集合的無意識

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&font(#6495ED){登録日}:2011/02/02(水) 06:37:53 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 【解説】 &font(#008000){集合的無意識}とは、心理学で有名なユングが唱えた概念の事。 かい摘まんで表現するのは難しいけどあえて要約するなら 『&font(#008000){人類や民族が先天的に持っている、共通の無意識やイメージ}』 ということかな。 &font(#008000){集合的無意識}の前に、まず&font(#ffdc00){無意識}から掘り下げて説明するね。 【&font(#ffdc00){無意識}】 #center(){&blankimg(アップロードした画像名,width=76,height=102)} ――彼を見てご覧なさい。目はクリッとしてるしね。 耳が生えてて愛らしいでしょ。これ、仔犬の柴ですわ。―― さて、この画像を見た多くの人が 十分な教育・教養の上に正しい道徳観を身に付けていて、 過去犬に噛み付かれた経験が無く 脳神経系と精神に異常をきたしていなければ、 &font(#ff0000){かあぁいいよおおぉ}とか &font(#ffdc00){はあぁうぅんっ}とか &font(#800080){ペロペロ} とか、実に健康的な事を考えたと思う。   そしてそれらは恐らく、『考えるより前』に或いは『反射的』に浮かんだと思うけど、&font(#ffdc00){無意識}っていうのは概ねそういうことなんだよ。 &font(#0000ff){意識}の定義はその分野によって色々解釈があるけど、とりあえずは 『&font(#0000ff){知覚ないし、認識できる対象の総体。}』 の事。 感情・観念・感覚とかだね。 この意識の外にあって認識から外れた、ある意味本能にも似た部分を&font(#ffdc00){無意識}っていうんだ。   言葉で説明するのは難しいから例を挙げて考えてみようか。 例えば『習慣』。 僕達は眠りから覚めた後、何かしらアクションを起こす。 それが PCの電源を入れるだったり 時間を確認するだったり 二度寝しようとしたり なんだけど、 それらは一様にして習慣からくる&font(#ffdc00){無意識}の行動だよね。 『呼吸』にしたってそうで、&font(#0000ff){意識的}に止めることが出来ても&font(#ffdc00){無意識的}に止める事は出来ない。 眠ってる間だって呼吸をしているし、呼吸を忘れたら当然死んでしまう。 『癖』なんかは無意識の最たるものじゃないかな。 可愛らしい癖を無意識的にやっちゃう娘の愛らしさったらないね。 意識的にやってる女性には是非とも、無意識的な呼吸のコントロールを忘れて欲しいものだよ。 そして酸欠でshine   こんな風に&font(#ffdc00){無意識}は、ある意味強力に根付いているもので、&font(#0000ff){意識}から外れているからコントロールも難しい。 皆の[[お嫁さん]]にしても、記憶とか体験から作られた&font(#ffdc00){無意識}下の嗜好とか、好みに合致した結果だよね。 【&font(#008000){集合的無意識}】 前置きが長くなったけど、ここで冒頭に立ち返ってみよう。 &font(#008000){集合的無意識}は、 『&font(#008000){人類や民族間が共有する先天的な無意識やイメージ}』 って要約したよね。 個人を越えた共通の無意識とかイメージは確かに存在する。 その最たるものは、恐怖のイメージであれば『&font(#800080){死}』だね。 ヒトは生まれながらにして、『&font(#800080){死}』を恐れる。 死をより具体的に掘り下げて考えるなら、例えば&font(#ff0000){火}。 もし眼前で火事が起これば、そこに特別な事情がなければ、ヒトは火元から大きく距離をとる。 というのは、現知されている全ての人類や民族は未だ火への耐性を獲得していないから(つまり火に留まる事は命の危険を意味する)。 ややこしいけれど、恐怖のイメージである&font(#800080){死}を、より掘り下げて抽出した対象の一つが火であって、 それは集合的無意識における(引いては人類共通の)恐怖のイメージの一つという事になる。   