧を決定的なモノにした。
しかし、ZAC.2107年に東方大陸に逃げ延びた共和国軍が、早くも対セイスモサウルス用ゾイド
凱龍輝をひっさげてきた頃合いから雲行きが怪しくなってくる。
かのゾイドがゼネバス砲を防ぎ、
ゴジュラスギガが接近しセイスモサウルスを打倒するという共和国の対策案が考案されたのだ。
翌年には重狙撃型の弱点「情報支援なしに正確に狙えない」部分を突くディメトロプテラに封殺されたことも重なり、ZAC.2109年には首都への侵攻を許してしまう。
一方で、凱龍輝の集光パネルでも完全にゼネバス砲を吸収しきれず撃ち返せなかったケースもあり、その強さは依然驚異のままである。
結局の所、ゴジュラスギガ、凱龍輝、ディメトロプテラの三者連携で打倒し得たのであって、かのデスザウラーに対する
マッドサンダーのように、
「単独でセイスモサウルスに対抗できるゾイド」はついぞ現れなかったというのがこのゾイドの強さを物語ってるといえよう。
2024年に発売されたファンブック5では「ゼネバス砲が届くのは平地で20kmまで、高所からの狙い撃ちで30kmまで」という具体的な数値が定められ、事実上いくらか弱体化した。
だがこれによって電子ゾイドとの連携が必要なくなり、ディメトロプテラのジャミングが全く意味をなさなくなったという強みも生まれた。
そしてファンブック5では、共和国軍は故郷が文字通り目と鼻の先にある士気が最高潮に高まった状態、それと同時に一回でも負ければそれで終わりという言わば手負いの獣状態に追い詰められていた。
その共和国軍との最終決戦ではデスザウラー、デススティンガー、エナジーライガーとの連携によって、二重の意味で死兵と化したゴジュラスギガですら突破できなかった防御陣を敷き、共和国軍を撤退に追い込むという事実上の勝利を飾っており、ゴジュラスギガと凱龍輝の連携によって全滅した付属のバトルストーリーとは真逆の結果となった。
その後の去就は不明。
『3匹の虎伝説』のデスレイザーに随伴するスティルアーマー、ゴジュラスギガのハイパーEシールドの存在について言及するメガデスザウラーなどを見るに、絶滅していない可能性はある。
2022年現在まで同作以外のラスボスは肉食恐竜型で、
と全部古代絡みだったなか、世界征服を狙う秘密結社「リヒタースケール」の最終兵器であり純粋な現代の技術のみで建造された竜脚類型として登場。
黒と紫の悪役チックなカラーリングで、ラスボスの例に漏れず超大型化。小口径砲の砲塔一つだけでブレードライガーとほぼ同サイズという規格外の巨躯であり、最終章では倉庫街をミニチュアのように踏み潰しながら進撃する姿を見せた。
リヒタースケール配下のキュラッシャー隊所属キメラユニットの中枢を成す存在であり、まさに決戦用の旗艦と言うべき存在。
リヒタースケール仕様でも超集束荷電粒子砲が「ゼネバス砲」と呼ばれる理由は判然としていないが、大型化は伊達ではなく、小口径砲にかすったゴジュラスギガが戦闘不能になる理不尽な大火力となっている。
ブルーシティ新市長となったリヒタースケールのリーダー、アルファ・リヒターに抗するZiファイターを根絶やしにするため出撃し、大型化したストーム兄弟とユニゾンしアルティメットセイスモに。
レジスタンスの奮戦によってユニゾンを解除され、小口径砲も殆ど潰されたが、今度はマービスのスティルアーマーとユニゾンしてベルセルクセイスモとなり、ソードレールカノンとゼネバス砲の圧倒的な火力で再び蹂躙した。
しかし、RDの怒りと、ゾイド達の想いに呼応し真の力を開放した
ライガーゼロファルコンにはゼネバス砲が全く通用せず、渾身のストライクレーザーランスで土手っ腹をぶち抜かれて爆散。
リヒターや配下達も逮捕され、世界征服の野望も潰えた。
【余談】
圧倒的な強キャラというイメージで登場したセイスモサウルスではあるものの、公式ファンブックの戦力分析図では意外にも「格闘能力:A-」「装甲:S-」となっている。
これに対してアイアンコングは「格闘能力:A」、ゴジュラスは「格闘能力:A+」、ゴジュラスギガは「格闘能力:S」となっていて、実はそこまで高い評価ではない。なんならウルトラザウルスも「格闘能力:A」と、セイスモサウルスより高い。
「装甲:S-」と言う数値もデスザウラーの「装甲:S」、マッドサンダーの「装甲:S+」には及ばない。
運動性や操縦性と言った機動力周りもさほど優れたものではない。
つまり全方面無敵と言えるようなチート級の存在ではなかったと言うことである。
それがこれほどのイメージやインパクトを残したのは、戦術の組み方や周辺のゾイドとの(合体・変形を含めた)連携を駆使したネオゼネバス帝国の運用の巧みさや、製作サイドの演出によるところが大きいと言えるだろう。
なお、(理論上は)荷電粒子砲搭載ゾイドの天敵であるマッドサンダーとの力関係はファンの間でも度々議題に上がるのだが、公式でもバトルストーリーでも一切言及されていないため考察するしかない。
セイスモサウルスのゼネバス砲は射程ギリギリでもデスザウラーの荷電粒子砲と見紛う威力を維持でき、至近距離ならばゴジュラスギガの古代チタニウム合金をハイパーEシールドごと貫くことが可能であり、これにマッドサンダーが耐えられると言える根拠は描写面でも性能データ面でも存在しない。
そもそもの話として、仮想敵としてマッドサンダーが考慮されていない筈がないのだ。
最高クラスの砲撃力を持つ反面セイスモサウルスの格闘能力はデスザウラーどころかアイアンコング以下なので接近さえすれば勝てるだろうが、接近する前にゼネバス砲の連射を受けて倒されると考えるのが自然である。
マッドサンダーが勝てるとすれば「マグネーザーで地中を掘り進んで地下から奇襲を仕掛ける」という方法が考えられるが、「地中用のグランチャーでさえ地下での移動スピードは約時速20~30kmなのに、マッドサンダーがゼネバス砲の射程外からセイスモサウルスの下に到達するのに一体どれだけ時間がかかるのか」「地下からの奇襲攻撃を得意とするステルススティンガーでさえ正確に地上の標的を貫くにはサックスティンガーとの連携が必要なのに、単身突っ込んでいったマッドサンダーがどうやって正確にセイスモサウルスを攻撃するのか」といった問題があり、とても現実的ではない。
最終決戦においても共和国軍戦線の最前列に出たのはゴジュラスギガと凱龍輝であり、マッドサンダーは後方で待機していた。
これはつまり前線に出しても無駄に撃破されるだけと判断されたからに他ならず、直接戦う描写こそなかったがマッドサンダーでセイスモサウルスを倒すのは極めて難しいと考えざるを得ない。
追記・修正はゼネバス砲による狙撃でゴジュラスギガを封殺してからお願いいたします。
- 作成乙です。でもワープロモードはやめようよ… -- 名無しさん (2022-05-17 23:41:12)
- 対策が取れるだけ旧作の最強量産型ギルベイダーよりははるかにマイルド -- 名無しさん (2022-05-18 08:45:14)
- 裏設定でバトスト極めて近い世界だからヴォルフやゼネバス、ヘリックの末裔なのかもリヒターって、想定的にアニメ版のギガヤバくねって思った -- 名無しさん (2022-05-18 17:36:24)
- ちなみに、モデルとなった恐竜セイスモサウルスは現在ではディプロドクスの一種とされ、使われない名前となっている -- 名無しさん (2022-05-18 19:11:51)
- バトルストーリーが打ち切りにならなかったらセイスモサウルスとの決着を見れたのかな? -- 名無しさん (2022-05-18 19:37:42)
- ぶっちゃけ強さ守りすぎてゴジュラスギガが不遇になったまである強さ -- 名無しさん (2022-05-18 23:29:22)
- 索敵能力の低さもぶっちゃけ後付け設定。顰蹙買ったので急遽修正パッチ当てて弱体化な印象。 -- 名無しさん (2022-05-19 16:50:35)