世界各国の神話には遠く離れた地域に伝わっているにも関わらず、何故か類似点の多い説話(例:[[イザナギ>イザナギ(ペルソナ4)]]と[[オルフェウス>オルフェウス(ペルソナ3)]])も 集合的無意識の存在の根拠として挙げられる。 ああ、すまない。 こんな真面目くさった話は[[どうでもいいん]]だ。 結論を述べよう。 [[僕達]]は[[おっぱい]]が大好きだ。 ヒトは性に目覚めたその瞬間から、種の保存という本能に従って無意識下に異性を求める。 これは、人類の生存本能に沿う形の無意識的な集合的無意識なんだ(全ヘテロが種の存続の為に、無意識に異性を求めるという集合的無意識)。 [[小さなおっぱい]] [[大きなおっぱい]] 中くらいのおっぱい きれいなおっぱい おっぱいおっぱいおっぱい……。 個人の趣味趣向こそあれ、集合的無意識を起因として僕達はおっぱいが大好きだ。 でも、だからと言って 『違う!これは集合的無意識の仕業なんだ!』 と、無差別に見知らぬ美少女のおっぱいをもんじゃあいけないよ。 さて、この稚拙で要領を得ない説明と限りなく解り辛い例えに、苦言を呈したい人もいると思う。 でも大丈夫。 こんな時、皆の倫理観と道徳観に起因する無意識的良心に、最も効果的に働きかける言葉がある。 『追記修正よろしくお願いします。』 ユング先生に、敬意を表して。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 喩えがクドすぎてマジで意味が分かりづらい -- 名無し (2013-04-04 13:52:22) - 本当に気持ち悪い、いい題材なんだが本当にもったいない -- 名無しさん (2014-01-16 07:40:21) - やべえ!よくわからねえ!て言うか殆ど自分の趣味を語ってるだけじゃん結局良く分からなかったゾ -- 名無しさん (2015-04-19 17:41:04) - 犬が無理で何がダメなんだ…… -- 名無しさん (2015-04-19 17:43:26) - キモすぎ… -- 名無しさん (2016-01-10 00:54:18) - 蛇を過剰に恐れたり、逆に神とあがめたり、みたいな -- 名無しさん (2016-01-10 01:26:38) - 維摩経といい、どうしてまともな題材をふざけた記事にするんだ…毒キノコの記事はクオリティーが高いのに -- 名無しさん (2016-03-26 13:39:13) - つまり、例えばだな。萌え系以外で悪魔の絵がみんなあんな不気味で恐ろしい姿(あるいはそういった要素を含んだ形)で描かれるのは、人類の集合無意識に『悪魔はそういうものだ』というものが刻み込まれているからってことだよ……たぶん。……あってる? -- 名無しさん (2016-03-26 14:00:06) - どこの国の神話にも「人類には不老不死になるチャンスがあったのにそれを逃した」みたいなエピソードがあるとか宗教の教祖が修行中に最初に見るのは必ず悪魔でそれを排除して開眼するとかそういう話かな? -- 名無しさん (2016-03-26 14:40:43) - なんかこの項目キモいな -- 名無しさん (2016-03-26 21:40:07) - もうちょっとマシな記事にできただろうに建てた奴は何考えてんだ -- 名無しさん (2016-03-29 23:17:05) - 画像消えちゃってるぞい -- 名無しさん (2016-03-29 23:29:50) - 「人類共通のイメージ」の記事で筆者個人の趣味について長々と書くなんて本末転倒もいい所 -- 名無しさん (2016-03-29 23:56:06) - 斎藤環の、おたく神経サナトリウム思い出した。 -- 名無しさん (2016-03-30 00:13:48) - こういう項目って削除案件じゃないの?ほとんど筆者の自分語りじゃん -- 名無しさん (2016-05-20 23:30:03) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/02/02 Wed 06:37:53 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b){海上に露出した氷山のような有意識。} &font(b){海中に沈んでいる氷塊のような無意識。