- 強くし過ぎて当時のゾイドシリーズに止めを刺したと言われてる機体。個人的にも、満を持して登場したゴジュラスギガが、こいつにあっさり倒された事が悲しかった。トミーはゴジュラス系を売る気無いんだなあ…と。 -- 名無しさん (2023-05-14 18:53:42)
- アルティメットセイスモの分かりやすい超重要塞感好き -- 名無しさん (2024-05-31 18:36:19)
- FB5deha -- 名無しさん (2024-12-14 07:11:55)
- ↑ミス FB5では幾分ナーフされてたな。そんなことはさしたる問題ではなかったが -- 名無しさん (2024-12-14 07:18:13)
- コアボックス加筆のあの魔改造セイスモはいくらなんでもゾイドの尊厳を踏みにじりすぎてセイスモが可哀想だったし何より読んでて恐怖した -- 名無しさん (2024-12-29 12:39:05)
- ↑良くも悪くも戦闘用ゾイドの本質を活かした魔改造とはいえヤバい機体だと思う -- 名無しさん (2025-06-22 09:55:15)
- マッドサンダーと相性が悪そうとあるが、超長距離から貫通させるのがセイスモの荷電粒子砲なのでデスザウラーの荷電粒子砲とは質が違うから反荷電粒子シールドで防げるかは分からん上に自慢のマグネーザーも使える距離まで接敵しないと無力。そもそもマッドサンダーは養殖産でデスザウラーの荷電粒子砲防ぎきれないくらい弱体化してるんで、旧バトスト時代ならともかくこの時代のマッドサンダーがセイスモより強いというのはまずあり得ない。 -- 名無しさん (2025-08-03 17:03:01)
- マッドで対抗できるならガイロスとZOITECに頼んで凱龍輝作ってもらう必要ないですしおすし -- 名無しさん (2025-08-07 18:02:43)
- ファンブック6が出るならセイスモが共和国残党を完全に滅ぼしてそうだな。事実上の勝利をしたんだしネオゼネバスは負けそうにないし。 -- 名無しさん (2025-08-08 00:57:57)
- 確かマッドサンダーは地中を掘り進んで地下から奇襲するシーンがあったはず(穴掘りならブラックライモスでもグランチャーでもできるし)。その意味でもセイスモサウルスとは相性悪くね? まああの当時にはもう稼働できるマッドサンダーがなかったのかもしれんし、マッドがやられる場合に備えて凱龍輝を発注するのもフツーに選択肢として取るだろうさ。 -- 名無しさん (2025-10-14 18:17:08)
- ↑マッドサンダーの項目にも書かれてるが最終戦でも実戦投入されてるぞ。ただし後方で指揮官機に徹しててセイスモとは戦ってないしそうなると地中潜行で奇襲仕掛けなかったのはやっても勝てないからだろう -- 名無しさん (2025-10-14 21:22:29)
- そもそもマッドで対抗出来るんなら中央大陸から叩き出されて東方大陸まで敗走せずに済んだよな?つまりそういう事だ -- 名無しさん (2025-10-15 18:29:42)
- マッドが対抗できなかったから追い出されたんじゃなくて、ネオゼネバスが独占したコア増殖を使わないと数増やせないマッドがウルトラと同じ事実上絶滅状態だったからだぞ。どれだけ強かろうが量産不可能な数体に戦局を変える力はない -- 名無しさん (2025-10-21 21:02:36)
- マッド関連の編集ツッコミどころしかないんだけど。逆に耐えられない根拠の方こそ存在しないし、ファンブック5巻の至近距離ではギガのシールドでも耐えられないって書き方は裏返せば至近距離でないと防がれるって表現だからマッドなら接近できる公算はむしろ上がってるんだけど -- 名無しさん (2025-10-27 00:30:14)