} &font(b){そしてそれらを底から支える、大いなる海のような集合的無意識。} } ---- 目次 #contents() ---- *そもそも無意識とは 読んで字の如く、「意識」が「無」の状態である。 例えば、真夏の日差しに当てられた時、暑いと思うだろう。これは、 +肌が気温を感じた。 +その気温は人間が過ごしやすい気温と比べると高い温度だ。 +つまり、暑い。 というプロセスによって導き出されるものだが、大抵の人間であればわざわざこんなまだるっこしいことを頭で考えずとも、暑いという考えが自然と浮かぶだろう。 例えば、靴を履く時。人によって右足から履くか左足から履くか、或いはどちらでもいいけれど靴が近い方から、といった風に履く順番は異なるだろうけれど、わざわざどちらから履こうなどと考えずに履くだろう。 こういったように、意識せずに感じる気持ちや行う行動、そういったものが無意識である。 *集合的無意識 では、&font(#080){&font(u){集合的}無意識}とは何か。 これは心理学で有名なユングが唱えた概念の事。 かい摘まんで表現するのは難しいけどあえて要約すると #center(){『&font(#080){人類や民族が先天的に持っている、共通の無意識やイメージ}』} となる。 ただの無意識とどう異なるのかというと、それが集団に共通のものが見られるという点である。 上記した例の場合、靴を履く方は人によって行う行動は違うため集合的無意識には当てはまらないが、暑いと感じる方は脳機能に異常が無い限り万人が等しく暑いと感じるため、集合的無意識となる。 *集合的無意識の例 **死への恐怖 脳機能に異常が無い限り、人は死というものに対して恐れを感じるようにできている。 高所に立てば足がすくむし、痛みを感じれば反射的にその部位を引っ込めてしまう。 「自分は高い所が平気だ」という人も多いだろうが、そういった認識は、手摺や窓ガラス等のおかげで自分は安全であるという認識を後天的に得たからである。 **幼児への愛情 生物は基本的に同族の遺伝子を後世まで残すために活動している。 そのため、その象徴である赤ちゃんに対しては何も無いフラットな状態だと愛しく感じるようにできている。 こちらも上と同様に、自分は赤ん坊が苦手だという人も多いだろうが、それは泣き声の煩さや対応の面倒さ、親を取られる危機感といったストレスが、先天的に抱いている愛情を上回った結果である。 また、それに付随して、幼児と似通った特徴を持つものに対しても好感を持つようにできている。 例として、非言語的なコミュニケーションが主となり肉体も小さい愛玩動物や、頭部の大きさに対して顔のパーツが占める比率の大きいデフォルメキャラクター等が挙げられる。 **類似する神話 日本神話に、[[イザナギ]]という神がいる。 彼のエピソードをざっくりと説明すると、 #center(){ &font(b){死んだ[[妻>イザナミ]]を取り戻すために死後の世界に向かい、} &font(b){一時は彼女と再会することができたものの、} &font(b){現世に戻るまで振り返ってはいけないという言いつけを破った結果} &font(b){妻は完全に還らぬ者となってしまった} } というものである。 ギリシア神話に、オルフェウスという人物がいる。 彼のエピソードをざっくりと説明すると、 #center(){ &font(b){死んだ妻を取り戻すために死後の世界に向かい、} &font(b){一時は彼女と再会することができたものの、} &font(b){現世に戻るまで振り返ってはいけないという言いつけを破った結果} &font(b){妻は完全に還らぬ者となってしまった} } というものである。 ……おや? このように、全く違う土地の神話に、極めて似通ったエピソードが存在することがある。 他にもエジプトと日本、どちらも川の向こうは死者の国というふうに死後の世界観が似通っている。 また、&ruby(オオゲツヒメノカミ){[[大気津比売神]]}や&ruby(うけもちのかみ){保食神}の様な食物の誕生に関する神話も世界中にみられ、インドネシア神話の女神の名をとって「ハイヌウェレ神話」と総称されている。 こうした神話・逸話は、偶然似てしまったというにはあまりにも類似点が多い。かと言って、どちらかがもう片方に伝来した結果そうなったというのも、当時の人間の活動範囲を考えると無理がある。 では何故こんなにも似ているのか。それは集合的無意識が理由である(とされている)。 死者は蘇ることは無いという理解、 愛する人を取り戻したいという気持ち、 約束を破れば報いが来るという認識、 安堵と心配で振り返ってしまうという反射等、 各々が集合的無意識によって生み出される要素が絡まり合った結果、人間はこういったエピソードを考え出すようにできている、という考えだ。 ---- 追記・修正は無意識下でお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,19) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 依頼により、コメント欄をリセット致しました。無い画像リンクもコメント化しましたが、必要であれば編集し直して下さい。 -- 名無しさん (2016-12-28 10:45:51) - コメント欄よりもリセットすべきものがあるだろう。例えばこのページの本文とか -- 名無しさん (2017-01-17 03:32:15) - イザナギとオルフェウスあたりまではいいとしても、その後のおっぱいのくだりは正直どうなんだ?アニヲタ的にはそれこそペルソナシリーズのとか話の方がいいんでない? -- 名無しさん (2017-01-17 22:25:03) - このページまだ書き直されてなかったのか -- 名無しさん (2017-01-18 10:36:59) - はっ!もしや、アトラススタッフが、キタローの初期ペルソナにオルフェウスを、そして番長の初期ペルソナにイザナギを設定したのも、もしかしたら集合的無意識の仕業!?Σ -- 名無しさん (2017-01-18 10:41:52) - トリニティソウル -- 名無しさん (2017-02-22 11:47:21) - 集合的無意識が出てくる創作作品を追記するのもいいんじゃないかな? ペルソナとかギアスとか。 -- 名無しさん (2018-06-19 07:37:40) - 空の境界で言ってた阿頼耶識とか あと戦真館の舞台もある意味ではこれだよね -- 名無しさん (2020-03-01 21:17:46) - 集合的無意識って灰かぶりとか3匹の子豚とか、国を超えて似たような童話があるとかいうアレだっけ。それは違うやつだっけ -- 名無しさん (2020-10-18 02:24:59) - ゼノサーガでも作品世界の -- 名無しさん (2021-01-06 02:26:20) - 途中送信失礼。根幹設定として使われてたな -- 名無しさん (2021-01-06 02:27:03) - それを考えると、その集合無意識にギアスをかけられるルルーシュは本当にすごいな -- 名無しさん (2021-01-06 14:16:06) - 集合無意識の世界に入り込んで巨悪と戦い、人々の心を動かした2以降のペルソナもすごいよ -- 名無しさん (2021-01-06 18:07:41) - ↑確かにそうだなぁ……。 -- 名無しさん (2021-01-06 18:10:17) - ちなみに初代ペルソナにも集合無意識は出てくる。ペルソナ自体が心理学用語なだけあり集合無意識も毎回のように登場している。 -- 名無しさん (2021-01-06 18:17:22) - 共時性とウーヌス・ムンドゥスの話がないな。偶然の一致に因果を見出す、因果のない類似の裏にあるものとして(仮定的に)おいた概念よな。 -- 名無しさん (2021-02-05 04:47:04) - 久々に見たらオナニーみたいな内容が直ってるやんけ! -- 名無しさん (2021-06-09 14:45:59) - 音無彩名 -- 名無しさん (2021-06-09 17:09:59) - Let's all love lain -- 名無しさん (2023-01-28 18:37:35) - 神話を持たないピダハンでも精霊みたいなのはいると信じてるから不思議よな -- 名無しさん (2023-01-30 09:40:37) - 違う場所でも同じような神話が生まれるのって思想の収斂進化みたいなもんなんかねぇ -- 名無しさん (2023-06-06 17:02:33) #comment #areaedit(end) }

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