- ↑至近距離で撃ち抜いた描写があるのであってこれは至近距離じゃなければ防がれるってこととイコールではない。そもそもセイスモは「索敵範囲外からギガを撃ち抜く」がコンセプトなんであって、ギガ単体じゃ接近できないからこそ凱龍輝が開発された。あとデスザウラーの荷電粒子砲に耐えられなかったって実例があるマッドがどうやって20kmもの間セイスモの攻撃に耐えるわけ? -- 名無しさん (2025-10-27 07:52:06)
- ↑①装甲S評価の凱龍輝がゼネバス砲に耐えられるとFB5巻で確定している以上マッドの装甲S+とシールドSの複合が耐えられないと考えるのは不自然。そも粒子砲に対する備えとしてギガが凱龍輝に並んで最前線に配置されたことはかつての「ギガでは防げないから凱龍輝を作った」という設定を否定している②マッドのシールドをデスが破った事例はオーバーヒートを伴う半ば自爆技であって通常の戦闘の参考にはならない。同じように20秒近い長期間連射をセイスモができるという根拠もない。③「至近距離からの直撃には、ゴジュラスギガのEシールドさえ防ぎきることはできなかった」これは誰が見ても至近距離だったから耐えられなかったという書き方。そもそも20km先に10機も並ぶ状況でギガの接近を許した時点で接近不能という前提は全く成り立たない。 -- 名無しさん (2025-10-27 12:01:41)
- ↑↑④FB5巻のゼネバス砲はデスの粒子砲と誤認されるほど拡散するようになり、撃ち抜くものではなく単なる長距離荷電粒子砲に扱いが変わっている。至近距離外でデスと同等の威力なのであればマッドは防御できると考えるのが自然。⑤配備数が極端に少なくゼネバス側からのヘイトも高いマッドがセイスモ配備後も最終会戦時まで残存していたことは、間接的にセイスモがマッドを仕留めることができなかった証拠ともなる。 -- 名無しさん (2025-10-27 12:02:30)
- ↑、↑↑①凱龍輝の装甲Sはビーム兵器に限った話と脚注にある、つまり物理的衝撃に対する耐性とビーム、光学兵器に対する耐性は分けて考えるべき。実際にデスザウラーの荷電粒子砲発射の限界と反荷電粒子シールドのダウンはほぼ同時であり、防ぎきれなかった荷電粒子砲を一瞬浴びただけで装甲が融解している。また物理的装甲で荷電粒子砲を防ぐのは不可能と明記されている。あと付属のバトルストーリーの時点でセイスモサウルスの攻略法は「凱龍輝がギガの前に立って攻撃を防いでいる間に接近して格闘戦に持ち込む」ことだけだとされており、ギガと凱龍輝が並んで戦線に立つことは「ギガ単体では接近できないから凱龍輝が開発された」こととなにも矛盾はしない。 -- 名無しさん (2025-10-28 08:12:59)
- 続き:②次世代のデスザウラー開発計画を引き継いだセイスモサウルスは最低でもデスザウラーと同等のエネルギーを生み出せることが条件であり、それが出来るからこそ雷竜型の野生体が素体に選ばれたののであって、デスザウラーと同様に荷電粒子吸入ファンがついていることからデスザウラーがやった「オーバーヒートギリギリまで荷電粒子砲を発射する」ということはセイスモサウルスにも出来ると考えたほうが自然、どうしても出来ないとしたいならその根拠を示す必要がある。③バトルストーリーの描写から見るに「要塞への攻撃を優先した」「飛行ゾイド撃墜を優先した」等の理由付けは可能。何回も言われていることだが「ギガ単体では接近できないから凱龍輝が開発された」というのは公式の設定。 -- 名無しさん (2025-10-28 08:14:17)
- さらに続き:④デスザウラーの近接射撃はS、中距離射撃はS-で、セイスモサウルスは近接、中距離、遠距離全てでS+の威力を維持できる。射程ギリギリではSくらいの威力にダウンしたとしても中距離までくればデスザウラーの荷電粒子砲を上回る威力を発揮できるのは明確で、「至近距離外でデスと同等の威力」という前提が公式の設定を完全に無視している。⑤最終決戦で最前線に立ったのはギガと凱龍輝であり、マッドは後方で待機しているに留まった。セイスモサウルスと戦っていないのだから「セイスモがマッドを仕留めることができなかった」のは当たり前。 -- 名無しさん (2025-10-28 08:15:04)
- ①。同じ枠の中で別の指標があるなどという捻くれた考え方をせずとも、「集光パネルの対ビーム耐性を装甲として段階評価するとS」ですっきりと話は終わる。そして同じ装甲でマッドのS+はそれ以上の評価=それ以上の防御力を持っていると見るのが普通の考え方。事実、大口径荷電粒子砲も浴びても赤熱溶解するだけで全く致命傷にはならない防御力を証明し済んでいる。 -- 名無しさん (2025-10-28 20:35:31)
- ①続き また装甲が溶解したことで「物理的装甲で完全防御は不可能」という整合性も取れている。そもそも「物理的装甲で防御不可能」という設定自体がFB1巻当時のもので設定として古い。そして①~③について纏めての反証だけど、FB5巻の内容は旧来の設定の多くを否定した。デスの敗北前からセイスモが開発されていたか?ジェットファルコンはZOITECが横流ししたか?ゼネバス砲はディメトロプテラに阻害されたか?エナジーは対凱龍輝用に開発されていたか?新しい文献が出たなら古い設定は上書きされていくもので、公式であろうと箱裏を含めた20年前の情報はFB5巻でほぼ過去のものとなった。FB5巻はギガ単独でもセイスモに接近し撃破可能であることを示し、ギガではセイスモに接近不可能だから凱龍輝が作られたというかつての前提はタカラトミーから否定されている。 -- 名無しさん (2025-10-28 20:59:54)
- ④近接射撃、中距離射撃、遠距離射撃はそれぞれが別の基準で段階評価されていることは、近接より中距離の評価が高いウルトラ、ガンブラスターなどが証明している。中距離Sのウルトラが大口径荷電粒子砲に匹敵する破壊力を発揮できるわけではないように、中距離がS+だからといってデスの近距離S以上の威力である証拠にはならない。何より、セイスモの粒子砲は撃ち下ろしなら30kmまで届く。そのうち20kmの時点でデスと同等になっているなら途中でそれだけ拡散しているのは議論の余地が無い。何度も重ねて言うがFB5巻のゼネバス砲デス級の火力を20km以上先まで届ける砲であって、かつての一点貫通ではなくなっている。混同してはいけない。⑤についてはマッドが倒されてないという事実の受け取り方の問題で平行線でしかないんでそのまま -- 名無しさん (2025-10-28 21:05:03)
- ↑↑↑公式で「集光パネルは物理的衝撃に弱い」と明言されており、そもそも攻撃を防ぐ原理が通常の装甲と全く違う。それを他のゾイドにそのまま当てはめて「凱龍輝より評価が高いから凱龍輝以上に荷電粒子砲に耐えられる」とするのは短絡的すぎ。設定で「デススティンガーの荷電粒子砲にも耐えられる」とされている凱龍輝以上の装甲のマッドが一瞬荷電粒子砲を浴びただけで装甲が溶けているのだから、物理的衝撃に対する耐性とビーム兵器に対する耐性は違うという証左となる。あと公式が言っていることに古いもなにもない、設定を覆す描写があるならともかく荷電粒子砲を浴びたゾイドは全て綺麗に蒸発しているのだから「物理的装甲で防御不可能」という前提で考えるべき。 -- 名無しさん (2025-10-29 14:19:19)
- どっちにしろ、実際のバトストでマッドサンダーと戦ったことがない以上、どっちが勝つ説も独自研究の域を出ないから載せるの自体ちょっと不適切な気がしないでもない -- 名無しさん (2025-10-29 14:21:40)
- なんか文の書き方とか根拠の出し方が最近pixivのゾイド記事を私物化しているmusiっていうのに似てて多分同一人物なんだろうけど、独自研究はどこまでいっても痛々しさを含む妄想でしかないから万人に押し付けちゃいかんよ。セイスモがマッドをぶち抜くところが公式媒体から出たら自信もって書けばいい -- 名無しさん (2025-10-29 20:34:15)
最終更新:2025年10月29日 20:34